JPH04285926A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH04285926A
JPH04285926A JP7568991A JP7568991A JPH04285926A JP H04285926 A JPH04285926 A JP H04285926A JP 7568991 A JP7568991 A JP 7568991A JP 7568991 A JP7568991 A JP 7568991A JP H04285926 A JPH04285926 A JP H04285926A
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JP
Japan
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zoom
focal length
pseudo
lens
magnification
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7568991A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Tanii
純一 谷井
Masaaki Nakai
政昭 中井
Hiroyuki Okada
浩幸 岡田
Hiroshi Otsuka
博司 大塚
Shigeru Wada
滋 和田
Kotaro Hayashi
宏太郎 林
Hiroshi Ueda
浩 上田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/850,971 priority patent/US5258799A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影範囲をトリミング
する疑似ズーム機能を有したカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影範囲をトリミングする疑似ズ
ーム機能を利用してパノラマ撮影を可能とするカメラは
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、パ
ノラマ撮影では通常撮影に比べて横長の範囲を撮影する
ことができるため、通常撮影の場合よりも主被写体が撮
影されるべき領域の周縁部に存在する可能性がある。従
って、パノラマ撮影では、通常撮影に比べて、より広い
範囲の焦点検出がなされることが望ましい。本発明はこ
のような点に鑑みてなされたものであり、パノラマ撮影
の場合には、通常撮影に比べてより広い範囲の焦点検出
がなされてパノラマ撮影に適した焦点検出が可能なカメ
ラを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1記載の発明は、焦点距離可変の光学ズーム
レンズと撮影範囲をトリミングする疑似ズーム機能とを
有したカメラにおいて、該光学ズームレンズの透過光を
受光して焦点検出を行う焦点検出手段と、パノラマモー
ドと通常撮影モードとを選択的に設定するモード設定手
段と、該パノラマモードが選択された状態において、焦
点検出時に、光学ズームレンズの焦点距離と疑似ズーム
機能の疑似ズーム倍率との組合わせにより定まる等価焦
点距離を変更することなく、疑似ズーム倍率を大きくす
ると共に、光学ズームレンズの焦点距離を短くする制御
手段とを備えたものである。請求項2記載の発明は、パ
ノラマモードが選択された状態において、制御手段を、
露光開始に先立って、疑似ズーム倍率を1倍にして焦点
検出時よりも小さくすると共に、光学ズームレンズの焦
点距離を焦点検出時よりも長くするようにしたものであ
る。
【0005】
【作用】請求項1記載の構成によれば、パノラマモード
が選択されると、制御手段は焦点検出時に、光学ズーム
レンズの焦点距離と疑似ズーム機能の疑似ズーム倍率と
の組合わせにより定まる等価焦点距離を変更することな
く、疑似ズーム倍率を大きくし光学ズームレンズの焦点
距離を短くすることで、測距エリアを大きくする。請求
項2記載の構成によれば、制御手段はレリーズ時に、フ
ィルムのプリントアウト倍率を考慮して、等価焦点距離
を変更せずに疑似ズーム倍率を1倍にして焦点検出時よ
りも小さくし、光学ズームレンズの焦点距離を焦点検出
時よりも長くする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の疑似ズーム機能付カメラの実
施例について図面を用いて説明する。図1は本実施例に
よる疑似ズーム機能付カメラの光学系の概略構成を示す
。同図において、疑似ズーム機能付カメラ1は、交換可
能な撮影レンズ2、主ミラー3、焦点板(一次像面)4
、ミラー5、ミラー6、リレー系レンズ7、コンデンサ
レンズ8、視野枠(二次像面)9、インファインダー光
学系10、ミラー11、測光光学系12および接眼レン
ズ系13等で構成されている。主ミラー3の下部にはA
Fミラー14、AFセンサモジュール15が設置されて
いる。焦点板4上には点線で示す疑似ズーム時視野範囲
16と、実線で示すAFエリア17が設けられている。 測光光学系12は、測光レンズ18および測光素子19
で構成される。なお、パノラマ撮影用遮光部材20はパ
ノラマ撮影時、視野枠(二次像面)9の前に挿入して有
効撮影領域を明確にするものである。
【0007】図1の構成において、撮影レンズ2から入
射した光束は、主ミラー3で反射して焦点板4(一次像
面)にフル画面サイズで結像する。主ミラー3はハーフ
ミラーで、撮影レンズ2からの光束の一部は、AFミラ
ー14を介してAFセンサモジュール15に導かれる。 AFセンサモジュール15は、一次像面のうちAFエリ
ア17に相当する3ケ所のエリアを測距する。一次像面
上の像は、ミラー5、ミラー6、リレー系レンズ7、コ
ンデンサレンズ8を介して視野枠(二次像面)9上に結
像する。リレー系レンズ7は、レンズを移動させること
で像倍率を変えることができ、フル画面撮影時では、一
次像面に結像したフル画面が視野枠(二次像面)9の大
きさに結像する。
【0008】疑似ズームの倍率を大きく設定するに従っ
てリレー系レンズ7の倍率は上げられる。例えば、1.
