JPH04269989A

JPH04269989A - 映像信号出力装置

Info

Publication number: JPH04269989A
Application number: JP3030555A
Authority: JP
Inventors: Keiji Aramaki; 荒巻　圭士; Sadaaki Shinjo; 新庄　貞昭
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1991-02-26
Filing date: 1991-02-26
Publication date: 1992-09-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン受像機
（以下ＴＶという）の画面上でゲームをする際に用いら
れるテレビゲーム装置等の映像信号出力装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】例えば、１６ビットのＣＰＵを搭載した
テレビゲーム装置（玩具）として任天堂製の所謂“スー
パーファミコン”が良く知られている。これを、図５に
よって具体的に説明すると、１はテレビゲーム装置であ
り、その偏平筐型の装置本体２は、合成樹脂製の下キャ
ビネット２ａと、合成樹脂製の上キャビネット２ｂとで
構成されている。この下キャビネット２ａの内面上には
、シャーシを介して１６ビットのＣＰＵ等のＩＣチップ
部品を備えた基板（いずれも図示しない）を配置してあ
る。この基板の後方にはソフト供給媒体接続用のコネク
タ（図示しない）を取付けてある。また、上記上キャビ
ネット２ｂの上記コネクタに対向する位置には、蓋体６
により開閉されるカセット装着口７を形成してあると共
に、その前方には、カセット装着口７に上下方向より挿
入されて上記コネクタに接続されるカートリッジ式のＲ
ＯＭカセット１０を取り出すためのイジェクトボタン１
１，パワーボタン１２，リセットボタン１３をそれぞれ
配設してある。さらに、上記装置本体２の前面には一対
のコネクタ１４，１４を設けてある。この一対のコネク
タ１４，１４には各コントローラ１５のコネクタ１６を
それぞれ接続するようになっている。この各コントロー
ラ１５の十字操作キー１５ａや他の操作ボタン類１５ｂ
を操作することにより、上記装置本体２に接続される図
示しないディスプレイとしてのＴＶの画面上に上記ＲＯ
Ｍカセット１０の情報が映し出されて、２人でテレビゲ
ームを楽しむことができるようになっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テレビゲーム装置１は、ゲーム専用機であり、装置本体
２だけではテレビゲームしかできなかった。また、上記
テレビゲーム装置１に内蔵された１６ビットのＣＰＵを
充分に活用するために、該テレビゲーム装置１にテレビ
ゲーム以上のことをさせるために、上記装置本体２の底
面に例えば２８ピンの拡張コネクタ（図示しない）を取
付けてあり、拡張機器としてのＣＤ・ＲＯＭドライブ５
０の接続コネクタ５１を接続することができるようにな
っているが、その都度、上記コネクタ同士を接続する必
要があると共に、上記装置本体２の底面にＣＤ・ＲＯＭ
ドライブ５０を接続した場合に、装置全体が嵩張って大
型になる欠点があった。

【０００４】そこで、この発明は、ディスクドライブ装
置等の拡張機器を内蔵して一体小型化を図ることができ
ると共に、装置の機能を拡張することができる映像信号
出力装置を提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】筐型の装置本体内に映像
信号出力用の基板を配置する一方、上記装置本体の上部
後方にカセットが上下方向より着脱自在に装着されるカ
セット装着口を形成し、上記装置本体に接続されるディ
スプレイに上記カセットの情報を再生すようにした映像
信号出力装置において、上記基板の下側、或は基板の横
に拡張機器を配設して該拡張機器を上記装置本体に内蔵
してある。

【０００６】

【作用】装置本体内に配置された基板の下側、或は基板
の横に拡張機器を配設したので、装置本体に拡張機器が
コンパクトに内蔵されて装置全体が小型化されると共に
、装置全体の機能が拡張される。

【０００７】

【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に詳述す
る。尚、図５に示す従来例の構成部分と同一部分には同
一符号を付して説明すると共に、コントローラ１５は援
用する。

【０００８】図１，２において、１はテレビゲーム装置
（映像信号出力装置）であり、その筐型の装置本体２は
、上面側が開口した合成樹脂製で浅い筐型の下キャビネ
ット２ａと、下面側が開口して下縁が上記下キャビネッ
ト２ａの上縁と重なり合うように所定手段で固定された
合成樹脂製で浅い筐型の上キャビネット２ｂとで構成さ
れている。

【０００９】この装置本体２の上，下キャビネット２ｂ
，２ａの境には、所定手段を介して１６ビットのＣＰＵ
等のＩＣチップ部品（図示しない）を備えた基板４を取
付けてある。この基板４の後方にはソフト供給媒体接続
用のコネクタ５を固定してある。また、上記上キャビネ
ット２ｂの前（正）面には一対のコネクタ１４，１４を
設けてある。この各コネクタ１４にコントローラ１５の
コネクタ１６を接続自在にしてある。

【００１０】また、この装置本体２の下キャビネット２
ａの底部の内面上には、シャーシ３を配置してある。前
記基板４の下側の上記シャーシ３上には、拡張機器とし
てのＣＤ・ＲＯＭドライブ（ディスクドライブ）２０の
ユニットを配設してある。このＣＤ・ＲＯＭドライブ２
０は、ドライブ用の基板８を挾むようにして上記シャー
シ３に固定された略筐型の枠体２１と、中央にチャック
２３を回転自在に支持すると共に上記枠体２１に沿って
上下動する冂型のチャックアーム２２と、このチャック
アーム２２の両側に前後動自在に支持され、図示しない
直径８ｃｍ或は１２ｃｍのＣＤ・ＲＯＭ（ディスク）を
載置させて、スピンドルモータ２５により回転するター
ンテーブル２６まで搬送するディスクトレイ２４と、上
記枠体２１に設けられた図示しないガイド軸に沿ってデ
ィスクのラジアル方向に往復移動する光学ピックアップ
２７等により構成されている。

