JPH04279117A - 加熱機能付容器 - Google Patents
加熱機能付容器Info
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- JPH04279117A JPH04279117A JP3038603A JP3860391A JPH04279117A JP H04279117 A JPH04279117 A JP H04279117A JP 3038603 A JP3038603 A JP 3038603A JP 3860391 A JP3860391 A JP 3860391A JP H04279117 A JPH04279117 A JP H04279117A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
- B65D81/34—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package
- B65D81/3484—Packages having self-contained heating means, e.g. heating generated by the reaction of two chemicals
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この出願の発明は、酒、コーヒー
、スープ、カレー、その他の被加熱物を加熱する加熱機
能付容器に関するものである。
、スープ、カレー、その他の被加熱物を加熱する加熱機
能付容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加熱機能付容器には、例
えば図4に示したような、反応水1と生石灰2を隔離し
て収納した反応室3を、被加熱物4を収納した容器5内
の底蓋6側に備えたものが存在する。そして、前記容器
5の底蓋6の底面6aは、変形可能なものとすると共に
適宜個所に蒸気穴7を設けている。また、前記反応水1
は、反応室3内の開口部3a側に設けられた内容器8に
収納されている。さらに、この内容器8は、底面8aに
容器5外から操作できる破断操作体9を設けたものとす
ると共に開口部8bを被破断膜10により密封したもの
としている。
えば図4に示したような、反応水1と生石灰2を隔離し
て収納した反応室3を、被加熱物4を収納した容器5内
の底蓋6側に備えたものが存在する。そして、前記容器
5の底蓋6の底面6aは、変形可能なものとすると共に
適宜個所に蒸気穴7を設けている。また、前記反応水1
は、反応室3内の開口部3a側に設けられた内容器8に
収納されている。さらに、この内容器8は、底面8aに
容器5外から操作できる破断操作体9を設けたものとす
ると共に開口部8bを被破断膜10により密封したもの
としている。
【0003】前記加熱機能付容器を発熱操作するには、
図5に示したように、容器5を倒立させた状態で、底蓋
6の底面6aを手指で押さえ付けて変形させることによ
り、破断操作体9を操作し被破断膜10を破断して、反
応水1を生石灰2に降り注がせることにより、反応水1
を生石灰2に接触させる。そして、発熱反応の開始と同
時に、容器5を正立させた状態に戻し、その状態で静置
しておくことにより、対流がおこって容器5内の被加熱
物4は加熱される。
図5に示したように、容器5を倒立させた状態で、底蓋
6の底面6aを手指で押さえ付けて変形させることによ
り、破断操作体9を操作し被破断膜10を破断して、反
応水1を生石灰2に降り注がせることにより、反応水1
を生石灰2に接触させる。そして、発熱反応の開始と同
時に、容器5を正立させた状態に戻し、その状態で静置
しておくことにより、対流がおこって容器5内の被加熱
物4は加熱される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の加熱機能付容器では、発熱反応の開始と同時に、容
器5を正立させた状態に戻さないで倒立させた状態のま
まにしておくと、図6に示したように、容器5の底蓋6
に設けた蒸気穴7から、発熱反応により発生する蒸気が
勢いよく吹き出し、使用者に火傷を追わせたり、またこ
の蒸気が飛び散って、辺り一面を汚すという課題を有し
ていた。
来の加熱機能付容器では、発熱反応の開始と同時に、容
器5を正立させた状態に戻さないで倒立させた状態のま
まにしておくと、図6に示したように、容器5の底蓋6
に設けた蒸気穴7から、発熱反応により発生する蒸気が
勢いよく吹き出し、使用者に火傷を追わせたり、またこ
の蒸気が飛び散って、辺り一面を汚すという課題を有し
ていた。
【0005】また、上記発熱反応により発生する蒸気が
勢いよく吹き出すのを阻止するために、この出願の発明
者らが先に出願した加熱機能付容器では、図7、8に示
したように、前記容器5の底蓋6と内容器8の間、もし
くは前記生石灰2と内容器8の間に吸湿体20を介在さ
せたものとしているが、加熱機能付容器の製造工程にお
いて、吸湿体20を介在させる工程が余分に必要となり
