JPH04271675A - 動き補正装置 - Google Patents

動き補正装置

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JPH04271675A
JPH04271675A JP3033018A JP3301891A JPH04271675A JP H04271675 A JPH04271675 A JP H04271675A JP 3033018 A JP3033018 A JP 3033018A JP 3301891 A JP3301891 A JP 3301891A JP H04271675 A JPH04271675 A JP H04271675A
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Takayuki Horino
堀野 隆行
Yukimasa Watanabe
渡辺 幸雅
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオムービーなど
の撮像装置の揺動による画面ゆれの方向と大きさとを検
出して、その画面のゆれを補正するようになされている
動き補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7〜図9は、従来の動き補正装置の動
作を説明するための図で、図7は被写体のオリジナル画
像、図8は動き検出エリアの設定状況を説明するための
図、図9は画面ゆれ補正の動作の状況を説明するための
図で、同図(a)は補正前の画像を、同図(b)は補正
後の画像を示している。
【0003】被写体像の動画像を撮影してディスプレイ
モニタ上に可視像を得ることが可能なビデオカメラある
いはビデオカメラに磁気記録再生装置などが付加された
、いわゆるビデオムービーは、電子技術の進歩により、
小型化、軽量化、大量生産が可能となっている。近年の
電子技術の進歩は、重量が1Kg以下で、わずかA6サ
イズにも満たない大きさのビデオムービーの提供を可能
とし、価格も民生用として十分に需要の見込めるほど手
ごろになってきており、また画質についても業務用の装
置に近いレベルにまで達している。
【0004】ところで、このようなビデオムービーの使
用環境としては、三脚等のように撮像装置を固定する手
段を用いない手持ち撮影の場合が多く、またその可搬性
の良さから、屋外、場合によっては、自動車、電車など
の移動体上での撮影も少なくない。このような環境下で
の撮影には手振れによる装置のゆれが常に問題となり、
そのことが画面のゆれとなって発現するため、再生画像
を見る者に不快感を与える場合が少なくない。
【0005】このようないわゆる画面ゆれを補正するた
めの手段を備えた装置として、例えば、テレビジョン学
会技術報告Vo111、No3(1987年)第43頁
から第48頁に記載されている動き補正装置が知られて
いる。この動き補正装置は、図7のように、モニタTV
6の画面上の画像がゆれている場面を想定した場合、図
8のように、動いている部分のうち、動きを止めようと
する範囲6A(以下、検出エリアと称す)を任意の位置
および大きさに設定し、この検出エリア6Aの中の動き
量と方向Vr(以下、動きベクトルと称す)を求める。 この動きベクトルVrでフレームメモリを、動きとは逆
方向にコントロールして図9(a)の補正前の状態から
図9(b)のように、画面ゆれの少ない映像を作り出す
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の動き補正装置は
以上のように構成されており、動きベクトルを求めるた
めに、フレーム間の画像比較をおこなうが、この画像比
較には大量のメモリおよびそれを抑制する大規模なIC
などを必要とするため、高価となり、民生用には適さな
いという問題があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、フレームメモリやそれを制御す
る大規模なICなどを用いない安価な構成としながら、
動きベクトルを検出して所定の動き補正を精度よく実現
することができる動き補正装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る動き補正
装置は、画像信号から画面のゆれ量を検出する動きベク
トル検出手段が、画面上に設定されたゆれ検出エリア内
の明るさの重心位置を各フィールド毎に検出する手段と
、その検出された各フィールドの明るさの重心位置の差
を動きベクトルとして検出する手段とから構成されてい
