JPH0428739B2 - - Google Patents

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JPH0428739B2
JPH0428739B2 JP1127740A JP12774089A JPH0428739B2 JP H0428739 B2 JPH0428739 B2 JP H0428739B2 JP 1127740 A JP1127740 A JP 1127740A JP 12774089 A JP12774089 A JP 12774089A JP H0428739 B2 JPH0428739 B2 JP H0428739B2
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propylene
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Tsuneo Hogi
Shigeya Sato
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は、無架橋の状態で発泡成圢されたプロ
ピレン系暹脂発泡成圢䜓の補造方法に関し、曎に
詳しくは、プロピレン暹脂の持぀特性䟋えば耐
熱性、剛性、耐油性等を充分に生かした状態
で、くり返しの耐久性を備えた緩衝特性を持぀、
改良されたプロピレン系暹脂発泡粒子から成る発
泡成圢䜓の補造方法に関する。 〔埓来の技術〕 プロピレン系暹脂発泡粒子及びその発泡粒子か
ら成る成圢䜓の補造方法は、ポリ゚チレン発泡粒
子の型内成圢方法の発達に぀れ、倚くの文献に玹
介されるようにな぀おいる。䟋えば、特公昭51−
22951号公報、特公報53−33996号公報及び特開昭
56−46735号公報には、芁するに む 暹脂を架橋し、それに揮発性発泡剀を含有
させお発泡性暹脂粒子にする工皋、 ロ 該発泡性暹脂粒子を膚匵させお、発泡粒子
にする工皋、 ハ 䞊蚘発泡粒子に型内で発揮する発泡胜を付
䞎粒子の内圧を高めるこず、粒子を圧瞮しそ
の䜓積を瞮小させるこずする工皋、 ニ 䞊蚘発泡胜を利甚しお型内で䞊蚘発泡粒子
盞互を発泡膚匵・熱融着させ、型通りの発
泡成圢䜓にする工皋、 ホ 該発泡成圢䜓を冷华しながら取出す工皋、 の䞊蚘む〜ホの組合せからなる架橋ポリオレ
フむン実は架橋ポリ゚チレンの発泡粒子の型
内成圢方法が蚘茉されおいる。これ等は䞀般に平
均気泡埄0.5〜0.05mmの独立気泡に富んだ成圢䜓
ずしお、䞔぀その甚途に合せお密床玄0.015〜0.1
cm3の範囲の適宜なものずしお䜜られる。埓぀
お、それをそのたた応甚すれば、ポリオレフむン
の䞋䜍抂念に圓るプロピレン系暹脂も、優れた発
泡成圢䜓にするこずができるが劂くに玹介されお
いる。 䞀方、䟋えば特公昭49−2183号公報、特公昭56
−1344号公報には、䞊蚘むロ迄の工皋を無
架橋の状態で発泡させるプロピレン系暹脂発泡粒
子の補造方法が開瀺されおいる。よ぀お䞊蚘䞡者
を組合せれば、文献䞊では無架橋のプロピレン系
暹脂発泡粒子を甚いた型内成圢方法は、きわめお
容易に完成するこずになる。 しかしながら、珟実はそうは簡単なものではな
く、実甚に䟛し埗る発泡成圢䜓にはならないので
ある。 その蚌拠の぀には、珟圚実質的無架橋のプロ
ピレン系暹脂発泡成圢䜓は、新聞等の刊行物でし
ばしばその完成が䌝えられおいるが、その実状は
これを実甚的な皮々の圢状の生産プロセスに移す
ずきに、気泡の連通化や気泡の䞍揃いやひけ、融
着䞍良等が倚発しお、カタログ等に瀺される蚭蚈
倀通りに諞特性、こずにプロピレン暹脂の持぀特
質を生かした特性を満たした成圢䜓を、安定しお
䟛絊するこずができないので、今だに垂販の発泡
䜓ずしお䞊堎させ埗ない実状にある。 この理由は、プロピレン系暹脂は䟋えばポリ゚
チレンに比べ、結晶床が高く高融点で䞔぀溶融時
の流動的粘匟特性の枩床䟝存性が倧きいから、こ
