JPH04287407A - 小形アンテナ - Google Patents
小形アンテナInfo
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- JPH04287407A JPH04287407A JP7442691A JP7442691A JPH04287407A JP H04287407 A JPH04287407 A JP H04287407A JP 7442691 A JP7442691 A JP 7442691A JP 7442691 A JP7442691 A JP 7442691A JP H04287407 A JPH04287407 A JP H04287407A
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- antenna
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 29
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 230000005684 electric field Effects 0.000 abstract description 22
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract 1
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体、動物、大地等の
誘電体又は導体の近傍で常時使用されるアンテナに関す
るものである。
誘電体又は導体の近傍で常時使用されるアンテナに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5(a)に従来の人体、動物等の近傍
で使用される無線機のアンテナ構成を、図5(b)に人
体、動物等の近傍におかれた場合の様子を示す。21は
ホイップ形式のアンテナ素子、23は金属筐体、24は
給電点、25は内部無線回路、26は人体、動物等の誘
電体、27はアンテナに流れる電流、21’はアンテナ
の誘電体内に出来るイメージ、23’は金属筐体の誘電
体内に出来るイメージ、27’はイメージアンテナに流
れる電流である。このように、従来のアンテナは小形金
属筐体をマイナス、ホイップアンテナ素子をプラスとし
て給電してある。またホイップアンテナ素子は長いこと
から、人体等装着時じゃまにならないように無線基本体
側面に取りつけられており、人体等近接時には人体面に
平行となっていた。このような構成となっているので、
アンテナのマイナス部分が小さいため、自由空間中にお
いても十分な共振が得られずインピーダンス特性が劣化
するとともに、アンテナの利得も劣化していた。さらに
、人体等近接時においては、図5(b)のように、人体
、動物等の誘電体内に生じるイメージアンテナの電流が
、実アンテナの電流と逆方向となるため、互いに打ち消
しあってしまい、さらにアンテナ利得が低下していた。 図3(a)に従来のアンテナの人体等の近傍における放
射パターンを示すが、利得は約−15〜−25dBd(
ダイポール比)と大変低い。
で使用される無線機のアンテナ構成を、図5(b)に人
体、動物等の近傍におかれた場合の様子を示す。21は
ホイップ形式のアンテナ素子、23は金属筐体、24は
給電点、25は内部無線回路、26は人体、動物等の誘
電体、27はアンテナに流れる電流、21’はアンテナ
の誘電体内に出来るイメージ、23’は金属筐体の誘電
体内に出来るイメージ、27’はイメージアンテナに流
れる電流である。このように、従来のアンテナは小形金
属筐体をマイナス、ホイップアンテナ素子をプラスとし
て給電してある。またホイップアンテナ素子は長いこと
から、人体等装着時じゃまにならないように無線基本体
側面に取りつけられており、人体等近接時には人体面に
平行となっていた。このような構成となっているので、
アンテナのマイナス部分が小さいため、自由空間中にお
いても十分な共振が得られずインピーダンス特性が劣化
するとともに、アンテナの利得も劣化していた。さらに
、人体等近接時においては、図5(b)のように、人体
、動物等の誘電体内に生じるイメージアンテナの電流が
、実アンテナの電流と逆方向となるため、互いに打ち消
しあってしまい、さらにアンテナ利得が低下していた。 図3(a)に従来のアンテナの人体等の近傍における放
射パターンを示すが、利得は約−15〜−25dBd(
ダイポール比)と大変低い。
