JPH04279376A - 印刷媒体用加圧装置 - Google Patents

印刷媒体用加圧装置

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JPH04279376A
JPH04279376A JP25044991A JP25044991A JPH04279376A JP H04279376 A JPH04279376 A JP H04279376A JP 25044991 A JP25044991 A JP 25044991A JP 25044991 A JP25044991 A JP 25044991A JP H04279376 A JPH04279376 A JP H04279376A
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JP
Japan
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pressure
media
printing
ink
medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP25044991A
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English (en)
Inventor
Deii Raizu Jieemusu
ジェームス・ディー・ライズ
Pii Hofuman Erudon
エルドン・ピー・ホフマン
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Tektronix Japan Ltd
Original Assignee
Sony Tektronix Corp
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2092Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using pressure only
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2227/00Photographic printing apparatus
    • G03B2227/32Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
    • G03B2227/325Microcapsule copiers

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像が形成されたシート
状材料にローラにより圧力を加える印刷媒体用加圧装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】像を定着又は現像しようとするシート状
媒体を、1対のローラにより形成された高圧力挟み部(
ニップ)に通すことは周知である。通常、ローラの軸受
けされた端部には、ローラの軸に直角な方向即ち挟み部
を形成するために2つのローラを共に偏倚させる方向に
与えられた力で負荷が加えられている。この様に負荷を
加えると、負荷が加わったローラに曲げモーメントが生
じる。曲げモーメントは、ローラを中央で偏向させ即ち
折曲げ、挟み部の中央で定着又は現像圧力が減少し又は
最低になる。ローラの中央部のこの偏向は、シート状媒
体を挟み部に挿入するときに増加する。その結果、媒体
へのトナー及びインクの定着が不均一になる。そこで、
挟み部の中央で適切な圧力を与えるためには、トナーを
定着させるのに必要な圧力より大きい圧力を挟み部の端
部に加える必要がある。
【0003】この2ローラ・システムは、通常、端部に
極めて大きい負荷を必要とする。例えば、2つのローラ
が接触する直線に沿った所望の直線負荷は100ポンド
/インチ(17.87kg/cm)であると仮定する。 この場合、長さ10インチ(25.4cm)のローラで
は、1000ポンド(454kg)の力を加える必要が
ある。したがって、これらのローラ用の構造上の支持部
材は、極めて大きい力に耐えなければならないので、比
