JPH04290085A - 画像データ圧縮装置およびこれを用いた画像データ記録再生装置 - Google Patents

画像データ圧縮装置およびこれを用いた画像データ記録再生装置

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JPH04290085A
JPH04290085A JP3054316A JP5431691A JPH04290085A JP H04290085 A JPH04290085 A JP H04290085A JP 3054316 A JP3054316 A JP 3054316A JP 5431691 A JP5431691 A JP 5431691A JP H04290085 A JPH04290085 A JP H04290085A
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Kenji Ichige
健志 市毛
Masuo Oku
万寿男 奥
Susumu Takahashi
将 高橋
Yukio Fujii
藤井 由紀夫
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ディジタル画像データの伝送ある
いはVTR等へ記録を行なうことを目的として、数フレ
ームあるいは数フィールド当たりの画像データの情報発
生量を一定とする制御を行なう画像データ圧縮装置およ
びこれを用いた画像データ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来はアイ・トリプルイー・トランザク
ション・オン・コンスマーエレクトロニクス第35巻(
1989年)第3号第450頁から456頁(IEEE
 Trans. onConsumer Electr
onics, vol.35(1989),no.3,
pp.450−456)に記載のように、1フィールド
のデータ量を一定とするために、画像圧縮を行なう部分
をDCT変換(離散コサイン変換)回路、データ量予測
器、適応的量子化器および可変長符号化器を用いて構成
し、画像データを縦8ピクセル横8ピクセルのブロック
を形成し、ブロック毎にDCT変換回路において2次元
DCT変換を行ない、データ量予測器により可変長符号
化後のデータ量を予測し、その予測に基づいて量子化条
件を選択して量子化を行うことで、可変長符号化後の1
ブロックのデータ量が所定の値の以下に抑え、それによ
って1フィールド単位で発生情報量を所定の値以下に抑
えるように制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上に述べた従来技術は
データ発生量を1ブロック毎に所定の値以下に抑える方
式である。量子化条件を一定にした場合、可変長符号化
回路からのデータ発生量は、そのブロックの画像が内在
している本来の情報量を反映して多幅に変化する。即ち
、多くの情報を含んでいるブロックのデータ発生量は多
く、少ない情報量しか含んでいないブロックのデータ発
生量は少ない。高圧縮比の圧縮を実現する場合、1フィ
ールド内でデータ発生量が集中する部分では各ブロック
を十分の画質で再現するためにはブロック毎に割り当て
た所定のデータ量では不十分であることが起こりうる。 これとは逆にデータがほとんど発生しない部分では所定
のデータ量は過剰であることが起こりうる。したがって
、従来技術のように量子化条件を適応的に切り替えてブ
ロック毎にデータ発生量を所定の値以下に抑えようとす
れば、情報をほとんど含まない部分においては必要以上
のデータ量を割り当てるためデータ量の効率的分配とい
う観点から考えて非効率的であり、情報を多く含む部分
において劣化を生じる問題があった。本発明の目的は入
力画像によらず1フィールドの発生データ量を所定の値
にすると同時に一画面内を均一で最適の画質で符号化す
る方法を与えることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、広範囲の画像に対応した複数の量子化条件において量
子化した場合のデータ発生量を見積り、その結果に基づ
いて現フィールドに適した所定数の量子化条件を作成し
、一方で一画面のデータ発生量を所定の値とする目標デ
ータ発生量曲線を設定し、これと実際の符号化後のデー
タ発生量を比較し、その比較結果に基づいて実際の符号
化後のデータ発生量が目標データ発生量に一致するよう
