JPH04287237A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH04287237A JPH04287237A JP3052201A JP5220191A JPH04287237A JP H04287237 A JPH04287237 A JP H04287237A JP 3052201 A JP3052201 A JP 3052201A JP 5220191 A JP5220191 A JP 5220191A JP H04287237 A JPH04287237 A JP H04287237A
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- Japan
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Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 7
- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims description 6
- 230000008014 freezing Effects 0.000 abstract description 8
- 238000007710 freezing Methods 0.000 abstract description 8
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 abstract description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 abstract 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Detection And Correction Of Errors (AREA)
- Retry When Errors Occur (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置に係り、
特にマイクロプログラムを格納する制御記憶の故障に対
し、その検出、訂正を効率良く行う制御記憶制御部を有
する情報処理装置に関する。
特にマイクロプログラムを格納する制御記憶の故障に対
し、その検出、訂正を効率良く行う制御記憶制御部を有
する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置においては、マイク
ロプログラム用制御記憶の故障に対して一時的な1ビッ
ト障害が発生した際は、既マイクロ命令の実行を凍結し
、マスタファイルより再度ロードし訂正した後、凍結を
解除し実行を続ける方式があり、また固定的なエラー或
いは、2ビットの障害が発生した際は、1ビット障害訂
正2ビット障害検出を行ういわゆるECC回路を付加し
、読出した制御記憶の内容をこのECC回路で訂正した
後、既マイクロ命令を実行させる方式が知られている。 さらに、前述のECC回路にて障害検出を行うためには
その回路を実現するための論理段数が多くその障害検出
信号作成までに要するマシンサイクル時間が大きくなる
ため、前述のパリティ検査回路を用いて1ビットの障害
を検出し、既マイクロ命令の実行を凍結した後、ECC
回路を用いて訂正されたマイクロ命令を使用して実行を
再開するといった方式も知られている。
ロプログラム用制御記憶の故障に対して一時的な1ビッ
ト障害が発生した際は、既マイクロ命令の実行を凍結し
、マスタファイルより再度ロードし訂正した後、凍結を
解除し実行を続ける方式があり、また固定的なエラー或
いは、2ビットの障害が発生した際は、1ビット障害訂
正2ビット障害検出を行ういわゆるECC回路を付加し
、読出した制御記憶の内容をこのECC回路で訂正した
後、既マイクロ命令を実行させる方式が知られている。 さらに、前述のECC回路にて障害検出を行うためには
その回路を実現するための論理段数が多くその障害検出
信号作成までに要するマシンサイクル時間が大きくなる
ため、前述のパリティ検査回路を用いて1ビットの障害
を検出し、既マイクロ命令の実行を凍結した後、ECC
回路を用いて訂正されたマイクロ命令を使用して実行を
