JPH04279146A - 光電容積脈波血圧計 - Google Patents
光電容積脈波血圧計Info
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- JPH04279146A JPH04279146A JP3041524A JP4152491A JPH04279146A JP H04279146 A JPH04279146 A JP H04279146A JP 3041524 A JP3041524 A JP 3041524A JP 4152491 A JP4152491 A JP 4152491A JP H04279146 A JPH04279146 A JP H04279146A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/02—Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
- A61B5/021—Measuring pressure in heart or blood vessels
- A61B5/022—Measuring pressure in heart or blood vessels by applying pressure to close blood vessels, e.g. against the skin; Ophthalmodynamometers
- A61B5/0225—Measuring pressure in heart or blood vessels by applying pressure to close blood vessels, e.g. against the skin; Ophthalmodynamometers the pressure being controlled by electric signals, e.g. derived from Korotkoff sounds
- A61B5/02255—Measuring pressure in heart or blood vessels by applying pressure to close blood vessels, e.g. against the skin; Ophthalmodynamometers the pressure being controlled by electric signals, e.g. derived from Korotkoff sounds the pressure being controlled by plethysmographic signals, e.g. derived from optical sensors
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光電容積脈波血圧計に関
し、例えば、カフによる空気圧(以下「カフ圧」という
)の減圧時に、赤外光の血液による吸光或は乱反射によ
り検出される脈波に基づいて血圧を計測する光電容積脈
波血圧計に関するものである。
し、例えば、カフによる空気圧(以下「カフ圧」という
)の減圧時に、赤外光の血液による吸光或は乱反射によ
り検出される脈波に基づいて血圧を計測する光電容積脈
波血圧計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の血圧計においては、赤外
光センサを用いた場合、同センサの検出する部位がカフ
中央部の動脈であると仮定して血圧測定が行われる。測
定部位へは、図15あるいは図16に示すように、カフ
830の中央部内側に、LED(赤外光発光素子)81
6を具備した発光プローブ815とPT(フオトトラン
ジスタ)812を具備した受光プローブ811とからな
る赤外光センサ800が装着される。各図には、空気8
39の加圧によるカフ抹消側の阻血状態とカフ中枢側の
拍動による血液の流入が示されている。この状態で、徐
々に加圧状態を緩めて、カフ中央部での血液の容積脈波
が検出される。通常、カフ圧が最高血圧より高い場合に
は、容積脈波が消滅する。そしてカフ圧が最高血圧以下
となる場合には、容積脈波が出現する。この出現の現象
を捕らえて、その出現したときのカフ圧を最高血圧とす
る。続いて、最高血圧以下のカフ圧に徐々に落とし、同
時に検出される容積脈波の大きさが最大になるカフ圧を
平均血圧とする。さらに平均血圧以下のカフ圧に徐々に
落とし、同時に検出される容積脈波の変化が少なくなり
ほぼ一定の大きさになると、そのカフ圧を最低血圧とす
る。
光センサを用いた場合、同センサの検出する部位がカフ
中央部の動脈であると仮定して血圧測定が行われる。測
定部位へは、図15あるいは図16に示すように、カフ
830の中央部内側に、LED(赤外光発光素子)81
6を具備した発光プローブ815とPT(フオトトラン
ジスタ)812を具備した受光プローブ811とからな
る赤外光センサ800が装着される。各図には、空気8
39の加圧によるカフ抹消側の阻血状態とカフ中枢側の
拍動による血液の流入が示されている。この状態で、徐
々に加圧状態を緩めて、カフ中央部での血液の容積脈波
が検出される。通常、カフ圧が最高血圧より高い場合に
は、容積脈波が消滅する。そしてカフ圧が最高血圧以下
となる場合には、容積脈波が出現する。この出現の現象
を捕らえて、その出現したときのカフ圧を最高血圧とす
る。続いて、最高血圧以下のカフ圧に徐々に落とし、同
時に検出される容積脈波の大きさが最大になるカフ圧を
平均血圧とする。さらに平均血圧以下のカフ圧に徐々に
落とし、同時に検出される容積脈波の変化が少なくなり
ほぼ一定の大きさになると、そのカフ圧を最低血圧とす
る。
【0003】通常、カフにより測定部位を加圧阻血する
場合には、カフの中央部がもつともカフ圧に近い応力で
阻血される。この応力は、中央部からカフの縁に向かう
につれて中央部より小さくなる。従つて、図15及び図
16に示される最高血圧より少し高いカフ圧の状態では
、カフ中央部よりカフ抹消側の血流は阻血されているが
、同中央部よりカフ中枢側の血流は拍動による流入を繰
り返している。
場合には、カフの中央部がもつともカフ圧に近い応力で
阻血される。この応力は、中央部からカフの縁に向かう
