JPH04290824A - 医薬の新規活性成分としてのカルバゾンの用途 - Google Patents

医薬の新規活性成分としてのカルバゾンの用途

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JPH04290824A
JPH04290824A JP3320515A JP32051591A JPH04290824A JP H04290824 A JPH04290824 A JP H04290824A JP 3320515 A JP3320515 A JP 3320515A JP 32051591 A JP32051591 A JP 32051591A JP H04290824 A JPH04290824 A JP H04290824A
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JP
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methyl
thiazolidin
oxo
alkyl
ylidenehydrazono
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JP3320515A
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Ulrich Feige
ウルリッヒ ファイゲ
Irmgard Wiesenberg
イルムガルト ビーゼンベルク
Leo Widler
レオ ビドラー
Pier G Ferrini
ピエル ジョルジオ フェリーニ
Martin Missbach
マルチン ミスバッハ
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、式Iのカルバゾン:
【化4】 (上式中、XおよびYは各々互いに独立に、チオまたは
スルフィニルであり、R1 は低級アルカ−2−エン−
1−イル、低級アルカ−3−エン−2−イル、低級アル
カ−2−イン−1−イル、または脱離して二重結合を形
成することができる基により2,3−位において置換さ
れている低級アルキルであり、R2 は水素でありそし
てR3 は非置換のメチルまたは水素R2 と一緒に脱
離して二重結合を形成することができる基により置換さ
れているメチルであり、あるいはR2 とR3 が各々
水素もしくは低級アルキルであるかまたは一緒になって
メチレンであり、R4 は遊離のもしくは保護されたヒ
ドロキシ、または水素であり、そしてR5 は水素、低
級アルキル、低級アルカ−2−エン−1−イル、低級ア
ルカ−2−イン−1−イル、または脱離して二重結合を
形成することができる基により2,3−位において置換
されている低級アルキルである)およびそれらの医薬上
許容される塩の、リウマチ型の疾患の治療のためのおよ
び医薬組成物の調製のための用途;リウマチ型の疾患の
治療方法;並びに常用の医薬賦形剤と共に式Iの化合物
または医薬上許容されるその塩を含んで成る医薬組成物
に関する。
【0002】脱離して二重結合を形成することができる
基により2,3−位において置換されている低級アルキ
ルは、例えば、2−もしくは3−アミノ−,2−もしく
は3−低級アルキルアミノ−または2−もしくは3−ジ
−低級アルキルアミノ−低級アルキル、2−もしくは3
−低級アルキレンアミノ−,2−もしくは3−(アザ)
−低級アルキレンアミノ−,2−もしくは3−(オキサ
)−低級アルキレンアミノ−または2−もしくは3−(
チア)−低級アルキレンアミノ−低級アルキル、2−も
しくは3−ヒドロキシ−,2−もしくは3−低級アルカ
ノイルオキシ−,2−もしくは3−低級アルコキシカル
ボニルオキシ−または2−もしくは3−トリ−低級アル
キルシリルオキシ−低級アルキル、あるいは2−もしく
は3−ハロ−低級アルキルである。
【0003】水素R2 と一緒に脱離して二重結合を形
成することができる基により置換されているメチルは、
例えば、ジ−低級アルキルアミノメチルまたはハロメチ
ルである。
【0004】保護されたヒドロキシは、例えば、低級ア
ルカノイルオキシ、ハロ−低級アルカノイルオキシ、低
級アルコキシカルボニルオキシ、非置換であるかまたは
低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン
および/またはニトロにより置換されているベンゾイル
オキシ、スルホニルオキシ、O−モノ−もしくはO,O
−ジ−低級アルキルホスホニルオキシまたはトリ−低級
アルキルシリルオキシである。
【0005】本明細書を通じて、低級の基および化合物
への言及は、例えば7以下、好ましくは4以下の炭素原
子(C原子)を有するものを意味すると解釈すべきであ
る。
【0006】低級アルキルは、例えばC1 −C7 ア
ルキル、好ましくはC1 −C4 アルキル、例えば特
にメチル、または第二にはエチル、プロピルまたはブチ
ルであるが、イソブチル、 sec−ブチル、tert
−ブチルまたはC5 −C7 アルキル基、例えばペン
チル、ヘキシルもしくはヘプチル基であってもよい。低
級アルコキシは、例えばC1 −C7 アルコキシ、好
ましくはC1 −C4 アルコキシ、例えばメトキシ、
エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシまたはブトキシ
であるが、イソブトキシ、sec −ブトキシ、ter
t−ブトキシまたはペンチルオキシ、ヘキシルオキシも
しくはヘプチルオキシ基であってもよい。
【0007】低級アルカ−2−エン−1−イルは、例え
ばC3 −C7 アルカ−2−エン−1−イル、特にC
3 −C5 アルカ−2−エン−1−イル、例えばアリ
ル(プロパ−2−エン−1−イル)またはメタリル(2
−メチルプロパ−2−エン−1−イル)である。低級ア
ルカ−3−エン−2−イルは、例えばC3 −C7 ア
ルカ−3−エン−2−イル、特にC3 −C5 アルカ
−3−エン−2−イル、例えばブタ−3−エン−2−イ
ルである。
【0008】低級アルカ−2−イン−1−イルは、例え
ばC3 −C7 アルカ−2−イン−1−イル、特にC
3 −C5 アルカ−2−イン−1−イル、例えばプロ
パ−2−イン−1−イルまたは2−メチルプロパ−2−
イン−1−イルである。2−もしくは3−アミノ−低級
アルキルは、例えば、2−アミノ−C3 −C7 アル
キル、特に2−アミノ−C3 −C5 アルキル、例え
ば2−アミノプロピルもしくは2−アミノ−2−メチル
プロピル、または3−アミノ−C3 −C7 アルキル
、特に3−アミノ−C3 −C5 アルキル、例えば3
−アミノプロピルもしくは3−アミノ−2−メチルプロ
ピルである。
【0009】2−もしくは3−低級アルキルアミノ−低
級アルキルは、例えば、2−C1 −C4 アルキルア
ミノ−C3 −C7 アルキル、特に2−C1 −C4
 アルキルアミノ−C3 −C5 アルキル、例えば2
−C1 −C4 アルキルアミノプロピルもしくは2−
C1 −C4 アルキルアミノ−2−メチルプロピル、
または3−C1 −C4 アルキルアミノ−C3 −C
7 アルキル、特に3−C1 −C4 アルキルアミノ
−C3 −C5 アルキル、例えば3−C1 −C4 
アルキルアミノプロピルもしくは3−C1 −C4 ア
ルキルアミノ−2−メチルプロピルであり、ここでC1
 −C4 アルキルは、例えばメチル、エチル、プロピ
ルまたはブチルである。
【0010】ジ−低級アルキルアミノメチルは、例えば
、N,N−ジ−C1−C4 アルキルアミノメチル、例
えばN,N−ジメチルアミノメチル、N,N−ジエチル
アミノメチル、N−エチル−N−メチルアミノメチル、
N,N−ジプロピルアミノメチル、N−メチル−N−プ
ロピルアミノメチル、N−イソプロピル−N−メチルア
ミノメチルまたはN−ブチル−N−メチルアミノメチル
であるが、N−イソブチル−N−メチルアミノメチル、
N−メチル−N−sec−ブチルアミノメチル、N−メ
チル−N−tert−ブチルアミノメチルまたはN−メ
チル−N−ペンチルアミノメチル、N−ヘキシル−N−
メチルアミノメチルもしくはN−ヘプチル−N−メチル
アミノメチル基であってもよい。
【0011】2−もしくは3−ジ−低級アルキルアミノ
−低級アルキルは、例えば、2−(N,N−ジ−C1 
−C4 アルキルアミノ)−C3 −C7 アルキル、
特に2−(N,N−ジ−C1 −C4 アルキルアミノ
)−C3 −C5 アルキル、例えば2−(N,N−ジ
−C1 −C4 アルキルアミノ)プロピルもしくは2
−(N,N−ジ−C1 −C4 アルキルアミノ)−2
−メチルプロピル、または3−(N,N−ジ−C1 −
C4 アルキルアミノ)−C3 −C7アルキル、特に
3−(N,N−ジ−C1 −C4 アルキルアミノ)−
C3 −C5 アルキル、例えば3−(N,N−ジ−C
1 −C4 アルキルアミノ)プロピルもしくは3−(
N,N−ジ−C1 −C4 アルキルアミノ)−2−メ
チルプロピルであり、ここでC1 −C4 アルキルは
例えばメチル、エチル、プロピルまたはブチルである。
【0012】2−もしくは3−低級アルキレンアミノ−
低級アルキルは、例えば、4〜7員の2−(N,N−ア
ルキレンアミノ)−C3 −C7 アルキル、特に2−
(N,N−アルキレンアミノ)−C3 −C5 アルキ
ル、例えば2−(N,N−アルキレンアミノ)プロピル
もしくは2−(N,N−アルキレンアミノ)−2−メチ
ルプロピル、または3−(N,N−アルキレンアミノ)
−C3 −C7 アルキル、特に3−(N,N−アルキ
レンアミノ)−C3 −C5 アルキル、例えば3−(
N,N−アルキレンアミノ)プロピルもしくは3−(N
,N−アルキレンアミノ)−2−メチルプロピルであり
、ここで4〜7員のN,N−アルキレンアミノは、特に
ピロリジノ、ピペリジノまたは、第二にはヘキサヒドロ
アゼピノもしくはオクタヒドロアゾシノである。
【0013】2−もしくは3−(アザ)−低級アルキレ
ンアミノ−低級アルキルは、例えば、4〜7員の2−〔
N,N−(アザ)アルキレンアミノ〕−C3−C7 ア
ルキル、特に2−〔N,N−(アザ)アルキレンアミノ
〕−C3 −C5 アルキル、例えば2−〔N,N−(
アザ)アルキレンアミノ〕プロピルもしくは2−〔N,
N−(アザ)アルキレンアミノ〕−2−メチルプロピル
、または3−〔N,N−(アザ)アルキレンアミノ〕−
C3 −C7 アルキル、特に3−〔N,N−(アザ)
アルキレンアミノ〕−C3 −C5 アルキル、例えば
3−〔N,N−(アザ)アルキレンアミノ〕プロピルも
しくは3−〔N,N−(アザ)アルキレンアミノ〕−2
−メチルプロピルであり、ここで4〜7員のN,N−(
アザ)アルキレンアミノは、特にピペラジノまたはN′
−C1 −C4 アルキルピペラジノ、例えばN′−メ
チルピペラジノ、またはN′−C1 −C7 アルカノ
イルピペラジノ、例えばN′−アセチル−もしくはN′
−ピバロイル−ピペラジノである。
【0014】2−もしくは3−(オキサ)−低級アルキ
