JPH04270535A - 通信制御方法 - Google Patents

通信制御方法

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JPH04270535A
JPH04270535A JP3053488A JP5348891A JPH04270535A JP H04270535 A JPH04270535 A JP H04270535A JP 3053488 A JP3053488 A JP 3053488A JP 5348891 A JP5348891 A JP 5348891A JP H04270535 A JPH04270535 A JP H04270535A
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JP
Japan
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message
communication
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computer
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JP3053488A
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Inventor
Yasushi Wada
康 和田
Tsuneo Okubo
恒夫 大久保
Satoshi Tazawa
聰 田沢
Masahiro Yoshizawa
吉沢 正浩
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信制御方法に関し、よ
り詳細には、通信路を介して異なるコンピュータ上のア
プリケーションプログラム同志が通信するために使用さ
れる、通信を媒介するプログラムに関する通信制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通信は、それを必要とするプログ
ラム間で実行されていた。つまり、ユーザがアプリケー
ションプログラムを製作する場合、各プログラム内に通
信を実行する手順(通信ルーチン)を個々に記述する方
法が用いられていた。しかし、通信はかなり複雑な手続
きにより実行されるので、上述の如き方法では、各ユー
ザは通信ルーチンの開発に相当な時間を要していた。こ
れに対しては、各ユーザが通信ルーチンの開発に要する
時間を削減する目的で、汎用の通信ルーチンが開発され
、利用されるようになった。例えば、秀和システムトレ
ーディング(株)刊「OS−9/68000テクニカル
マニュアル」第7章には、汎用の通信ルーチンの使用方
法が詳細に述べられている。この種の汎用通信ルーチン
は、ユーザが容易に利用できるように単純な入力データ
、例えば、相手コンピュータノード名,相手アプリケー
ション名,データ量等のみで使用できることを特徴とし
ている。以下、これについて具体的に説明する。図5A
および5B(以下、これらを合せて「図5」という)は
、従来の通信ルーチンの構成およびアプリケーションに
よる、上記通信ルーチンの使用例を示す図である。ここ
に示す通信ルーチン1は、トーカ2とリスナ3のペアか
ら構成され、各コンピュータ4上に1組ずつ存在する。 トーカ2は、リスナ3にメッセージを渡すことが可能で
あり、ここで、相手リスナは同一コンピュータ上,異な
るコンピュータ上のいずれに存在しても良い。相手リス
ナがトーカ2と同一コンピュータ上に存在する場合は、
メッセージは通信路5を介することなく、内部バス等を
介して伝送される。また、相手リスナがトーカ2とは異
なるコンピュータ上に存在する場合は、メッセージは通
信路5を介して伝送される。なお、本明細書中において
は、通信路を広義に捉え、内部バス等を介する場合も通
信路を介するものと表現することにする。これとは逆に
、リスナ3は、トーカ2からメッセージを受けることが
可能である。この場合も、相手トーカは同一コンピュー
タ上,異なるコンピュータ上のいずれに存在しても良い
【0003】発信元アプリケーションプログラム(以下
、発信元「AP」という)6は、同一コンピュータ上の
トーカ2に渡すためにメッセージを発信ファイル7に書
