JPH04266859A - 不飽和脂肪酸ニトリル類の水素化による飽和第1脂肪アミン類の製造方法 - Google Patents

不飽和脂肪酸ニトリル類の水素化による飽和第1脂肪アミン類の製造方法

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JPH04266859A
JPH04266859A JP3329081A JP32908191A JPH04266859A JP H04266859 A JPH04266859 A JP H04266859A JP 3329081 A JP3329081 A JP 3329081A JP 32908191 A JP32908191 A JP 32908191A JP H04266859 A JPH04266859 A JP H04266859A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液相中で、ニッケル触
媒またはコバルト触媒の存在下での不飽和脂肪酸ニトリ
ル類の水素化による飽和第1脂肪アミン類の製造方法に
関する。
【0002】
【従来技術】脂肪酸ニトリルから液相中でニッケル触媒
またはコバルト触媒を使用して脂肪酸ニトリルを水素化
することによって第1脂肪アミンを製造することは長年
来公知である。すなわち、米国特許第3,293,29
8号明細書には、対応するアルキルニトリルを従来のニ
ッケル触媒の存在下にかつアンモニアの存在下に120
〜150℃の温度でかつ5〜25バールの水素圧下に水
素化する炭素原子数8〜22の第1アルキルアミンの製
造方法が記載されている。第1アミンの高い収率を達成
するために、ニッケル触媒を、規定量の固形の極性吸着
物、例えばアンモニウムオキサイドと組み合わせて使用
している。ラウロニトリル、ステアロニトリルおよびセ
バコニトリルを出発原料として使用する実施例から明ら
かなとおり、飽和第1脂肪酸は、この方法によっては飽
和脂肪酸からしか得られない。
【0003】米国特許第3,574,754号明細書に
は、脂肪酸ニトリル、例えばターロウ脂肪酸ニトリル、
オレオニトリルおよびココナッツ脂肪酸ニトリルから第
1アミン類を製造する方法が記載されている。より詳し
くは、これらの不飽和脂肪酸ニトリルの水素化を、第1
段階において上記ニトリルを水素と、約30〜80バー
ルの圧力で、そして50〜200℃の温度で通常のニッ
ケルおよびコバルト触媒の存在下にそして脂肪酸ニトリ
ル1モル当たり0.5〜8モルのアンモニアの存在下に
反応させることによって達成されるが、水素化用の水素
は数回に分けて脂肪酸ニトリル、触媒および使用するア
ンモニアを含んでなる反応混合物に添加される。水素を
、反応領域に配置されている反応混合物の異なる領域か
ら導入するのが好ましく、水素の第1回目の導入は、反
応領域の近傍で行われる。この方法は、同様にして容易
に入手可能な通常のニッケル触媒またはコバルト触媒を
水素化に使用できるということである。さらにアンモニ
アを使用することによって、第1脂肪アミンが比較的高
い収率で得られる。すなわち、望ましくない副生成物、
すなわち、第2および第3脂肪アミンの形成が非常に抑
制される。しかしながら、この方法の決定的な欠点は、
存在する二重結合が完全に水素化されず、水素化された
としても対応する飽和結合に水素化される。従って、タ
ーロウアミンニトリルの水素化が記載されている当該米
国特許の実施例が少量の第2および第3アミンしか含有
していないがその沃素価が非常に高いということを示し
ている(6種類の実施例について上記特許明細書の表I
の沃素価は、38.1〜50.5である)。使用したタ
ーロウアミンニトリルは、第1ターロウアミン脂肪アミ
ンを製造するが、第1および飽和アミンは製造しない。 このような反応生成物は、明らかに沃素価が著しく低い
【0004】従って、不飽和脂肪酸ニトリルの水素化に