に上記作成した量子化条件内で量子化条件を変化させる
ようにしたものである。あるいは上記課題を解決するた
めに一画面のデータ発生量を所定の値とする目標データ
発生量曲線を設定し、実際の符号化後のデータ発生量が
目標データ発生量に一致するように量子化条件を変化さ
せて一画面の画像を符号化し、その過程で、各量子化条
件に対する実際のデータ発生量と目標のデータ発生量の
差の平均の分布を作成し、この分布を用いて実際のデー
タ発生量と目標のデータ発生量の差の累積値を相殺する
量子化条件を選択し、この量子化条件により量子化を行
なうようにしたものである。
【0005】
【作用】1フィールドの総和がフィールドの所定の情報
量に等しい情報量発生曲線をフィールド毎に設定し、こ
の発生曲線に実際の情報発生量が従うように量子化条件
を切り替えることにより、フィールド単位で情報量を所
定の量にすることができる。また、広範囲の画像に対応
した複数の量子化条件においてデータ発生量を見積るこ
とにより、現フィールドを所定の情報量で符号化するた
めのおおよその量子化条件を求めることができる。さら
に、そのおおよその量子化条件の付近に所定数の量子化
条件を生成することによりきめ細かい情報発生量の制御
が可能となる。また、実際のデータ発生量と目標のデー
タ発生量の差の累積値を相殺する量子化条件を選択する
ことにより応答性の良い制御をすることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0007】図1は本発明の第一の実施例の基本構成図
である。入力端子1よりブロック化し、DCT変換(離
散コサイン変換)などの直交変換を施したディジタル画
像データを入力する。基準量子化条件算出回路2では、
フィールド毎に入力画像データに応じて、基準量子化条
件を算出する。この基準量子化条件は、量子化条件作成
回路3において各画像に対応して作成する量子化条件の
作成基準となるものである。また1フィールドの所定の
情報量で符号化するための量子化条件の目安を示すもの
である。この基準量子化条件は、量子化条件作成回路3
の量子化条件作成方法に依存して、1つのこともあれば
複数であることもある。量子化条件作成回路3では上記
基準量子化条件より、現フィールドの画像に適した所定
数の量子化条件を作成する。量子化回路4は上記フィー
ルド毎に作成した量子化条件内のどれかの量子化条件を
用いて量子化を行なう。量子化した画像データを符号化
回路5により可変長符号化する。可変長符号化の1つの
方法としてハフマン符号化を用いることができる。ハフ
マン符号化はエントロピー符号化の一種であり、入力画
像に含まれるエントロピー(符号化に要する最小の情報
量)に応じてデータ発生量が変化するものである。可変
長符号化した画像データを数フィールド分のデータ容量
を持つフレームバッファ10に入力する。このフレーム
バッファには入出力を非同期に行なえるメモリを用いる
。フレームバッファ10より一定のデータレートで画像
データを読みだし、出力端子11より出力することによ
り、出力のデータレートを多幅に低減することが可能と
なる。
【0008】目標情報量曲線作成回路6は、入力画像に
応じて現フィールドを符号化する際に各ブロックの符号
長すなわち情報発生量として目標とすべき量(以下、目
標情報量と記す)をブロック毎に設定する。目標情報量
の1フィールドの総和はフィールドの所定情報量に等し
くする。情報量検出回路9は符号化回路出力より実際の
符号化画像データのブロック毎の符号長すなわち情報量
を検出する。減算器7は目標情報量と実際の情報発生量
の差(以後、情報量エラーと記す)を算出し、量子化制
御回路8は上記情報量エラーの値により上記フィールド
毎に作成した量子化条件内で量子化条件をブロック毎に
切り替え、情報量エラーを減らすように制御をかける。
【0009】以上のようにフィールド毎に目標情報量を
設定し、実際の情報発生量がこれに従うように量子化条
件をブロック毎に量子化条件を切り替えることにより、
1フィールドの情報発生量を画像によらず一定とするこ
とができる。この方法によれば、各ブロックに必要とさ
れる情報量に応じて情報量を配分することができるため
、フィールドの所定情報量を効率的に利用し、かつ均質
で最適の画質で符号化を行なうことができる。さらにフ
ィールド内で切り替える量子化条件をフィールド毎に画
像に応じて作成するため、より微細な情報発生量まで制
御することができる。これにより量子化テーブルを切り
