JPH04280055A - イオン注入及び表面処理に関する方法及び装置 - Google Patents

イオン注入及び表面処理に関する方法及び装置

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JPH04280055A
JPH04280055A JP3262175A JP26217591A JPH04280055A JP H04280055 A JPH04280055 A JP H04280055A JP 3262175 A JP3262175 A JP 3262175A JP 26217591 A JP26217591 A JP 26217591A JP H04280055 A JPH04280055 A JP H04280055A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はイオン注入及び表面処
理装置に関し、改良されたパルス変調器の電気パルスを
プラズマソースイオン注入(plasma sourc
e ion implantation:PPII)に
適用することを含む。
【0002】
【従来の技術】PSIIは従来のイオン注入技術におけ
る視線制限を解決するイオン注入技術である。基本的技
術は、米国特許、No.4,764,394  “プラ
ズマ源イオン注入装置及びその方法”(”METHOD
 AND APPARATUS FOR PLASMA
 SOURCE ION IMPLANTATION”
issued Aug.16,1988,to J.C
onrad[University of Wisco
nsin Alumni Association])
 、及び出版物”物質の表面変調に用いるプラズマ源イ
オン注入技術”(”Plasma source io
n−implantation technique 
for surface modification 
of materials”,by J.Conrad
,in the Journal of Applie
d Physics,vol.62,no.11,1 
Dec.1987,pp.4591−4596) に開
示されている。3次元目標物へのイオン注入は、囲まれ
た容器内のターゲット付近にプラズマを形成し、及び容
器の導電壁とターゲット間に負の高電圧繰り返しパルス
を印加することにより達成される。プラズマからのイオ
ンは、ターゲット物質を操作することなく、全ての側か
ら同時に及び全方位的にターゲット物質の表面に駆動さ
れる。プラズマは中空の容器へ導入された中立ガスから
形成でき、イオン化放射により容器の内部でイオン化さ
れることにより、一定プラズマソースが提供され、その
プラズマソースは注入処理の間にターゲット物質を取り
囲む。様々な物質での表面強度の著しい増加、及び耐磨
耗性が、PSII技術を使用するイオン注入により得る
ことができる。
【0003】ConradによるPSIIを行う装置が
図1内の10により示される。イオンが注入される物質
12は、ターゲットステージつまり支持体16上の容器
即ちチャンバ(chamber) 14内に保持される
。容器14は、電気的に接地され、そしてバキュームポ
ンプ17により2×10−4 Torr のオーダーに
減圧されている。例えば窒素、ヘリュウム、又はアルゴ
ンなどの作用ガスがランク18から容器14へ供給され
る。放電バイアス源20及びフィラメント電源22から
の電圧を使用するフィラメントにより、ガスはイオン化
されプラズマ19を生成する。プラズマの濃度は、フィ
ラメント電流及び、ソース20及び22により供給され
るバイアスを調節することにより、約106 から10
11イオン/cm3に変化する。高電圧源26からの直
流電圧又は電位が供給されるパルス変調器24は、約1
00kVまでののマイナスパルスを物質12へステージ
16を介して供給する。Langmuirプローブ28
はプラズマ濃度及び電子温度を測定するのに用いられ、
これは曲線トレーサ30に表示される。 注入中のターゲットの温度は赤外線ピロメータ(pyr
ometer) 32によりモニタされ、チャートレコ
ーダー34に記録される。
【0004】パルス変調器24から物質12へ供給され
る高電圧マイナスパルスは、プラズマ19からのプラス
に帯電したイオンを引寄せ、その結果、それらは物質1
2の方向に加速され、そして物質12へ注入される。従
来のパルス変調器24の概略が図2に示される。コンデ
ンサ36は抵抗38を介して電源26によりマイナスに
帯電されている。コンデンサ36のマイナスに帯電され
た端部(抵抗38に接続される)は、抵抗40を介して
高電圧”ハードの(hard)”真空管42のカソード
に接続される。真空管42のアノードは抵抗44を介し
てステージ16に接続され、それにより物質12へ接続
される。他の部分は真空管42のためのフィラメント供
給46である。
【0005】真空管42は通常ターンオフ(turne
d off)つまり電気的に非導通で、これによりコン
デンサ36を物質から電気的に分離している。真空管4
2の制御グリッドに供給されるパルス発生器48からの
パルスに応答して、真空管42は各パルスのパルス幅だ
け導通状態になり、コンデンサ36を物質12に接続す
る。これによりコンデンサ36は真空管42を介して物
質12に放電され、その結果、高電圧マイナスパルスが
物質に供給される。コンデンサ36は各パルスの間に充
電され、大きな放電電流を提供する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のConradに
与えられた特許によるPSIIにおいて、注入時間は物
質のサイズには無関係である。注入時間はデューティー
ファクタ及びパルス変調器の物質を加熱しずぎない範囲
の電力容量にのみ依存する。1 mA/cm2 の代表
的プラズマイオン電流密度に関して、最大線量1018
イオン/cm2 (一般に化学量論[stoichio
metry] に一致する)で、あらゆるサイズの物質
の注入は、ハードの真空管42を使用する従来のパルス
変調器24を用いて、及びデューティーファクタ0.1
%で行い、44時間以上必要となる。これはPSIIを
製造する上で効率が悪い。パルス変調器24のデューテ
