JPH04281578A - 物体の方向検出処理方式 - Google Patents

物体の方向検出処理方式

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JPH04281578A
JPH04281578A JP3045033A JP4503391A JPH04281578A JP H04281578 A JPH04281578 A JP H04281578A JP 3045033 A JP3045033 A JP 3045033A JP 4503391 A JP4503391 A JP 4503391A JP H04281578 A JPH04281578 A JP H04281578A
Authority
JP
Japan
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area
face
region
feature
centroid
Prior art date
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Pending
Application number
JP3045033A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Shimada
聡 嶌田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPH04281578A publication Critical patent/JPH04281578A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等の映像
入力装置により取り込んだ画像から顔等の方向を検出す
る物体の方向検出処理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像から顔の方向を検出するための従来
の方式においては、映像入力装置により頭部を撮影して
得た顔画像において、目・口・鼻の端点等の特徴点を抽
出し、特徴点の画像上の位置から頭部の方向を算出する
ようにするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、顔画
像から特徴点を検出する必要がある。特徴点を自動的に
抽出することは極めて困難である。特徴点を抽出できる
ようにするためには、ノイズの少ない高解像度の顔画像
を得る必要があることや特徴点抽出処理に時間がかかる
問題点があった。
【0004】本発明は、低解像度の入力画像に対しても
効率よく物体の方向を実時間で検出するようにすること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の特許請求
の範囲第1項の発明に対応する全体構成図である。
【0006】輝度の空間的変化の大きい特徴領域を抽出
する特徴領域抽出手段(13)と特徴領域の物体領域に
対する位置を求める位置抽出手段(104,105,1
06)とを設けている。また特許請求の範囲第2項の発
明では、輝度の空間的変化の大きい特徴領域を抽出する
特徴領域抽出手段と特徴領域の対称性を求める対称性算
出手段とを設けている。
【0007】
【作用】特許請求の範囲第1項の発明では、特徴領域抽
出手段(13)により輝度の空間的変化が大きい特徴領
域を抽出し、抽出した特徴領域の顔の領域に対する位置
を位置抽出手段(104,105,106)により求め
、求めた位置から物体の方向を検出することができ、特
許請求の範囲第2項の発明では、特徴点抽出手段により
輝度の空間的変化が大きい特徴領域を抽出し、抽出した
特徴領域の対称性を対称性算出手段により求め、求めた
対称性から物体の方向を検出することができるので、低
解像度の画像から実時間で物体の方向が検出できる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。図1は、顔の方向を検出する場合について、特許
請求の範囲第1項に対応する構成例を示す。
【0009】図1において、11は映像入力部、12は
顔抽出部、13は特徴領域抽出部、104は重心算出部
、105は面積・重心算出部、106は領域間距離算出
部、107は方向検出部である。
【0010】映像入力部11は、ビデオカメラ等で撮影
して得られる入力画像を顔抽出部12へ出力する。顔抽
出部12は、映像入力部11から受けた入力画像から顔
の領域を抽出し、抽出した顔画像を特徴領域抽出部13
と面積・重心算出部105とに出力する。顔の領域の抽
出に当っては、背景画像を予め用意しておき、入力画像
と背景画像との差分から頭の領域を抽出し、頭の領域か
ら髪の輝度値に相当する部分を除去することにより行う
