JPH0427857Y2 - - Google Patents

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JPH0427857Y2
JPH0427857Y2 JP1986056487U JP5648786U JPH0427857Y2 JP H0427857 Y2 JPH0427857 Y2 JP H0427857Y2 JP 1986056487 U JP1986056487 U JP 1986056487U JP 5648786 U JP5648786 U JP 5648786U JP H0427857 Y2 JPH0427857 Y2 JP H0427857Y2
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posture
bolt
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regulating member
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はボルト等の有頭棒状体を搬送する搬
送装置に係り、詳しくは、有頭棒状体の搬送姿勢
を矯正して搬送の円滑化を図る有頭棒状体の搬送
装置に関する。
(従来の技術) 従来の有頭棒状体の搬送装置としては、例え
ば、実公昭55−38894号公報に記載されたような
ものが知られている。この搬送装置は、1対の縦
方向斜設シユートと該シユート上部に間隔を介し
て同じく斜設された可変位シユート上板とを有
し、可変位シユート上板が前記シユートに固設さ
れたフレームのフオーク部に対して自重載置を介
し可変位にされ、通常被搬送有頭垂立棒状体との
設定間隔を介して支持されており、該有頭垂立棒
状体に当接して揺動変位されるように構成し、前
記シユートと可変位シユート上板との間に棒状体
が挟着されることを防止する。
(この考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述したような従来の搬送装置
にあつては、有頭棒状体例えばワツシヤが嵌挿さ
れた長尺のボルトを搬送する場合、ワツシヤがボ
ルトの頭部から離れねじ部側に位置してボルトが
自重による垂立姿勢を採れないことがあり、この
ため、ボルトがシユート付近の部材と干渉して搬
送不能になることがあるという問題があつた。
この考案は、上述した問題点を鑑みてなされた
もので、搬送される有頭棒状体の姿勢を矯正する
ことができる有頭棒状体の搬送装置を提供し、搬
送の円滑化を図ることを目的としている。
(問題点を解決するための手段) この考案は、平行に一定間隔を隔て配設された
一対のレール部材上を、該レール部材に頭部が係
止され且つ座金を挿通せしめた有頭棒状体を自重
により垂下した姿勢で移送する有頭棒状体の搬送
装置において、この装置は、レール部材上の所定
の高さ位置に設けた姿勢規制部材と、この姿勢規
制部材に取り付けられた姿勢検知手段と、この姿
勢検知手段の出力信号に基づいて作動する姿勢矯
正手段をによつて構成した。そして前記姿勢規制
部材には、レール部材に沿つて平行な一対の干渉
片を設け、この干渉片の間隔幅を、有頭棒状体の
大径部より幅広で且つ前記座金の径より幅狭と
し、又前記姿勢検知手段をこの干渉片に取り付け
て、レール部材上で横向き異常姿勢となつた有頭
棒状体の大径頭部上端附近を検知し得るよう構成
したことを要旨とする。
(作用) この考案にかかる有頭棒状体の搬送装置によれ
ば、レール部材上に自重により垂下した姿勢に無
い有頭棒状体が、レール部材上を横向き異常姿勢
となつて移送され、この際大径頭部が進行前面側
になつていると、これを姿勢検知手段が検出し、
この姿勢検知手段の出力信号に基づいて姿勢矯正
手段が有頭棒状体の姿勢を自重により垂下した姿
勢に矯正する。一方逆に有頭棒状体の軸部側が進
行前面側となり大径頭部側が進行後面側になつて
いると、座金が干渉片に引掛かつてその位置で停
止し、例えばレール部材の振動によつて送られる
有頭棒状体のみが前進して、座金に大径頭部が近
接し、重心位置が変化して自重によつて垂下姿勢
となる。つまり、異常姿勢の略半数は、姿勢規制
部材の干渉片によつて正される。したがつて、有
頭棒状体がレール部材付近の部材と干渉すること
も無くなり、搬送を円滑に行うことができるよう
になる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図から第5図はこの考案の一実施例にかか
る有頭棒状体の搬送装置を表し、第1図は正面
図、第2図は側面図、第3図は平面図、第4図は
有頭棒状体としてのワツシヤが嵌挿されたボルト
の正面図、第5図はワツシヤを嵌挿されたボルト