4倍の疑似ズーム時では、一次像面上に点線で示した範
囲(疑似ズーム時視野範囲16)が視野枠(二次像面)
9の大きさに結像する。二次像面上の像はインファイン
ダ表示と合わせて、ミラー11を介して接眼レンズ系1
3を通して観察される。疑似ズームの倍率を大きくする
に従ってリレー系レンズ7の倍率を上げることで、一眼
レフカメラにおけるズームレンズでテレ側にしていくの
と同様の像が得られるが、AFエリア17は一次像面上
で一定の大きさなので、AFエリア17は拡大されたよ
うに見える。ミラー11はハーフミラーで、二次像面上
の像は測光レンズ18を介して測光素子19上に再結像
される。測光範囲(分割測光の場合は各測光範囲)は、
疑似ズームにかかわらず二次像面上一定で、観察されて
いる視野に対して一定の大きさを保つ。
【0009】図2は、本カメラにおける焦点検出装置の
概略構成を示す。同図において、TL1,TL2は、撮
影レンズ2を構成するレンズである。TL1,TL2は
、それぞれ予定結像面であるフィルム等価面FPから距
離PZ1,PZ2(PZ1<PZ2)の位置に設けられ
ている。以下、この距離PZ1,PZ2を射出瞳距離と
記す。前記予定結像面FPの近傍には視野マスクFMが
配置されている。視野マスクFMには、その中央部に横
長の第1矩形開口部E0が、またその両側には一対の第
2矩形開口部E01、第3矩形開口部E02が設置され
ている。第1コンデンサレンズL0,第2コンデンサレ
ンズL01,第3コンデンサレンズL02は、前記開口
部E0、開口部E01、開口部E02にそれぞれ対応し
て設置されており、前記視野マスクFMを通過した被写
体からの光束を通過させて集光するように構成されてい
る。コンデンサレンズL0,L01,L02の後方には
、絞りマスクAMと再結像レンズ板Lが配置されている
【0010】前記再結像レンズ板Lは、中央部に横方向
に配列された再結像レンズ対(L1,L2)と、その両
側にそれぞれ縦方向に配列された再結像レンズ対(L3
,L4)および(L5,L6)を備えている。これらの
再結像レンズL1〜L6は、全て同一の曲率半径の平凸
レンズよりなっている。以下、前記開口部E0、開口部
E01、開口部E02にそれぞれ対応して、(L1,L
2)を第1再結像レンズ対、(L3,L4)を第2再結
像レンズ対、(L5,L6)を第3再結像レンズ対と記
す。また、前記絞りマスクAMは再結像レンズ板Lの直
前に、再結像レンズ板Lの平坦部に密着するように配置
されており、再結像レンズ(L1,L2)、(L3,L
4)、(L5,L6)に対応した位置に第1絞り開口部
(A1,A2)、第2絞り開口部(A3,A4)、第3
絞り開口部(A5,A6)が設けられている。
【0011】再結像レンズ板Lの後方には、受光部PR
が配置されている。受光部PRには、3つのCCDライ
ンセンサP0,P01,P02を備えた基板が配設さて
いる。CCDラインセンサP0は基板の中央部に横長に
、またCCDラインセンサP01,P02は基板の両側
に縦長に、それぞれ第1、第2および第3再結像レンズ
対の設置方向と同一となるように配置されている。この
CCDラインセンサP0,P01,P02は、それぞれ
が第1、第2の2つの受光素子列を有しており、再結像
レンズ対によってCCDラインセンサ上に再結像された
2つの像を別々に光電変換するように構成されている。 以下、CCDラインセンサP0,P01,P02を前記
視野マスクFMの開口部E0、開口部E01、開口部E
02にそれぞれ対応するように、第1CCDラインセン
サ、第2CCDラインセンサ、第3CCDラインセンサ
と記す。点線で囲ったブロックAFMOは、一体に組付
けられてAFセンサモジュール14部を示しており、視
野マスクFM、絞りマスクAM、および再結像レンズ板
Lによって焦点検出用光学系を構成している。
【0012】次に、焦点検出装置が焦点検出用光学系に
より得られた像から焦点位置を検出する際の構成と動作
について説明する。主光線l3 ,l4 を含む撮影レ
ンズ2の光軸OP外の領域にある被写体からの光軸外測
距用光線束は、光軸OPに対して所定の角度で光軸OP
から離れるように視野マスクFMに入射して、第2矩形
開口部E01を通過し、第2コンデンサレンズL01に
入射する。この後、光線束は、第2コンデンサレンズL
01によって光軸OP側に曲げられると共に集光され、
絞りマスクAMの第2絞り開口部(A3,A4)を経て
、再結像レンズ板Lの第2再結像レンズ対(L3,L4
)に入射する。再結像レンズ板Lに入射した光線束は、
この第2再結像レンズ対(L3,L4)によって第2C
CDラインセンサP01上に集束され、この第2CCD
ラインセンサP01上に、上下方向に一対の像が再結像
される。
【0013】同様にして、主光線l5 ,l6 を含む
光軸外測距用光線束は、第3矩形開口部E02、第3コ
ンデンサレンズL02、第3絞り開口部(A5,A6)
、および第3再結像レンズ対(L5,L6)を経て、第
3CCDラインセンサP02上に集束され、上下方向に
一対の像が再結像される。一方、主光線l1 ,l2 
を含み撮影レンズ2の光軸OPを含む領域にある被写体