につれて中央部より小さくなる。従つて、図15及び図
16に示される最高血圧より少し高いカフ圧の状態では
、カフ中央部よりカフ抹消側の血流は阻血されているが
、同中央部よりカフ中枢側の血流は拍動による流入を繰
り返している。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、空
気袋の膨張で各プローブのLED816,PT812が
カフ中枢側に向く場合(図15)、又は、測定部位の外
形がカフ中枢側とカフ抹消側とで大きく変化している場
合(図16)、カフ圧による阻血がなされていても、赤
外光センサ800は、破線で示す矢印のごとく、カフ中
枢側の拍動を検出することが往々にして生じる。このた
め、容積脈波の消滅を得るためにさらなるカフ圧をかけ
ることになつて、見掛け上、最高血圧が実際の値よりも
高く計測されるという不都合が生じたり、カフ中枢側の
拍動により平均血圧ポイントとなる容積脈波の大きさの
最大ポイントも高い圧力にづれて、平均血圧も見掛け上
は実際の圧力よりも高く計測されるという不都合が生じ
たりする。
気袋の膨張で各プローブのLED816,PT812が
カフ中枢側に向く場合(図15)、又は、測定部位の外
形がカフ中枢側とカフ抹消側とで大きく変化している場
合(図16)、カフ圧による阻血がなされていても、赤
外光センサ800は、破線で示す矢印のごとく、カフ中
枢側の拍動を検出することが往々にして生じる。このた
め、容積脈波の消滅を得るためにさらなるカフ圧をかけ
ることになつて、見掛け上、最高血圧が実際の値よりも
高く計測されるという不都合が生じたり、カフ中枢側の
拍動により平均血圧ポイントとなる容積脈波の大きさの
最大ポイントも高い圧力にづれて、平均血圧も見掛け上
は実際の圧力よりも高く計測されるという不都合が生じ
たりする。
【0005】また、赤外光センサ800の装着状態、あ
るいは、空気袋の膨張によつて、各プローブのLED8
16,PT812がカフ抹消側に向くような場合には、
上記不都合とは異なつて、容積脈波の大きさが最大にな
つてから小さくなる現象が不明瞭となり、平均血圧の計
測に不都合が生じる。
るいは、空気袋の膨張によつて、各プローブのLED8
16,PT812がカフ抹消側に向くような場合には、
上記不都合とは異なつて、容積脈波の大きさが最大にな
つてから小さくなる現象が不明瞭となり、平均血圧の計
測に不都合が生じる。
【0006】本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、カフを
減圧する段階で目標動脈の容積変化をカフの中心部のみ
から良好に検出できる光電容積脈波血圧計を提供する点
にある。
なされたものであり、その目的とするところは、カフを
減圧する段階で目標動脈の容積変化をカフの中心部のみ
から良好に検出できる光電容積脈波血圧計を提供する点
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係る光電容積脈波血圧計
は、血流状態を空気圧で調整するカフと、赤外光の血液
による吸光或は乱反射により脈波を検出する赤外光検出
手段とを備え、前記カフの減圧時に、赤外光の血液によ
る吸光或は乱反射により検出される脈波に基づいて血圧
を計測する光電容積脈波血圧計において、前記カフを前
記赤外光検出手段との積層状態で測定部位に装着し、こ
の状態で阻血するときに、前記カフの加圧に伴う前記赤
外光検出手段による赤外光の光路を、前記加圧の前段で
補正する補正手段を備えることを特徴とする。
目的を達成するため、本発明に係る光電容積脈波血圧計
は、血流状態を空気圧で調整するカフと、赤外光の血液
による吸光或は乱反射により脈波を検出する赤外光検出
手段とを備え、前記カフの減圧時に、赤外光の血液によ
る吸光或は乱反射により検出される脈波に基づいて血圧
を計測する光電容積脈波血圧計において、前記カフを前
記赤外光検出手段との積層状態で測定部位に装着し、こ
の状態で阻血するときに、前記カフの加圧に伴う前記赤
外光検出手段による赤外光の光路を、前記加圧の前段で
補正する補正手段を備えることを特徴とする。
【0008】また、好ましくは、前記赤外光検出手段と
前記補正手段とをそれぞれプローブに配したことを特徴
とする。
前記補正手段とをそれぞれプローブに配したことを特徴
とする。
【0009】また、好ましくは、前記赤外光検出手段を
プローブに配し、前記補正手段を前記カフに配したこと
を特徴とする。
プローブに配し、前記補正手段を前記カフに配したこと
を特徴とする。
【0010】また、好ましくは、前記補正手段を突起と
したことを特徴とする。
したことを特徴とする。
【0011】また、好ましくは、前記突起に傾斜を設け
たことを特徴とする。
たことを特徴とする。
【0012】また、好ましくは、前記補正手段は前記プ
ローブに柔軟性を付加したことを特徴とする。
ローブに柔軟性を付加したことを特徴とする。
【0013】また、好ましくは、前記補正手段は前記プ
ローブを弓状に形成したことを特徴とする。
ローブを弓状に形成したことを特徴とする。
【0014】
【作用】かかる構成によれば、カフの加圧の前段で赤外
光検出手段による赤外光の光路を補正するため、カフを
減圧する段階で、測定部位に流れる血液、すなわち、目
標動脈の容積変化を、特に、カフの中心部のみから良好
に検出することができる。
光検出手段による赤外光の光路を補正するため、カフを
減圧する段階で、測定部位に流れる血液、すなわち、目
標動脈の容積変化を、特に、カフの中心部のみから良好
に検出することができる。
【0015】また、プローブに赤外光検出手段と補正手
段、例えば、突起とをそれぞれ配したことにより、又は
、前記赤外光検出手段をプローブに配し、前記補正手段
を前記カフに配したことにより、プローブを測定部位に
装着するときに赤外光検出手段による赤外光の光路の補
正を気にかけずに済む。
段、例えば、突起とをそれぞれ配したことにより、又は
、前記赤外光検出手段をプローブに配し、前記補正手段
を前記カフに配したことにより、プローブを測定部位に
装着するときに赤外光検出手段による赤外光の光路の補
正を気にかけずに済む。
【0016】また、突起に傾斜を設け、この傾斜面の角
