JPH04268489A - 高速増殖炉の炉心及び使用する燃料集合体、制御棒集合体並びに超ウラン元素廃棄物の消滅方法 - Google Patents

高速増殖炉の炉心及び使用する燃料集合体、制御棒集合体並びに超ウラン元素廃棄物の消滅方法

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JPH04268489A
JPH04268489A JP3029788A JP2978891A JPH04268489A JP H04268489 A JPH04268489 A JP H04268489A JP 3029788 A JP3029788 A JP 3029788A JP 2978891 A JP2978891 A JP 2978891A JP H04268489 A JPH04268489 A JP H04268489A
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JP
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fuel
core
tru
fast breeder
transuranic
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Koji Fujimura
幸治 藤村
Katsuyuki Kawashima
克之 川島
Kunitoshi Kurihara
栗原 国寿
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は高速増殖炉に係り、特に
超ウラン元素廃棄物の消滅方法に関する。
【従来の技術】原子炉の使用済み燃料に含まれる高レベ
ル放射性廃棄物の中で超ウラン元素(Np,Pu,Am
,Cmの同位体元素、Transuranium:以下
、TRUと称す)は、半減期が100万年程度と極めて
長いものである。我が国では、この高レベル放射性廃棄
物をガラス固化体に封じ込めて地層処分とすることを基
本的な方針としているが、半減期が極めて長いという上
述の理由で、管理上、不確定性が大きい。上記の対策と
しては、使用済み燃料の中からTRUを分離して原子炉
炉心に装荷し、炉心の中性子を利用して半減期の短い核
種に核変壊する方法が検討されている。また、TRUを
高速増殖炉(以下、FBRと称す)に装荷してTRUを
消滅させる方法が考えられている。TRUの主要な核的
な特徴は、核分裂反応が中性子エネルギーの数百KeV
にしきい値を持つしきい反応であることと、中性子捕獲
断面積が共鳴領域から1MeV以下までの中性子エネル
ギー領域においては238Uに比べて2〜10倍大きい
ことである。したがって、TRUをFBRに装荷した場
合は、高エネルギー領域における中性子の核分裂効果に
よって、燃料物質としての利用をはかった上で、TRU
消滅を実現させることができる。TRUをFBRに装荷
する方法は、例えば特開平2−184792号公報に開
示されている。この方法では、FBRの炉心を内側と外
側に分けて、TRUの同位体組成を領域間で変えること
によって炉心径方向の出力分布の平坦化をはかっている
。なおこの種の装置の関連技術としては特開平1−26
3591号公報に開示されている。
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術を実現す
るためには、使用済み燃料の再処理工程において、TR
Uを他の重金属元素(U,Pu)と分離した後、更にT
RUの同位体組成比を変えるための新しい工程が必要と
なり、TRUを富化する燃料集合体の数及び種類が多数
必要となる。本発明の目的は、TRUを富化する燃料集
合体の数及び種類を増やさずに、出力分布の平坦化とT
RUの消滅をはかることのできる炉心燃料とその方法を
提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的は、次の手段に
より解決することができる。 (1)高速増殖炉の炉心において、核分裂性物質を充填
した多数個の燃料集合体、複数個の制御棒集合体,燃料
親物質に超ウラン元素を富化して得られる物質で構成さ
れる複数個の超ウラン元素混入燃料集合体を有すること
。 (2)(1)において、超ウラン元素混入燃料集合体を
非均質に炉心中央部分に配設すること。 (3)(2)において、超ウラン元素混入燃料集合体の
上端部分を中性子吸収材により構成させること。 (4)高速増殖炉の燃料集合体において、燃料親物質に
超ウラン元素を富化して得られる物質で構成される複数
個の超ウラン元素混入燃料棒と、それらの燃料棒を取り
囲むラッパ管とで構成されてあること。 (5)高速増殖炉の制御棒集合体において、制御棒の先
