JPH04290482A - 光ファイバレーザ - Google Patents

光ファイバレーザ

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Publication number
JPH04290482A
JPH04290482A JP7827091A JP7827091A JPH04290482A JP H04290482 A JPH04290482 A JP H04290482A JP 7827091 A JP7827091 A JP 7827091A JP 7827091 A JP7827091 A JP 7827091A JP H04290482 A JPH04290482 A JP H04290482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
laser
optical
light
excitation light
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7827091A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiko Takeda
恵子 武田
Shinya Inagaki
真也 稲垣
Kenji Tagawa
憲治 田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04290482A publication Critical patent/JPH04290482A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はErドープファイバを用
いた光ファイバレーザに関する。 【0002】記憶媒体として近年よく使用されるように
なっている光ディスクにおいては、波長0.8μmの光
を使って書込がなされている。より短い波長の光を用い
ることにより、小さな照射スポットを得ることができ、
記憶密度が高まることが期待される。短波長用のレーザ
(波長0.5μm帯)を用いることにより、0.8μm
帯の光源を用いた場合と比較して約2.5倍記憶密度が
高まると考えられ、安定した小型の短波長用のレーザが
要望されている。 【0003】従来、短波長用のレーザとしては、希ガス
イオンレーザの一つであるアルゴン(イオン)レーザが
知られている。このレーザは、波長0.5145μmで
大出力の光源として利用されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、アルゴンレー
ザは大型であり、その上安定な動作を行わせるためには
複雑な装置構成が必要になる。 【0005】本発明はこのような事情に鑑みて創作され
たもので、小型化に適し、簡単な構成で波長0.5μm
での安定したレーザ発振が可能なレーザを提供すること
を目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】コアにEr(エルビウム
)等の増幅媒質をドープした光ファイバを用いた光ファ
イバレーザが、小型化に適し簡単な構成のレーザとして
知られている。例えば、Erをドープして、波長1.4
8μm帯の励起光により波長1.55μm帯でのレーザ
発振が実現されている。しかし、光ファイバレーザにお
いて、波長0.5μm帯でレーザ発振させる構成は従来
なかった。そこで、本発明では、光ファイバレーザに0
.5μm帯でレーザ発振させることにする。 【0007】そのための構成として、本発明によると、
少なくともコアにエルビウムをドープしたErドープフ
ァイバに0.8μm及び1.48μm帯の励起光を入射
させ、0.5μm帯でレーザ発振させるようにした光フ
ァイバレーザが提供される。 【0008】 【作用】図1は本発明の原理を示すエネルギー準位の説
明図である。光ファイバに波長1.48μm帯の励起光
(ポンプ光)が入射すると、コアにドープされているE
rは基底準位 4I15/2から  1.5μm帯励起
準位 4I13/2に励起される。その一方で波長0.
8μm帯の励起光により基底準位 4I15/2から準
位4I9/2 を経て1.5μm帯励起準位 4I13
/2に励起される。1.5μm帯励起順位 4I13/
2に励起されたErは、波長0.8μm帯の励起光によ
りさらに0.5μm帯励起準位 4F9/2 に励起さ
れ、この励起準位から基底準位に遷移するときに波長0
.5μm帯の螢光が発生する。このような螢光の発生に
基づき、0.5μm帯でのレーザ発振が可能になる。な
お、各エネルギー準位は次の順で高くなっている。 【0009】 4I15/2,  4I13/2,  
4I9/2, 4F9/2 【0010】 【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図2は本発明の第1実施例を示す光ファイバレーザ
の構成図である。1は0.8μm帯の励起光を出力する
第1の半導体レーザであり、2は1.48μm帯の励起
光を出力する第2の半導体レーザである。3は第1の半
導体レーザ1及び第2の半導体レーザ2からの光を合波
して出力する合波器である。4は合波器3から出力され
た光を一方向にのみ透過する光アイソレータである。 【0011】5は光アイソレータ4からの光が入力する
光共振器であり、この光共振器5は、波長0.5μm帯
の光を所定の反射率で反射する反射フィルタ6,7と、
これらのフィルタ6,7間に形成される共振光路に設け
られたErドープファイバ8とを備えて構成される。9
は光共振器5におけるレーザ発振により得られた波長0
.5μm帯の光が外部に出力する出力ポートである。 Erドープファイバ8はそのコアにEr元素またはイオ
ンがドープされており、製造技術上コアのみならずクラ
ッドにEr元素またはイオンが含まれていても良い。 【0012】第1の半導体レーザ1からの0.8μm帯
の励起光と第2の半導体レーザ2からの1.48μm帯
の励起光は、合波器3で合波され、光アイソレータ4を
順方向に透過して光共振器5に入力する。光共振器5の
共振光路長は0.5μm帯の光の共振に適するように設
定されている。従って、Erドープファイバ8に0.8
μm帯及び1.48μm帯の励起光が入射すると、前述
の原理に従って発生した0.5μm帯の螢光が反射フィ
ルタ6,7間で共振し、0.5μm帯でのレーザ発振が
実現する。レーザ発振により得られた0.5μm帯の光