度や向きによつて、赤外光検出手段の赤外光の光路の選
択幅を増やすことができる。
度や向きによつて、赤外光検出手段の赤外光の光路の選
択幅を増やすことができる。
【0017】また、プローブに柔軟性を付加したことに
より、又は、カフの加圧後の形状にならうようにプロー
ブを弓状に形成したことにより、赤外光検出手段の赤外
光の光路を極端に変化させずにカフを加圧できる。
より、又は、カフの加圧後の形状にならうようにプロー
ブを弓状に形成したことにより、赤外光検出手段の赤外
光の光路を極端に変化させずにカフを加圧できる。
【0018】
【実施例】以下に、添付図面を参照して本発明の好適な
実施例を詳細に説明する。
実施例を詳細に説明する。
【0019】<第1の実施例>
(赤外線センサ部)図1は本発明に係る光電容積脈波血
圧計の第1の実施例による赤外線センサ部の構成を示す
外観斜視図である。同図に示される赤外線センサ部10
は、扁平形状に設けた発光プローブ15、受光プローブ
11、これらプローブを連結するプローブ連結帯18、
そして各プローブ末端より電気信号を通すケーブル21
から構成される。発光プローブ11と受光プローブ15
はそれぞれ楕円状に設けた先端部を有している。一方の
発光プローブ15の先端部下面11aには、脈動する動
脈血流に赤外線を照射するためのLED16が設けられ
、他方の受光プローブ11の先端部下面11bには、L
ED16から照射される赤外線が動脈血流によつて反射
する反射光を検出するためのPT12が設けられている
。各プローブの先端部において、LED16、PT12
を設けた先端部下面15a,11aと反対の先端部上面
15b,11bには、それぞれ所定の高さを有した突起
ブロツク17,13が設けられている。この突起ブロツ
ク13,17の機能については後述する。プローブ連結
帯18の上面18aには、後述のカフ30と係合するた
めのカフ装着フアスナ19,20が貼り付けられている
。
圧計の第1の実施例による赤外線センサ部の構成を示す
外観斜視図である。同図に示される赤外線センサ部10
は、扁平形状に設けた発光プローブ15、受光プローブ
11、これらプローブを連結するプローブ連結帯18、
そして各プローブ末端より電気信号を通すケーブル21
から構成される。発光プローブ11と受光プローブ15
はそれぞれ楕円状に設けた先端部を有している。一方の
発光プローブ15の先端部下面11aには、脈動する動
脈血流に赤外線を照射するためのLED16が設けられ
、他方の受光プローブ11の先端部下面11bには、L
ED16から照射される赤外線が動脈血流によつて反射
する反射光を検出するためのPT12が設けられている
。各プローブの先端部において、LED16、PT12
を設けた先端部下面15a,11aと反対の先端部上面
15b,11bには、それぞれ所定の高さを有した突起
ブロツク17,13が設けられている。この突起ブロツ
ク13,17の機能については後述する。プローブ連結
帯18の上面18aには、後述のカフ30と係合するた
めのカフ装着フアスナ19,20が貼り付けられている
。
【0020】(カフ)図2は本発明に係る光電容積脈波
血圧計の第1の実施例によるカフの構成を示す外観斜視
図である。同図において、長尺状の阻血帯であるカフ3
0は、内部に空気袋を具備し、同袋への空気の流路をな
すゴム管34を縁部に取り付けた構成を有している。カ
フ30の一面30aには、カフ30自身を固定するため
のカフ固定用フアスナ31,32と、プローブ連結帯1
8に設けたカフ装着フアスナ19,20と係合するため
のセンサ装着フアスナ33とが取り付けられている。従
つて一面30aが装着部位である指に対して対向する面
となる。一方、他面30bには、上記カフ固定用フアス
ナ31,32と係合するカフ固定用フアスナ37が取り
付けられている。またカフ固定用フアスナの数や取り付
け位置は任意に変更可能である。
血圧計の第1の実施例によるカフの構成を示す外観斜視
図である。同図において、長尺状の阻血帯であるカフ3
0は、内部に空気袋を具備し、同袋への空気の流路をな
すゴム管34を縁部に取り付けた構成を有している。カ
フ30の一面30aには、カフ30自身を固定するため
のカフ固定用フアスナ31,32と、プローブ連結帯1
8に設けたカフ装着フアスナ19,20と係合するため
のセンサ装着フアスナ33とが取り付けられている。従
つて一面30aが装着部位である指に対して対向する面
となる。一方、他面30bには、上記カフ固定用フアス
ナ31,32と係合するカフ固定用フアスナ37が取り
付けられている。またカフ固定用フアスナの数や取り付
け位置は任意に変更可能である。
【0021】(測定)図3は本発明に係る光電容積脈波
血圧計の第1の実施例による測定状態を示す側面図であ
る。
血圧計の第1の実施例による測定状態を示す側面図であ
る。
【0022】同図は、50で示す指の測定部位に対して
赤外線センサ部10をカフ30で装着し、51で示す動
脈の阻血状態までカフ圧を与えた状態を示している。同
図の左側はカフ中枢側で、右側はカフ抹消側である。従
来は図15や図16のように指の位置による太さ等の要
因でプローブに傾きが生じ、阻血状態までに必要以上の
カフ圧を与えていたことになる。しかしながら本実施例
によれば、図3に示すように、カフ30への加圧が進ん
でも動脈に対して各プローブを平行に保持できるため、
必要以上のカフ圧は必要なくなり、良好な血圧測定が可
能となる。また、指の位置による太さの差異があつても
、動脈に対して各プローブを平行に保持できるように突
起ブロツク13,17の高さで前記差異を補正できるた
め、この場合も良好な血圧測定が可能となる。
赤外線センサ部10をカフ30で装着し、51で示す動
脈の阻血状態までカフ圧を与えた状態を示している。同
図の左側はカフ中枢側で、右側はカフ抹消側である。従
来は図15や図16のように指の位置による太さ等の要
因でプローブに傾きが生じ、阻血状態までに必要以上の
カフ圧を与えていたことになる。しかしながら本実施例
によれば、図3に示すように、カフ30への加圧が進ん
でも動脈に対して各プローブを平行に保持できるため、
必要以上のカフ圧は必要なくなり、良好な血圧測定が可
能となる。また、指の位置による太さの差異があつても
、動脈に対して各プローブを平行に保持できるように突
