JPH04279302A - 折曲げ式pc型枠 - Google Patents
折曲げ式pc型枠Info
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- JPH04279302A JPH04279302A JP4394291A JP4394291A JPH04279302A JP H04279302 A JPH04279302 A JP H04279302A JP 4394291 A JP4394291 A JP 4394291A JP 4394291 A JP4394291 A JP 4394291A JP H04279302 A JPH04279302 A JP H04279302A
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Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、柱や梁などを構築す
る際に使用される比較的薄肉のプレキャストコンクリー
ト(PC)板からなる型枠に関し、特に、一連にPC板
として一体に製造されていて、所定の薄肉ヒンジ部から
折曲げることができるようにした折曲げ式PC型枠の改
良に関する。
る際に使用される比較的薄肉のプレキャストコンクリー
ト(PC)板からなる型枠に関し、特に、一連にPC板
として一体に製造されていて、所定の薄肉ヒンジ部から
折曲げることができるようにした折曲げ式PC型枠の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の折曲げ式PC型枠としては特公
昭61−33692号公報に記載のものが代表的である
。これは図3に示すように、比較的薄肉のPC板1を製
造する際に、所定のヒンジライン上に位置するV字型断
面の切欠き溝2をPC板1の片面に形成し、このPC板
1に埋設されている金網などの補強部材3を切欠き溝2
によって薄肉になった部分4に残存させたものである。 切欠き溝2による薄肉部分4に配置された補強部材3が
ヒンジ結合材となり、切欠き溝2の両側のパネル部分を
図4または図5のように折曲げることができる。図4で
はコーナーの内側に切欠き溝2を位置させてPC板1を
折曲げており、図5では切欠き溝2をコーナーの外側に
配置している。
昭61−33692号公報に記載のものが代表的である
。これは図3に示すように、比較的薄肉のPC板1を製
造する際に、所定のヒンジライン上に位置するV字型断
面の切欠き溝2をPC板1の片面に形成し、このPC板
1に埋設されている金網などの補強部材3を切欠き溝2
によって薄肉になった部分4に残存させたものである。 切欠き溝2による薄肉部分4に配置された補強部材3が
ヒンジ結合材となり、切欠き溝2の両側のパネル部分を
図4または図5のように折曲げることができる。図4で
はコーナーの内側に切欠き溝2を位置させてPC板1を
折曲げており、図5では切欠き溝2をコーナーの外側に
配置している。
【0003】この種の折曲げ式PC型枠はコーナーのあ
る角柱や角梁の型枠として使用され、特に、梁や柱の完
成後にもPC型枠を外さずに、一体化した構造躯体とす
ることが多い。
る角柱や角梁の型枠として使用され、特に、梁や柱の完
成後にもPC型枠を外さずに、一体化した構造躯体とす
ることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3に示したような従
来の折曲げ式PC型枠では、図4のように切欠き溝2を
内側にして折曲げた場合、コーナー外側の角にあたる薄
肉部4のコンクリートが剥落して補強部材3が露出し、
著しく外観が悪くなる。そのため従来、コーナー外側部
分をプラスチックやゴムの成形材で被覆している。また
図5のように切欠き溝2を外側にして折曲げた場合、折
曲げられた2枚のパネルが薄肉部4でしか接合していな
いので、このままではコーナー内側にコンクリートを打
設した際のシール性が著しく悪いので、PC型枠の折曲
げ後にコーナー外側に何らかのシール部材を接合する必
要があった。いずれにしてもコーナー外側を被覆したり
シールするための部材が必要で、そのためにコスト高に
なるだけでなく、型枠として実際に使用する際の作業も
面倒になっていた。
来の折曲げ式PC型枠では、図4のように切欠き溝2を
内側にして折曲げた場合、コーナー外側の角にあたる薄
肉部4のコンクリートが剥落して補強部材3が露出し、
著しく外観が悪くなる。そのため従来、コーナー外側部
分をプラスチックやゴムの成形材で被覆している。また
図5のように切欠き溝2を外側にして折曲げた場合、折
曲げられた2枚のパネルが薄肉部4でしか接合していな
いので、このままではコーナー内側にコンクリートを打
設した際のシール性が著しく悪いので、PC型枠の折曲
げ後にコーナー外側に何らかのシール部材を接合する必
要があった。いずれにしてもコーナー外側を被覆したり
シールするための部材が必要で、そのためにコスト高に
なるだけでなく、型枠として実際に使用する際の作業も
面倒になっていた。
【0005】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、ヒンジ部分から2枚のパネル部分を折曲
げた場合に、コーナー外側の外観があまり乱れず、また