、製造コストが高くなるという課題を有していた。
勢いよく吹き出すのを阻止するために、この出願の発明
者らが先に出願した加熱機能付容器では、図7、8に示
したように、前記容器5の底蓋6と内容器8の間、もし
くは前記生石灰2と内容器8の間に吸湿体20を介在さ
せたものとしているが、加熱機能付容器の製造工程にお
いて、吸湿体20を介在させる工程が余分に必要となり
、製造コストが高くなるという課題を有していた。
【0006】そこで、この出願の発明は、上記従来の加
熱機能付容器が有する課題を解決することを目的として
なされたものである。
熱機能付容器が有する課題を解決することを目的として
なされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この出願の請
求項1記載の発明は、反応水1と生石灰2を隔離して収
納した反応室3を、被加熱物4を収納した容器5に備え
ており、前記反応水1を生石灰2に接触させて発熱させ
ることにより、被加熱物4を加熱するようにした加熱機
能付容器において、前記反応水1、生石灰2の何れか一
方または双方に吸水性ポリマー11を添加した加熱機能
付容器としている。
求項1記載の発明は、反応水1と生石灰2を隔離して収
納した反応室3を、被加熱物4を収納した容器5に備え
ており、前記反応水1を生石灰2に接触させて発熱させ
ることにより、被加熱物4を加熱するようにした加熱機
能付容器において、前記反応水1、生石灰2の何れか一
方または双方に吸水性ポリマー11を添加した加熱機能
付容器としている。
【0008】また、この出願の請求項2記載の発明は、
反応水1と生石灰2を隔離して収納した反応室3を、被
加熱物4を収納した容器5に備えており、前記反応水1
を生石灰2に接触させて発熱させることにより、被加熱
物4を加熱するようにした加熱機能付容器において、前
記反応水1に金属塩を有効量溶解すると共に、反応水1
、生石灰2の何れか一方または双方に吸水性ポリマー1
1を添加した加熱機能付容器としている。
反応水1と生石灰2を隔離して収納した反応室3を、被
加熱物4を収納した容器5に備えており、前記反応水1
を生石灰2に接触させて発熱させることにより、被加熱
物4を加熱するようにした加熱機能付容器において、前
記反応水1に金属塩を有効量溶解すると共に、反応水1
、生石灰2の何れか一方または双方に吸水性ポリマー1
1を添加した加熱機能付容器としている。
【0009】さらに、この出願の請求項3記載の発明は
、前記請求項1または2記載の発明において、反応水1
に添加する吸水性ポリマー11を、0.3〜1.0重量
%とした加熱機能付容器としている。
、前記請求項1または2記載の発明において、反応水1
に添加する吸水性ポリマー11を、0.3〜1.0重量
%とした加熱機能付容器としている。
【0010】
【作用】この出願の発明に係る加熱機能付容器は、上記
手段を施したため、次のような作用を有する。この出願
の請求項1記載の発明は、反応水1を生石灰2に接触さ
せて発熱させると、反応水1、生石灰2の何れか一方ま
たは双方に添加した吸水性ポリマーが、発生した蒸気を
補集する。
手段を施したため、次のような作用を有する。この出願
の請求項1記載の発明は、反応水1を生石灰2に接触さ
せて発熱させると、反応水1、生石灰2の何れか一方ま
たは双方に添加した吸水性ポリマーが、発生した蒸気を
補集する。
【0011】この出願の請求項2記載の発明は、請求項
1記載の発明と同様の作用を有すると共に、反応水1、
生石灰2の何れか一方または双方に添加した吸水性ポリ
マーは、反応水1に有効量溶解した金属塩によりゲル化
しない特性が付与される。この出願の請求項3記載の発
明は、請求項1または2記載の発明と同様の作用を有す
ると共に、反応水1に添加した吸水性ポリマーは、ゲル
化しない濃度に維持される。
1記載の発明と同様の作用を有すると共に、反応水1、
生石灰2の何れか一方または双方に添加した吸水性ポリ
マーは、反応水1に有効量溶解した金属塩によりゲル化
しない特性が付与される。この出願の請求項3記載の発
明は、請求項1または2記載の発明と同様の作用を有す
ると共に、反応水1に添加した吸水性ポリマーは、ゲル
化しない濃度に維持される。
【0012】
【実施例】以下、この出願の発明に係る加熱機能付容器
の構成を、実施例として示した図面に基づいて説明する
。図1に示したように、この出願の発明に係る加熱機能
付容器は、反応水1と生石灰2を隔離して収納した反応
室3を、被加熱物4を収納した容器5内の底蓋6側に備
えている。前記容器5の底蓋6の底面6aは、変形可能
なものとすると共に適宜個所に蒸気穴7を設けている。 また、前記反応水1は、反応室3内の開口部3a側に設
けられた内容器8に収納されている。さらに、この内容
器8は、底面8aに容器5外から操作できる破断操作体
9を設けたものとすると共に開口部8bを被破断膜10
により密封したものとしている。
の構成を、実施例として示した図面に基づいて説明する
。図1に示したように、この出願の発明に係る加熱機能