よる飽和第1脂肪アミンの製造の際に、第2および第3
アミンをできるかぎり排除し、そしてさらにニトリル基
を第1アミノ基に水素化するだけでなく脂肪酸ニトリル
中に存在する二重結合も飽和結合に水素化するような方
法を行うことが必須である。従って、不飽和脂肪酸ニト
リル(通常、脂肪酸ニトリル中に1〜3個のオレフィン
生成物の結合が組成物存在する)の水素化による反応生
成物は、主として対応する第1脂肪アミンから構成され
るべきであり、そしてできる限り低い沃素価を示すべき
である。すなわち、脂肪酸ニトリルの炭化水素部分にお
ける二重結合も水素化されている(不飽和出発ニトリル
は一般に約10〜100の沃素価を有している)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、通常の容易に
入手できるニッケルまたはコバルト触媒を使用する、第
1飽和脂肪アミンが得られる、すなわち、従って不飽和
脂肪酸ニトリル中のオレフィン性結合およびニトリル基
も完全に水素化され、望ましくない副生成物、第2およ
び第3アミンの形成が進行するとしてもほんの無視でき
る範囲でしか進行しない不飽和脂肪酸ニトリルの水素化
方法を提供することが本発明の目的である。従って、対
応する不飽和脂肪酸ニトリルから飽和第1脂肪アミンを
製造する新規の方法は、非常に高い収率でそして多くと
も5の沃素価で、第1および飽和脂肪アミンを供給する
ことを意図している。
【0006】
【課題を解決するための手段】液相中で、ニッケル触媒
またはコバルト触媒の存在下での不飽和脂肪酸ニトリル
類の水素化による飽和第1脂肪アミン類の本発明による
製造方法は、上記脂肪酸ニトリルのニトリル基を、脂肪
酸ニトリルを脂肪酸ニトリルに対して0.1〜10重量
%の触媒、好ましくは0.5〜5重量%の触媒の存在下
に、かつ脂肪酸ニトリル1モル当たり0.3〜3モル、
好ましくは0.5〜1.5モルのアンモニアの存在下に
80〜160℃、好ましくは100〜140℃の温度で
そして10〜50バール、好ましくは20〜40バール
の圧力下に水素と反応させ、その後上記水素化混合物成
物中のアンモニア含有量を、使用した脂肪酸ニトリル1
モル当たり0.1〜0モル、好ましくは0.05〜0モ
ルの値にまで減少する第1の反応段階および脂肪酸ニト
リル中の二重結合を、使用した脂肪酸ニトリル1モル当
たり多くとも0.1モル、好ましくは多くとも0.05
モルのアンモニア含有量を有する上記反応混合物を80
〜160℃、好ましくは100〜140℃の温度でそし
て1〜40バール、好ましくは1〜25バールの圧力下
に水素と反応させることによって飽和結合にまで水素化
する第2の反応段階からなる。
【0007】本発明による方法において、水素化を、互
いに別個の二段階にて行う。第一段階において、−C≡
N基を、−CH2 −NH2 基に水素化し、そして第
二段階において、不飽和炭化水素基を、飽和炭化水素基
にまで水素化する。この操作の際に、各々規定の反応条
件を保持する。これらの条件のうち、2つの反応段階に
おいて異なる量のアンモニアを特に注意する。第一段階
において、水素化(第1の水素化)を、比較的多量のア
ンモニアの存在下に行うのに対して、第二段階(第2の
水素化)においては、アンモニアは、存在するにしても
ほんの少量存在する。
【0008】本発明による方法のための出発原料は、8
〜22個、好ましくは12〜18個の炭素原子を有する
不飽和脂肪酸ニトリルまたはこれらの混合物あるいはこ
れらと90重量%までの、好ましくは60重量%までの
上記鎖長の飽和脂肪酸ニトリルとの混合物でありここで
、重量%は飽和および不飽和脂肪酸ニトリルの合計に基
づいている。従って、使用する脂肪酸ニトリルは、対応
する脂肪酸から公知の方法で製造することができる8〜
22個、好ましくは12〜18個の炭素原子および好ま
しくは1〜3個の(接合または好ましくは単離の)二重
