JPH0428925Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0428925Y2 JPH0428925Y2 JP9381588U JP9381588U JPH0428925Y2 JP H0428925 Y2 JPH0428925 Y2 JP H0428925Y2 JP 9381588 U JP9381588 U JP 9381588U JP 9381588 U JP9381588 U JP 9381588U JP H0428925 Y2 JPH0428925 Y2 JP H0428925Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gfrp
- groove
- panel
- outer surfaces
- hybrid material
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、水門扉の改良に関する。
従来技術と問題点
金属製水門扉と、FRP材からなる各水門用成
形部材を嵌合積層して水門扉に組立て構成するこ
ととが知られているが、後者は上記成形部材断面
の一側面に嵌合突部及び他の上記成形部材の嵌合
突部と嵌合する嵌合受部を夫々形成した部材を開
示している(たとえば、実開昭61−173530号公報
参照)。
形部材を嵌合積層して水門扉に組立て構成するこ
ととが知られているが、後者は上記成形部材断面
の一側面に嵌合突部及び他の上記成形部材の嵌合
突部と嵌合する嵌合受部を夫々形成した部材を開
示している(たとえば、実開昭61−173530号公報
参照)。
また、FRP材からなる格子状の補剛桁とスキ
ンプレート板材とを一定の規格化された形状に一
体成形した水門用部材が知られている(たとえ
ば、実開昭61−173532号公報参照)。
ンプレート板材とを一定の規格化された形状に一
体成形した水門用部材が知られている(たとえ
ば、実開昭61−173532号公報参照)。
考案が解決しようとする問題点
金属製水門扉に係わる問題点は、前記第1の公
開公報に掲載されているので、ここでは省略す
る。
開公報に掲載されているので、ここでは省略す
る。
第1の公開公報に開示されている後者及び第2
の公開公報に開示されているものは、いずれも
FRP材からなる構造であるため、耐摩耗性に劣
り、早く摩耗するという不利があり、堰堤に設置
した溝形嵌合部材に嵌合して摺動開閉せしめるの
に適していない。そして、これらFRP材は、剛
性に乏しく、変形し易いという難点を有している
ので、水密性を要求される水門用成形部材をかか
る材質で構成することは好ましくない。
の公開公報に開示されているものは、いずれも
FRP材からなる構造であるため、耐摩耗性に劣
り、早く摩耗するという不利があり、堰堤に設置
した溝形嵌合部材に嵌合して摺動開閉せしめるの
に適していない。そして、これらFRP材は、剛
性に乏しく、変形し易いという難点を有している
ので、水密性を要求される水門用成形部材をかか
る材質で構成することは好ましくない。
本考案は、上記問題点のうち、とくにFRP材
で構成した水門用成形部材の問題点に鑑みてなし
たもので、耐摩耗性にすぐれ、かつすぐれた剛性
を発揮する丈夫な水門用扉の提供を目的とする。
で構成した水門用成形部材の問題点に鑑みてなし
たもので、耐摩耗性にすぐれ、かつすぐれた剛性
を発揮する丈夫な水門用扉の提供を目的とする。
問題点解決のための手段
上記目的を達成するために本考案がなした手段
は、複数個のGFRP溝形スペーサーを並列せし
め、該溝形スペーサーの両側外面にGFRPパネル
を接着すると共に、該GFRPパネルがGFRP溝形
スペーサーの両側外面と対応する部位に繊維方向
が一方向性のCFRPハイブリツド材を一体に設
け、GFRPパネルの左右両縦側端部に金属質のエ
ツジプロテクターを被着せしめたということであ
る。
は、複数個のGFRP溝形スペーサーを並列せし
め、該溝形スペーサーの両側外面にGFRPパネル
を接着すると共に、該GFRPパネルがGFRP溝形
スペーサーの両側外面と対応する部位に繊維方向
が一方向性のCFRPハイブリツド材を一体に設
け、GFRPパネルの左右両縦側端部に金属質のエ
ツジプロテクターを被着せしめたということであ
る。
作 用