付容器は、反応水1と生石灰2を隔離して収納した反応
室3を、被加熱物4を収納した容器5内の底蓋6側に備
えている。前記容器5の底蓋6の底面6aは、変形可能
なものとすると共に適宜個所に蒸気穴7を設けている。 また、前記反応水1は、反応室3内の開口部3a側に設
けられた内容器8に収納されている。さらに、この内容
器8は、底面8aに容器5外から操作できる破断操作体
9を設けたものとすると共に開口部8bを被破断膜10
により密封したものとしている。
【0013】そして、前記反応水1、生石灰2の何れか
一方または双方には、吸水性ポリマー11が添加されて
いる。この吸水性ポリマー11は、その吸水能力が自重
の数十倍〜数百倍に達するものであり、例えばポリアク
リル酸塩系、ポバール系、デンプン−アクリル酸グラフ
ト重合系、メタクリル酸メチル−酢酸ビニル共重合体な
ど各種のものが挙げられる。そして、この吸水性ポリマ
ー11の添加量は、反応水1に添加する場合には、反応
水1の0.3〜1.0重量%の範囲が好ましく、生石灰
2に添加する場合には、生石灰2の0.8〜1.6重量
%の範囲が好ましい。また、この吸水性ポリマー11の
形状は、粉末または粒状物などとするのが好ましい。
一方または双方には、吸水性ポリマー11が添加されて
いる。この吸水性ポリマー11は、その吸水能力が自重
の数十倍〜数百倍に達するものであり、例えばポリアク
リル酸塩系、ポバール系、デンプン−アクリル酸グラフ
ト重合系、メタクリル酸メチル−酢酸ビニル共重合体な
ど各種のものが挙げられる。そして、この吸水性ポリマ
ー11の添加量は、反応水1に添加する場合には、反応
水1の0.3〜1.0重量%の範囲が好ましく、生石灰
2に添加する場合には、生石灰2の0.8〜1.6重量
%の範囲が好ましい。また、この吸水性ポリマー11の
形状は、粉末または粒状物などとするのが好ましい。
【0014】さらに、前記反応水1には、アルカリ金属
、アルカリ土類金属のハロゲン化物などの金属塩を有効
量溶解させることができる。なお、反応水1中の金属塩
の濃度が1重量%以上になると、吸水性ポリマー11の
吸水能力が極端に低下するので、反応水1中の金属塩の
濃度は1重量%以下にするのが好ましい。次に、この出
願の発明に係る加熱機能付容器の発熱操作状態を説明す
るが、この発熱操作は、前記従来の加熱機能付容器と同
様に行われる。
、アルカリ土類金属のハロゲン化物などの金属塩を有効
量溶解させることができる。なお、反応水1中の金属塩
の濃度が1重量%以上になると、吸水性ポリマー11の
吸水能力が極端に低下するので、反応水1中の金属塩の
濃度は1重量%以下にするのが好ましい。次に、この出
願の発明に係る加熱機能付容器の発熱操作状態を説明す
るが、この発熱操作は、前記従来の加熱機能付容器と同
様に行われる。
【0015】すなわち、前記加熱機能付容器を発熱操作
するには、図2に示したように、容器5を倒立させた状
態で、底蓋6の底面6aを手指で押さえ付けて変形させ
ることにより、破断操作体9を操作し被破断膜10を破
断して、反応水1を生石灰2に降り注がせることにより
、反応水1を生石灰2に接触させる。そして、発熱反応
の開始と同時に、容器5を正立させた状態に戻し、その
状態で静置しておくことにより、対流がおこって容器5
内の被加熱物4は加熱される。
するには、図2に示したように、容器5を倒立させた状
態で、底蓋6の底面6aを手指で押さえ付けて変形させ
ることにより、破断操作体9を操作し被破断膜10を破
断して、反応水1を生石灰2に降り注がせることにより
、反応水1を生石灰2に接触させる。そして、発熱反応
の開始と同時に、容器5を正立させた状態に戻し、その
状態で静置しておくことにより、対流がおこって容器5
内の被加熱物4は加熱される。
【0016】以下、反応水1、生石灰2の何れか一方ま
たは双方に添加する吸水性ポリマー11を、表1、2に
示した添加量として、これらの加熱機能付容器を発熱操
作した場合についての、各時間経過後の昇温評価、蒸気
防止評価(容器5を倒立させた状態で放置した場合)を
行った。評価は、次の基準による。 昇温評価:5分後の昇温が41℃以上のもの …◎5
分後の昇温が40〜36℃のもの…○5分後の昇温が3
5℃以下のもの …△蒸気防止:蒸気がまったく発生
しないもの …◎評価 蒸気がほとんど発
生しないもの …○蒸気が相当量発生するもの
…△(反応水1に吸水性ポリマー11を
添加した場合)なお、添加する吸水性ポリマー11はポ
リアクリル酸とし、反応水1の量は20gとし、これに
塩化ナトリウム1gを加え、生石灰2の量は60gとし
、被加熱物4は23℃の清酒、180mlとした。
たは双方に添加する吸水性ポリマー11を、表1、2に
示した添加量として、これらの加熱機能付容器を発熱操
作した場合についての、各時間経過後の昇温評価、蒸気
防止評価(容器5を倒立させた状態で放置した場合)を
行った。評価は、次の基準による。 昇温評価:5分後の昇温が41℃以上のもの …◎5
分後の昇温が40〜36℃のもの…○5分後の昇温が3