【0003】また、図6に他の形式のアンテナを示す。
(a)は無線機のアンテナ構成を、(b)は人体、動物
等の近傍におかれた場合の様子を示す。31はループ形
式のアンテナ素子、33は金属筐体、34は給電点、3
5は内部無線回路、36は人体、動物等の誘電体、37
はアンテナに流れる電流、31’はアンテナの誘電体内
にできるイメージ、37’はイメージアンテナに流れる
電流である。このように、ループアンテナを用いた従来
のアンテナは人体近傍においては、(b)に示すように
、実アンテナとイメージアンテナの電流方向が一致して
、足しあわされるので、利得が自由空間に比べて上昇す
る。しかし、小型筐体内にアンテナ素子を構成してある
ので、小さな容積しかとれないこと、及び内部金属部品
の影響を大きく受けることから、既に、自由空間におい
て利得が低く、人体近傍において利得が上昇しても余り
高い値は得られない。この形式のアンテナの例として、
280MHz ポケットベル用受信機では、人体装着時
−15dBdである。以上説明したように、従来のアン
テナ構成では、自由空間において、ホイップアンテナの
場合、アンテナのプラス/マイナスが非対称なため、ル
ープアンテナの場合、アンテナを大きくできないことか
ら利得が低く、人体近傍においては、ホイップアンテナ
の場合、アンテナとそのイメージが逆相となり利得が低
い、という欠点があった。
等の近傍におかれた場合の様子を示す。31はループ形
式のアンテナ素子、33は金属筐体、34は給電点、3
5は内部無線回路、36は人体、動物等の誘電体、37
はアンテナに流れる電流、31’はアンテナの誘電体内
にできるイメージ、37’はイメージアンテナに流れる
電流である。このように、ループアンテナを用いた従来
のアンテナは人体近傍においては、(b)に示すように
、実アンテナとイメージアンテナの電流方向が一致して
、足しあわされるので、利得が自由空間に比べて上昇す
る。しかし、小型筐体内にアンテナ素子を構成してある
ので、小さな容積しかとれないこと、及び内部金属部品
の影響を大きく受けることから、既に、自由空間におい
て利得が低く、人体近傍において利得が上昇しても余り
高い値は得られない。この形式のアンテナの例として、
280MHz ポケットベル用受信機では、人体装着時
−15dBdである。以上説明したように、従来のアン
テナ構成では、自由空間において、ホイップアンテナの
場合、アンテナのプラス/マイナスが非対称なため、ル
ープアンテナの場合、アンテナを大きくできないことか
ら利得が低く、人体近傍においては、ホイップアンテナ
の場合、アンテナとそのイメージが逆相となり利得が低
い、という欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の人体等の近傍で
扱われるアンテナは、自由空間および人体近傍において
利得が低い、という問題点があった。本発明はこの点を
改善することを目的とする
扱われるアンテナは、自由空間および人体近傍において
利得が低い、という問題点があった。本発明はこの点を
改善することを目的とする
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、誘電体
または導体の近傍で使用される小形アンテナにおいて、
すくなくとも二つ以上のコイル状導体部分A及びBを有
し、コイルAの半径をaa 、ピッチをpa 、コイル
Bの半径をab 、ピッチをpb 、アンテナの使用波
長をλ、円周率をπとしたとき、各コイルA、Bにおい
て2・π2 ・aa2>pa ・λ 2・π2 ・ab2≦pb ・λ を満足し、コイルAの軸が誘電体または導体にほぼ平行
となり、コイルBの軸は誘電体または導体にほぼ垂直と
なるように配置し、コイル状導体部分A及びBをプラス
およびマイナスとして給電することによりアンテナとし
て動作させた小形アンテナにある。
または導体の近傍で使用される小形アンテナにおいて、
すくなくとも二つ以上のコイル状導体部分A及びBを有
し、コイルAの半径をaa 、ピッチをpa 、コイル
Bの半径をab 、ピッチをpb 、アンテナの使用波
長をλ、円周率をπとしたとき、各コイルA、Bにおい
て2・π2 ・aa2>pa ・λ 2・π2 ・ab2≦pb ・λ を満足し、コイルAの軸が誘電体または導体にほぼ平行
となり、コイルBの軸は誘電体または導体にほぼ垂直と
なるように配置し、コイル状導体部分A及びBをプラス
およびマイナスとして給電することによりアンテナとし
て動作させた小形アンテナにある。