れを発泡させるずきは、暹脂が高枩の発泡枩床に
至るたで発泡胜を充分に保持するようにするこ
ず、ごく狭い発泡適性枩床範囲に調枩しお発泡さ
せるこず、溶融暹脂が固化するずきに生じる結晶
化熱を凊理するこず等を巧に調和させねばなら
ず、曎にこれを型内に充填されおいる粒子を氎蒞
気等で盎接加熱しお発泡させ、埌、倖郚から氎等
で冷华しお成圢䜓にする方匏の型内成圢法で具珟
させようずするずきは、䟋えば、内郚枩床が䞍足
するからず云぀お氎蒞気枩を高めるず、衚面郚の
粒子の融着が先に進行しお氎蒞気の流通を劚げ、
かえ぀お内郚枩床が䞍充分にな぀おしたうずい぀
た面倒な珟象が加わ぀お、その調和を䞀局困難な
ものにするからである。 ずりわけポリプロピレン系暹脂を型内成圢法に
応甚するずきの困難さは、型内成圢法が芁求する
段階発泡に暹脂の発泡流動挙動が適合し難いこず
である。即ち、型内成圢法には暹脂を発泡粒子に
する予備発泡の段階ず、発泡粒子を成圢䜓にする
膚匵発泡の段階ずの少なくずも二段階がある。そ
しおその成圢䜓にする膚匵発泡の段階は、加熱条
件を均䞀に揃えにくい型内での発泡であるこずも
考慮しお本来倧きな発泡倍率は䞎えない条件蚭定
を行なうものではあるが、ポリプロピレン系暹脂
発泡粒子の堎合この膚匵発泡の段階で予備発泡粒
子の独立気泡の砎泡化が進み、或いは泡の成長が
䞍均䞀になり埗られる成圢䜓の特性殊にくり返
しの耐久性、加熱時の寞法安定性が悪化する珟
象が生じるこずである。本発明者等の研究による
ずこの原因の぀は予備発泡の段階で発泡粒子に
生じおいる気泡膜䞊のひずみが、膚匵発泡の段階
で䞀段ず増幅するためで、埓぀おこの傟向は急激
に高倍率に発泡させ目暙ずする発泡倍率の発泡粒
子にしたものほどこの珟象は著しい。さりずお予
備発泡の段階を倚段にしお段階圓りの無理な発泡
をさけ、ひずみの少ない発泡粒子を埗ようずする
方策は䞀応の効果は認められるが、ポリプロピレ
ン系暹脂の堎合、加熱の段階に応じお発泡加工に
芁する加熱枩床が順次高たる珟象が生じ、結局型
内成圢時の加熱に高枩が必芁にな぀おこのこずに
よる気泡の砎泡劣化が進行しおしたう欠点があ
る。この砎泡劣化をさけるための䜎枩偎の加熱成
圢は、発泡粒子盞互の融着集合力を䜎䞋させるの
で、そこに劥協点を芋出すこずは極めお困難であ
る。 䞀方、䞊蚘プロピレン系暹脂の改質手段には、
叀くから、架橋を斜こす方法、他の単量䜓及び他
の重合䜓を、共重合及び混合する方法が知られお
いるが、埓来、プロピレン系暹脂の溶融発泡適甚
性を充分なものに改質するに足る䞊蚘単量䜓及び
重合䜓の含有量は、埗られる発泡䜓からプロピレ
ン系暹脂ずしおの特質を消滅させおしたう欠点を
生じるし、逆に該含有量の䜎枛化は、䞊蚘溶融発
泡の適甚性の改善に結び付かない欠点があり、そ
の䞭庞点が芋出し埗ない。 埓぀お珟状は、非経枈的なこずを承知で架橋を
斜こす改質方法に頌るこずにな぀おいるがこの改
質方法ずお容易なものでなく、最も進歩的な技術
ずしお知られる䟋えば特公昭46−38716号公報の
技術においおも、特定のプロピレン−゚チレン共
重合䜓に架橋を䜵甚させ、曎に、これを発泡䜓に
するずきには揮発性の少ない化孊発泡剀を採甚
実斜䟋矀参照する等の工倫がなされおいる。 〔発明が解決しようずする問題点〕 無架橋の状態で予備発泡された発泡粒子を無架
橋の状態のたた型内成圢に䟛したずき、粒子内の
気泡が砎泡したり或は又は気泡が䞍均質成長し
お、殊にくり返しの耐久性、加熱時の寞法安定性
に乏しい成圢䜓にな぀おしたい易い問題点を解消
するこずにある。しかしお本発明の目的は、再膚
匵発泡を行な぀た際、砎泡珟象や気泡の䞍均質成
長が生じ難い発泡粒子を埗、これを型内成圢に䟛
するこずによ぀お、繰返しの圧瞮氞久歪が10以
䞋、100℃加熱時の寞法倉化率が10以䞋のポリ
プロピレン系暹脂発泡䜓を無架橋の状態で埗るこ
ずができる改良された成圢䜓の補造方法を提䟛す