端部に燃料親物質に超ウラン元素混合燃料領域を有する
こと。 (6)高速増殖炉の炉心において、核分裂性物質を充填
した多数個の燃料集合体及び複数個の制御棒集合体のほ
かに、燃料親物質に超ウラン元素を富化して得られる物
質からなる複数個の超ウラン元素混入燃料集合体を装荷
して構成される燃料を燃焼させることにより超ウラン元
素廃棄物を消滅させる方法を用いること。
【作用】図2は、電気出力1000MWe級の大型FB
Rの混合酸化物燃料、すなわちMOX(=PuO2+U
O2)燃料〔以下、MOX燃料と称す〕と、表1に示す
軽水炉(1000MWe、取出し燃焼度33GWd/t
)の使用済み燃料から取り出したTRUをMOX燃料に
富化して得られる燃料の中性子無限増倍率(k∞)と燃
焼度依存性との関係を示した図である。TRUの富化度
が大きくなるにつれて、燃焼初期のk∞は小さく、逆に
燃焼が進んだ時点のk∞は大きくなっている。これは、
TRUを混入すると燃焼初期において、TRUの約80
%を占める237Npの中性子捕獲断面積が238Uよ
りも大きいことと、捕獲反応で核分裂性核種238Pu
,239Puが生成され、増殖比が増加する効果に起因
している。
【表1】 次に、炉心がMOX燃料よりなる炉心領域と燃料親物質
(例えば劣化ウラン)にTRUを富化したTRU混入燃
料集合体よりなるTRU混入領域とから構成される場合
の作用について説明する。図3は、電気出力1000M
We級の大型FBRにおいて、炉心燃料の7%をTRU
混入燃料集合体とした場合の炉心燃料領域とTRU混入
領域における中性子生成反応率と中性子吸収反応率の比
率(η)の燃焼度依存性を示した図である。TRUを混
入した場合の炉心平均のPu富化度は18.3%、TR
U富化度は5%である。この図からわかるようにTRU
混入領域のη値32は燃焼初期には0.5と小さいが燃
焼が進むにつれて大きくなり、160GWd/t程度で
炉心燃料のη値31とほぼ同じになっている。この理由
は、上述のように、TRU混入燃料集合体中のTRU約
80%を占める237Npの燃焼初期における中性子捕
獲と、それに伴って増殖比が増加することによる。更に
、本発明では、燃料装荷時においてTRU混入燃料集合
体内にはPuが存在せず、  238Uによる中性子捕
獲反応による炉心の反応度低減効果が支配的であるため
に、ηが1を大きく下回っている。図4に、本発明のT
RU混入燃料集合体を非均質装荷した場合41とTRU
混入燃料集合体を炉心燃料に均質に装荷した場合42の
燃料格子の中性子無限増倍率(k∞)の燃料度依存性を
比較して示す。いずれの場合も炉心平均の富化度は約1
8%、TRUの富化度は5%である。燃焼初期において
は、TRU非均質装荷の場合の方がTRU均質装荷の場
合より中性子無限増倍率(k∞)がわずかに大きくなる
が、運転サイクル末期にはほぼ同じ反応度特性が得られ
ている。また、図5はTRU混入燃料集合体内のTRU
富化度を変えた場合のTRU混入燃料集合体の出力密度
と炉心平均の出力密度の比の燃焼度依存性を示したもの
である。この図からわかるように、例えば炉心平均のT
RU富化度を7%とした場合、燃焼初期におけるTRU
混入燃料集合体の出力密度は炉心平均の出力密度の半分
以下に抑えられている。以上のような作用を示すので、
本発明になるTRU混入燃料集合体を出力ピークが発生
する位置に配置することによって、炉心の余剰反応度を
低減し、かつ出力分布の平坦化をはかることができる。
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。なお、本
発明で使用するTRUは電気出力1000MWe級の軽
水炉から燃焼度33GWd/tで取り出された使用済み
燃料を再処理して得られる表1で示した組成のものを用
いた。図1に、本発明になる第1の実施例の炉心横断面
図を示す。炉心の電気出力は1000MWe級、運転期
間は12ケ月、燃料の取出し燃焼度は100GWd/t
である。図1において、11は炉心、12は炉心燃料集
合体、13はTRU混入燃料集合体、14は制御棒集合
体、15は半径方向ブランケット燃料集合体を示してい
る。すなわち、炉心11は306体の炉心燃料集合体1
2,48体のTRU燃料集合体13、13体の制御棒集
合体14及び150体の半径方向ブランケット集合体1
5とから構成されている。炉心燃料集合体12のプルト
ニウム富化度は21%、TRU混入燃料集合体13は燃
料親物質であるウラン238を主成分とする燃料親物質
にTRUを74%富化してある。炉心平均のプルトニウ
ム富化度は約18%、炉心平均のTRU富化度は約10
%である。なお、本実施例の場合、TRU消滅量は1年
当たり約370kgとなり、同出力規模の軽水炉14.