【0006】本発明の別の特徴は、誘電体または導体の
近傍で使用される小形アンテナにおいて、すくなくとも
コイル状導体部分A及び直線状導体Bを有し、コイルA
の半径をaa 、ピッチをpa 、アンテナの使用波長
をλ、円周率をπとしたとき、コイルAにおいて2・π
2 ・aa2>pa ・λ を満足し、コイルAの軸が誘電体または導体にほぼ平行
となり、直線状導体Bの軸は誘電体または導体にほぼ垂
直となるように配置し、コイル状金属部分A及び直線状
導体Bをプラス及びマイナスとして給電することにより
アンテナとして動作させた小形アンテナにある。
近傍で使用される小形アンテナにおいて、すくなくとも
コイル状導体部分A及び直線状導体Bを有し、コイルA
の半径をaa 、ピッチをpa 、アンテナの使用波長
をλ、円周率をπとしたとき、コイルAにおいて2・π
2 ・aa2>pa ・λ を満足し、コイルAの軸が誘電体または導体にほぼ平行
となり、直線状導体Bの軸は誘電体または導体にほぼ垂
直となるように配置し、コイル状金属部分A及び直線状
導体Bをプラス及びマイナスとして給電することにより
アンテナとして動作させた小形アンテナにある。
【0007】
【作用】本発明では、本発明は上記問題を解決するため
になされたものであり、人体に直立する電界形の小形コ
イルまたは、線状アンテナと人体と平行となる磁界形の
コイルを組み合わせてアンテナとする。これにより、小
形かつ高利得なアンテナが実現できるので、より高い性
能をもつ、人体、動物等の誘電体近傍で扱われる小形無
線装置が提供できる。
になされたものであり、人体に直立する電界形の小形コ
イルまたは、線状アンテナと人体と平行となる磁界形の
コイルを組み合わせてアンテナとする。これにより、小
形かつ高利得なアンテナが実現できるので、より高い性
能をもつ、人体、動物等の誘電体近傍で扱われる小形無
線装置が提供できる。
【0008】
【実施例1】図1は本発明の第一の実施例であり、人体
の直立する電界形の小形コイルと人体と平行となる磁界
形のコイルを組み合わせてアンテナとしたものである。 (a)はアンテナ構造、(b)は人体近傍の様子、(c
)はイメージを含めたアンテナのモデルである。1は径
の小さい電界形の小形コイル、2は径の大きい磁界形の
コイル、3は非金属の小形筐体、4は給電点、5は内部
無線回路、6は人体、7は電界形の小形コイル1上の電
流、8は磁界形のコイル2上の電流、1’はアンテナ1
のイメージ、2’はアンテナ2のイメージ、7’は電流
7のイメージ、8’は電流8のイメージである。
の直立する電界形の小形コイルと人体と平行となる磁界
形のコイルを組み合わせてアンテナとしたものである。 (a)はアンテナ構造、(b)は人体近傍の様子、(c
)はイメージを含めたアンテナのモデルである。1は径
の小さい電界形の小形コイル、2は径の大きい磁界形の
コイル、3は非金属の小形筐体、4は給電点、5は内部
無線回路、6は人体、7は電界形の小形コイル1上の電
流、8は磁界形のコイル2上の電流、1’はアンテナ1
のイメージ、2’はアンテナ2のイメージ、7’は電流
7のイメージ、8’は電流8のイメージである。
【0009】一般に、あるコイルの半径をa、ピッチを
p、アンテナの使用波長をλ、円周率をπとしたとき、
以下の条件、 2・π2 ・a2 <p・λ を満たせば、主にコイルの軸方向の電界に感度を持つ電
界形のアンテナとして、満たさなければ、主にコイルの
周方向の電界に感度を持つ、すなわち、コイルの軸方向
の磁界に感度を持つ磁界形のアンテナとして動作する(
長、山田『導体近接時のノーマルモードヘリカルアンテ
ナの入力インピ−ダンス解析』電子情報通信学会論文誌
B−II Vol.J73 No.5 pp
.250−2561990年5月)。また、人体は金属
板と同じようにイメージが生ずることから、電界形のア
ンテナでは電界が人体面に垂直となるように、磁界形の
アンテナでは磁界が人体面に平行となるように配置する
と、実アンテナとイメージアンテナが同相となり、人体
近傍で高い利得が得られる。
p、アンテナの使用波長をλ、円周率をπとしたとき、
以下の条件、 2・π2 ・a2 <p・λ を満たせば、主にコイルの軸方向の電界に感度を持つ電
界形のアンテナとして、満たさなければ、主にコイルの
周方向の電界に感度を持つ、すなわち、コイルの軸方向
の磁界に感度を持つ磁界形のアンテナとして動作する(
長、山田『導体近接時のノーマルモードヘリカルアンテ
ナの入力インピ−ダンス解析』電子情報通信学会論文誌
B−II Vol.J73 No.5 pp
