JPH04273877A - 新規なイミダゾール誘導体 - Google Patents

新規なイミダゾール誘導体

Info

Publication number
JPH04273877A
JPH04273877A JP5944691A JP5944691A JPH04273877A JP H04273877 A JPH04273877 A JP H04273877A JP 5944691 A JP5944691 A JP 5944691A JP 5944691 A JP5944691 A JP 5944691A JP H04273877 A JPH04273877 A JP H04273877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
compound
lower alkyl
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5944691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Masumori
舛森 弘明
Yoshihide Ueno
能秀 上野
Atsuyuki Kojima
小島 淳之
Shigeki Toge
峠 茂樹
Shunichi Aida
俊一 相田
Yoshihiko Kimura
良彦 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd filed Critical Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Priority to JP5944691A priority Critical patent/JPH04273877A/ja
Publication of JPH04273877A publication Critical patent/JPH04273877A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインターロイキン−1(
以下、IL−1と略す。)産生阻害作用または/及び分
泌阻害作用を有する、新規なイミダゾール誘導体に関す
る。詳しく言えば、本発明による新規な化合物は、IL
−1産生または/及び分泌による炎症性疾患の治療薬・
予防薬として特に有効である。
【0002】
【従来の技術】マクロファージなどの免疫担当細胞から
産生または/及び分泌される生理活性蛋白質であるIL
−1は、生体の恒常性の維持に関与する一方、その産生
または/及び分泌が過多になると免疫応答の異常や炎症
反応などを誘導し、生体に対して悪影響をおよぼす。特
に最近、慢性関節リウマチ患者の関節液中や滑膜組織培
養上清中に強いIL−1活性が認められ、このIL−1
産生は罹患関節の骨破壊や滑膜組織の炎症の程度などと
よく相関するとの報告がなされている〔アースリティス
・アンド・リウマティズム(Arthritis&Rh
eum.)31巻,480頁,1988年〕。
【0003】2,3−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]
イミダゾール誘導体については、ケミカル・アブストラ
クツ(Chemical  Abstracts),7
6巻,140642e、ジャーナル・ケミカル・ソサイ
エティ  ケミカル・コミュニケーション(J.Che
m.Soc.,Chem.Commun.),642頁
,1973年において5,6−ジフェニル体の合成法が
記載されている。また、ジャーナル・オブ・メディシナ
ル・ケミストリー(Journal  of  Med
icinal  Chemistry),15巻,41
5頁,1972年には駆虫剤としての活性が記載されて
おり、インディアン・ジャーナル・オブ・ケミストリー
(Indian  Journal  of  Che
mistry),16B巻,226頁,1978年には
抗けいれん作用について記載されている。更に、イミダ
ゾールを基本骨格に有する化合物に関しては、様々な生
理活性を有することが報告されているが、特開昭62−
153286号公報において、ジアリール置換イミダゾ
ールがチアゾール、ピロール、チアジンまたはピリジン
環に縮合した化合物が、5−リポキシゲナーゼ抑制作用
やシクロオキシゲナーゼ抑制作用を有し、特表平1−5
03782号公報においてそれらの化合物がIL−1産
生も抑制すると報告されている。また、特開昭62−1
53274号公報においてジアリール置換アミノイミダ
ゾール誘導体が5−リポキシゲナーゼ抑制作用を有して
いると報告されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】炎症性疾患の治療剤と