替えることによる余分な情報量エラーを低減することが
できる。上記第1の実施例の具体例がいくつか考えられ
る。これらは基準量子化条件算出回路2、量子化条件作
成回路3および目標情報量曲線作成回路6の構成が異な
っている。図2に第1の具体例を示す。この例では図1
の基準量子化条件算出回路2を情報量予測器28、積算
器30、比較回路32により構成している。入力端子2
2よりDCT変換後の画像データを入力し、情報量予測
器28により複数の異なった量子化条件において符号化
したときの情報発生量を予測する。これら量子化条件は
すべての画像に対してデータ発生量がフィールドの所定
情報量以下になる量子化条件を必ずその中に含むように
広範囲にとる。それぞれの量子化条件における予測情報
発生量を積算器30に入力し積算することにより、それ
ぞれの1フィールドの予測情報発生量を計算する。比較
回路32では各1フィールドの予測情報量をフィールド
の所定情報量と比較し、フィールドの所定情報量をその
間に含み、かつ所定情報量に最も近い予測情報量を生ず
る2つの量子化条件を基準量子化条件として選択する。
【0010】図3に情報量予測器28の構成例を示す。 この構成例はあらかじめ種々の量子化条件で符号化を行
ない情報発生量を見積る方法である。DCT変換などの
直交変換を施した画像データを入力端子14より入力し
、量子化回路42において量子化を行ない、量子化した
画像データをハフマン符号化回路43により符号化し、
符号長計算回路44によりブロック毎の符号長を計算す
る。量子化テーブル45は情報量予測器28の中の予測
器毎に異なる固定の量子化条件を与える。ハフマン符号
化回路43の符号化方式は図2のハフマン符号化回路2
5と全く同一のものでなければならないが、ここでは実
際の符号を発生する必要はないため、次の処理ブロック
の符号長計算回路44において符号長を計算できる信号
を出力する簡易的なものでよい。以上のようにして算出
した各ブロック毎の符号長を予測情報量として出力端子
46より出力する。
【0011】図1の目標情報量曲線作成回路6に対応す
る部分は、情報量予測器28、メモリ29、積算器30
、マルチプレクサ31、比較回路32および目標情報量
設定回路33である。上で説明した情報量予測器28の
予測結果をメモリ29にも入力し、すべての量子化条件
について1フィールド分記憶する。そして比較回路32
の結果に従い、マルチプレクサ31においてフィールド
の所定情報量にもっとも近い情報量を発生する量子化条
件に対応するメモリ29内の予測情報量を選択し、目標
情報量設定回路33において選択した予測情報量を一定
の比率で変化させ、その1フィールドの総和が1フィー
ルドの所定情報量に一致するようにした値を各ブロック
の目標情報量として設定する。
【0012】量子化テーブル作成回路34は、図2の比
較回路32により求めた基準量子化条件をもとにして現
フィールドの画像に適した量子化テーブルを所定数作成
する。図5に上記量子化テーブルの作成例をいくつかを
示す。図5のテーブル番号は量子化条件を与える量子化
テーブルにつけた番号であり、情報発生量に関係した量
子化条件の一つの尺度である。この番号には小数点以下
まで意味を持たせることができる。たとえば、テーブル
番号2と3の中間の情報発生量を発生させる量子化テー
ブルは2.5となる。図5では現フィールドの画像を符
号化後の情報発生量を予測した場合にテーブル番号2と
3に対応した情報発生量の間にフィールドの所定情報量
があると仮定する。このように仮定すると本具体例では
基準量子化条件としてテーブル番号2と3が選ばれる。 図5の(a)はこの2つの基準量子化条件の間を等間隔
に分割したものである。(b)は基準量子化条件間は等
分割し、それに隣接する区間は間隔を広げて分割したも
のである。(c)はこの2つの基準量子化条件における
情報発生量の大きさを考慮し、それら量子化条件間を内
分してより1フィールドの情報発生量に近い情報発生量
を生ずる量子化条件を第2の基準量子化条件として算出
し、その第2の基準量子化条件を含む一定の範囲に等間
隔で量子化条件を作成したものである。(d)は上記第
2の基準量子化条件を服務一定の範囲に、中心では密に
、周辺部では粗に量子化条件を作成したものである。
【0013】以上のように量子化テーブル作成回路34
によりフィールド毎に作成した所定数の量子化テーブル
データを量子化テーブル35に転送し、その内部のメモ
リにおいて1フィールドの間保持しておく。そして量子