からの光線束は、第1矩形開口部E0、第1コンデンサ
レンズL0、第1絞り開口部(A1,A2)、および第
1再結像レンズ対(L1,L2)を経て、第1CCDラ
インセンサP0上に集束され、左右方向に一対の像が再
結像される。以上の結果から、CCDラインセンサP0
,P01,P02上に結ばれた3対の再結像の対をなす
像の位置を求めることにより、撮影レンズ2の被写体に
対する焦点位置が検出される。
【0014】図3は、本カメラにおけるファインダー内
視野図である。同図を用いて焦点検出装置との対応関係
について説明する。光軸上焦点検出領域FAは第1CC
DラインセンサP0に、また、光軸外焦点検出領域FA
1およびFA2は、それぞれ第2CCDラインセンサP
01、第3CCDラインセンサP02に対応しており、
撮影画面Sに対してこの3つ焦点検出領域に位置する被
写体の焦点検出を行うことができるように構成されてい
る。以下、焦点検出領域FA,FA1,FA2を区別す
る必要がある場合は、それぞれ第2アイランド、第1ア
イランド、第3アイランドと記す。
【0015】図4は、本カメラの機能ブロック図である
。同図において、制御CPU30は、外部回路に対し所
定の動作を行うように制御するもので、本カメラ全体の
制御を司る。測光回路31は、被写体の輝度情報を制御
CPU30へ出力する。制御CPU30は、この輝度情
報を基に露出動作に伴うシャッタスピード(TV値)、
絞り値(AV値)を決定し、露光スタート時に、TV値
、AV値を露光制御回路32へ出力する。露光制御回路
32は、TV値、AV値に基づいて所定の露光動作を行
うように露光部へ指示する。これらのTV値、AV値お
よび合焦状態等は、表示回路34によってインファイダ
ー光学系10やボディ上に表示される。焦点検出回路3
3は、前述の焦点検出装置を内蔵し、各アイランドに対
応した被写体の焦点検出を行って、その結果を制御CP
U30へ出力する。補助光回路35は、焦点検出回路3
3による測距がローコントラストやローライトなどによ
り不能となった時、被写体に向けて補助照明を行って焦
点検出を可能にするものである。本実施例では、補助光
回路35はボディー内蔵としているが、フラッシュ等、
アクセサリー部材に組み込むことも可能である。 フィルム感度情報回路36は、ISO感度等のフィルム
感度情報を制御CPU30へ出力する。
【0016】疑似ズーム情報書込回路37は、撮影時に
おける疑似ズーム情報をフィルム面に書き込むものであ
る。書き込み方法は磁気記録等種々の方法が可能である
。なお、疑似ズーム情報は現像所でプリントされる時、
そのトリミング範囲の指定に用いられる。疑似ズームイ
ンタフェース回路38は、制御CPU30からの指令に
より疑似ズームモータ39を駆動する。この疑似ズーム
モータ39は、インファインダーリレーレンズ40を駆
動して、ファインダ倍率を変更する。疑似ズーム倍率は
、疑似ズームインタフェース回路38を介して制御CP
U30へ転送される。ズーム操作スイッチ41はカメラ
本体に設置されており、撮影者の操作によってテレ・ワ
イド方向へ疑似焦点距離feqを変更するものである。 ここに、疑似焦点距離feqは、 feq=foz×fez と表される。ここに、fozは光学ズーム焦点距離、f
ezは疑似ズーム倍率で、最後にプリントされた写真は
焦点距離feqのレンズで撮影されたものと等価となる
。なお、ズーム操作スイッチ41を操作することにより
、制御CPU30からの指令で疑似ズームインタフェー
ス回路38、後述の光学ズームインタフェース回路47
、またはその両方が作動して撮影者の希望する焦点距離
feqを得ることができる。なお、ズーム操作スイッチ
41は交換レンズ内に設けることも可能である。
【0017】パノラマ撮影用スイッチ42は、ボディ内
に設けられたパノラマ撮影指定用スイッチである。パノ
ラマ撮影は横長の写真を提供するもので、パノラマ撮影
用スイッチ42がONされると、パノラマ用遮光部材2
0が視野枠9の前に挿入されると同時に、パノラマモー
ド選択の指示を制御CPU30へ出力する。図5はフィ
ルムとプリントの関係を示す図で、(a)はfez=1
、(b)はfez=2、(c)はパノラマ撮影時におけ
るフィルムとプリントの関係を示している。同図におい
て、網点部は露光有効領域である。
【0018】図4に戻って、AFモード選択スイッチ4
3は、合焦と同時にAF動作をストップするワンショッ
トモード、常に焦点検出回路33の出力に基づいてAF
するコンティニュアスモード、被写体の動きを検知し自
動でワンショットモードとコンティニュアスモードを切
換えるオートモードからなる。フォーカシングレンズ駆
動回路44は、制御CPU30からの駆動信号により、
フォーカシングモータ45を駆動する。フォーカシング
モータ45は、不図示のカプラにより撮影レンズのフォ
ーカシングレンズ46を駆動して、ピント合わせを行う
【0019】光学ズームインタフェース回路47は、制
御CPU30の指令により光学ズームモータ48を駆動
する。光学ズームモータ48は、撮影レンズ2の変倍レ
ンズ49を駆動して光学ズーム焦点距離fozを変更す
る。また、光学ズームインタフェース回路47は、焦点
