JPH04270378A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH04270378A
JPH04270378A JP3088491A JP3088491A JPH04270378A JP H04270378 A JPH04270378 A JP H04270378A JP 3088491 A JP3088491 A JP 3088491A JP 3088491 A JP3088491 A JP 3088491A JP H04270378 A JPH04270378 A JP H04270378A
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Akio Ota
明男 太田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶パネルを用いて
映像表示を行う液晶表示装置に関する。
【0002】透過型や投射型の液晶パネルを用いて映像
表示を行う液晶表示装置は、明るいカラー表示が得られ
ることから、近年、CRT(陰極線管表示装置)に代わ
るものとして急速に普及してきている。従来、この種の
液晶表示装置は、最適の表示を行うために、CRTと同
様に、コントラスト調整入力端子と明るさ調整入力端子
を有している。ユーザーがこれらの入力端子を通してコ
ントラストと明るさの調整値を入力すると、入力された
各調整値は液晶パネルを駆動するコントロール回路に伝
えられる。そして、映像入力(以下「映像信号」という
。)の内容にかかわらず、上記各調整値のレベルに応じ
てコントラスト、明るさのレベルが設定されるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶パネル
は階調を表現できる印加電圧の範囲(図3に例示する印
加電圧−相対透過率特性において△Vに相当する範囲)
がCRTに比して狭くなっている。にもかかわらず、従
来の液晶表示装置は映像信号の内容に無関係にコントラ
スト、明るさのレベルを設定している。このため、映像
信号の内容が液晶パネルの白飽和点付近のものである場
合、映像信号のピーク部分がカットされて画面の明るい
部分の細部が再現されない(白つぶれ)という問題があ
る。また、映像信号の内容が黒飽和点に近く全体的に暗
いものである場合、暗い部分の細部が再現されなかった
り(黒つぶれ)するという問題がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、映像信号の内
容にかかわらず常に最適な映像コントロールを行うこと
ができ、様々な画面で映像の細部まで再現できる液晶表
示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、入力されたコントラスト調整値,明る
さ調整値に応じて液晶パネルの映像を制御するようにし
た液晶表示装置において、映像信号から分離された輝度
信号を受けて、受けた輝度信号のピーク値と平均値を所
定期間ごとに検出して出力する検出部と、白レベルを表
わす白標準値と明るさの平均レベルを表わす平均標準値
とを記憶する記憶部と、上記検出部が検出した上記ピー
ク値,平均値と上記記憶部が記憶している上記白標準値
,平均標準値との差をそれぞれ算出して、この差に応じ
て上記コントラスト調整値,明るさ調整値を上記期間ご
とに補正して出力する演算部を備えたことを特徴として
いる。
【0006】また、上記検出部が連続して検出したピー
ク値,平均値の間の変化幅をそれぞれ上記期間ごとに検
出して、上記変化幅が所定範囲内にある場合に上記検出
部に変化後のピーク値,平均値を出力させる一方、上記
変化幅が所定範囲を越える場合に上記検出部に変化前の
ピーク値,平均値を維持して出力させる入力データ変化
幅検出部を備えるのが望ましい。
【0007】また、上記演算部が連続して出力したコン
トラスト調整値,明るさ調整値のそれぞれの変化幅を上
記期間ごとに検出して、上記変化幅が所定範囲内にある
場合に上記演算部に変化後のコントラスト調整値,明る
さ調整値を出力させる一方、上記変化幅が所定範囲を越
える場合に上記演算部に変化前のコントラスト調整値,
明るさ調整値を維持して出力させる映像コントロール変
化幅検出部を備えるのが望ましい。
【0008】また、上記映像信号から分離された輝度信
号を、1画面を構成する複数の領域に対応して分割する
画面領域分割部を有し、上記検出部は上記各領域ごとに
輝度信号のピーク値,平均値を検出して出力するのが望
ましい。
【0009】
【作用】この発明の液晶表示装置は次のように動作する
。まず、検出部は、映像信号から分離された輝度信号を
受けて、受けた輝度信号のピーク値と平均値を例えば1
フィールド期間ごとに検出する。次に、演算部は、上記
検出部が検出した上記ピーク値,平均値と記憶部が記憶