較的に重く、大きくする必要がある。また、このシステ
ムは、処理する媒体の幅に等しいか又は媒体の幅を超え
る長さのローラを使用する。長いローラを使用すると、
装置全体が大型化し、装置の重量が増加するという問題
がある。
【0004】また、従来、1対のローラが斜めにされた
、即ち長手方向の軸が互いに平行状態からずれて支持さ
れ、融解ローラの偏向を補償する装置がある。ローラを
斜めにすることにより、ローラが負荷により偏向するに
つれて、ローラの端部が互いに巻き付き、挟み部に沿っ
た圧力が均一になる。しかし、ローラを斜めにすると、
媒体が移動する進路に直角な方向で媒体に働く力が生じ
る。これらの横方向の力により、挟み部を通過する間に
媒体に折り目が付いたり、しわが寄り易い。更に、この
様な装置は、通常、圧力定着するための直線負荷値は1
つに制限される。例えば、負荷が大きくなると、ローラ
の偏向が大きくなり、挟み部に沿った不均一性を防止す
るために、更に大きなずらし角度が必要となる。
【0005】定着ローラの端部に力を加えることよりロ
ーラが偏向するという問題を解決しようとする手段がこ
れまでにも提案された。定着ローラの直径を大きくする
と、偏向を除去することはできないが、減少させること
ができる。しかし、直径の大きな定着ローラを使用する
と、装置の重量、大きさ、原価が増加する。圧力定着及
び現像ローラと圧力接触するバックアップ・ローラは、
圧力定着ローラを共に挟み部に沿って押しつけるために
使用される。しかし、この様なバックアップ・ローラ・
システムは、バックアップ・ローラのための余分の空間
を必要とし、通常の2ローラ・システムに比較して、構
成要素が余分に必要となる。
【0006】従来、提案されている他の方法は、負荷に
よる偏向を補償するために、中央で表面が凸状になった
ローラを使用することである。しかし、表面を凸状にし
たローラは、その端部よりも中央部の方が表面速度が速
くなる。表面速度の違いは、媒体にしわを寄らせるよう
に働き、処理する印刷媒体の種類が制限される。
【0007】具体的な従来例として、ジオージニによる
米国特許第4363862号は、シート状媒体上にトナ
ー粉の像を定着させる装置を開示している。このジオー
ジニの発明では、非たわみ性の圧力ローラ及びたわみ性
バックアップ・ローラは、ずらされた長軸により支持さ
れる。圧力ローラは、クロムの様な外側層、不均一な大
きさの複数のドーム状突起を含む不規則な表面を有する
鋼である。バックアップ・ローラは、中央コア上にたわ
み性の被覆体を有すると記載されている。この様な被覆
体としては、有機重合体物質が適しており、特にナイロ
ン6/6、ガラス充填ナイロン、硬質ゴム及びアセター
ル樹脂が適している。
【0008】べりーによる米国特許第4768050号
は、感光性マイクロカプセルをローラにより破裂させて
像を形成する「ミード(Mead)」像処理と共に使用
する1対の圧力ローラを開示している。中央軸と共に空
洞シェルを有するローラが示されている。
【0009】ホーガンによる米国特許第4356764
号は、各々が中央コア及び外側空洞シェルを有する1対
のローラを開示している。圧力転送ローラは、個々のコ
ア上でシェルを支持する。
【0010】印刷媒体上で熱融解インクを融解又は拡散
させるために圧力定着ローラを使用することは知られて
いる。ガーステンマイヤーによる米国特許第47454
20号は、この形式の装置の例である。他の例としては
、テクトロニクス社が所有するチターリングトンによる
米国特許第4889761号がある。ローラを含む従来
の像定着装置の他の例は、ストウェルによる米国特許第
3293059号、ファンツッゾによる米国特許第35
66076号及びムラナカによる米国特許第45689
49号に開示されている。
【0011】多くの細長いロール型の圧力定着及び現像
装置が知られているが、媒体上に熱融解又は相変化イン
クにより決められる像を含むシート状媒体に像を定着又
は現像するための改良された機構が必要である。
【0012】したがって、本発明の目的は、固体化した
熱融解インクの粒が存在するインク印刷媒体に圧力を加
える改良した印刷媒体加圧装置の提供にある。
