JPH0427669A - 作業車両の油圧式操向制御装置 - Google Patents

作業車両の油圧式操向制御装置

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JPH0427669A
JPH0427669A JP2134293A JP13429390A JPH0427669A JP H0427669 A JPH0427669 A JP H0427669A JP 2134293 A JP2134293 A JP 2134293A JP 13429390 A JP13429390 A JP 13429390A JP H0427669 A JPH0427669 A JP H0427669A
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JP
Japan
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steering
pump
valve
work
pressure
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JP2134293A
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English (en)
Inventor
Hisao Okui
奥井 久雄
Takashi Kanai
隆史 金井
Yoshikatsu Suzuki
義勝 鈴木
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0427669A publication Critical patent/JPH0427669A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、例えばホイールローダ等の作業車両に用いら
れる油圧式操向制御装置に関する。
B、従来の技術 この種の操向装置は、ステアリングポンプと、このステ
アリングポンプからの吐出油により能動されて車両を操
向するステアリングシリンダと、上記ポンプとシリンダ
との間に介装されたステアリング弁機構とを有する。ス
テアリング弁機構は、ステアリングホイールの回転操作
量に応じて切換わるステアリングバルブと、ステアリン
グバルブを通過した圧油の量に応じて回転し、この回転
をステアリングバルブのスリーブにフィードバックする
油圧モータとを有し、この油圧モータを通過した圧油が
ステアリングシリンダに導かれる。
また上記ステアリングポンプとステアリングバルブとの
間にプライオリティバルブを設け、上記ステアリングポ
ンプの吐出圧力およびステアリングシリンダの負荷圧力
に拘らず、ステアリングポンプの吐出油のうちステアリ
ング操作に必要な圧油を優先して上記ステアリング弁機
構に導き、余剰油を作業装置の能動に使用する、いわゆ
るロードセンシングシステムを採用したものが知られて
いる。
C1発明が解決しようとする課題 上述したように従来装置では、油圧力によりステアリン
グホイールの操作力の軽減を図っているが、このホイー
ル操作力は車両速度に拘らず常に一定であるため、高速
走行中に誤って急にステアリングホイールが操作され車
両が不所望に揺れるおそれがある。またステアリング操
作しない時や作業装置を駆動しない時にはステアリング
ポンプの動力損失が大きいという問題もある。
本発明の技術的課題は、車両の高速走行時にステアリン
グホイールが急操作されないようにするとともに、ステ
アリングポンプの動力を少なくして省エネルギーを図る
ことにある。
00課題を解決するための手段 一実施例を示す第1図により説明すると、本発明は、ス
テアリングポンプ1と、このステアリングポンプ1から
の吐出油により駆動され、車両を操向するステアリング
シリンダ4と、ステアリングホイール21の操作量に応
じてステアリングシリンダ4に導かれる圧油の量を制御
するステアリングバルブ22と、ステアリングポンプ1
からの吐出油により駆動される作業用アクチュエータ6
2と、この作業用アクチュエータ62に導かれる圧油を
制御する作業用制御弁61と、ステアリングポンプ1と
ステアリングバルブ22との間に介装され、ステアリン
グポンプ1からの吐出油をステアリングバルブ22に導
くステアリング位置、および作業用制御弁61に導く作
業位置との間で切換可能なプライオリティバルブ2とを