している白標準値,平均標準値とのそれぞれの差を算出
する。そして、この差に応じて、上記検出部の動作サイ
クルと同じ期間(この例では1フィールド期間)ごとに
、入力端子に入力されたコントラスト調整値,明るさ調
整値を補正して出力する。例えば、上記ピーク値,平均
値が上記白標準値,平均標準値を超えている場合、すな
わち液晶パネルの白飽和点付近の映像信号が入力された
ような場合には、超えている分だけ上記コントラスト調
整値,明るさ調整値のレベルを低下させる。また、上記
ピーク値,平均値が上記白標準値,平均標準値を下回る
場合、すなわち、黒飽和点に近い全体的に暗い画面のよ
うな場合には、下回る分だけコントラスト調整値,明る
さ調整値のレベルを上昇させる。
【0010】このように、この液晶表示装置は、従来と
異なり、入力されたコントラスト調整値,明るさ調整値
のレベルを映像信号の内容に基づいて補正している。し
たがって、映像信号の内容にかかわらず常に最適な映像
コントロールを行うことが可能となり、様々な画面で映
像の細部まで再現できるようになる。
【0011】また、上記検出部が連続して検出したピー
ク値,平均値の間の変化幅をそれぞれ上記期間ごとに検
出して、上記変化幅が所定範囲内にある場合に上記検出
部に変化後のピーク値,平均値を出力させる一方、上記
変化幅が所定範囲を越える場合に上記検出部に変化前の
ピーク値,平均値を維持して出力させる入力データ変化
幅検出部を備えた場合、映像信号(したがって輝度信号
)の内容が極端に変化したときに上記検出部が出力する
ピーク値,平均値が短期間に極端に変化するのが防止さ
れる。例えば、第1のフィールド期間とこれに続く第2
のフィールド期間とのピーク値,平均値の変化幅が所定
範囲を越えるとき、上記入力データ変化幅検出部は上記
検出部に変化前の第1のフィールド期間のピーク値,平
均値を出力させる。続いて、上記入力データ変化幅検出
部は、第2のフィールド期間とこれに続く第3のフィー
ルド期間との間のピーク値,平均値の変化幅が所定範囲
内にあるとき上記検出部に変化後の第3のフィールド期
間のピーク値,平均値を出力させる一方、上記変化幅が
所定範囲を越えるとき上記検出部に変化前の第1のフィ
ールド期間のピーク値,平均値を引き続き出力させる。 この第1フィールド期間のピーク値,平均値は、連続す
る2つの期間の間のピーク値,平均値の変化幅が所定範
囲内に入るまで引き続き出力される。このようにして、
上記入力データ変化幅検出部は、映像信号の内容が極端
に変化したとき上記検出部が出力するピーク値,平均値
が短期間に極端に変化するのを防止する。したがって、
画面の内容が極端に変わる際に、上記コントラスト調整
値,明るさ調整値が画面が安定した後の状態に合わせて
円滑に補正される。
【0012】また、上記演算部が連続して出力したコン
トラスト調整値,明るさ調整値のそれぞれの変化幅を上
記期間ごとに検出して、上記変化幅が所定範囲内にある
場合に上記演算部に変化後のコントラスト調整値,明る
さ調整値を出力させる一方、上記変化幅が所定範囲を越
える場合に上記演算部に変化前のコントラスト調整値,
明るさ調整値を維持して出力させる映像コントロール変
化幅検出部を備えた場合、映像信号(したがって輝度信
号)の内容が極端に変化したときに、上記映像コントロ
ール変化幅検出部は上記入力データ変化幅検出部が上記
検出部に対するのと全く同様に動作する。したがって、
画面の内容が極端に変わる際に、上記演算部が出力する
コントラスト調整値,明るさ調整値が短期間に極端に変
化するのが防止され、画面が安定した後の状態に合わせ
て円滑に補正される。
【0013】また、上記液晶表示装置は、上記映像信号
から分離された輝度信号を、1画面を構成する複数の領
域に対応して分割する画面領域分割部を有し、上記検出
部は上記各領域ごとに輝度信号のピーク値,平均値を検
出して出力する場合、コントラスト調整値,明るさ調整
値が映像信号の内容に基づいて上記各領域ごとに補正さ
れる。したがって、更に、きめこまかな映像コントロー
ルが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の液晶表示装置を図示の実施
例により詳細に説明する。
【0015】図1に示すように、この液晶表示装置は、
A/D変換器1と、Y/C分離回路2と、映像処理回路
3と、画面領域分割部4を備えている。また、検出部と
してのデジタルピーク検出回路5、平均値検出回路6お
よびデータレジスタ7,8と、記憶部としての演算処理
アルゴリズム記憶部9と、演算部としての演算回路10
およびDAC回路13を備えている。さらに、ユーザー
が入力したコントラスト調整値,明るさ調整値を検出し
てデジタルデータとして出力するコントラスト調整入力
検出回路11および明るさ調整入力検出回路12と、R
GBコントロール回路14と、液晶パネル15を備えて
いる。16,17は入力データ変化幅検出部、18は映