.250−2561990年5月)。また、人体は金属
板と同じようにイメージが生ずることから、電界形のア
ンテナでは電界が人体面に垂直となるように、磁界形の
アンテナでは磁界が人体面に平行となるように配置する
と、実アンテナとイメージアンテナが同相となり、人体
近傍で高い利得が得られる。
【0010】一方、これらのコイルを用いてダイポール
形アンテナを構成するには、電界形コイル二つ、磁界形
コイル二つ、または電界形と磁界形コイル各1を用いて
、おのおのをプラス及びマイナスとして給電する方法が
考えられる。この場合、図2(a)に示すように、電界
形コイル二つでは人体に垂直となるためにアンテナが高
くなり扱いにくく、磁界形コイル二つでは、図2(b)
に示すように低姿勢ではあるが、両素子とも人体に近接
するため、人体の損失特性によって利得が劣下するとと
もに、自由空間と人体近接時の入力インピーダンス変動
が大きく、両者とも50Ωに整合させることができない
。そこで、図1に示すように、電界形と磁界形コイルを
組み合わせることにより、高さを低く抑え、かつ人体近
接時も利得の高いアンテナが実現できる。
形アンテナを構成するには、電界形コイル二つ、磁界形
コイル二つ、または電界形と磁界形コイル各1を用いて
、おのおのをプラス及びマイナスとして給電する方法が
考えられる。この場合、図2(a)に示すように、電界
形コイル二つでは人体に垂直となるためにアンテナが高
くなり扱いにくく、磁界形コイル二つでは、図2(b)
に示すように低姿勢ではあるが、両素子とも人体に近接
するため、人体の損失特性によって利得が劣下するとと
もに、自由空間と人体近接時の入力インピーダンス変動
が大きく、両者とも50Ωに整合させることができない
。そこで、図1に示すように、電界形と磁界形コイルを
組み合わせることにより、高さを低く抑え、かつ人体近
接時も利得の高いアンテナが実現できる。
【0011】図1は人体近接時に人体面に垂直となる電
界形コイルと人体近接時に人体面に平行となる磁界形コ
イルを組み合わせ、かつ、磁界形コイルはなるべく大き
くなるように、内部無線回路を有する無線機筐体に巻い
たものである。このような構成になっているので、図1
(b)の様に、人体近接時、各電流のイメージは足し合
わされて(c)のような大きなアンテナとして動作し、
高い利得が得られる。本アンテナと従来のアンテナの模
擬人体上の0.5波長ダイポールアンテナ比の放射パタ
ーンを図3(a)(b)に示す。模擬人体はほぼ人体と
同じ誘電率・導電率を持つもので、実人体と同じ効果を
持つ。図3(a)に示す様に従来のアンテナは、約−1
5〜−25dBdであるのに対し、本発明のアンテナは
約−8〜−13dBdと、従来のものに比べて約6dB
程度利得が向上している。このように、人体近接時に人
体面に垂直となる電界形コイルと人体近接時に人体面に
平行となる磁界形コイルを組み合わせ、かつ、磁界形コ
イルはなるべく大きくなるように、内部無線回路を有す
る無線機筐体に巻くことにより、小形であり、かつ人体
装着約6dB程度利得が向上し、高い利得が得られる。
界形コイルと人体近接時に人体面に平行となる磁界形コ
イルを組み合わせ、かつ、磁界形コイルはなるべく大き
くなるように、内部無線回路を有する無線機筐体に巻い
たものである。このような構成になっているので、図1
(b)の様に、人体近接時、各電流のイメージは足し合
わされて(c)のような大きなアンテナとして動作し、
高い利得が得られる。本アンテナと従来のアンテナの模
擬人体上の0.5波長ダイポールアンテナ比の放射パタ
ーンを図3(a)(b)に示す。模擬人体はほぼ人体と
同じ誘電率・導電率を持つもので、実人体と同じ効果を
持つ。図3(a)に示す様に従来のアンテナは、約−1
5〜−25dBdであるのに対し、本発明のアンテナは
約−8〜−13dBdと、従来のものに比べて約6dB
程度利得が向上している。このように、人体近接時に人
体面に垂直となる電界形コイルと人体近接時に人体面に
平行となる磁界形コイルを組み合わせ、かつ、磁界形コ
イルはなるべく大きくなるように、内部無線回路を有す
る無線機筐体に巻くことにより、小形であり、かつ人体
装着約6dB程度利得が向上し、高い利得が得られる。
【0012】
【実施例2】図4に本発明の第2の実施例を示す。11
は直線状アンテナ素子、12は筐体に巻いた磁界形コイ
ル、13は非金属の筐体、14は給電点、15は内部無
線回路である。この場合は、実施例1における電界形コ
イルを直線状素子で置き換えたものであり、直線状素子