再開するといった方式も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、1
ビットの固定障害が発生したアドレス部に更に1ビット
の一時的障害が発生するケースが配慮されておらず、こ
の場合、2ビットの故障と検出され、ECC回路によっ
て検出される故障となり、既マイクロ命令の実行を凍結
する事が不可能となるという問題があった。
ビットの固定障害が発生したアドレス部に更に1ビット
の一時的障害が発生するケースが配慮されておらず、こ
の場合、2ビットの故障と検出され、ECC回路によっ
て検出される故障となり、既マイクロ命令の実行を凍結
する事が不可能となるという問題があった。
【0004】本発明は、上記の様な2ビット障害の際に
も既マイクロプログラムの実行を凍結することを目的と
しており、さらに固定障害の発生したアドレスを容易に
知り得る手段を具備した情報処理装置を提供する事を目
的とする。
も既マイクロプログラムの実行を凍結することを目的と
しており、さらに固定障害の発生したアドレスを容易に
知り得る手段を具備した情報処理装置を提供する事を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、1ビット障害訂正及び2ビット障害検出が可能なE
CC回路とともにパリティ検査回路を具備し、1ビット
障害の検出はパリティ検査回路によって行い、ECC回
路は2ビット障害検出と1ビット固定障害の訂正にのみ
用いることによって1ビット障害の報告に要する時間を
減少させるものであり、さらにメモリ内に障害報告専用
ビットを設け、パリティ検査回路と合わせて本ビット自
身を用いて障害報告を行うことにより、障害を含むメモ
リ読出しデータによるマイクロ命令の実行を高速に凍結
し、既故障アドレスの読出しデータを上記ECC回路ま
たは再ロードまたはその双方を用いて訂正した後、凍結
を解除する制御記憶制御回路を実現する事によって達成
される。
に、1ビット障害訂正及び2ビット障害検出が可能なE
CC回路とともにパリティ検査回路を具備し、1ビット
障害の検出はパリティ検査回路によって行い、ECC回
路は2ビット障害検出と1ビット固定障害の訂正にのみ
用いることによって1ビット障害の報告に要する時間を
減少させるものであり、さらにメモリ内に障害報告専用
ビットを設け、パリティ検査回路と合わせて本ビット自
身を用いて障害報告を行うことにより、障害を含むメモ
リ読出しデータによるマイクロ命令の実行を高速に凍結
し、既故障アドレスの読出しデータを上記ECC回路ま
たは再ロードまたはその双方を用いて訂正した後、凍結
を解除する制御記憶制御回路を実現する事によって達成
される。
【0006】
【作用】本発明によれば、パリティ検査回路の特性を生
かして1ビット障害を含むメモリ読出しによるマイクロ
命令及びそれに続くマイクロ命令の実行を凍結し、また
、メモリ内障害報告専用ビットによる障害検出報告によ
り1ビットの固定障害に対しては、不必要な再ロードに
かかる時間を削減し、すぐにECC回路によって訂正し
たデータを使用する事ができ、さらに、1ビット固定障
害および1ビット一時的障害の2ビット障害に対しては
メモリ内障害報告専用ビットによりその障害検出を早期
に行う事ができるため、既マイクロ命令の実行を凍結す
る事が可能となり、既読出しデータは、再ロードした後
ECC回路にて訂正する事によって正しいマイクロ命令
を供給する事が可能となる。
かして1ビット障害を含むメモリ読出しによるマイクロ
命令及びそれに続くマイクロ命令の実行を凍結し、また
、メモリ内障害報告専用ビットによる障害検出報告によ
り1ビットの固定障害に対しては、不必要な再ロードに
かかる時間を削減し、すぐにECC回路によって訂正し
たデータを使用する事ができ、さらに、1ビット固定障
害および1ビット一時的障害の2ビット障害に対しては
メモリ内障害報告専用ビットによりその障害検出を早期
に行う事ができるため、既マイクロ命令の実行を凍結す
る事が可能となり、既読出しデータは、再ロードした後
ECC回路にて訂正する事によって正しいマイクロ命令
を供給する事が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図により説明する
。図1は、パリティ検査回路及びECC回路をともに具
備した制御記憶装置及びその周辺制御装置を表すブロッ