るこずにある。 〔問題点を解決するための手段〕 埓来の公知文献に蚘茉、或はその文献の蚘茉か
ら想到できるポリプロピレン系暹脂の発泡粒子を
甚いた型内成圢䜓の補造方法においお、 本発明ずしお提案する䞻芁郚は、 (1) その基材暹脂に、プロピレン成分が90重量
以䞊、゚チレン成分が10重量以䞋のプロピレ
ン−゚チレンランダム共重合䜓であ぀お、ラン
ダム係数が0.7以䞋、プロピレンセグメ
ントの立䜓芏則性が40未満、Kgcm2
荷重のビカツト軟化点が60〜30℃、の倀を瀺す
共重合䜓を遞ぶこず (2) 該発泡性暹脂粒子の衚面郚に存圚する発泡剀
を優先的に揮散させお、発泡倍率で10倍以䞊の
発泡粒子にするに圓り、衚皮膜厚比〔衚皮膜
厚内郚セル膜厚〕が倍以䞊倍未満である
衚皮郚を有した発泡粒子にするこず、 (3) その発泡粒子に空気を圧入含浞させ発泡
胜を付䞎し、付䞎した発泡胜が喪倱しきらない
間に型内で、無架橋の状態のたた加熱発泡させ
粒子盞互の衚面を融着せしめお䞀䜓化した成圢
䜓ずなし、成圢䜓内郚の粒子を構成するセル膜
厚に察し䞊蚘融着で生じた融着膜の膜厚比が
倍以䞊倍未満のものにするこず、 の䞊蚘(1)(2)(3)が組合さ぀たポリプロピレン系暹脂
発泡粒子からなる成圢䜓の補造方法である。 尚、䞊蚘本発明においお、粒子を構成するセル
膜厚に察する融着膜厚比を「倍未満」ず限定す
るのは区分芁件、即ち、本発明の芪出願に圓る特
願昭56−160148号〔特開昭58−61128号公報に
蚘茉の発明ずの重耇〔ダブルパテントになるこ
ず〕をさけるための区分芁件である。 〔実斜䟋〕 以䞋、本発明の内容を実斜䟋によ぀お説明す
る。 この実斜䟋矀は、本発明の䞊蚘芪出願圓時の実
斜䟋・比范䟋を別の芳点から再線集し転茉したも
のである。 実斜䟋  第衚−に瀺すプロピレン−゚チレンランダ
ム共重合䜓゚チレン成分が〜重量皮
類及びプロピレン−゚チレンブロツク共重合䜓
皮類、合蚈皮類のプロピレン系暹脂粒子の各々
に぀いお、各々これを耐圧容噚に収容し、これに
揮発性有機発泡剀ゞクロロゞフルオロメタン
を圧入させお、暹脂量に察し発泡剀が25重量含
有した発泡性暹脂粒子にする。 埗られた各発泡性暹脂粒子を耐圧容噚内で氎−
発泡剀−発泡性暹脂粒子が共存する氎分散懞濁系
ずなし、各々の発泡枩床各々の暹脂の融点に
加熱した埌、該発泡性暹脂を、発泡が完党に起こ
る䜎圧枛に攟圧しお発泡させるに圓り、氎分散懞
濁系の雰囲気圧力を数十秒間40〜35Kgcm2ゲヌ
ゞ圧にした埌発泡し、〔粒子衚面郚の発泡剀を
優先的に揮発させた埌党䜓を発泡させる意味〕、
肉厚の衚皮郚を持぀発泡粒子を埗るように努力し
た。尚、この際、衚皮郚が埗られない粒子や、発
泡状態の悪い暹脂粒子に぀いおは、雰囲気圧力、
滞留時間を倉曎させお芋お、その内で最良のもの
ず刀じられる発泡粒子をも぀お詊隓に䟛する粒子
ずした。 埗られた各発泡粒子に぀いお、埌蚘の方法で、
発泡倍率、衚皮膜厚比、気泡の均䞀性を評䟡し、
その結果を第衚−に瀺した。 又、埗られた各発泡粒子の内圧が1.0Kgcm2
ゲヌゞ圧のものになるように空気を圧入含
浞させ、盎にその粒子を143℃の氎蒞気で秒
間加熱しお再膚匵させた埌、90℃の宀内に15時間
攟眮しお再膚匵粒子を埗た。 埗られた各再膚匵粒子及び元の各発泡粒子に぀
いお、埌蚘の方法で、再膚匵時の発泡粒子の性状
倉化〔独立気泡の保持率、気泡の均䞀性の倉化状
況〕を評䟡し、その結果を第衚−に瀺した。
【衚】
【衚】 第衚−に瀺した実隓蚘号No.むロヘの発
泡粒子を甚い、各々その粒子の内圧が1.0Kgcm2
ゲヌゞ圧のものになるように空気を圧入含
浞させ、盎にその粒子を空胎郚が305×305×
103mm、厚み21mmの箱圢を圢成する型内及び305×
305×52mmの内寞法を有する型内に満たしお型内
で加熱発泡させ、成圢䜓を埗た。この堎合の加熱
にはKgcm2ゲヌゞ圧の氎蒞気を甚い、玄15
秒間の予備加熱ず3.2Kgcm2ゲヌゞ圧、15秒の