距離を制御CPU30へ出力する。レンズROM50は
、撮影レンズ2の固有の値、例えば、開放FNo.、焦
点距離範囲、カプラ1回転当たりの繰出し量係数等を保
持しており、これらの情報は制御CPU30へ転送され
る。スイッチS1は、不図示のレリーズボタンを半押し
することにより閉成されるスイッチで、閉成されると同
時にカメラは起動し、測光、AFが動作する。スイッチ
S2は、レリーズボタンの押し込みにより閉成されるス
イッチで、露光スタートスイッチである。
【0020】図6、図7は、制御CPU30の処理動作
を示すフローチャートである。同図において、まず、レ
リーズボタンを半押しすることにより閉成されるスイッ
チS1がONされるのを待っている状態(ステップ#1
)にあり、スイッチS1がONされると、全ての回路に
対し起動処理を行う(#2)。このとき、レンズROM
よりレンズ情報を受取り、またレンズ位置の初期設定を
行う。レンズ位置の初期設定とは、例えば、距離環を無
限大位置に強制的に駆動し、その後のレンズ駆動量を求
めるためのカウンタをもリセットすることをいう。次に
、ズーム操作スイッチ41が操作されているかを調べ(
#3)、操作されている場合は、ズーム処理を行う(#
4)。次に、パノラマモードが選択されているかを調べ
(#5)、選択されている場合はパノラマズーム処理を
行う(#6)。次に、コンティニュアスモードが選択さ
れているかを調べ(#7)、選択されている場合は、コ
ンティニュアスズーム処理を行って(#8)、#9へ進
む。なお、これらのズーム処理、パノラマズーム処理、
コンティニュアスズーム処理については、後述する。
【0021】#9では、測光値を入力し(#9)、次い
で測距値を入力する(#10)。次いで、測距値の信頼
性について調べ(#11)、入力された測距値の信頼性
がない場合は、測距不能としてローコン処理(後述)を
行う(#12)。信頼性がある場合は、3つの測距エリ
アから入力された測距値のうち、主被写体を含むと判断
される測距値を選択する(#13)。
【0022】次に、選択された測距値より合焦であるか
どうかを調べ(#14)、合焦でない場合は合焦表示を
OFFにして(#15)、フォーカシングレンズ46を
駆動する(#16)。なお、駆動量は測距値より換算さ
れる。フォーカシングレンズ46の駆動が終了した後(
#17でYES)、再びズーム操作されているかどうか
を調べ(#18)、操作されている場合はズーム処理を
行い(#19)、#9へ戻る。このシーケンスを合焦が
得られるまで続ける。#14で合焦が得られたと判断さ
れた場合は、合焦表示を行う(#20)。合焦表示後は
、レリーズボタンを押すことによってONされるスイッ
チS2の状態を調べ(#21)、同スイッチS2がON
している場合は、続いてパノラマモードであるかどうか
を調べ(#22)、パノラマモードである場合は、パノ
ラマズーム復帰処理(後述)(#23)に続いて、レリ
ーズ処理(#24)を行い、スタートへ戻る。
【0023】#21でスイッチS2がONしていない場
合は、続いてスイッチS1がONしているかどうかを調
べ(#25)、スイッチS1がONしていない場合は、
撮影動作を中止したものとしてスタートへ戻り、再び、
スイッチS1がONされるのを待つ。#25でスイッチ
S1がONしている場合は、次にワンショットモードで
あるかどうかを調べる(#26)。ワンショットモード
である場合は、#21へ戻り、再びスイッチS2につい
ての判定を行う。このようにワンショットモード時は、
合焦後はAFロックされ、スイッチS2のON待ち、も
しくはスイッチS1のOFF待ちとなり、焦点調整は行
われない。#26でワンショットモードでない場合は、
コンティニュアスモードが選択されているかどうかを調
べ(#27)、コンティニュアスモードが選択されてい
る場合は、#9へ戻り、次の測距および焦点調整が行わ
れ、以下同様の処理が行われて合焦後も焦点調整が繰り
返される。コンティニュアスモードが選択されていない
場合は、AFモードとして、オートモードが選択されて
いる場合であって、#28の動体判定処理(後述)に移
る。
【0024】#29で動体と判定されたときには、コン
ティニュアスモードがセットされ(#30)、コンティ
ニュアスズーム処理を行い(#31)、#9へ戻り次の
焦点検出を繰り返す。#29で動体でないと判定された
ときには、ワンショットモードがセットされ(#32)
、#21へ戻り、S2のONもしくはS1のOFFを待
つループへ進む。このように、オートモードでは被写体
が動体であるかどうかを自動判別して、動体であればコ
ンティニュアスモードに、動体でなければワンショット
モードになる。
【0025】図8は、本カメラによるズーム処理動作を
示すフローチャートである。まず、ズームアップが要求
されているかどうかを調べ(#41)、ズームアップが
要求されている場合は、続いて、光学ズーム焦点距離f
ozをアップできるかどうかを調べる(#42)。可能
ならば、光学ズームをアップして(#43)、#41へ
戻る。可能でない場合(光学ズーム焦点距離fozが最
長焦点距離となっているとき)は、疑似ズーム倍率fe