が電界形アンテナであることを考慮すると、同様の効果
があることは明らかである。また、直線状素子が共振波
長に満たない場合は、磁界形コイル12の長さを適当に
変化させて共振させる、または、直線状素子と給電点の
間に整合回路を設けてもよい。以上は、磁界形コイル一
つ、電界形コイルまたは直線状素子一つの場合について
述べたが、それぞれ複数個あってもよく、各コイル形状
およびその配置が本請求範囲の条件を満たしていれば、
全く同様の効果があることは明らかである。
は直線状アンテナ素子、12は筐体に巻いた磁界形コイ
ル、13は非金属の筐体、14は給電点、15は内部無
線回路である。この場合は、実施例1における電界形コ
イルを直線状素子で置き換えたものであり、直線状素子
が電界形アンテナであることを考慮すると、同様の効果
があることは明らかである。また、直線状素子が共振波
長に満たない場合は、磁界形コイル12の長さを適当に
変化させて共振させる、または、直線状素子と給電点の
間に整合回路を設けてもよい。以上は、磁界形コイル一
つ、電界形コイルまたは直線状素子一つの場合について
述べたが、それぞれ複数個あってもよく、各コイル形状
およびその配置が本請求範囲の条件を満たしていれば、
全く同様の効果があることは明らかである。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により人体
近傍において高い利得を持ち、かつ小形なアンテナが実
現できる。
近傍において高い利得を持ち、かつ小形なアンテナが実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す図であり、(a)
はアンテナ構造、(b)は人体近接時の様子、(c)は
人体近接時の仮想アンテテナを示す。
はアンテナ構造、(b)は人体近接時の様子、(c)は
人体近接時の仮想アンテテナを示す。
【図2】磁界形コイル二つ、電界形コイル二つの場合の
人体近接時の様子を示す図であり、(a)は電界形コイ
ル、(b)は磁界形コイルの場合を示す。
人体近接時の様子を示す図であり、(a)は電界形コイ
ル、(b)は磁界形コイルの場合を示す。
【図3】従来のアンテナと本発明のアンテナを模擬人体
上に置いた場合の放射パターンを示す図であり、(a)
は従来のもの、(b)は本発明のものである。
上に置いた場合の放射パターンを示す図であり、(a)
は従来のもの、(b)は本発明のものである。
【図4】本発明の第二の実施例を示す図である。
【図5】第一の従来のアンテナ構造を示す図であり、(
a)はアンテナ構造、(b)は人体近接時の様子を示す
。
a)はアンテナ構造、(b)は人体近接時の様子を示す
。
【図6】第二の従来のアンテナ構造を示す図であり、(
a)はアンテナ構造、(b)は人体近接時の様子を示す
。
a)はアンテナ構造、(b)は人体近接時の様子を示す
。
1 直径の小さい電界形の小形コイル1’ アンテ
ナ1のイメージ 2 径の大きい磁界形のコイル 2’ アンテナ2のイメージ 3 非金属の小形筐体 4 給電点 5 内部無線回路 6 人体 7 電界形の小形コイル1上の電流 7’ 電流7のイメージ 8 磁界形の小形コイル2上の電流 8’ 電流8のイメージ 11 直線状アンテナ素子 12 筐体に巻いた磁界形コイル 13 非金属の筐体 14 給電点 15 内部無線回路 21 ホイップ形式のアンテナ素子 21’ ホイップアンテナの誘電体内に出来るイメー
ジ23 金属筐体 23’ 金属筐体の誘電体内に出来るイメージ24
給電点 25 内部無線回路 26 人体、動物等の誘電体 27 アンテナに流れる電流 27’ イメージアンテナに流れる電流31 ルー
プ形式のアンテナ素子 31’ アンテナの誘電体内に出来るイメージ33
金属筐体 34 給電点 35 内部無線回路 36 人体、動物等の誘電体 37 アンテナに流れる電流
ナ1のイメージ 2 径の大きい磁界形のコイル 2’ アンテナ2のイメージ 3 非金属の小形筐体 4 給電点 5 内部無線回路 6 人体 7 電界形の小形コイル1上の電流 7’ 電流7のイメージ 8 磁界形の小形コイル2上の電流 8’ 電流8のイメージ 11 直線状アンテナ素子 12 筐体に巻いた磁界形コイル 13 非金属の筐体 14 給電点 15 内部無線回路 21 ホイップ形式のアンテナ素子 21’ ホイップアンテナの誘電体内に出来るイメー
ジ23 金属筐体 23’ 金属筐体の誘電体内に出来るイメージ24
給電点 25 内部無線回路 26 人体、動物等の誘電体 27 アンテナに流れる電流 27’ イメージアンテナに流れる電流31 ルー