ィーファクタ及び電力容量の少なくとも10倍の増加に
対応する、注入時間の10の因数での減少は、PSII
が108 イオン/cm2 の線量のコスト効果を必要
とする。これはパルス変調器のデューティーファクタ及
び電力容量を増加することにより行わなければならない
【0007】従来のパルス変調器24は、これらの目標
を達成する能力を制限する幾つかの限界を持っている。 パルス変調器24の従来の真空管42は“浮いている(
floating)”回路構成で接続され、非常に大き
くなければならず、それにより高価になる。なぜならば
パルス間の全注入電圧を延ばさなければならないからで
ある。約100kVでのPSIIの動作に関して、この
ような高電圧を用いる真空管を得るのは非常に難しい。
【0008】大きな物質のイオン注入を高線量(約19
18/cm2 )で行うには、大きなデューティーファ
クタ(平均電力)のパルス変調器動作が要求される。ハ
ードの真空管42を使用する大きなデューティーファク
タ動作に対して、大型の冷却システム(図示されず)が
、真空管を介した高電圧降下によって発生した熱を放出
するために必要となる。更に、真空管、フィラメント電
力供給、及びグリッド駆動回路は、動作時に全注入電圧
で浮いていなければならない。そにより回路に提供され
る高価な絶縁トランスが必要となる。真空管及び制御回
路を高電圧で浮かせることは、装置内のアーク抑制回路
を導入することが非常に複雑となる。更に、真空管はそ
の高温カソード動作により短い寿命で、多量のx線及び
電磁的妨害を発散する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、イオン注入及
び表面処理装置及びその方法を提供することにより、前
述のConradに与えられた特許に開示されるような
従来のPSII技術の制約を解決する。この発明はハー
ドの真空管を使用するパルス変調器を服務従来のPSI
I装置予備、非常に増加されたデューティーファクタ及
び使用電力容量を有する改良されたパルス変調器を含む
【0010】この発明によれば、コンデンサは電源によ
り高電位即ち高電圧に充電される。プラズマスイッチ、
好適にCROSSATRON、Mojulater S
witchは、そして周期的に開閉され、プラズマ源イ
オン注入装置内のプラズマからのイオンを物質に注入す
るためにコンデンサに蓄えられたエネルギの一部を放電
する。この周期的な放電により、高電圧マイナスパルス
が物質に印加され、プラズマからのイオンは加速され、
物質に注入される。パルストランスが好適に、プラズマ
スイッチ/コンデンサ及び物質の間に提供され、パルス
の電圧をステップアップする。それによりプラズマスイ
ッチは低電圧レベルで動作できる。プラズマスイッチは
高デューティーファクタ及び高電力動作を可能とし、ア
ーク検出抑制回路と結合され、物質とプラズマとの間に
アークが発生するを防止する。第2電源、コンデンサ、
及びプラズマスイッチを設けて、物質にマイナスパルス
の代わりにプラスのパルスを供給してプラズマを供給で
きる。つまり電子を物質に対して加速させ、温度援助さ
れtイオン注入や、表面アニーリングなどの表面処理を
実行できる。
【0011】CROSSATRON変調スイッチはハー
ドの真空管に比べ、実質的に10倍を越えるデューティ
ーファクタで動作でき、又、著しく大きな使用電力容量
を有する。 CROSSATRONスイッチは、浮いた構造ではなく
、接地されたカソード内で動作でき、従ってイオン注入
のときにアーク抑制と高価な物質の保護を用意にする。 CROSSATRONスイッチは、非常に低い電圧降下
を有し、従って閉じられた即ち導電ステージ内で比較的
少ない電力を放出し、発生する熱は非常に少ない。これ
らの要因により、大きな物質のイオン注入が商業生産ベ
ースで経済的に行われる。これらこの発明の利点及び他
の特徴は、この分野の当業者により添付図面を参照して
行われるこの発明の詳細な説明により明らかとなる。
【0012】
【実施例】この発明はイオン注入及び表面処理装置、及
びその方法を提供し、Conrrad により開示され
た装置では不可能な改良された性能及び特徴を達成する
。この発明装置は一般に図1に示される構成を有し、イ
オン注入及び表面処理のときに物質を覆うための容器即
ちチャンバ14、及び物質12を包囲するプラズマ19
を発生するための前述した要素を含む。
【0013】図3に示すように、従来のパルス変調器2
4に取って代わるこの発明のパルス変調器は、一般に5
0として示され、及び100kVオーダーの高電圧即ち
高電位の電源52を含む。電源52のマイナス端は接地
され、一方電源52のプラス端はサージ制限直列インピ
ーダンス又はインダクター54を介してプラズマスイッ
チ56のアノードに接続される。スイッチ56は好適に
CROSSATRON変調スイッチが望ましいが、この
発明の範囲を越えることのない他の形式のプラズマスイ
ッチを使用できる。CROSSATRON変調スイッチ
は、“低電圧制御による変調スイッチ”(“MODUL
ATOR SWITCH WITH LOW VOLT
AGE CONTROL ”)と題名された米国特許N
o.4,596,945(issued June 2
4,1986 to R.Schumacher) に
開示されている。CROSSATRONはヒューズエア
クラフト社のトレードマークで、ヒューズエアクラフト
社は本発明とSchumacherの発明の権利譲受人
である。
【0014】スイッチ56のカソードは接地されている
。スイッチ56のアノードはコンデンサ58及び抵抗6
0を更に介して、ダイオード62のアノードに接続され
る。ダイオード62のカソードは接地されている。ダイ
オード62のアノードは更に電流センサ64を介して図
1に示すステージ16に接続され、それによりイオン注
入されるために物質12に接続される。
【0015】更に図3には、約500V の電圧をスイ
ッチ56のキーパーグリッドに印加する電源66及び抵
抗68が示される。電源70は約2.5Vの予備ヒータ
ー電圧を供給する。電源72及びコンデンサ74は約1
kVの電圧をスイッチ56の制御グリッドにサイリスタ
(thyristor) 76を介して供給し、スイッ