化テーブル制御回路37からの信号に従い、実際使用す
るテーブルをブロック毎に切替え、量子化回路24の量
子化条件を変化させる。量子化テーブル制御回路37は
上記目標情報量と情報量検出器36により検出した実際
の情報発生量を比較し、実際の情報発生量が目標情報量
に従うように量子化テーブル35を変化させて制御をか
ける。量子化テーブル制御回路37の構成例を図4に示
す。51および52は入力端子、53は減算器、54は
積分回路、55はアドレス発生回路、56は出力端子で
ある。入力端子51より上記目標情報量を、入力端子5
2より実際の情報発生量を入力する。減算器42におい
て、上記2つの情報量の差すなわち情報量エラーを各ブ
ロック毎に求め、積分回路43において随時積算し、フ
ィールド始めより現時点のブロックまでのエラー積算値
を求める。ここでのエラーは実際の情報発生量の目標情
報量に対する超過分とする。アドレス発生回路54はエ
ラー積算値に応じて量子化テーブル35の内部メモリ内
のアドレスを発生し、量子化テーブルの選択を行なう。 本例は出力として、符号化画像データ(出力端子27)
、1フィールド毎に作成した量子化テーブルの内容(出
力端子39)、および各ブロック毎に使用したテーブル
のテーブル番号(出力端子38)を出力する。テーブル
の内容はフィールド毎に出力する。
【0014】図6に第1の実施例の第2の具体例を示す
。図2の第1の具体例との違いは基準量子化条件と目標
情報量の算出方法である。まず始めに基準量子化条件の
算出方法について説明する。情報量予測器67と積算器
70により複数の異なった量子化条件における1フィー
ルドの情報発生量を求める。この1フィールドの情報発
生量と所定の情報発生量の差分すなわちエラー積算値の
量子化条件に対する分布の概念図を図7に示す。横軸は
量子化条件を与える量子化テーブルのテーブル番号であ
る。この番号は第1の具体例同様に情報発生量に関係し
た量子化条件の一つの尺度であり小数点以下まで意味を
持つ。最適量子化条件算出回路75は入力されるエラー
積算値に対し図7に示すように補間曲線を作成しエラー
積算値が0となるテーブル番号を計算する。そしてこの
テーブル番号の量子化条件を現フィールドにおける最適
条件すなわち基準量子化条件として、量子化条件作成回
路76において量子化条件を作成する。目標情報量曲線
は情報量予測器67よりもっとも情報発生量の多い量子
化条件の予測情報量をメモリ73に1フィールド分記憶
し、それらを目標情報量設定回路74により1フィール
ドの総和がフィールドの所定情報量に一致するように一
定の比率で変化させたものを用いる。
【0015】図8に本発明の第1の実施例の第3の具体
例を示す。ここには基準量子化条件算出回路部分のみを
示す。残りの部分は第1あるいは第2の具体例と同様の
ものを用いればよい。本具体例では上記第2の具体例と
同様にエラー積算値の量子化条件に対する分布を作成す
るが、第2の具体例とは違い、基準量子化条件算出回路
内部に量子化条件の制御ループを形成し、単一の情報量
予測器95により予測を行ない、1フィールドの期間、
仮の符号化を行った結果として基準量子化条件を算出す
る。
【0016】図9に本発明の第2の実施例の基本構成図
を示す。目標情報量曲線は第1の実施例の第2の具体例
と同じく単一の量子化条件による符号化を行った時の情
報発生量を比例的に変化させたものを用いる。この処理
は情報量予測器118、メモリ119および目標情報量
設定回路120により行なう。減算器125によりブロ
ック毎に目標情報量と実際の情報発生量の差分即ち情報
量エラーを計算し、エラー平均分布作成回路124によ
りエラー平均分布を逐次作成する。このエラー平均分布
は図10に示すものであり、各テーブル毎にそのテーブ
ルを使用したときに発生する情報量エラーの平均値を計
算したものである。この分布を基に現在生じているエラ
ー積算値を相殺するにはどの量子化テーブルを用いれば
よいかを判断することができる。すなわち、エラー平均
値分布の補間曲線を作成し、この曲線とエラー積算値の
符号を反転した値のレベルとの交点のテーブル番号を求
めればよい。
【0017】以上に説明した第2の実施例は、第1の実
施例と同様に、目標情報発生量にしたがって実際の情報
発生量を制御する方式であるため、フィールドの所定情
報量を効率的に利用し、かつ均質で最適の画質で符号化
を行なうことができる。また、本実施例はエラー積算値