結合をを有する不飽和脂肪酸ニトリルまたはこれらの混
合物である。まさに好ましいものは、不飽和および飽和
ニトリルの混合物、好ましくは天然由来の油脂の脂肪酸
からのものであり、その例としてターロウ脂肪酸、ココ
ナッツ脂肪酸、椰子穀粒脂肪酸、魚脂肪酸、綿実油脂肪
酸、菜種かす油酸、米油酸、ヒマワリ油酸および大豆油
酸である。これらの混合物は、不飽和脂肪酸ニトリルに
加えて、90重量%までの、好ましくは60重量%まで
の8〜22個、好ましくは12〜18個の炭素原子を有
する飽和脂肪酸ニトリルを含有することができる。従っ
て、本発明による方法は、0〜90重量%、好ましくは
0〜90重量%の8〜22個、好ましくは12〜18個
の炭素原子を有する飽和脂肪酸ニトリルを含有する8〜
22個、好ましくは12〜18個の炭素原子を有する不
飽和脂肪酸ニトリルに適用可能である。特に好ましい出
発原料は、動物ターロウから単離され、そして40〜7
5重量%のC18ニトリル(炭素鎖中1〜3個の二重結
合)および約25〜60重量%のC14、C16および
C18からなるターロウ脂肪酸ニトリルである。天然脂
肪に由来するニトリル混合物はまた、少量、より大きい
または小さい偶数の類似体を含有することもできる。炭
素について与えられた数は、ニトリル基における炭素も
包含する。当該脂肪酸ニトリルは、10〜100の範囲
の沃素価を有している。従って、上記のターロウ脂肪酸
ニトリルは、通常30〜60の沃素価を有している(沃
素価は、物質100g当たり消費される沃素のg数を示
すと知られている)。
【0009】本発明による方法は、上記脂肪酸ニトリル
を使用すると、アルキル鎖(アルキル鎖は同一でも異な
ってもよい)において炭素原子数8〜12、好ましくは
12〜18を有する飽和第1脂肪アミンからなる反応生
成物を与える。
【0010】本発明による方法は、(第1反応段階で)
不飽和脂肪酸ニトリルまたは不飽和脂肪酸ニトリル類あ
るいは不飽和および飽和脂肪酸ニトリルの混合物を加熱
および/または冷却ジャケットおよび高効率攪拌機を備
えたオートクレーブ中に導入することによって行われる
。また、内容物がポンプにより連続的に循環される反応
器も使用することができる。加熱および冷却能力を有す
る熱交換器並びに反応器からガス中に連続的に引っ張る
インジェクターは、循環ライン中に設置されている。 この反応器は、加えてガスの導入および排出用の装置、
充填および空にするための装置および圧力および温度を
監視し制御するための装置を有している。実用に当たっ
て、使用する脂肪酸ニトリルを、溶融状態で導入する。 上記反応器は、さらにニトリルの水素化用の触媒も含有
している。好適な触媒は、ニッケル触媒およびコバルト
触媒であり、これらは痕跡量のその他の金属、その例と
してはカルシウム、バリウム、鉄、マンガンおよびモリ
ブデンを含有してもよく、そして粉末接触触媒、担持触
媒またはラネー触媒の形態であることができる。粉末接
触触媒または担持触媒に好適な原料は、例えば、酸化ア
ルミニウム、シリカゲル、ケイソウ土、軽石である。ニ
ッケル触媒、特にラネーニッケルの形態が好ましい。上
記触媒は、使用する脂肪酸ニトリルに基づいて0.1〜
10重量%、好ましくは0.5〜5重量%の量で使用さ
れる(上記の重量%は明らかにニッケルおよびコバルト
原子に基づいており、従って例えば担持材料を含んでい
ない)。
【0011】出発混合物が実質的に水のないことが有利
である。存在する水の除去は、例えば出発混合物(脂肪
酸ニトリルおよび触媒)を100℃以上、好ましくは1
20〜130℃の温度に加熱し、これを公知の方法でよ
く攪拌しながら窒素でフラッシュすることによって達成
される。
【0012】反応容器中の脂肪酸ニトリルと触媒との混
合物に、使用する脂肪酸ニトリル1モル当たり0.3〜
3モル、好ましくは0.5〜1.5モルの量でアンモニ
