JPH0428939Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0428939Y2 JPH0428939Y2 JP1989135458U JP13545889U JPH0428939Y2 JP H0428939 Y2 JPH0428939 Y2 JP H0428939Y2 JP 1989135458 U JP1989135458 U JP 1989135458U JP 13545889 U JP13545889 U JP 13545889U JP H0428939 Y2 JPH0428939 Y2 JP H0428939Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- vibration
- side edges
- shovel
- vibration suppressing
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 10
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ブレードの後端部に握柄杆を結合し
て成るシヨベル、スコツプに関する。
て成るシヨベル、スコツプに関する。
(従来の技術)
従来、この種シヨベル、スコツプは、把持部を
もつた握柄杆の先端に、薄い鋼板から成るブレー
ドを結合し、該ブレードで砂利や土などを掘り起
こしたり、また、掘り起こした砂利や土などを掬
い上げて移動させたりするようにしている。
もつた握柄杆の先端に、薄い鋼板から成るブレー
ドを結合し、該ブレードで砂利や土などを掘り起
こしたり、また、掘り起こした砂利や土などを掬
い上げて移動させたりするようにしている。
(考案が解決しようとする課題)
所で、以上のシヨベル、スコツプでは、前記ブ
レードが薄くて硬い鋼板で形成されているため、
該ブレードが砂利などと衝突したときの衝撃振動
で高い金属共鳴音が発生し、特に、夜間作業を行
うようなとき、例えば夜間時に鉄道のまくら木間
への砂利敷き作業などを行うような場合に、作業
現場周辺に騒音公害を招く問題があつた。
レードが薄くて硬い鋼板で形成されているため、
該ブレードが砂利などと衝突したときの衝撃振動
で高い金属共鳴音が発生し、特に、夜間作業を行
うようなとき、例えば夜間時に鉄道のまくら木間
への砂利敷き作業などを行うような場合に、作業
現場周辺に騒音公害を招く問題があつた。
本考案は以上のような問題に鑑みて考案したも
ので、その目的は、少ない材料の振動抑制板を用
いてシヨベル全体の重量増化を抑えながら、砂利
などとの衝突による金属共鳴音を効果的に低減で
き、たとえ夜間作業を行うような場合でも、騒音
公害を招いたりすることがないシヨベル、スコツ
プを提供することにある。
ので、その目的は、少ない材料の振動抑制板を用
いてシヨベル全体の重量増化を抑えながら、砂利
などとの衝突による金属共鳴音を効果的に低減で
き、たとえ夜間作業を行うような場合でも、騒音
公害を招いたりすることがないシヨベル、スコツ
プを提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本考案では、ブレ
ード1の後端部に握柄杆2を結合したシヨベル、
スコツプにおいて、前記ブレード1の両側縁部1
2,12に、これら各側縁部12,12に沿う折
り返し形状の振動抑制板3,3をると共に、該振
動抑制板3,3と前記側縁部12,12との間に
振動吸収材4,4を介して前記振動抑制板3,3
を前記各側縁部12,12に対し密着状に固定し
たものである。
ード1の後端部に握柄杆2を結合したシヨベル、
スコツプにおいて、前記ブレード1の両側縁部1
2,12に、これら各側縁部12,12に沿う折
り返し形状の振動抑制板3,3をると共に、該振
動抑制板3,3と前記側縁部12,12との間に
振動吸収材4,4を介して前記振動抑制板3,3
を前記各側縁部12,12に対し密着状に固定し
たものである。
(作用)
しかして、前記ブレード1の両側縁部12,1
2に、これら各側縁部12,12に沿う折り返し
形状の振動抑制板3,3を、前記振動吸収材4,
4を介して密着状に設けたから、これら振動抑制
板3,3により前記ブレード1の固有振動数を変
えて、砂利などとの衝突による甲高い金属共鳴音
を効果的に低減させることができ、つまり、砂利
などとの衝突時、甲高い金属共鳴音を生ずる固有
