JPH04281982A - 横型ウインドウシャッター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、雨戸に関するものであ
り、特にシャッター応用の雨戸に関するものである。就
中、従来の雨戸を自動開閉できるウインドウシャッター
に容易に改築することも可能な横型ウインドウシャッタ
ー関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、雨戸は、戸袋を使って手で出し入
れして使用していた。最近では、アルミサッシの普及に
よって雨戸のない家も出始めたが、伊豆諸島に台風が襲
ったときに、雨戸のない家が軒並崩壊したという事実か
ら、雨戸が盛んに使用されている。

【０００３】しかして、この古来の雨戸に代えて、図９
に示す正面図のごとき商店の出入り口や車庫等に利用さ
れている巻き上げ式のシャッターを窓Ｗの雨戸に応用し
たウインドウシャッターＳが出始めてきた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】古来の雨戸は、雨風を
防ぎ、保温と遮光および硝子戸の破壊を防ぎその効果は
大変に大きい。しかるに、自動開閉化の難しさや、劣化
が早くすぐにがたついてくる等の欠点があった。

【０００５】そこで、商店の出入り口や車庫等に利用さ
れている巻き上げ式のシャッターを窓の雨戸に応用した
ウインドウシャッターが考えられた。これは、洋式の家
にはよいが、和風の家屋には改築において問題が生じた
。まず、図７に示す家屋の側面概略図および図８に示す
家屋の正面概略図のごとくに、霧除７０すなわちひさし
が邪魔となりシャッター収納ボックスが取り付けられな
いことと、窓８０にある欄間９０がシャッター収納ボッ
クス３０で塞がれてしうこと。さらには、窓８０の手す
り１００が邪魔になってそのままではこのウインドウシ
ャッターが取り付けられないこと。そして、雨戸の戸袋
の処置の問題等である。

【０００６】もちろん、新築家屋の場合はこれらを見越
して設計するゆえに問題はないが、要望の大きい雨戸の
改築の場合にコストの点で問題が大きくなる。上述した
ごとく、雨戸は壊れ易いゆえに、改築修理の必要性が生
じて来る。そのときに、その修理費が余りに大きくなる
と、外見がどれほどよくても従来の雨戸で我慢するしか
なくなる。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明にかかる横型ウイ
ンドウシャッターは、以上の問題点に鑑みて、古来の雨
戸に代えてシャッターを使用したものである。そして、
このシャッターを横向きにしたことによって、ひさしや
手すり等を避けて設置できるようにしたものである。

【０００８】以下に、本発明にかかる横型ウインドウシ
ャッターの具体的な構成を詳細に記載する。まず、横型
に設けられたシャッター本体がある。つぎに、一対のガ
イドがある。これは、上記のシャッター本体の上下端に
設けられたものである。そして、シャッター本体収納ボ
ックスがある。これは、上記のシャッター本体の左右端
のどちらかに設けられたものである。最後に、レール吊
り下げ手段がある。これは、上記のシャッター本体の各
片を吊り下げるものである。

【０００９】

【作用】本発明にかかる横型ウインドウシャッターは、
以上のごとくに構成したゆえにシャッター本体がその上
下端に設けた一対のガイドに沿ってそのレール吊り下げ
手段と共に走行し、ウインドウを開閉する。そして、そ
のシャッターのオープン時は、そのシャッター本体はそ
のシャッター本体収納ボックスに収納される。

【００１０】

【実施例】以下に、本発明にかかる横型ウインドウシャ
ッターをその一実施例を用いて添付の図面と共に詳細に
述べる。図１は、本発明にかかる横型ウインドウシャッ
ターの一実施例の正面図を示したものである。図２は、
その平面図を示したものである。

