JPH04269141A - クランプ具傾斜形油圧クランプ - Google Patents

クランプ具傾斜形油圧クランプ

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JPH04269141A
JPH04269141A JP3077395A JP7739591A JPH04269141A JP H04269141 A JPH04269141 A JP H04269141A JP 3077395 A JP3077395 A JP 3077395A JP 7739591 A JP7739591 A JP 7739591A JP H04269141 A JPH04269141 A JP H04269141A
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JP
Japan
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clamp
housing
hydraulic
tool
piston
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JP3077395A
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Keitaro Yonezawa
慶多朗 米澤
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Kosmek KK
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Kosmek KK
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Publication date
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    • B25B5/00Clamps
    • B25B5/06Arrangements for positively actuating jaws
    • B25B5/08Arrangements for positively actuating jaws using cams
    • B25B5/087Arrangements for positively actuating jaws using cams actuated by a hydraulic or pneumatic piston
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B5/00Clamps
    • B25B5/06Arrangements for positively actuating jaws
    • B25B5/061Arrangements for positively actuating jaws with fluid drive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B5/00Clamps
    • B25B5/16Details, e.g. jaws, jaw attachments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
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    • B30B15/026Mounting of dies, platens or press rams

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばプレス機械や
射出成形機等の固定台に金型等の被固定物を押圧固定す
るための油圧クランプであって、その被固定物に対して
クランプ具を斜め下向きにクランプ駆動する形式の油圧
クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のクランプ具傾斜形油圧クランプ
として、本発明者が知っているものには、特開昭56−
163854号公報に記載された技術がある。この従来
技術は、上記公報の第1図(ハ)に示すように、次のよ
うに構成されている。クランプハウジング内に、クラン
プ具のガイド穴と油圧シリンダのシリンダ穴とを直列か
つ後ろ上り傾斜状に形成してある。また、上記ガイド穴
に挿入したクランプ具と上記シリンダ穴に挿入したピス
トンとを一体に形成し、そのピストンの後上側にクラン
プ駆動用油室を形成してある。そして、その油室からピ
ストンに作用する油圧力によってクランプ具を斜め下向
きに駆動するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では次