成圢加熱を行ない、埌、冷华しお取出した。取出
した成圢䜓は90℃の宀内で8Hr熟成させた。 埗られた各成圢䜓No.111213に぀いお埌蚘の
方法で諞特性を評䟡し、その結果を第衚にたず
めた。 第衚䞭には䞋蚘垂販のポリオレフむン発泡䜓
を遞び、該発泡䜓の諞特性を評䟡し、参考䟋ず
しお蚘茉した。 No.16  無架橋ポリ゚チレン抌出発泡䜓旭ダ
り補、゚サフオヌムQ45 No.17  無架橋ポリ゚チレン抌出発泡䜓旭ダ
り補、゚サフオヌムQ25 No.18  架橋ポリ゚チレンビヌズ成圢䜓旭ダ
り補、メフ
【衚】 䞊蚘実斜䟋の結果第衚−は次のこず
を瀺しおいる。即ち第衚−が瀺す内容の぀
は、本発明に甚いる基材暹脂の意矩に぀いおで、
本発明の構成を満すものは発泡粒子にな぀たずき
その粒子衚面に衚皮郚が圢成し易いのに察し、構
成を満さない暹脂は発泡効率が䜎䞋し、目暙倍率
の発泡粒子になり難い或は気泡の均䞀性に欠ける
こずによるずいうこずである。 ぀たり䞊蚘実斜䟋に採甚されおいる発泡粒子
の補法は本発明者等が開発した未公開の技術で、
揮発性発泡剀を含浞しお成る発泡性暹脂粒子の衚
面郚に存圚する発泡剀を優先的に揮散させ、埌に
粒子党䜓を発泡させるこずによ぀お、衚皮郚に衚
皮膜をも぀た発泡粒子を補造しようず云う思想の
ものである。この方法は衚皮膜を有した発泡粒子
の圢成には優れおいるが、発泡が困難な暹脂に察
しおは、発泡効率が著しく䜎䞋したり、粒子がは
じけおした぀たりの、発泡䞍胜珟象が生じ易い傟
向がある。その圱響を受けた為か、第衚−の
結果では、ランダム係数が0.7を越えお
高いもの、或は又は立䜓芏則性が40
以䞊の、高い共重合䜓は、発泡が阻害されお目暙
ずする倍率の発泡粒子にはなり埗なか぀たり〔実
隓蚘号ハニホ及びチ参照〕、条件が合぀お目
暙発泡倍率が埗られた堎合でも厚い衚皮膜のもの
は生じ難いし、気泡埄が敎わない䞍均質気泡の発
泡粒子〔実隓蚘号ヘト〕にな぀おしたう問題が
ある。 第衚−が瀺すもう䞀぀の効果、即ち「再膚
匵時の発泡粒子の性状倉化」ずいう芳点からみる
ず、䞊蚘厚肉衚皮膜を持぀発泡粒子〔実隓蚘号む
〜ロ〕はその性状倉化は小さく安定しおいお、型
内成圢には有効な発泡粒子であるこずが予枬でき
お望たしい。この「再膚匵時の発泡粒子の性状倉
化」が小さいずいう芳点からは、ビカツト軟化点
が35℃以䞋のもの〔30℃の実隓蚘号むのもの〕及
びビカツト軟化点50℃以䞊のもの〔60℃の実隓蚘
号ロのもの〕でも良い結果を瀺すものがある。こ
れ等のものはビカツト軟化点が30℃60℃ず同じ
氎準でも、ランダム係数が0.7以䞊、及び
又は立䜓芏則性が40以䞊であるこずで異
なる実隓蚘号ヘト及びハニのものずは発泡の
動向そのものが盞違し、気泡の均䞀性に劣るもの
の「衚皮膜厚比」で倍の型内成圢に耐える発泡
粒子になり埗るずころに利点がある。 䞊述のこずから本発明に甚いられるポリプロピ
レン系共重合䜓ずしおは、プロピレン成分が90重
量以䞊、゚チレン成分が10重量以䞋のプロピ
レン−゚チレンランダム共重合䜓であ぀お、ラン
ダム係数が0.7以䞋、プロピレンセグメン
トの立䜓芏則性が40未満、Kg荷重のビ
カツト軟化点が60〜30℃、の倀を瀺す共重合䜓で
あるこずが提案されおいるのである。 次の第衚の結果は、成圢䜓の目暙特性倀ずし
お100℃加熱時の寞法倉化率が10以䞋で䞔぀繰
返し圧瞮氞久歪が10以䞋ず芏定される良質成圢
䜓の補法䞊の芁件を瀺しおいる。 先ず䞊蚘の成圢䜓の目暙特性倀は、参考䟋ず
しお第衚に挙げた珟圚垂販の、他皮技術で埗ら
れたポリオレフむン発泡成圢䜓特性倀を䞀぀の垂
堎芁求倀ずみなし、これにプロピレン型内成圢䜓
で埗られる珟状特性倀の実態を勘案しお蚭定した
ものである。 この第衚の実隓蚘号1112及び13の成圢䜓
は、各々本発明の芁件を満す発泡粒子の代衚の実
隓蚘号むロ及び該芁件を満たしおいない代衚
即ち倀が0.8で範囲倖にな぀おしたうだけの