振動数であつたのを、前記振動抑制板3,3を設
けることにより甲高い金属共鳴音とは異なる固有
振動数に変えることができ、しかも、前記振動抑
制板3,3と前記側縁部12,12との間に振動
吸収材4,4を介装しているから、衝撃振動を吸
収減衰させることができ、その衝撃振動の収斂、
つまり発音の収斂を早くすることができるのであ
り、従つて、たとえ夜間作業を行う場合でも、大
きな騒音を招くことがなくなり、その上、前記各
振動抑制板3を前記ブレード1の両側縁部12に
のみ設けるだけであるから、重量が重くなるのを
抑えられ、かつ、作業時に大きな荷重を受ける前
記ブレード1の両側縁部12における強度も強化
できるのである。
2に、これら各側縁部12,12に沿う折り返し
形状の振動抑制板3,3を、前記振動吸収材4,
4を介して密着状に設けたから、これら振動抑制
板3,3により前記ブレード1の固有振動数を変
えて、砂利などとの衝突による甲高い金属共鳴音
を効果的に低減させることができ、つまり、砂利
などとの衝突時、甲高い金属共鳴音を生ずる固有
振動数であつたのを、前記振動抑制板3,3を設
けることにより甲高い金属共鳴音とは異なる固有
振動数に変えることができ、しかも、前記振動抑
制板3,3と前記側縁部12,12との間に振動
吸収材4,4を介装しているから、衝撃振動を吸
収減衰させることができ、その衝撃振動の収斂、
つまり発音の収斂を早くすることができるのであ
り、従つて、たとえ夜間作業を行う場合でも、大
きな騒音を招くことがなくなり、その上、前記各
振動抑制板3を前記ブレード1の両側縁部12に
のみ設けるだけであるから、重量が重くなるのを
抑えられ、かつ、作業時に大きな荷重を受ける前
記ブレード1の両側縁部12における強度も強化
できるのである。
(実施例)
第1図乃至第4図は丸シヨベルを示し、該丸シ
ヨベルは、薄い鋼板から成るブレード1と、該ブ
レード1の後端部に結合される握柄杆2とから構
成されている。
ヨベルは、薄い鋼板から成るブレード1と、該ブ
レード1の後端部に結合される握柄杆2とから構
成されている。
前記ブレード1は、先端部を先鋭状に湾曲させ
た湾曲先鋭部11と、該先鋭部11の幅方向両側
から後方に延びる両側縁部12,12と、この各
側縁部12,12の後端から直交方向に延びる足
踏用後縁部13とで概略ハート形状に形成し、そ
の全体を中央部側が低位となるように中央部を側
縁部12,12に対し一方側に湾曲させて砂利な
どの掬い部14を設けると共に、該掬い部14の
中央部位から後方に向けて筒部15を一体状に突
設させている。
た湾曲先鋭部11と、該先鋭部11の幅方向両側
から後方に延びる両側縁部12,12と、この各
側縁部12,12の後端から直交方向に延びる足
踏用後縁部13とで概略ハート形状に形成し、そ
の全体を中央部側が低位となるように中央部を側
縁部12,12に対し一方側に湾曲させて砂利な
どの掬い部14を設けると共に、該掬い部14の
中央部位から後方に向けて筒部15を一体状に突
設させている。
また、前記握柄杆2は、長さ方向後端部に把持
部12を取付けて、その長さ方向先端を前記ブレ
ード1の筒部15内に挿入固定している。
部12を取付けて、その長さ方向先端を前記ブレ
ード1の筒部15内に挿入固定している。
しかして、以上の丸シヨベルにおいて、前記ブ
レード1の両側縁部12,12に、これら各側縁
部12,12に沿つて前記湾曲先鋭部11側へと
延びる折り返し形状の振動抑制板3,3をそれぞ
れ一体的に設けると共に、該振動抑制板3,3と
前記側縁部12,12との間に振動吸収材4,4
を介して前記振動抑制板3,3を前記各側縁部1
2,12に対し密着状に固定したものである。
レード1の両側縁部12,12に、これら各側縁
部12,12に沿つて前記湾曲先鋭部11側へと
延びる折り返し形状の振動抑制板3,3をそれぞ
れ一体的に設けると共に、該振動抑制板3,3と
前記側縁部12,12との間に振動吸収材4,4
を介して前記振動抑制板3,3を前記各側縁部1
2,12に対し密着状に固定したものである。
具体的には、第4図で示したごとく、前記ブレ
ード1の構成素材とは固有振動数が異なる軟質鋼
材又は合成樹脂などから成る薄肉部材を用い、概
略断面コ形状とされた振動抑制板3を形成し、前
記ブレード1の側縁部12で上下部位に、それぞ
れ振動吸収特性に優れた接着材4,4を塗着した
状態で、前記振動抑制板3を前記側縁部12へと
挿嵌させて、上下部位からプレス成形を行うこと