込み、ファイル名を発信ディレクトリ8に登録する。発
信ファイル7に書込まれたメッセージには、メッセージ
本体とともに、相手コンピュータノード名,相手アプリ
ケーション名,データ量等の情報が入っている。トーカ
2は、発信元AP6から割込みシグナルを受けるか、ま
たは、自らの定期的スキャンによって読出しのタイミン
グを知り、発信ディレクトリ8を参照し、メッセージの
ファイル名を知り、発信ファイル7内のメッセージを読
んで、相手コンピュータノード名,相手アプリケーショ
ン名,データ量等の情報を獲得し、通信路を開いてメッ
セージを相手コンピュータ上のリスナに伝送する。リス
ナ3は、受信したメッセージを受信ファイル9に書込み
、ファイル名を受信ディレクトリ10に登録する。受信
ファイル9に書込まれたメッセージには、メッセージ本
体とともに、相手アプリケーション名,データ量の情報
が入っている。受信元AP11は、リスナ3から割込み
シグナルを受けるか、自らの定期的スキャンによって受
信ディレクトリ10を参照し、メッセージのファイル名
を知り、受信ファイル9内のメッセージを読出す。上述
の如く、発信元AP6は、通信ルーチン1を使用して受
信元AP11にメッセージを渡してきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術も、同プログラムで大規模かつ複雑なAP群の通
信の媒介を行う際には、下記の如き不都合があった。す
なわち、一般に、大規模かつ複雑なAP群間では、種々
の電文(メッセージ)を通信する必要がある。この場合
、メッセージの種類として、 (1)相手方に即時に伝達したいもの (2)データ量が大きくた、即時性を要しないものをミ
ックスして伝送すると、即時性を要するメッセージの伝
達が遅れ、全体として、サービス種別から見た処理要求
速度を実現できない場合が生ずる。前述の具体例で言え
ば、発信ファイル7,受信ファイル9内のメッセージが
上記(1)または(2)のいずれかが区別できないので
、即時性を要するメッセージの伝達が遅れ、全体として
、サービス種別から見た処理要求速度を実現できない事
態が避けられないということになる。一方、コンピュー
タ上で処理される各種ジョブ,タスク等のプロセスに予
め優先順位を付して、その優先順位に従って処理を行う
技術は、第3世代コンピュータ以降においては常套的に
使用されてきた。更に、ある優先順位に従って処理され
ているジョブ,タスク等が存在しても、その順位よりも
高い優先順位を有するジョブ,タスク等が発生したとき
、現在実行中のジョブ,タスク等に割込んで高優先順位
のジョブ,タスク等を処理する技術も、常套的に使用さ
れている。これらの技術においては、ジョブ,タスク等
を即時性を要するものと即時性を要しないものとに区分
して、処理することができた。しかし、上述の優先処理
技術は、コンピュータ内に閉じて内部処理として実行さ
れているものである。また、これらの技術の延長上に、
リモートジョブエントリ技術において使用されている優
先処理技術がある。この技術は、リモート端末から、優
先順位を付したジョブをセンタコンピュータに投入し、
その優先順位に従った順序でジョブを実行し、結果をリ
モート端末に戻す技術である。この技術も、優先順位情
報を与えることにより、相手方コンピュータ内のスケジ
ューラによる内部処理の都合に委ねてジョブやタスクを
実行し、結果として、ジョブやタスクの処理完了時間に
差を付ける点で、前述の諸技術と同一の範疇に属する。
【0005】上述の如く、センタコンピュータとリモー
ト端末の間で行われる通信においては、通信の優先度の
概念は存在しない。例えば、電子メイルをセンタコンピ
ュータから外部の遠隔コンピュータへ送信する場合、そ
の電文は至急メイルと通常メイルの如き、緊急度に応じ
てホストコンピュータ上で受付け、内部処理においてそ
の優先順位により実行することは行われているが、通信
中にソフト制御技術により電文伝送の優先順位を変更す
ることは実行されていなかった。顧客は電文を差出して
しまえば、何時完了するかを知ることなく端末から立ち
去るため、通信の優先度の如きパラメータを持込む必要
がなかったからである。本発明が適用対象とする分野は
、分散型オンライントランザクション処理とでも呼び得
る分野で、複数個のコンピュータを組み合せて全体のト