起ブロツク13,17の高さで前記差異を補正できるた
め、この場合も良好な血圧測定が可能となる。
【0023】このように、カフの加圧の前段で赤外光セ
ンサ部による赤外光の光路を突起ブロツクの高さで補正
しておくため、カフを減圧する段階で、測定部位に流れ
る血液、すなわち、目標動脈の容積変化を、特に、カフ
30の中心部のみから良好に検出することができるとい
う効果がある。
ンサ部による赤外光の光路を突起ブロツクの高さで補正
しておくため、カフを減圧する段階で、測定部位に流れ
る血液、すなわち、目標動脈の容積変化を、特に、カフ
30の中心部のみから良好に検出することができるとい
う効果がある。
【0024】また、言い換えると、発光プローブ15と
受光プローブ11とにそれぞれ補正手段である突起ブロ
ツク17,13を配したことにより、プローブを測定部
位に装着するときに赤外光の光路の補正を気にかけずに
済むという効果がある。
受光プローブ11とにそれぞれ補正手段である突起ブロ
ツク17,13を配したことにより、プローブを測定部
位に装着するときに赤外光の光路の補正を気にかけずに
済むという効果がある。
【0025】さて、突起ブロツクは、高さを特に限定さ
れず、また形状も直方体に限定されず、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で、用途に応じて種々変形可能である。
れず、また形状も直方体に限定されず、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で、用途に応じて種々変形可能である。
【0026】<第2の実施例>第2の実施例は、第1の
実施例で用いた赤外線センサ部10を直接測定部位に取
り付けないでカフ面を介して取り付けて測定を行う場合
を示す。
実施例で用いた赤外線センサ部10を直接測定部位に取
り付けないでカフ面を介して取り付けて測定を行う場合
を示す。
【0027】(カフ)図4は本発明に係る光電容積脈波
血圧計の第2の実施例によるカフの構成を示す外観斜視
図である。
血圧計の第2の実施例によるカフの構成を示す外観斜視
図である。
【0028】図4において、カフ30’は、第1の実施
例と同様に、一面30a’を測定部位に対応する面とし
て設けられ、カフ固定用フアスナ31’,32’,33
a’及びゴム管34’を具備している。本実施例では、
他面30b’に赤外線センサ部10の固定面が位置して
いる。35,36はLED12から照射される赤外線を
透光する透光面をそれぞれ示し、33b’は粘着面を示
している。装着時において、LED16、PT12はそ
れぞれ他面30b’側より透光面35,36にあてがう
ようにセツトされ、粘着面33b’の粘着性によつて各
プローブが固定される。
例と同様に、一面30a’を測定部位に対応する面とし
て設けられ、カフ固定用フアスナ31’,32’,33
a’及びゴム管34’を具備している。本実施例では、
他面30b’に赤外線センサ部10の固定面が位置して
いる。35,36はLED12から照射される赤外線を
透光する透光面をそれぞれ示し、33b’は粘着面を示
している。装着時において、LED16、PT12はそ
れぞれ他面30b’側より透光面35,36にあてがう
ようにセツトされ、粘着面33b’の粘着性によつて各
プローブが固定される。
【0029】(測定)図5は本発明に係る光電容積脈波
血圧計の第2の実施例による測定状態を示す側面図であ
る。
血圧計の第2の実施例による測定状態を示す側面図であ
る。
【0030】第2の実施例では、50’で示す指に対し
て直接赤外線センサ部10を装着せず、同センサ部10
をカフ30’を介して装着する。このような装着方法に
も、従来例の問題が同様に発生するため、図1の赤外線
センサ部10がプローブの傾きを補正する。赤外線セン
サ部10の突起ブロツク13,17は、図5のように、
51’で示す動脈に平行となるように位置を補正して、
カフ圧が必要以上に与えられることを防止し、また、指
50’の位置による太さの差異にも十分対処できる。
て直接赤外線センサ部10を装着せず、同センサ部10
をカフ30’を介して装着する。このような装着方法に
も、従来例の問題が同様に発生するため、図1の赤外線
センサ部10がプローブの傾きを補正する。赤外線セン
サ部10の突起ブロツク13,17は、図5のように、
51’で示す動脈に平行となるように位置を補正して、
カフ圧が必要以上に与えられることを防止し、また、指
50’の位置による太さの差異にも十分対処できる。
【0031】このように、測定部位に直接赤外線センサ
部10を固定せずにカフ30’を介した場合であつても
、カフ30’に所定サイズの透光面35,36を設ける
ことによつて、赤外光センサ部10は良好に発光と受光
とを機能し、第1の実施例と同様に、カフ30’の加圧
の前段で赤外光センサ部10による赤外光の光路を補正
しておくため、カフ30’を減圧する段階で、測定部位
に流れる血液、すなわち、目標動脈51’の容積変化を
、特に、カフの中心部のみから良好に検出することがで
きる。
部10を固定せずにカフ30’を介した場合であつても
、カフ30’に所定サイズの透光面35,36を設ける
ことによつて、赤外光センサ部10は良好に発光と受光
とを機能し、第1の実施例と同様に、カフ30’の加圧
の前段で赤外光センサ部10による赤外光の光路を補正
しておくため、カフ30’を減圧する段階で、測定部位
に流れる血液、すなわち、目標動脈51’の容積変化を
、特に、カフの中心部のみから良好に検出することがで
きる。
【0032】また、言い換えれば、発光プローブ15と
受光プローブ11とにそれぞれ補正手段である突起ブロ
ツク17,13を配したことにより、プローブを測定部
位に装着するときに赤外光の光路の補正を気にかけずに
済むという効果がある。
受光プローブ11とにそれぞれ補正手段である突起ブロ
ツク17,13を配したことにより、プローブを測定部
位に装着するときに赤外光の光路の補正を気にかけずに
済むという効果がある。
【0033】<第3の実施例>第3の実施例は、突起ブ
ロツクの形状に特徴を持たせた一例である。
ロツクの形状に特徴を持たせた一例である。
【0034】(赤外線センサ部)図6は本発明に係る光