により、前記ブレード1を前記側縁部11にサン
ドイツチ状に挟持させて一体に沿設させるのであ
る。
ード1の構成素材とは固有振動数が異なる軟質鋼
材又は合成樹脂などから成る薄肉部材を用い、概
略断面コ形状とされた振動抑制板3を形成し、前
記ブレード1の側縁部12で上下部位に、それぞ
れ振動吸収特性に優れた接着材4,4を塗着した
状態で、前記振動抑制板3を前記側縁部12へと
挿嵌させて、上下部位からプレス成形を行うこと
により、前記ブレード1を前記側縁部11にサン
ドイツチ状に挟持させて一体に沿設させるのであ
る。
また、前記ブレード1の側縁部12に前記振動
抑制板3を取付けるに際し、前記した接着剤4に
代えて、前記振動抑制板3と前記ブレード1の側
縁部12との間に、振動吸収特性に優れた前記ゴ
ム板や樹脂板或は紙などを介装させてもよい。
抑制板3を取付けるに際し、前記した接着剤4に
代えて、前記振動抑制板3と前記ブレード1の側
縁部12との間に、振動吸収特性に優れた前記ゴ
ム板や樹脂板或は紙などを介装させてもよい。
また、図中、5,5は、前記ブレード1におけ
る掬い部14の前部で幅方向両側に、それぞれ前
後方向に延びる断面半円形とされた一対のリブで
あつて、このリブ5,5によつて前記振動抑制板
3の取付けられていないブレード1の先端側部分
の補強を行うことができるし、また、このリブ
5,5の存在により金属音を低減できる。
る掬い部14の前部で幅方向両側に、それぞれ前
後方向に延びる断面半円形とされた一対のリブで
あつて、このリブ5,5によつて前記振動抑制板
3の取付けられていないブレード1の先端側部分
の補強を行うことができるし、また、このリブ
5,5の存在により金属音を低減できる。
本考案は以上のごとく構成するもので、例えば
鉄道のまくら木間への砂利敷き作業などを行うよ
うな場合、前記ブレード1の両側縁部12,12
に沿つて折り返し形状に設けた振動抑制板3,3
により、前記ブレード1の固有振動数を変えて、
砂利などとの衝突による甲高い金属共鳴音を効果
的に低減させることができ、つまり、砂利などと
の衝突時、ブレードのみでは甲高い金属共鳴音を
生ずる固有振動数であつたのを、前記振動抑制板
3,3を設けることにより甲高い金属共鳴音とは
異なる固有振動数に変えて金属共鳴音を効果的に
低減させることができ、しかも、前記振動抑制板
3,3と前記側縁部12,12との間に振動吸収
材4,4を介装しているから、衝撃振動を吸収減
衰させることができ、その衝撃振動の収斂、つま
り発音の収斂を早くすることができるのである。
この結果、たとえ夜間作業を行うような場合で
も、騒音公害を招いたりすることがないのであ
る。
鉄道のまくら木間への砂利敷き作業などを行うよ
うな場合、前記ブレード1の両側縁部12,12
に沿つて折り返し形状に設けた振動抑制板3,3
により、前記ブレード1の固有振動数を変えて、
砂利などとの衝突による甲高い金属共鳴音を効果
的に低減させることができ、つまり、砂利などと
の衝突時、ブレードのみでは甲高い金属共鳴音を
生ずる固有振動数であつたのを、前記振動抑制板
3,3を設けることにより甲高い金属共鳴音とは
異なる固有振動数に変えて金属共鳴音を効果的に
低減させることができ、しかも、前記振動抑制板
3,3と前記側縁部12,12との間に振動吸収
材4,4を介装しているから、衝撃振動を吸収減
衰させることができ、その衝撃振動の収斂、つま
り発音の収斂を早くすることができるのである。
この結果、たとえ夜間作業を行うような場合で
も、騒音公害を招いたりすることがないのであ
る。
この場合、特に前記各振動抑制板3を、前記ブ
レード1において振動し易い両側縁部12に設け
ることにより、前記衝撃振動を両側縁部12にお
ける各振動抑制板3により効果的に吸収減衰する
ことができ、これにより、前記振動抑制板3を、
薄肉軽量の小片で形成することができるので、全
体重量の増大を抑えることができ、その上、作業
時に大きな荷重を受ける前記ブレード1における
各側縁部12の強度を強化させることができるの
である。
レード1において振動し易い両側縁部12に設け
ることにより、前記衝撃振動を両側縁部12にお
ける各振動抑制板3により効果的に吸収減衰する
ことができ、これにより、前記振動抑制板3を、
薄肉軽量の小片で形成することができるので、全
体重量の増大を抑えることができ、その上、作業
時に大きな荷重を受ける前記ブレード1における