【0011】特徴領域抽出部13は、顔抽出部12から
受けた顔画像において、輝度の空間的変化の大きい特徴
領域を抽出し、抽出した特徴領域を重心算出部104に
出力する。特徴領域の抽出は、例えば、顔画像の微分画
像を求め、微分画像を2値化することにより行う。
【0012】重心算出部104は、特徴領域抽出部13
から受けた特徴領域の重心を求め、求めた重心を領域間
距離算出部106に出力する。
【0013】面積・重心算出部105は、顔抽出部12
から受けた顔画像から顔領域の面積と重心とを求め、求
めた面積と重心とを領域間距離算出部106に出力する
【0014】領域間距離算出部106は、重心算出部1
04から受けた特徴領域の重心と面積・重心算出部10
5から受けた顔領域の面積および重心とから、特徴領域
と顔領域との重心間の距離を顔領域の面積の平方根で除
した領域間距離を求め、求めた領域間距離を方向検出部
107に出力する。
【0015】方向検出部107は、領域間距離算出部1
06から受けた領域間距離から顔の方向を求める。領域
間距離により顔の方向が求められることを図2に示す。 実際には領域間距離と顔の方向との対応表を用意してお
き、該対応表に基づいて顔の方向を求める。一例として
、水平方向の顔の向きに関する対応図を図5に示す。
【0016】また、領域間距離算出部106において、
特徴領域の重心と顔領域の重心とから領域間距離を求め
ているが、特徴領域と頭部領域との重心間の距離を頭部
領域の面積の平方根で除したものを領域間距離としても
よい。
【0017】図4において、501は正面を向いた場合
であって、特徴領域の重心と頭部領域の重心とが略重な
る。503は横を向いた場合であって、特徴領域の重心
と頭部領域の重心とが略水平方向であって、それら重心
間の距離が大である。502は斜め横を向いた場合であ
って、上記501の場合と503の場合との中間的な状
態となっている。
【0018】図5においては、領域間距離をRとした場
合において、当該距離Rが或る値の範囲内にある場合の
「顔の正面からの角度」が表にまとめられている。
【0019】次に、図2に示す画像を用いて図1の各部
の動作について説明する。
【0020】映像入力部11は、人物の頭部をビデオカ
メラ等で撮影して得られる入力画像F1を取り込み、取
り込んだ入力画像を顔抽出部12へ出力する。顔抽出部
12は、映像入力部11から受けた入力画像と背景画像
Bから頭画像F2を抽出し、頭画像F2から顔画像F3
を求め、顔画像F3を特徴領域抽出部13と面積・重心
算出部105とに出力する。
【0021】特徴領域抽出部13は、顔抽出部12より
受けた顔画像F3から特徴領域F4を求め、特徴領域F
4を重心算出部104に出力する。面積・重心算出部1
05は、顔抽出部12より受けた顔画像F3から顔領域
の面積と重心とを求め、該面積と重心を領域間距離算出
部106に出力する。
【0022】重心算出部104は、特徴領域抽出部13
より受けた特徴領域F4の重心を求め、該重心を領域間
距離算出部106に出力する。領域間距離算出部106
は、重心算出部104より受けた特徴領域の重心と面積
・重心算出部105より受けた顔領域の面積および重心
とから領域間距離を求めて方向検出部107に出力する
。方向検出部107は、受け取った領域間距離から顔の
方向を求める。
【0023】以上説明したように、本発明によれば、低
解像度の入力画像に対しても、小規模な処理装置で顔の
方向を実時間で求めることができる。
【0024】図3は、顔の方向を検出する場合について
、特許請求の範囲第2項に対応する構成例を示す。
【0025】図3において、11は映像入力部、12は
顔抽出部、13は特徴領域抽出部、404は重心算出部
、405は対称性算出部、406は方向検出部である。
【0026】映像入力部11、顔抽出部12、特徴領域
抽出部13は図1の場合と同じである。重心算出部40
4は、顔抽出部12より受けた顔画像から顔領域の重心
を求め、求めた重心と顔画像を対称性算出部405に出
力する。
【0027】対称性算出部405は、特徴領域抽出部1
3より受けた特徴領域の対称性を求める。重心算出部4
04から受けた顔領域とその重心から左右に2分したと
きに、顔領域の左側に属する特徴領域と右側に属する特
徴領域とを求める。特徴領域を左右に2分したときに、
左右に属する画素数をそれぞれ計数し、計数結果を方向
検出部406に出力する。
【0028】方向検出部406は、対称性算出部405
から受けた左右の領域に属する画素数から顔の方向を求
める。左右の領域に属する画素数の比と顔の方向との対
応表を用意しておき、該対応表に基づいて顔の方向を求
める。
【0029】次に、特許請求の範囲第2項の発明の場合
