JPH04280015A - 電磁式キースイッチ - Google Patents

電磁式キースイッチ

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JPH04280015A
JPH04280015A JP4199491A JP4199491A JPH04280015A JP H04280015 A JPH04280015 A JP H04280015A JP 4199491 A JP4199491 A JP 4199491A JP 4199491 A JP4199491 A JP 4199491A JP H04280015 A JPH04280015 A JP H04280015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
insertion hole
hole
magnet
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP4199491A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ueda
浩之 上田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式キャッシュレジ
スタ等の電子機器に用いられる電磁式キースイッチに関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば電子式キャッシュレジスタは、自
己に割当てられたキャッシャコードを入力したキャッシ
ャのみが登録操作できるが、そのキャッシャコードの入
力手段としては主にキーボードが用いられ、その入力方
法としては、宣言キーによりキャッシャコードの入力を
宣言した後、置数キーによりコードを置数する方法(逆
の場合もある)と、キャッシャコードがプリセットされ
たプリセットキーを用いる方法がある。前者の方法の場
合、コードの置数が面倒である上、置数を間違えても該
当するキャッシャコードが存在するならばその置数入力
が有効となり、操作性が悪い。一方、後者の方法は操作
性は優れているが、プリセットキーの数に制限があるた
めプリセットできるキャッシャコードは極く僅かである
。そこで、最近ではキャッシャコードの入力手段として
電磁式キースイッチを利用した電子式キャッシュレジス
タが考えられている。
【0003】図3は従来のこの種の電磁式キースイッチ
の要部構成図である。図中1はキーで、透過磁性材料か
らなる板状のキー本体1aと、このキー本体1aの一端
に一体成形される頭部1bとから構成される。2は上記
キー1のキー本体1aが挿入されるキー挿入孔で、この
キー挿入孔2の側部に前記キー本体1aの挿入方向に沿
って一列に4個のホール素子3−1,3−2,3−3,
3−4が配設されている。各ホール素子3−1,3−2
,3−3,3−4の出力信号はキー信号として電子式キ
ャッシュレジスタの制御部本体を構成するマイクロプロ
セッサに出力される。上記キー本体1aには、前記キー
挿入孔2に挿入したとき各ホール素子3−1〜3−4に
相対する各位置にそれぞれ磁石埋設部4−1,4−2,
4−3,4−4が形成されている。しかして、各磁石埋
設部4−1〜4−4のそれぞれについて磁石5を埋設す
るか否かによってキーの種類を設定するようになってい
る。この場合、15種類のキーを設定できることになる
【0004】図3の場合、各磁石埋設部4−1〜4−4
のうち磁石5は4−1と4−4に埋設されており、4−
2と4−3には埋設されていない。この場合、各ホール
素子3−1〜3−4のうち素子3−1と素子3−4が磁
石5の磁気によってオンとなり、素子3−2と素子3−
3はオフのままである。すなわち、図3のキー1をキー
挿入孔2に挿入することによってキャッシャコード[1
001]が入力されたことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うな従来の電磁式キースイッチにおいては、キー本体1
aに磁石5を選択的に埋設してキーの種類を設定してい
たので、1本のキー1には少なくとも1個の磁石5が必
要であった。このため、図3の電磁式キースイッチをキ
ャッシャコード入力手段として利用した場合、最大15
人のキャッシャのキャッシャコードを入力できるが、そ
の場合に15本のキーが必要となり、部品点数が増加し
てコストが高くなる問題があった。また、キー本体1a
に磁石5を埋設するためキーの加工が面倒である上、キ
ー本体1aの薄型化が困難である問題もあった。
【0006】そこで本発明は、キー本体に磁石を埋設す
ることなくキーの種類を設定することができ、多くのキ
ーを必要とする場合も部品点数を削減できてコストを低
減できるとともに、キーの加工が容易で、しかも薄型に
成形できる電磁式キースイッチを提供しようとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、非透過磁性材
料で形成されるキー本体と、このキー本体が挿入される
キー挿入孔と、このキー挿入孔の側部にキー本体の挿入
方向に沿って配設される複数の磁石と、キー挿入孔を挟
んで各磁石と対向する位置にそれぞれ配設されるホール
素子と、キー本体がキー挿入孔に正常に挿入されたこと
を検知する検知手段と、この検知手段によるキー挿入検
知出力に応動して各ホール素子の出力信号をキー信号と
して出力するキー信号出力手段とを備え、キー本体は、
キー挿入孔に正常に挿入したとき各磁石と各ホール素子