ランザクションが処理される場合にあたる。例えば、顧
客が、ある銀行の端末から別の銀行のファイルへ現金を
振込む場合であって、概ね次の手順が踏まれる。 (1)顧客のサービス要求種類に合う処理プログラムの
選択 (2)顧客のパスワードの照合 (3)振込み金額の確認 (4)相手IDの要求/入力/原簿との照合/相手名の
表示(5)顧客による相手名の確認 (6)振込み実行要求/完了確認 (7)報告書の出力 本トランザクション処理では、顧客がサービス処理期間
中は、端末を離れないで常時、手続き操作を行い、完了
を待っているので、できる限り待ち時間を削減したい。 このような要請に応えるために、優先順位を■振込み処
理,■電子メイル処理の順序とすることが行われる。
【0006】ところが、これまでは図示されていない分
散型オンライントランザクション処理システムにおいて
、ユーザ(顧客)が何等かの処理を要求する場合、ユー
ザは、端末のメニュー画面からサービスの種類を指定し
、処理の実行を要求する。システムのAPは、サービス
の種類により処理の優先順位を決定し、処理を開始すべ
き時刻になれば、処理を行う。このような処理実行時間
の割当てはAP上のスケジューラが行っていた。処理が
開始され、異なるコンピュータとの間で情報授受の必要
が生じた場合は、その都度通信路を介してメッセージ通
信が行われる。このとき、コンピュータ間では、前出の
図5に示した如き情報授受方式が用いられており、通信
処理を優先順位に応じて処理する考え方はないために、
処理されるべきトランザクションが単純な待ち行列に滞
留してしまっていた。更に、一般の分散型オンライント
ランザクション処理システムの利用方法として、ユーザ
がメニュー画面からサービスの種類を指定した後、当該
サービスを実行する優先順位として(特急,準急,普通
)の区分を指定して処理の実行を要求する場合を考える
。この場合、AP上のスケジューラは、サービスの種類
によって定まる優先順位を考慮した処理実行時間の割当
てを行わねばならない。つまり、きめ細かなサービス実
行管理を行うとAP上のスケジューラの機能は複雑にな
り、サービス機能自体の拡張が益々困難になっていた。 この状況は、通信路によって結合された複合システム、
すなわち、コンピュータ分散ネットワークシステム内で
、1つのトランザクション(1つのサービス)を複数の
コンピュータ上の複数のプロセスで実行する場合には、
一層致命的となる。本発明は上記事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、従来の技術における
上述の如き問題を解消し、大規模かつ複雑なAP群の通
信の媒介を行う場合にも有効な、各メッセージに必要な
伝達速度要求を満足し、全体としてサービス処理速度を
実現するための、通信を媒介するプログラムに関する通
信制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的は、
コンピュータ上のアプリケーションプロセス同志が通信
するために使用される「通信を媒介するプログラムプロ
セス」と前記アプリケーションプロセスのインタフェー
スにおいて、送り手プロセスが前記通信に用いられるメ
ッセージの優先処理順位を表わす情報を、前記コンピュ
ータのディレクトリ内のファイル名に含ませ、受け手プ
ロセスが前記優先処理順位を表わす情報に基づいて優先
度読出し処理を行うことを特徴とする通信制御方法によ
って達成される。
【0008】
【作用】本発明に係る通信制御方法においては、通信を
媒介するプログラムとプロセスとのインタフェースにお
いて、通信に用いられるメッセージの優先処理順位を表
わす情報に基づいて優先度処理を行うようにしたので、
通信路によって結合された複合システム内で、1つのト
ランザクション(1つのサービス)を複数のコンピュー
タ上の複数のプロセスで実行する場合にも、各メッセー
ジに必要な伝達速度要求を満足し、全体としてサービス
処理速度を実現することが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。以下に説明する実施例は、いずれも、前述
のオンライントランザクション処理システムにおいて、
送受信されるメッセージが即時性を要するものか即時性
