JPH0428730Y2 - - Google Patents

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JPH0428730Y2
JPH0428730Y2 JP1985034989U JP3498985U JPH0428730Y2 JP H0428730 Y2 JPH0428730 Y2 JP H0428730Y2 JP 1985034989 U JP1985034989 U JP 1985034989U JP 3498985 U JP3498985 U JP 3498985U JP H0428730 Y2 JPH0428730 Y2 JP H0428730Y2
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cylinder
stopper
mold
piston
pressurizing
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、昇降テーブルと上部フレームとの間
を退避可能なスペーサを介してシヨートストロー
クの加圧シリンダで金型を加圧する形成のタイヤ
加硫機に係り、より具体的には金型高さ変更に対
する調整をスペーサはそのままにして加圧シリン
ダ側を調整することにより行なう装置を具備した
タイヤ加硫機に関する。
<従来の技術> 加圧シリンダによつて昇降テーブルを介し金型
を締付ける構成のタイヤ加硫機において、前記昇
降テーブルに、金型締付時に前記加圧シリンダと
前記昇降テーブル間に退避自在としてスペーサを
設けたものは特開昭58−71143号公報(従来例1)
及び特開昭58−122843号公報(従来例2)並びに
特開昭58−31731号公報(従来例3)がある。
斯る型式の加硫機において金型高さの変更によ
るスペーサ高さの調整について、従来例1ではス
ペーサに設けられた調整ネジで行なつている。
又、従来例2にあつては、昇降スライド(昇降
テーブル)下部にネジ式に設けてある上金型を取
付けている上部スチームプラテン高さを調整する
ことによつてなされている。
従来例3は、ラム又はピストンの戻りストロー
クを機械的に規制する昇降可能なストツパー装置
を液圧シリンダに組込むことによつてなされてい
る。
<考案が解決しようとする問題点> 従来例1にあつては、調整ネジには加圧力が作
用するためそれに見合つた寸法、形状にしなけれ
ばならず構造も複雑でコスト高のひとつの要因と
なつている。
従来例2にあつては従来例1よりさらに構造が
複雑になり、しかも、上金型を支持しているので
ネジ精度を相当よくしなければその意義がなくな
る。
従来例3には、液圧シリンダにピストンを嵌合
し、ロツドをネジ構造としてシリンダ外に突出さ
せてスプロケツト等で調整しており、ネジ部から
の油漏れ等が生じるし、精度の劣るばかりか構造
が複雑であつた。
本考案はより簡単かつ安価に金型高さ変更に対
する調整を行なう装置を具備したタイヤ加硫機を
提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案が前述目的を達成するために講じた技術
的手段の特徴とするところは、開閉機構7を介し
て開閉自在とされた金型5が加圧シリンダ9によ
る昇降テーブル6を介して締付けられるように構
成され、前記加圧シリンダ9と昇降テーブル6間
又は加圧シリンダ9とプレス上部フレーム2間に
介装されて加圧シリンダ9の加圧力を前記金型5
に伝達するスペーサ11が移動可能に配設され、
前記加圧シリンダ9におけるピストン10の戻り
ストロークを調整するストツパ手段16を備えて
いるタイヤ加硫機において、 前記ストツパ手段16が、ピストン10より径
外方向に突出したアーム10Aと、該アーム10
Aと上下で相対するストツパ21を有し、加圧シ
リンダ9の外側部に取付けられた伸縮駆動体20
とから構成され、前記ストツパ21の調整各位置
を段階的に検出するスイツチ22を備えている点
にある。
<作用> スペーサ11の高さは一定とされ、金型高さ変
更分だけシリンダストロークを見込んだ加圧シリ
ンダ9とされ、金型高さの変更分を加圧シリンダ
9のストローク、即ち、第4図に示されるストロ
ークSでカバーされる。
このストロークを増やすだけでは加圧時間がか
かりこれを防ぐには高圧大流量の油圧源を必要と
することから、シリンダ9のピストン10の戻り
ストロークをストツパ21にアーム10Aが当接
することでとめ、該ストツパ21位置よりシヨー
トストロークで加圧してやることによりシヨート
ストローク形加圧シリンダ9と同じ機能を発揮す