ク図であり、図2は1ビット障害の際のメモリ読出しデ
ータであるマイクロ命令の実行凍結及び解除(再実行)
を行うための回路図であり、図3は障害発生時のメモリ
回復処理を類別するためのブロック図である。
。図1は、パリティ検査回路及びECC回路をともに具
備した制御記憶装置及びその周辺制御装置を表すブロッ
ク図であり、図2は1ビット障害の際のメモリ読出しデ
ータであるマイクロ命令の実行凍結及び解除(再実行)
を行うための回路図であり、図3は障害発生時のメモリ
回復処理を類別するためのブロック図である。
【0008】図1において、アドレスレジスタ1(CS
AR)により示されたアドレスに従い読出された制御記
憶2(以下、CSと略す)の読出しデータは、データレ
ジスタ3(CSDR)に格納されたのち、中継レジスタ
4を経てデコーダ8を介して演算装置を制御する。本実
施例におけるCS制御装置は、読出しデータの障害検出
用回路としてパリティ検査回路5及びECC回路6を持
ち、メモリの再ロード及びリード用専用パスを持つ制御
ユニット16を介してマスタファイル17よりメモリの
再ロードを行うことが出来るが、前述したようにメモリ
のアクセスタイムに対してECC回路での障害検出や障
害ビットの訂正に要する時間が大きいために、毎読出し
サイクルECC回路を用いて訂正した後のデータをCS
DRに読出すことは処理性能の低下を招き、従来、CS
読出しデータの障害を検出した場合中継レジスタ以降の
更新を障害検出時に抑止し、障害を含むマイクロ命令の
実行を凍結しておいて、この間に制御ユニット16によ
ってマスタファイル17よりメモリの再ロード、再読出
しによって中継レジスタを更新し障害訂正を行った後に
再実行する方式が多く採用されている。しかしマシンサ
イクル時間の短縮にともないECCの障害検出では上記
の様な実行制御信号の凍結も困難であり、障害を含むマ
イクロ命令が実行されてしまうと実行済マイクロ命令に
よって更新されたレジスタ等の回復処理が必要となり既
処理を行う際に発生し得る再実行失敗が無視出来ない。 本実施例の制御記憶制御装置はパリティ検査回路によっ
て1ビット障害の検出及び実行の凍結を制御信号14に
よってECC回路より高速に行い、さらにメモリ内に障
害報告専用ビット11を持ち制御信号15を用いて固定
障害を含むメモリ障害に対する再実行成功率の向上を実
現するものである。
AR)により示されたアドレスに従い読出された制御記
憶2(以下、CSと略す)の読出しデータは、データレ
ジスタ3(CSDR)に格納されたのち、中継レジスタ
4を経てデコーダ8を介して演算装置を制御する。本実
施例におけるCS制御装置は、読出しデータの障害検出
用回路としてパリティ検査回路5及びECC回路6を持
ち、メモリの再ロード及びリード用専用パスを持つ制御
ユニット16を介してマスタファイル17よりメモリの
再ロードを行うことが出来るが、前述したようにメモリ
のアクセスタイムに対してECC回路での障害検出や障
害ビットの訂正に要する時間が大きいために、毎読出し
サイクルECC回路を用いて訂正した後のデータをCS
DRに読出すことは処理性能の低下を招き、従来、CS
読出しデータの障害を検出した場合中継レジスタ以降の
更新を障害検出時に抑止し、障害を含むマイクロ命令の
実行を凍結しておいて、この間に制御ユニット16によ
ってマスタファイル17よりメモリの再ロード、再読出
しによって中継レジスタを更新し障害訂正を行った後に
再実行する方式が多く採用されている。しかしマシンサ
イクル時間の短縮にともないECCの障害検出では上記
の様な実行制御信号の凍結も困難であり、障害を含むマ
イクロ命令が実行されてしまうと実行済マイクロ命令に
よって更新されたレジスタ等の回復処理が必要となり既
処理を行う際に発生し得る再実行失敗が無視出来ない。 本実施例の制御記憶制御装置はパリティ検査回路によっ
て1ビット障害の検出及び実行の凍結を制御信号14に
よってECC回路より高速に行い、さらにメモリ内に障
害報告専用ビット11を持ち制御信号15を用いて固定
障害を含むメモリ障害に対する再実行成功率の向上を実
現するものである。
【0009】以下にメモリ内障害報告専用ビットの効果
及び本実施例における障害回復処理について説明する。
及び本実施例における障害回復処理について説明する。
【0010】本実施例において検出可能な障害を細分化
すると以下の5つに分類することが出来る。