を要しないものかを区別し、即時性を要するメッセージ
の伝達を遅らせることなく、全体としてサービス処理要
求速度を実現するものである。図1Aおよび1B(以下
、これらを合せて「図1」という)は、本発明の第一の
実施例である複合システムの構成図であり、図中、記号
1aは本実施例の特徴的動作を行う通信ルーチンを示し
ており、6−1〜6−Nは発信元AP、11−1〜11
−Nは受信元APを示している。また、その他の記号は
、図5に示した構成要素に対応して付けられている。通
信ルーチン1aはトーカ2aおよびリスナ3aのペアか
ら成り、各コンピュータ4上に1組ずつ存在する。トー
カ2aはリスナ3aにメッセージを渡すことが可能で、
相手リスナは同一コンピュータ上,異なるコンピュータ
上のいずれに存在しても良い。前述の如く、両者が同一
コンピュータ上に存在する場合は、内部バスを介して伝
送され、両者が異なるコンピュータ上に存在する場合は
、通信路5を介して伝送される。また、リスナ3aは、
トーカ2aからメッセージを受けることが可能で、相手
トーカは同一コンピュータ上,異なるコンピュータ上の
いずれに存在しても良い。
【0010】本実施例の動作を、以下、図6A〜6D(
これらを合せて「図6」とする)に示す動作フロー図に
基づいて説明する。まず、発信元AP6−1〜6−Nは
、同一コンピュータ上のトーカ2aに渡すためにメッセ
ージを発信ファイル7に書込み、ファイル名を短信ディ
レクトリ8に登録する。発信ファイル7に書込まれたメ
ッセージには、メッセージ本体の他に、少なくとも、相
手コンピュータノード名,相手AP名,データ量,優先
順位の情報が入っており、かつ、発信ディレクトリ8に
登録するファイル名には、優先順位の情報が折込まれた
命名がなされるようにする(ステップ21〜26)。な
お、ここでいう優先順位は、予め発信元AP6−1〜6
−Nのサービスの種類により定まる優先順位の他に、ユ
ーザの要求により定まる優先順位を考慮して決定した値
を用いるものとする。トーカ2aは、発信元AP6−1
〜6−Nから割込みシグナルを受けるか、もしくは、自
らのスキャンによって、読出しのタイミングを知り、発
信ディレクトリ8を参照してメッセージのファイル名を
知り、ファイル名に折込まれた優先順位に従って発信フ
ァイル7内のメッセージを読んで、通信路を開いて前述
のメッセージを、相手コンピュータ(同一コンピュータ
の場合もある)上のリスナ3に伝送する(ステップ31
〜38)。
【0011】リスナ3aは、受信したメッセージから相
手コンピュータノード名を照合し、メッセージを受信フ
ァイル9に書込み、ファイル名を受信ディレクトリ10
に登録する。ここで、受信ファイル9に書込まれたメッ
セージには、メッセージ本体の他に、相手AP名,デー
タ量の情報が入っており、かつ、受信ディレクトリに登
録するファイル名には、優先順位の情報が折込まれた命
名がなされるようにする(ステップ41〜47)。受信
元AP11−1〜11−Nは、リスナ3aから割込みシ
グナルを受けるか、または、自らの定期的スキャンによ
って、受信ディレクトリ10を参照し、メッセージのフ
ァイル名を知り、ファイル名に折込まれた優先順位に従
って、受信ファイル9内のメッセージを読出し、必要な
ら相手AP名,データ量の照合を行う。更に、必要なら
、受信の完了を発信元AP6−1〜6−Nのいずれかに
通知する。なお、図では省略されているが、ここで、返
信に必要な情報は受信メッセージ内に格納されているも
のとする(ステップ51〜57)。上述の如き動作によ
り、発信ファイル7,受信ファイル9内のメッセージが
、即時性を要するものか、即時性を要しないものかを区
別することができるので、即時性を要するメッセージの
伝達が遅れることはなく、全体として、サービス要求処
理速度を実現することが可能になるという効果がある。
【0012】図2Aおよび2B(以下、これらを合せて
「図2」という)は、本発明の第二の実施例である複合
システムの構成図であり、図中、記号1bは本実施例の
特徴的動作を行う通信ルーチンを示しており、12−1
−1〜12−1−M,・・・・,12−N−1〜12−
N−Mは、受信元AP11−1〜11−Nへメッセージ
を渡すために設けられた受信メイルボックスを示してい
る。また、その他の記号は、図5および図1に準じて付
