JPH04281328A - 送配電系統における事故発生区間検出装置と発生事故種類検出装置とその製造方法 - Google Patents

送配電系統における事故発生区間検出装置と発生事故種類検出装置とその製造方法

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JPH04281328A
JPH04281328A JP3043751A JP4375191A JPH04281328A JP H04281328 A JPH04281328 A JP H04281328A JP 3043751 A JP3043751 A JP 3043751A JP 4375191 A JP4375191 A JP 4375191A JP H04281328 A JPH04281328 A JP H04281328A
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良和 福山
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来は経験豊富な熟練
者がマニュアルで行っていた送配電系統における事故発
生区間検出と発生事故種類検出とを、コンピュータを使
用して自動的になすようにする改良に関する。特に後者
にあってはニューロコンピュータシステムを使用してな
す改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術においては、送配電系統におけ
る事故発生区間の検出は、事故時に動作するリレー及び
遮断器と事故区間との関係を経験的な知識として持って
いる熟練運転員がオンラインで判断して行っていた。ま
た、事故種類(1線地絡、2線地絡、2線短絡、3線地
絡)の検出は、従来は、事故時にオシロデータとして出
力される事故直前直後の電圧・電流データをオフライン
で事故解析の経験豊富な人が目で見て解析して行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】送配電系統における事
故後の系統復旧は、供給支障が生じた場合の社会的な損
害を避けるために、できるだけ早い対応が要求される。 このため、復旧の第1段階である事故解析は復旧操作を
決定する上で極めて重要であり、緊急を要する。
【0004】ところが、上記のように、従来技術に係る
事故解析は、経験豊富な熟練者の経験的な判断に依存し
ており、また、オフラインにおける波形解析にもとづい
て行われているため、解析に時間を要すると云う欠点を
有している。しかも、経験豊富な熟練者が減少しつゝあ
り、従来技術に係る事故解析を今後とも続けてゆくこと
が困難な傾向にある。
【0005】本発明の目的は、上記の欠点を解消するこ
とにあり、自動的に迅速且つ正確に事故発生地点と発生
事故種類とを決定することである。詳しくは、第1の目
的はマクロ的に見た事故発生区間を検出することであり
、第2の目的は発生事故の種類とさらにミクロ的に見た
事故発生地点とを検出することであり、第3の目的は第
2の目的を達成する装置の製造方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的は、事
故検出信号を受信する事故検出信号受信手段と、この事
故検出信号受信手段が受信する事故検出信号にもとづい
て全停電区間を探索する全停電区間探索手段と、まず単
純事故と仮定して、現に動作しているリレーまたは現に
動作している遮断器がカバーしている領域の重複条件を
満足する領域を事故区間候補と判定する事故区間候補判
定手段と、この選択された事故区間候補に事故が発生し
たと仮定した場合に回路定数にもとづいて、現に発生し
ているリレーの動作または現に発生している遮断器の動
作が確実に発生することを確認してなす事故区間候補の
検証手段とを有する単純事故区間検出手段と、多重事故
と仮定した場合に現に動作しているリレーまたは現に動
作している遮断器がカバーしている領域の重複条件を満
足する領域を事故区間候補と判定する事故区間候補判定
手段と、この選択された事故区間候補に事故が発生した
と仮定した場合に回路定数にもとづいて、現に発生して
いるリレーの動作または現に発生している遮断器の動作
が確実に発生することを確認してなす事故区間候補の検
証手段とを有する多重事故区間検出手段と、複雑事故と