GFRP溝形スペーサー及びGFRPパネルの使用
によつて強度が発揮され、CFRPハイブリツド材
の使用によつて剛性と強度とが発揮され、金属プ
ロテクターによつて耐摩耗性が発揮される。
によつて強度が発揮され、CFRPハイブリツド材
の使用によつて剛性と強度とが発揮され、金属プ
ロテクターによつて耐摩耗性が発揮される。
実施例
溝形スペーサー1は、剛性を有するGFRP
(Glass Fiber Reinforced Plastics)で肉厚が5
mm位の断面U字形に成形し、溝底を上向又は下向
にして適数本(たとえば4〜5本位)を並列せし
め、両側板の外面にGFRPパネル2を接着せしめ
る。溝形スペーサー1をGFRP材で成形すれば、
強度にすぐれた構造体が得られる。パネル2は、
上記GFRPで肉厚3mm位に成形し、強度にすぐれ
た構造体に構成し、溝形スペーサー1の両側板外
面に接着せしめる。ハイブリツド材3は、CFRP
(Carbonglas&Fiberglas Reinfor−ced
Plastics)で肉厚1mm位に成形された帯体であつ
て、剛性及び強度の発揮と、軽量化及び各部材の
薄肉化とを企図して用いる。CFRPハイブリツド
材3は、カーボン繊維及びガラス繊維が一方向に
揃えられ、組合わされて強化された剛性材であつ
て、帯体に成形したものを溝形スペーサー1との
対応部位においてパネル2に設ける。ハイブリツ
ド材3の配設手段は、第3図示の如くパネル2の
一部厚肉部内に埋設する手段、第4図示の如く溝
形スペーサー1の両側板外面とパネル2の内面と
の間に接着する手段、第5図示の如くパネル2の
外面に接着する手段、第6図示の如くパネル2の
均一厚肉内に埋設する手段などが考えられる。
(Glass Fiber Reinforced Plastics)で肉厚が5
mm位の断面U字形に成形し、溝底を上向又は下向
にして適数本(たとえば4〜5本位)を並列せし
め、両側板の外面にGFRPパネル2を接着せしめ
る。溝形スペーサー1をGFRP材で成形すれば、
強度にすぐれた構造体が得られる。パネル2は、
上記GFRPで肉厚3mm位に成形し、強度にすぐれ
た構造体に構成し、溝形スペーサー1の両側板外
面に接着せしめる。ハイブリツド材3は、CFRP
(Carbonglas&Fiberglas Reinfor−ced
Plastics)で肉厚1mm位に成形された帯体であつ
て、剛性及び強度の発揮と、軽量化及び各部材の
薄肉化とを企図して用いる。CFRPハイブリツド
材3は、カーボン繊維及びガラス繊維が一方向に
揃えられ、組合わされて強化された剛性材であつ
て、帯体に成形したものを溝形スペーサー1との
対応部位においてパネル2に設ける。ハイブリツ
ド材3の配設手段は、第3図示の如くパネル2の
一部厚肉部内に埋設する手段、第4図示の如く溝
形スペーサー1の両側板外面とパネル2の内面と
の間に接着する手段、第5図示の如くパネル2の
外面に接着する手段、第6図示の如くパネル2の
均一厚肉内に埋設する手段などが考えられる。
しかして、上記各部材1,2,3は各別に成形
したものを接着してもよいが、各部材成形材料を
成形装置に供給し、各部材を所定の断面形状に引
抜き成形すると同時に全体を所定の断面形状と寸
法とに引抜き成形し、全体を一挙に成形するほう
が能率的で好ましい。エツジプロテクター4は、
耐摩耗性に富む金属材料、たとえばステンレス鋼
で1mm位の肉厚かつ縦断面及び横断面をコ字形に
成形し、溝形スペーサー1、ハイブリツド材3な
どが配設されたパネル2の左右両縦側端部に嵌装
固着せしめ、堰堤に配置した溝形嵌合部材5に嵌
合するようにする。
したものを接着してもよいが、各部材成形材料を
成形装置に供給し、各部材を所定の断面形状に引
抜き成形すると同時に全体を所定の断面形状と寸
法とに引抜き成形し、全体を一挙に成形するほう
が能率的で好ましい。エツジプロテクター4は、
耐摩耗性に富む金属材料、たとえばステンレス鋼
で1mm位の肉厚かつ縦断面及び横断面をコ字形に
成形し、溝形スペーサー1、ハイブリツド材3な
どが配設されたパネル2の左右両縦側端部に嵌装
固着せしめ、堰堤に配置した溝形嵌合部材5に嵌
合するようにする。
しかして、必要に応じて最上段及び最下段の溝
形スペーサー1の上面及び下面に、断面コ字形の
エツジプロテクター(不図示)を嵌装固着せしめ
ることがある。この場合のエツジプロテクター
