JPH0427967Y2 - - Google Patents

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JPH0427967Y2
JPH0427967Y2 JP1987135700U JP13570087U JPH0427967Y2 JP H0427967 Y2 JPH0427967 Y2 JP H0427967Y2 JP 1987135700 U JP1987135700 U JP 1987135700U JP 13570087 U JP13570087 U JP 13570087U JP H0427967 Y2 JPH0427967 Y2 JP H0427967Y2
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JP
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pool
lifting means
container
running water
bathtub
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JP1987135700U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプール、更に詳しくは長さ10m、幅
5m以下とする所謂小型なプールに関するもので
ある。
〔技術背景〕
今日、水泳が全身運動に適し健康管理に最適で
あることを理由として、流水圧に抗して泳ぐ小型
の流水プールや単に遊泳を目的とした小型の一般
プールを備えた一般家庭が増えている。一般家庭
や個人邸では敷地面積及び家屋屋上の面積に限り
がある為、長さ10m、幅5m以下とする小型なプ
ールの需要が多い。
ところで、我国でも欧米諸国の生活習慣の影響
を受けてアイランド型浴槽の需要も増加してきて
いる。このアイランド型浴槽は、通常身体を迅速
に洗浄する浴感を主目的とする洋風浴槽が基本構
造になつているが、我国の入浴習慣に馴染まず使
用勝手が悪いばかりでなく、住宅における居住空
間等の狭い我国では設置するスペースの確保が困
難であつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、洗い場を必要とする我
国の入浴習慣に馴染むアイランド型浴槽に可変す
る便利なプールを提供することにある。
〔技術的手段〕
上記目的を達成するために講じた技術的手段
は、小型のプール形状に形成された容体の底壁部
に主持上手段を設け、該主持上手段で、上記容体
内に配設したプール底を昇降動可能としたプール
であつて、前記プール底を上面を開放した断面箱
型の容器形状に形成し、該プール底の中途部に同
プール底の相対する縁壁部部分を除いて所望幅寸
法の開設部を開設し、該開設部を防水性を有する
伸縮被膜で被塞すると共に、前記伸縮被膜に対向
する前記容体の底壁部部分に設けた副持上手段と
その副持上手段に一体的に連結され同副持上手段
の作用で上下動するブロツク体とで前記伸縮被膜
を膨突可能に形成したことを要旨とする。
〔作用〕
上記技術的手段によれば、下記の作用を奏す
る。
・ 副持上手段を介して持ち上げられるブロツク
体で、防水性の伸縮被膜がプール底とは別個に
同プール底の縁壁部上端域まで持ち上げらて、
プール底と容体とで囲繞される空間を一半部の
浴槽と他半部の洗い場とに区割りする仕切壁
を、膨突形成する。
・ 仕切壁の中芯を伸縮被膜を膨突形成するブロ
ツク体が兼務する。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、プール底を浴槽の深さ
程度まで持ち上げる主持上手段とは別に、プール
底の中途部に被塞されている伸縮被膜を、ブロツ
ク体及びそのブロツク体を持ち上げる副持上手段
で持ち上げて、2つの凹部(浴槽と洗い場)に間
仕切る仕切壁を形成することができるようにして
いるから、洗い場を必要とする我国の入浴習慣に
馴染んだアイランド型浴槽に可変する。
従つて洗浄と沐浴ならびに遊泳とが利用者の好
みに応じて楽しめ、居住空間や敷地面積が狭い我
国にとつて最適なプールを提供することができ
る。
しかも、伸縮被膜は、ブロツク体で持ち上げら