しては、その起因物質と思われるIL−1の産生または
/及び分泌を阻害することが望ましい。これまでに報告
されているIL−1産生阻害剤は、その作用が高濃度で
しか現れないか、または他の作用、例えばシクロオキシ
ゲナーゼ抑制作用などをあわせもつものであった。この
シクロオキシゲナーゼ抑制作用は、プロスタグランジン
類の生合成を阻害し抗炎症作用を示す一方で、副作用と
して胃腸管障害を伴うことが多い。従って、長期間投薬
が必要な炎症性疾患治療薬として、副作用の少ない、I
L−1の産生または/及び分泌を選択的に阻害する化合
物の開発が要望されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】  本発明者らは上記課
題を解決するために鋭意検討の結果、副作用の少ない、
選択的なIL−1産生阻害作用または/及び分泌阻害作
用を示す化合物を見い出し、本発明を完成した。
【0006】即ち、本発明は式〔1〕
【化4】 〔式中、R1 及びR2 は下記(1)〜(5)のいず
れかを表す。 (1)  R1 は水素原子を表し、R2 は式〔2〕
【化5】 (式中、Aは直鎖または分枝状の低級アルキレン基を表
し、Xは水素原子またはハロゲンを表し、R4 は水素
原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、アリール基
、または置換アリ−ル基を表す。)で表される基を表す
。 (2)  R1 は4−ピリジル基を表し、R2 は4
−ピリジル基、アリール基、置換アリール基または上記
式〔2〕で表される基を表す。 (3)  R1 はアリール基を表し、R2 は4−ピ
リジル基を表す。 (4)  R1 は置換アリール基を表し、R2 は4
−ピリジル基を表す。 (5)  R1 は上記式〔2〕を表す、R2 は4−
ピリジル基または上記式〔2〕で表される基を表す。 R3 は、水素原子、低級アルキル基、またはアシル基
を表す。nは2〜4の整数を表す。〕で表されるイミダ
ゾール誘導体またはその酸付加塩に関する。
【0007】以下、本発明化合物について詳説する。
【0008】ハロゲンとしては、例えばフッ素、塩素、
臭素、ヨウ素などが挙げられる。
【0009】低級アルキル基としては、例えば炭素数が
1〜4個のアルキル基が挙げられ、具体的には、メチル
、エチル、プロピル、2−プロピル、ブチル、2−ブチ
ル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチルなど
が挙げられる。
【0010】低級アルコキシ基としては、例えば炭素数
が1〜4個のアルコキシ基が挙げられ、具体的には、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、2−プロポキシ、ブト
キシなどが挙げられる。
【0011】直鎖または分枝状の低級アルキレン基とし
ては、例えば炭素数が1〜4個のアルキレン基が挙げら
れ、具体的にはメチレン、エチレン、メチルメチレン、
トリメチレン、2−メチルエチレン、テトラメチレン、
エチルエチレンなどが挙げられる。
【0012】アリール基としては、例えば炭素数10個
以下の基が挙げられ、具体的にはフェニル、ナフチルな
どが挙げられる。
【0013】アシル基としては、例えば低級アルカノイ
ル基、アロイル基などが挙げらる。低級アルカノイル基
としては、例えば炭素数7個以下の基が挙げられ、具体
的にはフォルミル基、アセチル基、プロパノイル基、ブ
タノイル基、ペンタノイル基、ヘキサノイル基などが挙
げられる。アロイル基としては、例えば炭素数11個以
下の基が挙げられ、具体的にはベンゾイル基などが挙げ
られる。
【0014】フェニル基などのアリール基の置換基とし
ては、例えばハロゲン、低級アルキル基、ヒドロキシ基
、メルカプト基、低級アルコキシ基、低級チオアルキル
基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキル
アミノ基、シアノ基、アシル基などが挙げられる。置換
基の数は1個または2個以上である。置換基が2個以上
の場合各々の置換基は同一または異なってもよい。
【0015】低級チオアルキル基としては、例えば炭素
数が1〜4個のチオアルキル基が挙げられ、具体的には
、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、2−プロピ
ルチオ、ブチルチオなどが挙げられる。
【0016】低級アミノアルキル基としては、例えば炭
素数1〜4個のアルキル基で置換されたアミノ基などが
挙げられる。
【0017】ジ低級アミノアルキル基としては、例えば
炭素数1〜4個のアルキル基で置換されたアミノ基など
が挙げられる。
