JPH04269008A - バンドパスフィルタ - Google Patents

バンドパスフィルタ

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Publication number
JPH04269008A
JPH04269008A JP2966391A JP2966391A JPH04269008A JP H04269008 A JPH04269008 A JP H04269008A JP 2966391 A JP2966391 A JP 2966391A JP 2966391 A JP2966391 A JP 2966391A JP H04269008 A JPH04269008 A JP H04269008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
resonator
capacitor electrode
pattern
resonators
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2966391A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kawaguchi
正彦 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2966391A priority Critical patent/JPH04269008A/ja
Publication of JPH04269008A publication Critical patent/JPH04269008A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バンドパスフィルタ
に関し、特にたとえば200MHz以上の携帯電話やポ
ケットベルなどの高周波通信機器に用いられる、バンド
パスフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のバンドパスフィルタとし
ては、ストリップラインを用いたフィルタ,同軸誘電体
共振器を用いたフィルタあるいはSAWフィルタ等が知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ストリップラ
インを使用したフィルタの場合は、使用周波数が400
MHz程度に低くなると構造が大型化するのに加え、基
板裏面全面にアース電極を形成しなければならないので
、電極材料が増加してコスト高になるという問題点があ
った。
【0004】また、同軸誘電体共振器を用いたフィルタ
では、共振器自体が比較的高価である上に、共振器を単
に並列的に並べただけでは回路を構成しないので、別途
コンデンサ等の結合手段が必要になり、構造が複雑化し
、大型化する。しかも、組立作業に手間がかかるという
問題点があった。そして、SAWフィルタでは、ハーメ
チックシール用の金属ケースを用いる必要があり、した
がって構造的にコスト高になるという問題点があった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、小
型でかつ安価なバンドパスフィルタを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、各々が、誘
電体基板の両主面に互いに対向するようにコンデンサ電
極パターンを形成するとともに両主面にコンデンサ電極
パターンとそれぞれ導通するコイルパターンを形成し、
かつ誘電体基板の両主面のコイルパターンを互いに電気
的に接続して構成された等価的にLC並列回路で表され
る複数の共振器を、各共振器のコイルパターンを接近さ
せることによって互いに磁気的に結合し、かつ前記複数
の共振器のうち隣接する少なくとも1組の共振器を別の
コイルパターンによって結合した、バンドパスフィルタ
である。
【0007】
【作用】各々の共振器は、誘電体基板の両主面上に形成
されたコンデンサ電極パターンおよびコイルパターンに
よって、LC共振器として構成され、各共振器のコイル
パターンどうしを接近させることによって、各共振器が
相互誘導結合(M結合)される。また、隣接する少なく
とも1組の共振器はコイルパターンでL結合され、それ
によって、フィルタの中心周波数より高域側に極が作ら
れる。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、誘電体基板とその上
に形成した導体パターンとによってLC共振器を構成し
、各LC共振器をそれぞれコイルパターンどうしが接近
するように配置するだけでバンドパスフィルタを得るこ
とができる。したがって、各共振器自体が安価であるば
かりでなく、別のコイルパターンは導体パターンと同じ
ように形成しておくだけでコンデンサのような別の結合
手段が不要なので、構造が簡単でしかも組立が簡単で、
全体として、小型でしかも安価なバンドパスフィルタが
得られる。
【0009】また、L結合させることによって通過帯域
の高域側に極が作られるので、この種のバンドパスフィ
ルタに要求される高い尖鋭度(Q)を得ることができる
。そして、各共振器は集中定数素子によって構成される
ことになるので、コンデンサの容量等を単独で変更ある
いは調整することができ、フィルタ特性を容易に調整す
ることができる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1〜図3に示すこの実施例のバンドパスフ
ィルタ10は、第1の共振器12aおよびそれを挟むよ
うに配置される第2の共振器12bおよび第3の共振器
12cを含む。各共振器12a〜12cはたとえばFC
FR,FCVRまたはFRDR等からなる誘電体基板1
4を共有する。
【0012】第1の共振器12aは誘電体基板14の中
央部を含む。誘電体基板14の中央部表面には互いに連
続するコンデンサ電極パターン16aおよびコイルパタ
ーン18aが、中央部裏面には互いに連続するコンデン
サ電極パターン20aおよびコイルパターン22aが、
それぞれ所定の形状・サイズに、たとえば銀ペーストを
スクリーン印刷することによって形成される。
【0013】コンデンサ電極パターン16aとコンデン
サ電極パターン20aとは、誘電体基板14を挟んで互
いに対向して配置され、これによって、誘電体基板14
の誘電率εや厚みおよびコンデンサ電極パターン16a
および20aの対向面積等によって決まる容量値を有す
る図4で示すコンデンサC1 が形成される。コイルパ
ターン18aおよびコイルパターン22aは、誘電体基
板14に形成されたスルーホール24aを通して互いに
接続され、これによって、コイルパターン18aおよび
22aの線幅や長さ等によって決まるインダクタンス値
を有する図4で示すコイルL1 が形成される。
【0014】そして、第1の共振器12aの左右には、
前述の第2の共振器12bおよび第3の共振器12cが