チ56を開閉する。電源80及びコンデンサ82は約−
400V の電圧をサイリスタ84を介して、スイッチ
56の制御グリッドに供給する。タイミングパルス発生
器86はONパルスをサイリスタ76のゲートに、及び
OFFパルスをダイオード88を介してサイリスタ84
のゲートに供給する。センサ64はARCパルスをサイ
リスタ84にダイオード90を介して供給するように構
成される。ここで、プラズマスイッチ56は電源52と
並列に接続され、コンデンサ58はスイッチ56と物質
12に直列に接続される。
【0016】この動作において、コンデンサ58は、ス
イッチ56が開いているとき、つまり非導通状態のとき
、インダクター54、抵抗60、及びダイオード62を
介して充電される。更に詳細には、スイッチ56のアノ
ードに接続されるコンデンサ58の端部は、グランドに
対してプラスに充電される。スイッチ56を閉じること
は、コンデンサ58のプラス端を、導通状態スイッチ5
6の低抵抗経路を介してグランドに接続する効果がある
。抵抗60に接続されるコンデンサ58の端部は、グラ
ンドに対してマイナスになることにより、ダイオード6
2のバイアスが逆になる。コンデンサ58は抵抗60を
介して物質12に対して放電し、その結果、物質12に
マイナスのパルスが印加され、前述のイオン注入に影響
する。スイッチ56が開くことにより、マイナスパルス
の物質12に対する印加が終結される。
【0017】タイミングパルス発生器86の動作を図4
に示す。各ONパルスの立上がりは、サイリスタ76を
ターンオンさせ、それにより電源72からの1kV電圧
をゲートし、スイッチ56の制御グリッドをターンオン
、即ち閉じる。各OFFパルスの立ち上がりが、電源8
2からスイッチ56の制御グリッドへの−400V を
ゲートするように、OFFパルスがONパルスに取って
代わり、それにより、このスイッチはターンオフ、即ち
開く。スイッチ56はON及びOFFパルスの立ち上が
りの間に閉じる、即ち導通することにより、コンデンサ
58は周期的に電源52により充電され、そして物質1
2に放電される。図4に示されるように、マイナスパル
スOUTは、スイッチ56が閉じているとき、物質12
へ供給される。
【0018】簡単のため、一つのコンデンサ58が図面
に示されているが、一般複数のコンデンサが特定の応用
に対してに使用され、必要となる放電電流を供給できる
。しかし、電源52が連続的バイアスに充分な電流を供
給するように作られている場合、コンデンサ58は必要
なく、スイッチ56はこの注入パルスの応用のおいて、
電源52と物質12に直接接続できる。
【0019】センサ64は所定電圧を越える電流を感知
又は検出するように設計される。この所定電圧以上では
物質12とプラズマ19の間にアーク放電が生じる危険
がある。アーク放電する可能性の検出に応答して、セン
サ64はARCパルスをダイオード90を介してサイリ
スタ84に供給する。ARCパルスの立上がりにより、
スイッチ56は即座に開き、コンデンサ58から物質1
2への放電が終結され、それによりアーク放電する危険
が回避される。ここで説明されるアークの検出抑制回路
はCROSSATRON変調スイッチとして商業的に入
手可能で、このスイッチはヒューズエアクラフト社によ
り製造され、CROSSATRONスイッチをアーク検
出から1msec以内で開くことができる。プラズマス
イッチ56のカソードは、図2で示されるハードの真空
管42のように浮いているのではなく、接地されている
ので、アーク検出と抑制は容易にできる。
【0020】図4に3つのONパルス及び3つのOFF
パルスを示す。第1のONパルスおよび第1のONパル
スの間に発生するARCパルスは示されていない。従っ
て物質12に供給される第1のONパルスは通常の持続
時間を有する。ARCパルスは第2ONパルスおよび第
2OFFパルスの間に発生して示される。ARCパルス
の立上がりによりスイッチ56は即座に開かれ、そして
第2OUTパルスは通常より短い持続時間を有するよう
になる。第3ONパルス及びOFFパルスの間にARC
パルスは発生せず、第3OUTパルスは通常の持続時間
を有する。
【0021】図5にこの発明による修正されたパルス変
調器52が示され、図3に使用された同一の構成要素に
は同一の参照番号が付されている。対応する構成要素で
修正されたものは最初と同一の参照番号だが、プライム
符号が付されている。パルス変調器50´はパルス変調
器50と比べて、物質12に印加されたパルスの電圧を
ステップアップするめにパルストランス92を更に含ん
でいる点が異なる。更に詳細に、電源52´は、50k
Vオーダの電圧を供給するように構成できる。トランス
92がステップアップ率2.5:1の場合、パルス変調
器50´は物質12に対して120kV以上の電圧を供
給することができる。
【0022】パルストランス92によって、スイッチ5
6は変調器50での電圧より低い電圧で動作できる。変
調器50´に直接設けることができるCROSSATR
ON変調スイッチはヒューズエアクラフト社から製品番
号8454Hとして、商業的に入手できる。この特別な
スイッチは50kVで連続的に動作できる。スイッチ内
を流れる電流の立ち上がり及び立ち下がり時間は0.5
m 秒のオーダーである。このスイッチは500V 以
下のフォワード電圧降下を有し、最大2500W の電
力を発散する。動作中に発生した熱は小型ファンにより
除かれる。このスイッチはピーク電流750A 、50
%デューティーファクター、1 m秒を越えるパルス幅
、及び平均電力250kWを越える電流を許容できる。 これらの性能は大型商業用PSII応用に必要な性能を
充分満たしている。
【0023】電流センサ64´はトランス92の一次巻
線に接続される。従ってセンサ64より低い電圧で動作
できる。トランス92はパルス変調器50´の他の構成
要素物質に供給される高電圧との間の絶縁を提供する利
点を有する。所望であれば、パルス変調器50´は、ト
ランス92の二次巻線の配線を単に変更することにより
、物質12へのパルスを、マイナスではなく、プラスに
なるように構成できる。
【0024】図5に示された装置は、鉄鋼材物質12に
マイナスのパルスを使用する窒素イオン注入のために製