5℃以下のもの …△蒸気防止:蒸気がまったく発生
しないもの …◎評価 蒸気がほとんど発
生しないもの …○蒸気が相当量発生するもの
…△(反応水1に吸水性ポリマー11を
添加した場合)なお、添加する吸水性ポリマー11はポ
リアクリル酸とし、反応水1の量は20gとし、これに
塩化ナトリウム1gを加え、生石灰2の量は60gとし
、被加熱物4は23℃の清酒、180mlとした。
【0017】
【表1】
【0018】(生石灰2に吸水性ポリマー11を添加し
た場合)なお、添加する吸水性ポリマー11はポリアク
リル酸とし、反応水1の量は20gとし、これに塩化ナ
トリウム1gを加え、生石灰2の量は60gとし、被加
熱物4は21℃の清酒、180mlとした。
た場合)なお、添加する吸水性ポリマー11はポリアク
リル酸とし、反応水1の量は20gとし、これに塩化ナ
トリウム1gを加え、生石灰2の量は60gとし、被加
熱物4は21℃の清酒、180mlとした。
【0019】
【表2】
【0020】
【発明の効果】この出願の発明に係る加熱機能付容器は
、以上に述べたように構成されているので、次のような
効果を有する。この出願の請求項1〜3記載の発明は、
何れも蒸気の発生を少なくしたり、まったく無くすこと
ができるので、発熱反応の開始と同時に容器を正立させ
た状態に戻さないで倒立させた状態のままにしておいて
も、発熱反応により発生する蒸気が勢いよく吹き出し、
使用者に火傷を追わせたり、またこの蒸気が飛び散って
、辺り一面を汚すようなことはなくなった。
、以上に述べたように構成されているので、次のような
効果を有する。この出願の請求項1〜3記載の発明は、
何れも蒸気の発生を少なくしたり、まったく無くすこと
ができるので、発熱反応の開始と同時に容器を正立させ
た状態に戻さないで倒立させた状態のままにしておいて
も、発熱反応により発生する蒸気が勢いよく吹き出し、
使用者に火傷を追わせたり、またこの蒸気が飛び散って
、辺り一面を汚すようなことはなくなった。
【0021】さらに、この出願の請求項1〜3記載の発
明は、反応水1、生石灰2の何れか一方または双方に吸
水性ポリマー11をあらかじめ添加しておくだけでよい
ので、加熱機能付容器の製造工程において、余分な工程
を追加しなくてもよくなり、製造コストが高くなるとい
うことがなくなった。また、この出願の請求項2、3記
載の発明は、吸水性ポリマー11のゲル化が防止されて
、反応水1は生石灰2に充分に行き渡り、昇温機能を損
なうことなく蒸気の発生量を少なくしたり、まったく無
くすことができるので、加熱機能付容器の商品価値を低
下させることもなくなった。
明は、反応水1、生石灰2の何れか一方または双方に吸
水性ポリマー11をあらかじめ添加しておくだけでよい
ので、加熱機能付容器の製造工程において、余分な工程
を追加しなくてもよくなり、製造コストが高くなるとい
うことがなくなった。また、この出願の請求項2、3記
載の発明は、吸水性ポリマー11のゲル化が防止されて
、反応水1は生石灰2に充分に行き渡り、昇温機能を損
なうことなく蒸気の発生量を少なくしたり、まったく無
くすことができるので、加熱機能付容器の商品価値を低
下させることもなくなった。
【図1】この出願の発明に係る加熱機能付容器の実施例
を示す断面図。
を示す断面図。
【図2】この出願の発明に係る加熱機能付容器の発熱操
作状態を示す説明図。
作状態を示す説明図。
【図3】この出願の発明に係る加熱機能付容器の発熱操
作状態を示す説明図。
作状態を示す説明図。
【図4】従来の加熱機能付容器の一例を示す断面図。
【図5】従来の加熱機能付容器の発熱操作状態を示す説
明図。
明図。
【図6】従来の加熱機能付容器の発熱操作状態を示す説
明図。
明図。
【図7】従来の加熱機能付容器の他の例を示す断面図。
【図8】従来の加熱機能付容器のさらに他の例を示す断
面図。
面図。
1 反応水
2 生石灰
3 反応室
4 被加熱物
5 容器
11 吸水性ポリマー
Claims (3)
- 【請求項1】 反応水1と生石灰2を隔離して収納し
た反応室3を、被加熱物4を収納した容器5に備えてお
り、前記反応水1を生石灰2に接触させて発熱させるこ
とにより、被加熱物4を加熱するようにした加熱機能付
容器において、前記反応水1、生石灰2の何れか一方ま
たは双方に吸水性ポリマー11を添加したことを特徴と
する加熱機能付容器。 - 【請求項2】 反応水1と生石灰2を隔離して収納し
た反応室3を、被加熱物4を収納した容器5に備えてお
り、前記反応水1を生石灰2に接触させて発熱させるこ
とにより、被加熱物4を加熱するようにした加熱機能付
容器において、前記反応水1に金属塩を有効量溶解する
と共に、反応水1、生石灰2の何れか一方または双方に
吸水性ポリマー11を添加したことを特徴とする加熱機
能付容器。 - 【請求項3】 前記反応水1に添加する吸水性ポリマ
ー11が、0.3〜1.0重量%であることを特徴とす