るとともに、検出された動きベクトルに基づいて画面の
位置補正をおこなう動き補正手段が、画面に設定された
動き検出エリア内の画像信号を基にして画像の明るさの
分布の特徴を認識する特徴抽出手段と、その特徴抽出手
段に応動して動きベクトルを制御する手段とから構成さ
れていることを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明によれば、画面上に設定された動き検
出エリア内の各フィールドごとの明るさの重心位置を画
像信号より検出し、さらに各フィールドの明るさの重心
位置の変化から動きベクトルを検出する。そして、その
検出された動きベクトルが零となるように、動き補正手
段を介して画面の位置を変位させる制御動作をおこなう
とともに、画面上に設定された動き検出エリア内の画像
信号をもとにして画像の明るさの分布の特徴を抽出し、
動きベクトル検出手段もしくは動き補正手段自身を制御
することにより、画面のゆれをなくするための動き補正
を所定どおりにおこなう。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面にもとづい
て説明する。図1はこの発明の一実施例による動き補正
装置を含むビデオムービーの構成を示すブロック図であ
り、同図において、1は被写体像を結像させるレンズ、
2は被写体像の光電変換を行なう撮像素子(以下、CC
Dと称す)、3はCCD2から出力を取り出すためのク
ロックパルス、水平同期信号(以下、HDと称す)9お
よび垂直同期信号(以下、VDと称す)13を発生する
同期信号発生回路、4は上記CCD2の信号を複合映像
信号5に変換する信号処理回路、6はこの複合映像信号
5が映し出されるモニタTVである。
【0011】8はサンプルホールド回路(以下、S/H
回路と称す)で、上記信号処理回路4から取り出された
輝度信号(以下、Y信号と称す)7が入力され、また、
上記同期信号発生回路3からHD9が入力されている。 このS/H回路8の出力であるS/H信号10はA/D
変換器11に入力され、その出力がマイクロコンピュー
タ12に入力されている。このマイクロコンピュータ1
2には、上記HD9およびVD14が入力されている。 ここで、このVD14は上記VD13がインバータ15
によって論理レベルが反転された信号である。また、上
記マイクロコンピュータ12の出力信号VDX17はフ
リップフロップ18に入力され、ここで、HD9でトリ
ガされ、かつ論理レベルが反転された信号VDX19と
なって、切換スイッチ20に入力される。この切換スイ
ッチ20の他方の入力端子には上記VD13が入力され
ており、この切換スイッチ20には画面ゆれ補正指令1
6が切り換え信号として入力され、この画面ゆれ補正指
令16が入力されているときにVDX19が出力され、
この画面ゆれ補正指令16が入力されていないときには
VD13が出力さ、この切換スイッチ20の出力信号V
DRV21が上記CCD2を垂直駆動する垂直同期信号
(V−SYNC)として用いられる。
【0012】以上の構成のうち、S/H回路8、A/D
変換器11およびマイクロコンピュータ12で動きベク
トル検出手段30が構成され、また同期信号発生回路3
、マイクロコンピュータ12、フリップフロップ18、
切換スイッチ20および画面ゆれ補正指令16で動き補
正手段40が構成されている。
【0013】図2は上記実施例において動きベクトルに
より画面のゆれ補正を行なっている状況を説明するため
の図、図3は動きベクトル検出手段30の動作を説明す
るための信号波形図、図4は逆光時の動き補正の動作を
説明するための図、また図5および図6はそれぞれマイ
クロコンピュータ12における動きベクトル検出のため
の演算手順を示すフローチャートである。
【0014】つぎに、上記実施例における動きベクトル
検出手段30の動作について説明する。図1の構成にお
いて、図示していない被写体像は、レンズ1によりCC
D2に結像する。このCCD2に蓄積された電荷は垂直
同期信号(V−SYNC)のタイミングで信号処理回路
4に送り込まれ、この信号処理回路4から出力される複
合映像信号5がモニタTV6に入力されて映像が映し出
される。
【0015】次に、画面ゆれ補正の動作について説明す
る。信号処理回路4から出力されるY信号7はS/H回
路8に入力されて、水平走査期間毎にサンプルホールド
され、A/D変換器11に入力される。このとき、画面
ゆれ補正指令16がマイクロコンピュータ12に与えら
れていると、このマイクロコンピュータ12は上記A/