電容積脈波血圧計の第3の実施例による赤外線センサ部
の構成を示す外観斜視図である。同図においても、11
0で示す赤外線センサ部は、発光プローブ116、LE
D116、受光プローブ111、PT112、プローブ
連結帯118、カフ装着フアスナ119,120、そし
てケーブル121によつて構成される。また、第1の実
施例(図1)と異なる点は、プローブ後方に向かつて傾
斜を持たせた突起ブロツク113,117にある。この
突起ブロツク113,117において、傾斜面の長さ、
傾斜角度等の要素は、測定部位に応じたものを選定すれ
ば良い。
電容積脈波血圧計の第3の実施例による赤外線センサ部
の構成を示す外観斜視図である。同図においても、11
0で示す赤外線センサ部は、発光プローブ116、LE
D116、受光プローブ111、PT112、プローブ
連結帯118、カフ装着フアスナ119,120、そし
てケーブル121によつて構成される。また、第1の実
施例(図1)と異なる点は、プローブ後方に向かつて傾
斜を持たせた突起ブロツク113,117にある。この
突起ブロツク113,117において、傾斜面の長さ、
傾斜角度等の要素は、測定部位に応じたものを選定すれ
ば良い。
【0035】(測定)本実施例の測定も、第1と実施例
及び第2の実施例と同様のため、説明を省略する。
及び第2の実施例と同様のため、説明を省略する。
【0036】特に、突起ブロツクの形状を直方体では無
く、傾斜面を有した構成としたことにより得られる効果
を説明する。
く、傾斜面を有した構成としたことにより得られる効果
を説明する。
【0037】まず、カフ圧に対して測定部位方向に働く
応力を傾斜面全体で与えるため、プローブが無理な変形
を強いられることは無く、プローブへの耐久性を向上さ
せることにもなる。勿論、突起ブロツク113,117
による緩やかな傾斜が、LED116とPT112を所
望の向きに傾け易いという効果も大である。
応力を傾斜面全体で与えるため、プローブが無理な変形
を強いられることは無く、プローブへの耐久性を向上さ
せることにもなる。勿論、突起ブロツク113,117
による緩やかな傾斜が、LED116とPT112を所
望の向きに傾け易いという効果も大である。
【0038】また、各プローブに配した突起ブロツクに
傾斜を設けたことにより、この傾斜面の角度や向きによ
つて、赤外光の光路の選択幅を増やすことができるとい
う効果もある。
傾斜を設けたことにより、この傾斜面の角度や向きによ
つて、赤外光の光路の選択幅を増やすことができるとい
う効果もある。
【0039】<第4の実施例>
(赤外線センサ部)図7は本発明に係る光電容積脈波血
圧計の第4の実施例による赤外線センサ部の構成を示す
外観斜視図である。同図においても、210で示す赤外
線センサ部は、発光プローブ215、LED216、受
光プローブ211、PT212、プローブ連結帯218
、カフ装着フアスナ219,220、そしてケーブル2
21によつて構成される。また、第1の実施例(図1)
と異なる点は、プローブ先端部では無く各プローブ後端
部の下面211a、215aに設けた突起ブロツク21
3,217にある。この突起ブロツク213,217に
おいて、高さや傾斜角度の付与等の要素は、測定部位に
応じたものを選定すれば良い。
圧計の第4の実施例による赤外線センサ部の構成を示す
外観斜視図である。同図においても、210で示す赤外
線センサ部は、発光プローブ215、LED216、受
光プローブ211、PT212、プローブ連結帯218
、カフ装着フアスナ219,220、そしてケーブル2
21によつて構成される。また、第1の実施例(図1)
と異なる点は、プローブ先端部では無く各プローブ後端
部の下面211a、215aに設けた突起ブロツク21
3,217にある。この突起ブロツク213,217に
おいて、高さや傾斜角度の付与等の要素は、測定部位に
応じたものを選定すれば良い。
【0040】この突起ブロツク213,217は、第1
の実施例と同様に装着すると、PT212、LED21
6の向きをカフ中枢側に向けるように、各プローブの位
置補正を行う。
の実施例と同様に装着すると、PT212、LED21
6の向きをカフ中枢側に向けるように、各プローブの位
置補正を行う。
【0041】(測定)図8は本発明に係る光電容積脈波
血圧計の第4の実施例による測定状態を示す側面図であ
る。第4の実施例においても、図8のように、突起ブロ
ツク213,217は、阻血状態を得るため、カフ圧に
よる230で示すカフの変形に対しても、プローブを2
51で示す動脈と平行に保持するための盾として機能す
る。また250で示す指の位置による太さの差異にも突
起ブロツク213,217の高さで十分に補正できる。
血圧計の第4の実施例による測定状態を示す側面図であ
る。第4の実施例においても、図8のように、突起ブロ
ツク213,217は、阻血状態を得るため、カフ圧に
よる230で示すカフの変形に対しても、プローブを2
51で示す動脈と平行に保持するための盾として機能す
る。また250で示す指の位置による太さの差異にも突
起ブロツク213,217の高さで十分に補正できる。
【0042】このように、第4の実施例においても、単
に、突起ブロツク213,217の位置が異なる以外に
第1の実施例との差異は無く、詳述すれば、赤外線セン
サ部210の加圧時の向きを補正する方法の他の実施例
であつて、第1の実施例と同様に、カフ230の加圧の
前段で赤外光センサ部による赤外光の光路を補正してお
くため、カフを減圧する段階で、測定部位に流れる血液
、すなわち、目標動脈の容積変化を、特に、カフの中心
部のみから良好に検出することができる。
に、突起ブロツク213,217の位置が異なる以外に
第1の実施例との差異は無く、詳述すれば、赤外線セン
サ部210の加圧時の向きを補正する方法の他の実施例
であつて、第1の実施例と同様に、カフ230の加圧の
前段で赤外光センサ部による赤外光の光路を補正してお
くため、カフを減圧する段階で、測定部位に流れる血液
、すなわち、目標動脈の容積変化を、特に、カフの中心
部のみから良好に検出することができる。
【0043】また、発光プローブ215と受光プローブ
211とにそれぞれ補正手段である突起ブロツク217
,213を配したことにより、プローブを測定部位に装
