JPH04289076A - 切削性流体の混合噴射方法と装置 - Google Patents

切削性流体の混合噴射方法と装置

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Publication number
JPH04289076A
JPH04289076A JP7360591A JP7360591A JPH04289076A JP H04289076 A JPH04289076 A JP H04289076A JP 7360591 A JP7360591 A JP 7360591A JP 7360591 A JP7360591 A JP 7360591A JP H04289076 A JPH04289076 A JP H04289076A
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pressure water
cutting fluid
pipe
water
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Pending
Application number
JP7360591A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Usui
臼井 龍男
Yasuo Shimizu
清水 安男
Atsushi Kurosawa
敦 黒澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
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Publication of JPH04289076A publication Critical patent/JPH04289076A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧水に砥粒を混合さ
せた切削性流体を被加工物に吹き付けて所望の加工を行
うためのものであり、例えば建設業等において建築中の
コンクリート構造物に対する加工作業や、既に建築され
たコンクリート構造物の解体作業等に利用できる切削性
流体の混合噴射方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の切削性流体を噴射する場
合には例えば第3図のように、高圧ポンプ1からの高圧
水2を圧送するための先端部内面に絞り構造のノズル3
が装着された送水管4の先端側外周に、砥粒5として珪
砂等の研摩材を供給する給送管6が装着されているノズ
ル装置を用い、ノズル3から高圧水3を噴射させると共
に、その際に当該ノズル3の先端付近に発生する負圧域
7を利用して高圧水流の外周域から砥粒5を混合させ、
これによって得られた切削性流体8をアブレーシブジェ
ット9として被加工物に吹き付け、切断や穴開けその他
所望の加工処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記した
ように高圧水2が噴射されるノズル3の外周域から砥粒
5を混合して造られた切削性流体8をアブレーシブジェ
ット9にする従来の技術では次のような問題点があった
。砥粒5が高圧水2の周囲に沿って運ばれるように噴射
されるので、均一で且つ十分に混合された切削性流体8
が得られないと共に、細いビーム幅で遠方まで噴射され
るアブレーシブジェット9が得られ難いので切削力が弱
く、然も高価な砥粒5が効果的に利用されないので不経
済である。また切削力を向上させるために高圧水2の流
速を上げる必要があり、このために大型で高価な超高圧
ポンプを使用しなければならない。更に、被加工物に応
じて砥粒5の濃度を調整することが困難である。そこで
本発明では、これら従来の技術の課題を解決し得る切削
性流体の混合噴射方法と装置の提供を目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、高圧タ
ンク内に収容された砥粒を高圧水に混合させて当該高圧
タンクの出口部に接続された送液管へ所望な砥粒濃度の
切削用流体として圧送し、この切削性流体を送液管の先
端に設けられたノズルの噴射口からアブレーシブジェッ
トとして高圧噴射させる切削性流体の混合噴射方法であ
って、上記高圧タンク内には砥粒と水とが収容され、外
部から高圧水パイプを介して高圧タンク内に取り入れた
第1の高圧水を当該高圧タンクの出口部から送液管側に
向けて噴射すると共に、上記高圧タンク内には収容され