【0018】本発明において、好適な化合物としては、
式〔4〕
【化6】 〔式中、R5 、R6 の一方は4−ピリジル基を表し
、もう一方はフェニル基、または同一もしくは互いに異
なった、一つもしくは複数のハロゲン、低級アルキル基
または低級アルコキシ基で置換されたフェニル基を表し
、R7 は水素原子または低級アルキル基を表す。〕で
表される化合物、または式〔5〕
【化7】 〔式中、R8 、R9 の一方は水素原子または4−ピ
リジル基を表し、もう一方は式〔6〕
【化8】 (式中、R10はフェニル基、または同一または互いに
異なった、一つもしくは複数のハロゲン、低級アルキル
基または低級アルコキシ基で置換されたフェニル基を表
し、Xは前記と同じ意味を表す。)を表す、R7 は前
記と同じ意味を表す。〕、またはその酸付化塩が挙げら
れる。
【0019】更により好ましい化合物としては、式〔7
【化9】 〔式中、R11、R12の一方は4−ピリジル基を表し
、もう一方はフェニル基、または同一もしくは互いに異
なったハロゲンの一つもしくは複数で置換されたフェニ
ル基を表し、R7 は前記と同じ意味を表す。〕で表さ
れる化合物、または式〔8〕
【化10】 〔式中、R13、R14の一方は水素原子または4−ピ
リジル基であり、もう一方は式〔3〕
【化11】 (式中、Xは前記と同じ意味を表す。)を表し、R7 
は前記と同じ意味を表す。〕、またはその酸付化塩が挙
げられる。
【0020】式〔1〕で表されるイミダゾール誘導体の
酸付化塩としては、例えば医薬品として許容される酸付
化塩が挙げられ、具体的には無機酸、有機カルボン酸、
スルホン酸などとの塩が挙げられる。無機酸としては例
えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸などが挙げられる
。有機カルボン酸としては、例えばギ酸、酢酸、フマル
酸、マレイン酸、リンゴ酸、酒石酸、アスパラギン酸、
グルタミン酸などが挙げられる。スルホン酸としては、
例えばメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−ト
ルエンスルホン酸、ヒドロキシベンゼンスルホン酸、ジ
ヒドロキシベンゼンスルホン酸などが挙げられる。本発
明にはすべての光学活性体および互変異性体を包含する
ものであり、更にすべての水和物および結晶形を包含す
るものである。
【0021】式〔1〕で表されるイミダゾール誘導体は
、例えば、下記の方法によって製造することができる。
【化12】 式中、R3 およびnは前記と同じ意味を表す。R15
は、フェニル基、同一または互いに異なったハロゲン、
低級アルキル基、もしくは低級アルコキシ基の一つまた
は複数で置換されたフェニル基、または式〔2〕
【化1
3】 (式中、A、X、およびR4 は前記と同じ意味を表す
。)を表す。式〔10〕で表される本発明化合物は、式
〔9〕の化合物をハロゲン化水素酸、好ましくは塩酸ま
たは臭化水素酸中にて室温または加熱下反応させること
によりハロゲン化水素酸塩として製造することができる
【0022】
【化14】 式中、R3 ,R15,およびnは前記と同じ意味を表
す。 R16は低級アルキル基、低級アルコキシ基、フェニル
基、フェノキシ基、ベンジル基、またはベンジルオキシ
基を表す。式〔13〕で表される本発明化合物は、2工
程で製造することができる。第1工程は反応物を溶解し
、かつ不活性である有機溶媒中、式〔11〕の化合物を
2:1の比率の過剰の塩基(例えばピリジンなどが挙げ
られる。)およびハロゲン化物(例えばアセチルブロミ
ド、ベンゾイルクロリド、クロロ蟻酸ベンジルがあげら
れ、好ましくはクロロ蟻酸エチルのような反応性アシル
エステルが挙げられる)により形成されるアシルピリジ
ニウム試薬と0℃〜溶媒の還流温度にて処理して式〔1
2〕の化合物を形成する。場合により、アシルピリジニ
ウム試薬を別途溶媒中で製造し、次いで式〔11〕の化
合物の溶液中に加えても製造することができる。溶媒と
しては、塩化メチレン、塩化エチレン、クロロホルム、
四塩化炭素などのハロゲン化炭化水素類、テトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテル、ジオキサンなどのエーテル
類、トルエンなどの芳香族炭化水素類または過剰のピリ
ジンなどの塩基類が挙げられる。得られた化合物は、公
知の方法(例えばカラムクロマトグラフィー、再結晶な
ど)により精製し、単離することができる。
【0023】第2工程は、式〔12〕の化合物であるN
−アシルジヒドロピリジン誘導体をメシチレン、デカリ
ン、テトラリンなどの高沸点溶媒中、硫黄などの温和な
酸化剤とともに加熱還流するか、またはブタノールなど