の値に応じて量子化条件を選択する方式のため、情報量
エラーを常に最小にすることが可能であり、さらに情報
量を効率的に分配でき、画質を最適化することができる
【0018】図11および12に本発明を用いた画像デ
ータの記録再生装置の構成例を示す。同一回路ブロック
には同じ番号を付けた。図11は記録モ−ドの回路構成
図である。映像信号を入力端子145より入力し、デー
タ変換回路144およびタイミング発生回路139に供
給する。タイミング回路139は映像信号より垂直、水
平およびブロックなどの同期信号を発生し、各処理ブロ
ックのタイミングを取る。データ変換回路144は映像
信号をブロック化し、DCTなどの直交変換を行なう。 画像データ圧縮回路143は上で説明した用に入力デー
タを画像に応じて量子化および可変長符号化を行ない、
各フィールドで用いた量子化テーブルのデータ、各ブロ
ックの符号化に用いた量子化テーブルの番号および各ブ
ロックの符号化画像データを出力する。合成回路142
によりこれらのデータを合成して時系列データに変換す
る。この時系列データのフォーマットの一例を図13に
示す。合成回路142の出力信号を誤りパリティ付加回
路141に入力し、誤り検出用のデータを付加した後、
ディジタル変調回路140によりテープ記録用の信号に
変換し、ヘッド132に供給して通常のVTR記録を行
なう。
【0019】図12は再生モ−ドの回路構成図である。 ヘッド132、ドラム131、ドラムモータ135、ド
ラムモータ制御回路136、キャプスタン133、キャ
プスタンモータ137、キャプスタンモータ制御回路1
38、同期検出回路151およびタイミング発生回路1
39を用いて、磁気テープ134より通常のVTRの信
号再生を行なう。ヘッド132により再生した信号は同
期検出回路151で各種同期信号を抽出した後、ディジ
タル復調回路152によりディジタル画像データに復調
する。この信号は誤り訂正符号を含んでいるので、誤り
訂正回路153で誤りを検出、訂正を行なう。誤り訂正
が済んだ信号より、分離回路154においてフィールド
毎の量子化テーブルのデータ、各ブロック毎の量子化テ
ーブル番号および各ブロックの符号化画像データを分離
し、画像データ伸長回路155に入力する。
【0020】図14に画像データ伸長回路155の構成
例を示す。各ブロックの符号化画像データを入力端子1
51より入力し、可変長復号化回路154により固定長
符号に復号し、逆量子化回路156において量子化テー
ブル157より供給する量子化条件に基づいて逆量子化
し、出力端子159より出力する。量子化テーブル15
7の内部メモリには、入力端子152より入力されるフ
ィールド内で使用する全ての量子化テーブルデータを書
き込み、その中よりブロック毎に使用するテーブルを入
力端子153より入力するテーブル番号に従い逆量子化
回路156に与える量子化条件を切り替える。データ逆
変換回路156はデータ伸長した画像データに対して記
録時に行ったデータ変換の逆変換を行ない、逆ブロック
化して映像信号に変換して出力端子157より出力する
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明を用いれ
ば、1フィールドの情報発生量を入力画像によらず一定
とすることができる。本発明ではフィールド内の部分毎
に必要な情報量に応じて所定の情報量を分配する方式で
あるため、効率的に情報量を活用し、均質で最適の画質
で符号化を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の基本構成図である。
【図2】第1の実施例の第1の具体例の回路構成である
【図3】図2の情報量予測器28の構成例である。
【図4】図2の量子化テーブル制御回路の構成例である
【図5】図1の量子化条件作成回路3の量子化条件の作
成例である。
【図6】第1の実施例の第2の具体例の回路構成である
【図7】図6の最適条件算出回路76の説明図である。
【図8】第1の実施例の第3の具体例の基準量子化条件
作成回路部分のブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施例の基本構成図である。
【図10】図9のエラー平均分布作成回路124の説明
図である。
【図11】本発明の画像データ記録再生装置の記録モー
ドの回路構成である。
【図12】本発明の画像データ記録再生装置の再生モー
ドの回路構成である。
【図13】図11の合成回路142の出力信号フォーマ