着するときに赤外光の光路の補正を気にかけずに済むと
いう効果がある。
211とにそれぞれ補正手段である突起ブロツク217
,213を配したことにより、プローブを測定部位に装
着するときに赤外光の光路の補正を気にかけずに済むと
いう効果がある。
【0044】<第5の実施例>上述した第1〜第4の実
施例では、赤外線センサ部に突起ブロツクを設けていた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、カフ面に
突起ブロツクを設けても良い。
施例では、赤外線センサ部に突起ブロツクを設けていた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、カフ面に
突起ブロツクを設けても良い。
【0045】(カフ)図9は本発明に係る光電容積脈波
血圧計の第5の実施例によるカフの構成を示す外観斜視
図である。同図において、カフ330は、全体的な構成
は図2のカフ30と同様であり、一面330aに取り付
けたカフ固定用フアスナ331,332、他面330b
に取り付けたカフ固定用フアスナ337、そして、セン
サ固定用フアスナ333と、カフ縁部に設けたゴム管3
34とを具備している。第5の実施例では、特に、図6
で示した突起ブロツク113,117のように傾斜を持
つた突起ブロツク335,336をカフ330側に、す
なわち、一面330aに取り付けている。詳しくは、カ
フ固定用フアスナ333に対して突起ブロツクを具備し
ない赤外線センサ部のカフ固定用フアスナを係合させ、
発光プローブと受光プローブの各先端部に対応する位置
に、突起ブロツク335,336が設けられる。各突起
ブロツクの傾斜面はゴム管334に向つて傾いている。
血圧計の第5の実施例によるカフの構成を示す外観斜視
図である。同図において、カフ330は、全体的な構成
は図2のカフ30と同様であり、一面330aに取り付
けたカフ固定用フアスナ331,332、他面330b
に取り付けたカフ固定用フアスナ337、そして、セン
サ固定用フアスナ333と、カフ縁部に設けたゴム管3
34とを具備している。第5の実施例では、特に、図6
で示した突起ブロツク113,117のように傾斜を持
つた突起ブロツク335,336をカフ330側に、す
なわち、一面330aに取り付けている。詳しくは、カ
フ固定用フアスナ333に対して突起ブロツクを具備し
ない赤外線センサ部のカフ固定用フアスナを係合させ、
発光プローブと受光プローブの各先端部に対応する位置
に、突起ブロツク335,336が設けられる。各突起
ブロツクの傾斜面はゴム管334に向つて傾いている。
【0046】(測定)図10は本発明に係る光電容積脈
波血圧計の第5の実施例による測定状態を示す側面図で
ある。第5の実施例においても、第1の実施例と同様に
、各プローブの先端部を正しくカフ330の突起ブロツ
ク335,336に当接させることで作用及び効果は同
様のものを得られる。図10のように、指350の動脈
351が阻血状態に達したときの動脈351と赤外線セ
ンサ部310の各プローブとは平行に保持される。
波血圧計の第5の実施例による測定状態を示す側面図で
ある。第5の実施例においても、第1の実施例と同様に
、各プローブの先端部を正しくカフ330の突起ブロツ
ク335,336に当接させることで作用及び効果は同
様のものを得られる。図10のように、指350の動脈
351が阻血状態に達したときの動脈351と赤外線セ
ンサ部310の各プローブとは平行に保持される。
【0047】以上説明したように、第5の実施例におい
ては、カフ330に突起ブロツク335,336を配し
たことにより、得られる効果は第1の実施例及び第3の
実施例と同様であつて、プローブを測定部位に装着する
ときに赤外光の光路の補正を気にかけずに済むと共に、
カフに配した突起の傾斜面の角度や向きによつて、赤外
光の光路の選択幅を増やすことができるという効果があ
る。勿論、突起ブロツクの形状は、図1のように直方体
であつても、本発明の趣旨を逸脱しない他の形状であつ
ても良い。
ては、カフ330に突起ブロツク335,336を配し
たことにより、得られる効果は第1の実施例及び第3の
実施例と同様であつて、プローブを測定部位に装着する
ときに赤外光の光路の補正を気にかけずに済むと共に、
カフに配した突起の傾斜面の角度や向きによつて、赤外
光の光路の選択幅を増やすことができるという効果があ
る。勿論、突起ブロツクの形状は、図1のように直方体
であつても、本発明の趣旨を逸脱しない他の形状であつ
ても良い。
【0048】<第6の実施例>上述した第1〜第5実施
例では、特に赤外線センサ部のプローブの材質を定義し
ていないが、この第6の実施例では、その材質による作
用効果に特徴がある。 (赤外線センサ部)図11は本発明に係る光電容積脈波
血圧計の第6の実施例による赤外線センサ部の構成を示
す側面図である。本実施例の赤外線センサ部410は、
図11に示すように、矢印の方向に受光プローブ411
及び発光プローブ415がしなる材質で構成され、この
弓状のしなりによつて、前述の実施例で述べた突起ブロ
ツクに相当する効果を得る。上記材質として、例えば、
塩化ビニールがある。
例では、特に赤外線センサ部のプローブの材質を定義し
ていないが、この第6の実施例では、その材質による作
用効果に特徴がある。 (赤外線センサ部)図11は本発明に係る光電容積脈波
血圧計の第6の実施例による赤外線センサ部の構成を示
す側面図である。本実施例の赤外線センサ部410は、
図11に示すように、矢印の方向に受光プローブ411
及び発光プローブ415がしなる材質で構成され、この
弓状のしなりによつて、前述の実施例で述べた突起ブロ
ツクに相当する効果を得る。上記材質として、例えば、
塩化ビニールがある。
【0049】(測定)図12は本発明に係る光電容積脈
波血圧計の第6の実施例による測定状態を示す側面図で
ある。
波血圧計の第6の実施例による測定状態を示す側面図で
ある。
【0050】本実施例では、カフ430が阻血状態まで
加圧されるときの変形に対して、徐々に弓状に変形し、
図12に示すように、指450の動脈451を阻血する
カフ圧では、各プローブのLED416、PT412が
カフ中枢側に向くことを防止できる。