プ形式のアンテナ素子 31’ アンテナの誘電体内に出来るイメージ33
金属筐体 34 給電点 35 内部無線回路 36 人体、動物等の誘電体 37 アンテナに流れる電流
Claims (2)
- 【請求項1】 誘電体または導体の近傍で使用される
小形アンテナにおいて、すくなくとも二つ以上のコイル
状導体部分A及びBを有し、コイルAの半径をaa 、
ピッチをpa コイルBの半径をab 、ピッチをpb
、アンテナの使用波長をλ、円周率をπとしたとき、
各コイルA、Bにおいて 2・π2 ・aa2>pa ・λ 2・π2 ・ab2≦pb ・λ を満足し、コイルAの軸が誘電体または導体にほぼ平行
となり、コイルBの軸は誘電体又は導体にほぼ垂直とな
るように配置し、コイル状導体部分A及びBをプラス及
びマイナスとして給電することによりアンテナとして動
作させたことを特徴とする小形アンテナ。 - 【請求項2】誘電体又は導体の近傍で使用される小形ア
ンテナにおいて、すくなくともコイル状導体部分A及び
直線状導体Bを有し、コイルAの半径をaa 、ピッチ
をpa、アンテナの使用波長をλ、円周率をπとしたと
き、コイルAにおいて 2・π2 ・aa2>pa ・λ を満足し、コイルAの軸が誘電体又は導体にほぼ平行と
なり、直線状導体Bの軸は誘電体又は導体にほぼ垂直と
なるように配置し、コイル状金属部分A及び直線状導体
Bをプラス及びマイナスとして給電することによりアン
テナとして動作させたことを特徴とする小形アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7442691A JPH04287407A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 小形アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7442691A JPH04287407A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 小形アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04287407A true JPH04287407A (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=13546872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7442691A Withdrawn JPH04287407A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 小形アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04287407A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2484160A (en) * | 2010-09-30 | 2012-04-04 | Kenneth Roy Ginn | Compact vertically polarised omni-directional antenna |
US10038242B2 (en) | 2014-01-20 | 2018-07-31 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Antenna component |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP7442691A patent/JPH04287407A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2484160A (en) * | 2010-09-30 | 2012-04-04 | Kenneth Roy Ginn | Compact vertically polarised omni-directional antenna |
US10038242B2 (en) | 2014-01-20 | 2018-07-31 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Antenna component |
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