レンアミノ−低級アルキルは、例えば、4〜7員の2−
〔N,N−(オキサ)アルキレンアミノ〕−C3 −C
7 アルキル、特に2−〔N,N−(オキサ)アルキレ
ンアミノ〕−C3 −C5 アルキル、例えば2−〔N
,N−(オキサ)アルキレンアミノ〕プロピルもしくは
2−〔N,N−(オキサ)アルキレンアミノ〕−2−メ
チルプロピル、または3−〔N,N−(オキサ)アルキ
レンアミノ〕−C3 −C7 アルキル、特に3−〔N
,N−(オキサ)アルキレンアミノ〕−C3 −C5 
アルキル、例えば3−〔N,N−(オキサ)アルキレン
アミノ〕プロピルもしくは3−〔N,N−(オキサ)ア
ルキレンアミノ〕−2−メチルプロピルであり、ここで
4〜7員のN,N−(オキサ)アルキレンアミノは、特
にモルホリノである。
【0015】2−もしくは3−(チア)−低級アルキレ
ンアミノ−低級アルキルは、例えば、4〜7員の非置換
のまたはS−酸素化された2−〔N,N−(チア)アル
キレンアミノ〕−C3 −C7 アルキル、特に2−〔
N,N−(チア)アルキレンアミノ〕−C3 −C5 
アルキル、例えば2−〔N,N−(チア)アルキレンア
ミノ〕プロピルもしくは2−〔N,N−(チア)アルキ
レンアミノ〕−2−メチルプロピル、または3−〔N,
N−(チア)アルキレンアミノ〕−C3 −C7 アル
キル、特に3−〔N,N−(チア)アルキレンアミノ〕
−C3 −C5 アルキル、例えば3−〔N,N−(チ
ア)アルキレンアミノ〕プロピルもしくは3−〔N,N
−(チア)アルキレンアミノ〕−2−メチルプロピルで
あり、ここで4〜7員のN,N−(チア)アルキレンア
ミノは、特にチオモルホリノまたはS−オキシ−もしく
はS,S−ジオキシ−チオモルホリノである。
【0016】2−もしくは3−ヒドロキシ−低級アルキ
ルは、例えば、2−ヒドロキシ−C3 −C7 アルキ
ル、特に2−ヒドロキシ−C3 −C5 アルキル、例
えば2−ヒドロキシプロピルもしくは2−ヒドロキシ−
2−メチルプロピル、または3−ヒドロキシ−C3 −
C7 アルキル、特に3−ヒドロキシ−C3 −C5 
アルキル、例えば3−ヒドロキシプロピルもしくは3−
ヒドロキシ−2−メチルプロピルである。
【0017】低級アルカノイルオキシは、例えば、C1
 −C7 アルカノイルオキシ、特にC1 −C5 ア
ルカノイルオキシ、例えばアセトキシ、プロピオニルオ
キシ、ブチリルオキシ、バレロイルオキシまたはピバロ
イルオキシであるが、C6 −またはC7 アルカノイ
ルオキシ、例えばカプロイルオキシであってもよい。
【0018】2−もしくは3−低級アルカノイルオキシ
−低級アルキルは、例えば、2−(C1 −C7 アル
カノイルオキシ)−C3 −C7 アルキル、特に2−
(C1 −C7 アルカノイルオキシ)−C1 −C5
 アルキル、例えば2−(C1 −C7 アルカノイル
オキシ)プロピルもしくは2−(C1 −C7 アルカ
ノイルオキシ)−2−メチルプロピル、または3−(C
1 −C7 アルカノイルオキシ)−C3−C7 アル
キル、特に3−(C1 −C7 アルカノイルオキシ)
−C1 −C5 アルキル、例えば3−(C1 −C7
 アルカノイルオキシ)プロピルもしくは3−(C1 
−C7 アルカノイルオキシ)−2−メチルプロピルで
あり、ここでC1 −C7 アルカノイルオキシは特に
C1 −C4 アルカノイルオキシ、例えばアセトキシ
またはピバロイルオキシである。
【0019】低級アルコキシカルボニルオキシは、例え
ば、C1 −C7 アルコキシカルボニルオキシ、好ま
しくはC1 −C4 アルコキシカルボニルオキシ、例
えばメトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオ
キシ、プロポキシカルボニルオキシ、イソプロポキシカ
ルボニルオキシまたはブトキシカルボニルオキシである
が、イソブトキシカルボニルオキシ、sec−ブトキシ
カルボニルオキシ、tert− ブトキシカルボニルオ
キシまたはペンチルオキシカルボニルオキシ、ヘキシル
オキシカルボニルオキシもしくはヘプチルオキシカルボ
ニルオキシ基であってもよい。
【0020】2−もしくは3−低級アルコキシカルボニ
ルオキシ−低級アルキルは、例えば、2−(C1 −C
7 アルコキシカルボニルオキシ)−C3 −C7 ア
ルキル、特に2−(C1 −C7 アルコキシカルボニ
ルオキシ)−C3 −C5 アルキル、例えば2−(C
1 −C7 アルコキシカルボニルオキシ)プロピルも
しくは2−(C1 −C7 アルコキシカルボニルオキ
シ)−2−メチルプロピル、または3−(C1 −C7
 アルコキシカルボニルオキシ)−C3 −C7 アル
キル、特に3−(C1 −C7 アルコキシカルボニル
オキシ)−C3 −C5 アルキル、例えば3−(C1
 −C7 アルコキシカルボニルオキシ)プロピルもし
くは3−(C1 −C7 アルコキシカルボニルオキシ
)−2−メチルプロピルであり、ここでC1 −C7 
アルコキシカルボニルオキシは特にC1 −C4 アル
コキシカルボニルオキシ、例えばtert−ブトキシカ
ルボニルオキシである。
【0021】トリ−低級アルキルシリルオキシは、例え
ば、トリ−C1 −C7 アルキルシリルオキシ、特に
トリ−C1 −C4 アルキルシリルオキシ、例えばト
リメチルシリルオキシもしくはトリブチルシリルオキシ
、またはC4 −C7 アルキル(ジ−C1 −C4 
アルキル)シリルオキシ、例えば1,2,2−トリメチ
ルプロピル(ジメチル)シリルオキシである。
【0022】2−もしくは3−トリ−低級アルキルシリ
ルオキシ−低級アルキルは、例えば、2−(トリ−C1
 −C7 アルキルシリルオキシ)−C3 −C7 ア
ルキル、特に2−(トリ−C1 −C7 アルキルシリ
ルオキシ)−C3 −C5 アルキル、例えば2−(ト
リ−C1 −C7 アルキルシリルオキシ)プロピルも
しくは2−(トリ−C1 −C7 アルキルシリルオキ
シ)−2−メチルプロピル、または3−(トリ−C1 
−C7 アルキルシリルオキシ)−C3 −C7 アル
キル、特に3−(トリ−C1 −C4 アルキルシリル
オキシ)−C3 −C5 アルキル、例えば3−(トリ
−C1 −C7 アルキルシリルオキシ)プロピルもし
くは3−(トリ−C1 −C7 アルキルシリルオキシ
)−2−メチルプロピルであり、ここでトリ−C1 −
C7 アルキルシリルオキシは特にトリ−C1 −C4
 アルキルシリルオキシ、例えばトリメチルシリルオキ
シもしくはトリブチルシリルオキシ、またはC4 −C
7 アルキル(ジ−C1 −C4 アルキル)シリルオ
キシ、例えば1,2,2−トリメチルプロピル(ジメチ
ル)シリルオキシである。
【0023】ハロゲンは、例えば、35以下の原子番号
を有するハロゲン、例えば塩素またはフッ素、更には臭
素である。2−もしくは3−ハロ−低級アルキルは、例
えば、2−ハロ−C3 −C7 アルキル、特に2−ハ
ロ−C3 −C5 アルキル、例えば2−ハロプロピル
もしくは2−ハロ−2−メチルプロピル、または3−ハ
ロ−C3 −C7 アルキル、特に3−ハロ−C3 −
C5 アルキル、例えば3−ハロプロピルもしくは3−
ハロ−2−メチルプロピルであり、ここでハロは、例え
ば、35以下の原子番号を有するハロゲン、例えば塩素
またはフッ素、更には臭素である。
【0024】ハロメチルは、例えば、ハロが35以下の
原子番号を有するハロゲン、例えば塩素またはフッ素、
更には臭素であるハロメチルである。ハロ−低級アルカ
ノイルオキシは、例えば、クロロアセトキシである。O
−モノ−またはO,O−ジ−低級アルキルホスホニルオ
キシは、例えば、O−モノ−C1 −C4 アルキルホ
スホニルオキシ、例えばO−メチル−またはO−エチル
−ホスホニルオキシである。
【0025】式Iの化合物は、R4 が酸性であり従っ
て両性であるものを除いて、塩基性である。式Iの塩基
性化合物は酸付加塩を形成することができ、そして言及
される式Iの両性化合物は塩基と塩を形成することがで
きる。
【0026】式Iの化合物の医薬上許容される酸付加塩
は、例えば、適当な無機酸、例えばハロゲン化水素酸、
硫酸またはリン酸との医薬上許容される塩、例えば塩酸
塩、臭化水素塩、硫酸塩、硫酸水素塩もしくはリン酸塩
、脂肪族もしくは芳香族スルホン酸またはN−置換スル
ファミン酸との塩、例えばメタンスルホン酸塩、ベンゼ
ンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩もしくはN
−シクロヘキシルスルファミン酸塩(シクラミン酸塩)
、あるいは強有機カルボン酸、例えば低級アルカンカル
ボン酸または所望により非置換のもしくはヒドロキシル
化された脂肪族ジカルボン酸との塩、例えば酢酸塩、シ
ュウ酸塩、マロン酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、リ
ンゴ酸塩、酒石酸塩またはシトロン酸塩である。
【0027】式Iの化合物の医薬上許容される塩基との
塩は、例えばIa,Ib,IIa およびIIb族の金
属から誘導される非毒性金属塩、例えばアルカリ金属塩
、特にナトリウムもしくはカリウム塩、アルカリ土類金
属塩、特にカルシウムもしくはマグネシウム塩、更には
アンモニアまたは有機アミンまたは第四級アンモニウム
塩基とのアンモニウム塩、例えば非置換のもしくはC−
ヒドロキシル化脂肪族アミン、特にモノ−、ジ−もしく
はトリ−低級アルキルアミン、例えばメチル−、エチル
−もしくはジエチル−アミン、モノ−、ジ−もしくはト
リ−(ヒドロキシ−低級アルキル)アミン、例えばエタ
ノール−、ジエタノール−もしくはトリエタノール−ア
ミン、トリス(ヒドロキシメチル)メチルアミンもしく
は2−ヒドロキシ− tert−ブチルアミン、または
N−(ヒドロキシ−低級アルキル)−N,N−ジ−低級
アルキルアミンもしくはN−(ポリヒドロキシ−低級ア
ルキル)−N−低級アルキルアミン、例えば2−(ジメ
チルアミノ)エタノールもしくはD−グルカミン、また
は水酸化第四級脂肪族アンモニウム、例えば水酸化テト
ラブチルアンモニウムとの塩である。
【0028】式Iの化合物およびそれ自体既知の方法に
基づくそれらの調製方法は既知であり、例えばGB−1
 325 061, US−4 697 020, D
E−2 632 746, DE−2 632 747
, EP−085275およびEP−22 515 に
おいて記載されている。式Iの新規化合物およびそれら
の医薬上許容される塩は、その中に記載された方法と同
様にして調製することができる。上述の明細書によれば
、式Iの化合物およびそれらの医薬上許容される塩は腫
瘍抑制活性を有し、そして特に温血動物の腫瘍性疾患の
治療のための医薬の腫瘍抑制活性成分として提案されて
いる。
【0029】本発明は、通常約10〜約250 mg/
kg i.p.の範囲の一日量で明白であるそれらの既
知の腫瘍抑制活性に加えて、式Iの化合物およびそれら
の医薬上許容される塩が腫瘍抑制量よりも低い極低用量
で顕著な抗関節炎性を表すという驚くべき発見に基づく