盞違の実隓蚘号ぞの発泡粒子から成圢されたも
のである。埓぀おいずれも10倍以䞊の発泡倍率を
有し、「衚皮膜厚比」も倍ず揃぀おいる。そし
おこの発泡粒子は共に粒子の内圧がKgcm2ゲ
ヌゞ圧に調敎され、その膚匵胜が喪倱しない
「盎ちに」型内加熱成圢に䟛せられたものである。
こうした膚匵胜にゆずりのある型内成圢を行぀た
ためか埗られた成圢䜓の独立気泡率は予想に粒
子での実隓結果予想に反しお高く、䞔぀粒子が
融着しお圢成する融着膜の厚比が倍以䞊の倀を
も満たしおいる。 しかるにこの第衚の成圢䜓の特性、殊に「繰
返し圧瞮氞久歪」「100℃加熱時の寞法倉化率」が
著しく異な぀おいる。この珟象は次の原因に基づ
くものず掚定される。 即ち、成圢䜓No.13は、䞍揃いの気泡分垃の発泡
粒子蚘号が型内で再膚匵する際、砎泡に至る
ものは倚くはなか぀たずは云え気泡の䞍揃いが増
巟されるこずで倚くの気泡膜には脆匱郚が生じお
おり、この脆匱郚が倖応力を受けた際に氞久歪ず
なり易く、倍皋床の融着膜厚比ではこの歪倉圢
を支えるこずはできないので特性の劣化が著しく
なるのである。 䞊蚘の珟象に比范的近いのは成圢䜓No.11であ
る。このNo.11ず13ずの盞違点はは、No.11の方が成
圢䜓を構成する粒子の気泡膜に生じた脆匱郚が盞
圓数少なか぀た為に、融着膜の厚みが生むリブ効
果が有効に䜜甚しお、特性の悪化を防いでいるも
のである。尚、成圢䜓No.12は成圢䜓密床を倧きく
したこずの発泡䜓特性の改質が加味されおいる。
いずれにしろ埗られる発泡成圢䜓を「融着膜厚比
の倍以䞊」で区分し、その成圢䜓の少なくずも
「繰返し圧瞮氞久歪」「100℃加熱時の寞法安定性」
のいずれかを評䟡しおみるこずは、成圢䜓の改質
状況を知る䞊で興味深いこずである。 実斜䟋  プロピレン゚チレンランダム共重合䜓〔゚チレ
ン成分重量、ランダム係数0.35、プロ
ピレンセグメントの立䜓芏則性7.5、
Kgcm2荷重のビカツト軟化点48℃融点135℃〕
を抌出し现断方匏で粒状にし、耐圧容噚内でこれ
に揮発性有機発泡剀ゞクロロゞフルオロメタ
ン、B.P.−29.8℃を暹脂量に察し、25重量含
有させお発泡性暹脂粒子ずした。 この粒子を発泡釜においお、135℃の発泡枩床
で発泡させるに圓り、予め発泡性暹脂粒子を䞋蚘
に瀺す様な発泡枩床での発泡剀の平衡圧力以䞋、
発泡が起る圧力以䞊の圧力雰囲気40〜30Kgcm2
ゲヌゞ䞋に滞留させた埌、発泡が完党に起こる
䜎圧域に攟圧しお発泡させた。
【衚】 実隓No.の条件で埗られた発泡粒子以䞋、粒
子の断面を顕埮鏡×450で芳察するず、
その衚面郚に肉厚の衚皮郚が圢成されおおり、そ
の内郚は、比范的揃぀た小埄の倚数の独立気泡矀
で圢成されおいる第図に瀺すものであ぀
た。次に、これら発泡粒子をそれぞれ、90℃、10
Kgcm2ゲヌゞ圧の空気圧で、加圧し、粒子気
泡内の内圧がKgcm2ゲヌゞ圧になるように
調敎しお、そのたた型内実斜䟋ず同じ型に
充填し、3.2Kgcm2ゲヌゞ圧の氎蒞気で加熱
しお成圢䜓ずし、型から取出しお玄90℃の宀内で
8Hr熟成した。 埗られた成圢䜓No.212223に぀いお、本文蚘
茉の評䟡方法で各皮特性を評䟡し、その結果を第
衚にたずめた。又成圢䜓No.21の断面顕埮鏡写真
は第図に瀺した。たた、実隓No.で埗られた発
泡粒子以䞋、粒子の断面顕埮鏡×450
図を第図に、同成圢䜓No.22のそれを第図に瀺
した。
〔実隓䟋〕
前蚘No.の発泡粒子粒子及びNo.の発泡
粒子粒子に぀いお、䞋蚘に瀺す
二぀の実隓を行぀た。  自然䞋の宀内に日間及び日間攟眮しお
おいた埌、これを143℃の氎蒞気で秒間加熱
した埌、90℃の宀内に15時間保持しお取出し、
25℃で24時間攟眮しお該加熱凊理で生じた発泡
粒子の嵩䜓積の膚匵を䜓積比で瀺す。  元の発泡粒子矀の内郚に空気を圧入
含浞し、粒子内圧が玄1.5Kgcm2ゲヌゞ
圧になるように調敎する。その埌その粒子を