6基から発生する廃棄物TRUを毎年消滅処理できるこ
とに相当する。本実施例を、同量のTRU炉心の全ての
燃料集合体にTRUを装荷する同出力規模の炉心と比べ
ると、TRUを混入する燃料集合体は個数にして約1/
7に削減される。TRU混入燃料集合体を用いる場合放
射線遮蔽及び除熱対策等について通常のMOX燃料集合
体を用いる場合と比べて特別な製造,加工及び貯蔵施設
が必要となるので、本実施例によって大幅なコスト低減
がはかれる。図6に、本実施例の炉心の燃料集合体軸方
向積算出力の相対値の炉心半径方向分布を示す。この図
において、61は全ての燃料集合体にTRUを均質に装
荷した場合の出力分布、62は本発明の第1の実施例の
出力分布、63,64はそれぞれ本発明の場合のTRU
混入領域及び炉心燃料領域、65は半径方向ブランケッ
ト燃料集合体領域をそれぞれ示している。比較のために
、全ての燃料集合体にTRUを均質に装荷した炉心の出
力分布61を示したが、本発明により一種類の炉心燃料
集合体及び一種類のTRU混入燃料集合体によって出力
分布の平坦化をはかることができる。これは図5に示し
たように、TRU混入燃料集合体の出力密度が炉心平均
の70%程度と小さくなっていることによる。一般にT
RUを混入すると燃料の熱伝導率が小さくなるので熱的
余裕は小さくなるが、本発明では上述の理由によりTR
U均質装荷の場合に比べてTRU混入燃料集合体の熱的
余裕が30%程度向上し、運転余裕が増加する。また、
TRU混入燃料集合体の出力が炉心燃料集合体の出力よ
りも低く抑えられるので、スクラム失敗冷却材流量喪失
事象(以下、ULOFと称す)又はスクラム失敗過渡過
出力事象(以下、UTOPと称す)等の異常な過渡変化
時にTRU混入燃料集合体の中を流れるナトリウムの沸
騰に対する余裕は前述のTRU均質装荷法の場合よりも
大きい。したがって、異常な過途変化時に炉心に投入さ
れる正の反応度は、従来発明(特開平2−184792
号公報参照)と比べて小さく、安全性は高い。また、本
発明のように、ウラン238を主成分とする燃料親物質
にTRUを混入した燃料集合体の反応度は、図3のTR
U混入燃料集合体のη値32からわかるように燃焼初期
には負で、燃焼とともに大きくなる。したがって、燃焼
初期の余剰反応度は小さくなり、反応度制御に要する制
御棒本数を減らすことができる。一方、従来の発明(特
開平1−263591号公報参照)では、制御棒に付設
してあるTRU領域の反応度価値は正であるので、中性
子吸収材(B4C)を炉心に挿入する反応度制御を併用
する必要があり、本発明の方が制御棒操作が簡素化でき
る。本発明になる第2の実施例を図7及び図8を用いて
説明する。図7,図8は、それぞれ本発明になる第2の
実施例を示す電気出力1000MWeの大型FBRにT
RUを非均質装荷した炉心の横断面図及び説明図である
。これらの図において、81は軸方向ブランケット、8
2は炉心燃料領域、83はTRU領域、84はB4C領
域、85はガスプレナム領域を示している。そのほかは
前出の符号である。本実施例は、中性子吸収材であるB
4Cを充填した領域84と、ガスプレナム領域85とか
ら構成される12本の制御棒集合体14と、B4C領域
84の先端に炉心燃料領域82と同じ長さのTRU領域
83を配置した構成をもつ25体のTRU混入燃料集合
体13、更に354体の炉心燃料集合体12から構成さ
れている。TRU混入燃料集合体13において、親物質
燃料(劣化ウラン)にはTRUを75%富化し、また炉
心燃料集合体のプルトニウム富化度は19.6%である
。炉心平均のTRU及びプルトニウム富化度はそれぞれ
5%,18.3%となっている。本実施例では、TRU
混入燃料集合体13は炉心燃料領域82に出し入れ可能
となっており、運転時にはTRU領域83を炉心燃料領