とに相対する各位置の少なくとも1か所に貫通孔を形成
したものである。
【0008】
【作用】このような構成の本発明であれば、貫通孔の形
成パターンによって種類が設定されたキーのキー本体を
キー挿入孔に挿入すると、貫通孔が形成された位置に相
対するホール素子は対向する磁石からの磁気によってオ
ンし、貫通孔が形成されない位置に相対するホール素子
はキー本体が非透過磁性材料で形成されているのでオフ
する。そして、キー本体がキー挿入孔に挿入されたこと
が検知手段によって検知されると、そのキー挿入検知出
力に応じて各ホール素子の出力信号がキー信号としてマ
イクロプロセッサ等に出力される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0010】図1は本実施例における電磁式キースイッ
チの要部構成図である。図中11はキーで、非透過磁性
材料からなる板状のキー本体11aと、このキー本体1
1aの一端に一体成形される頭部11bとから構成され
る。12は上記キー11のキー本体11aが挿入される
キー挿入孔で、このキー挿入孔12の側部に前記キー本
体11aの挿入方向に沿って一列に4個の磁石13−1
,13−2,13−3,13−4が配設されている。ま
た、キー挿入孔12を挟んで前記各磁石13−1〜13
−4と対向する位置にそれぞれホール素子14−1,1
4−2,14−3,14−4が配設されている。さらに
、キー挿入孔12の底部に前記キー本体11aがキー挿
入孔12の底部まで挿入されたときオンするリミットス
イッチ15が設けられている。
【0011】上記キー本体11aには、前記キー挿入孔
12の底部まで挿入したとき各磁石13−1〜13−4
と各ホール素子14−1〜14−4とに相対する各位置
にそれぞれ孔形成部16−1,16−2,16−3,1
6−4が設けられている。しかして、各孔形成部16−
1〜16−4のそれぞれについて断面が円形の貫通孔1
7を形成するか否かによってキーの種類を設定するよう
になっている。
【0012】キースイッチ検出回路18は、リミットス
イッチ15の出力信号がオフからオンに変化したことに
応動して各ホール素子14−1〜14−4の出力信号を
取込み、キー信号としてI/Oポート19に出力する。 上記I/Oポート19に出力されたキー信号はバスライ
ン20を介して該電子機器の制御部本体を構成するマイ
クプロセッサ21に読取られ、該プロセッサ21によっ
てキー信号に応じたプログラム制御が実行される。ここ
に、リミットスイッチ15はキー本体11aがキー挿入
孔12に正常に挿入されたことを検知する検知手段を構
成し、キースイッチ検出回路18はキー挿入検知出力に
応動して各ホール素子14−1〜14−4の出力信号を
キー信号として出力するキー信号出力手段を構成する。
【0013】図2は上記キースイッチ回路18の具体的
な回路構成図である。同図において22は各入力端子A
0 ,A1 ,A2 ,A3 に入力される“L”(ロ
ー)レベルの信号を“H”(ハイ)レベルの信号に変換
するバッファで、イネーブル端子Gへの入力信号が“L
”レベルのとき各出力端子Y0 ,Y1 ,Y2 ,Y
3 から変換後の“H”レベル信号を出力する。バッフ
ァ22の各入力端子A0 ,A1 ,A2 ,A3 は
前記I/Oポート19の出力ポート19aに接続されて
いる。各出力端子Y0 ,Y1 ,Y2 ,Y3 はそ
れぞれホール素子用IC(集積回路)23−1,23−
2,23−3,23−4を構成する無接点スイッチ24
−1〜24−4の電源端子vに接続されている。上記各
無接点スイッチ24−1〜24−4の出力端子oはそれ
ぞれ前記I/Oポート19の入力ポート19bに接続さ
れている。
【0014】各ホール素子用IC23−1〜23−4は
前記ホール素子14−1〜14−4と無接点スイッチ2
4−1〜24−4とをそれぞれ1つのパッケージにした
もので、電源端子vに“H”レベル信号が印加された状
態でホール素子14−1〜14−4に磁石が近付けられ
るとホール素子14−1〜14−4がオンして出力端子
oから“L”レベルの信号が出力されるようになってい
る。
【0015】このような構成の本実施例においては、キ
ー11のキー本体11aをキー挿入孔12に挿入しその
先端によりリミットスイッチ15をオンしたとき、キー
本体11aがキー挿入孔12に正常に挿入されたことに
なる。このとき、バッファ22の各出力端子Y0 〜Y
3 から“H”レベル信号が出力されて無接点スイッチ
24−1〜24−4の電源端子Vにそれぞれ印加され、
ホール素子14−1〜14−4のオン/オフ状態により
入力ポート19bへの入力信号が“L”または“H”レ
ベルとなる。
【0016】ここで今、図1に示すようにキー本体11
aの孔形成部16−1〜16−4のうち16−1と16
−4とに貫通孔17を形成したキー11をキー挿入孔1
2に正常に挿入したとすると、これら貫通孔17が形成
された孔形成部16−1,16−4に相対するホール素
子14−1,14−4が対向する磁石13−1,13−
4からの磁気によってオンする。これにより、無接点ス
イッチ24−1,24−4の出力端子oからそれぞれ“
L”レベル信号が出力される。これに対し、貫通孔17
が形成されない孔形成部16−2,16−3に相対する
ホール素子14−2,14−3は、対向する磁石13−
2,13−3からの磁気がキー本体11aを透過せずオ
フとなる。従って無接点スイッチ24−2,24−3の
出力端子oからは“L”レベル信号が出力されない。そ
の結果、入力ポート19bへの入力は、ホール素子用I
C23−1,23−4に対応した入力が“L”レベルと