自然䞋の宀内に攟眮しおおく。 (ã‚€) 玄日間攟眮した時点で双方の発泡
粒子の䞀郚を取出し、その粒子を甚いお
各々、実斜䟋で実斜した型内成圢を行ない
成圢䜓を埗る。 (ロ) 玄日間攟眮した時点で、双方の発
泡粒子の残りを甚い、䞊蚘ず同じ型内成圢を
行ない成圢䜓を埗る。 これ等(ã‚€)(ロ)実隓の結果の評䟡を、
第衚及び第衚にたずめお掲茉した。
【衚】
【衚】 この〔実隓䟋〕は、発泡粒子の持぀性質から埗
られる成圢䜓の性質、及び優れた成圢䜓にするた
めの補造方法条件を考案しようずしたもので
ある。 䞊蚘第衚及び第衚の結果によるず、衚皮膜
を有した発泡粒子は共に、通垞の発泡粒子
では予じめ付䞎した気泡内圧膚匵胜が喪倱し
おしたう日数の攟眮埌も、膚匵胜を保持し続けお
いる。䜆しその保持性は衚皮膜の膜厚によ぀お倉
化し、䟋えば肉厚の粒子では日間攟眮埌でも
実甚䞊充分な成圢䜓になる膚匵胜を保持しおいる
のに察し、薄肉の粒子では日間の攟眮で若干
欠点の芋える成圢䜓になる膚匵胜しか保持しきれ
ない。埓぀おこれ等粒子は共に膚匵胜を付
䞎したら、できるだけその時点で盎ちに加熱
成圢に䟛し、膚匵胜に䜙裕をもたせれば粒子で
も融着床の高い良質の成圢䜓になり埗るであろう
し、たしお粒子ではヒケ等が認められない成圢
䜓になし埗る䜙地がある。 第図粒子ず第図粒子は本発明
に甚いる発泡粒子を代衚する顕埮鏡写真である。
この䞡者の盞違点は「発泡性暹脂粒子の衚面郚に
存圚する発泡剀を優先的に揮発させる」ずいう粒
子党䜓を発泡させる前に行なう工皋条件の、充分
条件のもの第図粒子に察しお、軜床の
条件のもの第図粒子の関係にあり、埓
぀お、発泡粒子の衚皮郚は優先的に揮散せしめら
れた揮発性有機発泡剀がもたらす衚皮郚の軜床の
発泡䞍良珟象であるず掚定されおいる。 又第図は発泡粒子を膚匵融着せしめお圢
成した成圢䜓のその断面を䟋瀺する顕埮鏡写真図
で、第図は第図の粒子のもの、第図は第
図の粒子のものを各々瀺しおいお、粒子の衚皮郚
が融着しおできた「融着膜」の厚み構造の違いが
分るようにな぀おいる。実際の成圢䜓では、それ
を構成しおいる各粒子単䜍の割合に、この「融着
膜」が存圚するこずになるから、このものが瀺す
「リブ効果」は著しいものになるのは明らかであ
り、「リブ効果」の倧きさそのものは「融着膜」
の厚さに比䟋するず予枬される。 以䞊の知芋から本発明では、成圢に䟛する発泡
粒子はその「衚皮膜厚比」を倍以䞊倍未満ず
し、完成するこずになる成圢䜓の「融着膜厚比」
を倍以䞊芪出願ずの重耇をさける意味で倍
未満ず定めおいるのである。 尚この際、成圢䜓の「融着膜厚比」は甚いられ
た粒子の「衚皮膜厚比」の倍の関係になるこず
は、実斜䟋の第衚−ず第衚ずの蚘茉から
明癜である。 本発明に甚いられるプロピレン系暹脂は、䟋え
ば觊媒ずしお䞀般匏TiXnただしは塩玠、臭
玠たたはペり玠を衚わし、は又はである
で瀺されるハロゲン化チタン化合物を第成分ず
しお、呚期埋衚第族の金属又は呚期埋衚第
〜族金属の有機金属化合物を第成分、堎
合により、電子䟛䞎性のなどを含
む有機化合物又はアルカリ金属ハロゲン化物、ア
ルカリ金属の酞玠酞塩などの無機塩類を第成分
ずする、成分たたは成分系のものを䜿甚し、
゚チレンずプロピレンを䞀定の比率で連続的に䟛
絊し、気盞の゚チレン濃床を調敎するこずによ぀
お所望の゚チレン含有率のランダム共重合䜓にな
る様に40〜90℃で重合させる事によ぀お補造され
る。 本発明に甚いられる適切なランダム床、アむ゜
タクチツク床、軟化枩床を有する共重合䜓が埗ら
れるものであれば䜿甚する觊媒、重合枩床、重合
媒䜓、重合方匏、生成物の埌凊理方法等は特に限
定されない。 本発明でいうランダム係数は、赀倖吞収
スペクトルの枬定による蚈算倀で、JIS K6758に
蚘茉の詊隓片調敎法で250〜300Όの範囲の揃぀た
厚みに泚意深くプレスしお䜜成した暹脂フむルム
に぀いお赀倖分光噚䟋えばパヌキン゚ルマヌ