域82内に挿入し、またスクラム時にはB4C領域84
を炉心燃料領域82内に挿入して炉停止をはかることが
できる。TRUを装荷しないFBRの場合やTRUを炉
心燃料に均質装荷する場合に比べて、本来出力が生じな
い制御棒集合体の位置に配置されているTRU混入燃料
集合体13のTRU領域83の出力密度は、運転サイク
ル初期において図5に示したように炉心平均の50%程
度となる。したがって、本実施例における炉心平均出力
密度は、制御棒集合体領域で出力の発生することがない
炉心の場合と比べて3.4%小さくなり、出力密度に余
裕が生じ、炉心燃料集合体12を12体削減することが
できる。図7及び図8は、TRU混入燃料集合体13の
ほかに、制御棒集合体14を併用して炉心の制御・運転
を行う場合の例を示しているが、制御棒集合体14の代
りにTRU混入燃料集合体13のみを用いることも可能
である。FBRの安全性を考える上で、ULOF又はU
TOP等の発生時に冷却材であるナトリウムが沸騰して
ボイドが発生した場合に炉心に投入される反応度(ナト
リウムボイド反応度)が重要となる。一般に、FBRの
炉心にTRUを混入すると、ナトリウム喪失時における
中性子エネルギーの高エネルギー側へのシフトに伴うT
RUの中性子捕獲断面積の減少と高速核分裂効果によっ
て、ナトリウムボイド反応度は正側に大きくなる。した
がって、本実施例と同量のTRUを炉心に均質に装荷し
た場合と、本実施例の場合のナトリウムボイド反応度を
、TRU存在量が最も多い燃焼初期で比較してみた。そ
の結果、前述のように、TRUを非均質に装荷する本実
施例では、燃焼初期にTRU混入燃料集合体13の出力
密度は炉心平均値の約50%と小さいので、ボイドは炉
心燃料領域82のみで発生するのに対し、TRUをすべ
ての炉心燃料に均質に装荷した場合にはTRU装荷燃料
領域でボイドが発生する。このような条件下では、本実
施例の場合のナトリウムボイド反応度はTRU均質装荷
の場合に比べてその絶対値を約30%低減することがで
きる。また本実施例によるTRU消滅量は、1年当たり
約240kgとなり、同出力規模の9.5基の軽水炉か
ら発生する廃棄物TRUを毎年消滅処理できることに相
当する。本発明になる第3の実施例は、図1で示した第
1の実施例に図7及び図8で示した第2の実施例を組合
せた場合である。すなわち、炉心燃料集合体12と同様
のTRU混入燃料集合体13と、運転期間中に炉心内に
出し入れ可能で制御棒集合体14としての役割を果たせ
るTRU混入燃料集合体13を組み合わせて炉心の出力
分布を平坦化することもできる。以上の実施例では、軽
水炉の使用済み燃料から取り出された組成をもつ超ウラ
ン元素を使用しているが、FBRの使用済み燃料から取
り出された組成をもつ超ウラン元素を使用しても同様の
効果が得られる。
【発明の効果】本発明によれば、TRU混入燃料集合体
の数をTRUを均質装荷する場合に比べて大幅に削減で
き、燃料集合体の製造コストの低減を実現することがで
きる。また一種類の炉心燃料集合体と炉心中央部分に多
く装荷したTRU混入燃料集合体により炉心の半径方向
出力分布を平坦化することができる。更に、TRU混入
燃料集合体の出力密度は、燃焼初期において炉心燃料の
50%程度に抑えられるので制御棒として利用でき、ま
た本発明の場合と同量のTRUを全ての炉心燃料集合体
に均質に装荷した場合に比べて、ナトリウムボイド反応
度の絶対値を約30%低減でき、安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の横断面図である。
【図2】中性子無限増倍率の燃焼度依存性を示す特性図
である。
【図3】中性子生成反応率と中性子吸収反応率との比率
(η)の燃焼度依存性を示す特性図である。