像コントロール変化幅検出部を示している。なお、図中
に小文字で表わした数字はビット数(デジタル信号の場
合)または信号線数(アナログ信号の場合)を表わして
いる。
【0016】まず、入力された映像信号を上記A/D変
換器1がサンプリングして8ビットのデジタルデータに
量子化する。上記データをY/C分離回路2が輝度信号
(Y信号)と色信号(C信号)に分離してDAC(ブロ
ック内に含まれる)によりアナログ信号に変換され出力
する。次に、映像処理回路3が輝度信号と色信号とを色
復調して色差信号を作成し、さらにこの色差信号から3
原色(R.G.B)信号を作成して出力する。RGBコ
ントロール回路14は、上記3原色信号を受けて、DA
C回路13が出力するコントラスト調整値,明るさ調整
値(後述する)に応じて上記3原色信号のレベルをシフ
トさせる。そして、このシフトさせた3原色信号によっ
て液晶パネル15のコントラストおよび明るさの制御を
行う。 なお、液晶パネル15はマトリクス状に配列された画素
を図示しない水平,垂直駆動回路によって線順次駆動す
るようになっている。
【0017】上記画面領域分割部4は、上記Y/C分離
回路2が出力したデジタル輝度信号を、1画面を構成す
る複数の領域に対応して分割することができる。なお、
ここでは分割しない例について述べるものとする。
【0018】上記デジタルピーク検出回路5、平均値検
出回路6は、それぞれY/C分離回路2が出力した輝度
信号を画面領域分割部4を通して受けて、この例では1
フィールド期間ごとにそれぞれ輝度信号のピーク値,平
均値を検出する。このピーク値,平均値を表わすデータ
はそれぞれデータレジスタ7,データレジスタ8に格納
される。
【0019】演算処理アルゴリズム記憶部9は、演算回
路10の処理アルゴリズムと、2進法で白レベルを表わ
す白標準値(011111)および明るさの平均レベル
を表わす平均標準値(100000)(最上位の桁は符
号を表わす。0はプラス、1はマイナスを表わす。)と
を記憶している。演算回路10は、上記処理アルゴリズ
ムに従って、データレジスタ7,8が格納しているピー
ク値,平均値と上記白標準値,平均標準値との差をそれ
ぞれ算出し、この差に応じてコントラスト調整入力検出
回路11,明るさ調整入力検出回路12が検出したコン
トラスト調整値,明るさ調整値を1フィールド期間ごと
に補正して出力する。
【0020】■例えば、図2に示すように、この時のコ
ントラスト調整値,明るさ調整値がそれぞれ2進法で(
011111),(000000)であるものとする(
10進法で+31,0に相当する)。輝度信号から検出
したピーク値,平均値(データレジスタ7,8が格納し
ている値)が例えば2進法で(101110),(01
1000)であって、それぞれ上記白標準値(0111
11),平均標準値(100000)よりもレベルが高
い(明るい)場合、上記コントラスト調整値および明る
さ調整値のレベルを低下させる。すなわち、 (i)上記ピーク値と白標準値との差は101110−
011111=001111となるから、上記コントラ
スト調整値からこの差を差し引き、 011111−001111=010000(10進法
で+16) を補正後のコントラスト調整値として出力する。 (ii)上記平均値と平均標準値との差は110000
−100000=010000となるから、上記明るさ
調整値からこの差を差し引き、000000−0100
00=110000(10進法で−16) を補正後の明るさ調整値として出力する。
【0021】■次に、コントラスト調整値,明るさ調整
値が2進法でいずれも(000000),(00000
0)であるものとする。輝度信号から検出したピーク値
,平均値が例えば2進法で(001111),(010
000)であって、それぞれ上記白標準値(01111
1),平均標準値(100000)よりもレベルが低い
(全体的に暗く低コントラストの)場合、上記コントラ
スト調整値および明るさ調整値のレベルを上昇させる。 すなわち、(i)上記ピーク値と白標準値との差は00
1111−011111=110000とからなる、上
記コントラスト調整値にこの差の符号を変えたものを加
えて、 000000+010000=010000(10進法
で+16) を補正後のコントラスト調整値として出力する。 (ii)上記平均値と平均標準値との差は010000
−100000=110000とからなる、上記明るさ
調整値にこの差の符号を変えたものを加えて、 000000+010000=010000(10進法
で+16) を補正後の明るさ調整値として出力する。
【0022】上記演算回路10が出力したコントラスト
調整値,明るさ調整値(デジタルデータ)をDAC(デ
ジタル・ツー・アナログ・コンバータ)回路13がアナ
ログデータに変換して出力する。既に述べたように、R
GBコントロール回路14がこのデータ(コントラスト