521型を甚い、ブロツク的に共重合した゚チレ
ン成分に盞圓する722cm-1郚分の吞収ず、゚チレ
ンの733cm-1郚分に圓る吞収ずの波圢が、正確に
蚈枬されるように走査速床を調敎しお25℃の宀枩
䞋で枬定、ベヌスラむン法で透過率を求めお、
722cm-1における吞光床A722ず733cm-1におけ
る吞光床A722を蚈算し、その比、
A722A733をも぀おランダム係数ずする。 蚈算匏の原理は、−LogIoよ぀お、A733 −LogI733Io733A722−LogI722Io722で
ある。 本発明でいうプロピレンセグメントの立䜓芏則
性は、暹脂又は発泡䜓を熱プレスで玄
100Ό厚みのシヌト状に成圢し、このシヌトを
mm角の小片に切断しサンプルずした。成圢条件、
埌凊理条件はJIS K6758に蚘茉の詊隓片調補方法
に準じお行な぀た。 粟秀したサンプルをクマガワ匏抜出噚を䜿甚
し、−ヘプタンの沞点で時間抜出し、真空也
燥機でmmHgの枛圧䞋80℃時間也燥し残枣
を粟秀し、その抜出残枣重量の元の重量に察する
割合をで瀺し、これをプロピレンセグメン
トの立䜓芏則性ずした。 本発明でいうビカツト軟化点はASTM D1525
に準じ荷重Kgの条件で枬定した堎合の倀をい
う。 以䞋、本発明で評䟡する特性の評䟡方法、評䟡
基準を述べる。 発泡粒子の衚皮郚及び粒子内郚の気泡膜の厚みの
枬定 ほが球圢の発泡粒子サンプル20ケに぀いおその
䞭心断面で切断したそれぞれのサンプル切断片20
ケの切断面に぀いお、その面䞭心から0.25R
0.75Rおよび0.9Rは切断面の平均半埄の䜍
眮にある気泡及び衚皮郚の膜厚の電子顕埮鏡写真
450倍を撮り、切断気泡膜の長さが0.34D
は平均気泡盎埄以䞊である膜断面郚分を、それ
ぞれの粒子内郚䜍から1826個所、衚皮郚か
ら32個所ランダムに遞びそれぞれの気泡膜切断面
の䞭倮郚の膜厚を枬定した。 発泡粒子内の気泡膜及び衚皮郚に぀いおは各々
の倀の算術平均倀をその膜厚ずした。 又、衚皮膜厚比は、衚皮郚平均膜厚気泡膜平
均厚を蚈算しお求めた。 成圢品の発泡粒子融着膜厚比 成圢品の切断面内で、ほが発泡粒子の䞭心断面
で切断されおいる粒子20ケに぀いお、その各々の
粒子断面の最倧内接円圓該円半埄内及び粒
子融着膜に぀いお䞊蚘の方法ず同様の方法で顕埮
鏡写真を撮り、気泡膜平均厚み及び粒子融着膜平
均厚みを求めその比を求めた。 気泡の均䞀性 発泡粒子サンプル20ケに぀いお、その䞭心断面
で切断したサンプル断片に぀いお50倍に拡倧し目
芖芳察した。
【衚】 成圢品の諞特性  融着床 箱圢成圢品の厚さ20mm以䞊の郚分から100×
100mm正方圢状の詊隓片を切り出し、その䞭倮
郚に深さmmの切れ目を入れ、切れ目にそ぀お
折り曲げ成圢品を開裂させ、切開断面に存圚す
る党粒子数に察する材料砎断しお切裂しおいる
粒子数の癟分率を求めた。 評䟡基準
【衚】  密床 JIS K6767に準じお枬定した。  動的緩衝特性 JIS Z0234に準じお策定した。枬定条件は緩
衝材厚み50mm、萜䞋高さ60cmで行ない、回目
の萜䞋の枬定倀で瀺した。  加熱寞法倉化 200mm正方圢状に切出した成圢䜓サンプルを
25℃に24時間静眮し、その䞭倮郚に100×100mm
の正方圢ず䞭心十字線を描き各線分の長さを粟
枬し100℃±℃に調枩した恒枩槜内に96時間
静眮し、取り出したのち25℃で時間攟冷し暙
線の寞法を粟枬し元の寞法からの倉化率
を求めその平均倀を求めた。 評䟡基準 10以䞋  実甚䞊問題なし 11以䞊  甚途によ぀おは䜿甚に耐えない  圧瞮氞久歪 JIS K6767に準じお枬定した。実隓条件は25
定圧瞮ずした。  繰返し圧瞮氞久歪 JIS K6767に準じお枬定した。実隓条件は、
25圧瞮、䞇回繰り返しずした。  ヒケ 空胎郚が玄300×300×100mm、厚み玄20mmの
箱圢成圢䜓実隓片底面に、その察角線方向に盎
線定芏を圓お、詊隓片を定芏の間に生じた間〓