の問題がある。シリンダ穴の周壁と端壁とがガイド穴の
周壁から後ろ上側へ大きく突出するので、油圧クランプ
の背丈が高くならざるを得ない。また、圧油漏れなどに
起因して油室の油圧力が低下したり消失した場合には、
金型等の被固定物に作用する外乱力や重力によってクラ
ンプ具が容易に後退してクランプ状態が解除されるので
、その被固定物がズレ動いたり固定台から落下したりす
る事故が起きるおそれがあった。
【0004】本発明の第1の目的は、油圧クランプの背
丈を低くすることにある。また、第2の目的は、クラン
プ駆動用の油室の油圧力が低下したり消失した場合であ
ってもクランプ状態を保持することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、クランプ具傾斜形油圧クランプを次のよ
うに構成した。例えば、図1から図4、又は図5に示す
ように、クランプハウジング2の前部内にクランプ具5
のガイド穴16を後ろ上り傾斜状に形成するとともに、
同上クランプハウジング2の後部内に油圧シリンダ17
のシリンダ穴18を形成し、上記ガイド穴16に挿入し
たクランプ具5を上記シリンダ穴18に挿入したピスト
ン19によって上記クランプハウジング2の前面2a外
へ油圧駆動する、クランプ具傾斜形油圧クランプにおい
て、上記シリンダ穴18を前後方向へほぼ水平に形成し
て上記ガイド穴16に交差状に連通させ、上記ピストン
19の前側部に押引用操作部30を設けるとともに前記
クランプ具5に被操作部34を設け、その被操作部34
を上記の押引用操作部30に上下方向へ相対移動自在に
連結し、上記ピストン19によって押引用操作部30を
前後方向へ移動させることにより、その押引用操作部3
0が被操作部34を介してクランプ具5を斜め方向へ駆
動するものである。
【0006】
【作用】本発明は、例えば図1と図4に示すように、次
のように作用する。図4に示すアンクランプ状態では、
ピストン19がアンクランプ用後退位置Yへ切換えられ
るとともに、ピストン19に設けた押引用操作部30が
被操作部34を介してクランプ具5をアンクランプ位置
Uに後退操作している。
【0007】図4のアンクランプ状態から図1のクラン
プ状態へ切り換えるときには、第1油室21の油圧力に
よってピストン19を第1端側である前側Fへ進出駆動
させる。すると、押引用操作部30が被操作部34を前
側Fへ押圧し、その被操作部34が操作部30に対して
下降しながら前進してクランプ具5をガイド穴16に沿
って斜め下向きに駆動する。これにより、そのクランプ
具5をクランプ位置Cへ切換える。
【0008】上記とは逆に、図1のクランプ状態から図
4のアンクランプ状態へ切換えるときには、第2油室2
2の油圧力によってピストン19を第2端側である後側
Sへ後退駆動させる。すると、押引用操作部30が被操
作部34を後側Sへ押圧し、その被操作部34が操作部
30に対して上昇しながら後退してクランプ具5をガイ
ド穴16に沿って斜め上向きに駆動する。これにより、
そのクランプ具5をアンクランプ位置Uへ切換える
【0
009】図1のクランプ状態においては、ガイド穴16
の周壁16aとクランプ具5との間のクランプ反力受け
止め面Aに摩擦力が作用すると共に、押引用操作部30
と被操作部34との間の押圧接当部(この図では接当面
)Bにも摩擦力が作用し、これら両摩擦力がクランプ保
持力として機能する。このため、圧油漏れなどに起因し
てクランプ駆動用の第1油室21の油圧力が低下したり
消失した場合であっても、クランプ具5をクランプ位置
Cに保持させることができ、金型等の被固定物6のズレ
動きや落下事故を防止できる。
【0010】なお、上記の押圧用操作部30を係合用突
出具31で構成するとともに、被操作部34を被係合用
溝35で構成した場合には、これら両者30・34の連
結構造が簡素化するので、油圧クランプはコンパクトに
造れるうえ故障も少なくてすむ。そのうえ、上記の突出
具31と溝35との押圧接当面Bは、広い面積に造るこ
とによって大きな摩擦力を確保できるので、被固定物6
のズレ動き等の防止効果が高まる。
【0011】
【実施例】(第1実施例)図1から図4は油圧クランプ
の第1実施例を示し、図1と図4とはそれぞれクランプ
状態とアンクランプ状態の縦断側面図、図2は平面図で
、図3は背面図である。主として図1に示すように、油
圧クランプ1のクランプハウジング2の前部が2本のボ
ルト3・3によって固定台4に固定され、そのハウジン
グ2の前面2aから斜め下向きに突出させたクランプ具
5によって金型6が固定台4に押圧固定される。なお、
油圧クランプ1における前後の向きは、図1中の左向き
矢印によって前側(第1端側)Fを示し、同1図中の右
向き矢印によって後側(第2端側)Sを示してある。