加圧されるときの変形に対して、徐々に弓状に変形し、
図12に示すように、指450の動脈451を阻血する
カフ圧では、各プローブのLED416、PT412が
カフ中枢側に向くことを防止できる。
【0051】以上説明したように、第6の実施例におい
ても、第1の実施例と同様の効果が得られ、特に、各プ
ローブに柔軟性を付加したことにより、赤外光の光路を
変化させずにカフを加圧できるという効果がある。
ても、第1の実施例と同様の効果が得られ、特に、各プ
ローブに柔軟性を付加したことにより、赤外光の光路を
変化させずにカフを加圧できるという効果がある。
【0052】<第7の実施例>
(赤外線センサ部)図13は本発明に係る光電容積脈波
血圧計の第7の実施例による赤外線センサ部の構成を示
す側面図である。本実施例の赤外線センサ部510は、
図13に示すように、受光プローブ511及び発光プロ
ーブ515が弓状に設けた構成であつて、この形状によ
つて、前述の実施例で述べた突起ブロツクに相当する効
果を得る。上記受光プローブ511及び発光プローブ5
15の材質として、例えば、ポリプロピレンやポリカー
ボイド等がある。
血圧計の第7の実施例による赤外線センサ部の構成を示
す側面図である。本実施例の赤外線センサ部510は、
図13に示すように、受光プローブ511及び発光プロ
ーブ515が弓状に設けた構成であつて、この形状によ
つて、前述の実施例で述べた突起ブロツクに相当する効
果を得る。上記受光プローブ511及び発光プローブ5
15の材質として、例えば、ポリプロピレンやポリカー
ボイド等がある。
【0053】(測定)図14は本発明に係る光電容積脈
波血圧計の第7の実施例による測定状態を示す側面図で
ある。
波血圧計の第7の実施例による測定状態を示す側面図で
ある。
【0054】本実施例では、カフ530が阻血状態まで
加圧されるときの変形に対して、予め弓状に形成したお
いたため、図12に示すように、指450の動脈451
を阻血するカフ圧では、各プローブのLED416、P
T412がカフ中枢側に向くことを防止できる。
加圧されるときの変形に対して、予め弓状に形成したお
いたため、図12に示すように、指450の動脈451
を阻血するカフ圧では、各プローブのLED416、P
T412がカフ中枢側に向くことを防止できる。
【0055】以上説明したように、第7の実施例におい
ても、第1の実施例と同様の効果が得られ、特に、カフ
の加圧後の形状にならうように各プローブを予め弓状に
形成したことにより、赤外光の光路を極端に変化させず
にカフを加圧できるという効果がある。
ても、第1の実施例と同様の効果が得られ、特に、カフ
の加圧後の形状にならうように各プローブを予め弓状に
形成したことにより、赤外光の光路を極端に変化させず
にカフを加圧できるという効果がある。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カフの加圧の前段で赤外光センサ部による赤外光の光路
を補正しておくため、カフを減圧する段階で、測定部位
に流れる血液、すなわち、目標動脈の容積変化を、特に
、カフの中心部のみから良好に検出することができる。
カフの加圧の前段で赤外光センサ部による赤外光の光路
を補正しておくため、カフを減圧する段階で、測定部位
に流れる血液、すなわち、目標動脈の容積変化を、特に
、カフの中心部のみから良好に検出することができる。
【0057】また、発光プローブと受光プローブとにそ
れぞれ補正手段である突起ブロツクを配したことにより
、又は、カフに突起ブロツクを配したことにより、プロ
ーブを測定部位に装着するときに赤外光の光路の補正を
気にかけずに済む。
れぞれ補正手段である突起ブロツクを配したことにより
、又は、カフに突起ブロツクを配したことにより、プロ
ーブを測定部位に装着するときに赤外光の光路の補正を
気にかけずに済む。
【0058】また、各プローブ、又は、カフに配した突
起に傾斜を設け、この傾斜面の角度や向きによつて、赤
外光の光路の選択幅を増やすことができる。
起に傾斜を設け、この傾斜面の角度や向きによつて、赤
外光の光路の選択幅を増やすことができる。
【0059】また、各プローブに柔軟性を付加したこと
により、又は、カフの加圧後の形状にならうように各プ
ローブを弓状に形成したことにより、赤外光の光路を極
端に変化させずにカフを加圧できる。
により、又は、カフの加圧後の形状にならうように各プ
ローブを弓状に形成したことにより、赤外光の光路を極
端に変化させずにカフを加圧できる。
【図1】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第1の実施
例による赤外線センサ部の構成を示す外観斜視図である
。
例による赤外線センサ部の構成を示す外観斜視図である
。
【図2】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第1の実施
例によるカフの構成を示す外観斜視図である。
例によるカフの構成を示す外観斜視図である。
【図3】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第1の実施
例による測定状態を示す側面図である。
例による測定状態を示す側面図である。
【図4】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第2の実施
例によるカフの構成を示す外観斜視図である。
例によるカフの構成を示す外観斜視図である。
【図5】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第2の実施
例による測定状態を示す側面図である。
例による測定状態を示す側面図である。
【図6】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第3の実施
例による赤外線センサ部の構成を示す外観斜視図である
。
例による赤外線センサ部の構成を示す外観斜視図である
。
【図7】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第4の実施
例による赤外線センサ部の構成を示す外観斜視図である
。
例による赤外線センサ部の構成を示す外観斜視図である