が自重により垂下した姿勢での頭部付近の拡大図
である。
第1図から第3図において、11は全体として
の搬送装置を表し、搬送装置11は、ハウジング
12に一対のレール部材13a,13bが平行に
一定間隔を隔て配設されている。これらレール部
材13a,13bには、第4図に詳示するような
頭部14aおよびねじ部14bを有しワツシヤ1
5を嵌挿された長尺のボルト14が載置されてい
る。このボルト14は、平常時には第1図中で
示すように、頭部14aがレール部材13a,1
3bに係止し、レール部材13a,13b間でそ
の自重により垂下している。なお、当然のことで
あるが、レール部材13a,13b間の間隔W
は、ボルト14の頭部14aの径dよりも小さ
く、ねじ部14bの径よりも大きい寸法に設定さ
れる。
レール部材13a,13bの第1図左方には、
姿勢規制部材16がハウジング12に取り付けら
れている。この姿勢規制部材16は、各レール部
材13a,13bに対応して該レール部材13
a,13bの上方にワツシヤ15の厚さ寸法tよ
りも大きな所定距離lを隔てて位置する一対の干
渉片16a,16bを有し、これらの干渉片16
a,16bの間隔Wがボルト14の頭部14aの
径dよりも大きくワツシヤ15の径Dよりも小さ
な寸法に設定されている。この姿勢規制部材16
は、第1図中で示すようなレール部材13a,
13b上に横向きに延在した状態(以下、横向き
姿勢と記す)のボルト14のワツシヤ15と各干
渉片16a,16bが当接し、横向き姿勢のボル
ト14の移送を阻止する。
また、姿勢規制部材16の各干渉片16a,1
6bには、レール部材13a,13b上の所定高
さLの位置にそれぞれ受光素子17aと発光素子
17bとが設けられている。上述の所定高さL
は、ワツシヤ15がボルト14の頭部14aの下
端面に当接した状態でのワツシヤ15の底面から
ボルト14の頭部14aの頂部までの高さH(第
5図参照)より大きいが、ワツシヤ15の径Dよ
りも小さな値に設定される。これら受光素子17
aおよび発光素子17bは、周知のように、発光
素子17bが発する光の受光素子17aの受光の
有無で該素子17a,17b間の介在物の有無を
表す信号を図外の制御装置へ出力し、ボルト14
がレール部材13a,13b上に横向き姿勢で干
渉片16a,16b間に介在しているか否か換言
すればボルト14が自重垂下状態(姿勢)にある
か否かを検出する。これら受光素子17aおよび
発光素子17bは姿勢検知手段に相当する。
さらに、ハウジング12には、レール部材13
a,13bの延在方向に所定距離離間してブラケ
ツト18によりエアシリンダ19が垂設されてい
る。エアシリンダ19は、ロツド19aがレール
部材13a,13b上の横向き姿勢のボルト14
のねじ部14bと当接可能に配置されている。こ
のエアシリンダ19は、制御装置により受光素子
17aの出力信号に基づいて制御された加圧空気
を供給され、第1図中で表すレール部材13
a,13b上の横向き姿勢のボルト14を垂下状
態へ矯正する。このエアシリンダ19は、姿勢矯
正手段に相当する。
なお、上述した受光素子17aおよび発光素子
17bは、これらの素子17a,17b間にボル
ト14の一部が停滞する時間の長短(遮光する時
間の長短)でボルト14が横向き姿勢にあるか否
かを判別してもよい。
次に、この実施例の作用を説明する。
この種の搬送装置は、周知のように、レール部
材13a,13bに振動を付与し、パーツフイー
ダから供給されるワツシヤ15が嵌挿されたボル
ト14を整列して移送される。
ここで、平常時においては、ボルト14は、第
1図に示すように頭部14aをレール部材13
a,13bに係止させて自重により垂下し、レー
ル部材13a,13bの振動によりレール部材1
3a,13b上を移送する。
一方、ボルト14に嵌挿されたワツシヤ15が
ねじ部14b近傍まで移動した状態にあると、ワ
ツシヤ15の径Dはレール部材13a,13b間
の間隔Wよりも大きいためボルト14は自重によ
り垂下できず、第1図中に示すようにレール部
材13a,13b上に横向き姿勢で位置する。そ
して、この横向きのボルト14もレール部材13
a,13bの振動によりレール部材13a,13
b上を移送され、この際第1図に示すように頭部
14aを先頭側にしているような場合には、干渉
片16a,16b間を通過する際にボルト14の
頭部14aが発光素子17bから受光素子17a
へ入射する光を遮る。このため、受光素子17a
がボルト14が横向き姿勢であることを表す信号
を出力し、エアシリンダ19が作動してロツド1
9aによりボルト14のねじ部14bを押圧す
る。この結果、ボルト14は第1図中で示すよ
うに頭部14aが立上つて正規の自重により垂下
