JPH04275237A - 常磁性カチオンと錯体形成用配位子との中性錯体からなる造影剤 - Google Patents

常磁性カチオンと錯体形成用配位子との中性錯体からなる造影剤

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JPH04275237A
JPH04275237A JP3323454A JP32345491A JPH04275237A JP H04275237 A JPH04275237 A JP H04275237A JP 3323454 A JP3323454 A JP 3323454A JP 32345491 A JP32345491 A JP 32345491A JP H04275237 A JPH04275237 A JP H04275237A
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JP
Japan
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ligand
complex
contrast agent
general formula
halogen
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Withdrawn
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JP3323454A
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English (en)
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Chiu Kwok Wai
クウォック・ワイ・チュー
John R Dr Thornback
ジョン・アール・ソーンバック
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Medgenix Group SA
Original Assignee
Medgenix Group SA
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K49/00Preparations for testing in vivo
    • A61K49/06Nuclear magnetic resonance [NMR] contrast preparations; Magnetic resonance imaging [MRI] contrast preparations

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気共鳴造影法(MRI
) を用いた医学診断に利用される新規な造影剤 (コ
ントラスト剤) に関する。
【0002】核磁気共鳴(NMR) は、臨床での診断
を行うために人間の患者の空間的映像を得る目的で現在
広く利用されている。
【0003】
【従来の技術】この技術によって、強力な外部磁場内に
患者を置いて器官または組織の映像を生体内で得ること
ができ、またこれらの器官または組織の内部または周辺
に含まれるプロトン、特に水のプロトンの磁気特性にこ
れらの磁場が及ぼす影響を観察することができる。
【0004】外部エネルギー源を遮断すると、励起状態
にある核はより安定したエネルギー状態に戻る傾向があ
る。この平衡状態への核の復帰は、T1とT2と呼ばれ
る2つの緩和時間によって示すことができる。これら2
つのパラメータは、器官または組織の水の物理的及び化
学的環境に依存するが、試料核の原子核磁場の平衡状態
への復帰を与えた磁場に平行または垂直の方向に向く。 このようにしてT1はエネルギーの消滅状況、特に局地
的分子環境 (即ち、結晶格子) に向かうエネルギー
の衰滅状況を示す時間の関数を表す。存在する分子のプ
ロトン、特に水のプロトンの緩和時間を研究することに
よって、対象とする組織の構造の視覚的映像を比較的煩
雑な計算によって作り出すことができる。
【0005】しかしながら、得られた映像は他の組織の
信号が似ていることもあって、時に精細度と明瞭性に欠
けることがある。この不具合を排除するために、造影剤
が使用される。これらの造影剤はその周辺に存在する各
種の化学物質のNMR パラメータ (緩和時間T1、
T2と緩和度) に影響を及ぼす物質である。
【0006】造影剤としては、相互間で作用せず、また
結合しない非対イオンを含んでいる常磁性物質がこれま
でに使用されてきた。例えば、溶液状のイオンである。 欧州特許公開公報 EP 071,564 には、人間
のMRI 診断用に、ジエチレントリアミン五酢酸(D
TPA)によりGd3+をキレート化した化合物の使用
が報告されている。こうして形成されたキレート化合物
は、緩和時間T1を減少させ、これによって像のコント
ラストと精度を高めることができる。Gd3+イオンは
それ自体毒性があるため、生体内での使用にはこれをキ
レート化する必要がある。この化合物は血液脳関門の病
理学的変化を証明するために静脈内注射により使用され
たことがある(R.C.Brasch, Americ
an Journal of Roentgenolo
gy, 142, 625−630 頁,1984) 
。但し、この製品はその他の診断用途には適応化されて
いない。例えば、肝臓においてこの化合物は正常な細胞
によっても、ガンに侵された細胞によっても同様に吸収
され、従って正常な組織と病的な組織の区別を行うこと
ができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、既
知の造影剤に比較して組織に対する特異性がより大きな
MRI に使用可能な新規造影剤を提供するものである
【0008】本発明は、特定の組織のNMR による映
像にコントラスト効果を与えるための、非経口投与、例
えば静脈内注射により投与可能な水溶液 (例、生理食
塩水) に可溶な錯体型の常磁性造影剤を提案すること
にある。
【0009】さらに詳しくは、本発明の一つの目的は、