【００１１】また、上記装置本体２の上キャビネット２
ｂの前記コネクタ５に対向する位置には、カセット装着
口７を形成してある。さらに、上記上キャビネット２ｂ
のカセット装着口７の前方中央には、該カセット装着口
７に上下方向より挿入されて上記コネクタ５に接続され
るカートリッジ式のＲＯＭカセット１０を取り出すため
のイジェクトボタン１１を配設してあると共に、その左
右両側には、パワーボタン１２，リセットボタン１３を
それぞれ配設してある。

【００１２】さらに、上記下キャビネット２ａの前面２
ｃには、矩形のディスク取出口１７を設けてある。この
ディスク取出口１７に前記ディスクトレイ２４の前面２
４ａが露出して該ディスクトレイ２４が出し入れ自在に
なっている。さらにまた、上記下キャビネット２ａのデ
ィスク取出口１７の隣には、ディスクトレイ２４を取り
出すためのイジェクトボタン１８を配設してある。

【００１３】以上実施例のテレビゲーム装置１によれば
、偏平筐型の装置本体２の前面上部の一対のコネクタ１
４，１４に各コントローラ１５のコネクタ１６を接続し
て、この各コントローラ１５の十字操作キー１５ａや他
の操作ボタン類１５ｂを操作することにより、上記装置
本体２に接続される図示しないディスプレイとしてのＴ
Ｖの画面上にＲＯＭカセット１０の情報が映し出されて
、２人でテレビゲームを楽しむことができる。

【００１４】そして、上記筐型の装置本体２内の基板４
の下側のシャーシ３上に、ＣＤ・ＲＯＭドライブ２０を
配設し、そのディスクトレイ２４を装置本体２の前面下
部より出し入れ自在にしたので、上記装置本体２の基板
４の下側にＣＤ・ＲＯＭドライブ２０をコンパクトにま
とめて内蔵することができる。これにより、テレビゲー
ム装置１全体の小型化を図ることができる。

【００１５】また、上記ＣＤ・ＲＯＭドライブ２０によ
り上記テレビゲーム装置１の機能を拡げて、ゲーム専用
機からニューメデアの再生機として幅拡く利用すること
ができる。

【００１６】図４は他の実施例のテレビゲーム装置１′
を示す。このテレビゲーム装置１′の装置本体２′は、
基板の左横にＣＤ・ＲＯＭドライブを配設したものであ
り、前記実施例のものより装置本体２′を偏平にしてあ
る（他の構成は前記実施例と同様であるので同一符号を
付して説明を省略する）。これにより、前記実施例と同
様の効果を奏すると共に、装置本体２′の幅を４３０ｍ
ｍ〜３５５ｍｍ（基板とＣＤ・ＲＯＭドライブをオーバ
ラップさせて配置した場合には幅２２５ｍｍ）にして該
装置本体２′内にＣＤ・ＲＯＭドライブを納めることが
でき、テレビゲーム装置１′全体の偏平小型化を図るこ
とができる。

【００１７】尚、前記各実施例によれば、拡張機器とし
てＣＤ・ＲＯＭドライブについて説明したが、拡張機器
はディスクドライブに限らず、電話回線を利用して人気
ゲームランキングの情報を得る通信アダプター（モデム
アダプター）等の他の拡張機器を筐型の装置本体に内蔵
してもよい。

【００１８】

【発明の効果】以上のように、この発明の映像信号出力
装置によれば、筐型の装置本体内に配置された基板の下
側、或は基板の横に拡張機器を配設したので、上記装置
本体に拡張機器をコンパクトに内蔵して装置全体の小型
化を図ることができると共に、この拡張機器により装置
全体の機能を拡げることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施例を示すテレビゲーム装置の斜
視図。

【図２】上記テレビゲーム装置の断面図。

【図３】上記テレビゲーム装置のディスクドライブの平
面図。

【図４】他の実施例のテレビゲーム装置の斜視図。

【図５】従来例のテレビゲーム装置の斜視図。

【符号の説明】

１，１′…テレビゲーム装置（映像信号出力装置）、２
，２′…装置本体、２ｃ…前面、４…基板、７…カセッ
ト装着口、１０…カセット、２０…ディスクドライブ（
拡張機器）、２４…ディスクトレイ。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　筐型の装置本体内に映像信号出力用の
基板を配置する一方、上記装置本体の上部後方にカセッ
トが上下方向より着脱自在に装着されるカセット装着口
を形成し、上記装置本体に接続されるディスプレイに上
記カセットの情報を再生すようにした映像信号出力装置
において、上記基板の下側に拡張機器を配設して該拡張
機器を上記装置本体に内蔵したことを特徴とする映像信
号出力装置。
【請求項２】　　偏平筐型の装置本体内に映像信号出力
用の基板を配置する一方、上記装置本体の上部後方にカ
セットが上下方向より着脱自在に装着されるカセット装
着口を形成し、上記装置本体に接続されるディスプレイ
に上記カセットの情報を再生すようにした映像信号出力
装置において、上記基板の横に拡張機器を配設して該拡
張機器を上記装置本体に内蔵したことを特徴とする映像
信号出力装置。
【請求項３】　　請求項１，２記載の映像信号出力装置
において、拡張機器をディスクドライブとし、そのディ
スクトレイを装置本体の前面より出し入れ自在にしたこ
とを特徴とする映像信号出力装置。