【0013】本発明の他の目的は、広範囲に厚さ及び幅
が異なる印刷媒体をしわを寄らせることなく処理できる
印刷媒体加圧装置の提供にある。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、印刷
媒体上で像形成材料を融解又は定着するための改良され
た印刷媒体用加圧装置である。像形成材料は、媒体上に
像を形成するためのどの様な材料でもよく、圧力を供給
することにより媒体上に像を定着、融解又は現像する。 像形成液体のマイクロカプセル、相変化インク及び像形
成粉は、幾つかの特定の例がある。この様に、ミード処
理を含む種々の像形成及び処理に対して応用できる。一
般に、少なくとも1つの比較的に狭い幅の加圧は、印刷
媒体及加圧器が相対的に移動する際に、印刷媒体に圧力
を加える加圧面を有する。加圧器は、1インチ(2.5
4cm)以下の幅を有する1つ又は複数の圧力回転盤で
ある。
【0015】プリンタのインクジェット印刷ヘッドは、
印刷中に印刷媒体に対して移動する形式のものである。 加圧器取り付け部は、インクジェット印刷ヘッドに結合
され、加圧面を有する加圧器を支持する。加圧器は、そ
の加圧面が印刷媒体に被着されたインク・ドットに接触
するように取り付け部材により支持され、インクジェッ
ト印刷ヘッドと共に移動して、被着されたインク・ドッ
トに圧力を加える。媒体に対して加圧器を移動し、媒体
に被着された複数のインク・ドットに圧力を加えるので
あれば、加圧器はインクジェット印刷ヘッド以外の機構
で支持してもよい。また、複数の位置固定加圧器を、媒
体シート加圧器を通過する度に、印刷媒体シート全体に
集合的に圧力を加えるように位置を重ね合わせて配置し
てもよい。加圧器は、支持部材に回転可能に取り付けら
れた回転盤を含み、回転盤の加圧面は、被着されたイン
ク・ドットに圧力を加えるためにこれらのインク・ドッ
トと対向するように配置される。ある実施例では、媒体
の進行方向に対して斜め方向で、媒体上で往復するよう
に圧力回転盤を取り付ける。
【0016】本発明の特定の実施例では、回転盤は印刷
媒体の幅よりも十分に狭い幅の加圧面を有する。特に、
加圧面は、通常は約1インチ以下であり、約1/4イン
チ以下が好適である。加圧面は、加圧面の端部よりも内
側の位置で圧力が大きくなるように構成されている。
【0017】本発明の他の構成として、圧力回転盤が印
刷媒体に対して移動し、処理される印刷媒体の各部分を
回転盤が重複して通過させてもよい。
【0018】本発明の更に他の構成として、複数の圧力
回転盤を使用して、印刷媒体圧力を加えてもよい。
【0019】
【実施例】本発明は、像を定着させるために処理するシ
ート状材料に、加圧面を有する加圧器により高圧力を加
える印刷用加圧装置である。媒体上へのトナー粉の定着
、複数の感光性マイクロカプセルを含む1枚又は複数枚
のシートをローラ間に通すことでマイクロカプセルを破
裂させる「ミード」処理アプリケーション、及び圧力を
使用して像を媒体上で定着、溶解又は現像させる他のア
プリケーションに適用可能である。特に、本発明は、媒
体上で固形化した熱融解インクにより形成される像を定
着させることに適している。これらの場合、特にカラー
・アプリケーションでは、通常、インクの単一層及び多
重層が媒体上に同時に存在する。高品質像を形成するに
は、インク粒の複数の多重層を含む媒体上の領域及び複
数の単一層を含む領域に略均一な圧力を加えることが望
ましい。本発明は、この様な環境の下でも、固形化した
相変化インク粒を良好に定着させる。便宜上且つ像定着
又は現像装置への本発明の広い適用性を制限することな
く、インク媒体上で固形化された熱融解インク粒を定着
する際の装置の使用に関し説明する。
【0020】図1は、印刷媒体上に相変化インクを噴出
するためのインクジェット・プリンタに使用した本発明
の印刷媒体用加圧装置を示す側面図である。プリンタは
、インク貯蔵器16及びこのインク貯蔵器に取り付けら
れてインクが供給されるインクジェット印刷ヘッド14
を含む。インクジェット印刷ヘッド14は、インク滴噴
出オリフィス(図示せず)を含み、このオリフィスから
はインク滴が、インク滴受け取り印刷媒体22のシート