る。
ピストン10の戻りストロークは、該ピストン
10に径外方向突出状に設けたアーム10Aがス
トツパ21に当接することによりなされるが、ス
トツパ21の位置をスイツチ22で段階的に検出
することで、遠隔操作で戻りストロークを調整す
る。
<実施例> 第3図〜第5図を参照するとタイヤ加硫機の全
体構成が例示されている。
図において、1はプレスフレームであり、上部
フレーム2と下部フレーム3とを縦フレーム4で
剛結してなる。
5は金型であり、上部金型5Aと下部金型5B
とからなり、図外の未加硫タイヤを加硫成形する
ものである。
6は昇降テーブルであり、伸縮シリンダで示す
開閉機構7によつてガイドシユ8に案内されて昇
降され、該テーブル6に上部金型5Aが装着され
ていることから、金型5は開閉自在とされる。
9は加圧シリンダであり、第3図の例では昇降
テーブル6の上面で金型5の鉛直中心上に設けら
れ、この加圧シリンダ9に嵌合されたピストン1
0の端面と上部フレーム2との間にスペーサ11
が退避自在に設けられている。
すなわち、スペーサ11は第5図で示す如く旋
回アーム12に支持されており、このアーム12
を旋回軸13を中心にシリンダ14の伸縮を介し
て金型鉛直中心と、これより退避した位置に移動
自在とされている。
従つて、スペーサ11を金型鉛直中心上に位置
させて加圧シリンダ9に加圧圧媒を供給すること
によつてスペーサ11を介して金型5に加圧力が
付与可能とされている。
第1図、第2図を参照すると、比較例と本考案
の実施例が示されている。
加圧シリンダ9は圧媒供給口9Aと圧媒戻り口
9Bとを有し、Oリングとバツクアツプリングと
からなるシール手段15を介してピストン10が
摺動自在に嵌合され、押え板9Cで封じられてい
る。
16がストツパ手段であり、第1図の比較例で
は加圧シリンダ9の底部にOリング等のシール手
段17を介してスクリユ部18Aを有するストツ
パ18がシリンダ中心に挿設され、その挿設端が
ピストン10に接当されている。
そして、そのストツパ18はスクリユ部18A
に調整ナツト19を螺合し、これを回動すること
によつて図示の加圧状態Aと退避状態Bの位置に
調整自在とされる。
第2図の実施例では、ピストン10にアーム1
0Aを径外方向突出状に形成し、シリンダ9に取
付けられた調整シリンダ又は調整モータ等の駆動
体20によりストツパ21の位置を調整するよう
にされ、各調整位置はリミツトスイツチ22を段
階的に設けることによつて遠隔操作可能とされて
いる。
第6図の例は加圧シリンダ9を上部フレーム2
側に設け、このシリンダ9のピストン10と昇降
テーブル6間にスペーサ11が進退自在に設けら
れたもので、その他の構成は前述した構成と同じ
である。
なお、第3図、第6図において23は加硫機に
おける中心機構を示している。
<考案の効果> 本考案は、開閉機構7を介して開閉自在とされ
た金型5が加圧シリンダ9による昇降テーブル6
を介して締付けられるように構成され、前記加圧
シリンダ9と昇降テーブル6間又は加圧シリンダ
9とプレス上部フレーム2間に介装されて加圧シ
リンダ9の加圧力を前記金型5に伝達するスペー
サ11が移動可能に配設され、前記加圧シリンダ
9におけるピストン10の戻りストロークを調整
するストツパ手段16を備えているタイヤ加硫機
において、前記ストツパ手段16が、ピストン1
0より径外方向に突出したアーム10Aと、該ア
ーム10Aと上下で相対するストツパ21を有
し、加圧シリンダ9の外側部に取付けられた伸縮
駆動体20とから構成され、前記ストツパ21の
調整各位置を段階的に検出するスイツチ22を設
けているので、次の利点がある。
一般に金型高さの調整範囲は乗用車タイヤ用で
100〜150mm程度なので加圧シリンダ9のストロー
クはプレスフレーム1のたわみ量などの余裕をみ
て160mm〜170mm程度でよく、従来のシヨートスト
ローク加圧シリンダ(10〜20mmストローク程度)
に比べて大幅なコスト高となることはなく、従来
のスペーサ高さを調整ネジで行なうものに比べて
大巾に安価になる。
特に、ピストン10の戻りストロークをストツ
パ手段16で調整するようにしているので、戻り
シリンダ力は弱く、つまり、ピストン10を戻す
力さえあればよいので、強度的に強いストツパ2
1とする必要がない。
また、加圧シリンダ9のストロークを増すだけ
では加圧時間がかかりこれを防ぐためには高圧大
流量の油圧源を必要とすることになるけれども、
本考案ではピストン10の戻りストロークをスト
ツパ手段16でとめてやり、ストツパ位置により
シヨートストロークで加圧してやることができ、