すると以下の5つに分類することが出来る。
【0011】(1)1ビット一時的障害(2)1ビット
固定障害 (3)2ビット一時的障害 (4)2ビット障害でうち1ビットが一時的障害で他の
1ビットが固定障害 (5)2ビット固定障害 尚、自明ではあるが奇数ビットマルチビット障害や、E
CC検査ビット9の種類によりマルチビットバースト障
害の検出も可能であり、メモリの再ロードにより上記5
ケースに帰属可能な場合はその障害回復が可能となる。
固定障害 (3)2ビット一時的障害 (4)2ビット障害でうち1ビットが一時的障害で他の
1ビットが固定障害 (5)2ビット固定障害 尚、自明ではあるが奇数ビットマルチビット障害や、E
CC検査ビット9の種類によりマルチビットバースト障
害の検出も可能であり、メモリの再ロードにより上記5
ケースに帰属可能な場合はその障害回復が可能となる。
【0012】まず(1)又は(2)の1ビット障害ケー
スであるが、これはパリティ(パリティビット10)検
査回路によって実行を凍結しメモリの再ロードを行った
後実行を再開するものであり、数回の再ロード後も再び
障害を検出し障害が(2)の固定障害と判定された場合
、次再ロード時にメモリ内の障害報告用専用ビットを反
転して(0がデフォルトであれば1とする。本実施例も
これに従う。)再ロードする。ここで図2は障害検出時
の実行凍結用信号及び実行再開のための凍結解除信号を
生成するための回路図であり、23、24はORゲート
25はANDゲートを表し、パリティエラー検出信号1
4とメモリ内障害報告専用信号15のOR条件により、
マイクロ命令実行制御信号を凍結する障害報告用制御信
号20を送出するのに対して、ECC回路によって検出
された1ビット又は2ビット障害の報告信号13はその
検出に数マシンサイクルを必要とするため、障害発生報
告信号21のみを送出するが、本信号の場合既実行マイ
クロ命令によって実行されたレジスタ等の回復処理が必
要であり、一時的障害はメモリの再ロードによって回復
され障害報告はなくなり実行が再開されるが、固定障害
ケースは、メモリ内の1ビット固定障害の指摘及び訂正
に成功した事を報告する信号12によって実行凍結報告
信号を解除する信号22を生成し、本信号によりマイク
ロ命令の実行を再開する。メモリ障害が1ビット固定障
害と判定された場合は、次実行時以降は再ロード処理を
中止して読出しデータをECC回路にて訂正する。 この場合メモリ内障害報告専用ビットにより障害を含む
マイクロ命令の実行が信号20により凍結されているた
め、ECC回路と読出しデータ反転回路7により障害デ
ータを訂正してCSDR3か又は中継レジスタ4に回復
した後(図1)、凍結を解除することによって再実行が
保障可能となる。
スであるが、これはパリティ(パリティビット10)検
査回路によって実行を凍結しメモリの再ロードを行った
後実行を再開するものであり、数回の再ロード後も再び
障害を検出し障害が(2)の固定障害と判定された場合
、次再ロード時にメモリ内の障害報告用専用ビットを反
転して(0がデフォルトであれば1とする。本実施例も
これに従う。)再ロードする。ここで図2は障害検出時
の実行凍結用信号及び実行再開のための凍結解除信号を
生成するための回路図であり、23、24はORゲート
25はANDゲートを表し、パリティエラー検出信号1
4とメモリ内障害報告専用信号15のOR条件により、
マイクロ命令実行制御信号を凍結する障害報告用制御信
号20を送出するのに対して、ECC回路によって検出
された1ビット又は2ビット障害の報告信号13はその
検出に数マシンサイクルを必要とするため、障害発生報
告信号21のみを送出するが、本信号の場合既実行マイ
クロ命令によって実行されたレジスタ等の回復処理が必
要であり、一時的障害はメモリの再ロードによって回復
され障害報告はなくなり実行が再開されるが、固定障害
ケースは、メモリ内の1ビット固定障害の指摘及び訂正
に成功した事を報告する信号12によって実行凍結報告
信号を解除する信号22を生成し、本信号によりマイク
ロ命令の実行を再開する。メモリ障害が1ビット固定障
害と判定された場合は、次実行時以降は再ロード処理を
中止して読出しデータをECC回路にて訂正する。 この場合メモリ内障害報告専用ビットにより障害を含む
マイクロ命令の実行が信号20により凍結されているた