zをアップ可能かどうかを調べる(#44)。可能なら
ば、疑似ズームをアップして(#45)、#41へ戻り
、可能でない場合は、直ちに#41へ戻る。
【0026】#41で、ズームアップが要求されていな
い場合は、ズームダウンが要求されているかどうかを調
べる(#46)。要求されていれば、続いて、光学ズー
ム焦点距離fozがダウン可能かどうかを調べる(#4
7)。可能ならば、光学ズームをダウンして(#48)
、#41へ戻る。可能でない場合(光学ズーム焦点距離
fozが最短焦点距離となっているとき)は、疑似ズー
ム倍率fezをダウン可能かどうかを調べる(#49)
。可能ならば、疑似ズームをダウンして(#50)、#
41へ戻る。可能でない場合は、直ちに#41へ戻る。 また、#46でズームダウンが要求されていない場合は
、リターンする。このように、ズームアップ、ダウンに
ついて光学ズームを優先しているのは、ズーム中に、測
距エリアの大きさ、すなわち有効露光領域に占める測距
エリアの比が変化するのを極力さけるためである。
【0027】上述したことを図9を用いて説明する。図
9において、横軸は光学ズーム焦点距離foz(ここで
は、35−100mm光学ズームを想定)、縦軸は疑似
ズーム倍率fez(ここでは、×1〜×2疑似ズームを
想定)である。また、等価焦点距離feqは斜線で示し
ている。いま、A点(foz=50mm、fez=×1
.4、feq=70mm)にあって、ズームアップ動作
をした場合は、実線のようにfoz、fezを制御し、
ズームダウン動作をした場合は、点線のようにしてfo
z、fezを制御する。
【0028】次に、図10を用いてパノラマズーム処理
について説明する。一般にパノラマ撮影では、横長のワ
イドな拡がりを持つプリントを提供できるため、主被写
体は、撮影領域の中心だけでなく周縁部にも存在する確
率が高い。従って、測距エリアとしては、周縁部も測距
できるようなワイドの方がよい。つまり、疑似ズーム倍
率fezを大きくして測距エリアを大きくすることが有
効である。反面、有効露光領域としては、プリントアウ
ト倍率を考慮した場合、フィルムの粒子性よりfez=
×1にする必要がある。よって、焦点調整時はfezを
最大とし、レリーズ時はfez=×1となるようにする
のがよい(但し、feqは変化させない)。
【0029】図10において、まず、現在の等価焦点距
離feqが光学ズーム焦点距離fozの範囲内にあるか
どうかを調べる(#51)。範囲外であれば、警告表示
して(#52)、等価焦点距離feqが光学ズーム焦点
距離fozの範囲内になるように光学ズームを駆動する
(#53)。これは、等価焦点距離feqが光学ズーム
焦点距離fozの範囲内にないと、撮影時、等価焦点距
離feqを一定に保ったまま疑似ズーム倍率fez=×
1に設定できないからである。次に、等価焦点距離fe
qを一定のまま、疑似ズーム倍率fezが最大となるよ
うに疑似ズームと光学ズームを駆動し(#54)、リタ
ーンする。#51で、等価焦点距離feqが光学ズーム
焦点距離fozの範囲内にある場合は、#52,#53
を飛ばして#54へ進む。
【0030】図11を用いてパノラマズーム復帰処理を
説明する。等価焦点距離feqを変化させずにfeq=
fez(fez=×1)となるように、疑似ズームと光
学ズームを駆動制御している(#61)。上記パノラマ
ズーム処理とパノラマズーム復帰処理の動作を図12を
用いて説明する。いま、疑似ズーム、光学ズームがB点
(foz=100mm、fez=×1.4、feq=1
40mm)にある時、等価焦点距離feqが光学ズーム
焦点距離fozの範囲内となるようにC点(foz=7
0mm、fez=×1.4点距離fozの範囲内となる
ようにC点(foz=70mm、fez=×1.4、f
eq=100mm)に駆動し(上記#52)、次に、等
価焦点距離feqを一定に保ったまま疑似ズーム倍率f
ezを最大にするD点(foz=50mm、fez=×
2、feq=100mm)に駆動する(#54)。D点
にて焦点調整された後、レリーズ前に、等価焦点距離f
eqを一定としたまま疑似ズーム倍率fez=×1とな
るようにE点(foz=100mm、fez=×1、f
eq=100mm)へ駆動し(#61)、E点にてレリ
ーズ処理される。
【0031】次に、図13〜図15を用いてコンティニ
ュアスズーム処理について説明する。被写体が動体であ
る場合は、合焦後AFロックしてしまうとレリーズ処理
される前に被写体が動いてピントがぼけてしまうことが
あるので、合焦後も焦点調整動作を続けるコンティニュ
アスモードが望ましい。図13の(a),(b),(c
)は、測距エリアと疑似ズーム倍率fezの値を種々に
変化させた場合のプリントの例を示す。(a)に見られ
るように、測距エリアが狭いと主被写体をとらえること
が難しくなる。従って、(b),(c)に示すように疑
似ズーム倍率fezの値を大きくすることで測距エリア
を拡げた方が使い勝手がよくなる。
【0032】よって、コンティニュアモード選択時は、
図14に示すようにコンティニュアスズーム処理として
、等価焦点距離feqを変化させずに疑似ズーム倍率f