調整値,明るさ調整値)に応じて3原色符号をシフトさ
せ、液晶パネル15のコントラストおよび明るさの制御
を行う。
【0023】このように、液晶表示装置は、映像信号の
内容が液晶パネル15の白飽和点付近のものである場合
にはユーザーが入力したコントラスト調整値,明るさ調
整値のレベルを低下させる一方、映像信号の内容が黒飽
和点に近く全体的に暗いものである場合には上記コント
ラスト調整値,明るさ調整値のレベルを上昇させること
ができる。すなわち、ユーザーが入力したコントラスト
調整値,明るさ調整値のレベルを映像信号の内容に基づ
いて補正している。したがって、映像信号の内容にかか
わらず常に最適な映像コントロールを行うことができ、
様々な画面で映像の細部まで再現することができる。
【0024】上記入力データ変化幅検出部16,17は
、映像信号(したがって輝度信号)の内容が極端に変化
したときに、データレジスタ7,8の内容が短期間に極
端に変化するのを防止する。例えば、第1のフィールド
期間とこれに続く第2のフィールド期間とのピーク値,
平均値の変化幅が所定範囲を越えるとき、上記入力デー
タ変化幅検出部16,17はデータレジスタ7,8の内
容を更新せず変化前の第1のフィールド期間のピーク値
,平均値を保持させる。続いて、上記入力データ変化幅
検出部16,17は、第2のフィールド期間とこれに続
く第3のフィールド期間との間のピーク値,平均値の変
化幅が所定範囲内にあるとき上記データレジスタ7,8
に変化後の第3のフィールド期間のピーク値,平均値を
記憶させる一方、上記変化幅が所定範囲を越えるとき上
記データレジスタ7,8に変化前の第1フィールド期間
のピーク値,平均値を引き続き保持させる。この第1の
フィールド期間のピーク値,平均値は連続する2つの期
間の間のピーク値,平均値の変化幅が所定範囲内に入る
までデータレジスタ7,8に引き続き保持される。この
ようにして、上記入力データ変化幅検出部16,17は
、映像信号の内容が極端に変化したとき上記データレジ
スタ7,8が格納しているピーク値,平均値が短期間に
極端に変化するのを防止する。したがって、画面の内容
が極端に変わる際に、上記コントラスト調整値,明るさ
調整値を画面が安定した後の状態に合わせて円滑に補正
できる。
【0025】また、上記映像コントロール変化幅検出部
18は、映像信号の内容が極端に変化したときに、DA
C回路13の出力データ(コントラスト調整値,明るさ
調整値)が短期間に極端に変化するのを防止する(入力
データ変化幅検出部16,17がデータレジスタ7,8
に対するのと全く同様に動作する)。したがって、画面
の内容が極端に変わる際に、上記コントラスト調整値,
明るさ調整値を画面が安定した後の状態に合わせて円滑
に補正できる。
【0026】なお、この実施例は画面を分割しない場合
について述べたが、当然ながらこれに限られるものでは
ない。画面領域分割部4によって1画面を複数領域に分
割して、ユーザーが入力したコントラスト調整値,明る
さ調整値を各領域ごとに補正するようにしても良い。そ
の場合、分割した領域の数に合わせてデータレジスタ7
,8を複数設けるようにする。
【0027】また、この実施例は、コントラスト調整値
,明るさ調整値を互いに独立に補正するものとしたが、
これに限られるものではない。輝度信号のピーク値と平
均値とを組み合わせることによって、また画面を分割し
た場合は画面領域ごとのデータ(ピーク値,平均値)を
組み合わせることによって更にきめこまやかな映像コン
トロールを行うことができる。
【0028】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明は、
入力されたコントラスト調整値,明るさ調整値に応じて
液晶パネルの映像を制御するようにした液晶表示装置に
おいて、映像信号から分離された輝度信号を受けて、受
けた輝度信号のピーク値と平均値を所定期間ごとに検出
して出力する検出部と、白レベルを表わす白標準値と明
るさの平均レベルを表わす平均標準値とを記憶する記憶
部と、上記検出部が検出した上記ピーク値,平均値と上
記記憶部が記憶している上記白標準値,平均標準値との
差をそれぞれ算出して、この差に応じて上記コントラス
ト調整値,明るさ調整値を上記期間ごとに補正して出力
する演算部を備えているので、映像信号の内容にかかわ
らず常に最適の映像コントロールを行うことができ、様
々な画面で映像の細部まで再現することができる。
【0029】また、上記検出部が連続して検出したピー
ク値,平均値の間の変化幅をそれぞれ上記期間ごとに検
出して、上記変化幅が所定範囲内にある場合に上記検出
部に変化後のピーク値,平均値を出力させる一方、上記
変化幅が所定範囲を越える場合に上記検出部に変化前の
ピーク値,平均値を維持して出力させる入力データ変化
幅検出部を備えた場合、画像の内容が極端に変わる際に