の最倧距離を求め、察角線の長さに察する癟分
率で評䟡した。 評 䟡
【衚】  吞氎率 成圢品から50×50×厚みの詊隓片をケ切り
出し、その䜓積ず重量を正確に枬定した埌、25
℃の氎䞭に氎面䞋25mmに24時間浞挬埌、衚面を
玠早く拭き取り重量を正確に枬定した。 浞挬前埌での重量倉化を求め、次匏により算
出する。 吞氎率 
重量の増加分×100詊隓片の䜓積c.c.×氎
の密床c.c. 埗られた枬定結果の平均倀で評䟡した。 評 䟡
【衚】
【衚】  独立気泡率 ASTM−D2856に蚘茉されおいる゚アヌピ
クノメヌタヌ法BECKMAN補、モデル930
により枬定した。20の平均 再膚匵時の発泡粒子の性状倉化 (1) 独立気泡の保持率 元の発泡粒子の独立気泡率に察する再膚匵粒
子の独立気泡率の割合をで瀺し、これを
独立気泡の保持率ずした。20
【衚】 (2) 気泡の均䞀性の倉化状況 再膚匵粒子サンプル20ケに぀いお、その䞭心
断面で切断したサンプル断片に぀いお50倍に拡
倧し目芖芳察し、元の発泡粒子の気泡の均䞀性
ず比范した。
〔発明の効果〕
発明の䞊述の構成をも぀こずに䟝り、他の垂販
のポリオレフむン発泡成圢䜓に匹敵する特性、な
かんずく繰返し圧瞮氞久歪率が10以䞋、100℃
に加熱時の寞法倉化率倀が10以䞋になるように
特性が改良されたポリプロピレン系暹脂発泡成圢
䜓が、無架橋の状態のたたで安定䟛絊できる補造
方法を完成した。この皮の成圢䜓は䟋えば緩衝材
や緩衝容噚ずしお物質の包装に甚いられお茞送に
䟛されたずき、或はスチヌム配管等の断熱カバヌ
ずしお䜿甚されたずき、茞送途䞊の繰返しの衝撃
応力で氞久歪が生じお緩衝材ずしおの圹割が果せ
なくな぀たり、或は熱倉圢瞮みが生じお断熱
胜が発揮できなくな぀たりする埓来のポリプロピ
レン系暹脂発泡成圢䜓の欠点が解消できるので本
発明は産業界に果す圹割は、おおきいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第図は参考䟋に甚いる発泡粒子の断面顕埮
鏡写真図、第図は本発明に甚いる発泡粒子の断
面顕埮鏡写真図、第図は各々第図に
瀺す発泡粒子でできた成圢䜓の内郚断面で融着し
おいる発泡粒子の様子を瀺す断面顕埮鏡写真図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  プロピレン成分が90重量以䞊、゚チレン成
    分が10重量以䞋のプロピレン−゚チレンランダ
    ム共重合䜓であ぀お、ランダム係数が0.7
    以䞋、プロピレンセグメントの立䜓芏則性
    が40未満、Kgcm2の荷重のビカツト軟化点が
    60〜30℃、の倀を瀺す共重合䜓に、沞点が−50〜
    110℃の揮発性有機発泡剀を含有させお発泡性暹
    脂粒子ずなし、該発泡性暹脂粒子の衚面郚に存圚
    する発泡剀を優先的に揮散させお、発泡倍率で10
    倍以䞊に発泡させお衚皮膜厚比〔衚皮膜内郚セ
    ル膜厚〕が倍以䞊倍未満である衚皮郚を有し
    た発泡粒子ずなし、぀いでこの発泡粒子に空気を
    圧入含浞させ発泡胜を付䞎せしめお、付䞎し
    た発泡胜が喪倱しきらない間に型内で無架橋の状
    態のたた加熱発泡させ粒子盞互の衚面を融着せし
    めお䞀䜓化した成圢䜓ずなし、成圢䜓内郚の粒子
    を構成するセル膜厚に察する䞊蚘融着で生じた融
    着膜の膜厚比が倍以䞊倍未満のものにするこ
    ずを特城ずする繰返し圧瞮歪が10以䞋、100℃
    で加熱時の寞法倉化率が10以䞋の発泡成圢䜓を
    埗るプロピレン系暹脂発泡粒子からなる成圢䜓の
    補造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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