め、ECC回路と読出しデータ反転回路7により障害デ
ータを訂正してCSDR3か又は中継レジスタ4に回復
した後(図1)、凍結を解除することによって再実行が
保障可能となる。
【0013】(3)又は(4)又は(5)の2ビット障
害ケースでは、最初の障害検出はECC回路により制御
信号13によってマイクロ命令の実行を凍結せしめるを
得ないが、(4)ケースのように固定障害を含む場合は
障害報告専用ビットによって再実行成功率を上げること
が可能であり、本ケースの場合、メモリの再ロードによ
り(2)ケースに帰属する。
害ケースでは、最初の障害検出はECC回路により制御
信号13によってマイクロ命令の実行を凍結せしめるを
得ないが、(4)ケースのように固定障害を含む場合は
障害報告専用ビットによって再実行成功率を上げること
が可能であり、本ケースの場合、メモリの再ロードによ
り(2)ケースに帰属する。
【0014】特に、最初に(2)ケースとして1ビット
固定障害を検出しメモリ内障害報告ビットが1となって
いる場合において、さらに同一アドレスに対するメモリ
障害が重なり2ビット障害となったケースにおいては、
その検出及び実行の凍結は障害報告専用ビットにより既
に行われているため、重なった障害が一時的障害であれ
ばメモリの再ロードを行うのみでよく、メモリ再ロード
の条件としては(2)ケースによるメモリ再ロード中止
の条件を障害報告専用ビットが1の場合とECC回路に
より1ビットの障害ビット指摘が成功した場合のAND
条件で行うと限定すればよく、この条件により複数の一
時的障害が既に検出されている1ビット固定障害と重な
った場合は、障害ビット数に関係なくメモリの再ロード
による回復が可能であり(2)ケースに帰属する。障害
報告専用ビットが1でかつ数度再ロードを行ってもEC
C回路による障害ビット指摘に失敗する場合は(5)ケ
ースに帰属され、2ビット固定障害と判定された時点で
その回復は通常ECC回路においても不可能である。
固定障害を検出しメモリ内障害報告ビットが1となって
いる場合において、さらに同一アドレスに対するメモリ
障害が重なり2ビット障害となったケースにおいては、
その検出及び実行の凍結は障害報告専用ビットにより既
に行われているため、重なった障害が一時的障害であれ
ばメモリの再ロードを行うのみでよく、メモリ再ロード
の条件としては(2)ケースによるメモリ再ロード中止
の条件を障害報告専用ビットが1の場合とECC回路に
より1ビットの障害ビット指摘が成功した場合のAND
条件で行うと限定すればよく、この条件により複数の一
時的障害が既に検出されている1ビット固定障害と重な
った場合は、障害ビット数に関係なくメモリの再ロード
による回復が可能であり(2)ケースに帰属する。障害
報告専用ビットが1でかつ数度再ロードを行ってもEC
C回路による障害ビット指摘に失敗する場合は(5)ケ
ースに帰属され、2ビット固定障害と判定された時点で
その回復は通常ECC回路においても不可能である。
【0015】図3は上記障害回復処理を実現する上で、
障害パターン類別のための一実施例を示すブロック図で
あり、パリティ検査回路5による障害検出信号14及び
メモリ内障害報告専用ビット11による障害報告信号1
5をデコーダ40を介して分類し、さらにECC回路6
によって1ビット固定障害の訂正に成功した事を報告す
る信号12及び障害訂正失敗を報告する信号36により
細分される。図3を用いて障害検出時のメモリ回復処理
に関して一例を説明する。
障害パターン類別のための一実施例を示すブロック図で
あり、パリティ検査回路5による障害検出信号14及び
メモリ内障害報告専用ビット11による障害報告信号1
5をデコーダ40を介して分類し、さらにECC回路6
によって1ビット固定障害の訂正に成功した事を報告す
る信号12及び障害訂正失敗を報告する信号36により
細分される。図3を用いて障害検出時のメモリ回復処理
に関して一例を説明する。
【0016】1ビット一時的障害は信号31で報告され
、メモリの再ロードにより障害回復を行った後、信号3
0により通常のマイクロ命令動作として再実行可能とな
る。
、メモリの再ロードにより障害回復を行った後、信号3
0により通常のマイクロ命令動作として再実行可能とな
る。
【0017】1ビット固定障害ケースはメモリ内障害報
告専用ビットによる障害報告信号15及びパリティ検査