のアルコール類中、過剰のカリウムtert−ブトキシ
ドなどのアルカリ金属アルコキシド類などの脱アシル化
剤および酸素にて処理することにより脱アシル化および
芳香族化して製造することができる。
【0024】
【化15】 式中、R3 ,R15,およびnは前記と同じ意味を表
す。 式〔16〕で表される本発明化合物は、まず、式〔14
〕の化合物のハロゲン化水素酸塩および式〔15〕の化
合物のハロゲン化水素酸塩を塩基(例えば炭酸カリウム
、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基、
トリエチルアミンなどの有機塩基)存在下、溶媒中(メ
タノール、エタノールなどのアルコール類、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシドなど)で室温〜溶媒
の還流温度にて反応する。常法の後処理を経て得られた
化合物を酸性触媒(p−トルエンスルホン酸、10−カ
ンファスルホン酸、ピリジニウムp−トルエンスルホネ
ートなどスルホン酸類)の存在下、トルエン、ベンゼン
、キシレン、1,2−ジクロロエタンなどの非極性溶媒
中で還流することにより製造することができる。
【0025】本製法における原料化合物である
〔9〕お
よび〔14〕は以下のようにして製造することができる
【化16】 式中、X1 はハロゲンを表し、R3 ,R15および
nは前記と同じ意味を表す。式〔18〕の化合物のハロ
ゲン化水素酸塩を濃水酸化ナトリウム水溶液、好ましく
は炭素数1〜2個のアルコール中のナトリウムアルコキ
シド1当量(例えばナトリウムメトキシド、ナトリウム
エトキシドなど)で処理し、遊離した〔18〕の化合物
を式〔17〕の化合物のハロゲン化水素酸塩とジメチル
ホルムアミド中、室温にて処理して式
〔9〕の化合物の
ハロゲン化水素酸塩が製造される。
【0026】
【化17】 式中、R15は前記と同じ意味を表す。式〔14〕の化
合物は、アンゲバンテ・ケミー(Angewante 
 Chemie),83巻,358頁,1971年に記
載の方法に準じて、式〔19〕の化合物より3工程にて
製造される。第1工程で、式〔19〕の化合物を常法に
従い塩化チオニルと処理して酸クロリドを製造し、第2
工程においてこの酸クロリドをテトラヒドロフラン中、
1:1の比率の過剰のカリウムtert−ブトキシドお
よびメチルイソシアノアセテートもしくはエチルイソシ
アノアセテートにて0〜10℃にて処理し、通常の精製
を経てオキサゾール化合物が製造される。第3工程は、
このオキサゾール化合物をハロゲン化水素酸、好ましく
は塩酸により室温から還流温度にて加水分解して式〔1
4〕の化合物のハロゲン化水素酸塩が製造することがで
きる。
【0027】前記式〔15〕、〔18〕、および〔19
〕で示される化合物は、それ自体公知化合物であるか、
または公知の合成法により合成できる化合物である(オ
ーガニク・シンセシス,コレクティブ・ボリューム  
III(Organic.Synthesis,Col
lective  Volume  III),440
頁,1955年)。また、式〔17〕で示される化合物
は、それ自体公知化合物であるか、または公知の合成法
、例えばオーガニク・シンセシス,コレクティブ・ボリ
ューム  II(Organic.Synthesis
,CollectiveVolume  II),48
0頁,1943年、およびオーガニク・シンセシス、コ
レクティブ・ボリューム  VI(Organic.S
ynthesis,Collective  Volu
me  VI),634頁,1988年に記載の方法に
より製造することができる。
【0028】前記式〔1〕で表される本発明化合物およ
びその塩は、これを医薬として用いるにあたり経口的ま
たは非経口的に投与することができる。すなわち通常用
いられる投与形態、例えば錠剤、カプセル剤、シロップ
剤、懸濁液等のかたちで経口的に投与することができ、
あるいはその溶液、乳剤、懸濁液等の液剤のかたちにし
たものを注射のかたちで非経口投与することができる。 坐剤のかたちで直腸投与することもできる。
【0029】また、前記の適当な投与剤型は許容される
通常の担体、賦型剤、結合剤、安定剤などに活性化合物
を配合することにより製造することができる。また、注
射剤型で用いる場合には許容される緩衝剤、溶解補助剤
、等張剤等を添加することもできる。投与量、投与回数
は症状、年令、体重、投与形態によって異なるが、通常
は成人に対し1日あたり経口の場合には約1〜2000
mg、好ましくは5〜1000mgを、注射の場合には
0.1〜500mgを1回または数回に分けて投与する
ことができる。
【0030】
【作用および発明の効果】本発明化合物〔1〕は、IL
