JPH04281719A - 培土 - Google Patents

培土

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Publication number
JPH04281719A
JPH04281719A JP3074025A JP7402591A JPH04281719A JP H04281719 A JPH04281719 A JP H04281719A JP 3074025 A JP3074025 A JP 3074025A JP 7402591 A JP7402591 A JP 7402591A JP H04281719 A JPH04281719 A JP H04281719A
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JP
Japan
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soil
vermiculite
crops
culture soil
nutrients
Prior art date
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Pending
Application number
JP3074025A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosaku Shimada
島田 康作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KARORIINA KK
Original Assignee
KARORIINA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、果実や野菜などの作物
の栽培に良好な培土に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に作物は、焼土と腐葉土を適宜混
合すると共に化成肥料を施肥した培土に植えて栽培して
いる。また、作物の根を水耕液中に浸漬する水耕法によ
る栽培も行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者の栽
培では、培土が焼土と腐葉土を混合した土壌であって、
その土壌は重く農作業が重労働になる上、肥料の保持力
も弱く溶脱する肥料を頻繁に補給しなければならないな
ど、農作業に多大な労力が必要であるという問題点があ
った。
【0004】また後者の水耕法の栽培では、養分を回数
多くやらなければならないことは勿論、養分の不等吸収
によって生じるペーハー変化や組織変化に対してペーハ
ーの調節や水耕液の更新をしなければならなく、また純
度の高い養分液を補給しなければならないなど、水耕液
の管理が頗る煩雑であり、また設備費も高くなるという
問題点があった。さらに、収穫した作物は水ぽくなって
品質的に良好なものが期待できないという欠点もあった
【0005】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
であり、作物栽培における農作業の労力軽減が図られる
と共に栽培管理も容易となり、しかも品質の優れた作物
の高収穫が可能な培土を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の培土は、養分を吸着させたバーミキュライト
に増量材としてパーライトを混合し、それにピートモス
及び軽石とを配合したものである。
【0007】バーミキュライトは、塩基置換容量が大き
いので、保肥力が大きく、予め吸着されている養分を確
実に吸収保持する。そして予め吸着されている養分は、
作物が発育生長するのに必要である基肥としての役割を
果たす。
【0008】パーライトは増量材として投入されるもの
であって、保肥力の大きなバーミキュライトと適当な割
合で混合することによって養分過剰になる弊害を防止す
る役割を果たしている。また、ピートモスは保水性が高
く、作物の生育に好適なペーハーである弱酸性に調整す
る役割を果たす。そして、バーミキュライト、パーライ
ト及びピートモスは、いずれも多孔質で通水性及び通気
性の良好な培土に構成している。
【0009】軽石は、培土を構成するバーミキュライト
、パーライト及びピートモスが軽い物質であることから
、培土に適度な重さを付与する役割を果たしており、作
物の根が活着するようにしている。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明する。まず、バーミキュライトに養分を吸着させ
るには、窒素、リン酸及びカリの肥料の三要素と作物の
生長に不可欠な微量要素とを順次ペーハーを調整しなが
ら所定量の水に攪拌し溶かして液体肥料を作った後、こ
の液体肥料をバーミキュライト中に落としながらミキサ
ーで攪拌し、最後に液体肥料の吸着したバーミキュライ
トを乾燥するものである。
【0011】このようにして養分を吸着させたバーミキ
ュライトに、パーライト、ピートモス及び軽石を混合配
合することによって、本願発明の培土を得ることができ
るものであるが、この培土が作物の生長及び収穫にどの
程度の効果を及ぼすかを確かめるために、混合配合割合
を変えた本願発明の実施例1〜3の培土と一般的な畑作
土壌である比較例とについて、いわゆるミニトマトのポ
ット栽培を同一条件下で行なった。
【0012】実施例1の混合配合割合(体積比)は、養
分を吸着させたバーミキュライト………2に対して、パ
ーライト                     
 ………2ピートモス               
       ………0.5軽石          
                  ………0.5で
あり、 また、実施例2の混合配合割合(体積比)は、養分を吸
着させたバーミキュライト………1に対して、パーライ
ト                      ……
…3ピートモス                  
    ………0.5軽石             
               ………0.5であり、 さらに、実施例3の混合配合割合(体積比)は、養分を
吸着させたバーミキュライト………2に対して、パーラ
イト                      …
……1ピートモス                 
     ………1軽石              
              ………1である。
【0013】これに対して比較例の培土の混合配合割合
(体積比)は、 焼土                       
     ………3に対して、腐葉土        
                  ………2化成肥
料                        
………20g/1ポットである。
【0014】以上の混合配合割合の実施例1〜3及び比
較例の各培土を、7リットルの栽培用ポットにそれぞれ
入れ、播種後30日〜40日間経過したミニトマトの苗
を前記の各栽培用ポットに植え替え、その後は同様にし
て定量の液体肥料を与えた。そして得たミニトマトの生
長及び収穫の結果は下記の表1に示すとおりである。
【表1】
【0015】表1から明らかなように、実施例1〜3の
培土と比較例の各培土とは、生長及び収穫において顕著
な差が現れた。すなわち、実施例1〜3の培土では比較
例と比べて、開花日が4日〜7日早く、房段数について
も略2段程度多く、さらに草丈に至っては30cm〜6
0cmも高く生長している。また、実施例1〜3の培土
は比較例に比べて、収穫時期では5日〜7日ほど早く、
しかも収穫重量に至っては約34%〜57%も多くなっ
ており、収穫個数及び1ケ当りの重量でも良好である。 さらに、ミニトマトの品質指標の一つとなっている表皮
及び果肉の糖度についても、各実施例の培土で収穫した
ものは比較例のそれに比べて高い値となっており、品質
的に優れている。
【0016】このように実施例1〜3の培土で栽培した
ミニトマトは、比較例の培土で栽培したミニトマトに比
べて生長及び収穫さらには収穫されたミニトマトの品質
のすべてにわたって格段に優れた結果であった。殊に、
実施例1の配合割合の培土で栽培したミニトマトは、他
の実施例のそれと比べても一段と優れていた。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明による培土は
、基肥としての養分を予め吸着させた塩基置換容量の大
きいバーミキュライトに、養分過剰を防ぐと共に増量材
としての役割を果すパーライトを混合し、さらに作物の
生長に適するペーハーに調整する保水性のあるピートモ
スと、培土に重さを付与して根の活着性を良好にするた
めの軽石とを配合することによって構成したので、軽く
物理的性状が良好なために作業性が頗る改善され、しか
も肥料養分の保肥力も大きくポット栽培によっても品質
の優れた作物を高い収穫量で生産できる。
【0018】また、ポット栽培において液体肥料の追肥
を自動的に供給できるようにしておけば栽培管理も簡単
容易になり、その設備費も比較的低廉で安定した作物栽
培に好適である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  養分を吸着させたバーミキュライトに
    増量材としてパーライトを混合し、さらにピートモス及
    び軽石を配合してあることを特徴とする培土。
JP3074025A 1991-03-12 1991-03-12 培土 Pending JPH04281719A (ja)

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JP3074025A JPH04281719A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 培土

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JP3074025A JPH04281719A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 培土

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012060982A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Japan Research Institute Ltd トマトの栽培方法
JP2012060981A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Japan Research Institute Ltd 容器栽培培地

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4946722A (ja) * 1972-09-07 1974-05-04
JPS50134832A (ja) * 1974-04-08 1975-10-25

Patent Citations (2)

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