けられている。図2に示す実施例の動作を、図1に示し
た実施例と異なる部分を中心にして、図7A〜7D(こ
れらを合せて「図7」とする)に示す動作フロー図に基
づいて説明する。相手コンピュータからメッセージを受
信したリスナ3bは、受信したメッセージから相手コン
ピュータノード名を照合し、メッセージを受信メイルボ
ックス12−1−1〜12−N−Mの該当するメイルボ
ックスに書込む。このとき、メイルボックスの子番はメ
ッセージに区かれた相手AP名から決定し、孫番は優先
順位から決定する(ステップ41,42,61および4
7)。本実施例においては、各メイルボックスはキュー
ファイルを構成しているため、受信ディレクトリの作成
が不要になり、処理が前述の実施例の場合より高速化で
きるという利点がある。
【0013】図3Aおよび3B(以下、これらを合せて
「図3」という)は、本発明の第三の実施例である複合
システムの構成図であり、図中、記号1cは本実施例の
特徴的動作を行う通信ルーチンを示しており、13は受
信元AP11−1〜11−Nへメッセージを渡すために
設けられた受信用共有メモリを示している。また、その
他の記号は、図5,図1および図2に準じて付けられて
いる。 図4に、上述の受信共有メモリ13の内部構成例を示す
。図4に示す如く、本実施例に示す受信共有メモリ13
は、受渡し先である受信元AP11−1〜11−N毎、
および、優先順位毎にメモリ領域が区切られている。区
分共有メモリ13−1−1〜13−1−M,・・・・,
13−N−1〜13−N−Mは、それぞれ、受信元AP
11−1〜11−Nへメッセージを渡すために設けられ
ているものである。なお、孫番の1〜Mは、メッセージ
を受信元AP11−1〜11−Nへ受け渡す際の優先順
位別に、区分共有メモリが存在することを示している。 図3および図4に示す実施例の動作を、図1に示した実
施例と異なる部分を中心にして、図8A〜8D(これら
を合せて「図8」とする)に示す動作フロー図に基づい
て説明する。相手コンピュータからメッセージを受信し
たリスナ3cは、受信したメッセージから相手コンピュ
ータノード名を照合し、メッセージを区分共有メモリ1
3−1−1〜13−N−Mの該当する区分共有メモリに
書込む。このとき、区分共有メモリの子番はメッセージ
に区かれた相手AP名から決定し、孫番は優先順位から
決定する(ステップ41,42,71および47)。本
実施例においては、各区分共有メモリのアドレスを受信
元AP11−1〜11−N等に登録しておくことにより
、受信ディレクトリの作成が不要になり、処理が前述の
第一の実施例の場合より高速化できるという利点がある
。また、本実施例においては、外部ファイルへのデータ
の読み書きが不要なため、処理が前述の第二の実施例の
場合より高速化できるという利点もある。
【0014】上述の各実施例は本発明の一例を示すもの
であり、本発明はこれに限定されるべきものではない。 例えば、上記各実施例においては、発信元APとトーカ
間のメッセージの授受をディレクトリファイル方式で行
う例を説明したが、プログラムの複雑化の許容度,メッ
セージサイズ等を考慮して、メイルボックス方式や共有
メモリ方式を採用することも可能である。但し、受信プ
ログラムがトーカに固定されているため、APによる区
分けは必要ではない。また、発信元APとトーカ間,リ
スナと受信元AP間についても、サービスを処理するた
めの要求速度に応じて、ディレクトリファイル方式,メ
イルボックス方式や共有メモリ方式の各通信方式を最適
に使い分けることも可能である。また、上述の各実施例
においては、本発明を「通信を媒介するプログラム」と
して独立した構成とした例を示したが、汎用の関数形式
にしてユーザプログラム内に組込んで一体化しても良い
ことは言うまでもないことである。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、大規模かつ複雑なAP群の通信の媒介を行う場合
にも有効な、各メッセージに必要な伝達速度要求を満足
し、全体としてサービス処理速度を実現するための、通
信を媒介するプログラムに関する通信制御方法を実現で
きるという顕著な効果を奏するものである。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の第一の実施例である複合システムの