−1産生または/及び分泌を阻害し、IL−1産生また
は/及び分泌による炎症性疾患の治療薬・予防薬として
特に有効である。具体的には、自己免疫疾患(例えば慢
性関節リウマチ、橋本病、重症筋無力症、全身性紅斑性
狼瘡、潰瘍性大腸炎、慢性活動型肝炎、糸球体腎炎、若
年型糖尿病(I型糖尿病)、間質性肺線維症、全身性強
皮症、自己免疫性血液疾患(例えば再生不良性貧血、溶
血性貧血、特発性血小板減少症など))、乾癬、アトピ
ー性皮膚炎、痛風、変形性関節炎、アテローム硬化症、
ベーチェット病などの疾患の対する治療薬・予防薬とし
て有用である。特に本発明化合物は自己免疫疾患に有用
である。
【0031】〔IL−1産生または/及び分泌阻害作用
について〕 (実験方法)1.ラットマクロファージのIL−1産生
または/及び分泌阻害作用  Wistar系雄性ラッ
トの腹腔内に10%プロテオースペプトンを投与して4
日間刺激し、浸潤してきたマクロファージを回収し、P
BS(−)で洗浄後、10%ウシ胎児血清を含むRPM
I1640培地で浮遊させた。この細胞浮遊液に刺激剤
としてリポ多糖類(LPS)を、更にジメチルスルホキ
シドで溶解した被検化合物を最終濃度0.1μg/ml
〜10μg/mlの濃度になるように加え、44時間、
37℃、5%CO2 存在下で培養し、遠心操作により
上清を回収した。この刺激培養上清の中のIL−1含有
量を測定して被検化合物による産生抑制率を算出した。 尚、IL−1の定量は次の方法に従った。
【0032】2.IL−1の定量 IL−1の定量は常法に従い、C3H/HeJ系雄性マ
ウスの胸腺細胞を用い、2μg/mlのフィトヘマグル
チニン(Welcome社製)存在下でのIL−1によ
る増殖反応をMTT法(ジャーナル・オブ・イムノロジ
カル・メソッズ(J.of  Immunologic
al  Methods),65,55〜63(198
5))によるフォルマザンの生成を指標にして行った。 尚、IL−1標準品としてはヒトリコンビナントIL−
1β(Genzyme社製)を用いた。
【0033】(実験結果)本発明の実施例の化合物の上
記IL−1産生阻害試験の結果を表1に示す。試料濃度
は、10μg/mlである。
【表1】 誓
【0034】以上の結果より、本発明化合物がIL−1
産生または/及び分泌阻害作用を有していることが明ら
かである。また、これらの化合物は慢性関節リウマチの
ようなヒトの慢性炎症に近い病態を発症するラットアジ
ュバント関節炎モデルに対して改善作用を示している。
【0035】
【実施例】以下実施例および参考例により本発明を説明
するが、本発明はもとよりこれに限定されるものではな
い。 実施例1
【化18】 氷冷撹拌下、金属ナトリウム  228mg(9.90
mmol)をメタノール15mlに溶解し、これを減圧
濃縮後、十分に減圧乾燥した。得られたナトリウムメト
キシドにジメチルホルムアミド  6mlを加え、50
℃にて溶解し、これに1−メチル−2−イミノイミダゾ
リジン塩酸塩  1.34g(9.90mmol)を加
え、30分間同温度にて加熱撹拌した。析出した白色固
体を濾別し、固体をジメチルホルムアミド  2mlに
て洗浄した。濾液と洗液を合わせて氷冷し、これに1−
ブロモ−3−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)−
2−ブタノン  3.18g(9.90mmol)を加
え、室温にて15時間撹拌した。析出した白色固体を濾
取し、エタノールより再結晶して、白色結晶を  1.
01g(24%)得た。このうち825mg(1.96
mmol)を濃臭化水素酸  10mlに加え、30分
間加熱還流した。反応液を4M水酸化ナトリウム水溶液
にて塩基性にし、酢酸エチル(3×50ml)にて抽出
した。有機層を芒硝乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣
を塩酸塩化し、これを2−プロパノール−ジ−2−プロ
ピルエーテルより再結晶して6−(1−(2−フルオロ
−4−ビフェニルイル)エチル−2,3−ジヒドロ−1
−メチル−1H−イミダゾ[1,2−a]イミダゾール
塩酸塩(316mg,45%)の白色結晶を得た。 融点  200.5〜201℃
【0036】実施例2
【化19】 実施例1で得られた6−(1−(2−フルオロ−4−ビ
フェニルイル)エチル−2,3−ジヒドロ−1−メチル
−1H−イミダゾ[1,2−a]イミダゾール塩酸塩 
 225mg(0.629mmol)を1M水酸化ナト
リウム水溶液(5ml)にて中和し、これを塩化メチレ
ン(2×10ml)にて抽出した。有機層を芒硝乾燥後
、減圧濃縮して得られた残渣を再び塩化メチレン  5
mlに溶解し、これにピリジン  1.49g(18.