に向かって噴出される。図1に示す例では、媒体22は
、従来の媒体ドラム24上に支持され、ドラムは矢印2
6の方向に回転し、インクジェット印刷ヘッド14に対
して第1方向に媒体を進める。従来の方法で、インクジ
ェット印刷ヘッド14と、このインクジェット印刷ヘッ
ド14を直接に支持するのであれば、貯蔵器16とは、
印刷媒体の表面を往復運動するように取り付けられる。 この往復運動は、ドラム24による媒体22の前進方向
に対して斜めの方向及び直角な方向で行う。
【0021】インクジェット印刷ヘッド14は、どの型
のものでもよく、関連するトランスデューサへの電圧の
供給に応答してのみインク滴を噴出するドロップ・オン
・デマンド方式であってもよい。インクジェット14は
、連続式で、媒体22に向うインク滴の放出を加速する
ための空気補助装置を備えてもよい。好適なインクジェ
ット印刷ヘッドは、リーその他による米国特許第472
7378号に記載されている。熱融解即ち相変化インク
の場合、固体化したインクは、インクジェット印刷ヘッ
ドから噴出されるときに液体状態に成るように、加熱さ
れる。ターゲット即ち媒体22に被着した後のインク粒
即ちインク・ドット30、32及び34を図1に示す。 媒体上の他のドットと同様に、熱融解インクであるドッ
ト30、32及び34は、媒体上で液体から固体へ相転
移する。ドットは、媒体表面から幾分突出する。図1で
は、ドットの突出が誇張して図示されている。トランス
ペアレンシの様な特殊な媒体は、それに衝突するインク
滴が浸透しない。その結果、この様な媒体に関しては、
インク・ドットは、通常の紙の様な多孔質の場合よりも
、媒体から突出する程度が大きい。
【0022】インクジェット印刷の減法混色方式では、
等和色(赤、緑及び青)は、2原色のインク滴を互いの
上に噴出することにより得られる。この結果、相変化イ
ンクジェットの場合、異なる厚さのインクで覆われた領
域が生じる。媒体のこの領域は、単一のインク層を含む
媒体内の領域と対照して目立ってしまう。いずれの圧力
融解又は定着用途でも、媒体上に存在するインク層の厚
さが異なっても、インクに十分な圧力を供給することが
望ましい。本発明は、この十分な圧力の供給を行うもの
である。
【0023】図1で、インクを含む媒体22は、圧力融
解又は定着構体40に向かう矢印26の方向に進められ
る。通常、構体40は、媒体上のインク・ドットに圧力
を供給し、平坦にし広げる。図1に示す加圧構体40の
例では、支持部材42には、圧力回転盤44が回転可能
に取り付けられる。支持部材42は、回転盤44の外側
加圧面46が印刷媒体に押しつけられ、媒体上のインク
・ドットに圧力を加えることができるように回転盤44
を位置決めする。図1に示す本発明の実施例において、
支持部材42は、印刷ヘッド支持構体、この場合ではイ
ンク貯蔵器16に結合され、印刷動作の間に印刷ヘッド
14及びインク貯蔵器16が往復運動するのと共に、印
刷媒体の端から端へ横断する方向に移動する。よって、
回転盤44は、通常、印刷媒体に対して横方向に移動し
、媒体を繰り返し横断する。
【0024】圧力回転盤44は、通常は、印刷媒体の各
部分を通常は2〜4回である複数回重なって通行するよ
うに大きさが決められる。この大きさは、印刷するため
に印刷されていない媒体を露出させるように、印刷ヘッ
ドに対して媒体が移動する速度にも依存する。図1にお
いて、印刷媒体支持体であるドラム24は、媒体22が
圧力回転盤44と接する位置に媒体を支持する。例えば
、圧力回転盤44は、印刷媒体がドラム24の表面を離
れ、ドラム表面以外の面により支持された後で印刷媒体
に接するように支持してもよい。更に他の方法として、
回転盤44を印刷媒体の裏面と接触するように配置し、
圧力回転盤44と接触する印刷媒体の面の反対側の印刷
媒体のインクを含む面で支持面にインク・ドットを押し
つけてもよい。
【0025】圧力回転盤44は、通常、かなり小さい。 例えば、回転盤44の直径は3インチ(7.62cm)
よりも小さく、通常は、1インチ(2.54cm)より
小さい。更に、回転盤44の幅、即ち加圧面46の幅は
、1インチよりも狭く、通常は1/2インチ(1.27