は、前記プロテクター同様の耐摩耗性金属質材料
で構成する。
形スペーサー1の上面及び下面に、断面コ字形の
エツジプロテクター(不図示)を嵌装固着せしめ
ることがある。この場合のエツジプロテクター
は、前記プロテクター同様の耐摩耗性金属質材料
で構成する。
なお、上記構成の扉の一寸法例を記すと、長さ
1515mm位、高さ850mm位、厚さ100mm位である。
1515mm位、高さ850mm位、厚さ100mm位である。
考案の効果
本考案は、叙上のように構成したから、すぐれ
た強度と剛性と耐摩耗性とが発揮される扉が得ら
れると共に、CFRPハイブリツド材の使用によつ
て、全体をGFRP製にした場合に比して軽量化と
薄肉化とを達成することができると共に、格子状
の補剛桁を不必要ならしめ得る。従つて、強度、
剛性、耐摩耗性といつた水門扉に不可欠の条件を
満足すると共に、人手による容易な取扱い及び容
易な取外しを可能ならしめる軽量化と薄肉化とを
達成でき、所期の目的を達成しえる。
た強度と剛性と耐摩耗性とが発揮される扉が得ら
れると共に、CFRPハイブリツド材の使用によつ
て、全体をGFRP製にした場合に比して軽量化と
薄肉化とを達成することができると共に、格子状
の補剛桁を不必要ならしめ得る。従つて、強度、
剛性、耐摩耗性といつた水門扉に不可欠の条件を
満足すると共に、人手による容易な取扱い及び容
易な取外しを可能ならしめる軽量化と薄肉化とを
達成でき、所期の目的を達成しえる。
第1図は本考案扉の使用状態を表わす一部切欠
斜視図、第2図は一部拡大縦正面図、第3図は
CFRPハイブリツド材の第1配設例を表わす一部
切欠拡大縦断側面図、第4図は第2配設例を表わ
す一部拡大縦断側面図、第5図は第3配設例を表
わす一部拡大縦断側面図、第6図は第4配設例を
表わす一部拡大縦断側面図である。 図中、1……GFRP溝形スペーサー、2……
GFRPパネル、3……CFRPハイブリツド材、4
……エツジプロテクター。
斜視図、第2図は一部拡大縦正面図、第3図は
CFRPハイブリツド材の第1配設例を表わす一部
切欠拡大縦断側面図、第4図は第2配設例を表わ
す一部拡大縦断側面図、第5図は第3配設例を表
わす一部拡大縦断側面図、第6図は第4配設例を
表わす一部拡大縦断側面図である。 図中、1……GFRP溝形スペーサー、2……
GFRPパネル、3……CFRPハイブリツド材、4
……エツジプロテクター。
Claims (1)
- 複数個のGFRP溝形スペーサーを並列せしめ、
該溝形スペーサーの両側外面にGFRPパネルを接
着すると共に、該GFRPパネルがGFRP溝形スペ
ーサーの両側外面と対応する部位に繊維方向が一
方向性のCFRPハイブリツド材を一体に設け、
GFRPパネルの左右両縦側端部に金属質のエツジ
プロテクターを被着せしめた水門用扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9381588U JPH0428925Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9381588U JPH0428925Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0215629U JPH0215629U (ja) | 1990-01-31 |
JPH0428925Y2 true JPH0428925Y2 (ja) | 1992-07-14 |
Family
ID=31318292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9381588U Expired JPH0428925Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428925Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-15 JP JP9381588U patent/JPH0428925Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0215629U (ja) | 1990-01-31 |
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