D変換器11から出力されるデジタルデータを取り込み
、このデジタルデータから、第1の演算手段によって、
V−SYNC、つまり1フィールド毎の明るさの重心位
置を水平走査線のカウント値として求める。
【0016】次に、マイクロコンピュータ12は第2の
演算手段によって各フィールド毎の明るさの重心位置よ
り、フィールド間の明るさの重心位置の差を求める。こ
の第2の演算手段によって動きベクトルが水平走査線の
カウント値として求まる。CCD2の電荷は、V−SY
NCのタイミングで信号処理回路4に送り出され、この
V−SYNCとして、VDRV21が用いられているが
、画面ゆれ補正指令16が与えられた場合のVDRV2
1は、VDX17のタイミングと等価である。ここで、
先ほどの第2の演算手段で求めた動きベクトル、すなわ
ち、フィールド間の画面ゆれ量および方向に従って、V
DX17の発生タイミングを制御してやれば、CCD2
からの電荷取り出しのタイミングを変えることができ、
画面のゆれを補正することができる。
【0017】以下、このVDX17の制御方法について
、図2を用いて説明する。なお、以下の説明では、VD
X17とその論理レベルが反転されたVDX19とはタ
イミング的に等価であるので、VDX19を用いて説明
を進行する。モニタTV6の画面で、いま仮に、6aの
部分が高い輝度を持っている被写体が映し出されている
と、そのときのフィールド内での輝度信号の明るさ、す
なわちS/H信号10の値の分布は図2の中の10aの
ように表される。ちなみに、このときのVDX19のタ
イミングはVD13と同じであったとする。このとき、
上記第1の演算手段によってS/H信号10のフィール
ド内での明るさの重心がG0として求められており、画
面ゆれによって、次のフィールドで、高い輝度を持つ部
分が図2中の6bに移動したとすると、すなわち、高輝
度部分が画面の上方に移動したとすると、S/H信号1
0の10aの部分が10bに移り、明るさの重心がG1
として求まり、第2の演算手段によって動きベクトルΔ
Hが求まる。すなわち、動きベクトルΔHは次式■で表
される。 ΔH=G1−G0……■ ただし、Hの単位は水平走査線の数である。
【0018】次に、マイクロコンピュータ12で、いま
VD13と一致している現在のフィールドのVDX19
を、図2に示すように、ΔHだけ遅らせて発生させると
、切換スイッチ20を介してVDRV21として、同期
信号発生回路3に加えられる。CCD2の電荷は、この
VDRV21、つまりVDX19のタイミングで取り出
されるので、画面上では再び6aの位置に高い輝度の部
分が見え、画面ゆれが補正されたことになる。ここまで
は、高輝度部分が画面の上方に移動した場合の補正動作
について説明したが、下方に移動した場合は、VDX1
9をVD13に対して進めるように補正を行なえば良い
ことになる。
【0019】以上をまとめると、ΔH>0のとき、VD
X19をVD13に対してΔHだけ遅延させ、ΔH<0
のとき、VDX19をVD13に対してΔHだけ進める
ということになる。このようにして、画面ゆれの補正が
行なわれる。
【0020】次に、フィールドの明るさの重心位置を求
めるマイクロコンピュータ12における第1の演算手段
の動作について、図5を参照しながら説明する。なお、
ここでA/D変換器11は8ビットとする。また、第1
の演算手段による積算の領域(ゆれ検出エリア)は、本
実施例では図3に示すように、52H目から230H目
までの水平走査期間とする。
【0021】図5において、マイクロコンピュータ12
が画面ゆれ補正指令16を受け付けると、VD14を持
ち(ステップ101)、その直後にHカウントを初期設
定し、メモリ0に8ビットA/D変換の最小値0を格納
し、またメモリ1およびメモリ2をクリアする(ステッ
プ102)。この場合の水平走査線のカウント値(Hカ
ウント値)は、230−52=178である。次に、V
D14からHD9の52H目がくるまで待機する(ステ
ップ103)。この52H目がくると、HD9まちの処
理であるステップ104をパスして、S/H信号10の
A/D変換データを読み込む(ステップ105)。つづ
くステップ106からステップ108までは、S/H信
号10の積算領域における最大レベルをHカウント値と
して得るための処理で、メモリ0には、最終的に1フィ
ールドにおけるS/H信号10の最大点の位置がHカウ
ント値として格納されることになる。
【0022】その後、さらに読み込んだA/D変換デー
タをメモリ1に加算し(ステップ109)、同データに