れるようにして、ブロツク体が浴槽と洗い場との
仕切壁に剛性を持たせるようにしているため、仕
切壁撓み変形による入浴者の転倒を未然に防止
し、安全なアイランド型浴槽を構成できる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図中Aは小型な流水プールである。この流水プ
ールAは全長4m、全幅2m、深さ1.5〜1.6m程度
とする小型のプール形状に形成された容体1の底
1′に、主持上手段2を介してプール底3が昇降
動自在に設けられ、且つ容体1において正対する
短辺側の側壁部1″の高い部分に、循環流の流水
吸引口4と流水吹出口5とを開口し、この流水吸
引口4と流水吹出口5とを水流発生装置Bである
循環用ポンプモータb1′を有する水流発生用循
環パイプb1で接続している。尚、符号19,2
0はヘアーキヤツチヤー、ろ過タンクである。
容体1はFRP等の単位板相互を接続して形成
するか或はFRP等の一体成形品で、槽部形状を
呈してなり、側壁部1″の上端縁に上縁面1aを
水平状に延設することによつて形成してある。
主持上手段2はエアーシリンダー等であり、前
記容体1の底壁部1′に多数個配備し、ピストン
部分をプール底3に取付け、接続される圧搾空気
送風装置6からシリンダー筒内に圧搾空気を圧送
することによつてプール底3を上昇せしめ、シリ
ンダー筒内に他方の入口から圧搾空気を圧送する
ことによつてプール底3を下降させてプール底3
を定位置に戻す役目をもつている。
本実施例ではプール底3は前記容体1の底壁部
1′の面積よりも僅かに小さな面積を有する断面
箱型の容器形状に形成され、底部3aとその底部
3a周縁から立ち上げ形成され且つ上端に水平状
の上縁面となる縁壁部3b′を外側へ向けて折曲し
た周壁部3bとで形成され、その周壁部3bにお
いて縁壁部3b′に、容体1の側壁部1″内面に圧
接することによつて同側壁部1″との間を水密状
とする気胴部7を周設している。
また、このプール底3は、その中間部に相対す
る縁壁部3b′,3b′部分を除いて所望幅寸法の開
設部8を開設し、該開設部8に伸縮自在な可撓性
を有する合成樹脂膜やゴム膜等からなる防水性の
伸縮被膜9を被塞すると共に、伸縮被膜9を境と
するプール底3一半部の壁部分に、気泡流噴出部
10と吸込み口11とを各々設け、該気泡流噴出
部10と吸込み口11とを強制循環用ポンプモー
タ12aを有する循環パイプ12で接続してい
る。
また符号13は給湯装置である給湯機であり、
上記プール底3の一半部の壁部分に連絡してあ
る。
上記伸縮被膜9は、ブロツク体14とそのブロ
ツク体14に一体的に連結され同ブロツク体14
を持ち上げるエアーシリンダー等の副持上手段1
5とで前記するプール底3用の主持上手段2とは
別個に持ち上げられるようにしてある。
ブロツク体14は、前記開設部8を被塞する伸
縮被膜9を全域を同一高さレベルまで持ち上げる
ことができる外観形状、詳細には開設部8の開設
面積と同等の上面部を有する直方体形状に形成し
てある。
この伸縮被膜9用の副持上手段15は前記する
主持上手段2と同様に圧搾空気送風装置6に接続
する。
気胴部7は圧搾空気送風装置6と、吸引装置1
6とに接続され、圧搾空気送風装置6からの圧搾
空気の圧送によつて膨張して容体1の側壁部1″
に圧接してプール底3と同側壁部1″との間を水
密状に保持し、吸引装置16で内部の圧搾空気を
吸引することによつて同側壁部1″への圧接を解
き、前記主持上手段2によるプール底3の昇降動
を円滑ならしめるようになつている。
また、循環パイプ12及び給湯機13への接続
管及び前記伸縮被膜9を境とするプール底3両半
部各々に設けた排水管17,18はフレキシブル
になつており、プール底3の昇降動に対応して伸
縮する。
主持上手段2、副持上手段15の上昇、下降、
気胴部7の膨張,収縮、2つの強制循環用ポンプ
モータb1′,12の作動、停止、流水プールA
内への温水給湯及びその停止は前記電子制御部C
に連係するスイツチ101群を操作パネル100
に一括して配備し、そのスイツチ101のタツチ
行為によつて各装置が電子制御されるようになつ
ている。
また、気泡流噴出部10は、循環パイプ12の
先端に絞り部12a′を形成し、この絞り部12
