JPH0426765B2 - - Google Patents

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JPH0426765B2
JPH0426765B2 JP61187738A JP18773886A JPH0426765B2 JP H0426765 B2 JPH0426765 B2 JP H0426765B2 JP 61187738 A JP61187738 A JP 61187738A JP 18773886 A JP18773886 A JP 18773886A JP H0426765 B2 JPH0426765 B2 JP H0426765B2
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Yoshifumi Mochinaga
Shoji Takeda
Masaru Ono
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Toshiba Corp
Railway Technical Research Institute
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Toshiba Corp
Railway Technical Research Institute
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は中性点直接接地の三相送電系統におい
て使用され、特に二相側を改良した三相二相変換
用変圧器に関する。
(従来の技術) 高速電気車に電力を供給するための、き電用変
圧器には第12図に示すような変形ウツドブリツ
ジ結線と呼ばれる三相二相変換用変圧器1と昇圧
用変圧器2とで構成されたものが使用されてい
る。この三相二相変換用変圧器1は1次巻線が星
形結線であり、三相電相E1で受電し、2次巻線
はV相を並列接続した二重三角結線である。
この2次巻線の1組の出力端子ac間の電圧を
E2とすれば、もう1組の出力端子b′d′間の電圧は
E2/√3となり、端子ac間と端子b′d′間の電圧の
位相差は90度となつている。
昇圧用変圧器2は入力端子b′d′間の電圧E2/√
3を昇圧し、出力端子bd間に電圧E2を発生させ
る単巻変圧器である。
この変形ウツドブリツジ結線変圧器方式では、
1次中性点0が直接接地できるので超高圧送電系
統からも直接受電ができ、1次巻線の絶縁が大幅
に低減できる利点がある。しかし、三相二相変換
用変圧器1のほかに昇圧用変圧器2が必要となる
ため、大形化し、製造価格が高くなり、かつ、広
い設地場所と多額の工事費が必要となる欠点があ
る。
次に2次側の絶縁階級の低減について説明す
る。第13図は変形ウツドブリツジ結線変圧器方
式の片座と等価である単相2次巻線形のき電用変
圧器3の1次側に電源4を接続し、2次側にしや
断器5を介して単巻変圧器6A,6B,6Cを接
続し、単巻変圧器6A,6B,6Cの中性点はレ
ール7と接続すると共に放電器8を介して接地さ
れ、電気車9に給電する従来の単巻変圧器き電方
式(AT方式)を示している。この方式ではき電
用変圧器3の2次側は非接地方式となつているた
め単巻変圧器6A,6B,6Cが接続されていな
い状態、すなわちしや断器5が開の時に2次側で
地絡が発生することを考慮して、電気車電圧ET
の2倍である2次電圧E2に相当する絶縁階級と
している。
第14図は最近開発された新AT方式を示した
ものであり、そのき電用変圧器10は電気車電圧
ETに等しい電圧E2/2である2組の2次巻線を
有する単相3巻線形の変圧器であり、変電所内に
あつた第1ATである単巻変圧器6Aが省略され
ている。すなわち、1次巻線11には電圧E1
電源4が接続され、2次巻線12T,12Fの中
性点側端子N1,N2に直列コンデンサ13を直列
に接続し、その直列コンデンサ13には保護ギヤ
ツプ14を並列に接続し、その接続点Nはレール
7と接続すると共に放電器8を介して接地され、
線路側端子T,Fにはしや断器5を介して単巻変
圧器6B,6Cを接続し、電気車9に給電する回
路構成図である。
直列コンデンサ13と保護ギヤツプ14は必ず
しも必要とする装置ではないが、直列コンデンサ
13を取付けける目的は変圧器巻線の漏れリアク
タンスを補償し、2次側の電圧変動を小さくし、
電気車9の運転特性を良好にするためであり、保
護ギヤツプ14は短絡電流などの過電流が2次巻