これはシヨートストローク加圧シリンダと同じ機
能をし加圧時間も長くならず、しかも、高圧小流
量の油圧源で事足りる。
特に、本考案では、ピストン10に径外方向に
突出するアーム10Aを設け、これと上下で相対
するストツパ21を設けて戻りストロークを調整
するので、戻りストロークの調整に当り、油漏れ
等を招くことがなく、これにより調整が正確にな
るし、構造的にもネジがないので、コンパクトで
かつ簡単になる。
更に、伸縮駆動体20に設けたストツパ21の
各位置は、スイツチ22で段階的に検出するの
で、遠隔操作も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は比較例の、第2図は本案実施例の各要
部断面図、第3図は第1例における加硫機全体の
正面図、第4図は第3図X−X線の概略断面図、
第5図は第3図Y−Y線の断面図、第6図は第2
例における加硫機全体の正面図である。 5……金型、6……昇降テーブル、7……開閉
機構、9……加圧シリンダ、10……ピストン、
11……スペーサ、16……ストツパ手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 開閉機構7を介して開閉自在とされた金型5が
    加圧シリンダ9による昇降テーブル6を介して締
    付けられるように構成され、前記加圧シリンダ9
    と昇降テーブル6間又は加圧シリンダ9とプレス
    上部フレーム2間に介装されて加圧シリンダ9の
    加圧力を前記金型5に伝達するスペーサ11が移
    動可能に配設され、前記加圧シリンダ9における
    ピストン10の戻りストロークを調整するストツ
    パ手段16を備えているタイヤ加硫機において、 前記ストツパ手段16が、ピストン10より径
    外方向に突出したアーム10Aと、該アーム10
    Aと上下で相対するストツパ21を有し、加圧シ
    リンダ9の外側部に取付けられた伸縮駆動体20
    とから構成され、前記ストツパ21の調整各位置
    を段階的に検出するスイツチ22を設けているこ
    とを特徴とするタイヤ加硫機。
JP1985034989U 1985-03-11 1985-03-11 Expired JPH0428730Y2 (ja)

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JP1985034989U JPH0428730Y2 (ja) 1985-03-11 1985-03-11

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JP1985034989U JPH0428730Y2 (ja) 1985-03-11 1985-03-11

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JPS61150108U JPS61150108U (ja) 1986-09-17
JPH0428730Y2 true JPH0428730Y2 (ja) 1992-07-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07118982B2 (ja) * 1988-03-04 1995-12-20 三菱重工業株式会社 タイヤ加硫プレス

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831731A (ja) * 1981-08-20 1983-02-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タイヤ加硫プレス
JPS5871143A (ja) * 1981-10-23 1983-04-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タイヤ加硫プレス

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5831731A (ja) * 1981-08-20 1983-02-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タイヤ加硫プレス
JPS5871143A (ja) * 1981-10-23 1983-04-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タイヤ加硫プレス

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