cm)より小さく、特定の好適な例では1/4インチ(
0.635cm)である。圧力回転盤の幅の下限は決ま
っていないが、幅が狭いほど、1つの圧力回転盤で1枚
の媒体を処理するために、印刷媒体を横断する回数を増
加させる必要がまる。したがって、幅1/16〜1/8
インチ(0.16〜0.32cm)が、殆どの用途にお
いての実際上の下限である。しかし、幅が少なくとも1
/4インチある回転盤44を使用した場合、被着された
熱融解インク・ドット上を回転盤44が何度も通過して
、印刷媒体からインク・ドットが除去されおそれがある
。圧力回転盤44は、いずれの適切な材料でもよいが、
通常は、クロムめっきされたステンレスの様な剛性材料
、又はデュポン社からデルリンの商標で販売されている
プラスチック材料でよい。必要ではないが、回転盤46
は、好適には十分に剛性のある材料が好適である。
【0026】ある特定例で、所望の直線負荷が、100
ポンド/インチ(17.87kg/cm)であると仮定
する。幅1/4インチの加圧面46を有する回転盤44
を使用すると、回転盤及び印刷媒体が互いに接触する直
線の長さは、1/4インチである。この場合は、25ポ
ンド(11.35kg)の負荷力が生じる。所望の直線
負荷を得るために必要な負荷力が比較的に低ければ、簡
単で軽量の支持部材42を使用して、加圧器を支持して
もよい。
【0027】図2は、圧力回転盤44を取り付けるため
の一実施例を示す。図2に示す様に、支持部材42は、
1対の離間された直立突縁(フランジ)52を有する取
り付け基部50を含む。1対の突縁52は、圧力回転盤
受け入れ凹部を形成し、その間に圧力回転盤44を配置
する。軸ピン54は、回転盤44を突縁52に回転可能
に取り付け、それにより回転盤44を取り付け基部50
に取り付ける。基部50には、負荷ばね58を配置する
ばね受け穴56が形成されている。負荷を調節するため
に、更に強い又は弱いばねをばね58として使用する。 更に、ねじ(図示せず)の様な機構を使用して、穴56
の長さを調節して、ばねの予負荷を調節することができ
る。基部50及び取り付けられた回転盤構体は、インク
貯蔵器16に取り付けられた基部受け入れ部材62内に
ゆるく保持される。図示した例では、受け入れ部材62
は複数の直立突縁を有し、その一方はかぎ部64の様な
留め部を有し、かぎ部64は基部50の肩部即ち棚部6
6に係合し、基部50を受け入れ部材62内に保持する
。受け入れ部材62の壁部即ち受け入れ部は、基部50
を受け入れ部に挿入できるように十分に離れて広げられ
る。図2では分かりにくいが、基部50の高さ(基部の
肩部から底部まで)は、かぎ部64の下側から受け入れ
部材62の基部までの距離よりも小さい。したがって、
受け入れ部材62内で、基部50は制限された範囲で滑
動できる。その結果、圧力回転盤44は、ドラム24へ
向かって進んだり、後退したりして、種々の厚さの印刷
媒体に適応できる。ばね58は、かぎ部64に対して基
部50の肩部66を偏倚させる。
【0028】図6は、基板上の圧力回転盤44及び印刷
媒体22が接触する直線の全域の直線圧力Pを示す。図
6のAに示す様に、圧力回転盤44Aの断面は矩形であ
る。回転盤44aを略平坦な背面基板24A上の印刷媒
体に押しつけるとき、生じた直線圧力分布は曲線70a
で表される。図6のAから分かるように、圧力は回転盤
44aの中心部よりも端部のほうがわずかに大きいが、
回転盤の幅の主な部分では略均一である。図6のBでは
、回転盤44bは、図示する様に湾曲外側面を有する。 平坦背面基板24bにより支持された印刷媒体に押し付
けられると、媒体に回転体が接触する直線に沿って生じ
た圧力分布は、曲線70bで表される。図6のBでは、
図6のAと異なり、圧力は、回転盤44bの中心の主な
部分から回転盤の各端部に向かって徐々に低下する。図
6のCは、断面が略矩形の回転盤44cを、湾曲ドラム
型背面基板24Cに押しつけたときの圧力分布を曲線7
0cで表す。70cに示す様に、生じた圧力分布は、7
0a及び70bで示す圧力分布の中間に相当する。通常
、圧力回転盤、背面基板又はその両方は、圧力分布を調
節するために形状及び構成が異なってもよく、特に、図