少量の用量を投与した後、他の器官に影響を及ぼしたり
、副作用を与えることなく、或る特定の器官中の水のプ
ロトンのみについて、特異的に緩和を増大させる造影剤
を提供することにある。
【0010】他のもう一つの目的は、一方で高い安定性
と低い毒性、即ち、生理学的に許容され、他方では良好
なコントラスト映像を付与するのに十分な緩和特性と浸
透圧をもつ造影剤を提案することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】予想外にも、下記展開式
で示される化合物LH3 が、MRI に造影剤として
使用したときに組織に対して増大した特異性を与える、
3価の常磁性金属イオンとの中性錯体を形成することが
できることが確認された。
【0012】
【化1】
【0013】上記目的の達成のために、本発明は、下記
一般式(I) で示される、配位子と金属カチオンとの
中性配位錯体またはこの錯体の水和物から成る、NMR
 による造影用の造影剤(contrast agen
t)を提供する。
【0014】                 ML・mH2O  
                         
 (I) 式中、Mは3価の常磁性金属カチオンであり、mは0か
ら5の整数であり、Lは下記一般式(II)で示される
配位子であり、 A−[C(R1,R2)−(C(Ri8,Ri9)n)
−C(R3,R4)−N=C(R5)−C(R6)=C
(R7)−O−]3    (II) (これは次式で示される配位子LH3 の脱プロトン形
態に相当し、   A−[C(R1,R2)−(C(Ri8,Ri9)
n)−C(R3,R4)−NH−C(R5)=C(R6
)−C(R7)=O]3  (III) AはNまたはC−R10 を示す) 、R1〜R10 
は、同一でも異なっていてもよく、それぞれH、ヒドロ
キシル、ハロゲン、ならびに場合によりハロゲン、ヒド
ロキシル、アルキル、アルコキシ、ニトリル、ニトロ、
アミンおよびヒドロキシアルキルから選ばれた1もしく
は2以上の置換基で置換されていてもよいアルキル、ア
ルコキシ、アリール、アルケニルおよびシクロアルキル
基から選ばれ、nは0〜3の整数、iは1からnまでの
整数である。
【0015】この化合物について得られたIRスペクト
ルを考慮すると、下記のように示すことができる二重結
合の非局在化と錯体化の配位があり、このことが化合物
の安定性の原因であると思われる。
【0016】
【化2】
【0017】上に示した配位子と常磁性カチオンとの錯
体化合物は中性である。この化合物は生理的pHの水 
(生理食塩水) に極めて容易に溶解する。
【0018】本発明においてアルキルまたはアルコキシ
基とはC1〜C7、できればC1〜C3の基を意味し、
アリール基とは場合により置換されていてもよいフェニ
ル基を意味する。アルケニル基はC2〜C7の基、シク
ロアルキルはここではC5〜C7の基を意味する。
【0019】特に、上の式(II)において、AがNで
あり、R1〜R9がH、ハロゲン、C1〜C3のアルコ
キシ基、または場合によりハロゲン、ヒドロキシル、も
しくはC1〜C2のアルコキシ基により置換されていて
もよいC1〜C3のアルキル基である配位子を含む造影
剤を挙げることができる。上記一般式(II) または
(III) において、n =0が特に好ましい態様で
ある。
【0020】本発明による造影剤は、常磁性金属が遷移
金属または常磁性ランタノイドの2価または3価のイオ
ンから選択された場合に特に効果が大きい。特に下記の
イオンを、好ましい常磁性金属として挙げることができ
る。 Mn3+、Cr3+、Fe3+、Gd3+、Dy3+、
Ho3+ (特にGd3+)。
【0021】また、具体的には下記の化学式の造影剤を
挙げることができる。 Gd(3+)[N(CH2CH2−N=C(CH3)−
CH=C(CH3)−O−)3] 。
【0022】本発明はまた、一般式MX3 で示される
塩 (式中、Xは酸HXから生じる1価アニオン)を、
下記一般式   A−[C(R1,R2)−(C(Ri8,Ri9)
n)−C(R3,R4)−NH−C(R5)=C(R6
)−C(R7)=O]3   (III) で示される配位子と反応させることを特徴とする、当業
者には周知の反応条件で実施される本発明の造影剤の製
造方法にも関する。
【0023】この方法の反応条件については、例えば、
N.K. Dutt and P. Bandyopa
dhyay,P. Sci. Cult., 1961
, 27, 401およびJ.R. Thornbac
k and G. Wilkinson, J. So
c. Dalton Trans., 1978, 1
10 を参照できる。
【0024】1価アニオンX− としては、ハロゲンイ
オン、ならびにそれぞれカルボン酸および硝酸から得ら
れるカルボン酸イオン (RCOO−) および硝酸イ
オン(NO3−) を挙げることができる。
【0025】本発明はまた、下記一般式で示されること
を特徴とする、3価の金属カチオンと配位錯体を形成す
ることのできる配位子にも関する。   A−[C(R1,R2)−(C(Ri8,Ri9)
n)−C(R3,R4)−NH−C(R5)=C(R6
)−C(R7)=O]3   (III) 式中、A、R1〜R10 、nは前記と同じ意味を有す
る。
【0026】この配位子はまた、造影剤以外の用途のた
めに、常磁性を持たない他の3価カチオン金属との錯体
形成に使用することができる。
【0027】この配位子は当業者に既知の方法で調製す
ることができる。例えば、下記一般式(III)bの化
合物を、下記一般式(IV)b のジオン3モルと、当
業者に既知の反応条件において反応させることにより実
施できる。
【0028】       A−[C(R1,R2)−(C(Ri8,
Ri9)n)−C(R3,R4)−NH2]3    
   (III)b      O=(R5)C−CH
(R6)−C(R7)=O             
                (IV)b この反応は、例えば、T.A. Bottomhead
 and D.J.Robinson, Aust. 