。それらは、例えばI.Wiesenbergら, C
lin. Exp. Immunol. 78, 24
5 (1989)に従ったラットのアジュバント関節炎
モデルにおいて、約0.1 〜約0.3 mg/kg 
p.o.またはi.p.の範囲の用量で、生体内で証明
することができる。
【0030】式Iの化合物およびそれらの医薬上許容さ
れる塩の抗関節炎活性の機構は正確にはまだ未知である
。しかしながら、抗関節炎有効量の100倍より高い用
量でさえ通常予想されるであろうリンパ器官(胸腺、脾
臓)の大規模な抑制、または白血球減少を生じないので
、リンパ細胞障害または骨髄抑制を介した直接免疫抑制
機構は除外され得る。リンパ細胞障害および骨髄抑制は
、免疫抑制活性を有する細胞増殖抑制薬、例えばシクロ
ホスファミドによる、リウマチ疾患の処置において望ま
しくない既知の副作用である。
【0031】他方、式Iの化合物およびそれらの医薬上
許容される塩がヒトの単球におけるサイトカインインタ
ーロイキン−1の合成を阻害することを証明することが
できた。インターロイキン−1は急性および慢性炎症過
程において重要な役割を果たす炎症メディエーターであ
る。従って、式Iの化合物およびそれらの医薬上許容さ
れる塩は細胞増殖抑制有効量よりも低用量で抗関節炎効
果を引き起こす性質を有すると推測されるに違いない。 まだ未知の他の免疫活性調節機構を除外することはでき
ないが、前記サイトカイン合成阻害との原因となる関連
があるかもしれない。従って、式Iの化合物およびそれ
らの医薬上許容される塩は、「アメリカリウマチ協会の
用語委員会(the Glossary Commit
tee of the American Rheum
atism Association) の予備提案」
に従ったリウマチ型の疾患の治療に用いることができる
。それらの疾患としては、特に慢性関節リウマチ、若年
性慢性関節リウマチ、強直性脊椎炎および他の血清反応
陰性脊椎炎、例えば潰瘍性大腸炎およびクローン病の場
合の脊椎炎だけでなく、更には反応性関節炎、コラーゲ
ン障害、例えば紅斑性狼瘡、変性リウマチ疾患、関節外
リウマチおよびパラリウマチ疾患、例えば通風およびオ
ステオポローシスが挙げられる。
【0032】本発明は、特に、XおよびYが各々互いに
独立に、チオまたはスルフィニルであり、R1 が低級
アルカ−2−エン−1−イル、低級アルカ−3−エン−
2−イル、低級アルカ−2−イン−1−イル、2−もし
くは3−アミノ−,2−もしくは3−低級アルキルアミ
ノ−または2−もしくは3−ジ−低級アルキルアミノ−
低級アルキル、2−もしくは3−低級アルキレンアミノ
−,2−もしくは3−(アザ)−低級アルキレンアミノ
−,2−もしくは3−(オキサ)−低級アルキレンアミ
ノ−または2−もしくは3−(チア)−低級アルキレン
アミノ−低級アルキル、2−もしくは3−ヒドロキシ−
,2−もしくは3−低級アルカノイルオキシ−,2−も
しくは3−低級アルコキシカルボニルオキシ−または2
−もしくは3−トリ−低級アルキルシリルオキシ−低級
アルキル、あるいは2−もしくは3−ハロ−低級アルキ
ルであり、R2 が水素でありそしてR3 が水素、低
級アルキル、ジ−低級アルキルアミノ−低級アルキルま
たはハロメチルであるか、またはR2 とR3 が一緒
になってメチレンであり、R4 がヒドロキシ、低級ア
ルカノイルオキシ、ハロ−低級アルカノイルオキシ、低
級アルコキシカルボニルオキシ、非置換であるかまたは
低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン
および/またはニトロにより置換されているベンゾイル
オキシ、スルホニルオキシ、O−モノ−もしくはO,O
−ジ−低級アルキルホスホニルオキシ、トリ−低級アル
キルシリルオキシまたは水素であり、そしてR5 が水
素、低級アルキル、低級アルカ−2−エン−1−イル、
低級アルカ−2−イン−1−イル、2−もしくは3−ア
ミノ−,2−もしくは3−低級アルキルアミノ−または
2−もしくは3−ジ−低級アルキルアミノ−低級アルキ
ル、2−もしくは3−低級アルキレンアミノ−,2−も
しくは3−(アザ)−低級アルキレンアミノ−,2−も
しくは3−(オキサ)−低級アルキレンアミノ−または
2−もしくは3−(チア)−低級アルキレンアミノ−低
級アルキル、2−もしくは3−ヒドロキシ−,2−もし
くは3−低級アルカノイルオキシ−,2−もしくは3−
低級アルコキシカルボニルオキシ−または2−もしくは
3−シリルオキシ−低級アルキルあるいは2−もしくは
3−ハロ−低級アルキルである式Iの化合物およびそれ
らの医薬上許容される塩の、リウマチ型の疾患の治療の
ためのおよび医薬組成物の製造のための用途;並びに常
用の医薬賦形剤と共に式Iの化合物または医薬上許容さ
れるその塩を含んで成る医薬組成物に関する。
【0033】本発明は特に、例えば、XおよびYが各々
チオであり、R1 が低級アルカ−2−エン−1−イル
、低級アルカ−3−エン−2−イル、2−もしくは3−
アミノ−,2−もしくは3−低級アルキルアミノ−また
は2−もしくは3−ジ−低級アルキルアミノ−低級アル
キル、2−もしくは3−低級アルキレンアミノ−,2−
もしくは3−(アザ)−低級アルキレンアミノ−,2−
もしくは3−(オキサ)−低級アルキレンアミノ−また
は2−もしくは3−(チア)−低級アルキレンアミノ−
低級アルキル、2−もしくは3−ヒドロキシ−,2−も
しくは3−低級アルカノイルオキシ−,2−もしくは3
−低級アルコキシカルボニルオキシ−または2−もしく
は3−トリ−低級アルキルシリルオキシ−低級アルキル
、あるいは2−もしくは3−ハロ−低級アルキルであり
、R2 が水素でありそしてR3 が水素、低級アルキ
ル、ジ−低級アルキルアミノ−低級アルキルまたはハロ
メチルであるか、またはR2 とR3 が一緒になって
メチレンであり、R4 がヒドロキシ、低級アルカノイ
ルオキシ、ハロ−低級アルカノイルオキシ、低級アルコ
キシカルボニルオキシ、非置換であるかまたは低級アル
キル、低級アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲンおよび/
またはニトロにより置換されているベンゾイルオキシ、
スルホニルオキシ、O−モノ−もしくはO,O−ジ−低
級アルキルホスホニルオキシ、トリ−低級アルキルシリ
ルオキシまたは水素であり、そしてR5 が水素、低級
アルキル、低級アルカ−2−エン−1−イル、2−もし
くは3−アミノ−,2−もしくは3−低級アルキルアミ
ノ−または2−もしくは3−ジ−低級アルキルアミノ−
低級アルキル、2−もしくは3−低級アルキレンアミノ
−,2−もしくは3−(アザ)−低級アルキレンアミノ
−,2−もしくは3−(オキサ)−低級アルキレンアミ
ノ−または2−もしくは3−(チア)−低級アルキレン
アミノ−低級アルキル、2−もしくは3−ヒドロキシ−
,2−もしくは3−低級アルカノイルオキシ−,2−も
しくは3−低級アルコキシカルボニルオキシ−または2
−もしくは3−トリ−低級アルキルシリルオキシ−低級
アルキルあるいは2−もしくは3−ハロ−低級アルキル
である式Iの化合物およびそれらの医薬上許容される塩
の、リウマチ型の疾患の治療のためのおよび医薬組成物
の製造のための用途;並びに常用の医薬賦形剤と共に式
Iの化合物または医薬上許容されるその塩を含んで成る
医薬組成物に関する。
【0034】本発明は、更に特別には、XおよびYが各
々互いに独立に、チオまたはスルフィニルであり、R1
 がC3 −C7 アルカ−2−エン−1−イル、例え
ばアリルもしくはメタリル、C3 −C7 アルカ−3
−エン−2−イル、例えばブタ−3−エン−2−イル、
C3 −C7 アルカ−2−イン−1−イル、特にC3
−C5 アルカ−2−イン−1−イル、例えばプロパ−
2−イン−1−イルもしくは2−メチルプロパ−2−イ
ン−1−イル、または2−もしくは3−ハロ−C3 −
C7 アルキル、例えば2−ブロモイソブチルであり、
R2 が水素でありそしてR3 がC1 −C4 アル
キル、例えばメチル、ジ−C1 −C4 アルキルアミ
ノメチル、例えばジメチルアミノメチル、またはハロメ
チル、例えば3−ブロモイソブチルであり、あるいはR
2 とR3 が水素もしくはC1 −C4 アルキル、
例えばメチルであるかまたは一緒になってメチレンであ
り、R4 がヒドロキシ、C1−C7 アルカノイルオ
キシ、例えばアセトキシもしくはピバロイルオキシ、非
置換であるかまたはC1 −C4 アルキル、例えばメ
チル、C1 −C4 アルコキシ、例えばメトキシ、ヒ
ドロキシおよび/またはハロゲンにより置換されている
ベンゾイルオキシ、スルホニルオキシ、O−C1 −C
4 アルキル−もしくはO,O−ジ−C1 −C4 ア
ルキル−ホスホニルオキシ、例えばO−メチル−もしく
はO,O−ジメチル−ホスホニルオキシ、またはトリ−
C1 −C4 アルキルシリルオキシ、例えばトリメチ
ル−もしくはトリイソブチル−シリルオキシであり、そ
してR5 が水素、C1−C4 アルキル、例えばメチ
ル、C3 −C7 アルカ−2−エン−1−イル、例え
ばアリルもしくはメタリル、C3 −C7 アルカ−2
−イン−1−イル、特にC3 −C5 アルカ−2−イ
ン−1−イル、例えばプロパ−2−イン−1−イルもし
くは2−メチルプロパ−2−イン−1−イル、または2
−もしくは3−ハロ−C3 −C7 アルキル、例えば
3−ブロモイソブチルである式Iの化合物およびそれら
の医薬上許容される塩の、リウマチ型の疾患の治療のた
めのおよび医薬組成物の製造のための用途;並びに常用
の医薬賦形剤と共に式Iの化合物または医薬上許容され
るその塩を含んで成る医薬組成物に関する。
【0035】本発明は、好ましくは、XおよびYが各々
互いに独立に、チオまたはスルフィニルであり、R1 
がC3 −C7 アルカ−2−エン−1−イル、例えば
アリルもしくはメタリル、C3 −C7 アルカ−3−
エン−2−イル、例えばブタ−3−エン−2−イル、C
3 −C7 アルカ−2−イン−1−イル、例えばプロ
パ−2−イン−1−イルもしくは2−メチルプロパ−2
−イン−1−イル、または2−ハロ−C3 −C7 ア
ルキル、例えば2−ブロモイソブチルであり、R2 が
水素でありそしてR3 がジ−C1 −C4 アルキル
アミノメチル、例えばジメチルアミノメチルであるか、
またはR2 とR3 が各々メチルであるかまたは一緒
になってメチレンであり、R4 がヒドロキシ、C1 
−C7 アルカノイルオキシ、例えばアセトキシもしく
はピバロイルオキシ、スルホニルオキシ、O−C1 −
C4 アルキルホスホニルオキシ、例えばO−メチルホ
スホニルオキシ、トリ−C1 −C4 アルキルシリル
オキシ、例えばトリメチルシリルオキシもしくはトリブ
チルシリルオキシ、またはC4 −C7 アルキル(ジ
−C1−C4 アルキル)シリルオキシ、例えば1,2
,2−トリメチルプロピル(ジメチル)シリルオキシで
あり、そしてR5 がC1 −C4 アルキル、例えば
メチル、C3 −C7 アルカ−2−イン−1−イル、