の第2の実施例を説明する。第1の実施例の場合にくら
べて、図3において重心算出部404と対称性算出部4
05との処理が以下のように変更されている。
【0030】重心算出部404においては、重心ではな
く、顔抽出部12より受けた顔画像から顔領域の左右の
両端の中点を求め、求めた中点と顔画像とを対称性算出
部405に出力する。対称性算出部405では、顔領域
を重心算出部404から受けた中点で左右に2分したと
きに、顔領域の左側に属する特徴領域と右側に属する特
徴領域とを求める。特徴領域を左右に2分したときに、
左右に属する画素数をそれぞれ計数し、計数結果を方向
検出部406に出力する。
【0031】次に、特許請求の範囲第2項の発明の場合
の第3の実施例を説明する。第1の実施例の場合にくら
べて、図3に示す顔抽出部12、重心算出部404、及
び、対称性算出部405の処理が以下のように変更され
ている。
【0032】顔抽出部12は、顔画像ではなく、頭部画
像を重心算出部404に出力する。重心算出部404は
、頭部領域の重心を求め、求めた重心と頭部画像を対称
性算出部405に出力する。対称性算出部405では、
重心算出部404から受けた頭部領域をその重心から左
右に2分したときに、頭部領域の左側に属する特徴領域
と右側に属する特徴領域を求める。特徴領域を左右に2
分したときに、左右に属する画素数をそれぞれ計数し、
計数結果を方向検出部406に出力する。
【0033】次に、特許請求の範囲第2項の発明の場合
の第4の実施例を説明する。第1の実施例の場合にくら
べて、図3に示す顔抽出部12、重心算出部404、及
び、対称性算出部405の処理が以下のように変更され
ている。
【0034】顔抽出部12は、顔画像ではなく頭部画像
を重心算出部404に出力する。重心算出部404にお
いて、重心ではなく、顔抽出部12より受けた頭部画像
から頭部領域の左右の両端の中点を求め、求めた中点と
頭部画像を対称性算出部405に出力する。対称性算出
部405では、頭部領域を重心算出部404から受けた
中点で左右に2分したときに、頭部領域の左側に属する
特徴領域と右側に属する特徴領域を求める。特徴領域を
左右に2分したときに、左右に属する画素数をそれぞれ
計数し、計数結果を方向検出部406に出力する。
【0035】以上説明したように、本発明によれば、低
解像度の入力画像に対しても、小規模な処理装置で顔の
方向を実時間で求めることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、特許請求の範囲第
1項の発明では、輝度の空間的変化の大きい特徴領域を
抽出する特徴領域抽出手段と特徴領域の物体領域に対す
る位置を求める位置抽出手段を有し、特許請求の範囲第
2項の発明では、輝度の空間的変化の大きい特徴領域を
抽出する特徴領域抽出手段と特徴領域の対称性を求める
対称性算出手段を有しており、低解像度の入力画像に対
しても、小規模な処理装置で顔の方向を実時間で検出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】特許請求の範囲第1項の発明の一実施例の構成
を示す図である。
【図2】特許請求の範囲第1項の発明の実施例の説明に
用いる画像を示す図である。
【図3】特許請求の範囲第2項の発明の一実施例の構成
を示す図である。
【図4】顔の方向を説明する図である。
【図5】対応図を表す。
【符号の説明】
11  映像入力部 12  顔抽出部 13  特徴領域抽出部 104  重心算出部 105  面積・重心算出部 106  領域間距離算出部 107  方向検出部 404  重心算出部 405  対称性算出部 406  方向検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  映像入力装置により取り込んだ入力画
    像から物体領域を抽出し、抽出した物体領域において、
    空間的な輝度変化から特徴領域を抽出する特徴領域抽出
    手段を有し、該特徴領域抽出手段で抽出した特徴領域の
    物体領域に対する位置から物体の方向を求めることを特
    徴とする物体の方向検出処理方式。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の物体の方向検出処理方
    式において、前記特徴領域抽出手段で抽出した特徴領域
    の対称性から物体の方向を求めることを特徴とする物体
    の方向検出処理方式。
JP3045033A 1991-03-11 1991-03-11 物体の方向検出処理方式 Pending JPH04281578A (ja)

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