線12T,12Fに流れ始めると直列コンデンサ
13にも同じ電流が流れ、その両端子の電圧eC
上昇し、ある値以上になるとギヤツプが放電し、
直列コンデンサ13は短絡される。直列コンデン
サ13が保護ギヤツプ14によつて短絡されると
短絡電流などの過電流の大きさは電源と変圧器の
インピーダンスによつて定まる値に制限でき、変
圧器巻線などの短絡強度には問題にならないよう
になつている。
実際の使用では、これらの回路を両座分用意
し、それらの出力電圧の位相差を90度になるよう
に構成し、両座の負荷が同一であれば1次側の三
相電源からの電流は三相平衡が得られるようにし
たものである。この新AT方式では、たとえ、し
や断器5が開の時にも、接続点Nはレール7と接
続すると共に放電器8を介して接地されている
で、2次側の絶縁階級は電気車電圧ETすなわち
2次巻線の一方の電圧E2/2に相当する値でよ
く、従来方式の半分にすることができる。しか
も、2次巻線は接続点Nで接続されている単巻結
線であるので第1ATの単巻変圧器6Aの作用も
有するので第14図に示すように単巻変圧器6A
は不要とすることができる。
(発明が解決しようとする問題点) 第12図に示すような変形ウツドブリツジ結線
三相二相変換用変圧器では、2次側の中間部で口
出しを引き出し、接地をとることができない構造
のため、新AT方式に適用できず、2次側の絶縁
階級は2次電圧E2で決まる値としなければなら
ない。また、単巻変圧器6Aが必要となり、大型
化し、製造価格が高くなる。
本発明の目的は、以上説明した新AT方式に採
用されるき電用変圧器で、小型で製造価格を低減
できる三相二相変換用変圧器を提供することであ
る。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明による三相二相変換用変圧器はその1次
巻線を星形結線とし、2次巻線は、巻回数N/6
とする第1相と第3相の巻線を位相差が60度とな
るように『くの字形』に接続し、さらに巻回数
N/3の第2相の巻線を位相差が120度となるよ
うに接続したものを2組を用意し、その両端をB
座の2次端子とし、これとは別に巻回数N/(2
√3)とする第1相、第3相の巻線を位相差120
度となるようにへの字形に接続したもの2組を用
意し、その両端をA座の2次端子とし、3次巻線
を三角結線としたものである。
1次巻線に三相電源を印加すると2次側のA座
とB座の各端子間に同じ大きさで位相差が90度で
ある電圧を各々2組ずつ発生させ、4つの2次端
子に同一負荷を接続すると三相電源には、平衡し
た三相電流が流れるようにしたものである。
(作 用) A座、B座共に2組ずつの電圧E2/2を発生
する巻線が与えられ、A座の2組の巻線、B座の
2組の巻線を各々直列に接続し、接続点において
放電器を介して接地することにより、A座、B座
の各両端子間には、従来の同じ電圧E2が得られ
るが、2次側の絶縁階級はE2/2に相当する値
で良い。また、2次巻線は共に単巻結線となつて
おり、第1ATの単巻変圧器の作用も有するため
単巻変圧器を不要とできる。
(実施例) 以下、本発明を第1図に示す実施例について説
明する。本実施例の三相二相変換用変圧器15
は、U,V,W相の1次巻線16U,16V,1
6Wを普通の星形結線とし、その中性点0を接地
できるようにした1次巻線と、後述する特別な結
線を有する2次結線とからなり、これらの巻線が
1個あるいは2個以上の鉄心(図示しない)上に
巻装されたものである。
2次巻線は、第1相(U相)および第3相(W
相)を巻回数N/(2√3)とする巻線各2個1
U1,17U2,17W1,17W2と、第2相(V
相)を巻回数N/3とする巻線2個17X3,17
V4と第1相(U相)および第3相(W相)を巻回
数N/6とする巻線各2個17U3,17U4,17
W3,17W4とからなり、第1図に示すように17
U1と17W1,17U2と17W2へ各々への字形に接
続しA座の2次端子TA−NA1,NA2−FAとし、く
の字形に接続した17U3と17W3,17U4と17
W4にさらに各々17V3と17V4を接続しB座の2
次端子TB−NB1,NB2−FBとする。
前記のへの字形結線は、1つの巻線17U1と1
W1あるいは、17U2と17W2の位相差が120度
であるから、A座の2次端子TA−NA1,NA2−FA
間に発生する電圧は巻回数N/2に相当する値と
なる。一方、前記のくの字形結線は、2つの巻線
17U3と17W3あるいは17U4と17W4の位相差
が60度となるように接続されるため、B座2次端