例えばプロパ−2−イン−1−イルもしくは2−メチル
プロパ−2−イン−1−イルまたはC3 −C7 アル
カ−2−エン−1−イル、例えばアリルもしくはメタリ
ルである式Iの化合物およびそれらの医薬上許容される
塩の、リウマチ型の疾患の治療のためのおよび医薬組成
物の製造のための用途;並びに常用の医薬賦形剤と共に
式Iの化合物または医薬上許容されるその塩を含んで成
る医薬組成物に関する。
【0036】本発明は、好ましくは、例えば、Xおよび
Yが各々チオであり、R1 がC3 −C7 アルカ−
2−エン−1−イル、例えばアリルもしくはメタリル、
C3 −C7 アルカ−3−エン−2−イル、例えばブ
タ−3−エン−2−イル、または2−ハロ−C3 −C
7 アルキル、例えば2−ブロモイソブチルであり、R
2 が水素でありそしてR3 がジ−C1 −C4 ア
ルキルアミノメチル、例えばジメチルアミノメチルであ
るか、またはR2 とR3 が各々メチルであるかまた
は一緒になってメチレンであり、R4 がヒドロキシ、
C1 −C7 アルカノイルオキシ、例えばアセトキシ
もしくはピバロイルオキシ、スルホニルオキシ、O−C
1 −C4 アルキルホスホニルオキシ、例えばO−メ
チルホスホニルオキシ、トリ−C1 −C4 アルキル
シリルオキシ、例えばトリメチルシリルオキシもしくは
トリブチルシリルオキシ、またはC4 −C7 アルキ
ル(ジ−C1 −C4アルキル)シリルオキシ、例えば
1,2,2−トリメチルプロピル(ジメチル)シリルオ
キシであり、そしてR5 がC1 −C4 アルキル、
例えばメチル、またはC3 −C7 アルカ−2−エン
−1−イル、例えばアリルもしくはメタリルである式I
の化合物およびそれらの医薬上許容される塩の、リウマ
チ型の疾患の治療のためのおよび医薬組成物の製造のた
めの用途;並びに常用の医薬賦形剤と共に式Iの化合物
または医薬上許容されるその塩を含んで成る医薬組成物
に関する。
【0037】本発明は、好ましくは、例えば、Xおよび
Yが各々互いに独立に、チオまたはスルフィニルであり
、R1 がC3 −C7 アルカ−2−エン−1−イル
、例えばアリルもしくはメタリル、C3 −C7 アル
カ−2−イン−1−イル、例えばプロパ−2−イン−1
−イルもしくは2−メチルプロパ−2−イン−1−イル
、または2−ハロ−C3 −C7 アルキル、例えば2
−ブロモイソブチルであり、R2 が水素またはメチル
であり、R3 がメチルであり、R4 がヒドロキシ、
C1 −C7 アルカノイルオキシ、例えばアセトキシ
もしくはピバロイルオキシ、スルホニルオキシ、トリ−
C1 −C4 アルキルシリルオキシ、例えばトリメチ
ルシリルオキシもしくはトリブチルシリルオキシ、また
はC4 −C7 アルキル(ジ−C1 −C4 アルキ
ル)シリルオキシ、例えば1,2,2−トリメチルプロ
ピル(ジメチル)シリルオキシであり、そしてR5 が
C1 −C4 アルキル、例えばメチルである式Iの化
合物およびそれらの医薬上許容される塩の、リウマチ型
の疾患の治療のためのおよび医薬組成物の製造のための
用途;並びに常用の医薬賦形剤と共に式Iの化合物また
は医薬上許容されるその塩を含んで成る医薬組成物に関
する。
【0038】本発明は、最も特定的には、XおよびYが
各々互いに独立に、チオまたはスルフィニルであり、R
1 がC3 −C5 アルカ−2−エン−1−イル、例
えばアリルもしくはメタリル、C3 −C5 アルカ−
2−イン−1−イル、例えばプロパ−2−イン−1−イ
ルもしくは2−メチルプロパ−2−イン−1−イル、ま
たは2−ハロ−C3 −C5 アルキル、例えば2−ブ
ロモイソブチルであり、R2 が水素でありそしてR3
 がジ−C1 −C4アルキルアミノメチル、例えばジ
メチルアミノメチルであるか、またはR2 とR3 が
一緒になってメチレンであり、R4 が水素であり、そ
してR5 がC1 −C4 アルキル、例えばメチルで
ある式Iの化合物およびそれらの医薬上許容される塩の
、リウマチ型の疾患の治療のためのおよび医薬組成物の
製造のための用途;並びに常用の医薬賦形剤と共に式I
の化合物または医薬上許容されるその塩を含んで成る医
薬組成物に関する。
【0039】本発明は、最も好ましくは、R1 がC3
 −C7 アルカ−2−エン−1−イル、例えばアリル
もしくはメタリル、または2−ハロ−C3 −C7 ア
ルキル、例えば2−ブロモイソブチルであり、R2 が
水素でありそしてR3 がジ−C1 −C4 アルキル
アミノメチル、例えばジメチルアミノメチルであるか、
またはR2 とR3 が一緒になってメチレンであり、
R4 が水素であり、そしてR5 がC1 −C4 ア
ルキル、例えばメチルである式Iの化合物およびそれら
の医薬上許容される塩の、リウマチ型の疾患の治療のた
めのおよび医薬組成物の製造のための用途;並びに常用
の医薬賦形剤と共に式Iの化合物または医薬上許容され
るその塩を含んで成る医薬組成物に関する。
【0040】本発明は、特に、3−メタリル−2−(3
−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒ
ドラゾノ)−5−メチレン−チアゾリジン−4−オン、
3−アリル−2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリ
ジン−2−イリデンヒドラゾノ)−5−メチレン−チア
ゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−(3−メチル
−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ
)−5−ジメチルアミノメチル−チアゾリジン−4−オ
ンおよびその塩酸塩、3−メタリル−2−(3−メチル
−5−ヒドロキシ−4−オキソ−チアゾリジン−2−イ
リデンヒドラゾノ)−5−メチル−チアゾリジン−4−
オン、2−(5−アセトキシ−3−メチル−4−オキソ
−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−3−メタ
リル−5−メチル−チアゾリジン−4−オン、
【004
1】3−メタリル−2−(3−メチル−5−ピバロイル
オキシ−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒド
ラゾノ)−5−メチル−チアゾリジン−4−オン、3−
メタリル−2−(3−メチル−5−スルホキシ−4−オ
キソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−5−
メチル−チアゾリジン−4−オンおよびそのナトリウム
塩、メチル〔3−メチル−2−(3−メタリル−5−メ
チル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラ
ゾノ)−4−オキソチアゾリジン−5−イル〕ホスフェ
ート、特にメチル〔3−メチル−2−(3−メタリル−
5(R* )−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2
−イリデンヒドラゾノ)−4−オキソチアゾリジン−5
(R* )−イル〕ホスフェート、およびそのナトリウ
ム、カリウム、アンモニウム、トリエタノールアンモニ
ウム、2−ヒドロキシエチルアンモニウムまたは te
rt−ブチルアンモニウム塩、
【0042】3−メタリ
ル−2−(3−メチル−5−トリメチルシリルオキシ−
4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)
−5,5−ジメチル−チアゾリジン−4−オン、3−メ
タリル−2−(3−メチル−5−トリブチルシリルオキ
シ−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾ
ノ)−5−メチル−チアゾリジン−4−オン、メチル〔
3−メチル−2−(3−アリル−4−オキソ−チアゾリ
ジン−2−イリデンヒドラゾノ)−4−オキソ−チアゾ
リジン−5−イル〕ホスフェートおよびそのナトリウム
または tert−ブチルアンモニウム塩、メチル〔3
−メチル−2−(3−アリル−5−メチル−4−オキソ
−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−4−オキ
ソ−チアゾリジン−5−イル〕ホスフェートおよびその
ナトリウム塩、3−メタリル−2−{3−メチル−5−
〔 tert−ブチル(ジメチル)シリルオキシ〕−4
−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ}−
5−メチル−チアゾリジン−4−オン、
【0043】メ
チル〔3−メチル−2−(3−アリル−5,5−ジメチ
ル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾ
ノ)−4−オキソ−チアゾリジン−5−イル〕ホスフェ
ートおよびそのナトリウム塩、3−メタリル−2−{3
−メチル−5−〔 tert−ブチル(ジメチル)シリ
ルオキシ〕−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデン
ヒドラゾノ}−5,5−ジメチル−チアゾリジン−4−
オン、3−メタリル−2−(3−メチル−5−トリイソ
プロピルシリルオキシ−4−オキソ−チアゾリジン−2
−イリデンヒドラゾノ)−5−メチル−チアゾリジン−
4−オン、3−メタリル−2−{3−メチル−5−〔(
2,3−ジメチルブタ−2−イル)(ジメチル)シリル
オキシ〕−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒ
ドラゾノ}−5−メチル−チアゾリジン−4−オン、5
−ヒドロキシメチル−3−メタリル−2−(3−メチル
−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ
)−チアゾリジン−4−オン、
【0044】リン酸ジメ
チルアミド−〔3−メチル−2−(3−メタリル−5−
メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒド
ラゾノ)−4−オキソ−チアゾリジン−5−イル〕エス
テル、〔3−メチル−2−(3−メタリル−5−メチル
−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ
)−5−チアゾリジン−5−イルオキシ〕−2−オキソ
−1,3,2−オキサアザホスホリジン、3−メタリル
−2−(4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒド
ラゾノ)−チアゾリジン−4−オン、3−メタリル−2
−(1,4−ジオキソチアゾリジン−2−イリデンヒド
ラゾノ)−1−オキシ−チアゾリジン−4−オン、3−
アリル−2−(3−メチル−5−ヒドロキシ−4−オキ
ソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾ
リジン−4−オン、
【0045】3−メタリル−2−(
3−アリル−5−ヒドロキシ−4−オキソ−チアゾリジ
ン−2−イリデンヒドラゾノ)−5,5−ジメチル−チ
アゾリジン−4−オン、3−(ブタ−3−エン−2−イ
ル)−2−(4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデン
ヒドラゾノ)−チアゾリジン−4−オン、3−メタリル
−2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2−
イリデンヒドラゾノ)−5−メチル−チアゾリジン−4
−オン、3−アリル−2−(3−メチル−4−オキソ−
チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジ
ン−4−オン、3−(ブタ−3−エン−2−イル)−2
−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリ
デンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4−オン、
【0046】3−メタリル−2−(3−メチル−4−オ
キソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チア
ゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−(4−オキソ
−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリ
ジン−4−オン、3−メタリル−2−(3−アリル−4
−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−
5,5−ジメチル−1−オキソ−チアゾリジン−4−オ
ン、3−アリル−2−(3−メチル−4−オキソ−チア
ゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−1−オキソ−チ
アゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−(3−アリ
ル−1,4−ジオキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒ
ドラゾノ)−5,5−ジメチル−1−オキソ−チアゾリ
ジン−4−オン、
【0047】3−アリル−2−(3−メチル−1,4−
ジオキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−
チアゾリジン−4−オン、ジメチル〔3−メチル−2−
(3−メタリル−5−メチル−4−オキソ−チアゾリジ
ン−2−イリデンヒドラゾノ)−4−オキソ−チアゾリ
ジン−5−イル〕ホスフェート、並びに3−(プロパ−
2−イニル−2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリ
ジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4−
オン、のリウマチ型の疾患の治療のためのおよび医薬組
成物の製造のための用途;並びに常用の医薬賦形剤と共
に式Iの化合物または医薬上許容されるその塩を含んで
成る医薬組成物に関する。
【0048】式Iの化合物およびそれらの医薬上許容さ
れる塩は、好ましくは医薬組成物の形態で、または医薬
組成物の調製のために、使用される。本発明に係る化合
物または医薬上許容されるその塩を含んで成る本発明の
医薬組成物は、温血動物への腸内、例えば経口、更には
直腸、および非経口投与のためのものである。該組成物
は、単独でまたは医薬上許容される担体と共に、薬理活
性成分を含んで成る。活性成分の一日量は、年齢および
個体状態、更には投与の形式にも依存する。
【0049】新規医薬組成物は、例えば約10%〜約8
0%、好ましくは約20%〜約60%の活性成分を含ん
で成る。腸内または非経口投与用の本発明の医薬組成物
は、例えば単位投薬形、例えば糖剤、錠剤、カプセル剤
または坐剤、更にはアンプルであることができる。それ
らはそれ自体既知の方法により、例えば従来の混合、造
粒、糖衣化、溶解または凍結乾燥法により調製される。 例えば、経口投与用の医薬組成物は、活性成分を固体担
体と混合し、所望であれば得られた混合物を顆粒化し、
そして所望または必要であれば、適当な賦形剤を添加し
た後、混合物または顆粒を錠剤または糖剤コアに加工す
ることによって得ることができる。
【0050】適当な担体は、特に充填剤、例えば糖、例
えばラクトース、サッカロース、マンニトールもしくは
ソルビトール、セルロース製剤および/またはリン酸カ
ルシウム、例えばリン酸三カルシウムもしくはリン酸水
素カルシウム;結合剤、例えばトウモロコシ、小麦、米
もしくはジャガイモのデンプンを使ったデンプンペース
ト、ゼラチン、トラガカント、メチルセルロースおよび
/またはポリビニルピロリドン;および所望であれば崩
壊剤、例えば上記のデンプン、カルボシキメチルスター
チ、架橋ポリビニルピロリドン、寒天、アルギン酸もし
くはその塩、例えばアルギン酸ナトリウムである。賦形
剤は、特に流れ調整剤および潤滑剤、例えば珪酸、タル
ク、ステアリン酸もしくはその塩、例えばステアリン酸
マグネシウムもしくはカルシウム、および/またはポリ
エチレングリコールである。糖剤コアには、所望により
腸溶性の、適当なコーティングが提供され、この場合、
特に、アラビアゴム、タルク、ポリビニルピロリドン、
ポリエチレングリコールおよび/または二酸化チタンを
含有することができる濃縮糖溶液、または適当な有機溶
剤もしくは溶剤混合物中のコーティング溶液、または腸
溶性コーティングの調製のためには適当なセルロース製
剤の溶液、例えばアセチルセルロースフタレートもしく
はヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートの溶
液が使用される。例えば識別の目的でまたは活性成分の
種々の用量を表示するために、錠剤または糖剤コーティ
ングに色素または顔料を添加してもよい。
【0051】他の経口投与可能な医薬組成物は、ゼラチ
ンから成る乾式充填カプセル、およびゼラチンと可塑剤
、例えばグリセロールまたはソルビトールとから成る軟
質密封カプセルである。乾式充填カプセルは、例えば充
填剤、例えばラクトース、結合剤、例えばデンプン、お
よび/または滑剤、例えばタルクもしくはステアリン酸
マグネシウム、および所望であれば安定剤との混合物に
おいて、顆粒の形態の活性成分を含むことができる。 軟カプセルの場合、活性成分は好ましくは適当な液体、
例えば脂肪油、パラフィン油または液体ポリエチレング
リコール中に溶解または懸濁され、それに安定剤を添加
することもできる。
【0052】適当な直腸投与可能な医薬組成物は、例え
ば活性成分と坐剤基剤との組合せから成る坐剤である。 適当な坐剤基剤は、例えば天然もしくは合成トリグリセ
リド、パラフィン系炭化水素、ポリエチレングリコール
または高級アルカノールである。活性成分と基剤との組
合せを含有するゼラチン直腸カプセルを使用することも
可能である。適当な基剤は、例えば液体トリグリセリド
、ポリエチレングリコールまたはパラフィン系炭化水素
である。
【0053】非経口投与用には、特に水溶性形態、例え
ば水溶性塩の形態の活性成分の水溶液、または活性成分
の懸濁液、例えば対応する油性注射懸濁液(この場合適
当な親油性溶剤または補助剤、例えば脂肪油、例えばゴ
マ油、または合成脂肪酸エステル、例えばオレイン酸エ
チルもしくはトリグリセリドが使用される)、あるいは
増粘性物質、例えばカルボキシメチルセルロース、ソル
ビトールおよび/またはデキストラン、および所望であ
れば更に安定剤を含む水性注射懸濁液が適当である。
【0054】活性成分の用量は、温血動物の種、年齢お
よび個体状態、並びに投与の形式に依存する。通常、約
75 kg の体重を有する患者については、経口投与
についての適切な推定一日量は約5 mg〜約1000
 mg、特に約10 mg 〜約200 mgである。 これは1回の投薬で投与することができ、または幾回、
例えば2〜4回の投薬に分割することもできる。従って
、単位投薬形態の医薬組成物は、約5 mg〜約250
 mg、特に約10 mg 〜約50 mg の活性成
分を含んで成る。次の実施例は本発明を例示するために
提供され、本発明の範囲を限定するものではない。
【0055】実施例1:次のようにして、各々が10 
mg の3−アリル−2−(3−メチル−4−オキソ−
チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジ
ン−4−オンまたはその塩を含有する錠剤を調製するこ
とができる。 組成(10,000錠剤) 活性成分                     
      100.0 gラクトース       
                  450.0 g
ポテトスターチ                  
   350.0 gゼラチン           
                 10.0 gタル
ク                        
      60.0 gステアリン酸マグネシウム 
           10.0 gシリカ(微粉) 
                     20.0
 gエタノール                  
          適量
【0056】活性成分をラク
トースと292 g のポテトスターチと混合し、そし
て混合物をゼラチンのエタノール溶液で湿らせ、篩いに
通過させて顆粒化する。乾燥後、残りのポテトスターチ
、ステアリン酸マグネシウム、タルクおよびシリカを混
和し、混合物を圧縮し、各々が100.0 mgの重さ
を有し50.0 mg の活性成分を含有する錠剤を形
成させる。所望であれば、用量の微妙な調節のための割
れ目を該錠剤に提供することもできる。
【0057】実施例2:各々が20 mg の活性成分
、例えば3−アリル−2−(3−メチル−4−オキソ−
チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジ
ン−4−オンまたはその塩を含んで成る乾式充填カプセ
ルは、例えば次のようにして調製することができる。 組成(1000カプセル) 活性成分                     
       20.0 gラクトース       
                  240.0 g
微結晶セルロース                 
   30.0 gラウリル硫酸ナトリウム     
          2.0 gステアリン酸マグネシ
ウム             8.0 g
【0058
】0.2 mmの網目の大きさを有する篩いを通した凍
結乾燥活性成分にラウリル硫酸ナトリウムを添加する。 2成分を均質に混合する。次いでまずラクトースを0.
