JPH0427324Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0427324Y2
JPH0427324Y2 JP1987126339U JP12633987U JPH0427324Y2 JP H0427324 Y2 JPH0427324 Y2 JP H0427324Y2 JP 1987126339 U JP1987126339 U JP 1987126339U JP 12633987 U JP12633987 U JP 12633987U JP H0427324 Y2 JPH0427324 Y2 JP H0427324Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
bulb
container
float
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987126339U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6432054U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987126339U priority Critical patent/JPH0427324Y2/ja
Publication of JPS6432054U publication Critical patent/JPS6432054U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0427324Y2 publication Critical patent/JPH0427324Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02P60/216

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はサフラン等の球根を水栽培し、この
水栽培を通して植物の球根からの育ち方を観察さ
せる球根の水栽培器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、不透明な水入れ容器の上端開口部に、凹
状の球根嵌入受部とフロート出没穴を有した球根
受けを、球根嵌入受部が容器注入水に浸る内入状
態に嵌合保持し、この球根受けのフロート出没穴
に上下動可能に嵌装したフロートがフロート出没
穴から上方に一部突出して容器注入水の満杯状態
を表示し、この容器注入水の水位が水補給を必要
とする下限レベルまで下がつた時に、前記フロー
トがフロート出没穴から没入して、水不足状態を
表示するようにした、実開昭61−34863号(実願
昭59−119832号)に開示の球根水栽培器が知られ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来の球根水栽培器は、球根受けのフロー
ト出没穴からフロートが出没するようになつてい
るので、水栽培される球根の葉等がフロート出没
穴の開口部に伸びたような場合や、水栽培される
球根の花粉、花びら等が落ちてフロート昇降隙間
に詰つたような場合に、前記フロートが動かなく
なる(容器注入水の変動に応じて作動しなくな
る)という問題がある。また、前記従来の球根水
栽培器は水補給表示をフロート突出部分に表示す
ると、この水補給表示がフロート没入によつて不
透明な水入れ容器内に隠れてしまうので、水補給
表示を外部から見ることができなくなるという問
題もあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は前記従来の問題点を解決するため
に、球根受け3に従来のようなフロート出没穴を
設けないで、フロート13を水入れ容器1内で容
器注入水Wの水位変動に応じて上下動するように
したこと、このフロート13の昇降によつて回動
レバー11を作動させ、前記フロート13が水補
給を必要とする下限位置まで下がつた時に、回動
レバー11の掛止片12が起立名札8の基端部9
から係合離脱して、水補給表示8aを片面に表示
し反対面に栽培球根名を表示した起倒回動名札8
が自重によつて容器1外方へ倒れ回動するように
したことを特徴とするもので、その構成は不透明
な水入れ容器と、凹状の球根嵌入受部4と名札枢
支部7を有し前記水入れ容器1の上端開口部に球
根嵌入受部4が容器注入水Wに浸る内入状態に嵌
合保持される球根受け3と、この球根受け3の名
札枢支部7に上方への起立状態から外方へ一定の
倒れ角度回動するように基端部9を枢着した倒れ
状態で上面となる片面に水補給表示8aが施され
反対側面に栽培球根名が表示される起倒回動名札
8と、この起倒回動名札8の基端部9に名札起立
状態で係合する係脱可能な掛止片12を有し前記
球根受け3に上下回動可能に枢支された上下回動
レバー11と、この上下回動レバー11に設けら
れ容器注入水Wが水補給を必要としない規定水位
l1にある時には前記回動レバー11を該レバー掛
止片12が起立名札8の基端部9に係合する状態
に維持させ、容器注入水Wが水補給を必要とする
下限水位l2まで下がつた時には、この水位下降に
追従して下降し、前記回動レバー11を該レバー
掛止片12が起立名札8の基端部9から係合離脱