作されテストされた。窒素プラズマはプラズマチャンバ
ー14内で生成され、このチャンバーの直径は1.22
 mで全長は1.12 mである。プラズマスイッチ5
6が1%デューティーファクター、及び35kVの入力
電圧で動作するとき、75kVの注入電圧が物質12へ
供給され、この値は5アンペアのイオン電流で窒素イオ
ンを鉄鋼材物質12へ注入するのに適した値である。
【0025】図6はCROSSATRON変調スイッチ
の構成を示し、これはプラズマスイッチ56として好適
に使用される。CROSSATRONは低温カソード、
交差磁界プラズマ放電スイッチで、4つの要素の同軸シ
ステム内の交差磁界に基づいており、このシステムは低
温カソード93、アノード94、キーパーグリッド95
、及びカソード93とアノード94の間に設けられた制
御グリッド96から構成される。導通の電荷はカソード
93付近のプラズマ放電により発生する。プラズマはキ
ーパーグリッド95(局部交差磁界放電のアノードとし
て動作する)とカソード93間のギャップ内の交差磁界
低温カソード放電により発生する。このギャップはスイ
ッチの外部に取り付けられた永久磁石97により供給さ
れる先端のある磁界によって磁化される。
【0026】ソースプラズマ98は、交差磁界放電を生
成するために、キーパーグリッド95の電位を数マイク
ロ秒の間、500 V以上のパルスにすることにより発
生される。平衡状態に到達したとき、キーパーグリッド
電位は、低温カソード93の電位以上で、約500 V
の低放電レベルに降下する。制御グリッド96がカソー
ド電位に維持されているとき、スイッチ56は開いたま
まで、全アノード電圧が制御グリッド96とアノード9
4の間の真空ギャップを介して発生する。
【0027】スイッチ56は、制御グリッド96をポテ
ンシャルに解放することによって、又はグリッド96を
一時的に500 Vプラズマポテンシャル以上(この実
施例では1kV)のパルスにすることにより閉じる。こ
れにより、プラズマ98はキーパーグリッド95及び制
御グリッド96を介してアノード94に流れる。プラズ
マ98からの電子はアノード94により集められ、スイ
ッチ56は導通し、及びアノード電圧は500V レベ
ルに降下する。スイッチ56を開くために、制御グリッ
ド96は、カソード電位又はそれ以下(この実施例では
−400V )に戻り、それにより、アノード94によ
るプラズマ98からの電子の収集が終結される。
【0028】図7は本発明によるバイポーラパルス変調
器を示し、この変調器は100として示され、2つのパ
ルス変調器102及び104を含み、これら変調器は基
本的に図5に示される変調器50´と同一である。修正
されたパルストランス106は、ステージ16、つまり
物質12に接続される二次巻線106aを有し、2つの
一次巻線106b及び106cは変調器102及び10
4の出力に各々接続される。一次巻線106bは図5に
示される方法と同様な方法で変調器102に接続される
。しかし、一次巻線106cの変調器への接続は逆にな
っている。変調器102からの出力パルスは前述のよう
に二次巻線106aに出力パルスを発生させるが、変調
器104からの出力パルスは、二次巻線105aにプラ
スのパルスを発生する。変調器102及び104は各々
選択的に、プラス又はマイナスのみのパルスを、又はプ
ラスとマイナスに交互に代わるパルスを物質12に供給
できる。
【0029】物質12にプラスのパルスを供給すること
により、プラスに帯電されたイオンではなく、電子が物
質に向かって加速される。物質に電子を照射する一つの
目的は、“多極プラズマの新しい応用”(”New a
pplication for multipolar
 plasmas:High−temperature
 treatment of materials”,
by J. Pelletier er al,Rev
.Sci.Instrum.,vol.55,no.1
0,Oct.1984,pp.1636−1638)と
題名された出版物に説明されるような熱支援イオン注入
を提供することである。物質による電子の収集の他の使
用法は、表面アニーリング、バルクアニーリング、真空
システムにおけるガス放出(outgassing)、
表面クリーニング、及び温度制御によるコーティング形
成の改良などの表面処理を含む。更に他の応用には電子
により励起された脱着(desorption)を用い
る表面クリーニングがある。
【0030】電源はプラス及びマイナスのパルスの大き
さが異なる値を取り得るように変更可能である。パルス
発生器86はマイナス及びプラスのパルスが異なるパル
ス幅、又は波形を取り得るように調節することができる
【0031】例として図8に示すように、マイナスパル
スはプラスパルスより、短い幅及び大きな振幅を有する
。図9に他の例を示す。図において、マイナスパルスは
傾斜した波形を有し、一方プラスパルスは非線形波形を
有する。これによりパルスは各物質について最適な注入
特性を提供するようにプログラムされる。
【0032】ここで、本発明はスパッタリング(spu
ttering)による表面クリーニング、イオン照射
による表面調整、及び他の物質によるターゲット・コー
ティングのための反応イオン堆積(reactive 
ion deposition) を含む応用で、マイ
ナスパルスを発生するのみ用いることができる。
【0033】図10はこの発明による他のバイポーラパ
ルス変調器を示す。ここで同一構成要素には同一参照番
号が付されている。バイポーラ変調器120は、プラス
パルス変調器122を含み、変調器122は電源124
を含む。そして電源124のマイナス端は接地され、プ
ラス端はインダクタ54、充電ダイオード62、及びコ
ンデンサ58を介してグランドに接続される。ダイオー
ド62とコンデンサ58の接続点は抵抗126を介して
プラズマスイッチ128のアノードに接続される。プラ
ズマスイッチ128は、前述したようにHughes 
8454 CROSSATRON変調スイッチが使用で
きる。スイッチ128のカソードはパルストランス92
の一次巻線に接続される。
【0034】バイポーラ変調器120は、マイナスパル
ス変調器130を含み、変調器130は電源132及び