【0012】上記のクランプハウジング2は、前側Fの
第1ハウジング11と、後側Sの第2ハウジング12と
、これらハウジング11・12の間に装着した中間ハウ
ジング13とからなる。各ハウジング11・12・13
は、直方体状に形成されており、第2ハウジング12と
中間ハウジング13とが、連結具である4本のボルト1
4によって、第1ハウジング11の後下寄り部のフラン
ジ15に固定される。
【0013】上記の第1ハウジング11内に円形ガイド
穴16がハウジング前面2aから後ろ上り傾斜状に形成
される。そのガイド穴16に挿入した円柱状のクランプ
具5が、第2ハウジング12内の複動形油圧シリンダ1
7によって、斜め下側のクランプ位置C(図1参照)と
斜め上側のアンクランプ位置U(図4参照)とに切換ら
れる。
【0014】上記の油圧シリンダ17のシリンダ穴18
は、前後向きに形成されて、中間ハウジング13の筒孔
13aを介して上記ガイド穴16に交差状に連通される
。そのシリンダ穴18内に挿入したピストン19の後側
にクランプ駆動用の第1油室21が形成され、同ピスト
ン19の前側にアンクランプ駆動用の第2油室22が形
成される。第1油室21が第1給排口23に連通される
。第2油室22が連通孔24を介して第2給排口25に
連通される。上記のピストン19は、第1油室21の油
圧力によってクランプ用前進位置Xへ駆動されたのち、
2本の角形バネからなるクランプ状態保持バネ26によ
ってその前進位置Xに保持される。これに対して、同上
ピストン19は、第2油室22の油圧力によってバネ2
6の弾圧力に抗してアンクランプ用後退位置Yへ駆動さ
れる。
【0015】上記ピストン19から前向きに突出させた
ピストンロッド29の前上部に、係合用突出具31と干
渉防止溝32とからなる押引用操作部30が設けられる
。この操作部30に対応して、クランプ具5に、被係合
用溝35と前後の壁36・37とからなる被操作部34
が設けられる。上記の被係合用溝35に挿入された係合
用突出具31は、前壁36又は後壁37に接当してクラ
ンプ具5を駆動するものであって、その接当した方の壁
36(又は37)が上下方向へ相対摺動するのを許容す
ることによって、クランプ具5をガイド穴16に沿って
斜め方向へ移動させる。
【0016】なお、クランプ具5の前下部に形成した押
圧部40と被固定物6との間には、表面硬化処理した合
金鋼からなるシャトル部材41が介装される。このシャ
トル部材41は、押圧部40の下面に複数のボルト42
を介して前後方向へ摺動移動自在に支持されるとともに
、バネ43によって前向きに弾圧されている。
【0017】また、前記の第2ハウジング12の上側に
クランプ・アンクランプ状態検出装置45が配置される
。即ち、第1ハウジング11の後上部にガイドボルト4
7を介して検出ロッド46が前後方向へ移動自在に挿入
される。その検出ロッド46は、前進バネ48によって
前側に弾圧されるとともに、前端の検出部46aがシリ
ンダ穴16の端壁16bを貫通してクランプ具5のロッ
ド操作部5aに接当される。
【0018】第2ハウジング12の上面に3本のボルト
49によってアッパープレート50が固定される。その
アッパープレート50の前後に、クランプ状態検出用の
第1リミットスイッチ51とアンクランプ状態検出用の
第2リミットスイッチ52とを、それぞれ、2組の皿ボ
ルト53及びナット54によって固定し、各リミットス
イッチ51・52の各コンタクター55・56を検出ロ
ッド46に螺合させた操作カム57に対面させてある。 符号58はロックナットである。
【0019】上記の操作カム57を挟んでリミットスイ
ッチ51・52の反対側には、第2ハウジング12に前
記ボルト49を介してガイドブロツク61を固定してあ
る。このガイドブロツク61は、操作カム57を前後方
向へ真っすぐに案内することによって検出ロッド46を
小径化できるとともに、その操作カム57及びリミット
スイッチ51・52に他物が衝突するのを防止する。な
お、上記ガイドブロツク61には、操作カム57との干
渉を防止するための溝62を形成してある。
【0020】上記の油圧クランプ1は、次のように作動
する。図4に示すように、アンクランプ状態では、第1
給排口23から圧油が排出されるとともに(実線矢印参
照)第2給排口25へ圧油が供給されている(一点鎖線
矢印参照)。これにより、ピストン19がアンクランプ
用後退位置Yへ切換えられ、クランプ具5がアンクラン
プ位置Uへ切換えられている。また、シャトル部材41
は、クランプ具5の押圧部40に対してバネ43によっ
て前側Fへ進出されている。
【0021】図4に示すアンクランプ状態から図1に示
すクランプ状態への切換え時には、第2給排口25から
圧油を排出するとともに(一点鎖線矢印参照)第1給排
口23へ圧油を供給する(実線矢印参照)。すると、第