した状態となり、前述したようにレール部材13
a,13bの振動によりレール部材13a,13
b上を移送される。一方ボルトの姿勢が第1図の
姿勢とは逆の方向すなわちネジ部14b側を先頭
にして頭部14a側を後方にしているような時
は、まずワツシヤ15が干渉片16a,16bに
係合して進行を阻止され、ボルト14のみが前方
に移送される。このためボルト頭部14aがワツ
シヤ15に近づいて重心位置が変化し、所定の箇
所で直立垂下姿勢となる。以上どちらの方向につ
いても正規な姿勢に規制される。したがつて、ボ
ルト14の流れが長時間にわたつて停止すること
は無く、ボルト14の搬送を円滑に行うことがで
きるようになる。
また、制御装置の故障等でエアシリンダ19が
作動しない場合には、ボルト14に嵌挿されたワ
ツシヤ15が干渉片16a,16bと干渉して移
送が阻止される。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案にかかる有頭棒
状体の搬送装置によれば、搬送される有頭棒状体
の姿勢を矯正するため、搬送が円滑に行なわれて
付随する設備の稼動率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図はこの考案の一実施例にかか
る有頭棒状体の搬送装置を示し、第1図が正面
図、第2図は側面図、第3図が平面図、第4図が
有頭棒状体としてのボルトの正面図、第5図がボ
ルトの頭部の拡大図である。 11は搬送装置、13a,13bはレール部
材、14はボルト(有頭棒状体)、15はワツシ
ヤ、16は姿勢規制部材、16a,16bは干渉
片、17aは受光素子(姿勢検知手段)、17b
は発光素子(姿勢検知手段)、19はエアシリン
ダ(姿勢矯正手段)である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平行に一定間隔を隔てて配設された一対のレー
    ル部材上を、該レール部材に頭部が係止され且つ
    座金を挿通せしめた有頭棒状体を自重により垂下
    した姿勢で移送する有頭棒状体の搬送装置におい
    て、 この装置は、レール部材上の所定の高さ位置に
    設けられた姿勢規制部材と、この姿勢規制部材に
    取り付けられた姿勢検知手段と、この姿勢検知手
    段の出力信号に基づいて作動する姿勢矯正手段を
    備え、前記姿勢規制部材は、レール部材に沿つて
    平行な一対の干渉片を備えるとともに、この干渉
    片は間隔幅は、有頭棒状体の大径頭部の径より幅
    広で且つ前記座金の径より幅狭とされ、また前記
    姿勢検知手段は、レール部材上で横向き異常姿勢
    となつた有頭棒状体の大径頭部上端付近を検知し
    得るよう位置決めしたことを特徴とする有頭棒状
    体の搬送装置。
JP1986056487U 1986-04-14 1986-04-14 Expired JPH0427857Y2 (ja)

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JP1986056487U JPH0427857Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

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JP1986056487U JPH0427857Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

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JPS62168020U JPS62168020U (ja) 1987-10-24
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4425944Y1 (ja) * 1965-09-20 1969-10-31
JPS5132224U (ja) * 1974-08-31 1976-03-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4425944Y1 (ja) * 1965-09-20 1969-10-31
JPS5132224U (ja) * 1974-08-31 1976-03-09

Also Published As

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JPS62168020U (ja) 1987-10-24

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