2枚のパネル部分の接合が充分な広さの面接合となって
特別にシール材を付加しなくてもすむようにした折曲げ
式PC型枠を提供することにある。
されたもので、ヒンジ部分から2枚のパネル部分を折曲
げた場合に、コーナー外側の外観があまり乱れず、また
2枚のパネル部分の接合が充分な広さの面接合となって
特別にシール材を付加しなくてもすむようにした折曲げ
式PC型枠を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、PC
板の両面にそれぞれ同一直線上に位置するV字型断面の
切欠き溝が形成され、PC板に埋設されている補強部材
が前記2つの切欠き溝に挾まれた薄肉部分に残存してい
ることを特徴とする。
板の両面にそれぞれ同一直線上に位置するV字型断面の
切欠き溝が形成され、PC板に埋設されている補強部材
が前記2つの切欠き溝に挾まれた薄肉部分に残存してい
ることを特徴とする。
【0007】また本発明は、上記V字型断面の切欠き溝
のうち、一方の切欠き溝の対向面を当接させることで折
曲される上記PC板の該切欠き溝の対向面間に接着剤を
充填することを特徴とする。
のうち、一方の切欠き溝の対向面を当接させることで折
曲される上記PC板の該切欠き溝の対向面間に接着剤を
充填することを特徴とする。
【0008】
【作用】ヒンジラインに沿ってPC板の両面にV字型断
面の切欠き溝を形成したので、2つの溝に挾まれた部分
の肉厚を補強部材を残存させる最少限の薄さにすること
ができる。切欠き溝を中心にして両側のパネル部分を折
曲げると、コーナー内側に位置していた切欠き溝のV字
面が相互に接合し、コーナー外側に位置していた切欠き
溝のV字面がほぼ平面に開く。
面の切欠き溝を形成したので、2つの溝に挾まれた部分
の肉厚を補強部材を残存させる最少限の薄さにすること
ができる。切欠き溝を中心にして両側のパネル部分を折
曲げると、コーナー内側に位置していた切欠き溝のV字
面が相互に接合し、コーナー外側に位置していた切欠き
溝のV字面がほぼ平面に開く。
【0009】殊に、PC板の折り曲げに際して互いに当
接されることとなる切欠き溝の対向面間に、接着剤を充
填することとすれば、この接着剤の硬化により、切欠き
溝を挟むPC板片相互の一体性を向上させることができ
、構造強度を高めることができる。また上述したように
、折り曲げた場合に薄肉部のコンクリートが剥落したり
、またこの部分に亀裂が入ることが想定されるとしても
、このように接着剤を切欠き溝の対向面間に充填するこ
とにより、上記亀裂や剥落に対して対処することができ
る。
接されることとなる切欠き溝の対向面間に、接着剤を充
填することとすれば、この接着剤の硬化により、切欠き
溝を挟むPC板片相互の一体性を向上させることができ
、構造強度を高めることができる。また上述したように
、折り曲げた場合に薄肉部のコンクリートが剥落したり
、またこの部分に亀裂が入ることが想定されるとしても
、このように接着剤を切欠き溝の対向面間に充填するこ
とにより、上記亀裂や剥落に対して対処することができ
る。
【0010】さらに本PC板は、平板状のままで現場搬
入してその後折り曲げても良いし、工場等で予め本PC
板を折り曲げておいて、現場へ搬入するようにしても良
い。特に、後者の場合には、接着剤を切欠き溝に充填し
硬化させておけば、現場への搬送時に折り曲げられたP
C板が長なりに展開して破損されたり、またこれを防止
するために折曲げ状態のPC板を特別の治具等で保形す
る手間を省けると共に、搬送時における強度も確保する
ことができる。
入してその後折り曲げても良いし、工場等で予め本PC
板を折り曲げておいて、現場へ搬入するようにしても良
い。特に、後者の場合には、接着剤を切欠き溝に充填し
硬化させておけば、現場への搬送時に折り曲げられたP
C板が長なりに展開して破損されたり、またこれを防止
するために折曲げ状態のPC板を特別の治具等で保形す
る手間を省けると共に、搬送時における強度も確保する
ことができる。
【0011】
【実施例】図1と図2に本発明の一実施例による折曲げ
式PC型枠を示している。図1のように、平面のPC板
1を製造する際に、その所定位置のヒンジライン上に位
置するように、PC板1の表裏両面にそれぞれV字型断
面の切欠き溝2a、2bを形成し、PC板1に埋設され
ている金網などの補強部材3を2つの切欠き溝2aと2
bに挾まれた薄肉部分に残存させる。補強部材3として
は、金網のほか、コンクリートのかぶり厚の不足による
さびの発生防止や、殊に折曲時の折り曲げ性を良好に確
保するために、比較的柔軟で且つ高い引張強度を有し、
また軽量化を図ることができる、アラミド繊維,ビニロ
ン繊維,炭素繊維,ガラス繊維等の繊維材を採用するこ
とが好ましい。
式PC型枠を示している。図1のように、平面のPC板
1を製造する際に、その所定位置のヒンジライン上に位
置するように、PC板1の表裏両面にそれぞれV字型断
面の切欠き溝2a、2bを形成し、PC板1に埋設され
ている金網などの補強部材3を2つの切欠き溝2aと2
bに挾まれた薄肉部分に残存させる。補強部材3として
は、金網のほか、コンクリートのかぶり厚の不足による
さびの発生防止や、殊に折曲時の折り曲げ性を良好に確
保するために、比較的柔軟で且つ高い引張強度を有し、
また軽量化を図ることができる、アラミド繊維,ビニロ
