JPH0426764Y2 - - Google Patents

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JPH0426764Y2
JPH0426764Y2 JP1713886U JP1713886U JPH0426764Y2 JP H0426764 Y2 JPH0426764 Y2 JP H0426764Y2 JP 1713886 U JP1713886 U JP 1713886U JP 1713886 U JP1713886 U JP 1713886U JP H0426764 Y2 JPH0426764 Y2 JP H0426764Y2
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JP
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sleeve
spool
port
valve
oil passage
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JP1713886U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はスプールバルブの油路構造、特にスリ
ーブを用いて複数のポートを形成したスプールバ
ルブの構造に関するものである。
従来技術とその問題点 一般にスプールバルブは、バルブボデーのスリ
ーブ嵌着孔にスリーブを嵌着固定し、このスリー
ブ内にスプールを摺動自在に配置した構造となつ
ている。
上記のようなスリーブを使用したスプールバル
ブにおいては、スリーブに形成されたポートどお
しを連通させたり、スリーブのポートを他の部位
へ連通さるための油路はバルブボデーに形成され
たキリ孔で構成されるが、これらキリ孔の加工は
バルブの製作コストの中で大きな部分を占め、キ
リ孔の本数を減らすことがコスト低減にとつて重
要課題であり、しかもキリ孔は円形断面のため管
路面積が制約されるという問題がある。
考案の目的 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は、キリ孔の本数をできるだけ減らし、
十分な管路面積を容易に確保できるスプールバル
ブの油路構造を提供することにある。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案は、スプー
ルと、内側に上記スプールを摺動自在に配置した
スリーブと、スリーブが嵌着されるスリーブ嵌着
孔を有し、プレートを間に挟んだ状態で一体的に
固定された複数のバルブボデーとを備えたスプー
ルバルブにおいて、上記バルブボデーのプレート
との合わせ面の双方に、スリーブのポートと連通
しかつスリーブに対し回転方向にずらした位置に
油路を設けたものである。
実施例の説明 第1図、第2図は本考案にかかるスプールバル
ブの一例を示し、3個のバルブボデー1,2,3
をプレート4,5を間にして一体化した構造とな
つている。バルブボデー1,2,3には同一径の
スリーブ嵌着孔11,21,31が形成されてお
り、これら孔11,21,31に合計5個のポー
ト61〜65を有するスリーブ6が嵌着固定さ
れ、スリーブ6の内側にはスプール7が摺動自在
に配置されている。上記スプール7は可動部材8
との間に配置したスプリング9によつて常時左方
へ付勢されている。
バルブボデー1にはプレート4との合わせ面に
2個の油路12,13が形成されており、バルブ
ボデー2にもプレート4との合わせ面に2個の油
路22,23が形成されている。特に、上記油路
12,22はスリーブ6のポート62,63と連
通しており、しかも第2図に示すようにスリーブ
6の回転方向にずらした位置に設けられている。
バルブボデー2のプレート5との合わせ面には
2個の油路24,25が形成され、対角位置にあ
る油路23と油路24とは斜め方向に形成した1
本のキリ孔26によつてそれぞれスリーブ6のポ
ート64,65と連通している。
上記スプールバルブにおいて、例えば左端室1
00には信号油圧が入力され、スリーブ6の右端
のポート61は第1出力ポート、ポート62は油
圧源から作動油圧が導かれる入力ポート、ポート
63は第2出力ポート、ポート64は第3出力ポ
ート、ポート65はドレンポートとなつている。
左端室100に信号油圧が導かれていない状態で
は、第1図実線で示すようにスプール7はスプリ
ング9によつて左端位置にあり、第1出力ポート
61は外部と連通してドレンされ、入力ポート6
2から第2、第3出力ポート63,64に作動油
圧が導かれる。いま左端室100に信号油圧が導
かれると、スプール7はスプリング9に抗して右
方へ移動し、可動部材8と当接した後は可動部材
8と共に第1図二点鎖線の位置まで移動する。こ
の状態では第2、第3出力ポート63,64がド
レンポート65を介してドレンされ、第1出力ポ
ート61は入力ポート62と連通して作動油圧が
導かれる。
上記スプールバルブにおいて、バルブポート
1,2のプレート4との合わせ面を利用してスリ
ーブ6のポート62,63と連通する油路12,
22を形成したので、これら油路12,22はバ
ルブボデー1,2の成形時に同時に形成されるた
めコストを低減でき、しかもキリ孔とは異なり広
い管路面積を確保できるため管路抵抗を低減でき
る。また、上記油路12,22を合わせ面に同一
位置に対向して形成するとプレート4の厚み分だ
けしかシール代がなくなるため油漏れを起こすお
それがあるが、本考案では油路12,22をスリ
ーブ6の回転方向にずらして形成したので、第2
図のδ寸法だけシール代を確保でき、油漏れを起
こすおそれがない。
考案の効果 以上説明で明らかなように、本考案によればバ
ルブボデーのプレートとの合わせ面を利用してス
リーブのポートと連通する油路を形成したので、
従来のようにキリ孔によつて油路を形成する場合
に比べて加工が容易となり、しかも管路面積を自
由に拡大できる。また、上記油路はスリーブの回
転方向にずらしてあるため、十分なシール代を確
保でき、油漏れをきたすおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるスプールバルブの断面
図、第2図は第1図の−線断面図である。 1,2,3……バルブボデー、11,21,3
1……スリーブ嵌着孔、12,22……油路、
4,5……プレート、6……スリーブ、62,6
3……ポート、7……スプール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スプールと、内側に上記スプールを摺動自在に
    配置したスリーブと、スリーブが嵌着されるスリ
    ーブ嵌着孔を有し、プレートを間に挟んだ状態で
    一体的に固定された複数のバルブボデーとを備え
    たスプールバルブにおいて、上記バルブボデーの
    プレートとの合わせ面の双方に、スリーブのポー
    トと連通しかつスリーブに対し回転方向にずらし
    た位置に油路を設けたことを特徴とするスプール
    バルブの油路構造。
JP1713886U 1986-02-08 1986-02-08 Expired JPH0426764Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1713886U JPH0426764Y2 (ja) 1986-02-08 1986-02-08

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JP1713886U JPH0426764Y2 (ja) 1986-02-08 1986-02-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62130268U JPS62130268U (ja) 1987-08-17
JPH0426764Y2 true JPH0426764Y2 (ja) 1992-06-26

Family

ID=30809624

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JP1713886U Expired JPH0426764Y2 (ja) 1986-02-08 1986-02-08

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JPS62130268U (ja) 1987-08-17

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