J. Chem.,1968, 21, 1365 お
よびN.A. Bailey, D.F. Cook,
 D. Cummins and E.D. McKe
nzie, Inorg. Nucl. Chem. 
Lett., 1975, 11, 51に説明されて
いる。
【0029】本発明の他の特徴および利点は下記の実施
例からよく理解されよう。すべての実施例において、緩
和時間T1は37℃、20MHz でMinispec
 Bruckerにより測定した。特に指定のない限り
、すべての試薬は市販の薬品を特別に精製することなく
そのまま使用した。赤外スペクトルはPE 297装置
で測定した。NMRスペクトルはJeol 6×270
(270MHz)装置で測定した。質量スペクトルはア
ルゴンFab 質量分析器を用いてKratosMS 
80装置に記録した。
【0030】図1および図2は、それぞれ配位子  N
[CH2CH2NH−C(CH3)=CH−C(CH3
)=O]3 と、そのGd3+との錯体である  Gd
[N[CH2CH2NC(CH3)CHC(CH3)O
]3]の赤外スペクトルを示す。
【0031】実施例1    配位子  N[CH2C
H2NH−C(CH3)=CH−C(CH3)=O]3
 の調製 アセトニトリル(20 ml) 中にトリス(2−アミ
ノエチル) アミン(1.46 g, 1.49ml,
 10 mmol)を溶解した溶液に、 2,4−ペン
タンジオン(3.6 ml, 36 mmol) を加
える。直ちに橙色の溶液ができる。反応混合物を20℃
で72時間攪拌する。真空装置を使用して揮発分を除去
すると橙色の油状物が残る。水を加え、得られた水溶液
をCH2Cl2で抽出する。CH2Cl2溶液を蒸発さ
せると、橙色の油状物が得られる。目的化合物を、最初
にEtOAC:MeOH:NEt2H (97.5:2
:0.5)の混合溶媒、次にEtOAC:MeOH:N
Et2H (96:3:0.5) の混合溶媒を溶離剤
とするフラッシュ・カラムクロマトグラフィー (シリ
カ・ゲル60、メルク社製) により精製する。合計収
率は76%である(3.0g) 。
【0032】得られた製品の分析結果は次の通りである
。 −質量分析  EI/70 cv M+ m/z = 
393−I.R./cm−1 = 3430(brm)
, 3046 (w), 1630 (vs), 15
58 (vs), 1510 (s),1440 (m
), 1370 (m), 1300 (s), 10
80(w), 1010 (w), 970 (w),
 889 (w),720 (m), 630 (w)
, (図1のスペクトル) −1H NMR,d6 DM50 /δ ppm:1,
92, 2.04 singlet,  18H,CH
3 2.67, 3.46 triplet,  12
H, CH2    3JHH=6.5 Hz4.94
       singlet   3H,CH10.
8       (br)singlet   3H,
NH実施例2  錯体 Gd[N[CH2CH2NC(
CH3)CHC(CH3)O]3] の調製 無水エタノール (10cm3)にGdCl3 (0.