プラズマスイッチ134を含む。変調器130は変調器
122と似ているが、電源132及びスイッチ134の
接続が、変調器122の対応する要素と比較して逆にな
っている。プラズマスイッチ128及び134は、各コ
ンデンサ58を介して物質12に直列に接続される。
【0035】動作に関して、変調器122のコンデンサ
58は各プラスパルスの間に、グランドに対してプラス
に帯電される。これは、スイッチ128がこれらの期間
中に開かれており、各コンデンサ50をパルストランス
92から切り離すためである。スイッチ128を閉じる
ことにより、変調器122のコンデンサ50は、パルス
トランス92に接続され、そして放電される。これによ
り、トランスの二次巻線にプラスパルスを誘起する。変
調器130は変調器122と同様に動作するが、逆極性
で動作する。
【0036】2つの分離したスイッチ128及び134
が図10に示されるが、これらのスイッチを単一の双方
向性CROSSATRONスイッチ又は他のプラズマス
イッチ(図示されず)に置き換えることはこの発明の範
囲内で容易に行える。適切な双方向性CROSSATR
ONスイッチは、米国特許、No.454,675、“
小型高電圧電源”(COMPACT HIGH VOL
TAGE POWER SUPPLY”,filed 
Dec,2,1989,by R.Harvey) に
開示されている。この発明は本出願の譲受人であるヒュ
ーズエアクラフト社に譲渡されている。
【0037】バイポーラ変調器100又は120は次の
ように動作する。即ち、プラズマ発生の原因となるプラ
スパルスとイオン注入の原因となるマイナスパルスが交
互に発生される。プラスパルスはチャンバ14の壁面と
物質12の間のグロー放電を開始させ、それにより分離
プラズマ発生源及びそれに関連する構成要素を設ける必
要がなくなる。パルス幅及び電圧振幅を含む波形は正確
なプラズマ密度を達成するために、又、プラスパルスが
終結した後に適切なプラズマ密度を維持するために選択
され、プラズマからのイオンを発生するために供給され
たマイナスパルスは物質12に対して加速される。この
動作を達成するために選択された波形を有するプラス及
びマイナスのパルスを含むパルス列の例が図11に示さ
れる。このパルス列はプラズマ発生用の+10kV、1
00ミリ秒のパルスを含む。パルスの周波数は約50H
zから500Hzに一般に変化する。
【0038】前述のバイポーラ動作は、thyratr
on 又は他のプラズマスイッチ、又は図12に示すよ
うな真空管スイッチのような他のタイプのスイッチによ
り置き換えることができる。図11を参照して説明され
たようなバイポーラのプラズマ発生及び注入動作が行わ
れると仮定すると、バイポーラパルス変調器140は+
5kVの電圧又は電位を発生するためのプラス電源14
2を含むことができる。コンデンサ144は電源142
により抵抗146を介してプラスに充電される。電源1
48は−50kVの負電圧を抵抗152を介してコンデ
ンサ150に供給する。
【0039】コンデンサ144は、tetrode 真
空管156、抵抗158、及びダイオード160を介し
て、パルストランス154の一次巻線に接続される。真
空管156及び162はスイッチとして機能するように
構成され、50kVオーダーの最大電圧範囲を有する。 真空管156及び162の各々のフィラメント電源16
8及び170が更に示されている。
【0040】パルス発生器172からのトリガパルスに
応答して、真空管156はターンオンして、コンデンサ
144をパルストランス154に、100ミリ秒間接続
する。それにより、物質12には+10kVの正電圧が
供給される。そして真空管156はターンオフして、真
空管162は10ミリ秒間ターンオンし、コンデンサ1
50をパルストランス154に接続し、それにより−1
00kVの負電圧パルスを物質12へ供給する。
【0041】この発明の幾つかの実施例が説明されたが
、この分野の当業者は、本発明の範囲を越えることのな
い数々の修正及び変更をこの発明に施すことができる。 従って、この発明の範囲は単に詳細に説明された実施例
に限られるものではない。特許請求の範囲に限定された
この発明の範囲から逸脱することなく、様々の修正を施
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプラズマ源イオン注入(PSII)装置
の概略図。
【図2】従来のプラズマパルス変調器の電気的構成を示
す略図。
【図3】改良されたパルス変調器の電気的構成を示す略
図で、この変調器は、この発明によるイオン注入装置及
び表面処理装置の要部を示す。
【図4】図3のパルス変調器の動作を示すタイミング図
【図5】本発明を実施する改良されたパルス変調器の電
気的構成を示す略図で、パルストランスが追加されてい
る。
【図6】CROSSATRON変調スイッチ簡素化され
た断面図で、このパルス変調器の好適な要素を含んでい
る。
【図7】本発明を実施するバイポーラパルス変調器の電
気的構成を示す略図。
【図8】図6のバイポーラパルス変調器動作を示すタイ
ミング図。
【図9】図8と同様に、図6のバイポーラパルス変調器
動作を示すタイミング図。
【図10】本発明を実施する他のバイポーラパルス変調
器の電気的構成を示す略図。
【図11】プラズマの発生及びイオン注入を各々選択す
るためのプラス及びマイナスの波形を示すタイミング図
【図12】真空管スイッチを使用して、本発明を実施す
る双方向バイポーラパルス変調器の電気的構成を示す略
図。
【符号の説明】
10…Conradによるイオン注入装置、12…イオ
ンが注入される物質、14…チャンバ、16…ステージ
、19…プラズマ、20…放電バイアス源、22…フィ
ラメント電源、24…パルス変調器、26・52…高電
圧源、50…本発明のパルス変調器、56…スイッチ、
58・144…コンデンサ、62・88・90…ダイオ
ード、66・70・124・142…電源、76・86
…サイリスタ、92、106・154…パルストランス
、94…アノード、95…キーパーグリッド、96…制
御グリッド。

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン注入装置において、注入される物質