1油室21の油圧力とバネ26の弾圧力とによってピス
トン19が前進していき、ピストンロッド29前端の係
合用突出具31が被係合用溝35の前壁36を前側Fへ
押圧して、クランプ具5を斜め下側へ進出させていく。
【0022】前記シャトル部材41の下面が金型6に接
当すると、まず、これら両者間の摩擦力によってシャト
ル部材41が金型6に摩擦固定される。引き続いて、そ
のシャトル部材41の上面に対して押圧部40の下面が
滑動し、クランプ具5がシャトル部材41を置き残した
まま前進する。これにより、クランプ具5がクランプ位
置Cへ切換わって金型6を固定台4に強力に押圧固定す
るのである。
【0023】上記クランプ状態において、圧油漏れなど
に起因して第1油室21の油圧力が低下したり消失した
場合には、クランプ状態保持バネ26が係合用突出具3
1と被係合用溝35の前壁36とを順に介してクランプ
具5を強力に押圧するので、外乱力や自重によって金型
6がズレ動いたり落下したりする事故を防止できる。こ
の場合、クランプ具5とガイド穴16との間のクランプ
反力受け止め面Aに作用する摩擦力に加えて、係合用突
出具31と前壁36との押圧接当面Bに作用する摩擦力
が、クランプ具5をクランプ位置Cに保持する力として
機能するので、上記のような事故を一層確実に防止でき
る。
【0024】なお、図示のように、クランプ具5によっ
て金型6を上側から押圧する場合には、上記の両面A・
Bの摩擦力だけによってクランプ具5をクランプ位置C
に保持することが可能であり、前記クランプ状態保持バ
ネ26を省略してもよい。しかし、クランプ具によって
金型を下側又は横側から押圧する場合のように金型の自
重が作用する時には、そのバネ26を装着することが好
ましい。
【0025】また、上記クランプ具5の前進移動に伴っ
て、検出ロッド46及び操作カム57がバネ48によっ
て前進させられる。これにより、そのカム57が第1コ
ンタクター55を退入させるとともに第2コンタクター
56の進出を許容し、両リミットスイッチ51・52が
クランプ状態の検出信号を制御装置(図示せず)へ伝送
する。
【0026】図1に示す上記クランプ状態から図4に示
すアンクランプ状態への切換え時には、第2油室22の
油圧力によってピストン19を後退駆動する。すると、
係合用突出具31が被係合用溝35の後壁37を介して
クランプ具5を後退駆動していく。これにより、まず、
金型6に摩擦固定されたシャトル部材41の上面に対し
て押圧部40の下面が後ろ向きに滑動して金型6のクラ
ンプ状態を解除する。引き続いて、押圧部40がシャト
ル部材41を同行して後退し、クランプ具5がアンクラ
ンプ位置Uへ切換わるのである。
【0027】上記クランプ具5の後退移動に伴って、ロ
ッド46及びカム57がバネ48に抗して後退される。 これにより、そのカム57が第1コンタクター55の進
出を許容するとともに第2コンタクター56を退入させ
、両リミットスイッチ51・52がアンクランプ状態の
検出信号を制御装置(図示せず)へ伝送する。
【0028】なお、上記の油圧クランプ1は次の手順で
組み立てられる。まず、第2ハウジング12に対してピ
ストン19と中間ハウジング13とを左側から順に挿入
して、油圧シリンダ17をプリアセンブリしておく。次
いで、そのプリアセンブリしたものを左上向きに傾けた
状態で、ピストンロッド29だけを左向きに引き出して
その左部をフランジ孔15aから第1ハウジング11内
に挿入し、係合用突出具31を被係合用溝35に嵌合さ
せる。最後に、上記フランジ孔15aに中間ハウジング
13の左端部を挿入し、その中間ハウジング13と第2
ハウジング12とを複数のボルト14によってフランジ
15に固定するのである。
【0029】上記の実施例によれば、次の(1)項から
(9)項の長所が得られる。 (1)油圧クランプの背丈を小さくできる。 油圧シリンダ17のシリンダ穴18をクランプ具5のガ
イド穴16の後下側に前後方向に配置したので、シリン
ダ穴18の周壁18aと端壁18bとがガイド穴16の
周壁16aから後ろ上側へ突出することがなくなる。し
かも、そのガイド穴16は、油圧力が作用しないので、
その端壁16bを従来例の油室の端壁よりも遥かに薄く
造れる。従って、クランプハウジング2の高さを短縮し
て、油圧クランプの背丈を低くできる。
【0030】(2)クランプ状態を保持できる。 クランプ駆動用の第1油圧21の油圧力が低下したり消
失した時であっても、クランプ具5とガイド穴16との
間のクランプ反力受け止め面Aに作用する摩擦力に加え
て、押引用操作部30と被操作部34との間に作用する
摩擦力によってクランプ具5をクランプ位置Cに保持さ
せることができるので、金型6のズレ動きや落下事故を
防止できる。
【0031】(3)クランプ状態を保持する構成が簡素