それぞれ近接配置される。したがって、図4で表される
等価回路を有するバンドパスフィルタ10が構成される
。第2の共振器12bは、誘電体基板14の左部を含む
。誘電体基板14の左部表面には、互いに連続するコン
デンサ電極パターン16bおよびコイルパターン18b
が形成され、左部裏面には、互いに連続するコンデンサ
電極パターン20bおよびコイルパターン22bが形成
される。さらに、誘電体基板14の左部表面には、コン
デンサ電極パターン20bと平面的に対向するように別
のコンデンサ電極パターン26が形成される。
【0015】この第2の共振器12bにおいては、コン
デンサ電極パターン16bおよび20bが互いに対向し
、これによって、図4で示すコンデンサC2が形成され
、また、スルーホール24bを通して互いに接続された
コイルパターン18bおよび22bによって図4で示す
コイルL2 が形成される。そして、コンデンサ電極パ
ターン20bおよび26によって図4で示すコンデンサ
C3 が形成される。なお、このコンデンサC3 は、
入力(または出力)とのインピーダンスマッチング用コ
ンデンサとして機能する。
【0016】一方、第3の共振器12cは、誘電体基板
14の右部を含む。誘電体基板14の右部表面には、互
いに連続するコンデンサ電極パターン16cおよびコイ
ルパターン18cが形成され、右部裏面には、互いに連
続するコンデンサ電極パターン20cおよびコイルパタ
ーン22cが形成される。さらに、誘電体基板14の右
部裏面には、コンデンサ電極パターン16cと平面的に
対向するように別のコンデンサ電極パターン28が形成
される。
【0017】この第3の共振器12cにおいては、コン
デンサ電極パターン16cおよび20cが互いに対向し
、これによって、図4で示すコンデンサC4が形成され
、また、スルーホール24cを通して互いに接続された
コイルパターン18cおよび22cによって図4で示す
コイルL3 が形成される。そして、コンデンサ電極パ
ターン16cおよび28によって図4で示すコンデンサ
C5 が形成される。なお、コンデンサC5 は、出力
(または入力)とのインピーダンスマッチング用コンデ
ンサとして機能する。
【0018】なお、各共振器において誘電体基板14の
両面に形成されたコイルパターンは、必ずしもスルーホ
ールによって接続される必要はなく、たとえば誘電体基
板14の端面を回り込んで接続されてもよい。共振器1
2a〜12cは、図1〜図3からよくわかるように、各
共振器のコイルパターンが互いに近接するようにして配
置される。すなわち、第2の共振器12bの表面のコイ
ルパターン18bと第1の共振器12aの裏面のコイル
パターン22aとが接近し、第1の共振器12aの表面
のコイルパターン18aと第3の共振器12cの裏面の
コイルパターン22cとが接近するように配置される。 したがって、図4に示すように隣接する2つの共振器が
、相互誘導(M)により結合される。なお、誘電体基板
14を用いているので、隣接する2つの共振器は図4中
CSで模式的に示すように容量的にも結合されることに
なる。
【0019】また、誘電体基板14の表面には、コンデ
ンサ電極パターン16aとコンデンサ電極パターン16
bとを接続するコイルパターン30が形成され、これに
よって、図4で示すコイルL4 が形成される。したが
って、第1の共振器12aと第2の共振器12bとは、
コイルL4 によっても結合(L結合)される。そして
、共振器12bのコンデンサ電極パターン26には、そ
の一方が入力(または出力)側回路と接続されるリード
端子32の他方端が接続され、共振器12cのコンデン
サ電極パターン28には、その一方端が出力(または入
力)側回路と接続されるリード端子34の他方端が接続
される。さらに、共振器12a〜12cのそれぞれのコ
ンデンサ電極パターン16aおよび16bならびに20
cには、接地用リード端子36および38ならびに40
がそれぞれ接続される。
【0020】実験によれば、たとえば図5のグラフに示
すような周波数特性が得られた。すなわち、この実施例
によれば、通過帯域の高周波側に極が作られ、これによ
って、急峻な特性が得られ、高い尖鋭度(Q)が得られ
る。なお、コイルL4 (図4)を形成しない場合には
、図6に示すようにQは小さい。この実施例によれば、
各共振器を誘電体基板および導体パターンで形成し、隣
接する共振器間を主として磁気結合しているので、構造
が非常に簡単であり、全体として、小型にしかも安価に
製造できる。
【0021】また、共振器間隔L(図1)を変えること
によって結合の度合いを変更でき、これによって、バン
ドパスフィルタ10の通過帯域幅を調整できる。すなわ
ち、間隔Lを狭くすると帯域幅が広くなり、間隔Lを広
くすると帯域幅が狭くなる。なお、この実施例では、共
振器が3個用いられているが、2個もしくは4個以上用
いられてもよい。そして、コイルパターン30(コイル
L4 )は、隣接する任意の共振器間に形成されればよ
く、また、隣接する2組以上の共振器間に形成されても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の実施例の正面図である。
【図3】図1の実施例の底面図である。
【図4】図1〜図3の実施例の等価回路を示す回路図で
ある。
【図5】図1〜図3の実施例の周波数特性を示すグラフ
である。
【図6】図1〜図3の実施例においてコイルL4 を形
成しない場合の周波数特性を示すグラフである。
【符号の説明】
10                       
               …バンドパスフィルタ 12a〜12c                  
          …共振器14         
                         
    …誘電体基板 16a〜16c,20a〜20c,26,28…コンデ
ンサ電極パターン 18a〜18c,22a〜22c,30      …
コイルパターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々が、誘電体基板の両主面に互いに対向
    するようにコンデンサ電極パターンを形成するとともに
    前記両主面に前記コンデンサ電極パターンとそれぞれ導
    通するコイルパターンを形成し、かつ前記誘電体基板の
    両主面の前記コイルパターンを互いに電気的に接続して
    構成された等価的にLC並列回路で表される複数の共振
    器を、各共振器の前記コイルパターンを接近させること
    によって互いに磁気的に結合し、かつ前記複数の共振器
    のうち隣接する少なくとも1組の共振器を別のコイルパ
    ターンによって結合した、バンドパスフィルタ。
JP2966391A 1991-02-25 1991-02-25 バンドパスフィルタ Withdrawn JPH04269008A (ja)

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