ン繊維,炭素繊維,ガラス繊維等の繊維材を採用するこ
とが好ましい。
【0012】この実施例では、上面側の切欠き溝2aを
大きくし、下面側の切欠き溝2bを小さくしている。も
ちろん図のように、2つの切欠き溝2a、2bのV字型
の谷線が同一直線上に位置する。なお切欠き溝2a、2
bを形成するには、PC板1を製造する際に、その型枠
に三角柱のスペーサを所定位置に配置すればよい。
大きくし、下面側の切欠き溝2bを小さくしている。も
ちろん図のように、2つの切欠き溝2a、2bのV字型
の谷線が同一直線上に位置する。なお切欠き溝2a、2
bを形成するには、PC板1を製造する際に、その型枠
に三角柱のスペーサを所定位置に配置すればよい。
【0013】PC板1の両面に切欠き溝2aと2bを形
成するので、これらに挾まれた薄肉部分4の厚みを、補
強部材3の厚みとほぼ同程度まで薄くすることができる
。そこで図2に示すように、大きな切欠き溝2aが内側
にくるようにしてPC板1を折曲げると、薄肉部4のコ
ンクリートはごく僅かしか崩れず、コーナー外側では切
欠き溝2bのV字面が開いてほぼ平面になり、きれいな
外観になる。またコーナー内側では大きな切欠き溝2a
のV字面が相互に接合し、コーナー内部にコンクリート
を打設する際の充分な防水性を確保することができる。
成するので、これらに挾まれた薄肉部分4の厚みを、補
強部材3の厚みとほぼ同程度まで薄くすることができる
。そこで図2に示すように、大きな切欠き溝2aが内側
にくるようにしてPC板1を折曲げると、薄肉部4のコ
ンクリートはごく僅かしか崩れず、コーナー外側では切
欠き溝2bのV字面が開いてほぼ平面になり、きれいな
外観になる。またコーナー内側では大きな切欠き溝2a
のV字面が相互に接合し、コーナー内部にコンクリート
を打設する際の充分な防水性を確保することができる。
【0014】また図示するように、PC板1の折り曲げ
に際して互いに当接されることとなる切欠き溝2aの対
向面間に、接着剤7を充填することとすれば、この接着
剤7の硬化により、切欠き溝2aを挟むPC板片相互の
一体性を向上させることができ、構造強度を高めること
ができる。また上述したように、折り曲げた場合に薄肉
部4のコンクリートが剥落したり、またこの部分に亀裂
が入ることが想定されるとしても、このように接着剤7
を切欠き溝2aの対向面間に充填することにより、上記
亀裂や剥落に対して対処することができる。
に際して互いに当接されることとなる切欠き溝2aの対
向面間に、接着剤7を充填することとすれば、この接着
剤7の硬化により、切欠き溝2aを挟むPC板片相互の
一体性を向上させることができ、構造強度を高めること
ができる。また上述したように、折り曲げた場合に薄肉
部4のコンクリートが剥落したり、またこの部分に亀裂
が入ることが想定されるとしても、このように接着剤7
を切欠き溝2aの対向面間に充填することにより、上記
亀裂や剥落に対して対処することができる。
【0015】さらに本PC板1は、平板状のままで現場
搬入してその後折り曲げても良いし、工場等で予め本P
C板1を折り曲げておいて、現場へ搬入するようにして
も良い。特に、後者の場合には、接着剤7を切欠き溝2
aに充填し硬化させておけば、現場への搬送時に折曲げ
られたPC板1が長なりに展開して破損されたり、また
これを防止するために折曲げ状態のPC板1を特別の治
具等で保形する手間を省けると共に、搬送時における強
度も確保することができる。
搬入してその後折り曲げても良いし、工場等で予め本P
C板1を折り曲げておいて、現場へ搬入するようにして
も良い。特に、後者の場合には、接着剤7を切欠き溝2
aに充填し硬化させておけば、現場への搬送時に折曲げ
られたPC板1が長なりに展開して破損されたり、また
これを防止するために折曲げ状態のPC板1を特別の治
具等で保形する手間を省けると共に、搬送時における強
度も確保することができる。
【0016】
【発明の効果】この発明による折曲げ式PC型枠は、P
C板の両面に同一直線上に位置するV字型断面の切欠き
溝を形成し、その2つの切欠き溝に挾まれた薄肉部分に
補強部材を残存させたので、薄肉部分を補強部材の厚み
程度まで充分に薄くすることができ、切欠き溝の両側の
パネル部分を折曲げた際に薄肉部分で剥落するコンクリ
ートはごく僅かであり、折曲げ後のコーナー外側の外観
が非常に良好に保たれる。したがってコーナー外側をゴ
ムやプラスチックなどの成形材で被覆する必要がなくな
る。またコーナー内側に位置していた切欠き溝のV字面
が相互に接合し、充分な幅の接合面があるので、コーナ
ー内側にコンクリートを打設する際の型枠としての防水
性は充分大きく保たれる。したがって折曲げ部分の外側
に別にシール部材を付加する必要はない。
C板の両面に同一直線上に位置するV字型断面の切欠き
溝を形成し、その2つの切欠き溝に挾まれた薄肉部分に
補強部材を残存させたので、薄肉部分を補強部材の厚み
程度まで充分に薄くすることができ、切欠き溝の両側の
パネル部分を折曲げた際に薄肉部分で剥落するコンクリ
ートはごく僅かであり、折曲げ後のコーナー外側の外観
が非常に良好に保たれる。したがってコーナー外側をゴ
ムやプラスチックなどの成形材で被覆する必要がなくな
る。またコーナー内側に位置していた切欠き溝のV字面