仮定した場合に、複雑事故ルールを適用することを特徴
とする複雑事故区間検出手段と、前記の三つの事故区間
検出手段の結論を総合的に判定して事故区間を検出する
結論形成手段とを有する事故発生区間検出装置によって
達成される。
【0007】上記の第2の目的は、事故検出信号を受信
する事故検出信号受信手段と、事故区間の各相電圧、零
相電圧、各相電流の瞬時値データを入力されてこの各相
電圧、零相電圧、各相電流の瞬時値データを電圧・電流
の振幅と位相のデータに変換するデータ前処理手段と、
このデータ前処理手段によって与えられる前記の電圧・
電流の振幅と位相のデータを入力され、ニューラルネッ
トワークよりなり、前記のデータにもとづいて、単純・
多重事故を判定するニューラルネットワーク型単純・多
重事故判定手段と、事故種類を判定するニューラルネッ
トワーク型事故種類判定手段と、事故地点を判定するニ
ューラルネットワーク型事故地点判定手段とを有するニ
ューラルネットワーク部と、このニューラルネットワー
ク部によって判定された事故の結論を出力する結論出力
手段とを有する発生事故種類・事故地点検出装置によっ
て達成される。
【0008】上記の第3の目的は、前記の第2の目的の
項で述べたニューラルネットワーク部を現に存在する送
配電系統に接続し、シミュレーション動作を複数回なし
て、前記の事故種類・事故地点検出装置に学習させる発
生事故種類・事故地点検出装置の製造方法によって達成
される。
【0009】
【作用】本発明に係る事故発生区間検出装置においては
、現に動作しているリレーまたは遮断器がカバーしてい
る領域の重複条件を満足する領域をもって直ちに事故発
生区間と判定するのではなく、上記の重複条件を満足す
る領域を一応事故発生区間候補と仮定し、この仮定され
た事故発生区間候補に事故が発生したら現に動作してい
るリレーまたは遮断器が確かに動作することを確認して
、事故発生区間を判定することゝされている。換言すれ
ば、「行き」で仮定したことを「帰り」で検証すると云
う往復確認方式であり、事故発生区間判定の精度が高い
【0010】また、本発明に係る発生事故種類・事故地
点検出装置は、ニューラルネットワークを利用したもの
である。ニューラルネットワークの作用は動物の神経細
胞の作用にシミュレートしたものであり、予め行われた
事故状況と入力データとの因果関係に関する学習の結果
にもとづいて発生事故種類の判定や事故地点の判定をな
すものである。送配電系統における事故はアナログ的に
微妙な状態が多くて従来のノイマン形コンピュータでは
、判定に迷う場合があり結局は誤動作に至る場合が多い
。したがって、送配電系統事故のようなアナログ的に微
妙な状態が多い場合は、ニューラルネットワークを利用
したニューロコンピュータの特性を非常に利用しやすい
と云うことに着目して、本発明者は非常な努力をしてニ
ューラルネットワークを利用した発生事故種類・事故地
点検出装置を完成させたのである。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
係る送配電系統における事故発生区間検出装置と発生事
故種類検出装置とその製造方法について説明する。
【0012】まず、事故発生区間検出装置(請求項1に
対応)について、本発明の要旨に直接関連する制御手段
を図1に示すクレーム対応図を参照して説明する。
【0013】図1において、1は動作したリレーまたは
動作した遮断器を示す事故検出信号を例えばテレメータ
情報として受信する事故検出信号受信手段であり、2は
上記の事故検出信号にもとづいて全停電区間を探索する
全停電区間探索手段である。3は単純事故区間検出手段
であり、動作リレー・動作遮断器がカバーしている領域
の重複している領域を事故区間候補と判定する事故区間
候補判定手段31と、上記の事故区間候補に事故が発生
したと仮定した場合に、回路定数にもとづいて、現に発
生しているリレーの動作や現に発生している遮断器の動
作が確実に発生するか否かを検証する事故区間候補検証
手段32とを有する。4は多重事故区間検出手段であり
、動作リレー・動作遮断器がカバーしている領域の重複
している領域を事故区間候補と判定する事故区間候補判
定手段41と、上記の事故区間候補に事故が発生したと
仮定した場合に、現に発生しているリレーの動作や現に
発生している遮断器の動作が確実に発生するか否かを検