6のCに示す様な分布が良好である。この構成で、媒体
から突出したドットに最初に押し当てられる回転盤の端
部が加える圧力は、回転盤の中心主要部が加える圧力よ
りも小さい。印刷媒体の部分を回転盤が部分的に重なっ
て横断するので、被着されたインク上に印刷回転盤が残
す圧痕により生じる像の縞又は帯は、目立たない。更に
、相変化インクで印刷した媒体の各領域には、像の定着
又は融解を行うために、十分な圧力が加えられる。印刷
回転盤44は、媒体を横切る一方向でのみ圧力を加える
ように支持してもよい。しかし、回転盤が媒体の表面を
横切る両方向で移動する度に圧力を供給する2方向加圧
が、好適である。この様に、全体の像は、本発明の加圧
回転盤で処理され、像を横切る回転盤の個々の通行によ
る目に見える圧痕が媒体上に残ることはない。
【0029】図3は、図1に示す本発明の装置の動作を
説明するためのグラフ図である。即ち、図3は、図6の
Cの曲線70cに類似した圧力分布曲線70dを示す。 印刷媒体22の部分76が、圧力回転盤44と最初に接
触するので、比較的低い直線圧力が、図3の位置76で
示す様に、最初に加えられる。印刷媒体22は、一度に
1ステップだけ進められるので、媒体22を横切る回転
盤44の76’で示す次の通行では、更に大きい直線圧
力が、印刷媒体に加えられる。同様に、回転盤の76’
’で示す次の通行の間は、比較的高い圧力が加えられる
。最後に、回転盤の76’’’で示す通行の間は、圧力
は減少する。単一通行の回転盤配列を使用してもよいが
、複数通行方法を使用したほうが、像を均一に処理でき
る。
【0030】図1を再び参照すると、圧力回転盤44は
、媒体が進む方向に平行であると共に印刷ヘッド14の
往復方向に直角な軸の周りを回転するように取り付けら
れている。この様に、印刷回転盤44は、定着又は融解
作用の間、印刷媒体にしわを寄らせることなく、印刷媒
体の表面を自由に回転する。当然のこととして、回転盤
の他の方向付けも可能である。例えば、各々を別個に取
り付けた複数の回転盤を設け、回転盤が印刷媒体の進む
方向に略直角な軸の周りを回転するように方向付けても
よい。これらの複数の回転盤は、回転盤の加圧面が媒体
と接触する固定位置で支持され、この位置では、全ての
回転盤は印刷媒体のシート全体を処理するために、部分
的に重なり合うように位置決めされている。図7は、複
数の回転盤の配列を示す。図7に示す4個の回転盤44
、44’、44’’及び44’’’は、図1に示す回転
盤44の回転軸と同様に方向付けられた軸の周りを回転
するように取り付ける。更に複数の回転盤をインクジェ
ット印刷ヘッドの往復部分に取り付けてもよく、又は、
他の方法で印刷媒体面を移動するようにしてもよい。
【0031】図4では、印刷媒体22は、平面基板即ち
平板80により支持される。複数のインク・ドット29
〜35は、印刷媒体上に被着されている。図4の例では
、加圧器40は、インクジェット印刷ヘッド14から離
れた位置に示されている。例えば、加圧器40は、支持
部材82により支持される。支持部材82は、印刷媒体
の表面で加圧回転盤44を移動させるための印刷ヘッド
14用往復運動機構と独立して動作可能な機構を有する
。他の方法では、図4内の点線で示す棒状部84により
、支持部材82を印刷ヘッド又は印刷ヘッド往復運動機
構と結合させ、印刷ヘッドが移動する度に、加圧器を移
動させる。従来の方法では、図4の駆動ローラ対86、
88及び90、92は、媒体に膨らみ部94が形成させ
るように媒体を駆動する。この膨らみ部94は、インク
ジェット印刷ヘッド14によりインク滴が印刷される印
刷領域から、圧力回転盤44により圧力が加えられる領
域を分離する。
【0032】更に、図5に示す様に、媒体支持部材及び
圧力回転盤44間の間隔は、支持部材の側端部で増加さ
せてもよい。図5の参照番号100で示す様に、例えば
、媒体を支持するドラムの側端部の直径を、中央の媒体
支持部の直径に比較して徐々に減少させてもよい。この
場合、加圧回転盤44が、ドラムの減少した直径部分に
達する度に、ばね58は、基部50及び加圧器44をド
ラム表面に向かって押し、圧力回転盤はかぎ部64によ