a′下流側に空気導入管12a″を連通状に接続し、
循環流の噴出力によつて自動的に外気を吸引し、
気泡流として噴射させる周知のものである。
次に、本実施例における小型の流水プールAの
作用を説明する。
通常、プール底3は下降限にあり、気胴部7が
膨張して容体1の側壁部1″との間を水密状に保
持している。この状態で、給湯機13から流水プ
ールA内へ自動給湯し、満水位になつた状態で給
湯をストツプし、強制循環用ポンプモータb1′
を作動させ、泳ぐ方向と逆方向に流れを発生さ
せ、流水プールAを構成する(第1図、第2図)。
一方、内部貯水を排水管17,18から排水し
た後、気胴部7を収縮させて主持上手段2の機能
でプール底3を所望高さまで上昇させると共に、
再度気胴部7を膨張させて、このプール底3と容
体1の側壁部1″とで凹部Cを形成する。次に、
副押上手段15の機能でブロツク体14を持ち上
げて仕切壁21を膨突形成し、その凹部Cを浴槽
c1と洗い場c2とに区割りする(第1図、第2
図の二点鎖線)。
この状態で給湯機13から流水プールAの浴槽
c1内に自動給湯し、満水位になつた状態で給湯
をストツプし、強制循環用ポンプーモータ12a
を作動させ、気泡流噴出部10から気泡流を噴射
させて、浴槽c1を気泡浴槽とし、洗い場c2で
の洗体を可能とするアイランド型浴槽に可変す
る。
尚、本考案は、単に遊泳を目的とした小型な一
般型プールも対象としている。この一般型プール
の場合には、流水を生成するに必要な手段(水流
発生装置、流水吹出口、流水吸込口等)を付設す
る必要はない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案プールの実施例を示し、第1図は
流水プールの縦断正面図。第2図は2−2断面
図。第3図は3−3断面図で流水プールの循環ラ
インを示している。第4図は4−4断面図で一部
切欠し、圧搾空気の供給ライン及び吸引ラインを
示している。第5図は5−5断面図で、浴槽への
給湯ライン及び気泡発生部分の循環ラインを示し
ている。第6図は、気泡発生部分の拡大断面図。
第7図は、気胴部の拡大断面図である。 尚図中、A……流水プール、1……容体、1′
……容体の底壁部、3……プール底、1″……容
体の側壁部、4……流水吸引口、5……流水吹出
口、14……ブロツク体、B……水流発生装置、
3b′……プール底の縁壁部、2……主持上手段、
9……伸縮被膜、13……給湯装置、8……開設
部、c1……浴槽、c2……洗い場、15……副
持上手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小型のプール形状に形成された容体の底壁部に
    主持上手段を設け、該主持上手段で、上記容体内
    に配設したプール底を昇降動可能としたプールで
    あつて、前記プール底を上面を開放した断面箱型
    の容器形状に形成し、該プール底の中途部に同プ
    ール底の相対する縁壁部部分を除いて所望幅寸法
    の開設部を開設し、該開設部を防水性を有する伸
    縮被膜で被塞すると共に、前記伸縮被膜に対向す
    る前記容体の底壁部部分に設けた副持上手段とそ
    の副持上手段に一体的に連結され同副持上手段の
    作用で上下動するブロツク体とで前記伸縮被膜を
    膨突可能に形成したことを特徴とするプール。
JP1987135700U 1987-09-04 1987-09-04 Expired JPH0427967Y2 (ja)

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JPS6441559U JPS6441559U (ja) 1989-03-13
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62112868A (ja) * 1985-11-11 1987-05-23 新村 正照 プ−ルの床面昇降支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49117510U (ja) * 1973-02-01 1974-10-08

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