証する事故区間候補検証手段42とを有する。5は上記
の単純事故・多重事故に該当しない複雑な事故様相の場
合にルールにしたがって複雑事故区間の判定を行う複雑
事故区間検出手段である。6は上記の三つの事故区間検
出手段の結論を総合的に判定して事故区間を検出し出力
する結論形成手段である。
【0014】次に図2に示すフローチャートを参照して
、本発明の一実施例に係る事故発生区間検出装置の、本
発明の要旨に関連する制御手順について説明する。
【0015】動作したリレーまたは動作した遮断器を示
す事故検出信号を例えばテレメータ情報として受信する
(a)。
【0016】上記の事故検出信号にもとづいて全停電区
間を探索する(b)。
【0017】まず、単純事故と仮定し、動作リレー・動
作遮断器がカバーしている領域の重複している領域を単
純事故区間候補と判定する(c)。
【0018】この単純事故区間候補に事故が発生したと
仮定した場合に、現に発生しているリレーの動作や現に
発生している遮断器の動作が確実に発生するか否かを検
証する(d)。
【0019】つぎに、多重事故と仮定し、動作リレー・
動作遮断器がカバーしている領域の重複している領域を
多重事故区間候補と判定する(e)。
【0020】この多重事故区間候補に事故が発生したと
仮定した場合に、現に発生しているリレーの動作や現に
発生している遮断器の動作が確実に発生するか否かを検
証する(f)。
【0021】上記の単純事故と多重事故のいずれにも該
当しない複雑事故か否か判断する(g)。
【0022】単純事故・多重事故のいずれにも該当しな
い複雑事故の場合にはルールにしたがって複雑事故区間
の判定を行う(h)。
【0023】上記の単純事故区間判定・多重事故区間判
定・複雑事故区間判定の三つの判定の結果を総合的に判
断して結論を形成し出力する(i)。
【0024】つぎに、本発明の一実施例に係る発生事故
種類・事故地点検出装置(請求項2に対応)について、
本発明の要旨に直接関連する制御手段を図3に示すクレ
ーム対応図を参照して説明する。
【0025】図3において、1は動作したリレーまたは
動作した遮断器を示す事故検出信号を受信する事故検出
信号受信手段であり、7は事故区間の各相電圧、零相電
圧、各相電流の瞬時値データを入力されて、この入力さ
れた電圧・電流の瞬時値データを電圧・電流の振幅と位
相のデータに変換するデータ前処理手段である。8はニ
ューラルネットワーク部である。81はニューラルネッ
トワークよりなり上記の電圧・電流の振幅と位相のデー
タにもとづいて単純事故か多重事故かを判別するニュー
ラルネットワーク型単純・多重事故判定手段である。8
2はニューラルネットワークよりなり上記の電圧・電流
の振幅と位相のデータにもとづいて事故の種類(R相1
線地絡、S相1線地絡、T相1線地絡、RS相2線地絡
、ST相2線地絡、TR相2線地絡、RS相2線短絡、
ST相2線短絡、TR相2線短絡、RST相3線地絡)
を判定するニューラルネットワーク型事故種類判定手段
である。83はニューラルネットワークよりなり上記の
電圧・電流の振幅と位相のデータにもとづいて事故地点
(電源端至近端か否か)を判定するニューラルネットワ
ーク型事故地点判定手段である。上記のニューラルネッ
トワークのそれぞれは、いずれも入力層、中間層、出力
層の3層の階層型である。9は上記のニューラルネット
ワーク部8によって判定された事故の結論を出力する結
論出力手段である。
【0026】次に図4に示すフローチャートを参照して
、本発明の一実施例に係る発生事故種類・事故地点検出
装置の、本発明の要旨に関連する制御手順について説明
する。
【0027】動作したリレーまたは動作した遮断器を示
す事故検出信号を受信する(a)。
【0028】事故区間の各相電圧、零相電圧、各相電流
の瞬時値データを入力されて、この入力された電圧・電
流の瞬時値データを電圧・電流の振幅と位相のデータに
変換する(b)。
【0029】上記の電圧・電流の振幅と位相のデータに
もとづいてニューラルネットワークを使用して、単純事
故か多重事故かを判定する(c)。
【0030】上記の工程cにおける判定結果にもとづき
、単純事故用事故種類判定ニューラルネットワークまた
は多重事故用事故種類判定ニューラルネットワークを選
択使用して事故の種類を判定する(d)。
【0031】上記の工程dにおける判定結果にもとづき
、それぞれの事故種類用事故地点判定ニューラルネット