ア(液体)を添加する。本発明における第1段階におけ
る水素化、すなわち、ニトリル基の水素化は、上記の量
のアンモニアの存在下に10〜50バール、好ましくは
20〜40バールの圧力(全圧)で、80〜160℃、
好ましくは100〜140℃の温度で達成される。比較
的に短時間の反応時間が所望の場合には、上記圧力およ
び温度のうちの高いレベルを選択する。水素化のための
水素の反応溶液への供給は、反応温度への加熱する前ま
たは後に始めることができる(加熱の前に第1の量の水
素を移動するのを勧める)。水素化のための水素は、連
続的にまたは数回に別けて導入することができるが、反
応容器中の上記温度および圧力の保持並びに手段は明ら
かに密接な接触が与えられるように提供される(例えば
、激しい攪拌、一定のポンプによる循環またはガスの循
環によって)。水素化用の水素を、実質的にすべての−
C≡N基が水素化されるような量および時間で通過させ
る。この場合、多くも2重量%、好ましくは多くとも0
.5重量%の使用したニトリルが検出される。−C≡N
基は、第1アミノ基まで実質的に水素化される。オレフ
ィン性二重結合も第1段階で水素化されている(この水
素化は、沃素価の測定により示されている通り大クロラ
イドも20モル%の存在する全二重結合までである)。 いずれにせよ、決定的な因子は、第1段階における水素
化法の後に、反応混合物中に実施上でもはやニトリル基
がないということである。この第1の水素化の時間は、
主として触媒および反応温度に依存して一般に2〜4時
間である。
【0013】本発明による方法の第1段階における水素
化の終了後に、存在するアンモニアを、使用した脂肪酸
ニトリル1モル当たり多くとも0.1モル、好ましくは
多くとも0.05モルの値まで除去する。第1の水素化
に続く反応混合物からの(そして反応容器の気体空間か
らの)アンモニアの除去は、例えば圧力降下によって達
成される。上記アンモニア含有量への混合物の調整は、
例えば水でまたはその他の吸収剤でのスクラビングによ
り達成される。この方法が生じる温度は、それ自体臨界
的でなく、そして状況に適用することができる。従って
、上記の圧力の降下は、約80〜130℃で行うことが
できる。反応混合物の急激な冷却は、上記反応混合物が
おそらくさらに次の水素化のために再び加熱しなければ
ならないので回避される。第1の水素化の後に存在する
反応混合物が実際上完全にアンモニアの存在がないこと
が好ましい。アンモニアの除去に使用される操作(ガス
循環、圧力降下等)は、臨界的でない。
【0014】第1の水素化後の反応混合物中の使用した
脂肪酸ニトリル1モル当たり0〜0.1モル、好ましく
は0〜0.05モルの上記アンモニア含有量への調整の
後、第2の水素化反応を行う。すなわち、反応混合物中
になおも存在するオレフィン性の二重結合の水素化を行
う。この水素化は、1〜40バール、好ましくは1〜2
5バールの圧力および80〜160℃、好ましくは10
0〜140℃の温度で行われる。反応混合物を第1の水
素化の後に冷却した場合には、これをついで、反応温度
にまで再び加熱するべきである。第2の水素化は、一般
に第1の水素化とほぼ同一の温度で行われる。第2の水
素化の際の圧力は、第1の水素化と比較して実質的に低
くてよい。従って、第2の水素化は、常圧(1バール)
で、すなわち、実質的に圧力をかけることなしに行われ
る。この場合、反応容器への空気の導入は、好適な手段
、例えば若干の加圧により抑制されるべきである。しか
しながら、第1の水素化と比較した第2の水素化の決定
的な特徴は、既に記載された通り、全くまたはほんの少
量のアンモニアしか存在しないということである。第2
の触媒の量について言うと、使用する触媒の量は、まず
一般に一つの水素化が行われてもこれを満足する。水素
化それ自身は、第1の水素化と同様にして行われる。 所望の反応温度に到達した後、水素化用の水素を導入す
