JPH04268102A - 触媒燃焼装置 - Google Patents

触媒燃焼装置

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Publication number
JPH04268102A
JPH04268102A JP2613191A JP2613191A JPH04268102A JP H04268102 A JPH04268102 A JP H04268102A JP 2613191 A JP2613191 A JP 2613191A JP 2613191 A JP2613191 A JP 2613191A JP H04268102 A JPH04268102 A JP H04268102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst layer
layer
catalyst
catalytic
main catalyst
Prior art date
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Pending
Application number
JP2613191A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Hosaka
正人 保坂
Hirohisa Kato
博久 加藤
Hironao Numamoto
浩直 沼本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2613191A priority Critical patent/JPH04268102A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Combustion Of Fluid Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体燃料または液体燃
料を触媒燃焼させて加熱、暖房、乾燥等を行う触媒燃焼
装置にかかり、特に、排ガス浄化特性に優れた触媒燃焼
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、気体燃料または液体燃料を触媒燃
焼させて加熱、暖房、乾燥等を行う触媒燃焼装置は図4
に示したような構成が一般的であった。
【0003】以下、その構成について図4を参照しなが
ら説明する。図4に示すように、燃料および空気は燃料
タンク1に設けられたポンプ2およびファン3により気
化室4に供給され、燃料は気化室4内で気化して空気と
混合された後1次燃焼部5に流入し、点火装置6により
点火され火炎が形成される。高温の燃焼排ガスは触媒層
7を経て排気口8から排出されるが、その間に触媒層7
を加熱昇温させる。触媒層7が触媒燃焼を行うのに十分
な温度に達したことが検出されると(検出部は図示せず
)ポンプ2は停止され、1次燃焼部5の火炎は消滅され
る。この後、再度ポンプ2を作動させて燃料が供給され
ると、1次燃焼部5においては火炎は形成されずに予混
合ガスのまま、燃料は触媒層7に流入する。ここで、触
媒層7は十分温度が上昇しているので触媒燃焼を開始し
、完全燃焼が行われる。触媒燃焼は触媒層7の上流側表
面で専ら進行するからその部分は輻射放熱体となり、ガ
ラス窓9を透過して全面に輻射放熱される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の触媒
燃焼装置では、空気と予混合された燃料が触媒層7にお
いて酸化反応し、反応熱とともに二酸化炭素や水を発生
する。このときに発生した熱量が加熱・暖房・乾燥に利
用される。従って触媒反応は非常に高温状態で行われる
ので触媒の活性の熱的劣化を避けることはできず、経時
変化とともに触媒の活性が低下し、燃料は完全燃焼でき
ずにその一部のHCや中間生成物特にCOが発生すると
いう問題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、不完
全燃焼を防止して長期間に亘り正常な排ガス浄化特性を
維持することができる触媒燃焼装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、燃焼を行う主触媒層と、前記主触媒層の
下流側に配設れさた排ガスの浄化を行う補助触媒層とを
備え、前記主触媒層は、基体と、前記基体の面に形設さ
れ触媒金属を均一に担持した被覆層とを有してなり、前
記補助触媒層は、基体と、前記基体の表面に形設され触
媒金属を表層部に担持した被覆層とを有して構成したも
のである。
【0007】
【作用】本発明は、上記した構成により、主触媒層は触
媒金属を均一に分散して担持する被覆層を有しているこ
とにより、高温乾燥による触媒金属の粒成長を抑制する
ことができ、触媒の熱的劣化を防止することができる。
【0008】さらに、補助触媒層は触媒金属を表層部に
担持する被覆層を有していることにより、表層部の触媒
の高密度化で触媒活性が向上し、低温、低濃度の燃焼ガ
スを確実に浄化することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1から図
3を参照しながら説明する。
【0010】図に示すように、10は燃料タンク、11
は燃焼を気化室(以下、混合室という)13に供給する
燃料供給用ポンプ、12は混合室13に給気する送風用
ファンである。混合室13には加熱用ヒータ(図示せず
)が設けられている。混合室13下流側には1次燃焼部
14が備えられ、その近傍に点火装置15が設けられて
いる。1次燃焼部14の下流側、つまり、混合室13の
下流側には主触媒層16、と補助触媒層17とを有する
2次燃焼部18が設けられている。2次燃焼部18は主
触媒層16と、その下流側に設けられた補助触媒層17
で形成され、排気口19へと連通している。
【0011】上記構成において、燃料および空気は燃料
供給用ポンプ11および送風用ファン12によって混合
室13に供給され、燃料は混合室13で気化して空気と