ワークを選択使用して事故地点を判定する(e)。
【0032】上記の工程c、dおよびeにおける判定結
果を出力する(f)。
【0033】つぎに本発明の一実施例に係る発生事故種
類・事故地点検出装置の製造方法(請求項3に対応)に
ついて説明する。発生事故種類・事故地点検出装置のニ
ューラルネットワークに、予め、過去の事故時の各相電
圧・零相電圧・各相電流の瞬時値データから変換された
電圧・電流の振幅と位相のデータ及び様々な事故状況を
設定して行ったシミュレーションによる電圧・電流の振
幅と位相のデータと事故様相との因果関係をオフライン
で学習させる。学習方法はバックプロパゲーション方式
である。図5に示すフローチャートを参照して、本発明
の一実施例に係る発生事故種類・事故地点検出装置の製
造方法の本発明の要旨に関連する制御手順を説明する。
【0034】ニューラルネットワーク型単純・多重事故
判定手段に具体例を設定して学習動作をなす(a)。
【0035】全項目について学習完了か判定し、学習未
完なら学習を続行する(b)。
【0036】学習完了なら、ニューラルネットワーク型
事故種類判定手段に具体例を設定して学習動作をなす(
c)。
【0037】全項目について学習完了か判定し、学習未
完なら学習を続行する(d)。
【0038】学習完了なら、ニューラルネットワーク型
事故地点判定手段に具体例を設定して学習動作をなす(
e)。
【0039】全項目について学習完了か判定し、学習未
完なら学習を続行する(f)。
【0040】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る送配
電系統における事故発生区間検出装置は、事故検出信号
を受信する事故検出信号受信手段と、この事故検出信号
にもとづいて、全停電区間を探索する全停電区間探索手
段と、事故区間を検出する単純事故区間検出手段、多重
事故区間検出手段、複雑事故区間検出手段と、上記の各
事故区間検出手段の結論を総合的に判定して事故区間を
検出する結論形成手段とを有しており、上記の単純事故
区間検出手段と多重事故区間検出手段とは、いずれも事
故区間候補判定手段と事故区間候補検証手段とを有して
いて、事故区間を二重に確認することゝされているので
、事故区間の検出を自動的に迅速且つ正確に行うことが
できる。
【0041】また、本発明に係る送配電系統における発
生事故種類検出装置は、事故検出信号を受信する事故検
出信号受信手段と、事故区間の各相電圧、零相電圧、各
相電流の瞬時値データを入力されて電圧・電流の振幅と
位相のデータに変換するデータ前処理手段と、ニューラ
ルネットワーク部と、ニューラルネットワーク部によっ
て判定された事故の結論を出力する結論出力手段とを有
し、上記のニューラルネットワーク部は、上記の電圧・
電流の振幅と位相のデータにもとづいて、各ニューラル
ネットワークを利用して事故様相を判定するニューラル
ネットワーク型単純・多重事故判定手段、ニューラルネ
ットワーク型事故種類判定手段、ニューラルネットワー
ク型事故地点判定手段よりなっているので、送配電系統
事故のようなアナログ的に微妙な状態の多い事故の解析
にニューラルネットワークの特性を十分活用することが
でき、事故解析を自動的に迅速にしかも適格に行うこと
ができる。また、上記のニューラルネットワークはオフ
ラインにおいて過去の事故状況及びシミュレーションに
よって予め学習されており、例えば事故を代表する約1
00のテストケースを用いて学習されており、学習の結
果は事故解析に関して極めて満足すべきものであること
が判明している。
【0042】したがって、本発明は送配電系統における
事故発生区間検出と発生事故種類検出とを自動的に迅速
且つ正確に行うことができる事故発生区間検出装置と発
生事故種類検出装置とを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る事故発生区間検出装置
のクレーム対応図である。
【図2】本発明の一実施例に係る事故発生区間検出装置
のフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例に係る発生事故種類・事故地
点検出装置のクレーム対応図である。
【図4】本発明の一実施例に係る発生事故種類・事故地
