JPH04271760A - 米飯の凍結方法及び凍結装置 - Google Patents

米飯の凍結方法及び凍結装置

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JPH04271760A
JPH04271760A JP3033919A JP3391991A JPH04271760A JP H04271760 A JPH04271760 A JP H04271760A JP 3033919 A JP3033919 A JP 3033919A JP 3391991 A JP3391991 A JP 3391991A JP H04271760 A JPH04271760 A JP H04271760A
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JP
Japan
Prior art keywords
cold air
cooked rice
rice
freezing
boiled rice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3033919A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Kawabata
川端 信夫
Koji Yamamori
山森 幸治
Hideo Ishida
秀雄 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIKOU SHOKUHIN KK
Original Assignee
EIKOU SHOKUHIN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、米飯の凍結方法及び
凍結装置、特に米飯の塊状化を防止することのできる米
飯の凍結方法及び凍結装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明の課題】近年の凍結米飯の製造方法
としては、製造コストが安いため、冷却された空気を米
飯に直接吹き付けるエアブラスト方式が採用されること
が多い。しかし、このエアブラスト方式は、米飯の塊状
化が起こり易く、単に撹拌装置等で撹拌するだけでは、
十分にバラ状化した凍結米飯を製造することができない
ため、凍結米飯の商品価値が低下するといった問題があ
る。そこで、この発明の課題は、コスト面で有利なエア
ブラスト方式において、米飯のバラ状化が十分に行え、
商品価値の高い凍結米飯を製造することのできる米飯の
凍結方法及び凍結装置を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、炊飯後の米飯に、冷風を通す
ことにより、その米飯を浮き上がらせると共に、その浮
き上がった米飯を回転板で撹拌しながら凍結させる構成
を採用したのである。
【0004】上記回転板は篩状にすると撹拌効率がよく
、冷風は米飯の下方から吹き上げたり、上方から吸い上
げることにより米飯内を通過させる。また、回転板は米
飯内に完全に埋没させたほうが撹拌効率はよい。
【0005】上記方法を実施する装置としては、底面に
通気孔を有し、かつ撹拌用の回転板を備えた米飯の投入
容器と、この投入容器に投入された米飯を浮かせながら
容器の底面から上面開口に向けて冷風を供給する冷風供
給手段を設ける構成を採用することができる。また、前
記冷風供給手段を、冷風発生手段と、米飯通過後の冷風
を排気する排気回路及び同様の冷風を再度冷風発生手段
に戻す循環回路を有し、かつ両回路の切り換え手段を備
えて成る冷風搬送手段とで構成すると、冷凍過程初期の
高湿度冷風を排気し、低湿度になった状態で循環回路に
切り換えることができるので冷風発生手段(例えば冷凍
機)の氷結を防止することができる。
【0006】
【作用】以上のように構成されたこの発明に係る凍結方
法及び凍結装置にあっては、冷風が米飯を浮き上がらせ
た状態で回転板が回転するため、上方の米飯の重量が下
方に位置する米飯にかかることがなく、米飯の分離が十
分に行われる。
【0007】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。図1に示すように、この米飯の凍結方法においては
、まず、炊飯直後の米飯に下方から−5〜−10℃程度
の弱低温の冷風を供給して米飯を浮き上がらせ、この状
態で米飯内に完全に埋没した回転篩により米飯を撹拌す
る。このとき、米飯通過後の高湿度冷風は外部に排気す
る。一定時間経過後、前記冷風を−40℃程度の強低温
にして同様に下方から供給しながら撹拌を継続して完全
に凍結させる。
【0008】このときの米飯通過後の冷風は低湿度にな
っているため、これを冷凍機等の冷風発生手段に戻して
も、冷風発生手段が氷結することがなく、循環回路で冷
風を供給することができる。なお、初期の冷風温度を−
5〜−10℃にしたのは、この冷風は、上述したように
米飯通過後に排気されるため、極端に低温にすると不経
済だからである。また、最終凍結時の冷風温度を−40
℃としたのは、特に意味がなく通常の冷凍機ではこれ以
下にすることができないからである。従って、初期及び
最終凍結時の冷風温度は、凍結可能な温度であれば何度
でもよい。さらに、この場合は、炊飯直後の米飯を即座
に凍結させたが、これは短時間で凍結させるためであり
、時間がかかってもよい場合は常温にしてから凍結工程
に移してもよい。
【0009】この方法を実施する凍結装置を図2に示す
。この凍結装置は、米飯の投入容器10と、この投入容
器10に投入された米飯Aに冷風を供給して凍結させる
冷風供給手段20とから成る。
【0010】前記投入容器10は、飯粒が脱落しない程
度の通気孔11を底面に多数有しており、しかも投入さ
れた米飯Aを撹拌するための回転篩12が備えられてい
る。前記冷風供給手段20は、−5〜−10℃程度の弱
低温に保持する冷凍庫21と、−40℃程度の強低温の
冷風を供給する冷凍機23、搬送路24及びファン25
とから成る強低温冷風供給手段22とから成る。前記冷
凍機23は、投入容器10の上面および底面に搬送路2
