JPH04277936A - 放送受信機 - Google Patents

放送受信機

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Publication number
JPH04277936A
JPH04277936A JP3990091A JP3990091A JPH04277936A JP H04277936 A JPH04277936 A JP H04277936A JP 3990091 A JP3990091 A JP 3990091A JP 3990091 A JP3990091 A JP 3990091A JP H04277936 A JPH04277936 A JP H04277936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
variable gain
circuit
intermediate frequency
detection
Prior art date
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Pending
Application number
JP3990091A
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English (en)
Inventor
Koji Kawashima
浩二 川島
Shigeru Abe
茂 安部
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線放送の検波を同期検
波方式で行う放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のTV放送受信はアンテナからの高
周波信号を中間周波信号に変換し、この中間周波信号を
AM検波することでベースバンドの複合TV信号を得て
いる。上記AM検波はマルチプライヤを用いて行われ、
このマルチプライヤの動作に用いるスイッチングキャリ
アの作り方で凝似同期検波と同期検波に分かれる。
【0003】同期検波はPLL(フェーズロックループ
)回路を用いて中間周波信号に同期した純粋なキャリア
を作り出すため、S/N等の優れた検波が可能であり主
流となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、同期検波の
場合にはPLL回路が中間周波信号のキャリア周波数に
ロックすることが必要であるが、電波状態が悪すぎたり
、又、良すぎたりするとキャリアがVCO(電圧制御発
振器)の上限若しくは下限までずれてしまいロックでき
ず検波出力が無信号状態となる。
【0005】そこで、本発明はPLL回路のロック不能
はキャリア自身の漏れが中間周波アンプ入力に誘起し、
アンプの位相差をもってコンパレートされるためである
ことに着目してなされたもので、電波状態が異常の場合
にもPLL回路がロックしやすい放送受信機を提供する
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の放送受信機は、アンテナからの受信放送信号
を一定レベルに増幅する可変利得高周波アンプとこの可
変利得高周波アンプの出力信号を局部発振信号とミキシ
ングして中間周波信号に変換するミキサとを有するチュ
ーナ部と、このチューナ部の中間周波信号を一定レベル
に増幅する可変利得中間周波アンプとこの可変利得中間
周波アンプで増幅された中間周波信号を検波するマルチ
プライヤと中間周波信号に同期したキャリアを作るPL
L回路とを有し、このPLL回路のキャリアで前記マル
チプライヤの検波を行う検波部とを有する放送受信機に
おいて、前記検波部の検波出力が無信号状態か否か検出
する無信号検出回路と、この無信号検出回路が無信号状
態を検出すると鋸歯状電圧を前記可変利得高周波アンプ
及び/又は前記可変利得中間周波アンプの可変利得端子
に印加する鋸歯状電圧発生回路とを設けたものである。
【0007】
【作用】電波状態が異常の場合でPLL回路がロック不
能となり検波部の検波出力が無信号状態となると、無信
号状態を無信号検出回路が検出して鋸歯状電圧発生回路
が鋸歯状電圧を可変利得高周波アンプ及び/又は可変利
得中間周波アンプに出力し、PLL回路には鋸歯に比例
したレベルの信号が入力されるためロックしやすくなる
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例を示し、図1には放送受信
機の回路ブロック図が示されている。
【0009】図1において、アンテナ1が受信した放送
信号はチューナ部Tの可変利得高周波アンプ2に入力さ
れ、可変利得高周波アンプ2の可変利得端子に高周波A
GC用アンプ17のフロントエンド用のAGC電圧が導
かれている。
【0010】可変利得高周波アンプ2はフロントエンド
用のAGC電圧に基づいて利得が制御されて放送信号を
一定レベルに増幅し、この増幅放送信号をミキサ3に出
力する。
【0011】ミキサ3は放送信号を局部発振信号とミッ
クスして所定周波数の信号を中間周波信号に変換し、こ
の中間周波信号をローパスフィルタ4に出力する。ロー
パスフィルタ4によって高調波が除去され、高調波が除
去された中間周波信号がバッファ5を介して検波部Dの
可変利得中間周波アンプ6に導かれている。
【0012】可変利得中間周波アンプ6の可変利得端子
に中間周波AGC用アンプ16の中間周波用のAGC電