混合された後に1次燃焼部14に流入し、点火装置15
により点火され火炎が形成される。高温の燃焼排ガスは
主触媒層16を加熱昇温させ、主触媒層16が触媒燃焼
を行うのに充分な温度に達したことが検出されると(検
出部は図示せず)燃料供給ポンプ11は停止され、1次
燃焼部14の火炎は消滅される。この後、再度燃料供給
ポンプ11を作動させて混合室13に燃料が供給される
と、1次燃焼部14においては火炎は形成されずに予混
合ガスのまま主触媒層16に流入し、主触媒層16で触
媒燃焼が開始される。
【0012】このとき、主触媒層16の周縁部等の低温
部分や、予混合気の過濃混合気あるいは過希薄混合気と
接触した部位では、予混合気は完全燃焼できずにHCや
COが発生する。
【0013】これに対して本実施例では主触媒層16下
流側に補助触媒層17を設けているために、主触媒層1
6における燃焼ガス中に含まれるHCやCOを補助触媒
層17で完全反応させて浄化し、排出口19から排出さ
せることができる。
【0014】また、触媒燃焼器においては触媒反応は非
常な高温状態で進行するので触媒の熱的劣化を避けるこ
とは難しくなる。
【0015】これに対して本実施例では、触媒の燃焼部
を2つの部分に分割している。すなわち、燃焼の大部分
を行う高温の主触媒層16と主触媒層16で燃焼しきれ
なかったHCやCOを燃焼する低温の補助触媒層17に
分割されている。
【0016】ところで、一般に触媒金属20が粒成長す
ると触媒活性が低下することが知られており、触媒金属
20の粒成長を制御すれば、触媒の耐熱性を向上するこ
とができる。そのためには触媒金属20を被覆層21に
均一に分散して担持させると非常に効果的である。
【0017】そこで、本実施例では、主触媒層16は高
比表面積を有するセラミック粉末たとえば活性アルミナ
とか希土類を添加したアルミナからなる被覆層21にあ
らかじめ白金やパラジウムなどの触媒金属20を担持さ
せた後、被覆層21をセラミックのハニカム体などの基
体22の表面に被着している。したがって図2に示すよ
うに、主触媒層16においては、触媒金属20は被覆層
21に均一に分散して担持される。
【0018】これにより、主触媒層16は高温で燃焼し
ても触媒金属20の粒成長を防止することができ、主触
媒層16の熱的劣化を防止することができる。
【0019】これに対して補助触媒層17は、あらかじ
め基体22の表面に被覆層24を被着した後、触媒金属
23を担持させている。したがって図3に示すように、
補助触媒層17においては、触媒金属23は被覆層24
の表層部、つまり、燃焼ガスの流路表面部に担持される
【0020】これにより、補助触媒層17は主触媒層1
6に比べて流路表面部での触媒金属20の量が増加して
いるから、触媒活性は向上し、主触媒層16で処理でき
なかったHCやCOを補助触媒層17で確実に浄化する
ことができる。
【0021】なお、補助触媒層17は主触媒層16に比
べて触媒金属20の分散性が悪いために耐熱性は劣るが
、補助触媒層17は主触媒層16のように高温で燃焼す
る必要性がなく、主触媒層16のような耐熱性は要求さ
れないので熱的劣化による活性低下の問題はない。
【0022】このように本発明の実施例の触媒燃焼装置
によれば、燃焼部18を燃料の大部分を高温で燃焼する
主触媒層16と主触媒層16で処理しきれなかったCO
やHCを低温で浄化する補助触媒層17とに分割し、主
触媒層16には触媒金属20を均一に分散して担持させ
た被覆層21を被着したことにより、主触媒層16の耐
熱性を向上させることができる。さらに、補助触媒層1
7には触媒金属23を表層部、つまり、燃焼ガスの流路
表面部に担持させた被覆層24を被着したことにより、
補助触媒17の触媒活性を向上させることができ、不完
全燃焼を防止して長期間に亘り正常な排ガス浄化特性を
維持することができるという効果がある。
【0023】なお、上記した実施例は石油を燃料とする
触媒燃焼装置について説明したが、ガスを燃料とするも
のについても同様な結果が得られており、燃料種を限定
するのものではない。また、触媒体の材質や形状等によ
っても大きな差異はなく、セラミック繊維の編組体や金
属ハニカム体を用いても同様な結果が得られている。
【0024】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
、本発明によれば、燃焼部に主触媒層と補助触媒層を設
け、主触媒層を基体とこの基体の表面に被着され触媒金
属を均一に担持した被覆層とで形成し、補助触媒層を基
体とこの基体の表面に被着され触媒金属を表層部に担持
した被覆層とで形成したことにより、不完全燃焼を防止
して長期間に亘り正常な排ガス浄化特性を維持すること
ができる優れた触媒燃焼器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の触媒燃焼装置の構成を示す
側断面図
【図2】同触媒燃焼装置の主触媒層の要部の側断面図

図3】同触媒燃焼装置の補助触媒層の要部の側断面図

図4】従来例の触媒燃焼装置の構成を示す側断面図
【符号の説明】
13  混合室 16  主触媒層 17  補助触媒層 20,23  触媒金属 21,24  被覆層 22  基体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料と空気を混合する混合室と、前記混合
    室の下流側に配設された多数の連通孔を有する主触媒層
    と、前記主触媒層の下流側に配設された多数の連通孔を
    有する補助触媒層とを備え、前記主触媒層は基体と前記
    基体の面に被着され触媒金属を均一に担持した被覆層と
    を有してなり、前記補助触媒層は基体と前記基体の面に
    被着され触媒金属を表層部に担持した被覆層とを有して
    なる触媒燃焼装置。
JP2613191A 1991-02-20 1991-02-20 触媒燃焼装置 Pending JPH04268102A (ja)

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