Hのカウント値を乗じた値をメモリ2に加算(ステップ
110)していく。ついで、Hカウント値を1減らし、
0であるか否かを判定し(ステップ111)、0でなか
ったらステップ104に戻ってHD9を検出する毎にス
テップ105からステップ111までの処理を繰り返す
。また、ステップ111で0と判定されると、重心位置
の算出処理が行なわれる(ステップ112)。その後、
第2の演算手段によって動きベクトルvgが求められ(
ステップ113)、その動きベクトルvgに基づいて動
き補正が行われて(ステップ114)、1フィールドに
おける動き補正の処理がすべて終了する。
【0023】次に、マイクロコンピュータ12の第2の
演算手段により動きベクトルvgを求めるための処理ス
テップ113の詳細な内容について、図4および図6を
参照しながら説明する。まず、図6において、A/D変
換されたS/H信号10の取り込み極性を反転した直後
のフィールドであるか否かの検定を行なう(ステップ2
01)。その検定結果において、S/H信号10の取り
込み極性反転直後のフィールドでない、つまり反転があ
ってから2フィールド以上経過している場合は、上述の
第1の演算手段で求めた現フィールドにおける明るさの
重心位置と前フィールドにおける明るさの重心位置の差
から動きベクトルvgを求める(ステップ202)。さ
らに、フィールド間での明るさのピークの位置の差vp
を求め(ステップ203)、その差による検定を行なう
(ステップ204)。ここで、明るさのピークの位置の
差vp、すなわちピーク位置の移動量が所定の値αを越
えたときには(図4参照)、周辺が明るく中心部が暗い
信号、具体的には逆光時の被写体像であると認識して、
動きベクトルvgをクリアし(ステップ205)、A/
D変換されたS/H信号10をマイクロコンピュータ1
2に取り込むときの取り込み極性を反転する(ステップ
206)。また、ステップ204での検定において、ピ
ーク位置の移動量が所定の値αを越えていないときには
、なにも行なわずに処理を終了する。
【0024】つまり、図4に示すように、逆光時などの
ように、画面の周辺が明るく中心部が暗い画面の場合は
、検出していない真の動きベクトルvrと、明るさの重
心位置のフィールド間での差である動きベクトルvgと
は互いに方向が逆となっており、動きベクトルvgで補
正を行なうと、誤動作を起こすが、このままではそれを
知ることができない。いま、明るさのピークの位置のフ
ィールド間での差vpを導入すると、上記のような場合
、明るさのピークの位置のフィールド間での差vpは、
ゆれ検出エリア内で上端から下端あるいはその逆に大き
く変動することがわかる。したがって、明るさのピーク
の位置のフィールド間での差vpが所定の値αを越えて
いるか否かを検定することで、動きベクトルvgが正し
く得られるか否かの検定が可能となる。ちなみに、上記
差vpの所定値としては、ゆれ検出エリアのHカウント
値の半分程度が望ましく、本実施例では90Hとしてい
るが、これに限定されるものでない。
【0025】さて、処理ステップ201において、取り
込み極性を反転した直後のフィールドであるときは、ス
テップ202からステップ206の処理を飛び越えてな
にもせずに処理を終了する。
【0026】以上の処理によって得られた動きベクトル
vgにより、図5に示すとおりの動き補正処理(ステッ
プ114)が行なわれるが、上述のような動きベクトル
vgを得る図6に示した処理フローから明らかなように
、A/D変換されたS/H信号10の取り込み極性を反
転する直前および直後は、動きベクトルvgそのものを
強制的に0ベクトルとすることで、誤動作を防止してい
る。その理由はつぎのとおりである。すなわち、S/H
信号10の取り込みの極性を反転する直前においては、
検出していない真の動きベクトルvrと、明るさのピー
クの位置のフィールド間での差vpより求めた動きベク
トルvgとの方向が逆となっており、このまま補正を行
なうと、誤動作を起こす。また、S/H信号10の取り
込みの極性を反転直後のフィールドでは、なにも規制を
加えないと、S/H信号10の取り込みの極性を反転す
る直前と反転直後のフィールド間での位置の差によって
動きベクトルvgを得ることになるので、やはり補正時
の誤動作を起こすからである。
【0027】また、A/D変換の極性を反転している理
由は次のとおりである。すなわち、図4に示すような例
においては、S/H信号10の通常の取り込み方式の場
合、上述のような誤動作を生じる。しかし、マイクロコ
ンピュータ12に取り込むときに極性の反転を行なって