化する。 上記(2)の長所を得るにあたり、押圧用操作部30を
係合用突出具31で構成するとともに、被操作部34を
被係合用溝35で構成することにより、これら両者30
・34の連結構造が簡素化する。その結果、油圧クラン
プはコンパクトに造れるうえ故障も少ない。しかも、上
記の突出具31と溝35との押圧接当面Aは、広い面積
に造ることによって大きな摩擦力を確保できるので、被
固定物のズレ動き等の防止効果が高まる。
【0032】(4)油圧クランプの全長を短縮できる。 クランプ具5に対してピストンロッド29を下側から係
合させて両者5・29をオーバラップさせたので、油圧
クランプ1の全長が短くなる。
【0033】(5)油圧シリンダの上側スペースを利用
できる。 シリンダ穴18の上外側かつガイド穴16の後外側にク
ランプ・アンクランプ状態検出装置45を配置したので
、クランプ状態とアンクランプ状態を検出できながらも
、油圧シリンダ17の上側スペースを利用でき、油圧ク
ランプ1の背丈を低くできる。しかも、その検出装置4
5は、上側からアクセスできるのでメンテナンスが容易
である。
【0034】(6)クランプハウジング2を複数のハウ
ジング11・12・13に分割したことにより、油圧ク
ランプ1は、組み立てが容易になり、製作コストを低減
できる。 (7)また、要求される加工精度が比較的に低いガイド
穴16と、シール用の精密加工が要求されるシリンダ穴
18とを、別のハウジング11・12に形成することに
より、クランプハウジング2全体の加工コストを低減で
きる。
【0035】(8)さらに、ガイド穴16とシリンダ穴
18とが離れて設けられることにより、ガイド穴16に
侵入した塵埃や摩耗粉等の異物がシリンダ穴18内に噛
み込むのを防止できるので、油圧シリンダ17のシーリ
ングの耐久性が向上する。 (9)また、クランプ具5とピストン19との両部材を
別体に造ることにより、材質・熱処理・表面硬化処理な
どの種々の組み合わせのうちの一方の部材に適合するも
のを他方の部材とは無関係に選定できるので、油圧クラ
ンプの最適な設計が可能となった。
【0036】なお、上記の実施例は、次の(a)項から
(c)項のように変更することが可能である。 (a)ピストンの押引用操作部とクランプ具の被操作部
との連結構造をリンク式に構成するもの。 (b)リミットスイッチに代えて近接スイッチを用い、
その近接スイッチの検出部をクランプ具に対面させるも
の。 (c)クランプハウジングを一つのブロックで造るもの
【0037】図5と図6とは、第2と第3の実施例を示
し、上記の第1実施例とは異なる構成について説明する
。なお、各実施例においては第1実施例と同じ構成の部
材には同一の符号を付けてある。
【0038】(第2実施例)図5に示すように、第2ハ
ウジング12と中間ハウジング13とが、第1ハウジン
グ11の後上部に固定される。押引用操作部30は、ピ
ストンロッド29から前向きに突出させてなる。被操作
部34は、クランプ具5の後部に形成した上向き開口状
U字溝からなる。そのU字状被操作部34に操作部30
を上側から嵌合させてある。
【0039】この第2実施例によれば、クランプ具5の
下側摺動面を第1実施例のものよりも長くできるので、
クラン具5とガイド穴16との間に作用する摩擦力を大
きくできる。そのうえ、ピストンロッド29の先すぼま
り状の肩面29aをガイド穴16に嵌合させた場合には
、その嵌合面に作用する摩擦力もクランプ保持力として
利用できる。従って、油圧力消失時のクランプ保持力が
大きい。
【0040】(第3実施例)図6では、油圧クランプが
多連式に構成されている。即ち、水平方向に長く形成し
た第1ハウジング11内に2つのクランプ具5が並べて
設けられる。各クランプ具5に対応させて、第1ハウジ
ング11の後面に中間ハウジング13と第2ハウジング
12とを順に固定してある。第2ハウジング12には、
前記の第1実施例と同様に、油圧シリンダ(ここでは図
示せず)とクランプ・アンクランプ状態検出装置45と
が付設される。第1ハウジング11は、8本のボルト3
によって固定台4に固定されている。符号6は金型であ
る。
【0041】なお、上記の検出装置45・45は対称に
配置することも可能である。また、多連式の油圧クラン
プはクランプ具5を3つ以上設けたものであってもよい
。この第3実施例によれば、第1ハウジング11を除い
て、クランプ具5・第2ハウジング12・中間ハウジン
グ13・油圧シリンダ・検出装置45などの構成部材を
共通部品化できるので、多連式油圧クランプの製作コス
トを低減できる。
【0042】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。油圧シリンダのシリンダ
穴をクランプ具のガイド穴の後側に前後方向に配置した
ので、シリンダ穴の周壁と端壁とがガイド穴の周壁から