    を覆う容器と、前記容器内の物質を包囲するためのプラ
    ズマを発生するプラズマ発生器と、電気パルスを前記物
    質に供給するパルス変調器と、ここでイオンは前記プラ
    ズマから前記物質に向かって加速され、及び注入され、
    前記パルス変調器は、電圧を発生する電源手段と、前記
    電源手段に接続されて前記電源手段により充電されるコ
    ンデンサ手段と、及び前記コンデンサ手段が周期的に放
    電されて前記物質に前記電気パルスを供給するためのプ
    ラズマスイッチ手段と、を具備することを特徴とするイ
    オン注入装置。
  2. 【請求項2】前記プラズマスイッチ手段は低温カソード
    、交差磁界変調スイッチを具備することを特徴とする請
    求項1記載のイオン注入装置。
  3. 【請求項3】前記コンデンサ手段は前記電源手段と並列
    に接続され、前記プラズマスイッチ手段は前記電源手段
    と前記物質に対して直列に接続されることを特徴とする
    請求項1記載のイオン注入装置。
  4. 【請求項4】前記プラズマスイッチ手段は、マイナスに
    充電された前記コンデンサ手段の端子を周期的に前記物
    質に接続するように構成されることを特徴とする請求項
    1記載のイオン注入装置。
  5. 【請求項5】前記プラズマスイッチ手段は、前記電源手
    段のマイナス端子に接続されるカソード及び前記物質に
    直列に接続されるアノードを有する低温カソード交差磁
    界変調スイッチを具備することを特徴とする請求項4記
    載のイオン注入装置。
  6. 【請求項6】前記プラズマスイッチ手段は前記電源手段
    に並列に接続され、及び前記コンデンサ手段は前記プラ
    ズマスイッチ手段と前記物質に直列に接続されることを
    特徴とする請求項1記載のイオン注入装置。
  7. 【請求項7】前記プラズマスイッチ手段は前記コンデン
    サ手段のプラスに充電された端部と前記電源手段のマイ
    ナス端子の間に接続され、及び前記コンデンサ手段のマ
    イナスに充電された端部は前記物質に接続されることを
    特徴とする請求項6記載のイオン注入装置。
  8. 【請求項8】前記プラズマスイッチ手段は、、前記電源
    手段のマイナス端子に接続されるカソード及び前記コン
    デンサ手段のプラスに充電された端部に接続されるアノ
    ードを有する低温カソード交差磁界変調スイッチを具備
    することを特徴とする請求項7記載のイオン注入装置。
  9. 【請求項9】前記低温カソード交差磁界変調スイッチの
    カソードは接地されることを特徴とする請求項8記載の
    イオン注入装置。
  10. 【請求項10】前記電源手段のマイナス端子は接地され
    ることを特徴とする請求項9記載のイオン注入装置。
  11. 【請求項11】前記コンデンサ手段と前記物質の間に接
    続されるパルストランス手段を更に有し、前記物質に供
    給された電気パルスをステップアップすることを特徴と
    する請求項1記載のイオン注入装置。
  12. 【請求項12】前記物質と前記プラズマの間にアーク放
    電が切迫していることを検出するアーク検出器と、及び
    前記アーク検出器のアーク放電が切迫している状態の検
    出に応答して、前記プラズマスイッチ手段を制御して前
    記コンデンサ手段の前記物質への放電を終結させるアー
    ク抑制手段を更に具備することを特徴とする請求項1記
    載のイオン注入装置。
  13. 【請求項13】前記アーク検出手段は、前記コンデンサ
    手段から前記物質への電流が、前記切迫したアーク放電
    状態に対応する値以上になったことを検出する電流セン
    サ手段を具備することを特徴とする請求項12記載のイ
    オン注入装置。
  14. 【請求項14】前記プラズマスイッチ手段が閉じること
    により、前記コンデンサ手段は前記物質に対して放電さ
    れ、及び前記アーク抑制手段は、前記アーク放電が切迫
    している状態の検出に応答して、前記プラズマスイッチ
    手段を開けるように構成されることを特徴とする請求項
    12記載のイオン注入装置。
  15. 【請求項15】前記プラズマスイッチ手段は、低温カソ
    ード交差磁界変調スイッチを具備することを特徴とする
    請求項14記載のイオン注入装置。
  16. 【請求項16】前記電源手段、コンデンサ手段及びプラ
    ズマスイッチ手段は、前記電気パルスを前記物質に、マ
    イナス極性で供給し、前記パルス変調器は更に、第2の
    電位を発生する第2電源手段と、前記第2電源手段に接
    続されて充電される第2コンデンサ手段と、前記コンデ
    ンサ手段が周期的に前記物質に放電され、それにより第
    2電気パルスを前記物質に供給するための第2プラズマ
    スイッチ手段とを具備し、及び前記第2電源手段、第2
    コンデンサ手段及び第2プラズマスイッチ手段は前記第
    2電気パルスを前記物質にプラスの極性で供給するよう
    に構成されることを特徴とする請求項1記載のイオン注
    入装置。
  17. 【請求項17】前記第2電源手段、第2コンデンサ手段
    、及び第2プラズマスイッチ手段は、前記マイナスの極
    性を有する電気パルスに代わって、プラスの極性を有す
    る電気パルスを前記物質に供給するように構成されるこ
    とを特徴とする請求項16記載のイオン注入装置。
  18. 【請求項18】前記第1及び第2プラズマスイッチ手段
    は、第1及び第2低温カソード交差磁界変調スイッチを
    各々具備することを特徴とする請求項16記載のイオン
    注入装置。
  19. 【請求項19】前記第1及び第2プラズマスイッチ手段
    は各々、プラズマスイッチ、及び各プラズマスイッチの
    開閉時間を制御する制御手段を具備することを特徴とす
    る請求項16記載のイオン注入装置。
  20. 【請求項20】プラズマ源イオン注入装置内のプラズマ
    からイオンを物質に注入するために、前記物質に電気パ