る。反応温度を維持しながらこれを、数回に別けてまた
は連続して移動することができる。水素化用の水素は、
あったとしても実際上に二重合がもはや検出できない(
沃素価測定)ような量および時間で供給される。第2の
水素化に要する時間は、1〜4時間が好ましい。これは
、第1の水素化と全く同様に触媒および反応時間に依存
する。一般には、第2の水素化が完結するに充分な触媒
を、第1の反応段階で使用する。しかしながら、第2の
水素化に要求される時間が触媒および温度にだけでなく
存在するかもしれないアンモニアの量にも依存するので
(アンモニアの量が多くなると、同一の触媒および同一
の温度で反応時間がかかる)、比較的少量の触媒を第1
段階で使用した場合には新鮮な触媒を、第2段階で添加
する。第2の水素化の後、所望の第1および飽和脂肪ア
ミンが存在する。
【0015】使用した触媒から第1飽和脂肪アミンを分
離する必要がある場合には、これは、例えば簡単にデカ
ンテーションまたは濾過することによってなされる。回
収された触媒は本発明によるさらなる水素化に好適であ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明による方法は、数多くの利点を有
している。本発明の方法は、簡単に行える。本発明によ
る方法により、5以下の沃素価を有する所望の第1飽和
脂肪アミンが高い収率で、すなわち、無視できる第2お
よび第3脂肪アミン副生成物で得られる。脂肪アミンの
高い収率および純度が比較的に短時間で得られる。従っ
て、本発明による方法が経済的に優れている点で区別さ
れる。得られた第1飽和アミンはさらに、淡い色であり
、良好な色が、例えばアルコキシ化の際でも保持される
。当該第1飽和脂肪アミンは、洗浄剤、農薬、殺菌剤、
帯電防止剤、ケーキ化防止剤、繊維仕上げ剤および流動
化剤に価値ある生成物として知られている。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明する。
【0018】実施例1 88の沃素価を有する800g(3.2モル)のオレオ
ニトリルおよび40gのラネーニッケル(すなわち、オ
レオニトリルに対して5重量%のニッケル)を、2リッ
トル攪拌オートクレーブに導入する。窒素でフラッシュ
した後、70g(4.1モル)の液体アンモニアを添加
する(すなわち、オレオニトリル1モル当たり1.3モ
ルのNH3 )。この混合物を、攪拌しながら130℃
に加熱する。この温度で、水素を、35バールの圧力に
射出し、そしてこの圧力を、圧力計を用いてさらに水素
を供給することによって保持する。2時間半の反応時間
の後に、もはや水素が取り込めなくなり、オレオニトリ
ルのニトリル基の水素化の終了を示す。ついで、この攪
拌オートクレーブの圧力を、完全に抜いて、そして60
℃に冷却したオートクレーブ内容物を、開放2リットル
攪拌タンクに移す。得られた第1オレイルアミンは以下
の分析値を有している。 当量%で第1窒素                 
     96.7当量%で非第1窒素       
               3.3重量%でオレオ
ニトリル残留含有率        0.3沃素価  
                         
     73。
【0019】上記の圧抜きおよび反応混合物(触媒を含
む)の2リットルフラスコへの移動により、反応混合物
のアンモニア含有量をほんの1g(0.06モル)、す
なわち、使用したオレオニトリル1モル当たり0.01
9モルのNH3 とする。第2の水素化〕第2反応段階
)をまず開放した攪拌フラスコを窒素でフラッシュし、
ついで混合物を140℃に加熱し、そしてこれをこの温
度で保持することによって行う。水素の導入を、加熱の
際に毎時50リットルの速度で開始する。この水素の供
給は、3時間半続ける。その後、第1オレイルアミンの
オレイル部分における二重結合の常圧水素化を完結する