9mmol)およびクロロ蟻酸エチル1.37g(12
.6mmol)を加えた。この混合物を室温にて15時
間撹拌後、減圧濃縮した。得られた残渣を塩化メチレン
  20ml加え飽和重曹水  20mlで2回洗浄し
、芒硝乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をメシチレ
ン5mlに溶解し、これに粉末硫黄  22.1mg(
0.692mmol)を加え1時間加熱還流した。反応
液を減圧濃縮して得られた残渣を分取薄層クロマトグラ
フィーにて精製を繰り返したのち塩酸塩化して6−(1
−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル−2,
3−ジヒドロ−1−メチル−5−(4−ピリジル)−1
H−イミダゾ[1,2−a]イミダゾール塩酸塩の黄色
結晶を42.3mg(16%)得た。 融点  185.5−187℃
【0037】実施例2と同様の方法にて表2の化合物を
得た。
【表2】
【0038】実施例5
【化20】 3−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)−2−オキ
ソ−1−ブチルアミン塩酸塩  500mg(1.70
mmol)と2−メチルチオ−2−イミダゾリジンヨウ
素酸塩  415mg(1.70mmol)をメタノー
ル  5mlに溶解し、炭酸カリウム  235mgを
加え、1時間還流した。室温まで冷却後、結晶を瀘去し
、瀘液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて
精製し、閉環未脱水体と思われる中間体を185mg(
0.57mmol,33%)得た。この中間体  50
mg(0.15mmol)にトルエン  5mlを加え
、更にp−トルエンスルホン酸を触媒量加え、1.5時
間還流した。 溶媒を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムにて2回精
製し、目的の5−(1−(2−フルオロ−4−ビフェニ
ルイル)エチル)−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ
[1,2−a]イミダゾールを淡黄色結晶として18m
g(38%)得た。 融点  170〜173℃(分解)
【0039】前記の実施例に用いられた原料は例えば以
下の参考例のようにして合成される。 参考例1
【化21】 ジャーナル  オブ  オーガニック  ケミストリー
(Journal  of  Organic  Ch
emistry),第22巻,1581頁,1957年
記載の方法に準じて、1−メチル−2−イミノイミダゾ
リジン塩酸塩を得た。 融点  248〜249℃
【0040】参考例2
【化22】 窒素雰囲気下、4−フルオロアセトフェノン  113
.8g(824mmol)および塩化アルミニウム  
1.65g)のジエチルエーテル  500ml溶液に
、5〜10℃にて臭素  142g(890mmol)
を滴下し、室温にて2時間撹拌した。反応液を減圧濃縮
し、得られた淡黄色オイルを石油エーテルより結晶化し
、さらに石油エーテルより再結晶してα−ブロモ−4−
フルオロアセトフェノン(113.1g,63%)の白
色針状晶を得た。 融点  48.5〜49.0℃
【0041】参考例3
【化23】 特開昭第62−139305公報記載の方法にて2−(
2−フルオロー4−ビフェニルイル)−プロピオン酸よ
り合成した3−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)
−2−オキソ−1−ブタノールのトルエン  120m
l溶液に、氷冷下、トリフェニルホスフィン  9.1
3g(34.8mmol)および四臭化炭素11.5g
(34.8mmol)を加え、2.5時間撹拌した。反
応混合物を減圧濃縮し、得られた残渣をカラムクロマト
法にて精製し、1−ブロモ−3−(2−フルオロ−4−
ビフェニルイル)−2−ブタノンの淡黄色結晶  3.
38g(45%)を得た。 融点  57〜59℃
【0042】また、実施例1と同様の方法で表3の化合
物が合成された。
【表3】
【0043】参考例6
【化24】 フルルビプロフェン  15.0g(61.4mmol
)をトルエン  150mlに溶かし、塩化チオニル 
 30mlを加え、80℃で4時間攪拌した。溶媒を減
圧濃縮し、更にトルエンを加え減圧濃縮する操作を繰り
返してフルルビプロフェンの酸クロライドを得た。次に
カリウムtert−ブトキシド  14.5g(12.