子TB−NB1,NB2−FB間の発生する電圧は、第2
相の巻線17V3,17V4の発生電圧を加えてN/
6+N/3=N/2の巻回数に相当する値とな
り、A座の2次端子間の発生電圧と大きさは等し
く、位相が90度ずれている(直交している)こと
になる。
次に本実施例の如き構成すると2次側のA、B
両座に同一の単相負荷が平衡している場合に、1
次側3相電源に対しては三相平衡負荷となること
を説明する。
まず、各部に流れる電流について、その解析を
簡単にするために、各巻線の巻回数を第2図に示
すような比、即ち巻線16U,16V,16Wを
1/√3に、巻線17U1,17U2,17W1,17
W2を1/2√3に、巻線17V3,17V4を1/3に、巻 線17U3,17U4,17W3,17W4を1/6にすれ
ば、1次側の線間は1に相当し、2次側はA座、
B座共各々直列接続された端子TA−FA,TB−FB
間が各々1に相当する。
第3図から第5図は1次側に三相電源19を接
続し、A座のみに負荷20をとつた場合の電流分
布であり、負荷20に流れる電流を1としてい
る。第3図では、2次端子TA−NA1間に負荷があ
り、2次巻線17U1,17W1に2次側負荷電流の
1が流れるものとし、1次巻線の16U,16W
の各相に1/2の1次電流が流れることを示してい
るが、この関係は第1相と第3相において各相の
アンペアターンが一致する条件から求められる。
第4図では、2次端子NA2−FA間に負荷20が
ある場合で第3図と同様な関係であるが、ここで
大切なことは第3図と第4図における条件でこの
変圧器の漏れインピーダンスがほぼ同一になるよ
うに設計されなければならないことである。
第5図は第3図と第4図の両条件が重畳した場
合であり、1次巻線16U,16Wの各電流は同
相なので、その算出和として求められ、1次巻線
16Uの電流I・UAと1次巻線16Wの電流I・WA
同一で1である。1次巻線16Vには電流は流れ
ず、2次巻線17U1,17W1および17U2,17
W2に流れる電流は1となる。
第6図から第8図はB座のみに負荷20をとつ
た場合の電流分布であるが、B座の発生電圧はA
座の発生電圧に対して位相が90度遅れているため
流れる電流も90度の位相差があり、−jをつけて
示すこととする。また、各符号、記号の添字もA
に代えてBをつけて表示する。
第6図では、2次端子TB−NB1間に負荷20が
あり、負荷20に−j1の負荷電流が流れる場合を
示す。この負荷電流は直列接続されている巻線1
U3,17V3,17W3に流れる。1次巻線には、
2次巻線の負荷電流によるアンペアターンを打ち
消すような電流が流れ、1次巻線16Uと16W
には−j1/2√3、1次巻線16Vには−j1/√3 が各々流れる。
第7図では、2次端子NB2−FB間に負荷20が
ある場合で、第6図と同様な関係であるが、ここ
で大切なことはA座の場合と同様に、第6図と第
7図における条件でこの変圧器の漏れインピーダ
ンスをほぼ同一にすることである。
第8図は第6図と第7図の両条件が重畳した場
合であり、1次巻線16U,16V,16Wの各
電流は同相なので、その算出和で求められ、1次
巻線16Uの電流I〓UBと1次巻線16Wの電流I〓WB
の値は等しく−j1/√3となり、1次巻線16V の電流I〓VBはその和で−j2/√3になる。この場合 の2次側負荷電流I〓2Bは−j1となる。
第9図は、A座とB座に同時に同一負荷20が
接続され、第14図に示す新AT方式に適用した
場合の各部分の電流分布を示したものであり各電
流の正方向を矢印で表示してある。
この第9図は、第5図と第8図の両条件が重畳
した場合であるので1次巻線の電流には90度の位
相差があり、ベクトル和で求められたそのベクト
ル図は第10図のようになる。
すなわち、1次巻線16Uの第1相電流I〓U
I〓UA−I〓UBで、1次巻線16Vの第2相電流I〓VはI
VA
+I〓VBで1次巻線16Wの第3相電流I〓Wは−I〓WA
I〓WBで各々求められる。
従つて第9図と第10図からわかるように、2
次側のA座とB座に同一負荷を同時にとつた場
合、1次側の電流I〓U,I〓V,I〓Wはその大きさが
2/√3で位相が各120度ずつズレており、三相が平 衡していることがわかる。
本発明の結線には、その1次・2次巻線中に閉
回路の結線を持つものがないため、励磁電流中に
含まれる3倍調波成分を還流させるための、三角
結線された安定巻線18が必要となる。安定巻線
18には、零相インピーダンスを低くするなどの