ezが最大となるように疑似ズームと光学ズームを駆動
する(#71)。すなわち、図15に示すように、いま
F点(foz=70mm、fez=×1.4、feq=
100mm)にある時、実線で示すように疑似ズーム倍
率fezを最大にするG点(foz=50mm、fez
=×2、feq=100mm)まで疑似ズームと光学ズ
ームを駆動する。このような処理を行うことで、等価焦
点距離を変えずに広い測距エリアを得ることができる。
【0033】次に、図16を用いて測距値の選択方法に
ついて説明する。同図において、まず、パノラマモード
が選択されているかどうか調べ(#81)、同モード選
択時は、得られた3つの測距値のうちカメラに最も近い
測距値を選択して(#82)、リターンする。#81で
パノラマモードが選択されていない時は、中央の測距エ
リア(第2アイランド)の被写体倍率β2が所定値K以
上かどうか判断し(#83)、所定値Kより小さいとき
は#82へ進み、K以上のと  きは、中央の測距エリ
アの測距値を選択して(#84)、リターンする。
【0034】上述したような処理をするのは以下の理由
による。パノラマモードでは画面中央部だけでなく、周
縁部にも主被写体が配置されることが多く、3つの測距
エリアのうちカメラに最も近い測距値を選択するのが望
ましい。通常撮影時においても、一般に被写体倍率βが
小さい時は風景等の撮影と考えられるので、パノラマモ
ード時と同様、カメラに最も近い測距値を選択するのが
よい。しかし、一般に、βが大きい時は人物撮影の場合
が多く、中央に主被写体が配置されることが多いので、
このような場合は中央の測距値を選択する。中央の測距
値を選択すると、周縁部の測距エリアが中央の主被写体
よりも近い位置に存在する物体を測距していても中央の
被写体の測距値が選択されるように設定されている。
【0035】次に、ローコン処理について図17を用い
て説明する。ローコン処理は、測距値に信頼性がない場
合(ローコントラストあるいはローライト時)に行われ
る。この処理では、まず、被写体の輝度を調べる(#9
1)。暗くない場合は、測距エリア内に有効なコントラ
ストを持つ被写体が存在しない場合である。このような
場合、測距エリアを拡くすると有効なコントラストを持
つ被写体が測距エリア内に含まれて、測距が可能となる
ことがある。従って、測距エリアを拡げるために図18
に示すように、等価焦点距離feqを変化させずに疑似
ズーム倍率fezが最大となるようa点からb点へ疑似
ズーム、光学ズームを駆動する(#92)。次いで、測
距値を入力し(#93)、測距が可能かどうか調べ(#
94)、可能ならば測距エリアはそのままで#13へ進
み、可能でないときはローコン表示を行って(#95)
、処理を終了する。
【0036】#91で暗いと判断されると、主被写体は
ローライトのため有効なコントラストを与えられないと
考えられる。このような時は、補助照明を行うのが有効
である。ここで、図19、図20、図21を用いて補助
光の構成について説明する。図19は本カメラにおける
補助照明装置部分の構成を示す。同図において、補助照
明装置部分は、投光レンズ61、第1投影パターン62
、第2投影パターン63、発光LED64等で構成され
る。発光LED64は、発光チップを3個有し、各発光
チップからの光を効率良く集光する集光レンズ65,6
6,67を備えている。3個の発光チップは、各々個別
に点灯可能に設定されている。第1投影パターン62、
第2投影パターン63は、光透過部と光不透過部からな
り、被写体上にパターンを投影して明暗のコントラスト
を与えるもので、これらのパターンは補助光投光時の光
学ズーム焦点距離fozに応じて選択的に入れ替わる。 ここに、第2投影パターン63は、第1投影パターン6
2より細かい明暗パターンを有するものとする。
【0037】図20は第1パターンをセットした時の投
影像と、その時の測距エリアとの位置関係を示す。同図
に示すように、光学ズーム焦点距離foz=35〜50
mmの測距エリアに対しては、中央、周辺とも有効なコ
ントラストを与えることが可能であるが、光学ズーム焦
点距離foz=100mmでは周辺の測距エリアに対し
ては、有効なコントラストを与えられず、また、中央の
測距エリアに対しても、1本のストライプしかコントラ
ストを与えられないので測距性能が劣化する。逆に、光
学ズーム焦点距離foz=100mmの場合に有効なコ
ントラストを与えるような細かいパターンにすると、光
学ズーム焦点距離foz=35〜50mmでは、高周波
すぎて測距性能を劣化させてしまう。光学ズーム焦点距
離、疑似ズーム倍率はそれぞれfoz=35〜50mm
、fez=×1〜×2まで設定可能であるので、第1パ
ターンは等価焦点距離feq=35〜100mmの時に
使用する。
【0038】図21は第2パターンをセットした時の投
影像と、その時の測距エリアとの位置関係を示す。同図
に示すように、光学ズーム焦点距離foz=100mm
の測距エリアに対して、中央、周辺とも有効なコントラ
ストを与えることができるように、第1パターンより細
かいパターンとなっている。中央の照明光は有効に働く
が、周辺の照明光は測距エリアのない部分を照明してお