5mmol)のテトラヒドロフラン(75ml)懸濁液
に、0℃でメチルイソシアノアセテート  12.8g
(12.3mmol)をテトラヒドロフラン20mlに
溶かした溶液を滴下し、続いて上記のフルルビプロフェ
ンの酸クロリドをテトラヒドロフラン  20mlに溶
かした溶液を滴下し、10℃以下で2時間攪拌した。溶
媒を減圧濃縮し、残渣に酢酸  3.70g(6.16
mmol)と水を加え、酢酸エチルにより抽出した。有
機層を水洗し、硫酸マグネシウムにて乾燥した。硫酸マ
グネシウムを瀘去し、瀘液の溶媒を減圧濃縮し、残渣を
シリカゲルカラムにて精製し、目的物の5−(1−(2
−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)−4−メト
キシカルボニルオキサゾールを淡黄色油状物として17
.1g(86%)得た。  1H−MMR(CDCl3 )δ  ppm;1.7
1(3H,d,7.26Hz),3.95(3H,s)
,5.13(1H,q,7.26Hz),7.14〜7
.54(8H,m),7.81(1H,d,0.66H
z)IR(neat)cm−1;1720,1600,
1520,1490,1360
【0044】参考例7
【化25】 5−(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチ
ル)−4−メトキシカルボニルオキサゾール  16.
9g(51.9mmol)を6N塩酸  600ml中
で95〜100℃にて5時間攪拌した。反応液を一晩放
置し、析出した結晶を瀘取し、トルエンにて洗浄、乾燥
し、目的物の3−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル
)−2−オキソ−1−ブチルアミン塩酸塩を白色結晶と
して  13.8g(90%)得た。 融点  176〜177℃

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式〔1〕 【化1】 〔式中、R1 及びR2 は下記(1)〜(5)のいず
    れかを表す。 (1)  R1 は水素原子を表し、R2 は式〔2〕
    【化2】 (式中、Aは直鎖または分枝状の低級アルキレン基を表
    し、Xは水素原子またはハロゲンを表し、R4 は水素
    原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、アリール基
    、または置換アリ−ル基を表す。)で表される基を表す
    。 (2)  R1 は4−ピリジル基を表し、R2 は4
    −ピリジル基、アリール基、置換アリール基または上記
    式〔2〕で表される基を表す。 (3)  R1 はアリール基を表し、R2 は4−ピ
    リジル基を表す。 (4)  R1 は置換アリール基を表し、R2 は4
    −ピリジル基を表す。 (5)  R1 は上記式〔2〕を表す、R2 は4−
    ピリジル基または上記式〔2〕で表される基を表す。 R3 は、水素原子、低級アルキル基、またはアシル基
    を表す。nは2〜4の整数を表す。〕で表されるイミダ
    ゾール誘導体またはその酸付加塩。
  2. 【請求項2】  R1 、R2 の一方は4−ピリジル
    基であり、もう一方はフェニル基または置換フェニル基
    を表し、R3 は水素原子または低級アルキル基を表し
    、nが2を表す請求項1記載のイミダゾール誘導体また
    はその酸付加塩。
  3. 【請求項3】  R1 、R2 の一方は4−ピリジル
    基を表し、もう一方はフェニル基、または同一もしくは
    互いに異なった、一つもしくは2以上のハロゲンで置換
    されたフェニル基を表し、R3 は水素原子または低級
    アルキル基を表し、nは2を表す請求項1記載のイミダ
    ゾール誘導体またはその酸付加塩。
  4. 【請求項4】  R1 、R2 の一方は水素原子また
    は4−ピリジル基を表し、もう一方は式〔2〕(請求項
    1と同じ意味を表す。)で表される基を表し、R3 は
    水素原子または低級アルキル基を表し、nは2を表す請
    求項1記載のイミダゾール誘導体またはその酸付加塩。
  5. 【請求項5】  R1 、R2 の一方は水素原子また
    は4−ピリジル基を表し、もう一方は式〔3〕【化3】 (式中Xは請求項1と同じ意味を表す。)で表される基
    を表す請求項1記載のイミダゾール誘導体またはその酸
    付加塩。
JP5944691A 1991-02-28 1991-02-28 新規なイミダゾール誘導体 Pending JPH04273877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5944691A JPH04273877A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 新規なイミダゾール誘導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5944691A JPH04273877A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 新規なイミダゾール誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04273877A true JPH04273877A (ja) 1992-09-30

Family

ID=13113524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5944691A Pending JPH04273877A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 新規なイミダゾール誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04273877A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6492408B1 (en) * 1999-07-21 2002-12-10 Boehringer Ingelheim Pharmaceuticals, Inc. Small molecules useful in the treatment of inflammatory disease
US20130018052A1 (en) * 2011-07-13 2013-01-17 Sk Chemicals Co., Ltd. 2-pyridyl substituted imidazoles as alk5 and/or alk4 inhibitors
US8481750B2 (en) 2009-06-02 2013-07-09 Boehringer Ingelheim International Gmbh Derivatives of 6,7-dihydro-5H-imidazo[1,2-α]imidazole-3-carboxylic acid amides