。
【図8】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第4の実施
例による測定状態を示す側面図である。
例による測定状態を示す側面図である。
【図9】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第5の実施
例によるカフの構成を示す外観斜視図である。
例によるカフの構成を示す外観斜視図である。
【図10】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第5の実
施例による測定状態を示す側面図である。
施例による測定状態を示す側面図である。
【図11】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第6の実
施例による赤外線センサ部の構成を示す側面図である。
施例による赤外線センサ部の構成を示す側面図である。
【図12】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第6の実
施例による測定状態を示す側面図である。
施例による測定状態を示す側面図である。
【図13】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第7の実
施例による赤外線センサ部の構成を示す側面図である。
施例による赤外線センサ部の構成を示す側面図である。
【図14】本発明に係る光電容積脈波血圧計の第7の実
施例による測定状態を示す側面図である。
施例による測定状態を示す側面図である。
【図15】従来例による光電容積脈波血圧計の測定状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図16】従来例による光電容積脈波血圧計の測定状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
10,110,210,410,510,800
赤外光センサ部 11,111,211,411,511,811
受光プローブ 12,112,212,812 PT13,17
,113,117,213,217 突起ブロツク 15,115,215,415,515,815
発光ブロツク 16,116,216,816 LED18,1
18,218 プローブ連結帯19,20,11
9,120,219,220 カフ装着フアスナ 21,121,221 ケーブル30,30’,
330,430,530 カフ31,32,31
’,32’,33a’,37 カフ固定用フアスナ 33,333 センサ装着フアスナ33b’
粘着面 34,34’,334 ゴム管 35,36 透光面 50,50’,250,350,450,550,85
0,850’ 指 51,51’,251,351,451,551,85
1,851’ 動脈
赤外光センサ部 11,111,211,411,511,811
受光プローブ 12,112,212,812 PT13,17
,113,117,213,217 突起ブロツク 15,115,215,415,515,815
発光ブロツク 16,116,216,816 LED18,1
18,218 プローブ連結帯19,20,11
9,120,219,220 カフ装着フアスナ 21,121,221 ケーブル30,30’,
330,430,530 カフ31,32,31
’,32’,33a’,37 カフ固定用フアスナ 33,333 センサ装着フアスナ33b’
粘着面 34,34’,334 ゴム管 35,36 透光面 50,50’,250,350,450,550,85
0,850’ 指 51,51’,251,351,451,551,85
1,851’ 動脈
Claims (7)
- 【請求項1】血流状態を空気圧で調整するカフと、赤外
光の血液による吸光或は乱反射により脈波を検出する赤
外光検出手段とを備え、前記カフの減圧時に、赤外光の
血液による吸光或は乱反射により検出される脈波に基づ
いて血圧を計測する光電容積脈波血圧計において、前記
カフを前記赤外光検出手段との積層状態で測定部位に装
着し、この状態で阻血するときに、前記カフの加圧に伴
う前記赤外光検出手段による赤外光の光路を、前記加圧
の前段で補正する補正手段を備えることを特徴とする光
電容積脈波血圧計。 - 【請求項2】前記赤外光検出手段と前記補正手段とをそ
れぞれプローブに配したことを特徴とする請求項1に記
載の光電容積脈波血圧計。 - 【請求項3】前記赤外光検出手段をプローブに配し、前
記補正手段を前記カフに配したことを特徴とする請求項
1記載の光電容積脈波血圧計。 - 【請求項4】前記補正手段を突起としたことを特徴とす
る請求項2又は3に記載の光電容積脈波血圧計。 - 【請求項5】前記突起に傾斜を設けたことを特徴とする
請求項4に記載の光電容積脈波血圧計。 - 【請求項6】前記補正手段は前記プローブに柔軟性を付
加したことを特徴とする請求項2記載の光電容積脈波血
圧計。 - 【請求項7】前記補正手段は前記プローブを弓状に形成
したことを特徴とする請求項2記載の光電容積脈波血圧
計。
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006102166A (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 血圧計 |
CN102512225A (zh) * | 2011-12-31 | 2012-06-27 | 重庆邮电大学 | 一种股动脉血流智能控制装置及方法 |
JP2018030025A (ja) * | 2012-09-18 | 2018-03-01 | カシオ計算機株式会社 | 脈拍データ検出装置、脈拍データ検出方法、および脈拍データ検出プログラム |
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1991
- 1991-03-07 JP JP3041524A patent/JP3040504B2/ja not_active Expired - Fee Related
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