は、出力ポート9から外部に出力され、光ディスクへの
書込等の種々の用途に利用される。なお、本実施例にお
いて光アイソレータ4が用いられているのは、光共振器
5からの帰還光が第1及び第2の半導体レーザ1,2に
影響を及ぼして、励起光の波長が不安定になることを防
止するためである。 【0013】このように本実施例によると、簡単な構成
で波長0.5μm帯での安定したレーザ発振が可能にな
る。また、この実施例の装置は、従来の短波長用のアル
ゴンレーザ等と比較して小型である。 【0014】図3は本発明の第2実施例を示す光ファイ
バレーザの構成図である。この実施例では、光ファイバ
レーザがいわゆるリングレーザタイプに構成されている
。前実施例におけるものと実質的に同一の部分には同一
の符号を付し、その説明を一部省略する。 【0015】10は第1入力ポート10a及び第2入力
ポート10b並びに第1出力ポート10c及び第2出力
ポート10dを有する光カプラであり、第2出力ポート
10dと第2入力ポート10bの間には、第2出力ポー
ト10dから出力した光が光アイソレータ11及びEr
ドープファイバ8をこの順に通過して第2入力ポート1
0bに入力するような光ループが形成されている。また
、第1入力ポート10aには光合波器3の出力側が接続
され、第1出力ポート10cにはこの光ファイバレーザ
の出力ポート9が接続されている。 【0016】第1の半導体レーザ1からの0.8μm帯
の励起光と第2の半導体レーザ2からの1.48μm帯
の励起光は光合波器3で合波され、合波された光は、光
カプラ10を介してその大部分が光ループに入力する。 そして、Erドープファイバ8内で前述の原理に従って
発生した螢光が光ループを周回することによって0.5
μm帯のレーザ発振が実現され、レーザ発振により得ら
れた0.5μm帯の光は、光カプラ10を介して所定の
分岐比で出力ポート9から外部に出力される。このよう
にして、前実施例と同じように光ファイバレーザによる
0.5μm帯でのレーザ発振が可能になる。 【0017】これらの実施例において、0.8μm帯の
励起光と1.48μm帯の励起光は、現在実用化されて
いる高出力の半導体レーザから容易に得ることができる
ので、安定した出力の短波長用レーザの提供が可能にな
る。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
小型化に適し、簡単な構成で波長0.5μm帯での安定
したレーザ発振が可能な光ファィバレーザの提供が可能
になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す光ファイバレーザの
構成図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す光ファイバレーザの
構成図である。
【符号の説明】
1  第1の半導体レーザ 2  第2の半導体レーザ 3  光合波器 5  光共振器 8  Erドープファイバ 10  光カプラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくともコアにエルビウムをドープ
    したErドープファイバ(8) に0.8μm帯及び1
    .48μm帯の励起光を入射させ、0.5μm帯でレー
    ザ発振させるようにしたことを特徴とする光ファイバレ
    ーザ。
  2. 【請求項2】  0.8μm帯の励起光を出力する第1
    の半導体レーザ(1) と、1.48μm帯の励起光を
    出力する第2の半導体レーザ(2) と、該第1及び第
    2の半導体レーザ(1,2) からの光を合波して出力
    する合波器(3)と、その共振光路に上記Erドープフ
    ァイバ(8) が含まれ上記合波器(3) からの光が
    入力する光共振器(5) とを備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の光ファイバレーザ。
  3. 【請求項3】  0.8μm帯の励起光を出力する第1
    の半導体レーザ(1) と、1.48μm帯の励起光を
    出力する第2の半導体レーザ(2) と、該第1及び第
    2の半導体レーザ(1,2) からの光を合波して出力
    する合波器(3)と、光カプラ(10)及び上記Erド
    ープファイバ(8)を含み該光カプラ(10)を介して
    上記合波器(3) からの光が入力する光ループとを備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバレー
    ザ。
JP7827091A 1991-03-19 1991-03-19 光ファイバレーザ Withdrawn JPH04290482A (ja)

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JP7827091A JPH04290482A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 光ファイバレーザ

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JPH04290482A true JPH04290482A (ja) 1992-10-15

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JP7827091A Withdrawn JPH04290482A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 光ファイバレーザ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006137430A1 (ja) * 2005-06-21 2006-12-28 Nisshinbo Industries, Inc. 難燃剤および無機-有機複合難燃性組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006137430A1 (ja) * 2005-06-21 2006-12-28 Nisshinbo Industries, Inc. 難燃剤および無機-有機複合難燃性組成物

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Effective date: 19980514