US8552205B2 (en) 2007-11-29 2013-10-08 Boehringer Ingelheim International Gmbh Derivatives of 6,7-dihydro-5H-imidazo[1,2-alpha]imidazole-3-carboxylic acid amides
US8575360B2 (en) 2009-06-02 2013-11-05 Boehringer Ingelheim International Gmbh Derivatives of 6,7-dihydro-5H-imidazo[1,2-a]imidazole-3-carboxylic acid amides

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6492408B1 (en) * 1999-07-21 2002-12-10 Boehringer Ingelheim Pharmaceuticals, Inc. Small molecules useful in the treatment of inflammatory disease
US6689804B2 (en) 1999-07-21 2004-02-10 Boehringer Ingelheim Pharmaceuticals, Inc. Small molecules useful in the treatment of inflammatory disease
US7550494B2 (en) 1999-07-21 2009-06-23 Boehringer Ingelheim Pharmaceuticals, Inc. Small molecules useful in the treatment of inflammatory disease
US8552205B2 (en) 2007-11-29 2013-10-08 Boehringer Ingelheim International Gmbh Derivatives of 6,7-dihydro-5H-imidazo[1,2-alpha]imidazole-3-carboxylic acid amides
US8481750B2 (en) 2009-06-02 2013-07-09 Boehringer Ingelheim International Gmbh Derivatives of 6,7-dihydro-5H-imidazo[1,2-α]imidazole-3-carboxylic acid amides
US8575360B2 (en) 2009-06-02 2013-11-05 Boehringer Ingelheim International Gmbh Derivatives of 6,7-dihydro-5H-imidazo[1,2-a]imidazole-3-carboxylic acid amides
US20130018052A1 (en) * 2011-07-13 2013-01-17 Sk Chemicals Co., Ltd. 2-pyridyl substituted imidazoles as alk5 and/or alk4 inhibitors
US10155763B2 (en) * 2011-07-13 2018-12-18 Tiumbio Co., Ltd. 2-pyridyl substituted imidazoles as ALK5 and/or ALK4 inhibitors

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2167673C (en) Condensed benzazepine derivative and pharmaceutical composition thereof
WO1986003203A1 (en) Thienylthiazole derivatives
KR100340145B1 (ko) 벤즈아제핀유도체및이의중간체화합물
HU211680A9 (en) Pyrazolopyridine compounds which have useful pharmaceutical utility
US4678802A (en) 1-acylcarbamoyloxindole-3-carboxamides as antiinflammatory agents
FI57594B (fi) Foerfarande foer framstaellning av antiallergiskt verksamma n-(bentstiazol-2-yl)-oxamidsyra-derivat
IE63709B1 (en) Novel 1,3-dicarbonyl compounds and their use
US4435407A (en) Certain substituted β-oxo-α-carbamoylpyrrolepropionitriles
JPH04273877A (ja) 新規なイミダゾール誘導体
EP0428878B1 (en) Benzocycloalkylaminopyridinamines and related compounds, a process and intermediates for their preparation and their use as medicaments
JP2001072660A (ja) TNF−α産生抑制剤および/またはIL−10産生促進剤
US7863276B2 (en) Salts of modulators of PPAR and methods of treating metabolic disorders
NO772257L (no) Fremgangsm}te for fremstilling av 2-lavere-alkyl-7-substituert-2- eller -3-cefem-4-karboksylsyrer
JPH01157982A (ja) チアゾール誘導体およびその製造法
JPH07188197A (ja) オキサゾール誘導体
JP2003231633A (ja) 医薬組成物
US5258396A (en) Thiazole derivatives
US4090020A (en) Thienothiazine derivatives
EP0347880A2 (en) Imidazo[2,1-b]benzothiazole compounds and antiulcer compositions containing the same
US4644010A (en) Certain β-oxo-α-carbamoylpyrrolepropionitriles
JPS6239583A (ja) ベンゾジオキソ−ル誘導体及びその製造法
MX2008012535A (es) Tiazolil-dihidro-indazoles.
JPH07215952A (ja) カテコール誘導体
US4696929A (en) Derivative of piperazine having anti-allergic and anti-inflammatory action
JP2566843B2 (ja) ベンゾチアジン誘導体、その製法、及び医薬品として又は医薬品の合成中間体としてのその適用