働きもあり、通常の三相変圧器の安定巻線の作用
となんら変わりはない。また、必要によつては、
安定巻線18を3次巻線として利用し、力率改善
用のコンデンサを接続したり、所内用の負荷をと
ることも可能である。
次に巻線の利用率について考える。第2図、第
9図より1次巻線16U,16V,16Wの容量
は3相分で2(=2/√3×2/√3×3)となり、2 次側の両座の合計出力2(=1/2×2×1×2)に 一致する。A座の2次巻線17U1,17U2,17
W1,17W2の2相分巻線容量は1.155(1/2√3× 1×4)で、B座の2次巻線17U3,17U4,1
W3,17W4の2相分巻線容量は0.667(=1/6× 1×4)、B座の2次巻線17V3,17V4の2相
分巻線容量は0.667(=1/3×1×2)で2次巻線 の合計容量は2.488となる。よつて、2次負荷の
合計を100%とすれば、巻線容量は1次巻線が100
%、2次巻線が124.4%となりその等価容量は
112.2%となる。3次巻線18を安定巻線として
使用する場合には、変圧器の実質的な等価容量と
しては、この分も考慮に入れるべきであるが、安
定巻線の容量は他の要素から決まり、また負荷を
とるわけでもないため、一般に変圧器1次側容量
と比べて十分小さいため、ここでは無視する。ま
た、3次巻線18が所内電源用等の目的で負荷を
とる際には、その目的に必要なだけの容量を3次
巻線が持つ必要があるが、この場合には従来方式
の時にもそれ以上の容量が必要となるため、ここ
では1次,2次巻線の等価容量だけを比較の対象
とする。
従来方式である第12図の変形ウツドブリツジ
結線変圧器では、三相二相変換用変圧器1は、1
次巻線、2次巻線ともその容量は100%であり、
昇圧用変圧器2の等価容量は21.1%(=
(1−1/√3)×1/2)であるので、両変圧器の 合計等価容量は121.2%である。従つて、本実施
例の変圧器15の方が92.7%の等価容量ですむこ
とになる。また、昇圧用変圧器2も別に設ける必
要がないため、1タンク方式となり小形軽量化が
でき、その据付面積も小さくてすむ。
2次巻線の絶縁階級については、使用時にその
中性点側端子NA1,NA2,NB1,NB2が必ず直列コ
ンデンサ13を通してレール7に接続されると共
に放電器8を介して接地されるので、従来の半分
の2次電圧に相当する絶縁階級で良いことは明確
で、2次回路に使用されるしや断器、断路器、避
雷器等の絶縁階級を低減することができる。
第11図には、2次巻線の変形例を示す。A−
1〜A−4には、A座の2次巻線の例、B−1〜
B−12にはB座の2次巻線の例を示し、A座の巻
線1組とB座の巻線1組の任意の組合せにより、
上記で説明してきた本発明の実施例と同じ電気特
性および効果を得ることができる。この場合、1
次巻線および3次巻線は前記説明と同じものであ
る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば三相二相変換用変
圧器において1次巻線を星形結線とし、2次巻線
は、巻回数N/6とする第1相と第3相の巻線を
位相差が60度となるようにくの字形に接続し、さ
らに巻回数N/3の第2相の巻線を位相差が120
度となるように接続したものを2組を用意し、そ
の両端をB座の2次端子とし、これとは別に巻回
数N/(2√3)とする第1相、第3相の巻線を
位相差120度となるようにへの字形に接続したも
の2組を用意し、その両端をA座の2次端子と
し、3次巻線を三角結線としたものであるから、
1次巻線に三相電源を印加すると2次側のA座と
B座の各端子間に同じ大きさで位相差が90度であ
る電圧を各々2組ずつ発生させ、4つの2次端子
に同一負荷を接続すると三相電源には、平衡した
三相電流が流れるようになり、またA座、B座共
に2組ずつの電圧E2/2を発生する巻線が与え
られ、A座の2組の巻線、B座の2組の巻線を
各々直列に接続し、接続点において放電器を介し
て接地すれば、A座、B座の各両端子間には、従
来の同じ電圧E2が得られるが、2次側の絶縁階
級はE2/2に相当する値で良い。
従つて2次側の絶縁階級を半減し小型化並びに
絶縁信頼性を大幅に向上した三相二相変換用変圧
器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による三相二相変換用変圧器の
一実施例を示す結線図、第2図は第1図に示した
変圧器における各巻線の巻数比を示す説明図、第
3図から第5図は第1図に示した変圧器におてA