する状態に下降回動させるように作用するフロー
ト13とから構成される。
〔作用〕
容器注入水Wが水補給を必要としない規定水位
l1にある時には、フロート13の上昇による回動
レバー11の上昇回動で、このレバー掛止片12
が起立名札8の基端部9に係止して、前記名札8
の起立状態を掛止しているが、前記容器1内の水
Wが水補給を必要とする下限水位l2まで減少する
と、この水位下降に追従して前記フロート13が
下降し、このフロート下降による回動レバー11
の下降回動で、このレバー掛止片12が起立名札
8の基端部9から係合離脱し、前記名札8が自重
によつて容器1の外方へ倒れ回動するように作動
する。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例による球根水栽培器
の構造を図面に従い具体的に説明すると、図中1
は上端に突出口2で形成された開口部を有する不
透明な合成樹脂製の水入れ容器、3はこの水入れ
容器1の上端突出口2に嵌合保持される球根受け
で、この球根受け3は容器注入水Wに浸るように
前記容器1内に内入する突片付き開口部で形成さ
れた凹状の球根嵌入受部4と、水栽培されるサフ
ラン等の球根(図示せず)の根がフロート昇降部
分に伸びて行くのを防止するフロート昇降部内側
に垂下した遮根板5と、上端一側開口部6の前後
両側位置に対向離間して突設した軸受突片対から
なる名札枢支部7を有する不透明な合成樹脂成形
品で形成されている。
8は前記球根受け3の名札枢支部7に上方への
起立状態(第2図実線で示すように傾斜した起立
状態)から外方へ一定の倒れ角度、例えば前記球
根受け3の名札枢支部横の上面部3aに当接する
略80度位の倒れ角度回動するように基端部9を突
出ピン10で枢着した起倒回動名札で、この起倒
回動名札8の倒れ状態で上面となる片面には、第
1図に示すような水補給表示8aが施され、その
反対側面には栽培球根名(図示しないサフラン等
の栽培球根名)が表示されている。
11はこの起倒回動名札8の基端部9に名札起
立状態で係合する係脱可能な掛止片12を有した
上下回動レバーで、この回動レバー11は球根嵌
入受部4の環状外周壁4aの外側に沿設し得る第
3図に示すような半円形状をなすものであつて、
その一端部に突設したピン11aを球根嵌入受部
4の名札枢支部7の近傍位置(球根受け3の上縁
一側開口部6の下側位置)に穿設したピン孔に第
2図の嵌挿し、他端部に突設したピン11bを名
札枢支部7と反対側の球根受けピン孔に第2図の
如く嵌挿して、この両端ピン11a,11bを支
点として上下回動可能に枢支されている。なお、
この回動レバー11の掛止片12は前記レバー1
1の上昇回動で起立名札8の基端部9内側位置に
係合し、前記回動レバー11の下降回動によつて
前記名札基端部9から係合離脱することができる
ように、前記ピン11aに接近した一端側位置に
第1図の如く突設されている。
13は前記容器1内の遮根板5の背部位置をフ
ロート昇降部として上下動するフロートで、この
フロート13は前記回動レバー11の円弧中間部
に第3図の如く一体的に設けられた中空体14
と、この中空体14の上端開口部を密閉する蓋板
15とから構成され、容器注入水Wが水補給を必
要としない規定水位l1にある時には前記回動レバ
ー11を該レバー掛止片12が起立名札8の基端
部9に係合する状態に維持させ、容器注入水Wが
水補給を必要とする下限水位l2まで下がつた時に
は、この水位下降に追従して下降し、前記回動レ
バー11を該レバー掛止片12が起立名札8の基
端部9から係合離脱する状態(第1図想像線で示
す状態)に下降回動させるように作用する。
〔考案の効果〕
この考案の球根水栽培器は、前記のようなフロ
ート13、回動レバー11、起倒回動名札8を具
備するものであるから、容器注入水Wが水補給を
必要とする下限水位l2まで下がつた場合に、この
水位降下の状態を前記名札8の倒れ回動状態を見
ることによつて容易に知ることができ、この起倒
回動名札8が倒れた時に水を補給してやれば、栽
培植物を枯らすことなく良好水栽培することがで
きる。
特に、この考案の水栽培器は前記フロート13
が水入れ容器1内で上下動し、このフロート13
の昇降によつて回動レバー11を作動させ、前記
フロート13が水補給を必要とする下限位置まで
下がつた時に、回動レバー11の掛止片12が起
立名札8の基端部9から係合離脱して、水補給表
示8aを片面に表示し反対面に栽培球根名を表示
した起倒回動名札8が自重によつて容器1外方へ
倒れ回動するように構成されているので、従来の
球根水栽培器のようにフロートが動かなくなる問
題を解消することができ、また水補給表示8aが
容器1内に没入して見えなくなるという問題も解
消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の球根水栽培器を注水状態で示
した要部切欠側面図、第2図は第1図の−線
に沿う要部切欠正面図、第3図はフロート付き回
動レバーの平面図である。 1……水入れ容器、2……容器上端突出口、3
……球根受け、4……球根嵌入受部、5……遮根
板、7……名札枢支部、8……起倒回動名札、8
a……水補給表示、9……名札基端部、10……
名札枢支ピン、11……回動レバー、11a,1
1b……レバー枢支ピン、12……掛止片、13