回路より報告される信号14がともに報告され、1ビッ
ト固定障害検出信号35が生成された後ECC回路より
既1ビット固定障害が正しく訂正出来たことを信号12
により報告された時点で、信号33によりメモリの再ロ
ードなしに図2の信号22で示すマイクロ命令実行凍結
解除信号により実行を再開する。2ビット障害で1ビッ
トが既に検出された固定障害で1ビットが一時的障害で
ある場合は、パリティ検査回路では検出出来ず信号32
により報告されるが、本実施例においては前述のように
既1ビット固定障害にさらに一時的障害が重なった場合
、そのビット数に関係なくECC回路による1ビット障
害訂正失敗を報告する信号36を用い、メモリ内障害報
告専用ビットより報告される信号16とのAND条件で
ある信号34によってメモリ再ロード要求を行い、再ロ
ード後1ビット固定障害へ帰属された後信号33により
再実行可能となる。信号36はECC回路による障害検
出が出来なかった障害パターンを含み、再ロード後も1
ビット固定障害ケースに帰属出来ない場合は既1ビット
固定障害以外にさらに1ビット以上の固定障害をメモリ
内に持って2ビット以上の固定障害と判定される。
告専用ビットによる障害報告信号15及びパリティ検査
回路より報告される信号14がともに報告され、1ビッ
ト固定障害検出信号35が生成された後ECC回路より
既1ビット固定障害が正しく訂正出来たことを信号12
により報告された時点で、信号33によりメモリの再ロ
ードなしに図2の信号22で示すマイクロ命令実行凍結
解除信号により実行を再開する。2ビット障害で1ビッ
トが既に検出された固定障害で1ビットが一時的障害で
ある場合は、パリティ検査回路では検出出来ず信号32
により報告されるが、本実施例においては前述のように
既1ビット固定障害にさらに一時的障害が重なった場合
、そのビット数に関係なくECC回路による1ビット障
害訂正失敗を報告する信号36を用い、メモリ内障害報
告専用ビットより報告される信号16とのAND条件で
ある信号34によってメモリ再ロード要求を行い、再ロ
ード後1ビット固定障害へ帰属された後信号33により
再実行可能となる。信号36はECC回路による障害検
出が出来なかった障害パターンを含み、再ロード後も1
ビット固定障害ケースに帰属出来ない場合は既1ビット
固定障害以外にさらに1ビット以上の固定障害をメモリ
内に持って2ビット以上の固定障害と判定される。
【0018】メモリ内障害報告専用ビット自身に障害が
発生した場合は、本障害によりマイクロ命令が誤実行さ
れることはないため、再ロードやビットの多重化により
本障害を回避する事が可能である。またメモリの特性に
より2ビット一時的障害を発見した時点でメモリ内障害
報告信号を1とするなどして、メモリの障害頻度に最も
有効な凍結手段を行うことが重要となる。また、説明の
簡略化のためECC検査ビット9とパリティビット10
は別のものとして示したが、パリティ検査も可能なEC
C符号も知られており、これを用いても同等の事が可能
である。
発生した場合は、本障害によりマイクロ命令が誤実行さ
れることはないため、再ロードやビットの多重化により
本障害を回避する事が可能である。またメモリの特性に
より2ビット一時的障害を発見した時点でメモリ内障害
報告信号を1とするなどして、メモリの障害頻度に最も
有効な凍結手段を行うことが重要となる。また、説明の
簡略化のためECC検査ビット9とパリティビット10
は別のものとして示したが、パリティ検査も可能なEC
C符号も知られており、これを用いても同等の事が可能
である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、1ビット固定障害を検
出した同一アドレスに対しさらに1ビット又はそれ以上
の一時的障害が重なった場合において、メモリ内障害報
告専用ビットにより障害によるマイクロ命令の誤動作を
早期に凍結し、再実行の成功率が上がる、という効果が
あり、又、必要とするハードウェアも少なくて済み、メ
モリの特性に合わせて最も頻度の高い障害に対して本ビ
ットを設定する事により、マイクロ命令の誤動作を最小
限に抑えることができ、さらに固定障害が発生したアド
レスに対して障害報告専用ビットが`1´となるため、
発生したアドレスの履歴が残りメモリの故障モードの解
析等に有効な情報を残すことができる。
出した同一アドレスに対しさらに1ビット又はそれ以上