り無駄となるので、このようなとき(foz=100m
m)には、中央の照明光のみをONすることが望ましい
。第2パターンは、光学ズーム焦点距離、疑似ズーム倍
率はそれぞれfoz=100mm、fez=×1〜×2
まで設定可能であるので、第2パターンは、等価焦点距
離feq=100〜200mmの時に使用する。
【0039】上述した等価焦点距離feq,光学ズーム
焦点距離foz及び疑似ズーム倍率fezの値に応じて
セットされる投影パターンと、その際の照明エリアの関
係を下記表に示す。           feq    35  50  
  100        200         
 foz    35  50  50  100  
  100          fez    ×1 
 ×1  ×2  ×1      ×2      
  パターン    第1  第1  第1  第2 
     第2        照明エリア  全て 
 全て  全て  中央のみ  中央のみ
【0040】
図17に戻って、上記を達成するためのフローを説明す
る。#91で暗いと判断されると、等価焦点距離feq
が50mmより小さいかどうかを調べ(#96)、50
mmより小さいときは、等価焦点距離feqを変化させ
ずにfeq=fozとなるように疑似ズーム、光学ズー
ムを駆動する(#97)。その後、補助光第1パターン
をセットする(#98)。この時、光学ズーム焦点距離
foz=35〜50mmとなっているので、補助光3灯
全てをONする(#99)。その後、測距値を入力し(
#100)、測距が可能かどうかを調べ(#101)、
可能ならば補助光モードをセットして(#103)、#
13へ進む。このモードがセットされると測距値入力時
に補助照明を行う。可能でない場合は、ローコン表示を
行って(#102)、処理を終了する。なお、#97で
光学ズーム焦点距離foz=35〜50mmとなってい
るにもかかわらず、feq=fozとなるように疑似ズ
ーム、光学ズームを駆動しているが、これは、第1パタ
ーンの周波数と測距演算の周波数特性を光学ズーム焦点
距離foz=50mmで最適となるように設定している
からであり、光学ズーム焦点距離fozを50mmによ
り近づけるためである。
【0041】#96で等価焦点距離feqが50mm以
上のときは、等価焦点距離feqが100mmより小さ
いかを調べ(#104)、100mmより小さければ、
等価焦点距離feqを変化させずにfoz=50mmと
なるように疑似ズーム、光学ズームを駆動し(#105
)、#98へ進む。100mm以上であれば、等価焦点
距離feqを変化させずにfoz=100mmとなるよ
うに疑似ズーム、光学ズームを駆動し(#106)、補
助光第2パターンをセットする(#107)。この時、
光学ズーム焦点距離foz=100となっており、中央
の補助光1灯のみをONし(#108)、#100へ進
む。図22は補助光投光時のズーム処理におけるfoz
,fez,feqの関係を示す。それぞれ、等価焦点距
離feqを変化させずに、a点にあればb点へ、c点に
あればd点へ、e点にあればf点へと疑似ズーム、光学
ズームを駆動する。
【0042】次に、図23を用いて動体判定処理につい
て説明する。まず、等価焦点距離feqを変化させずに
疑似ズーム倍率fezが最大となるように,疑似ズーム
、光学ズームを駆動する(#111)。これは、動体判
定時、測距エリアを広くして被写体が移動しても抜けな
いような測距エリアを提供するためである。続いて、被
写体スピードvを検出して(#112)、リターンする
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パノラマ
モード選択時であって、測距時に、光学ズームレンズの
焦点距離と疑似ズーム機能の疑似ズーム倍率との組合わ
せにより定まる等価焦点距離を変更することなく、疑似
ズーム倍率を大きくし光学ズームレンズの焦点距離を短
くすることで、よりワイドな測距エリアを得ることがで
きる。従って、撮影領域の周縁部に在る被写体も測距可
能となり、適正なパノラマ撮影におけるオートフォーカ
スが可能となる。また、有効露光領域としては、フィル
ムの粒子性からレリーズ時には、疑似ズーム倍率を1倍
に操作することで、プリントアウト倍率が考慮されたも
のとなり、プリント時の画質を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例による疑似ズーム機能付
カメラの光学系の概略を示す図である。
【図2】  本カメラにおける焦点検出装置の概略構成
を示す図である。
【図3】  本カメラにおけるファインダ内視野図であ
る。
【図4】  本カメラの機能ブロック図である。
【図5】  本実施例によるフィルムとプリントの関係
を示す図で、(a)はfeq=1、(b)はfeq=2
、(c)はパノラマ撮影時におけるフィルムとプリント
の関係を示す図である。
【図6】  制御CPUの処理動作を示すフローチャー
トである。
【図7】  制御CPUの処理動作を示すフローチャー
トである。