備え、ステアリングホイール21の操作時において、ス
テアリングバルブ22の前後差圧に応答して作動し、ス
テアリングポンプ1の吐出圧力およびステアリングシリ
ンダ4の負荷圧力の変化に拘らず、ステアリング操作に
必要な圧油を優先してステアリングシリンダ4に導き、
余剰油を作業機用アクチュエータ62に導くようにした
作業車両の操向制御装置に適用される。
そして、ステアリングポンプ1を可変容量形とするとと
もに1作業用制御弁61の前後の圧力をそれぞれ検出す
る圧力検出手段36.37と、車両の走行速度を検出す
る速度検出手段35と、作業用制御弁61の前後の圧力
のうち少なくともいずれか一方が所定値未満の場合には
、ステアリングポンプ1の傾転角を通常よりも小さくす
るとともに、車両走行速度が速くなるほど上記傾転角を
さらに小さくする傾転制御手段3,31とを具備し、こ
れにより上記技術的課題を達成する。
81作用 傾転制御手段3,31は、作業用制御弁61の前後の圧
力のうち少なくともいずれか一方が所定値未満の場合に
は、ステアリングポンプ1の傾転角を通常よりも小さく
する。したがって作業装置を使用しないときにステアリ
ングポンプ1の動力損失を最小限に抑えることができる
。また車両走行速度が速くなるほどステアリングポンプ
1の傾転角を小さくする。この傾転角の減少によりステ
アリングボンプ1の吐出流量が減少し、プライオリティ
バルブ2がステアリング位WLa側にあっても、ステア
リングバルブ22を介して油圧モータに導かれる圧油の
流量が減少するので、ステアリング21の操作に必要な
操作力が増大する。
なお、本発明の詳細な説明する上記り項およびE項では
、本発明を分かり易くするために実施例の図を用いたが
、これにより本発明が実施例に限定されるものではない
F、実施例 第1図〜第4図により本発明をホイールローダの油圧式
操向制御装置に適用した場合の一実施例を説明する。
第1図は本発明に係る操向制御装置の全体構成を示して
いる。不図示のエンジンによって駆動される可変容量形
ステアリングポンプ1からの吐出油は、プライオリティ
バルブ2、ステアリング管路11およびステアリング弁
機構20を順に介して一対のステアリングシリンダ4に
導かれるようになっている。ここでホイールローダは、
第4図に示すように、作業装置(リフトアームやパケッ
ト)101および車輪102を有する前部車両103と
、車輪104を有する後部車両105とがセンタピン1
06により互いに回動可能に連結されて成り、後部車両
105に上記ステアリングシリンダ4の基端部が、前部
車両103にピストンロッド4aの先端がそれぞれ連結
される。そしてこのシリンダ4の伸縮により前部車両1
03を後部車両105に対して回動させて操向を行う。
プライオリティバルブ2は、ステアリングポンプ1の吐
出油のうち車両の操向に必要な最低限の圧油を上記ステ
アリング管路]1に導き、余剰油を不図示の作業装置駆
動用として作業用管路12に導くものであり、ステアリ
ング位置aと作業位置すとの間で切換可能とされている
。管路12に導かれた圧油ば、不図示の操作1ツバ−に
よって操作される作業用制御弁61を介して上記作業装
置間動用の油圧シリンダ(作業用アクチュエータ)62
に導かれる。ここで、プライオリティバルブ2の切換え
は、後述するステアリングバルブ22の前後差圧に応じ
て行われる。
ステアリング弁機構20は、スプール22aおよびスリ
ーブ22fから成るステアリングバルブ22と、このス
テアリングバルブ22に接続された油圧モータ23と、
この油圧モータ23の回転をステアリングバルブ22の
スリーブ22fに伝達する回転軸24とを有する。スプ
ール22aは、ステアリングホイール21の回転操作量
に応じて回転し、その回転量に応じた量だけステアリン
グポンプ1の吐出油がステアリングバルブ22を介して
油圧モータ23に導かれる。これし二より油圧モータ2
3が回転し、その回転に伴って回転軸24を介してスリ
ーブ22fがスプール22aに追従して回転する。なお
、70は不図示のエンジンによって能動される作業用補
助ポンプである。
ところで、上記可変容量形ステアリングポンプ1の傾転
角は、ポンプレギュレータ3によりvA節され5このレ
ギュレータ3はコントローラ31からの制御借号により
制御される。コントローラ31にはまた、回転数センサ
35および2つの圧力センサ36,37がそれぞれ接続