る請求項1または2記載の加熱機能付容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3038603A JPH04279117A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 加熱機能付容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3038603A JPH04279117A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 加熱機能付容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04279117A true JPH04279117A (ja) | 1992-10-05 |
Family
ID=12529854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3038603A Pending JPH04279117A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 加熱機能付容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04279117A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5461867A (en) * | 1994-05-31 | 1995-10-31 | Insta-Heat, Inc. | Container with integral module for heating or cooling the contents |
WO1997016101A1 (en) * | 1995-10-30 | 1997-05-09 | Insta-Heat, Inc. | Container with integral module for heating or cooling the contents |
US6948490B2 (en) * | 2001-04-24 | 2005-09-27 | Thermotic Developments Limited | Steam generator |
US7025055B2 (en) | 2004-03-15 | 2006-04-11 | Ontech Delaware Inc. | Tray for selectably heating or cooling the contents |
US7117684B2 (en) | 2004-03-15 | 2006-10-10 | Ontech Delaware Inc. | Container with integral module for heating or cooling the contents |
ES2283200A1 (es) * | 2005-10-19 | 2007-10-16 | Gregorio Jesus Moron Martin | Dispositivo para autocalentar envases de comida. |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP3038603A patent/JPH04279117A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5461867A (en) * | 1994-05-31 | 1995-10-31 | Insta-Heat, Inc. | Container with integral module for heating or cooling the contents |
WO1997016101A1 (en) * | 1995-10-30 | 1997-05-09 | Insta-Heat, Inc. | Container with integral module for heating or cooling the contents |
EP1749465A1 (en) * | 1995-10-30 | 2007-02-07 | OnTech Delaware, Inc. | Container with integral module for heating or cooling the contents |
US6948490B2 (en) * | 2001-04-24 | 2005-09-27 | Thermotic Developments Limited | Steam generator |
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ES2283200A1 (es) * | 2005-10-19 | 2007-10-16 | Gregorio Jesus Moron Martin | Dispositivo para autocalentar envases de comida. |
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