4g, 1 mmol) を溶解した溶液に、配位子N
[CH2CH2−NH−C(CH3)=CH−C(CH
3)=0]3 (0.84g, 2.14 mmol;
エタノール5ml中の溶液状) を加える。この混合物
を20分間、次に1.5 時間還流する。生成した濁っ
た溶液を冷蔵庫に約66時間保存する。 少量の白色の固形物を濾別し、得られた黄橙色の濾液を
蒸発乾燥して油状物を得、これを無水エタノールに溶解
する。ジエチルエーテルを添加すると淡橙色の固体が析
出する。これを濾取し、ジエチルエーテルで洗浄する 
(5×5cm3)。最後に、真空下で2時間乾燥する。 0.338 gの生成物が得られる。その全収率は55
%である。
【0033】下記の分析結果が得られた。
【0034】元素分析:  計算値 : C 40.7
6;  H 6.87;  N 9.05% 実測値 : C 40.18;  H 7.41;  
N 9.96%質量スペクトル  M/Z = 548
 (M−H)+ I.R.= 3399.9, 160
6.4, 1542.8, 1437.7, 1363
.1, 1299.4, 1211.4,1095.2
, 1018.6, 950.2, 759.2, 6
55.1の12個のピーク、(図2のIRスペクトル)
実施例3    試験結果 緩和時間T1とT2および緩和度R1とR2を、下記化
学式の実施例2の錯体について測定した。
【0035】Gd[N[CH2CH2NC(CH3)C
HC(CH3)O]3]・4H2O緩和時間T1とT2
は37℃、20MHz でMinispec Bruc
kerを用いて測定した。緩和度は、minispec
 20 MHz で測定した。測定は水中で1mmol
の濃度で実施した。測定結果は次の通りである。
【0036】T1 = 186 m.secR1 = 
5.37 (mM.sec)−1T2 = 137 m
.sec R2 = 7.29 (mM.sec)−1
【図面の簡単な説明】
【図1】配位子  N[CH2CH2NH−C(CH3
)=CH−C(CH3)=O]3 の赤外スペクトルで
ある。
【図2】錯体  Gd[N[CH2CH2NC(CH3
)CHC(CH3)O]3]の赤外スペクトルである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式                 ML・mH2O  
                             
     (I) で示される、配位子と金属カチオンとの中性配位錯体ま
    たはこの錯体の水和物からなる、NMR 造影用の造影
    剤。 上記式中、Mは3価の常磁性金属カチオンであり、mは
    0から5の整数であり、Lは下記一般式(II)で示さ
    れる配位子であり、 A−[C(R1,R2)−(C(Ri8,Ri9)n)
    −C(R3,R4)−N=C(R5)−C(R6)=C
    (R7)−O−]3    (II) ここで、AはNまたはC−R10 を示し、R1〜R1
    0 は、同一でも異なっていてもよく、それぞれH、ヒ
    ドロキシル、ハロゲン、ならびに場合によりハロゲン、
    ヒドロキシル、アルキル、アルコキシ、ニトリル、ニト
    ロ、アミンおよびヒドロキシアルキルから選ばれた1も
    しくは2以上の置換基で置換されていてもよいアルキル
    、アルコキシ、アリール、アルケニルおよびシクロアル
    キル基から選ばれ、nは0〜3の整数、iは1からnま
    での整数である。
  2. 【請求項2】  Mが遷移金属またはランタニドの3価
    カチオンから選ばれ、特にCr3+、Fe3+、Mn3
    +、Dy3+またはHo3+、中でもGd3+であるこ
    とを特徴とする、請求項1記載の造影剤。
  3. 【請求項3】  AがNを意味し、R1〜R9がH、ハ
    ロゲン、C1〜C3のアルコキシ基、または場合により
    ハロゲン、ヒドロキシルもしくはC1〜C2のアルコキ
    シ基により置換されていてもよいC1〜C3のアルキル
    基であることを特徴とする、請求項1または2記載の造
    影剤。
  4. 【請求項4】  前記一般式(II)において、n=0
    であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記
    載の造影剤。
  5. 【請求項5】  下記の式で示される錯体であることを
    特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の造影剤。 Gd(3+)[N(CH2CH2−N=C(CH3)−
    CH=C(CH3)−O−)3]
  6. 【請求項6】  下記
    一般式で示される、3価金属カチオンと配位錯体を形成
    する配位子。   A−[C(R1,R2)−(C(Ri8,Ri9)
    n)−C(R3,R4)−NH−C(R5)=C(R6
    )−C(R7)=O]3   (III) 上記式中、A、n、R1〜R10 は請求項1に記載し
    たのと同じ意味である。
  7. 【請求項7】  一般式MX3 で示される塩 (式中
    、Xは酸HXから生じる1価アニオン、Mは請求項1に
    記載したのと同じ意味) を、下記一般式   A−[C(R1,R2)−(C(Ri8,Ri9)
    n)−C(R3,R4)−NH−C(R5)=C(R6
    )−C(R7)=O]3   (III) (式中、A、n、R1〜R10 は請求項1に記載した
    のと同じ意味) で示される配位子と反応させることを
    特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の造影剤の
    製造方法。
  8. 【請求項8】  Xがハロゲンアニオン、または硝酸も
    しくはカルボン酸から生ずるアニオンであることを特徴
    とする、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】  MX3 が GdCl3であることを
    特徴とする、請求項7または8記載の方法。
JP3323454A 1990-12-06 1991-12-06 常磁性カチオンと錯体形成用配位子との中性錯体からなる造影剤 Withdrawn JPH04275237A (ja)

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