されている。回転数センサ35は、トランスミッション
32と車輪102,104とを連結するシャフト34の
回転数(車両の走行速度に依存する)Nを検出してコン
トローラ31に入力する。また圧力センサ36.37は
作業用管路12の上記制御弁61前後の圧力PL、P2
をそれぞれ検出してコントローラ31に入力する。コン
トローラ31は入力された回転数Nおよび圧力I)l、
P2に基づいてレギュレータ3を制御し、後述するよう
にステアリングポンプ1の傾転角を調節する。
ここで、上記圧力P]は作業レバーの非操作時に作業装
置内に取り込まれた土砂等の重量に依存しており、また
圧力P2は作業レバーの操作時に作業装置に作用する外
部負荷に依存している。
次に、上記ステアリングバルブ22とプライオリティバ
ルブ2の関係しこついて説明する。
ステアリングバルブ22内に形成される正転側および逆
転側の油路22b、22cは上記ステアリング管路]−
1とそれぞれ接続可能とされ、この油路22b、22c
の前後には差圧が生ずる。以降、この差圧を絞り22d
、22eで表す。そしてこのステアリングバルブ22が
図示中立位置にあるときには、プライオリティバルブ2
のステアリング位置a側のパイロットポート2aが管路
13.14.15を介してタンク43に接続されている
また管路13は管路16を介して上記ステアリング管路
11に接続され、更にプライオリティバルブ2の作業位
置す側のパイロットボート2bも管路17を介してステ
アリング管路11に接続される。そして、ステアリング
バルブ22が中立位置から図示左右いずれかの位置に切
換ねると、油路22b (22c)の絞り22d  (
22e)の下流側が管路14と接続されるようになって
いる。
ここで管路14,16には絞り41.42がそれぞれ設
けられている。
以上の構成により、ステアリングバルブ22が図示左右
いずれかの位置に切換ねっているときには、第2図に示
すように、ステアリングバルブ22の前後差圧ΔPcが
高いほどプライオリティバルブ2がステアリング管路1
1に送る流量が増加し、ΔPcが低いほどステアリング
管路11へ送る流量が減少する。そして、油圧ポンプ1
の流量を一定とすればΔPcも一定となり、ステアリン
グバルブ22を通過する圧油の量は、ステアリングポン
プ1の吐出圧力およびステアリングシリンダ4の負荷圧
力の変化に拘らず一定となる。
次に、実施例の動作を説明する。
第1図において、ステアリングホイール21が操作され
ていないときにはステアリングバルブ22は図示中立位
置にあり、このとき上述したように管路13がタンクと
接続され、かつ絞り42の存在により管路17の圧力が
管路13より高くなっているので、プライオリティバル
ブ2は作業位置すにある。したがって、ステアリングポ
ンプ1の吐出油は大部分が作業用管路12に導かれ、操
作レバーによる制御弁61の操作に応じて油圧シリンダ
62、すなわち作業装置が駆動される。
この状態でステアリングホイール21を所定方向に回転
操作すると、ステアリングバルブ22のスプール22a
が回転して図示の左右いずれかに切換ねるので、管路1
3がタンク43から遮断されて負荷側につながるるとと
もに、ステアリング管路11から油路22b (22c
)に圧油が流れ込む。これにより絞り22d (22e
)の前後に差圧が発生する。この差圧とばね2cのばね
力に応じた量だけプライオリティバルブ2がステアリン
グ位置a側に切換ねり、その切換量に応じた量の圧油が
プライオリティバルブ2を介してステアリング管路11
に導かれる。
ステアリング管路11に導かれた圧油はステアリングバ
ルブ22に導かれ、その切換量に応じた量が絞り22 
d  (22e)を介して油圧モータ23に導かれて油
圧モータ23が回転する。この回転により回転軸24が
回転してステアリングバルブ22のスリーブ22fをス
プール22aの回転に追従させる。油圧モータ23の吐
出油は、再びステアリングバルブ22を介してステアリ
ングシリンダ4に導かれてシリンダ4が駆動され、これ
により車両が操向する。
ここで、スリーブ22fの回転しこより、油圧モータ2
3への圧油の供給は、ステアリングホイール21の操作
量に対応した量だけ供給された後に停止されるから、ス
テアリングシリンダ4は、導かれた圧油の量に対応した
量だけ伸縮した後、その位置で保持される。したがって
、車両は、ステアリングホイール21の操作量に応じた
量だけ操向される。
次に、第3図のフローチャートに基づいてコントローラ