ットの一例である。
【図14】図12の画像データ伸長回路155の構成例
である。
【符号の説明】
2…基準量子化条件算出回路 3…量子化条件作成回路 4…量子化回路 5…符号化回路 6…目標情報量曲線作成回路 7…減算器 8…量子化制御回路 9…情報量検出回路 10…フレームバッファ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データの量子化を行なう手段、該量子
    化の条件をフィールド内で変化させる手段、該量子化後
    の画像データの可変長符号化を行なう手段および該符号
    化後の数フィールドの画像データを記憶する手段を有す
    る画像符号化装置において、入力画像に応じてフィール
    ド毎に、上記可変長符号化後の情報発生量の目標とする
    情報量発生曲線、およびフィールド内で使用する複数の
    量子化条件を作成し、上記目標情報量発生曲線と符号化
    後の情報発生量の差分に応じてフィールド内で量子化条
    件を上記複数の量子化条件内で切り替えることを特徴と
    した画像データ圧縮装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の画像デ−タ圧縮装置を用
    いた画像データ記録再生装置。
  3. 【請求項3】複数の異なる量子化条件における符号化後
    の1フィールドの情報発生量を予測する手段を設け、入
    力画像に応じて、上記複数の量子化条件の中より対応す
    る情報発生量が1フィールドの所定の情報発生量を含む
    少なくとも2つの量子化条件を選択し、該複数の量子化
    条件のを含んだ区間を所定の個数の量子化条件に細分化
    し、該細分化した量子化条件を用いて1フィールドの画
    像データを量子化することを特徴とした請求項1に記載
    の画像データ圧縮装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の画像デ−タ圧縮装置を用
    いた画像データ記録再生装置。
  5. 【請求項5】複数の異なる量子化条件ごとにフィールド
    内の部分毎の上記予測情報発生量を記憶する手段を設け
    、その中より一つを選び、該予測情報発生量を一定の比
    率で変化させて1フィールドの総和が1フィールドの所
    定の情報発生量に等しくなるようにしたものを上記目標
    情報量発生曲線としたことを特徴とした請求項3に記載
    の画像データ圧縮装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の画像デ−タ圧縮装置を用
    いた画像データ記録再生装置。
  7. 【請求項7】複数の異なる量子化条件における符号化後
    の1フィールドの情報発生量を予測する手段を設け、該
    予測情報発生量の結果を補間し、1フィールドの所定の
    情報発生量に等しくなる量子化条件を算出し、該量子化
    条件を含む一定の範囲に所定個数の量子化条件を生成し
    、該量子化条件を用いて1フィールドの画像データを量
    子化することを特徴とした請求項1に記載の画像データ
    圧縮装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の画像デ−タ圧縮装置を用
    いた画像データ記録再生装置。
  9. 【請求項9】画像データの量子化回路、量子化後の画像
    データを可変長符号化する回路および該符号化後の数フ
    ィールドの画像データを記憶する手段を有し、量子化条
    件を変化させることにより出力の情報発生量を制御する
    画像データの圧縮装置において、目標とする情報発生量
    を設定する回路と実際の情報発生量を測定する回路とを
    設け、量子化条件に対する目標と実際の2つの情報発生
    量の差の平均の分布を逐次計算し、該分布より上記情報
    発生量の差の累積値を相殺する量子化条件を求め、該量
    子化条件を用いて量子化することを特徴とする画像デー
    タ圧縮装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の画像デ−タ圧縮装置を
    用いた画像データ記録再生装置。
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