り制限される最大外側位置に位置する。最終的には、図
5の位置102で示す様に、圧力回転盤44は、ドラム
表面から持ち上げられる。このとき、ドラムは、印刷媒
体の新たな部分を、インクジェット印刷ヘッドで印刷す
るための位置に位置決めするために進む。インクジェッ
ト印刷ヘッドが逆方向に移動するとき、圧力回転盤44
はドラム及び印刷領域に接触し、印刷媒体上のインク・
ドットに圧力を供給する。当然のこととして、図4に示
す様に、本発明の加圧器により妨害されることなく、印
刷媒体を移動させるために、他の適切な機構を使用して
もよい。
【0033】本発明の装置は、幅及び厚さが異なる媒体
を処理するためにも使用できる。例えば、熱融解インク
で印刷された封筒、広範囲の重量の紙、設計用上質皮紙
、トランスペアレンシ・フィルム及び他の媒体の全ては
、本発明の装置を使用して処理される。異なる厚さの媒
体上で均一な結果を得るために、負荷ばねのばね定数は
低く選択される。
【0034】本発明の加圧装置でインク・ドットに圧力
を供給したとき、インク・ドットは媒体上で広がる。ト
ランスペアレンシ上で約100パーセントのドットによ
り覆われる領域が増加するのは、本発明により行われる
インク・ドットの広がりの1つの実例である。
【0035】
【発明の効果】本発明の印刷媒体用加圧装置によれば、
小型且つ構成が簡単な装置で、印刷中に印刷媒体にしわ
を寄らせることなく、印刷媒体全体でインク・ドットに
均一な圧力を加えることができ、また、広範囲の厚さの
印刷媒体に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  インクジェット・プリンタに使用した本発
明の印刷媒体用加圧装置を示す側面図である。
【図2】  本発明の印刷媒体用加圧装置を示す部分断
面図である。
【図3】  印刷媒体に一部に加わる圧力負荷を示す線
図である。
【図4】  本発明の装置を使用した相変化インク用イ
ンクジェット・プリンタを示す側面図である。
【図5】  印刷媒体及び加圧器の関係を示す側面図で
ある。
【図6】  加圧器の種々の形状及びそれにより印刷媒
体に加えられる圧力を示す説明図である。
【図7】  複数の加圧器を使用した場合の配置を示す
平面図である。
【符号の説明】
14  印刷ヘッド 22  印刷媒体 30、32、34  インク・ドット 42  支持部材 44  加圧器 46  加圧面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  印刷媒体に対して移動し印刷を行う印
    刷ヘッドにより印刷媒体上に被着したインク・ドットに
    圧力を加える印刷媒体用加圧装置であって、加圧面を有
    する加圧器と、上記印刷ヘッドに結合されると共に、上
    記印刷ヘッドが移動するときに、上記上記加圧器の上記
    加圧面が上記印刷媒体上のインク・ドットに圧力を加え
    るように上記加圧器を支持する支持部材とを具えること
    を特徴とする印刷媒体用加圧装置。
JP25044991A 1990-09-04 1991-09-03 印刷媒体用加圧装置 Pending JPH04279376A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US57738290A 1990-09-04 1990-09-04
US577382 1990-09-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04279376A true JPH04279376A (ja) 1992-10-05

Family

ID=24308463

Family Applications (1)

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JP2012101535A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Xerox Corp 高周波運動発生器を用いた画像貫通装置

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