31によるレギュレータ3の制御について説明する。
第3図において、コントローラ31はまずステップS1
で上記回転数センサ35および圧力センサ36,37の
検出結果、すなわち車両の走行速度に応じた出力軸34
の回転数Nと、制御弁61の下流の管路圧力(作業装置
の積載量に応した圧力)Plと、制御弁61の上流の管
路圧力(作業装置に作用する外部負荷に応じた圧力)P
2とを読み込む。次いでステップS2では、読み込んだ
圧力PL、P2が共にそれぞれの所定値P1゜。
P2.以上か否か、つまりP1≧P1゜かつP2≧P2
.か否かを判定する。
ここで、圧力PL、P2が共に所定値PiQ。
P2.以上であるということは、操作レバーにより制御
弁61が操作されてその前後管路が連通し、かつ作業装
置に負荷が作用している状態、すなわち作業装置を使用
して作業を行っている状態を示している。この場合には
、ステップS3に進み、回転数Nから特性Qlkこ基づ
いてステアリングポンプの吐出量Qを求めステップS7
に進む。
一方、ステップS2が否定された場合、すなわち圧力P
L、P2のうち少なくともいずれか一方が所定値未満の
場合には、作業装置が使用されていないと判断し、ステ
ップS4で圧力P1が所定値910以上か否かを判定す
る。ここで圧力P1のみが所定値以上であるということ
は、作業装置は使用されていないが作業装置に所定重量
以上の積載物が積載されているということである。ステ
ップS4が否定されるとステップS5に進み、回転数N
から特性Q2に基づいてステアリングポンプ1の吐出量
Qを求め、一方、ステップS4が肯定されるとステップ
S6で特性Q3に基づいて上記吐出量Qを求めてステッ
プS7に進む。ステップS7では、求められた吐出量Q
となるよう上記レギュレータ3によりステアリングポン
プ1の傾転角を制御し、その後、ステップ81に戻る。
以上の手順において、上記特性Q1〜Q3はいずれも回
転数Nが所定値Nl、N2またはN3以上、すなわち車
両の速度が所定速度以上の場合は、その速度が速いほど
ステアリングポンプの吐出量が少なくなるようになって
いる。したがって車両の速度が比較的遅い場合には、吐
出量Qが大きいのでステアリング操作に必要な吐出量が
ステアリングバルブ22を介して油圧モータ23に導か
れ。
これによりステアリングホイール21の操作力は小さく
て済む。
一方、車両の走行速度が速くなると、それLコ応して吐
出量Qが小さくなるから必然的にステアリングバルブ2
2に導かれる流量が少なくなり、ステアリングホイール
21の回転量に応じた流量が油圧モータ23に導かれな
いから、不足した流量だけ油圧モータ23を手動でポン
プ操作しなければならなくなり、その結果、ステアリン
グホイール21の操作が重くなる。したがって高速時の
不所望なステアリングホイール21の回転が防止される
。この場合、ステアリングポンプ1からの作業装置への
圧油の供給は断れることになるが作業用の補助ポンプ7
0により必要最小限の圧油が確保される。
また、作業装置が使用され操向速度がN1以下のときに
は、ステアリングポンプ1の傾転角は最大となり、作業
装置による作業性が低下することがない。
一方、ステアリングホイール21の操作に必要な圧油の
流量は作業装置駆動のための流量より少ないので、作業
装置を使用していない時には、特性92.Ω3で示すよ
うしこ、低速時でもポンプ吐出量Qをステアリング操作
に必要な吐出量q2゜q3に抑え、ポンプの動力損失を
少なくして省燃費を図っている。さらにこのとき、作業
機に積載物を積載している場合には、車両の安定性が悪
いので、特性Q3で示すようにポンプ吐出量を低減させ
る回転数を積載物がない場合(特性Q2)よりも小さく
、すなわち遅い速度に対応する値N3としている。した
がって、例えばバケットに土砂等を積載して走行する際
の急激なステアリングホイール操作が防止され5車両の
安定性が確保されるとともに、荷こぼれ等も少なくなる
以上の実施例の構成において、圧力センサ36゜37が
圧力検出手段を、回転数センサ35が速度検出手段を、
ポンプレギュレータ3およびコントローラ31が傾転制
御手段をそれぞれ構成する。
なお、作業装置の高さを検出する手段を設け、第5図に
示すように作業機の高さhが高いほどポンプ吐出量Qの
減少を開始させる回転数を低くするようにしてもよい。
すなわち作業装置が高い位置にあるほど車両が不安定に
なるので、低速時でもステアリングホイール21を重く