【００１１】まず、図１と図２に示すごとくに、横型に
設けられたシャッター本体１０がある。このシャッター
本体１０の各片１１は、図３に示すその拡大平面断面図
のごとくに、不燃性の発泡樹脂の板１１ａにアルミのカ
バー１１ｂを設けたものである。つぎに、一対のガイド
２０がある。これは、上記のシャッター本体１０の上下
端に設けられたもので、前後から上記のシャッター本体
の上下両端を緩く挟む格好で設けてある。これにより、
上記のシャッター本体が、そのシャッター収納ボックス
から電動で押し出されたときに、折り曲がるのを防いで
いる。もちろん、このガイド２０に代えて、上記のシャ
ッター本体１０の各片１１を図４に示す一部拡大正面図
のごとくに、ばね板５０で結合するようにしてもよい。 さらには、押し出す構成に代えて、図５に示す平面図の
ごとくに、そのシャッター本体１０の先端１２に紐６０
をつけ、滑車７０を通して引き出す構成にしてもよい。

【００１２】そして、戸袋形状をしたシャッター本体収
納ボックス３０がある。これは、戸袋のごとく、上記の
シャッター本体１０の右端に設けられたものである。こ
の戸袋形状によって、改築時の戸袋廃止後の処理がスム
ーズに出来る。その上に、縦型のシャッターのごとくに
、種々の問題が生じない。さらには、戸袋のように薄い
ので、通常のシャッターの収納ボックスのごとくに大き
く頭上に飛び出すことはない。したがって、外観も壊さ
ない。最後に、図６に示す一部拡大正面図のごとくに、
シャッターの開閉をスムーズにするレール吊り下げ手段
４０がある。これは、上記のシャッター本体１０の各片
１１をレール４１に吊り下げるものである。

【００１３】なお、このシャッターは電動化が可能なの
で、電動化するときは、その電動モーターやギア等をを
その広いスペースの戸袋状のシャッター収納ボックス３
０内に設けることが出来てよい。

【００１４】

【発明の効果】本発明にかかる横型ウインドウシャッタ
ーは、以上のごとくになしたゆえに、和風の家屋におい
ての需要の多い雨戸の修理改築にも容易に対応できるも
のとなった。しかして、縦と横では同じように考えがち
であるがその技術的効果は以下のごとくに大変に異なる
。

【００１５】すなわち、従来の縦型シャッターは、その
全重量がその巻取り軸一点にかかることと閉じるときの
強い引き下げ力がその軸にかかり、それらの力に反発さ
せる重いばねの重量やその反発力等がかかるゆえに、そ
れ自体の強い補強が要求されるばかりか取り付け箇所の
補強も要求される。従って、うっかりしたところに取り
付けることはできない。これに対して、本発明にかかる
横型ウインドウシャッターは、シャッター全体の重量や
その他の力がその吊り下げ部分の全体に分散されてかか
り、その上にばね等は一切必要ないゆえにその構造は大
変に簡素に出来る。さらには、その戸袋の箇所の問題等
がクリアでき修理改築にも容易に対応できる。その上に
、そのシャッター本体の収納ボックスも戸袋のごとくに
薄くできるゆえに外観上も重苦しくなくよいものとなっ
た。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明にかかる横型ウインドウシャッターの一
実施例の側面断面図を示したものである。

【図２】図１のものの平面図である。

【図３】図１のもののシャッター本体の各片の拡大平面
断面図を示したものである。

【図４】図１のものの一部拡大平面断面図を示している
。

【図５】本発明にかかる横型ウインドウシャッターの別
の実施例の平面図を示したものである。

【図６】本発明にかかる横型ウインドウシャッターのさ
らに別の実施例の一部拡大正面図である。

【図７】和風家屋の窓部を中心とした一実施例の概略側
面図を示したものである。

【図８】和風家屋の窓部を中心とした一実施例の概略正
面図である。

【図９】従来の縦型ウインドウシャッターの一実施例の
正面図を示したものである。

【符号の説明】

１０　　ウインドウシャッター本体 １１　　ウインドウシャッター本体の各片２０　　ガイ
ド ３０　　シャッター本体収納ボックス ４０　　レール吊り下げ手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】横型に設けられたシャッター本体、該シャ
   ッター本体の上下端に設けられた一対のガイド、上記の
   シャッター本体の左右端のどちらかに設けられたシャッ
   ター本体収納ボックス、上記のシャッター本体の各片を
   吊り下げるレール吊り下げ手段、より構成されたことを
   特徴とする横型ウインドウシャッター。