圧が導かれている。可変利得中間周波アンプ6はこのA
GC電圧に基づき利得が制御されて中間周波信号を一定
レベルに増幅し、この増幅中間周波信号をマルチプライ
ヤ7に出力する。
【0013】また、PLL回路21は位相比較器12、
ローパスフィルタ13及び電圧制御発振器11から成り
、位相比較器12に前記可変利得中間周波アンプ6の中
間周波信号が入力されている。位相比較器12は中間周
波信号のキャリアとPLL検波用のキャリアとの位相比
較を行い、その位相差レベルをローパスフィルタ13を
介して電圧制御発振器11にフィードバックして中間周
波信号のキャリアにロックするPLL検波用のキャリア
を得る。
【0014】このPLL検波用のキャリアがπ/2位相
器10を介してマルチプライヤ7に供給されている。マ
ルチプライヤ7はこのキャリアに基づき中間周波信号を
検波してベースバンドの複合TV信号を出力する。
【0015】マルチプライヤ7の出力はローパスフィル
タ8にて高調波成分が除去され、この高調波成分が除去
された複合TV信号がバッファ9を介して出力される。
【0016】また、ノイズ除去回路14には複合TV信
号が入力され、ここで複合TV信号の高周波成分が除去
されてAGC用検波回路15に入力されている。AGC
用検波回路15は水平同期信号をピーク検波し、この検
波出力が中間周波AGC用アンプ16に出力されている
【0017】中間周波AGC用アンプ16は検波出力を
一定比率で増幅し、この増幅信号を上述の如くAGC電
圧として可変利得中間周波アンプ6に供給している。高
周波AGC用アンプ17は中間周波AGC用アンプ16
の出力をさらに一定比率で増幅し上述の如く高周波AG
C電圧として可変利得高周波アンプ2に供給している。
【0018】また、前記バッファ9の出力信号は無信号
検出回路18に供給され、この無信号検出回路18は無
信号状態を検出すると鋸歯状電圧発生回路19に出力す
る。鋸歯状電圧発生回路19は無信号状態になると鋸歯
状電圧を前記可変利得高周波アンプ2および可変利得中
間周波アンプ6の各可変利得端子に出力する。
【0019】上記構成の作用について説明する。電波状
態が正常な場合にはアンテナ1の受信放送信号がチュー
ナ部Tで中間周波信号に変換され、この中間周波信号が
検波部Dで検波されてベースバンドの複合TV信号を出
力する。
【0020】そして、電波状態が正常な場合にはAGC
用検波回路15が水平同期信号をピーク検波するため可
変利得高周波アンプ2及び可変利得中間周波アンプ6に
それぞれAGC電圧が印加される。
【0021】従って、可変利得高周波アンプ3及び可変
利得中間周波アンプ6はミキサ3及びマルチプライヤ7
の検波に適したレベルに信号をそれぞれ増幅するため、
適正な複合TV信号が得られる。
【0022】ここで、電波状態が異常になると、可変利
得中間周波アンプ6の出力がほとんどなくなりPLL回
路21が中間周波信号のキャリアにロックしなくなる。 PLL回路21からは正常なPLL検波用のキャリアが
出力されなくなり無信号状態となる。
【0023】すると、この無信号状態を無信号検出回路
18が検出して鋸歯状電圧発生回路19が鋸歯状電圧を
出力する。この鋸歯状電圧が可変利得高周波アンプ2及
び可変利得中間周波アンプ6の利得制御信号として印加
されるため各アンプ2,6の出力には鋸歯に比例したレ
ベルの信号が現われPLL回路21がロックしやすい状
態となる。
【0024】尚、この実施例では可変利得高周波アンプ
2及び可変利得中間周波アンプ6の双方の利得を変化さ
せたが、このいずれか一方の利得を変化させるようにし
ても良い。
【0025】図2には無信号検出回路18と鋸歯状電圧
発生回路19をアナログ回路で構成した場合の回路図が
示されている。図2において、無信号検出回路18はア
クティブ・バンドパスフィルタ22とピーク検波回路2
3から成る。
【0026】アクティブ・バンドパスフィルタ22はコ
イルL1,L2,L3、コンデンサC1,C2,C3、
抵抗R1及びトランジスタQ1から成り、水平同期周波
数成分のみを通過させる。ピーク検波回路23はコンデ
ンサC4,C5、抵抗R2及びトランジスタQ2から成
り、トランジスタQ2のコレクタ端子電圧の変化によっ
て信号の有無を判別する。
【0027】鋸歯状電圧発生回路19は差動アンプ24
、アンプ25,26及び発振回路27から成る。差動ア
ンプ24はトランジスタQ3,Q4、抵抗R3〜R6及
びダイオードD1とから成り、ベース電圧が低い方のト
ランジスタQ3,Q4がオン状態となる。
【0028】一方のアンプ25は中間周波用AGC電圧
用のもので、トランジスタQ5〜Q8、抵抗R7〜R1
1及びコンデンサC6から成る。他方のアンプ26は高
周波用AGC電圧用のもので、トランジスタQ11〜Q
14及び抵抗R16〜R18から成る。
【0029】発振回路27は抵抗R12〜R15、コン
デンサC7,C8及びトランジスタQ9,Q10から構
成され、一方のアンプ25のトランジスタQ8と他方の
アンプ26のトランジスタQ14の各ベースにパルス(
矩形波電圧)を供給する。
【0030】上記構成において、複合TV信号が入力さ
れると、トランジスタQ1が水平同期信号区間でオンし
、さらにトランジスタQ2もこの区間でオンしてA点が
B点よりもLレベルとなってトランジスタQ6,Q12
がオン状態となる。すると、トランジスタQ8,Q14
が発振回路27のパルスによってオンしない。
【0031】また、無信号状態になると、トランジスタ
Q1,Q2が共にオフ状態となるためB点がA点よりL