して車両の安定性を確保する。また第6図に示すように
、上記圧力P1と作業装置の高さhとの積が大きいほど
ポンプ流量の減少を開始させる回転数を低くするように
してもよい。これによれば、同じ速度でも作業装置の積
載重量が大きいほど、あるいは作業機の高さが高いほど
ステアリングホイールが重くなり、車両の安定性確保が
より確実となる。
さらに以上では、コントローラ31からの信号により電
気的にレギュレータ3を作動せしめてステアリングポン
プ1の傾転角を変化させるようにしたが、例えば第7図
に示すように、コントローラ31からの出力信号に応じ
て比例電磁式の減圧弁51を切換制御し、その切換量に
応じた油圧源52の吐出油をシリンダ式のレギュレータ
53に導いてこれを駆動し、このレギュレータ53の酩
動により上記傾転角を変化させるようにしてもよい。
G0発明の効果 本発明によれば、作業用制御弁の前後の圧力のうち少な
くともいずれか一方が所定値未満の場合には、ステアリ
ングポンプの傾転角を通常よりも小さくするようにした
ので、作業装置を使用しないときにはステアリングポン
プの吐出流量が低減し、ポンプの動力損失を少なくして
省燃費を図ることができる。また車両走行速度が速くな
るほどステアリングポンプの傾転角をさらに小さくする
ようにしたので、走行速度が速いほどステアリングバル
ブに導かれる流量が減少してステアリングホイールの操
作の際に大きな操作力が必要となり、以って高速走行時
に不所望なステアリングホイールの操作による車体の揺
れを防止できる。さらに作業用制御弁の前後圧力がとも
に所定値以上の場合、すなわち作業装置を使用している
場合には上記傾転角制御は行なわれず、走行速度が遅け
ればステアリングポンプの吐出流量が最大となるので、
作業装置の作業性が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は本
発明に係る操向制御装置の全体構成図、第2図は圧油の
流量とコントロール圧力との関係を示す特性図、第3図
は処理手順のフローチャート、第4図はホイールローダ
の操向を説明する概略構成図である。 第5図および第6図は車両速度に対するポンプ吐出量の
2変形例を示す特性図、第7図はポンプレギュレータ制
御の変形例を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ステアリングポンプと、 このステアリングポンプからの吐出油により駆動され、
    車両を操向するステアリングシリンダと、 ステアリングホィールの操作量に応じて前記ステアリン
    グシリンダに導かれる圧油の量を制御するステアリング
    バルブと、 前記ステアリングポンプからの吐出油により駆動される
    作業用アクチュエータと、 この作業用アクチュエータに導かれる圧油を制御する作
    業用制御弁と、 前記ステアリングポンプとステアリングバルブとの間に
    介装され、ステアリングポンプからの吐出油をステアリ
    ングバルブに導くステアリング位置、および作業用制御
    弁に導く作業位置との間で切換可能なプライオリティバ
    ルブとを備え、前記ステアリングホィールの操作時にお
    いて、前記ステアリングバルブの前後差圧に応答して作
    動し、ステアリングポンプの吐出圧力およびステアリン
    グシリンダの負荷圧力の変化に拘らず、ステアリング操
    作に必要は圧油を優先してステアリングシリンダに導き
    、余剰油を作業機用アクチュエータに導くようにした作
    業車両の操向制御装置において、 前記ステアリングポンプを可変容量形とするとともに、 前記作業用制御弁の前後の圧力をそれぞれ検出する圧力
    検出手段と、 車両の走行速度を検出する速度検出手段と、前記作業用
    制御弁の前後の圧力のうち少なくともいずれか一方が所
    定値未満の場合には、前記ステアリングポンプの傾転角
    を通常よりも小さくするとともに、車両走行速度が速く
    なるほど傾転角をさらに小さくする傾転制御手段とを具
    備することを特徴とする作業車両の操向制御装置。
JP2134293A 1990-05-24 1990-05-24 作業車両の油圧式操向制御装置 Pending JPH0427669A (ja)

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