……フロート、W……容器注入水、l1……規定水
位、l2……下限水位。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 不透明な水入れ容器と、凹状の球根嵌入受部
    と名札枢支部を有し前記水入れ容器の上端開口
    部に球根嵌入受部が容器注入水に浸る内入状態
    に嵌合保持される球根受けと、この球根受けの
    名札枢支部に上方への起立状態から外方へ一定
    の倒れ角度回動するように基端部を枢着した倒
    れ状態で上面となる片面に水補給表示が施され
    反対側面に栽培球根名が表示される起倒回動名
    札と、この起倒回動名札の基端部に名札起立状
    態で係合する係脱可能な掛止片を有し前記球根
    受けに上下回動可能にピンで枢支された上下回
    動レバーと、この上下回動レバーに設けられ容
    器注入水が水補給を必要としない規定水位にあ
    る時には前記回動レバーを該レバー掛止片が起
    立名札の基端部に係合する状態に維持させ、容
    器注入水が水補給を必要とする下限水位まで下
    がつた時には、この水位下降に追従して下降
    し、前記回動レバーを該レバー掛止片が起立名
    札の基端部から係合離脱する状態に下降回動さ
    せるように作用するフロートとを具備し、この
    フロートの下降によつて回動レバーの掛止片が
    起立名札の基端部から係合離脱した時に、前記
    名札が自重によつて容器外方へ倒れ回動するよ
    うにしたことを特徴とする球根の水栽培器。 (2) 前記球根受けは、水栽培される球根の根がフ
    ロート昇降部分に延びて行くのを防止するフロ
    ート昇降部内側に垂下した遮根板を備えている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の球根の水栽培器。
JP1987126339U 1987-08-21 1987-08-21 Expired JPH0427324Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987126339U JPH0427324Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987126339U JPH0427324Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6432054U JPS6432054U (ja) 1989-02-28
JPH0427324Y2 true JPH0427324Y2 (ja) 1992-06-30

Family

ID=31377775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987126339U Expired JPH0427324Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0427324Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6432054U (ja) 1989-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5921025A (en) Self-watering plant pot
US3739524A (en) Plant-holding receptacles
US4597221A (en) Plant receptacle
CA2186411A1 (en) Pot for plants and associated support
US4071216A (en) Wall bracket assembly
CA2054622A1 (en) Double-walled plant pot with graduated fertilizer
EP0171889A1 (en) Plant container
US2754625A (en) Cemetery vase
JPH0427324Y2 (ja)
US6279265B1 (en) Plant pot with water level control device
JPH09172904A (ja) 観賞魚用水槽用浮島
US267296A (en) Self-irrigating flower pot or vase
EP1464217B1 (en) Flower ornamental assembly
US4102080A (en) Flowerpot
JPH0514767Y2 (ja)
JPH05137468A (ja) 卓上型植物栽培用自動灌水装置
US495808A (en) Alfred a
JPH10108901A (ja) 消臭芳香用具の残量表示装置
JP2524763Y2 (ja) 転倒防止装置
CN106688663A (zh) 多功能组合式摆挂种植盆
CA1111402A (en) Floral spike
JPH0515262Y2 (ja)
US1200459A (en) Flower-vase.
GB2215970A (en) Plant pots
CN217364138U (zh) 一种带有温控结构的白莲种植用培育装置