が相互に接合し、充分な幅の接合面があるので、コーナ
ー内側にコンクリートを打設する際の型枠としての防水
性は充分大きく保たれる。したがって折曲げ部分の外側
に別にシール部材を付加する必要はない。
【0017】またさらに、PC板の折り曲げに際して互
いに当接されることとなる切欠き溝の対向面間に、接着
剤を充填することとすれば、この接着剤の硬化により、
切欠き溝を挟むPC板片相互の一体性を向上させること
ができ、構造強度を高めることができる。また上述した
ように切欠き溝部分では、コンクリートの一部に亀裂が
入ること、また若干の剥落が生じることが想定されると
しても、このように接着剤を切欠き溝の対向面間に充填
することにより、上記亀裂や剥落に対して対処すること
ができる。
いに当接されることとなる切欠き溝の対向面間に、接着
剤を充填することとすれば、この接着剤の硬化により、
切欠き溝を挟むPC板片相互の一体性を向上させること
ができ、構造強度を高めることができる。また上述した
ように切欠き溝部分では、コンクリートの一部に亀裂が
入ること、また若干の剥落が生じることが想定されると
しても、このように接着剤を切欠き溝の対向面間に充填
することにより、上記亀裂や剥落に対して対処すること
ができる。
【図1】本発明の一実施例による折曲げ式PC型枠の折
曲げ前の要部断面図である。
曲げ前の要部断面図である。
【図2】図1の折曲げ式PC型枠を折曲げた状態の要部
断面図である。
断面図である。
【図3】従来の折曲げ式PC型枠の折曲げ前の要部断面
図である。
図である。
【図4】図3の折曲げ式PC型枠を折曲げた状態の要部
断面図である。
断面図である。
【図5】図3の折曲げ式PC型枠を図4とは反対側に折
曲げた状態の要部断面図である。
曲げた状態の要部断面図である。
1 PC板
2、2a、2b 切欠き溝
3 補強部材
4 薄肉部分
7 接着剤
Claims (2)
- 【請求項1】 PC板の両面にそれぞれ同一直線上に
位置するV字型断面の切欠き溝が形成され、PC板に埋
設されている補強部材が前記2つの切欠き溝に挾まれた
薄肉部分に残存していることを特徴とする折曲げ式PC
型枠。 - 【請求項2】 上記V字型断面の切欠き溝のうち、一
方の切欠き溝の対向面を当接させることで折曲される上
記PC板の該切欠き溝の対向面間に接着剤を充填するこ
とを特徴とする請求項1記載の折曲げ式PC型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4394291A JP2606464B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-02-18 | 折曲げ式pc型枠 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1575991 | 1991-01-17 | ||
JP3-15759 | 1991-01-17 | ||
JP4394291A JP2606464B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-02-18 | 折曲げ式pc型枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04279302A true JPH04279302A (ja) | 1992-10-05 |
JP2606464B2 JP2606464B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=26351968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4394291A Expired - Lifetime JP2606464B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-02-18 | 折曲げ式pc型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606464B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100618672B1 (ko) * | 2000-11-24 | 2006-09-06 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 액정표시모듈의 베젤구조 |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP4394291A patent/JP2606464B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100618672B1 (ko) * | 2000-11-24 | 2006-09-06 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 액정표시모듈의 베젤구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2606464B2 (ja) | 1997-05-07 |
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