なり、ホール素子用IC23−2,23−3に対応した
入力が“H”レベルとなる。かくして、上記入力ポート
19bへの入力がキースイッチのキー信号としてマイク
ロプロセッサ21に入力され、そのキー信号に該当する
制御が実行されることになる。
【0017】また、孔形成部16−1のみに貫通孔17
を形成したキー11をキー挿入孔12に正常に挿入した
場合にはホール素子14−1のみがオンし、無接点スイ
ッチ24−1の出力端子oだけから“L”レベル信号が
出力される。その結果、入力ポート19bへは、ホール
素子用IC23−1に対応した入力のみが“L”レベル
となり、その他の入力が“H”レベルとなる。かくして
、上記入力ポート19bへの入力がキースイッチのキー
信号としてマイクロプロセッサ21に入力され、そのキ
ー信号に該当する制御が実行されることになる。
【0018】このように、キー本体11aに設けられた
各孔形成部16−1〜16−4それぞれについて貫通孔
17を形成するか否かによってキー11の種類を設定で
きるようになる。この場合において、全ての孔形成部1
6−1〜16−4に1つも貫通孔17を形成しなくても
よい。また、キー本体11aがキー挿入孔12に正常に
挿入されたことを検知する検知手段としてリミットスイ
ッチ15を設け、このリミットスイッチ15のキー挿入
検知出力に応じて各ホール素子14−1〜14−4の出
力をキー信号として出力するようにしたので、全ての孔
形成部16−1〜16−4に貫通孔17を形成したキー
も使用できる。
【0019】従って本実施例によれば、キー本体11a
に設けられた各孔形成部16−1〜16−4に必要に応
じて貫通孔17を形成するだけの簡単な加工で所望のキ
ーを製造できる。また、キー挿入孔12の側部にキー本
体11aの挿入方向に沿って予め磁石13−1〜13−
4を配設しており、キー本体11aに磁石を埋設する必
要がないので、1つのキー挿入孔12に挿入されるキー
の種類が増えても磁石の数が増えることはない。よって
部品点数を削減できコストの低減をはかり得る。しかも
、キー本体11を非透過磁性材料からなる薄板で成形で
きるので、キー11及びキー挿入孔12の薄型化、ひい
ては小型化をはかり得る。その結果、例えば電子式キャ
ッシュレジスタのキャッシャコード入力手段として本実
施例の電磁式キースイッチを用いることにより多大な効
果を奏し得る。
【0020】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではない。例えば、前記実施例では検知手段としてリ
ミットスイッチ15を設けたがこれに限定されるもので
はなく、例えば投光器と受光器を底部近傍に対向配置し
てキー本体11aが正常に挿入されたときキー本体11
aの先端が投光器からの光をしゃ断することによって正
常に挿入されたことを検知するようにしてもよい。また
、前記実施例ではキー本体11aの孔形成部16−1〜
16−4に形成される貫通孔17の断面を円形としたが
、多角形であってもよい。さらに、前記実施例では磁石
13−1〜13−4とホール素子14−1〜14−4を
それぞれキー挿入孔12を挟んで一列に配設したが、必
ずしも一列に配設する必要はなく、例えば磁石とホール
素子とがキー挿入方向に沿って交互に配列されていても
よい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形実施可能であるのは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、キ
ー本体に磁石を埋設することなくキーの種類を設定する
ことができ、多くのキーを必要とする場合も部品点数を
削減できてコストを低減できるとともに、キーの加工が
容易で、しかも薄型に成形できる電磁式キースイッチを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例における要部構成図。
【図2】  同実施例のキースイッチ検出回路を具体的
に示す回路図。
【図3】  従来例の要部構成図。
【符号の説明】
1,11…キー、 1a,11a…キー本体、 2,12…キー挿入孔、 5,13−1〜13−4…磁石、 3−1〜3−4,14−1〜14−4…ホール素子、1
5…リミットスイッチ、 16−1〜16−4…孔形成部、 17…貫通孔、18…キースイッチ検出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  非透過磁性材料で形成されるキー本体
    と、このキー本体が挿入されるキー挿入孔と、このキー
    挿入孔の側部に前記キー本体の挿入方向に沿って配設さ
    れる複数の磁石と、前記キー挿入孔を挟んで前記各磁石
    と対向する位置にそれぞれ配設されるホール素子と、前
    記キー本体が前記キー挿入孔に正常に挿入されたことを
    検知する検知手段と、この検知手段によるキー挿入検知
    出力に応動して前記各ホール素子の出力信号をキー信号
    として出力するキー信号出力手段とを具備し、前記キー
    本体は、前記キー挿入孔に正常に挿入したとき各磁石と
    各ホール素子とに相対する各位置の少なくとも1か所に
    貫通孔を形成したことを特徴とする電磁式キースイッチ
JP4199491A 1991-03-07 1991-03-07 電磁式キースイッチ Pending JPH04280015A (ja)

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