6 mmの網目の大きさの篩いに通し、次に微結晶セル
ロースを0.9 mmの網目の大きさの篩いに通して添
加する。 再び混合物を10分間均質に混合する。最後に、ステア
リン酸マグネシウムを0.8 mmの網目の大きさの篩
いを通して添加する。更に3分間混合した後、生じた製
剤300 mgをサイズ0のゼラチン乾式充填カプセル
に各々充填する。
【0059】実施例3:各々が100 mgの活性成分
、例えば3−アリル−2−(3−メチル−4−オキソ−
チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジ
ン−4−オンまたはその塩を含んで成るゼラチン乾式充
填カプセルは、例えば次のようにして調製することがで
きる。 組成(1000カプセル) 活性成分                     
      100.0 gラクトース       
                  250.0 g
微結晶セルロース                 
   30.0 gラウリル硫酸ナトリウム     
          2.0 gステアリン酸マグネシ
ウム             8.0 g
【0060
】0.2 mmの網目の大きさを有する篩いを通した凍
結乾燥活性成分にラウリル硫酸ナトリウムを添加する。 2成分を均質に混合する。次いでまずラクトースを0.
6 mmの網目の大きさの篩いに通し、次に微結晶セル
ロースを0.9 mmの網目の大きさの篩いに通して添
加する。 再び混合物を10分間均質に混合する。最後に、ステア
リン酸マグネシウムを0.8 mmの網目の大きさの篩
いに通して添加する。更に3分間混合した後、生じた製
剤300 mgをサイズ0のゼラチン乾式充填カプセル
に各々充填する。
【0061】実施例4:各々が50 mg の3−アリ
ル−2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2
−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4−オンまた
はその塩を含んで成るフィルムコーティング錠は、例え
ば次のようにして調製することができる。 組成(1000フィルムコーティング錠)活性成分  
                         
  50.00 gラクトース           
               100.00 gコー
ンスターチ                    
   70.00 gタルク            
                   10.00 
gステアリン酸カルシウム             
   2.00 gヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス    2.36 gシェラック         
                   0.64 g
水                        
              適量塩化メチレン   
                         
適量
【0062】活性成分、ラクトースおよび40 g
のコーンスターチを混合し、15 gのコーンスターチ
と水から調製したペーストで該混合物を湿らせ(加熱し
ながら)、顆粒化する。顆粒を乾燥し、残りのコーンス
ターチ、タルクおよびステアリン酸カルシウムを添加し
、顆粒と混合する。これを圧縮して錠剤(各重量:24
0 mg)を形成させ、塩化メチレン中のヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースおよびシェラックの溶液でコー
ティングする。各フィルムコーティング錠の最終重量:
283 mg。
【0063】実施例5:例えば次のようにして、3−ア
リル−2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−
2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4−オンま
たはその塩の0.2 %注射液または注入液を調製する
ことができる。 組成(1000アンプル) 活性成分                     
         5.0 g塩化ナトリウム    
                   22.5 g
リン酸緩衝液 pH=7.4            
     300.0 g脱イオン水        
              ad 2500.0 m
【0064】活性成分を1000 ml の水に添加
し、ミクロフィルターを通して濾過する。緩衝液を添加
し、混合物を水で2500 ml にする。単位投与形
を調製するために、各ガラス製アンプルに1.0 また
は2.5 mlを入れる。これはそれぞれ2.0 また
は5.0 mgの活性成分を含有する。
【0065】実施例6:活性成分として、例えば3−ア
リル−2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−
2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4−オンま
たはその塩を含んで成る1%軟膏(O/W型乳剤)。 組成 活性成分                     
         1.0 gセチルアルコール   
                   3.0 gグ
リセロール                    
      6.0gメチルパラベン        
                0.18gプロピル
パラベン                     
 0.05gArlacel 60         
                   0.6 gT
ween 60                  
         4.4 gステアリン酸     
                     9.0 
gパルミチン酸イソプロピル            
  2.0 g粘稠パラフィン油          
           10.0 g脱イオン水  適
量                 ad 100.
0 g
【0066】実施例7:活性成分として、例えば
3−アリル−2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリ
ジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4−
オンまたはその塩を含んで成る1%ゲル。 組成 活性成分                     
         1.0 gCarbopol 93
4P                       
  1.0 gグリセロール            
              3.0gイソプロパノー
ル                     25.
0 gSoftigen 767          
                0.2 g脱イオン
水  適量                 ad 
100.0 g
【0067】実施例8:実施例1〜7に
記載されたものと同様にして、次の化合物を含んで成る
医薬組成物を調製することも可能である。3−メタリル
−2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2−
イリデンヒドラゾノ)−5−メチレン−チアゾリジン−
4−オン、3−メタリル−2−(3−メチル−4−オキ
ソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−5−ジ
メチルアミノメチル−チアゾリジン−4−オンまたはそ
の塩酸塩、3−メタリル−2−(3−メチル−5−ヒド
ロキシ−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒド
ラゾノ)−5−メチル−チアゾリジン−4−オン、2−
(5−アセトキシ−3−メチル−4−オキソ−チアゾリ
ジン−2−イリデンヒドラゾノ)−3−メタリル−5−
メチル−チアゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−
(3−メチル−5−ピバロイルオキシ−4−オキソ−チ
アゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−5−メチル−
チアゾリジン−4−オン、
【0068】3−メタリル−2−(3−メチル−5−ス
ルホキシ−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒ
ドラゾノ)−5−メチル−チアゾリジン−4−オンまた
はそのナトリウム塩、メチル〔3−メチル−2−(3−
メタリル−5−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2
−イリデンヒドラゾノ)−4−オキソチアゾリジン−5
−イル〕ホスフェート、特にメチル〔3−メチル−2−
(3−メタリル−5(R* )−メチル−4−オキソ−
チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−4−オキソ
チアゾリジン−5(R* )−イル〕ホスフェート、ま
たはそのナトリウム、カリウム、アンモニウム、トリエ
タノールアンモニウム、2−ヒドロキシエチルアンモニ
ウムもしくは tert−ブチルアンモニウム塩、
【0
069】3−メタリル−2−(3−メチル−5−トリメ
チルシリルオキシ−4−オキソ−チアゾリジン−2−イ
リデンヒドラゾノ)−5,5−ジメチル−チアゾリジン
−4−オン、3−メタリル−2−(3−メチル−5−ト
リブチルシリルオキシ−4−オキソ−チアゾリジン−2
−イリデンヒドラゾノ)−5−メチル−チアゾリジン−
4−オン、メチル〔3−メチル−2−(3−アリル−4
−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−
4−オキソ−チアゾリジン−5−イル〕ホスフェートま
たはそのナトリウムもしくは tert−ブチルアンモ
ニウム塩、メチル〔3−メチル−2−(3−アリル−5
−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒ
ドラゾノ)−4−オキソ−チアゾリジン−5−イル〕ホ
スフェートまたはそのナトリウム塩、3−メタリル−2
−{3−メチル−5−〔 tert−ブチル(ジメチル
)シリルオキシ〕−4−オキソ−チアゾリジン−2−イ
リデンヒドラゾノ}−5−メチル−チアゾリジン−4−
オン、
【0070】メチル〔3−メチル−2−(3−ア
リル−5,5−ジメチル−4−オキソ−チアゾリジン−
2−イリデンヒドラゾノ)−4−オキソ−チアゾリジン
−5−イル〕ホスフェートまたはそのナトリウム塩、3
−メタリル−2−{3−メチル−5−〔 tert−ブ
チル(ジメチル)シリルオキシ〕−4−オキソ−チアゾ
リジン−2−イリデンヒドラゾノ}−5,5−ジメチル
−チアゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−(3−
メチル−5−トリイソプロピルシリルオキシ−4−オキ
ソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−5−メ
チル−チアゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−{
3−メチル−5−〔(2,3−ジメチルブタ−2−イル
)(ジメチル)シリルオキシ〕−4−オキソ−チアゾリ
ジン−2−イリデンヒドラゾノ}−5−メチル−チアゾ
リジン−4−オン、5−ヒドロキシメチル−3−メタリ
ル−2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2
−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4−オン、

0071】リン酸ジメチルアミド−〔3−メチル−2−
(3−メタリル−5−メチル−4−オキソ−チアゾリジ
ン−2−イリデンヒドラゾノ)−4−オキソ−チアゾリ
ジン−5−イル〕エステル、〔3−メチル−2−(3−
メタリル−5−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2
−イリデンヒドラゾノ)−5−チアゾリジン−5−イル
オキシ〕−2−オキソ−1,3,2−オキサアザホスホ
リジン、3−メタリル−2−(4−オキソ−チアゾリジ
ン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4−オ
ン、3−アリル−2−(3−メチル−5−ヒドロキシ−
4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)
−チアゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−(3−
アリル−5−ヒドロキシ−4−オキソ−チアゾリジン−
2−イリデンヒドラゾノ)−5,5−ジメチル−チアゾ
リジン−4−オン、
【0072】3−(ブタ−3−エン−2−イル)−2−
(4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ
)−チアゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−(3
−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒ
ドラゾノ)−5−メチル−チアゾリジン−4−オン、3
−アリル−2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリジ
ン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4−オ
ン、3−(ブタ−3−エン−2−イル)−2−(3−メ
チル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラ
ゾノ)−チアゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−
(3−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデ
ンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4−オン、
【0073
】3−メタリル−2−(4−オキソ−チアゾリジン−2
−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4−オン、3
−メタリル−2−(1,4−ジオキソチアゾリジン−2