    ルスを供給するパルス変調器において、電圧を発生する
    電源手段と、前記電源手段に接続されて前記電源手段に
    より充電されるコンデンサ手段と、前記コンデンサ手段
    が周期的に前記物質に放電されることにより、前記電気
    パルスが前記物質に供給されるように構成されるプラズ
    マスイッチ手段と、を具備することを特徴とするパルス
    変調器。
  21. 【請求項21】前記プラズマスイッチ手段は、低温カソ
    ード交差磁界変調スイッチをを具備することを特徴とす
    る請求項20記載のパルス変調器。
  22. 【請求項22】前記コンデンサ手段は前記電源手段と並
    列に接続され、及び前記プラズマスイッチ手段は、前記
    物質及び電源手段に直列に接続されることを特徴とする
    請求項20記載のパルス変調器。
  23. 【請求項23】前記プラズマスイッチ手段は、前記コン
    デンサ手段のマイナスに充電された端部を周期的に前記
    物質に接続することを特徴とする請求項20記載のパル
    ス変調器。
  24. 【請求項24】前記プラズマスイッチ手段は、前記電源
    手段のマイナス端子に接続されるカソード、及び前記物
    質に直列に接続されるアノードを有する低温カソード交
    差磁界変調スイッチを具備することを特徴とする請求項
    23記載のパルス変調器。
  25. 【請求項25】前記プラズマスイッチ手段は、前記電源
    手段に並列に接続され、及び前記コンデンサ手段は前記
    物質及び前記プラズマスイッチ手段に直列に接続される
    ことを特徴とする請求項20記載のパルス変調器。
  26. 【請求項26】前記プラズマスイッチ手段は、前記コン
    デンサ手段のプラスに充電された端部と前記電源手段の
    マイナス端子の間に接続され、及び前記コンデンサ手段
    のマイナスに充電された端部は前記物質に接続されるこ
    とを特徴とする請求項25記載のパルス変調器。
  27. 【請求項27】前記プラズマスイッチ手段は、低温カソ
    ード、前記電源手段のマイナス端子に接続されるカソー
    ドを有する交差磁界変調スイッチ、及び前記コンデンサ
    手段のプラスに充電された端部に接続されるアノードを
    具備することを特徴とする請求項26記載のパルス変調
    器。
  28. 【請求項28】前記低温カソード交差磁界変調スイッチ
    のカソードは接地されることを特徴とする請求項27記
    載のパルス変調器。
  29. 【請求項29】前記電源手段のマイナス端子は接地され
    ることを特徴とする請求項28記載のパルス変調器。
  30. 【請求項30】前記コンデンサ手段と前記物質の間に接
    続され、前記物質に供給される電圧をステップアップす
    るためのパルストランス手段を更に具備することを特徴
    とする請求項20記載のパルス変調器。
  31. 【請求項31】前記物質と前記プラズマの間にアーク放
    電が切迫していることを検出するアーク検出器と、及び
    前記アーク検出器のアーク放電が切迫している状態の検
    出に応答して、前記プラズマスイッチ手段を制御して前
    記コンデンサ手段の前記物質への放電を終結させるアー
    ク抑制手段を更に具備することを特徴とする請求項20
    記載のイオン注入装置。
  32. 【請求項32】前記アーク検出手段は、前記コンデンサ
    手段から前記物質への電流が、前記切迫したアーク放電
    状態に対応する値以上になったことを検出する電流セン
    サ手段を具備することを特徴とする請求項31記載のイ
    オン注入装置。
  33. 【請求項33】前記プラズマスイッチ手段が閉じること
    により、前記コンデンサ手段は前記物質に対して放電さ
    れ、及び前記アーク抑制手段は、前記アーク放電が切迫
    している状態の検出に応答して、前記プラズマスイッチ
    手段を開けるように構成されることを特徴とする請求項
    31記載のイオン注入装置。
  34. 【請求項34】前記プラズマスイッチ手段は、低温カソ
    ード、交差磁界変調スイッチを具備することを特徴とす
    る請求項33記載のイオン注入装置。
  35. 【請求項35】前記電源手段、コンデンサ手段及びプラ
    ズマスイッチ手段は、前記電気パルスを前記物質に、マ
    イナス極性で供給し、前記パルス変調器は更に、第2の
    電位を発生する第2電源手段と、前記第2電源手段に接
    続されて充電される第2コンデンサ手段と、前記コンデ
    ンサ手段が周期的に前記物質に放電され、それにより第
    2電気パルスを前記物質に供給するための第2プラズマ
    スイッチ手段とを具備し、及び前記第2電源手段、第2
    コンデンサ手段及び第2プラズマスイッチ手段は前記第
    2電気パルスを前記物質にプラスの極性で供給するよう
    に構成されることを特徴とする請求項20記載のイオン
    注入装置。
  36. 【請求項36】前記第2電源手段、第2コンデンサ手段
    、及び第2プラズマスイッチ手段は、マイナスの極性を
    有する電気パルスに代わって、プラスの極性を有する電
    気パルスを前記物質に供給するように構成されることを
    特徴とする請求項35記載のイオン注入装置。
  37. 【請求項37】前記第1及び第2プラズマスイッチ手段
    は、第1及び第2低温カソード、交差磁界変調スイッチ
    を各々具備することを特徴とする請求項35記載のイオ
    ン注入装置。
  38. 【請求項38】前記第1及び第2プラズマスイッチ手段
    は各々、プラズマスイッチ、及び各プラズマスイッチの
    開閉時間を制御する制御手段を具備することを特徴とす
    る請求項35記載のイオン注入装置。
  39. 【請求項39】プラズマ源イオン注入装置内のプラズマ
    からイオンを注入するために、マイナス及びプラス極性
    の電気パルスを独立して物質に供給するバイポーラパル
    ス変調器において、マイナス電源手段と、前記マイナス