いれば、マイクロコンピュータ12が暗い部分を明るい
と、また明るい部分を暗いと認識するため、図2に示す
ようなS/H信号10とすると、変わらない精度で、明
るさの重心位置のフィールド間での差vpより求めた動
きベクトルvgを得ることができるからである。
【0028】なお、上記実施例では、第1の演算手段お
よび第2の演算手段をマイクロコンピュータ12を用い
てソフトウェア的に行なったが、上記演算を実施できる
手段であれば何でもよく、実施例に限定されるものでは
ない。
【0029】また、本実施例では、画面ゆれの補正を、
CCD2から電荷を取り出すタイミングを制御すること
で行なっていたが、例えばレンズ1およびCCD2が取
り付けられたユニットを機械的に動かす構成としても良
い。また、上記実施例において、第1の演算手段におけ
る演算領域を制限したのは、被写体外の周囲の影響を除
くためで、本実施例のように52Hから230Hまでの
領域に限られない。さらに、本実施例では、S/Hされ
た輝度信号レベルの取り込みを水平走査期間毎に行なっ
たが、適当な間隔で行なっても良い。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、輝度
信号のレベルからフィールド毎の明るさの重心位置を検
出して、フィールド間の明るさの重心位置の差から動き
ベクトルを検出し、この動きベクトルが零となるように
画面に映像が映し出される位置を補正するように構成す
るとともに、画像の明るさの特徴を抽出して、逆光時な
どのように検出した動きベクトルと真の動きとの誤差が
大きい可能性のあるときは、検出した動きベクトルにさ
らに補正を加えることによって、大容量メモリや大規模
なICを用いない安価な構成としながら、所定の動き補
正を非常に精度よく実行することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による動き補正装置を含む
ビデオムービーの構成を示すブロック図である。
【図2】実施例による検出動きベクトルによる画面のゆ
れ補正動作を説明するための図である。
【図3】実施例の動きベクトル検出手段の動作を説明す
るための信号波形図である。
【図4】実施例における逆光時の動き補正の動作を説明
するための図である。
【図5】マイクロコンピュータにおける第1の演算手段
の動作を示すフローチャートである。
【図6】マイクロコンピュータにおける第2の演算手段
の動作を示すフローチャートである。
【図7】従来の動き補正装置の動作を説明する図である
【図8】従来の動き補正装置による検出エリアの設定状
況を説明する図である。
【図9】検出した動きベクトルにより画面ゆれを補正す
る動作の説明図である。
【符号の説明】
12  マイクロコンピュータ 30  動きベクトル検出手段 40  動き補正手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像信号から画面のゆれ量を検出する
    動きベクトル検出手段と、この手段により検出した動き
    ベクトルに基づいて画面の位置補正をおこなう動き補正
    手段とを備えた動き補正装置であって、上記動きベクト
    ル検出手段が、画面上に設定されたゆれ検出エリア内の
    明るさの重心位置を各フィールド毎に検出する手段と、
    この手段により検出された各フィールドの明るさの重心
    位置の差を動きベクトルとして検出する手段とから構成
    され、また上記動き補正手段が、画面上に設定された動
    き検出エリア内の画像信号を基にして画像の明るさの分
    布の特徴を認識する特徴抽出手段と、この特徴抽出手段
    に応動して動きベクトルを制御する手段とから構成され
    ていることを特徴とする動き補正装置。
JP3033018A 1991-02-27 1991-02-27 動き補正装置 Expired - Lifetime JP2662103B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01264373A (ja) * 1988-04-15 1989-10-20 Canon Inc 画像ぶれ検出装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01264373A (ja) * 1988-04-15 1989-10-20 Canon Inc 画像ぶれ検出装置

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