た砥粒と水とを出口部側へ押圧する第2の高圧水が供給
され、この砥粒と水とを上記高圧水パイプの先端部周囲
の流出路を介して出口部側へ順次流出させて上記第1の
高圧水と混合し、この混合された切削性流体が上記送液
管へ圧送される切削性流体の混合噴射方法である。
【0005】また他の要旨は、内部に砥粒と水とが収容
される高圧タンクと、先端側を高圧タンク内へ挿通して
基端側は高圧タンクの外部に突設されて当該高圧タンク
内へ外部から高圧水を取り入れる高圧水パイプと、この
高圧水パイプの基端部に接続されて高圧タンク内へ高圧
水を圧送する高圧ポンプと、一端が高圧タンクの出口部
に接続された切削性流体の送液管と、この送液管の他端
に装着されて被加工物に対して切削性流体を高圧噴射す
るノズルとで構成され、上記高圧水パイプの中間部には
高圧タンク内の上部側と連通して収容された砥粒と水と
を出口部側へ押圧する高圧水が噴射される連通口が設け
られ、上記高圧水パイプの先端噴射口は高圧タンク内の
出口部で開口されると共に、当該高圧水パイプの先端部
周囲と高圧タンクとの間に砥粒と水の流出路が形成され
る切削性流体の混合噴射装置である。
【0006】更に他の要旨は、上記高圧水パイプは高圧
タンクに対して上下移動可能に装着され、当該高圧水パ
イプの上下移動で上記流出路の幅を可変して切削用流体
の砥粒濃度を調整するようにした上記に記載した切削性
流体の混合噴射装置である。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図1と図2で図示の実施例に
基づいて詳細に説明する。漏斗状に形成された高圧タン
ク11内には、水12と珪砂等の研摩材による砥粒13
とが収容されている。この高圧タンク11内には、一端
が高圧ポンプ14に接続される高圧水パイプ15の他端
が収容されている。この高圧水パイプ14は高圧タンク
11の底部に形成された出口部11a上に開口された先
端噴射口15bを備え、テーパ状をしたフランジ15c
の外周と出口部11aの内壁面の間には流出路が形成さ
れると共に、当該高圧水パイプ14の上方には高圧タン
ク11内上部の主として水12が収容されている部分で
開口する連通口15aが穿設されている。また、上記の
高圧タンク11の底部には送液管16の基端側が接続さ
れ、この送液管16の先端側の内周部には絞り構造のノ
ズル17が装着されている。
【0008】上記の高圧ポンプ14から高圧水パイプ1
5へ高圧水が圧送されると、当該高圧水パイプ15の先
端噴射口15bから送液管16側へ噴射された高圧水に
よって出口部11aに形成された流出路には負圧域18
が発生し、周囲の砥粒13を出口部11a側へ引き込も
うと作用する。一方、高圧水パイプ15の連通口15a
から高圧タンク11内の上部へ噴射された高圧水は、水
12に混合された砥粒13をを出口部11a側へ押出す
ように作用する。これにより、この砥粒13は上記流出
路を介して負圧域18側へ順次送り出され、当該砥粒1
3は出口部11aで高圧水パイプ15の先端噴射口15
bから噴射される高圧水に混合されると共に、高圧水の
圧送力で切削性流体19として送液管16へ送り出され
て噴射される迄の間に十分に攪拌混合される。そして、
この切削性流体19はノズル17の噴射口17aからア
ブレーシブジェット20として被加工物に吹き付けられ
、切断や穴開けその他所望の加工処理を行う。
【0009】次に、上記の装置では高圧水パイプ15を
上下に移動させることによって上記砥粒13に対する流
出路の環状幅を可変させ、切削性流体19における砥粒
13の濃度を調整できるようにしている。このために、
高圧水パイプ15の先端部外周に形成されたテーパ状を
したフランジ15cの傾斜角度を、高圧タンク11の漏
斗状をしたテーパ内面の傾斜角度より急勾配にし、この
高圧水パイプ15を上下移動させることによって流出路
の環状幅を可変させ、出口部11a側へ流出される砥粒
13の量を増減させている。従って、被加工物に応じた
所望な砥粒濃度による切削性流体19が容易に得られる
。尚、この高圧水パイプ15の上下移動は、高圧タンク
11外に突設された基部側に係合させた例えばラックと
ピニオン等による回転昇降機構(図示を省略)等を介し
て行うことができる。
【0010】尚、本発明は上記の実施例に限定されるこ
となく各種の変形を採り得るものである。例えば、本発
明の方法において高圧水を高圧タンクの上部側に噴射さ
せることは必ずしも必要ではなく、また高圧水を上部側
に噴射させる場合でも別の高圧ポンプによって供給する
ようにしても良い。