、上記検出部が出力するピーク値,平均値が短期間に極
端に変化するのを防止でき、上記コントラスト調整値,
明るさ調整値を円滑に補正することができる。
【0030】また、上記演算部が連続して出力したコン
トラスト調整値,明るさ調整値のそれぞれの変化幅を上
記期間ごとに検出して、上記変化幅が所定範囲内にある
場合に上記演算部に変化後のコントラスト調整値,明る
さ調整値を出力させる一方、上記変化幅が所定範囲を越
える場合に上記演算部に変化前のコントラスト調整値,
明るさ調整値を維持して出力させる映像コントロール変
化幅検出部を備えた場合、画面の内容が極端に変わる際
に上記演算部が出力するコントラスト調整値,明るさ調
整値が短期間に極端に変化するのを防止でき、上記コン
トラスト調整値,明るさ調整値を円滑に補正することが
できる。
【0031】また、上記映像信号から分離された輝度信
号を、1画面を構成する複数の領域に対応して分割する
画面領域分割部を有し、上記検出部は上記各領域ごとに
輝度信号のピーク値,平均値を検出して出力する場合、
上記コントラスト調整値,明るさ調整値を上記各領域ご
とに補正でき、したがって更にきめこまやかな映像コン
トロールを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  この発明の一実施例の液晶表示装置の構成
を示す図である。
【図2】  上記液晶表示装置に入力されるコントラス
ト調整値,明るさ調整値のレベルを模式的に示す図であ
る。
【図3】  液晶パネルの電気光学的特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
1        A/D変換器 2        Y/C分離回路 3        映像処理回路 4        画面領域分割部 5        デジタルピーク検出回路6    
    平均値検出回路 7,8     データレジスタ 9        演算処理アルゴリズム記憶部10 
       演算回路 11        コントラスト調整入力検出回路1
2        明るさ調整入力検出回路13   
     DAC回路 14        RGBコントロール回路15  
      液晶パネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力されたコントラスト調整値,明る
    さ調整値に応じて液晶パネルの映像を制御するようにし
    た液晶表示装置において、映像入力から分離された輝度
    信号を受けて、受けた輝度信号のピーク値と平均値を所
    定期間ごとに検出して出力する検出部と、白レベルを表
    わす白標準値と明るさの平均レベルを表わす平均標準値
    とを記憶する記憶部と、上記検出部が検出した上記ピー
    ク値,平均値と上記記憶部が記憶している上記白標準値
    ,平均標準値との差をそれぞれ算出して、この差に応じ
    て上記コントラスト調整値,明るさ調整値を上記期間ご
    とに補正して出力する演算部を備えたことを特徴とする
    液晶表示装置。
  2. 【請求項2】  上記検出部が連続して検出したピーク
    値,平均値の間の変化幅をそれぞれ上記期間ごとに検出
    して、上記変化幅が所定範囲内にある場合に上記検出部
    に変化後のピーク値,平均値を出力させる一方、上記変
    化幅が所定範囲を越える場合に上記検出部に変化前のピ
    ーク値,平均値を維持して出力させる入力データ変化幅
    検出部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の液晶
    表示装置。
  3. 【請求項3】  上記演算部が連続して出力したコント
    ラスト調整値,明るさ調整値のそれぞれの変化幅を上記
    期間ごとに検出して、上記変化幅が所定範囲内にある場
    合に上記演算部に変化後のコントラスト調整値,明るさ
    調整値を出力させる一方、上記変化幅が所定範囲を越え
    る場合に上記演算部に変化前のコントラスト調整値,明
    るさ調整値を維持して出力させる映像コントロール変化
    幅検出部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の液
    晶表示装置。
  4. 【請求項4】  上記映像入力から分離された輝度信号
    を、1画面を構成する複数の領域に対応して分割する画
    面領域分割部を有し、上記検出部は上記各領域ごとに輝
    度信号のピーク値,平均値を検出して出力することを特
    徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
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