後ろ上側へ突出することがなくなる。しかも、そのガイ
ド穴は、油圧力が作用しないので、その端壁を従来例の
油室の端壁よりも遥かに薄く造れる。従って、クランプ
ハウジングの高さを短縮して、油圧クランプの背丈を低
くできる。
【0043】クランプ状態においては、ガイド穴の周壁
とクランプ具との間に作用する摩擦力に加えて、押引用
操作部と被操作部との間にも摩擦力が作用し、これらの
摩擦力がクランプ保持力として機能するため、クランプ
具をクランプ位置に保持させる力が大きくなる。従って
、圧油漏れなどに起因してクランプ駆動用油室の油圧力
が低下したり消失した場合であっても、クランプ具をク
ランプ位置に強力に保持でき、金型等の被固定物のズレ
動きや落下事故を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の油圧クランプを示し、クランプ状
態を示す縦断側面図である。
【図2】その油圧クランプの平面図である。
【図3】その油圧クランプの背面図である。
【図4】その油圧クランプのアンクランプ状態を示す縦
断側面図である。
【図5】第2実施例の油圧クランプを示し、図1に相当
する図である。
【図6】第3実施例の多連式油圧クランプを示し、図2
に相当する図である。
【符号の説明】
2…クランプハウジング、2a…前面、5…クランプ具
、11…第1ハウジング、12…第2ハウジング、14
…連結具(ボルト)、16…ガイド穴、17…油圧シリ
ンダ、18…シリンダ穴、19…ピストン、30…押引
用操作部、31…係合用突出具、34…被操作部、35
…被係合用溝、45…クランプ・アンクランプ状態検出
装置、46a…検出部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  クランプハウジング(2)の前部内に
    クランプ具(5)のガイド穴(16)を後ろ上り傾斜状
    に形成するとともに、同上クランプハウジング(2)の
    後部内に油圧シリンダ(17)のシリンダ穴(18)を
    形成し、上記ガイド穴(16)に挿入したクランプ具(
    5)を上記シリンダ穴(18)に挿入したピストン(1
    9)によって上記クランプハウジング(2)の前面(2
    a)外へ油圧駆動する、クランプ具傾斜形油圧クランプ
    において、上記シリンダ穴(18)を前後方向へほぼ水
    平に形成して上記ガイド穴(16)に交差状に連通させ
    、上記ピストン(19)の前側部に押引用操作部(30
    )を設けるとともに前記クランプ具(5)に被操作部(
    34)を設け、その被操作部(34)を上記の押引用操
    作部(30)に上下方向へ相対移動自在に連結し、上記
    ピストン(19)によって押引用操作部(30)を前後
    方向へ移動させることにより、その押引用操作部(30
    )が被操作部(34)を介してクランプ具(5)を斜め
    方向へ駆動する、ことを特徴とするクランプ具傾斜形油
    圧クランプ。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載のクランプ具傾斜形油
    圧クランプにおいて、上記の押引用操作部(30)は、
    前記のピストン(19)に固定した係合用突出具(31
    )を備え、上記の被操作部(34)は、前記クランプ具
    (5)に形成した被係合用溝(35)を備え、上記の係
    合用突出具(31)を被係合用溝(35)に挿入したも
    の。
  3. 【請求項3】  請求項1又は2に記載のクランプ具傾
    斜形油圧クランプにおいて、上記シリンダ穴(18)を
    前記クランプハウジング(2)の後下部に配置し、上記
    の押引用操作部(30)をピストン(19)の前上部に
    設けるとともに、上記の被操作部(34)をクランプ具
    (5)の後下部に設けたもの。
  4. 【請求項4】  請求項3に記載のクランプ具傾斜形油
    圧クランプにおいて、上記シリンダ穴(18)の上外側
    かつガイド穴(16)の後外側にクランプ・アンクラン
    プ状態検出装置(45)を配置し、その検出部(46a
    )をクランプ具(5)の後部に後ろ側から対面させたも
    の。
  5. 【請求項5】  請求項1から4のいずれかに記載のク
    ランプ具傾斜形油圧クランプにおいて、前記クランプハ
    ウジング(2)が、ガイド穴(16)用の第1ハウジン
    グ(11)とシリンダ穴(18)用の第2ハウジング(
    12)とからなり、これら第1と第2のハウジング(1
    1)(12)同士を連結具(14)によって固定したも
    の。
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