の一時的障害が重なった場合において、メモリ内障害報
告専用ビットにより障害によるマイクロ命令の誤動作を
早期に凍結し、再実行の成功率が上がる、という効果が
あり、又、必要とするハードウェアも少なくて済み、メ
モリの特性に合わせて最も頻度の高い障害に対して本ビ
ットを設定する事により、マイクロ命令の誤動作を最小
限に抑えることができ、さらに固定障害が発生したアド
レスに対して障害報告専用ビットが`1´となるため、
発生したアドレスの履歴が残りメモリの故障モードの解
析等に有効な情報を残すことができる。
【図1】パリティ検出回路及びECC回路及びRAM内
障害報告専用ビットを持つ制御記憶制御装置の一例を示
すブロック図である。
障害報告専用ビットを持つ制御記憶制御装置の一例を示
すブロック図である。
【図2】マイクロ命令実行許可制御信号の凍結及び解除
を行う回路図である。
を行う回路図である。
【図3】メモリ内障害回復方法の類別を行う一実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
1…CSアドレスレジスタ
2…CS(制御記憶)
3…CSデータレジスタ
5…パリティ検査回路
6…ECC回路
7…CS読出しデータ反転回路
8…デコーダ
9〜11…CS内の読出しデータ
12〜15…制御信号
16…CS再ロード制御ユニット
17…CSデータマスタファイル
20〜22…制御信号
23〜25…論理ゲート
30〜36…制御信号
37〜38…論理ゲート
40…デコーダ
Claims (1)
- 【請求項1】マイクロプログラム制御方式をとる情報処
理装置において、マイクロプログラムが格納されている
制御記憶の読出しエラーを検出する回路、その読出しエ
ラーを訂正する回路、エラーが発生した制御記憶の内容
を再ロードする事ができる機構を具備し、制御記憶にエ
ラーが発生した事を示す専用のビットをあらかじめ持ち
、既アドレスの読出しエラーが発生した際には、前記専
用ビットにエラーが発生した事を示すデータを書込み、
既エラー発生アドレスを再び読出す際は、前記専用ビッ
トの出力にて、既マイクロ命令の実行を高速に凍結し、
前記エラー回路によるエラー検出と合わせて、読出しエ
ラーの特徴に応じ、障害の訂正を最適に行う事を特徴と
する情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3052201A JPH04287237A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3052201A JPH04287237A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04287237A true JPH04287237A (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=12908171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3052201A Pending JPH04287237A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04287237A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0655686A1 (en) * | 1993-11-30 | 1995-05-31 | Fujitsu Limited | Retry control method and device for control processor |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP3052201A patent/JPH04287237A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0655686A1 (en) * | 1993-11-30 | 1995-05-31 | Fujitsu Limited | Retry control method and device for control processor |
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