【図4】中性子無限増倍率の燃焼度依存性を示す特性図
である。
【図5】TRU混入燃料の出力密度と炉心平均出力密度
との比の炉心燃焼度依存性を示す特性図である。
【図6】燃料集合体軸方向積算出力の炉心半径方向分布
に関する図である。
【図7】本発明の第2の実施例の横断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例の説明図である。
【符号の説明】
11  炉心 12  炉心燃料集合体 13  TRU混入燃料集合体 14  制御棒集合体 15  半径方向ブランケット燃料集合体61  炉心
燃料にTRUを均質に装荷した場合の出力分布 62  本発明の第1の実施例の出力分布63  TR
U混入領域 64  炉心燃料領域 65  半径方向ブランケット領域 81  軸方向ブランケット 82  炉心燃料領域 83  TRU領域 84  B4C領域 85  ガスプレナム領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  核分裂性物質を充填してなる多数個の
    燃料集合体、複数個の制御棒集合体,燃料親物質に超ウ
    ラン元素を富化して得られる物質で構成される複数個の
    超ウラン元素混入燃料集合体を有してなることを特徴と
    する高速増殖炉の炉心。
  2. 【請求項2】  前記高速増殖炉の運転期間中において
    、前記超ウラン元素混入燃料集合体を前記炉心内に出し
    入れさせる手段を有してなる請求項1記載の高速増殖炉
    の炉心。
  3. 【請求項3】  前記超ウラン元素混入燃料集合体の上
    端部分が中性子吸収材により構成されてなる請求項2記
    載の高速増殖炉の炉心。
  4. 【請求項4】  燃料親物質に超ウラン元素を富化して
    得られる物質で構成される複数個の超ウラン元素混入燃
    料棒と該複数個の超ウラン元素混入燃料棒を取り囲むラ
    ッパ管により構成されることを特徴とする高速増殖炉の
    燃料集合体。
  5. 【請求項5】  制御棒の先端部に燃料親物質に超ウラ
    ン元素を富化して得られる物質で構成される超ウラン元
    素混入燃料領域を有してなることを特徴とする高速増殖
    炉の制御棒集合体。
  6. 【請求項6】  高速増殖炉の炉心において、核分裂性
    物質を充填してなる多数個の燃料集合体及び複数個の制
    御棒集合体のほかに、燃料親物質に超ウラン元素を富化
    して得られる物質からなる複数個の超ウラン元素混入燃
    料集合体を装荷して構成される燃料を燃焼させることに
    より、超ウラン元素廃棄物を消滅させることを特徴とす
    る超ウラン元素廃棄物の消滅方法。
JP3029788A 1991-02-25 1991-02-25 高速増殖炉の炉心及び使用する燃料集合体、制御棒集合体並びに超ウラン元素廃棄物の消滅方法 Pending JPH04268489A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2712724A1 (fr) * 1993-11-17 1995-05-24 Doryokuro Kakunenryo CÓoeur de réacteur à neutrons rapides.
JP2008216009A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 高速炉の炉心及び高速炉の燃料取り扱い方法
CN103474097A (zh) * 2012-06-06 2013-12-25 中国核动力研究设计院 高快中子注量率堆芯

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