座のみに負荷をとつた場合の電流分布を示す説明
図、第6図から第8図は第1図に示した変圧器に
おいて、B座のみに負荷をとつた場合の電流分布
を示す説明図、第9図は第1図に示した変圧器に
おいて、A、B座に同一負荷をとつた場合の電流
分布を示す説明図、第10図は第9図における電
流のベクトル図、第11図は本発明の2次巻線の
変形例を示す結線図、第12図は従来の変形ウツ
ドブリツジ結線のき電用変圧器の結線図、第13
図は従来の変形ウツドブリツジ結線におけるAT
方式の回路構成図、第14図は新しい三相二相変
換用変圧器による新AT方式の回路構成図であ
る。 1,2……変形ウツドブリツジ結線の三相二相
変換用変圧器、昇圧用変圧器、3,10……き電
用変圧器、4……単相電源、5……しや断器、6
A,6B,6C……単巻変圧器、7……レール、
8……放電器、9……電気車、11,16U,1
6V,16W……1次巻線、12T……トロリ線
側に接続される2次巻線、12F……フイーダ側
に接続される2次巻線、13……直列コンデン
サ、14……保護ギヤツプ、15……本発明によ
る三相二相変換用変圧器、17U1,17U2,17
U3,17U4,17V1,17V2,17V3,17V4。1
W1,17W2,17W3,17W4…2次の各巻線、
18…3次安定巻線、19…三相電源、20…負

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1次巻線は三相とも同一巻回数である星形結
    線とし、2次巻線は第2相で巻回数N/3の巻線
    2個と、第1相と第3相で巻回数N/6の巻線各
    2個を用意し第1相の巻線と第3相の巻線の位相
    差が60度でかつ、第2相と第1相・第3相の巻線
    の位相差が120度になるように、第1相・第2
    相・第3相の巻線各1個を直列に接続した2組
    と、第1相と第3相で巻回数N/2√3とする巻線 各2個をさらに用意しそれらの第1相の巻線1個
    と第3相の巻線1個を位相差が120度になるよう
    に各々で直列に接続した2組とからなり、3次巻
    線は三相とも同一巻回数である三角結線とした巻
    線群を有し、前記2次巻線の第1相と第3相の巻
    線を直列に接続したものの両端をA座の2次端子
    とし、前記第1相、第2相、第3相の巻線を直列
    に接続したものの両端をB座の2次端子とし、1
    次側に三相電圧を印加した場合に2次側のA座と
    B座の各端子間に同じ大きさで位相座が90度であ
    る電圧を各々2組ずつ発生することを特徴とする
    三相二相変換用変圧器。 2 1次巻線は三相とも同一巻回数である星形結
    線とし、2次巻線は第2相で巻回数N/3の巻線
    2個と、第1相と第3相で巻回数N/6の巻線各
    2個を用意し第1相の巻線と第3相の巻線の位相
    差が60度でかつ、第2相と第1相・第3相の巻線
    の位相差が120度になるように、第1相・第2
    相・第3相の巻線各1個を直列に接続した2組
    と、第1相と第3相で巻回数N/2√3とする巻線 各2個をさらに用意しそれらの第1相の巻線1個
    と第3相の巻線1個を位相差が120度になるよう
    に各々で直列に接続した2組とからなり、3次巻
    線は三相とも同一巻回数である三角結線とした巻
    線群を有し、前記2次巻線の第1相と第3相の巻
    線を直列に接続したものの両端をA座の2次端子
    とし、前記第1相、第2相、第3相の巻線を直列
    に接続したものの両端をB座の2次端子とし、A
    座、B座共に2組ずつの電圧E2/2を発生する
    巻線が与えられ、A座の2組の巻線、B座の2組
    の巻線を各々直列に接続し、接続点において放電
    器を介して接地することを特徴とした三相二相変
    換用変圧器。
JP61187738A 1986-08-12 1986-08-12 三相二相変換用変圧器 Granted JPS6346713A (ja)

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JPS5441419A (en) * 1977-09-07 1979-04-02 Hitachi Ltd Three-phase.two-phase power conversion transformer

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