各側縁部12の強度を強化させることができるの
である。
また、前記振動抑制板3と前記ブレード1の側
縁部12との間に、振動吸収特性に優れた前記ゴ
ム板、樹脂板、ガムテープ等の紙或いは接着材な
どの振動吸収材4を介装させるときには、前記ブ
レード1の砂利などとの衝突による衝撃振動が、
先ず、前記接着剤4などで吸収減衰され、次に、
該接着剤4などで減衰された衝撃振動が前記振動
抑制板3で更に2段階にわたつて吸収されること
になるために、前記ブレード1の衝撃振動による
発音の収斂をより早くすることができるのであ
る。
縁部12との間に、振動吸収特性に優れた前記ゴ
ム板、樹脂板、ガムテープ等の紙或いは接着材な
どの振動吸収材4を介装させるときには、前記ブ
レード1の砂利などとの衝突による衝撃振動が、
先ず、前記接着剤4などで吸収減衰され、次に、
該接着剤4などで減衰された衝撃振動が前記振動
抑制板3で更に2段階にわたつて吸収されること
になるために、前記ブレード1の衝撃振動による
発音の収斂をより早くすることができるのであ
る。
さらに、前記ブレード1における掬い部14の
前部で幅方向両側には、それぞれ前後方向に延び
る断面半円形とされた一対のリブ5,5を形成し
ているので、これら各リブ5で前記ブレード1に
おける先端部の補強が行えると同時に、前記ブレ
ード1の砂利などとの衝突による衝撃振動が外方
側へと伝達されるとき、この衝撃振動の振幅を前
記各リブ5,5で変更して、前記ブレード1の衝
撃振動による金属共鳴音をより一層低減化できる
のである。
前部で幅方向両側には、それぞれ前後方向に延び
る断面半円形とされた一対のリブ5,5を形成し
ているので、これら各リブ5で前記ブレード1に
おける先端部の補強が行えると同時に、前記ブレ
ード1の砂利などとの衝突による衝撃振動が外方
側へと伝達されるとき、この衝撃振動の振幅を前
記各リブ5,5で変更して、前記ブレード1の衝
撃振動による金属共鳴音をより一層低減化できる
のである。
第5図及び第6図は、角シヨベルに適用した別
の実施例を示すもので、直線状に延びる前縁部1
1と、該前縁部11の両側から平行に後方側に延
びる側縁部12,12と、この各側縁部12の後
部から前記前縁部11と平行に延びる後縁部13
とをもち、かつ、浅い掬い部14をもつた正面視
概略矩形状のブレード1を備えた角シヨベルにお
いて、前記各側縁部12に、それぞれ前述したも
のと同様な振動抑制板3,3を取付けたものであ
る。
の実施例を示すもので、直線状に延びる前縁部1
1と、該前縁部11の両側から平行に後方側に延
びる側縁部12,12と、この各側縁部12の後
部から前記前縁部11と平行に延びる後縁部13
とをもち、かつ、浅い掬い部14をもつた正面視
概略矩形状のブレード1を備えた角シヨベルにお
いて、前記各側縁部12に、それぞれ前述したも
のと同様な振動抑制板3,3を取付けたものであ
る。
斬かる角シヨベルの場合にも前記した丸シヨベ
ルと同様の作用が得られるのでり、また、角シヨ
ベルの場合には、前記各側縁部12がそれぞれ直
線状とされているために、該各側縁部12に対す
る前記各振動抑制板3の取付作業が簡単に行える
のである。
ルと同様の作用が得られるのでり、また、角シヨ
ベルの場合には、前記各側縁部12がそれぞれ直
線状とされているために、該各側縁部12に対す
る前記各振動抑制板3の取付作業が簡単に行える
のである。
また、既述実施例ではいずれもシヨベルについ
て説明したけれども、この他、シヨベルの如き足
踏み部をもたないスコツプにも適用できることは
勿論である。
て説明したけれども、この他、シヨベルの如き足
踏み部をもたないスコツプにも適用できることは
勿論である。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案のシヨベル、スコ
ツプでは、ブレード1の側縁部12,12に、こ
れら各側縁部12,12に沿う折り返し形状の振
動抑制板3,3を、前記振動吸収材4,4を介し
て密着状に設けたから、これら振動抑制板3,3
により前記ブレード1の固有振動数を変えて、砂
利などとの衝突による甲高い金属共鳴音を効果的
に低減させることができ、つまり、砂利などとの
衝突時、甲高い金属共鳴音を生ずる固有振動数で
あつたのを、前記振動抑制板3,3を設けること
により甲高い金属共鳴音とは異なる固有振動数に
変えることができ、しかも、前記振動抑制板3,
3と前記側縁部12,12との間に振動吸収材