【0011】
【発明の効果】本発明の方法と装置では、予め高圧水に
砥粒が混合された状態の切削性流体を造り、この切削性
流体をノズルからアブレーシブジェットとして噴射する
。従って、この切削性流体は従来の高圧水のみの場合に
比べると流速は多少低下するものの、砥粒の濃度分布が
均一に分布されるので当該砥粒が効果的に作用して従来
の場合に比べて格段に切削力が向上する。また、この切
削力の向上によってそれほど流速を大きくする必要もな
くなり、小型で低コストの高圧ポンプでも十分な切削力
が得られる。更に本発明の装置では、被加工物に応じて
高圧水パイプを上下移動させるだけで砥粒の濃度を容易
に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の実施例による切削性流体の噴射装
置の縦断面図。
【図2】  上記装置の要部縦断面図。
【図3】  従来例による切削性流体の噴射装置の要部
縦断面図。
【符号の説明】
11    高圧タンク              
11a  出口部12    水          
            13    砥粒14   
 高圧ポンプ              15   
 高圧水パイプ 15a  連通口                 
 15b  先端噴射口15c  フランジ     
           16    送液管17   
 ノズル                  17a
  噴射口18    負圧域           
       19    切削性流体20    ア
ブレーシブジェット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  高圧タンク内に収容された砥粒を高圧
    水に混合させて当該高圧タンクの出口部に接続された送
    液管へ所望な砥粒濃度の切削用流体として圧送し、この
    切削性流体を送液管の先端に設けられたノズルの噴射口
    からアブレーシブジェットとして高圧噴射させる切削性
    流体の混合噴射方法であって、上記高圧タンク内には砥
    粒と水とが収容され、外部から高圧水パイプを介して高
    圧タンク内に取り入れた第1の高圧水を当該高圧タンク
    の出口部から送液管側に向けて噴射すると共に、上記高
    圧タンク内には収容された砥粒と水とを出口部側へ押圧
    する第2の高圧水が供給され、この砥粒と水とを上記高
    圧水パイプの先端部周囲の流出路を介して出口部側へ順
    次流出させて上記第1の高圧水と混合し、この混合され
    た切削性流体が上記送液管へ圧送されることを特徴とし
    た切削性流体の混合噴射方法。
  2. 【請求項2】  内部に砥粒と水とが収容される高圧タ
    ンクと、先端側を高圧タンク内へ挿通して基端側は高圧
    タンクの外部に突設されて当該高圧タンク内へ外部から
    高圧水を取り入れる高圧水パイプと、この高圧水パイプ
    の基端部に接続されて高圧タンク内へ高圧水を圧送する
    高圧ポンプと、一端が高圧タンクの出口部に接続された
    切削性流体の送液管と、この送液管の他端に装着されて
    被加工物に対して切削性流体を高圧噴射するノズルとで
    構成され、上記高圧水パイプの中間部には高圧タンク内
    の上部側と連通して収容された砥粒と水とを出口部側へ
    押圧する高圧水が噴射される連通口が設けられ、上記高
    圧水パイプの先端噴射口は高圧タンク内の出口部で開口
    されると共に、当該高圧水パイプの先端部周囲と高圧タ
    ンクとの間に砥粒と水の流出路が形成されることを特徴
    とした切削性流体の混合噴射装置。
  3. 【請求項3】  上記高圧水パイプは高圧タンクに対し
    て上下移動可能に装着され、当該高圧水パイプの上下移
    動で上記流出路の幅を可変して切削用流体の砥粒濃度を
    調整するようにした請求項2に記載した切削性流体の混
    合噴射装置。
JP7360591A 1991-03-14 1991-03-14 切削性流体の混合噴射方法と装置 Pending JPH04289076A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102554798A (zh) * 2010-12-17 2012-07-11 中国科学院理化技术研究所 一种液态金属刀切割系统

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