概略構成図である。
【図1B】第一の実施例である複合システム内のコンピ
ュータの個別構成図である。
【図2A】本発明の第二の実施例である複合システムの
概略構成図である。
【図2B】第二の実施例である複合システム内のコンピ
ュータの個別構成図である。
【図3A】本発明の第三の実施例である複合システムの
概略構成図である。
【図3B】第三の実施例である複合システム内のコンピ
ュータの個別構成図である。
【図4】第三の実施例の受信共有メモリの内部構成を示
す図である。
【図5A】従来の複合システムの概略構成図である。
【図5B】従来の複合システム内のコンピュータの個別
構成図である。
【図6A】第一の実施例の動作を示すフロー図の一部で
ある。
【図6B】第一の実施例の動作を示すフロー図の他の一
部である。
【図6C】第一の実施例の動作を示すフロー図の他の一
部である。
【図6D】第一の実施例の動作を示すフロー図の他の一
部である。
【図7A】第一の実施例の動作を示すフロー図の一部で
ある。
【図7B】第一の実施例の動作を示すフロー図の他の一
部である。
【図7C】第一の実施例の動作を示すフロー図の他の一
部である。
【図7D】第一の実施例の動作を示すフロー図の他の一
部である。
【図8A】第一の実施例の動作を示すフロー図の一部で
ある。
【図8B】第一の実施例の動作を示すフロー図の他の一
部である。
【図8C】第一の実施例の動作を示すフロー図の他の一
部である。
【図8D】第一の実施例の動作を示すフロー図の他の一
部である。
【符号の説明】
1a〜1c:通信ルーチン、2a〜2c:トーカ、3a
〜3c:リスナ、4a〜4c:コンピュータ、5:通信
路、6−1〜6−N:発信元AP、7:発信ファイル、
8:発信ディレクトリ、9:受信ファイル、10:受信
ディレクトリ、11−1〜11−N:受信元AP、12
−1−1〜12−1−M,・・・・,12−N−1〜1
2−N−M:受信メイルボックス、13:受信用共有メ
モリ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コンピュータ上のアプリケーションプ
    ロセス同志が通信するために使用される「通信を媒介す
    るプログラムプロセス」と前記アプリケーションプロセ
    スのインタフェースにおいて、送り手プロセスが前記通
    信に用いられるメッセージの優先処理順位を表わす情報
    を、前記コンピュータのディレクトリ内のファイル名に
    含ませ、受け手プロセスが前記優先処理順位を表わす情
    報に基づいて優先度読出し処理を行うことを特徴とする
    通信制御方法。
  2. 【請求項2】  コンピュータ上のアプリケーションプ
    ロセス同志が通信するために使用される「通信を媒介す
    るプログラムプロセス」と前記アプリケーションプロセ
    スのインタフェースにおいて、複数のメイルボックスを
    設け、送り手プロセスが前記通信に用いられるメッセー
    ジの優先処理順位を表わす情報に基づいて前記メイルボ
    ックスを選択してメッセージを書込み、受け手プロセス
    が前記メイルボックス内のメッセージの優先順位に基づ
    いて読出し処理を行うことを特徴とする通信制御方法。
  3. 【請求項3】  コンピュータ上のアプリケーションプ
    ロセス同志が通信するために使用される「通信を媒介す
    るプログラムプロセス」と前記アプリケーションプロセ
    スのインタフェースにおいて、複数の区分共有メモリを
    設け、送り手プロセスが前記通信に用いられるメッセー
    ジの優先処理順位を表わす情報に基づいて前記区分共有
    メモリを選択してメッセージを書込み、受け手プロセス
    が前記区分共有メモリ内のメッセージの優先順位に基づ
    いて読出し処理を行うことを特徴とする通信制御方法。
JP3053488A 1991-02-25 1991-02-25 通信制御方法 Pending JPH04270535A (ja)

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Cited By (3)

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