−イリデンヒドラゾノ)−1−オキシ−チアゾリジン−
4−オン、3−メタリル−2−(3−アリル−4−オキ
ソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−5,5
−ジメチル−1−オキソ−チアゾリジン−4−オン、3
−アリル−2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリジ
ン−2−イリデンヒドラゾノ)−1−オキソ−チアゾリ
ジン−4−オン、3−メタリル−2−(3−アリル−1
,4−ジオキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾ
ノ)−5,5−ジメチル−1−オキソ−チアゾリジン−
4−オン、
【0074】3−アリル−2−(3−メチル−1,4−
ジオキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−
チアゾリジン−4−オン、ジメチル〔3−メチル−2−
(3−メタリル−5−メチル−4−オキソ−チアゾリジ
ン−2−イリデンヒドラゾノ)−4−オキソ−チアゾリ
ジン−5−イル〕ホスフェート、あるいは3−(プロパ
−2−イニル−2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾ
リジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4
−オン。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  リウマチ型の疾患の治療用の医薬組成
    物であって、常用の医薬賦形剤と共に、式Iの化合物:
    【化1】 (上式中、XおよびYは各々互いに独立に、チオまたは
    スルフィニルであり、R1 は低級アルカ−2−エン−
    1−イル、低級アルカ−3−エン−2−イル、低級アル
    カ−2−イン−1−イル、または脱離して二重結合を形
    成することができる基により2,3−位において置換さ
    れている低級アルキルであり、R2 は水素でありそし
    てR3 は非置換のメチルまたは水素R2 と一緒に脱
    離して二重結合を形成することができる基により置換さ
    れているメチルであり、あるいはR2 とR3 が各々
    水素もしくは低級アルキルであるかまたは一緒になって
    メチレンであり、R4 は遊離のもしくは保護されたヒ
    ドロキシ、または水素であり、そしてR5 は水素、低
    級アルキル、低級アルカ−2−エン−1−イル、低級ア
    ルカ−2−イン−1−イル、または脱離して二重結合を
    形成することができる基により2,3−位において置換
    されている低級アルキルである)または医薬上許容され
    るその塩を含んで成る医薬組成物。
  2. 【請求項2】  腸内または非経口投与のための請求項
    1に記載の医薬組成物。
  3. 【請求項3】  単位投与形態、例えば糖剤、錠剤、カ
    プセル剤もしくは坐剤の形態、または注射液もしくは注
    入液の形態である、請求項1に記載の医薬組成物。
  4. 【請求項4】  約5 mg〜約250 mgの式Iの
    化合物または医薬上許容されるその塩を含んで成る、請
    求項1〜3のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  5. 【請求項5】  約10 mg 〜約50 mg の式
    Iの化合物または医薬上許容されるその塩を含んで成る
    、請求項1〜3のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  6. 【請求項6】  リウマチ型の疾患の治療方法であって
    、治療を必要とする温血動物に、式Iの化合物:【化2
    】 (上式中、XおよびYは各々互いに独立に、チオまたは
    スルフィニルであり、R1 は低級アルカ−2−エン−
    1−イル、低級アルカ−3−エン−2−イル、低級アル
    カ−2−イン−1−イル、または脱離して二重結合を形
    成することができる基により2,3−位において置換さ
    れている低級アルキルであり、R2 は水素でありそし
    てR3 は非置換のメチルまたは水素R2 と一緒に脱
    離して二重結合を形成することができる基により置換さ
    れているメチルであり、あるいはR2 とR3 が各々
    水素もしくは低級アルキルであるかまたは一緒になって
    メチレンであり、R4 は遊離のもしくは保護されたヒ
    ドロキシ、または水素であり、そしてR5 は水素、低
    級アルキル、低級アルカ−2−エン−1−イル、低級ア
    ルカ−2−イン−1−イル、または脱離して二重結合を
    形成することができる基により2,3−位において置換
    されている低級アルキルである)または医薬上許容され
    るその塩を投与することを含んで成る方法。
  7. 【請求項7】  リウマチ型の疾患の治療のための式I
    の化合物: 【化3】 (上式中、XおよびYは各々互いに独立に、チオまたは
    スルフィニルであり、R1 は低級アルカ−2−エン−
    1−イル、低級アルカ−3−エン−2−イル、低級アル
    カ−2−イン−1−イル、または脱離して二重結合を形
    成することができる基により2,3−位において置換さ
    れている低級アルキルであり、R2 は水素でありそし
    てR3 は非置換のメチルまたは水素R2 と一緒に脱
    離して二重結合を形成することができる基により置換さ
    れているメチルであり、またはR2 とR3 が各々水
    素もしくは低級アルキルであるかまたは一緒になってメ
    チレンであり、R4 は遊離のもしくは保護されたヒド
    ロキシ、または水素であり、そしてR5 は水素、低級
    アルキル、低級アルカ−2−エン−1−イル、低級アル
    カ−2−イン−1−イル、または脱離して二重結合を形
    成することができる基により2,3−位において置換さ
    れている低級アルキルである)または医薬上許容される
    その塩の用途。
  8. 【請求項8】  請求項2〜5のいずれか一項に記載の
    医薬組成物の調製のための請求項7に記載の用途。
  9. 【請求項9】  XおよびYが各々互いに独立に、チオ
    またはスルフィニルであり、R1 が低級アルカ−2−
    エン−1−イル、低級アルカ−3−エン−2−イル、低
    級アルカ−2−イン−1−イル、2−もしくは3−アミ
    ノ−,2−もしくは3−低級アルキルアミノ−または2
    −もしくは3−ジ−低級アルキルアミノ−低級アルキル
    、2−もしくは3−低級アルキレンアミノ−,2−もし
    くは3−(アザ)−低級アルキレンアミノ−,2−もし
    くは3−(オキサ)−低級アルキレンアミノ−または2
    −もしくは3−(チア)−低級アルキレンアミノ−低級
    アルキル、2−もしくは3−ヒドロキシ−,2−もしく
    は3−低級アルカノイルオキシ−,2−もしくは3−低
    級アルコキシカルボニルオキシ−または2−もしくは3
    −トリ−低級アルキルシリルオキシ−低級アルキル、あ
    るいは2−もしくは3−ハロ−低級アルキルであり、R
    2 が水素でありそしてR3 が水素、低級アルキル、
    ジ−低級アルキルアミノ−低級アルキルまたはハロメチ
    ルであるか、またはR2 とR3 が一緒になってメチ
    レンであり、R4 がヒドロキシ、低級アルカノイルオ
    キシ、ハロ−低級アルカノイルオキシ、低級アルコキシ
    カルボニルオキシ、非置換であるかまたは低級アルキル
    、低級アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲンおよび/また
    はニトロにより置換されているベンゾイルオキシ、スル
    ホニルオキシ、O−モノ−もしくはO,O−ジ−低級ア
    ルキルホスホニルオキシ、トリ−低級アルキルシリルオ
    キシまたは水素であり、そしてR5 が水素、低級アル
    キル、低級アルカ−2−エン−1−イル、低級アルカ−
    2−イン−1−イル、2−もしくは3−アミノ−,2−
    もしくは3−低級アルキルアミノ−または2−もしくは
    3−ジ−低級アルキルアミノ−低級アルキル、2−もし
    くは3−低級アルキレンアミノ−,2−もしくは3−(
    アザ)−低級アルキレンアミノ−,2−もしくは3−(
    オキサ)−低級アルキレンアミノ−または2−もしくは
    3−(チア)−低級アルキレンアミノ−低級アルキル、
    2−もしくは3−ヒドロキシ−,2−もしくは3−低級
    アルカノイルオキシ−,2−もしくは3−低級アルコキ
    シカルボニルオキシ−または2−もしくは3−シリルオ
    キシ−低級アルキルあるいは2−もしくは3−ハロ−低
    級アルキルである式Iの化合物または医薬上許容される
    その塩が選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記
    載の医薬組成物、請求項6に記載の治療方法または請求
    項7もしくは請求項8に記載の用途。
  10. 【請求項10】  XおよびYが各々チオであり、R1
     が低級アルカ−2−エン−1−イル、低級アルカ−3
    −エン−2−イル、2−もしくは3−アミノ−,2−も
    しくは3−低級アルキルアミノ−または2−もしくは3
    −ジ−低級アルキルアミノ−低級アルキル、2−もしく
    は3−低級アルキレンアミノ−,2−もしくは3−(ア
    ザ)−低級アルキレンアミノ−,2−もしくは3−(オ
    キサ)−低級アルキレンアミノ−または2−もしくは3
    −(チア)−低級アルキレンアミノ−低級アルキル、2
    −もしくは3−ヒドロキシ−,2−もしくは3−低級ア
    ルカノイルオキシ−,2−もしくは3−低級アルコキシ
    カルボニルオキシ−または2−もしくは3−トリ−低級
    アルキルシリルオキシ−低級アルキル、あるいは2−も
    しくは3−ハロ−低級アルキルであり、R2 が水素で
    ありそしてR3 が水素、低級アルキル、ジ−低級アル
    キルアミノ−低級アルキルまたはハロメチルであるか、
    またはR2 とR3 が一緒になってメチレンであり、
    R4 がヒドロキシ、低級アルカノイルオキシ、ハロ−
    低級アルカノイルオキシ、低級アルコキシカルボニルオ
    キシ、非置換であるかまたは低級アルキル、低級アルコ
    キシ、ヒドロキシ、ハロゲンおよび/またはニトロによ
    り置換されているベンゾイルオキシ、スルホニルオキシ
    、O−モノ−もしくはO,O−ジ−低級アルキルホスホ
    ニルオキシ、トリ−低級アルキルシリルオキシまたは水
    素であり、そしてR5 が水素、低級アルキル、低級ア
    ルカ−2−エン−1−イル、2−もしくは3−アミノ−
    ,2−もしくは3−低級アルキルアミノ−または2−も
    しくは3−ジ−低級アルキルアミノ−低級アルキル、2
    −もしくは3−低級アルキレンアミノ−,2−もしくは
    3−(アザ)−低級アルキレンアミノ−,2−もしくは
    3−(オキサ)−低級アルキレンアミノ−または2−も
    しくは3−(チア)−低級アルキレンアミノ−低級アル
    キル、2−もしくは3−ヒドロキシ−,2−もしくは3
    −低級アルカノイルオキシ−,2−もしくは3−低級ア
    ルコキシカルボニルオキシ−または2−もしくは3−シ
    リルオキシ−低級アルキルあるいは2−もしくは3−ハ
    ロ−低級アルキルである式Iの化合物または医薬上許容
    されるその塩が選択される、請求項1〜5のいずれか一
    項に記載の医薬組成物、請求項6に記載の治療方法また
    は請求項7もしくは請求項8に記載の用途。
  11. 【請求項11】  XおよびYが各々互いに独立に、チ
    オまたはスルフィニルであり、R1 がC3 −C7 
    アルカ−2−エン−1−イル、C3 −C7 アルカ−
    3−エン−2−イル、C3−C7 アルカ−2−イン−
    1−イルまたは2−もしくは3−ハロ−C3 −C7 
    アルキルであり、R2 が水素でありそしてR3 がC
    1 −C4 アルキル、ジ−C1 −C4 アルキルア
    ミノメチルまたはハロメチルであり、あるいはR2 と
    R3 が水素もしくはC1 −C4 アルキルであるか
    または一緒になってメチレンであり、R4 がヒドロキ
    シ、C1 −C7 アルカノイルオキシ、非置換である
    かまたはC1 −C4 アルキル、C1 −C4 アル
    コキシ、ヒドロキシおよび/またはハロゲンにより置換
    されているベンゾイルオキシ、スルホニルオキシ、O−
    C1 −C4 アルキル−もしくはO,O−ジ−C1 
    −C4 アルキル−ホスホニルオキシ、またはトリ−C
    1 −C4 アルキルシリルオキシであり、そしてR5
     が水素、C1 −C4 アルキル、C3 −C7 ア
    ルカ−2−エン−1−イル、C3 −C7 アルカ−2
    −イン−1−イルまたは2−もしくは3−ハロ−C3 
    −C7 アルキルである式Iの化合物または医薬上許容
    されるその塩が選択される、請求項1〜5のいずれか一
    項に記載の医薬組成物、請求項6に記載の治療方法また
    は請求項7もしくは請求項8に記載の用途。
  12. 【請求項12】  XおよびYが各々互いに独立に、チ
    オまたはスルフィニルであり、R1 がC3 −C7 
    アルカ−2−エン−1−イル、C3 −C7 アルカ−
    3−エン−2−イル、C3 −C7 アルカ−2−イン
    −1−イルまたは2−ハロ−C3 −C7 アルキルで
    あり、R2 が水素でありそしてR3 がジ−C1 −
    C4 アルキルアミノメチルであるか、またはR2 と
    R3 が各々メチルであるかまたは一緒になってメチレ
    ンであり、R4 がヒドロキシ、C1 −C7 アルカ
    ノイルオキシ、スルホニルオキシ、O−C1 −C4 
    アルキルホスホニルオキシ、トリ−C1 −C4 アル
    キルシリルオキシまたはC4 −C7 アルキル(ジ−
    C1 −C4 アルキル)シリルオキシであり、そして
    R5 がC1 −C4 アルキル、C3 −C7 アル
    カ−2−イン−1−イルまたはC3 −C7 アルカ−
    2−エン−1−イルである式Iの化合物または医薬上許