4を介して接続されており、ファン25によって強低温
の冷風を投入容器10の底面から上面に向けて循環でき
るようになっている。
【0011】また、この搬送路24は、前記投入容器1
0の前後でそれぞれ分岐されており、投入容器10の底
面側が前記冷凍庫21内に、上面側が冷凍庫21外にそ
れぞれ開放されている。さらに、前記分岐部の前後には
、それぞれ2個づつの切り換え用のダンパ26が設けら
れており、このダンパ26を切り換えることによって、
前記冷凍機23と投入容器10との循環回路と、冷凍庫
21内の空気を投入容器10を通して外部へ排出する排
気回路とを切り換えることができる。
【0012】以上のように構成された凍結装置を用いて
米飯を凍結させるには、まず、常温まで冷却された米飯
Aを投入容器10内に前記回転篩12が埋没する状態に
なるように投入する。そして、前記ダンパ26を切り換
えて、まず、冷凍庫21内の−5〜−10℃の弱低温の
空気を米飯Aに供給しながら回転篩12で撹拌する。こ
の状態では、米飯Aを通過した後の高湿度冷風が外部へ
放出される。
【0013】次に、ダンパ26を循環回路側に切り換え
て−40℃の強低温の冷風を米飯Aに供給し、凍結させ
る。このときも、凍結による米飯の塊状化を防止すべく
回転篩12による撹拌は継続される。また、前段階にお
いて、高湿度冷風が外部へ排気されているため、冷凍機
23が氷結することがない。なお、上記装置を複数設置
することにより、バッチ連続式にすると、生産量の変化
に対して品質に影響を及ぼさないで対応することができ
る。
【0014】また、図3に示すように、上記投入容器を
トンネル状に形成した搬送路31とし、米飯Aを浮かせ
ながら搬送すると共にその途中に設けた撹拌装置32に
よって撹拌しながら凍結させることも可能である。
【0015】この他、図4に示すような装置を用いても
バラ状化した凍結米飯を連続的に製造することができる
。この装置は、庫内温度が−40℃に保持された冷凍庫
40内に、図示のように、2台のコンベア41、42と
攪拌装置43を配設したものである。
【0016】第1コンベア41はベルトがメッシュ状で
あり、層状に供給される炊飯直後の米飯をファン44に
よって吹き付けられる庫内空気によって冷却しながら搬
送するものである。このように搬送過程である程度冷却
された米飯は、回転篩43aを有する筒状の攪拌装置4
3に連続的に供給される。この攪拌装置43では、ファ
ン45によって下方から吹き上げられる−40℃の庫内
空気により、米飯の落下速度を減少せしめると共に前記
回転篩43aによって米飯を攪拌しながらバラ状凍結米
飯とする。そして、前記攪拌装置43から順次落下する
米飯を第2コンベア42で搬出する。さらに、補助手段
としてスクリューフィーダー、振動フィーダーを使用す
れば、より効率的にバラ状凍結米飯を製造することがで
きる。
【0017】なお、本願にいう「浮き上がらせて」とは
、上記のように、米飯の落下速度を減少させる程度のも
のも含む概念である。また、上記方法の凍結過程におい
て、添加具材の混ぜ込み、味付け、色付け等を同時に施
すことも可能である。上記凍結方法においては、米飯の
色付け時に各米飯が一粒、一粒確実にバラ状化している
ため、一粒毎に確実に色付けがなされる。
【0018】
【効果】以上のように、この発明の凍結方法及び凍結装
置にあっては、冷風により浮き上がらせた米飯を回転板
によって攪拌する構成を採用したため、米飯の分離が従
来法に比べて飛躍的に向上し、塊りのないバラ状の凍結
米飯を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一実施例を示す米飯の凍結方法
の工程図
【図2】同上の凍結方法を実施するための凍結装置を示
す断面図
【図3】凍結装置の他の実施例を示す概略図
【図4】さ
らに他の実施例を示す概略図
【符号の説明】
10  投入容器 11  通気孔 12  回転篩 20  冷風供給手段 21  冷凍庫 22  強低温冷風供給手段 23  冷凍機 24  搬送路 25  ファン 26  ダンパ 31  搬送路 32  撹拌装置 40  冷凍庫 41  第1コンベア 42  第2コンベア 43  攪拌装置 43a  回転篩 44、45  ファン A  米飯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  炊飯後の米飯に、冷風を通すことによ
    り、その米飯を浮き上がらせると共にその浮き上がった
    米飯を回転板で撹拌しながら凍結させるようにした米飯
    の凍結方法。
  2. 【請求項2】  底面に通気孔を有し、かつ撹拌用の回
    転板を備えた米飯の投入容器と、この投入容器に投入さ
    れた米飯を浮かせながら容器の底面から上面開口に向け
    て冷風を供給する冷風供給手段とを設けた米飯の凍結装
    置。
  3. 【請求項3】  前記冷風供給手段を、冷風発生手段と
    冷風搬送手段とで構成し、前記冷風搬送手段は、米飯通
    過後の冷風を排気する排気回路及び米飯通過後の冷風を
    再度前記冷風発生手段に戻す循環回路とを有し、かつ両
    回路の切り換え手段を備えて成る請求項2記載の米飯の
    凍結装置。
JP3033919A 1991-02-28 1991-02-28 米飯の凍結方法及び凍結装置 Pending JPH04271760A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011217666A (ja) * 2010-04-08 2011-11-04 Toyo Eng Works Ltd 凍結米飯製造装置及び凍結米飯製造方法
JP2012241909A (ja) * 2011-05-13 2012-12-10 Toyo Eng Works Ltd 凍結米飯製造装置及び凍結米飯製造方法
WO2014196622A1 (ja) * 2013-06-06 2014-12-11 日清食品ホールディングス株式会社 炊飯米のほぐし方法およびほぐし装置

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