【図8】  ズーム処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】  ズーム処理におけるfoz,fez、fe
qの関係図である。
【図10】  パノラマズーム処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図11】  パノラマズーム復帰処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】  パノラマズーム復帰処理におけるfoz
,fez、feqの関係図である。
【図13】  (a),(b),(c)はfezの値を
種々に変化させた場合のフィルム上での測距エリアを示
す図である。
【図14】  コンティニュアスズーム処理動作を示す
フローチャートである。
【図15】  コンティニュアスズーム処理におけるf
oz,fez、feqの関係図である。
【図16】  測距値選択の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図17】  ローコン処理動作を示すフローチャート
である。
【図18】  ローコン処理時における、foz,fe
z,feqの関係図である。
【図19】  本カメラにおける測距素子部分の構成図
である。
【図20】  第1パターンをセットした時の投影パタ
ーンと測距エリアとの関係を示す図である。
【図21】  第2パターンをセットした時の投影パタ
ーンと測距エリアとの関係を示す図である。
【図22】  補助光投光時のズーム処理におけるfo
z,fez、feqの関係図である。
【図23】  動体判定の処理動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
30  制御CPU 32  焦点検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  焦点距離可変の光学ズームレンズと撮
    影範囲をトリミングする疑似ズーム機能とを有したカメ
    ラにおいて、該光学ズームレンズの透過光を受光して焦
    点検出を行う焦点検出手段と、パノラマモードと通常撮
    影モードとを選択的に設定するモード設定手段と、該パ
    ノラマモードが選択された状態において、焦点検出時に
    、光学ズームレンズの焦点距離と疑似ズーム機能の疑似
    ズーム倍率との組合わせにより定まる等価焦点距離を変
    更することなく、疑似ズーム倍率を大きくすると共に、
    光学ズームレンズの焦点距離を短くする制御手段とを備
    えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】  パノラマモードが選択された状態にお
    いて、制御手段は、露光開始に先立って、疑似ズーム倍
    率を1倍にして焦点検出時よりも小さくすると共に、光
    学ズームレンズの焦点距離を焦点検出時よりも長くする
    ことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
JP7568991A 1991-03-12 1991-03-14 カメラ Withdrawn JPH04285926A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7568991A JPH04285926A (ja) 1991-03-14 1991-03-14 カメラ
US07/850,971 US5258799A (en) 1991-03-12 1992-03-11 Auto focus camera with pseudo focal length mode

Applications Claiming Priority (1)

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JP7568991A JPH04285926A (ja) 1991-03-14 1991-03-14 カメラ

Publications (1)

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ID=13583421

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JP7568991A Withdrawn JPH04285926A (ja) 1991-03-12 1991-03-14 カメラ

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JP (1) JPH04285926A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015040940A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 キヤノン株式会社 焦点調整装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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