    容されるその塩が選択される、請求項1〜5のいずれか
    一項に記載の医薬組成物、請求項6に記載の治療方法ま
    たは請求項7もしくは請求項8に記載の用途。
  13. 【請求項13】  XおよびYが各々チオであり、R1
     がC3 −C7 アルカ−2−エン−1−イル、C3
     −C7 アルカ−3−エン−2−イルまたは2−ハロ
    −C3 −C7 アルキルであり、R2 が水素であり
    そしてR3 がジ−C1 −C4 アルキルアミノメチ
    ルであるか、またはR2 とR3 が各々メチルである
    かまたは一緒になってメチレンであり、R4 がヒドロ
    キシ、C1 −C7 アルカノイルオキシ、スルホニル
    オキシ、O−C1 −C4 アルキルホスホニルオキシ
    、トリ−C1 −C4 アルキルシリルオキシまたはC
    4 −C7 アルキル(ジ−C1 −C4 アルキル)
    シリルオキシであり、そしてR5 がC1 −C4 ア
    ルキルまたはC3 −C7 アルカ−2−エン−1−イ
    ルである式Iの化合物または医薬上許容されるその塩が
    選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の医薬
    組成物、請求項6に記載の治療方法または請求項7もし
    くは請求項8に記載の用途。
  14. 【請求項14】  XおよびYが各々互いに独立に、チ
    オまたはスルフィニルであり、R1 がC3 −C7 
    アルカ−2−エン−1−イル、C3 −C7 アルカ−
    2−イン−1−イルまたは2−ハロ−C3 −C7 ア
    ルキルであり、R2 が水素またはメチルであり、R3
     がメチルであり、R4 がヒドロキシ、C1 −C7
     アルカノイルオキシ、スルホニルオキシ、トリ−C1
     −C4 アルキルシリルオキシまたはC4 −C7 
    アルキル(ジ−C1 −C4 アルキル)シリルオキシ
    であり、そしてR5 がC1 −C4 アルキルである
    式Iの化合物または医薬上許容されるその塩が選択され
    る、請求項1〜5のいずれか一項に記載の医薬組成物、
    請求項6に記載の治療方法または請求項7もしくは請求
    項8に記載の用途。
  15. 【請求項15】  XおよびYが各々互いに独立に、チ
    オまたはスルフィニルであり、R1 がC3 −C5 
    アルカ−2−エン−1−イル、C3 −C5 アルカ−
    2−イン−1−イルまたは2−ハロ−C3 −C5 ア
    ルキルであり、R2 が水素でありそしてR3 がジ−
    C1 −C4 アルキルアミノメチルであるか、または
    R2 とR3 が一緒になってメチレンであり、R4 
    が水素であり、そしてR5 がC1 −C4 アルキル
    である式Iの化合物または医薬上許容されるその塩が選
    択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の医薬組
    成物、請求項6に記載の治療方法または請求項7もしく
    は請求項8に記載の用途。
  16. 【請求項16】  R1 がC3 −C7 アルカ−2
    −エン−1−イルまたは2−ハロ−C3 −C7 アル
    キルであり、R2 が水素でありそしてR3 がジ−C
    1 −C4 アルキルアミノメチルであるか、またはR
    2 とR3 が一緒になってメチレンであり、R4 が
    水素であり、そしてR5 がC1 −C4 アルキルで
    ある式Iの化合物または医薬上許容されるその塩が選択
    される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の医薬組成
    物、請求項6に記載の治療方法または請求項7もしくは
    請求項8に記載の用途。
  17. 【請求項17】  式Iの化合物として、3−メタリル
    −2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2−
    イリデンヒドラゾノ)−5−メチレン−チアゾリジン−
    4−オン、3−アリル−2−(3−メチル−4−オキソ
    −チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリ
    ジン−4−オン、3−アリル−2−(3−メチル−4−
    オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−5
    −メチレン−チアゾリジン−4−オン、3−メタリル−
    2−(3−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イ
    リデンヒドラゾノ)−5−ジメチルアミノメチル−チア
    ゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−(3−メチル
    −5−ヒドロキシ−4−オキソ−チアゾリジン−2−イ
    リデンヒドラゾノ)−5−メチル−チアゾリジン−4−
    オン、2−(5−アセトキシ−3−メチル−4−オキソ
    −チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−3−メタ
    リル−5−メチル−チアゾリジン−4−オン、3−メタ
    リル−2−(3−メチル−5−ピバロイルオキシ−4−
    オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−5
    −メチル−チアゾリジン−4−オン、3−メタリル−2
    −(3−メチル−5−スルホキシ−4−オキソ−チアゾ
    リジン−2−イリデンヒドラゾノ)−5−メチル−チア
    ゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−(3−メチル
    −5−トリメチルシリルオキシ−4−オキソ−チアゾリ
    ジン−2−イリデンヒドラゾノ)−5,5−ジメチル−
    チアゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−(3−メ
    チル−5−トリブチルシリルオキシ−4−オキソ−チア
    ゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−5−メチル−チ
    アゾリジン−4−オン、メチル〔3−メチル−2−(3
    −アリル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒ
    ドラゾノ)−4−オキソ−チアゾリジン−5−イル〕ホ
    スフェート、メチル〔3−メチル−2−(3−アリル−
    5−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデン
    ヒドラゾノ)−4−オキソ−チアゾリジン−5−イル〕
    ホスフェート、3−メタリル−2−{3−メチル−5−
    〔 tert−ブチル(ジメチル)シリルオキシ〕−4
    −オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ}−
    5−メチル−チアゾリジン−4−オン、メチル〔3−メ
    チル−2−(3−アリル−5,5−ジメチル−4−オキ
    ソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−4−オ
    キソ−チアゾリジン−5−イル〕ホスフェート、3−メ
    タリル−2−{3−メチル−5−〔 tert−ブチル
    (ジメチル)シリルオキシ〕−4−オキソ−チアゾリジ
    ン−2−イリデンヒドラゾノ}−5,5−ジメチル−チ
    アゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−(3−メチ
    ル−5−トリイソプロピルシリルオキシ−4−オキソ−
    チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−5−メチル
    −チアゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−{3−
    メチル−5−〔(2,3−ジメチルブタ−2−イル)(
    ジメチル)シリルオキシ〕−4−オキソ−チアゾリジン
    −2−イリデンヒドラゾノ}−5−メチル−チアゾリジ
    ン−4−オン、または医薬上許容されるそれらの塩が選
    択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の医薬組
    成物、請求項6に記載の治療方法または請求項7もしく
    は請求項8に記載の用途。
  18. 【請求項18】  式Iの化合物として、メチル〔3−
    メチル−2−(3−メタリル−5(R* )−メチル−
    4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)
    −4−オキソ−チアゾリジン−5(R* )−イル〕ホ
    スフェート、5−ヒドロキシメチル−3−メタリル−2
    −(3−メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリ
    デンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4−オン、リン酸ジ
    メチルアミド−〔3−メチル−2−(3−メタリル−5
    −メチル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒ
    ドラゾノ)−4−オキソ−チアゾリジン−5−イル〕エ
    ステル、〔3−メチル−2−(3−メタリル−5−メチ
    ル−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾ
    ノ)−5−チアゾリジン−5−イルオキシ〕−2−オキ
    ソ−1,3,2−オキサアザホスホリジン、3−メタリ
    ル−2−(4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒ
    ドラゾノ)−チアゾリジン−4−オン、3−アリル−2
    −(3−メチル−5−ヒドロキシ−4−オキソ−チアゾ
    リジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジン−4
    −オン、3−メタリル−2−(3−アリル−5−ヒドロ
    キシ−4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラ
    ゾノ)−5,5−ジメチル−チアゾリジン−4−オン、
    3−(ブタ−3−エン−2−イル)−2−(4−オキソ
    −チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリ
    ジン−4−オン、3−メタリル−2−(3−メチル−4
    −オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−
    5−メチル−チアゾリジン−4−オン、3−(ブタ−3
    −エン−2−イル)−2−(3−メチル−4−オキソ−
    チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジ
    ン−4−オン、3−メタリル−2−(3−メチル−4−
    オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チ
    アゾリジン−4−オンもしくは3−メタリル−2−(4
    −オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−
    チアゾリジン−4−オン、または医薬上許容されるその
    塩が選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の
    医薬組成物、請求項6に記載の治療方法または請求項7
    もしくは請求項8に記載の用途。
  19. 【請求項19】  式Iの化合物としてまたはそのS−
    モノオキシドとして、3−メタリル−2−(3−アリル
    −4−オキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ
    )−5,5−ジメチル−1−オキソ−チアゾリジン−4
    −オン、3−アリル−2−(3−メチル−4−オキソ−
    チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−1−オキソ
    −チアゾリジン−4−オン、3−メタリル−2−(3−
    アリル−1,4−ジオキソ−チアゾリジン−2−イリデ
    ンヒドラゾノ)−5,5−ジメチル−1−オキソ−チア
    ゾリジン−4−オン、3−アリル−2−(3−メチル−
    1,4−ジオキソ−チアゾリジン−2−イリデンヒドラ
    ゾノ)−チアゾリジン−4−オン、ジメチル〔3−メチ
    ル−2−(3−メタリル−5−メチル−4−オキソ−チ
    アゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−4−オキソ−
    チアゾリジン−5−イル〕ホスフェートもしくは3−(
    プロパ−2−イニル−2−(3−メチル−4−オキソ−
    チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−チアゾリジ
    ン−4−オン、または医薬上許容されるその塩が選択さ
    れる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の医薬組成物
    、請求項6に記載の治療方法または請求項7もしくは請
    求項8に記載の用途。
  20. 【請求項20】  式Iの化合物として、メチル〔3−
    メチル−2−(3−メタリル−5−メチル−4−オキソ
    −チアゾリジン−2−イリデンヒドラゾノ)−−4−オ
    キソ−チアゾリジン−5−イル〕ホスフェートまたは医
    薬上許容されるその塩が選択される、請求項1〜5のい
    ずれか一項に記載の医薬組成物、請求項6に記載の治療
    方法または請求項7もしくは請求項8に記載の用途。
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