4,4を介装しているから、衝撃振動を吸収減衰
させることができ、その衝撃振動の収斂、つまり
発音の収斂を早くすることができ、この結果、た
とえ夜間作業を行うような場合でも、騒音公害を
招いたりすることがないのである。
ツプでは、ブレード1の側縁部12,12に、こ
れら各側縁部12,12に沿う折り返し形状の振
動抑制板3,3を、前記振動吸収材4,4を介し
て密着状に設けたから、これら振動抑制板3,3
により前記ブレード1の固有振動数を変えて、砂
利などとの衝突による甲高い金属共鳴音を効果的
に低減させることができ、つまり、砂利などとの
衝突時、甲高い金属共鳴音を生ずる固有振動数で
あつたのを、前記振動抑制板3,3を設けること
により甲高い金属共鳴音とは異なる固有振動数に
変えることができ、しかも、前記振動抑制板3,
3と前記側縁部12,12との間に振動吸収材
4,4を介装しているから、衝撃振動を吸収減衰
させることができ、その衝撃振動の収斂、つまり
発音の収斂を早くすることができ、この結果、た
とえ夜間作業を行うような場合でも、騒音公害を
招いたりすることがないのである。
その上、前記振動抑制板3,3は、前記ブレー
ド1の両側縁部12,12に設けるだけでよいか
ら、振動抑制板3,3の材料を少なく抑えてシヨ
ベル又はスコツプ全体の重量増化を抑えながら、
前記振動抑制板3,3により作業時に大きな荷重
を受ける前記ブレード1における両側縁部12,
12の強度を強化できるに至つたのである。
ド1の両側縁部12,12に設けるだけでよいか
ら、振動抑制板3,3の材料を少なく抑えてシヨ
ベル又はスコツプ全体の重量増化を抑えながら、
前記振動抑制板3,3により作業時に大きな荷重
を受ける前記ブレード1における両側縁部12,
12の強度を強化できるに至つたのである。
第1図は本考案を丸シヨベルに適用した実施例
を示す一部省略正面図、第2図は同要部の側面
図、第3図は第1図X−X線の断面図、第4図は
同要部の拡大断面図、第5図は角シヨベルの要部
を示す正面図、第6図は第5図Y−Y線の断面図
である。 1……ブレード、12……側縁部、2……握柄
杆、3……振動抑制板。
を示す一部省略正面図、第2図は同要部の側面
図、第3図は第1図X−X線の断面図、第4図は
同要部の拡大断面図、第5図は角シヨベルの要部
を示す正面図、第6図は第5図Y−Y線の断面図
である。 1……ブレード、12……側縁部、2……握柄
杆、3……振動抑制板。
Claims (1)
- ブレード1の後端部に握柄杆2を結合して成る
シヨベル、スコツプであつて、前記ブレード1の
両側縁部12,12に、これら各側縁部12,1
2に沿う折り返し形状の振動抑制板3,3を設け
ると共に、該振動抑制板3,3と前記側縁部1
2,12との間に振動吸収材4,4を介して前記
振動抑制板3,3を前記各側縁部12,12に対
し密着状に固定したことを特徴とするシヨベル、
スコツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989135458U JPH0428939Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989135458U JPH0428939Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0376050U JPH0376050U (ja) | 1991-07-30 |
JPH0428939Y2 true JPH0428939Y2 (ja) | 1992-07-14 |
Family
ID=31682724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989135458U Expired JPH0428939Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428939Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP1989135458U patent/JPH0428939Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0376050U (ja) | 1991-07-30 |
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