レベルとなってトランジスタQ5,Q11がオン状態と
なり、これによってトランジスタQ7,Q13もオン状
態となる。
【0032】一方、トランジスタQ8,Q14が発振回
路27のパルスによってオン・オフを繰り返すため一方
のアンプ25のコンデンサC6が充放電する。これによ
って出力端子t1からは鋸歯状電圧が出力される。又、
他方のアンプ26には上記のようなコンデンサはないが
可変利得高周波アンプ2内のコンデンサを充放電するこ
とによって出力端子t2からも鋸歯状電圧が出力される
【0033】図3には無信号検出回路18及び鋸歯状電
圧発生回路19をディジタル回路で構成した場合の回路
図が示されている。図3において、複合TV信号が入力
される(図4の(a))と、同期分離回路28によって
水平同期信号が分離され、反転した同期信号が抵抗R2
0に出力される。この出力がノット回路Q20で反転さ
れて極性負の信号がRSラッチ回路29に出力される。
【0034】RSラッチ回路29は2つのナンド回路Q
21,Q22から成り、ナンド回路Q21出力はLレベ
ルになる(図4の(b))。ナンド回路Q21出力がL
レベルになると、モノマルチ回路30がその立上りでト
リガーされてそのナンド回路Q23出力がHレベルにな
る(図4の(c))。さらにこの立下りで他のモノマル
チ回路31がトリガーされてそのナンド回路Q24の出
力がHレベルとなる(図4の(d))。即ち、RSラッ
チ回路29はナンド回路Q23のタイムラグを持ったイ
ンバータ出力でリセットさせ、次の同期信号が来ると同
様に出力し、ナンド回路Q25からは2つのナンド回路
Q21,Q24のアンド出力が得られる(図4の(e)
)。
【0035】ナンド回路Q25の出力はダイオードD2
0で整流され有信号状態で高く、無信号状態で低いレベ
ルの電圧になる。この電圧をコンパレータQ26で比較
しこの比較結果をノット回路Q27で反転する。従って
、マルチバイブレータ32には無信号でHレベル電圧が
、有信号でLレベル電圧がそれぞれ入力される。
【0036】マルチバイブレータ32は正帰還がかけら
れているため無信号時にはコンデンサC20に比例した
同期で発振する。この発振出力で電界効果トランジスタ
Q28がオン・オフを繰り返すものである。
【0037】図5にはビデオミュート信号を利用してP
LL回路のロックをスムーズに行わせる例である。図5
において、選局時や無信号時に一定区間Hレベルのビデ
オミュート信号が入力されると、トランジスタQ30が
オンして可変利得高周波アンプ2のAGC電圧が一瞬ダ
ウンすると共にトランジスタQ31もオンして可変利得
中間周波アンプ6のAGC電圧が変化される。
【0038】
【発明の効果】以上の述べたように本発明によれば、P
LL回路を用いて検波する放送受信機において、検波出
力が無信号状態か否か検出する無信号検出回路を設け、
無信号状態を検出すると鋸歯状電圧を発生する鋸歯状電
圧発生回路を設け、無信号状態時に可変利得高周波アン
プ及び/又は可変利得中間周波アンプの各可変利得端子
に鋸歯状電圧を印加したので、ノイズやスプリアスの影
響が減りPLL回路がロックしやすくなるという効果を
奏する。
【0039】また、本発明によれば、従来の回路に無信
号検出回路及び鋸歯状電圧発生回路を追加するだけで良
く、設計変更が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放送受信機の回路ブロック図(実施例)。
【図2】無信号検出回路と鋸歯状電圧発生回路をアナロ
グ回路で構成した場合の回路図(実施例)。
【図3】無信号検出回路と鋸歯状電圧発生回路をディジ
タル回路で構成した場合の回路図(実施例)。
【図4】各部の出力波形図(実施例)。
【図5】ビデオミュート信号を利用した場合の回路図。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…可変利得高周波アンプ、3…ミキサ
、6…可変利得中間周波アンプ、7…マルチプライヤ、
18…無信号検出回路、19…鋸歯状電圧発生回路、2
1…PLL回路、T…チューナ部、D…検波部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アンテナからの受信放送信号を一定レ
    ベルに増幅する可変利得高周波アンプとこの可変利得高
    周波アンプの出力信号を局部発振信号とミキシングして
    中間周波信号に変換するミキサとを有するチューナ部と
    、このチューナ部の中間周波信号を一定レベルに増幅す
    る可変利得中間周波アンプとこの可変利得中間周波アン
    プで増幅された中間周波信号を検波するマルチプライヤ
    と中間周波信号に同期したキャリアを作るPLL回路と
    を有し、このPLL回路のキャリアで前記マルチプライ
    ヤの検波を行う検波部とを有する放送受信機において、
    前記検波部の検波出力が無信号状態か否か検出する無信
    号検出回路と、この無信号検出回路が無信号状態を検出
    すると鋸歯状電圧を前記可変利得高周波アンプ及び/又
    は前記可変利得中間周波アンプの可変利得端子に印加す
    る鋸歯状電圧発生回路とを設けたことを特徴とする放送
    受信機。
JP3990091A 1991-03-06 1991-03-06 放送受信機 Pending JPH04277936A (ja)

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