    の電源を前記物質に周期的に接続するために接続される
    第1プラズマスイッチ手段と、プラス電源手段と、及び
    前記マイナス電源手段が前記物質に接続されていないと
    き、前記物質にプラス電源を周期的に接続するために接
    続される第2プラズマスイッチ手段と、を具備すること
    を特徴とするバイポーラパルス変調器。
  40. 【請求項40】前記第1及び第2プラズマスイッチ手段
    は、低温カソード交差磁界変調スイッチを各々具備する
    ことを特徴とする請求項39記載のパルス変調器。
  41. 【請求項41】前記第1及び第2プラズマスイッチ手段
    は各々、プラズマスイッチ、及び各前記プラズマスイッ
    チの開閉時間を各々制御する制御手段と、を具備するこ
    とを特徴とする請求項39記載のパルス変調器。
  42. 【請求項42】前記マイナス及びプラスの電源手段は、
    各々第1及び第2コンデンサ手段を具備し、及び前記第
    1及び第2プラズマスイッチ手段が閉じることにより、
    前記第1及び第2コンデンサ手段は前記物質に対して各
    々放電されることを特徴とする請求項39記載のバイポ
    ーラパルス変調器。
  43. 【請求項43】前記第1プラズマスイッチ手段は、前記
    マイナス電源手段に接続されるカソードと前記物質に接
    続されるアノードを有する第1低温カソード交差磁界変
    調スイッチを具備し、前記第2プラズマスイッチ手段は
    、前記マイナス電源手段に接続されるカソードと前記物
    質に接続されるアノードを有する第2低温カソード交差
    磁界変調スイッチを具備することを特徴とする請求項3
    9記載のバイポーラパルス変調器。
  44. 【請求項44】前記マイナス及びプラス電源手段と、前
    記物質の間に接続されるパルストランス手段を更に有し
    、前記物質に供給されるプラス及びマイナスの電気パル
    スを各々ステップアップすることを特徴とする請求項3
    9記載のバイポーラパルス変調器。
  45. 【請求項45】前記物質と前記プラズマの間にアーク放
    電が切迫していることを検出するアーク検出器と、及び
    前記アーク検出器のアーク放電が切迫している状態の検
    出に応答して、前記第1及び第2プラズマスイッチ手段
    を制御して、前記マイナス及びプラスの電気パルスの前
    記物質への放電を終結させるアーク抑制手段を更に具備
    することを特徴とする請求項39記載のバイポーラパル
    ス変調器。
  46. 【請求項46】前記第1及び第2プラズマスイッチ手段
    を制御して、前記マイナス及びプラス電源手段を選択的
    に前記物質に接続する制御手段を更に具備することを特
    徴とする請求項39記載のバイポーラパルス変調器。
  47. 【請求項47】マイナス及びプラスの電気パルスを物質
    に独立して供給し、プラズマ源イオン注入装置内のプラ
    ズマからイオンを前記物質に注入するバイポーラパルス
    変調器において、マイナス電源手段と、前記マイナス電
    源手段を前記物質に周期的に接続するための第1スイッ
    チ手段と、プラス電源手段と、前記物質に前記マイナス
    電源手段が接続されていないとき、前記プラス電源手段
    を前記物質に接続するための第2スイッチ手段と、を具
    備することを特徴とするバイポーラパルス変調器。
  48. 【請求項48】前記第1及び第2スイッチ手段は、第1
    及び第2真空管スイッチを各々具備することを特徴とす
    る請求項47記載のバイポーラパルス変調器。
  49. 【請求項49】真空管スイッチと、及び前記真空管スイ
    ッチの開閉時間を各々制御する制御手段を更に具備する
    ことを特徴とする請求項47記載のバイポーラパルス変
    調器。
  50. 【請求項50】前記マイナス及びプラス電源手段は第1
    及び第2コンデンサ手段を各々具備し、及び前記第1及
    び第2スイッチ手段が閉じることにより、前記第1及び
    第2コンデンサ手段は各々前記物質に対して放電される
    ことを特徴とする請求項47記載のバイポーラパルス変
    調器。
  51. 【請求項51】前記第1スイッチ手段は、カソードが前
    記マイナス電圧源手段に接続され、アノードが前記物質
    に接続される第1真空管スイッチを具備し、及び前記第
    2スイッチ手段は、アノードが前記プラス電圧源手段に
    接続され、カソードが前記物質に接続される第2真空管
    スイッチ具備することを特徴とする請求項47記載のバ
    イポーラパルス変調器。
  52. 【請求項52】前記マイナス及びプラス電源手段と、前
    記物質の間に接続されるパルストランス手段を更に有し
    、前記物質に供給された前記マイナス及びプラス電気パ
    ルスをステップアップすることを特徴とする請求項47
    記載のバイポーラパルス変調器。
  53. 【請求項53】前記第1及び第2スイッチ手段を制御し
    て、前記マイナス及びプラスの電源手段を前記物質に接
    続する制御手段を更に具備することを特徴とする請求項
    47記載のバイポーラパルス変調器。
  54. 【請求項54】物質に電気パルスを供給して、プラズマ
    源イオン注入装置内のプラズマからイオンを前記物質に
    注入する方法であって、前記物質にプラス及びマイナス
    のパルスを選択的に供給するステップを有することを特
    徴とするイオン注入方法。
  55. 【請求項55】前記プラズマからのイオンが前記物質に
    注入されるように選択された波形を有するマイナスのパ
    ルスを供給するステップを更に含むことを特徴とする請
    求項54記載のイオン注入方法。
  56. 【請求項56】前記プラズマからのイオンが前記物質に
    注入されるように選択された波形を有するプラスのパル
    スを供給するステップを更に含むことを特徴とする請求
    項54記載のイオン注入方法。
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