点検出装置のフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例に係る発生事故種類・事故地
点検出装置の製造方法のフローチャートである。
【符号の説明】
1    事故検出信号受信手段 2    全停電区間探索手段 3    単純事故区間検出手段 4    多重事故区間検出手段 31・41    事故区間候補判定手段32・42 
   事故区間候補検証手段5    複雑事故区間検
出手段 6    結論形成手段 7    データ前処理手段 8    ニューラルネットワーク部 81    ニューラルネットワーク型単純・多重事故
判定手段 82    ニューラルネットワーク型事故種類判定手
段83    ニューラルネットワーク型事故地点判定
手段9    結論出力手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  事故検出信号を受信する事故検出信号
    受信手段と、該事故検出信号受信手段が受信する事故検
    出信号にもとづいて全停電区間を探索する全停電区間探
    索手段と、まず単純事故と仮定して、現に動作している
    リレーまたは現に動作している遮断器がカバーしている
    領域の重複条件を満足する領域を事故区間候補と判定す
    る事故区間候補判定手段と、該選択された事故区間候補
    に事故が発生したと仮定した場合に回路定数にもとづい
    て、現に発生しているリレーの動作または現に発生して
    いる遮断器の動作が確実に発生することを確認してなす
    事故区間候補の検証手段とを有する単純事故区間検出手
    段と、多重事故と仮定した場合に現に動作しているリレ
    ーまたは現に動作している遮断器がカバーしている領域
    の重複条件を満足する領域を事故区間候補と判定する事
    故区間候補判定手段と、該選択された事故区間候補に事
    故が発生したと仮定した場合に回路定数にもとづいて、
    現に発生しているリレーの動作または現に発生している
    遮断器の動作が確実に発生することを確認してなす事故
    区間候補の検証手段とを有する多重事故区間検出手段と
    、複雑事故と仮定した場合に、複雑事故ルールを適用す
    ることを特徴とする複雑事故区間検出手段と、前記三つ
    の事故区間検出手段の結論を総合的に判定して事故区間
    を検出する結論形成手段とを有することを特徴とする事
    故発生区間検出装置。
  2. 【請求項2】  事故検出信号を受信する事故検出信号
    受信手段と、事故区間の各相電圧、零相電圧、各相電流
    の瞬時値データを入力されて該各相電圧、零相電圧、各
    相電流の瞬時値データを電圧・電流の振幅と位相のデー
    タに変換するデータ前処理手段と、該データ前処理手段
    によって与えられる前記電圧・電流の振幅と位相のデー
    タを入力され、ニューラルネットワークよりなり、前記
    データにもとづいて、単純・多重事故を判定するニュー
    ラルネットワーク型単純・多重事故判定手段と、事故種
    類を判定するニューラルネットワーク型事故種類判定手
    段と、事故地点を判定するニューラルネットワーク型事
    故地点判定手段とを有するニューラルネットワーク部と
    、該ニューラルネットワーク部によって判定された事故
    の結論を出力する結論出力手段とを有することを特徴と
    する発生事故種類・事故地点検出装置。
  3. 【請求項3】  前記請求項2のニューラルネットワー
    ク部を現に存在する送配電系統に接続し、シミュレーシ
    ョン動作を複数回なして、前記事故種類・事故地点検出
    装置に学習させることを特徴とする発生事故種類・事故
    地点検出装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106597218A (zh) * 2016-12-12 2017-04-26 中国船舶重工集团公司第七0五研究所 一种复杂电气系统连接通路的快速检测和故障定位方法
JP2022110257A (ja) * 2021-01-18 2022-07-29 三菱電機株式会社 子局、配電制御システムおよび配電制御プログラム

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