。 以下の分析値を有する飽和アミン(ステアリルアミン)
が存在する。 当量%で第1窒素                 
     96.0当量%で非第1窒素       
               4.0重量%でオレオ
ニトリル残留含有率      <0.1沃素価   
                         
    4。
【0020】実施例2 700g(3.5モル)の10の沃素価を有するココナ
ッツ脂肪酸ニトリルおよび実施例1における第2水素化
の後に反応混合物から濾別した30gのラネーニッケル
(すなわち、ココナッツ脂肪酸ニトリルに対して4.3
重量%のニッケル)を、2リットル攪拌オートクレーブ
中に導入する。窒素でフラッシュし、そして90gの液
体アンモニア(すなわち、ココナッツ脂肪酸ニトリル1
モル当たり1.5モルのNH3 )を添加した後、水素
を30バールの圧力で射出し、その後、この混合物を、
攪拌しながら135℃まで加熱する。この温度において
、水素を、40バールの最大圧となるまで圧力のさらな
る降下が検出できなくなるまで繰り返し通過させる。こ
の場合3時間15分後である。形成された第1ココナッ
ツ脂肪アミンは、以下の分析値を有している。 当量%で第1窒素                 
     97.1当量%で非第1窒素       
               2.9重量%でココナ
ッツ脂肪酸ニトリル残留含有率      0.1沃素
価                        
        9。
【0021】アンモニアをオートクレーブおよび第1の
水素化反応混合物からオートクレーブを完全に圧抜きし
、そしてその内容物を80℃で窒素で反応混合物中のア
ンモニア含有率がほんの0.5g(0.03モル)(す
なわち、使用したココナッツ脂肪酸ニトリル1モル当た
り0.009モルのNH3 )となるまでフラッシュす
ることによって除去する。ついで、このオートクレーブ
を、水素で窒素がなくなるまでフラッシュし、ついで水
素を6バールの圧力まで射出する。攪拌機をつけそして
混合物を135℃にまで加熱した後、二重結合の水素化
を、消費された水素を圧力調節機により一定に補充し、
そして6バールの上記圧力を保持することによって達成
する。3時間半後、反応が完結する。得られた飽和第1
アミンは、以下の分析値を有している。 当量%で第1窒素                 
     96.5当量%で非第1窒素       
               3.5重量%でココナ
ッツ脂肪酸ニトリル残留含有率    <0.1沃素価
                         
       3。
【0022】実施例3 35kg(140モル)のターロウ脂肪ニトリルを、0
.88kgのラネーニッケル(すなわち、ターロウ脂肪
ニトリルに対して2.5重量%)および1.75kg(
102.9モル)のアンモニア(すなわち、ターロウ脂
肪ニトリル1モル当たり0.74モルのNH3 )を、
予め窒素でフラッシュした反応器に導入する。この反応
器は、その内容物が熱交換器およびインジェクターによ
り反応器でポンプで戻すことができるように設置されて
いる。インジェクターは、反応器から連続的にガスを引
き、そしてこれを液体と強く混合する。ターロウ脂肪ニ
トリルは、炭素原子数18の脂肪酸ニトリル65重量%
および主として炭素原子数14および16の脂肪酸ニト
リル35%からなり、その50重量%が1〜3個の二重
結合を有する不飽和脂肪酸ニトリルであり、そしてその
50重量%が飽和脂肪酸ニトリルである。沃素価は57
である。
【0023】反応器ポンプをつけ、そして反応混合物を
、125℃にまで加熱する。22バールの圧力を、確立
する。ついで、水素化水素を、系に連続して供給する。 ただし、28バールおよび130℃が超過しない(反応
器の加熱を上記熱交換器により生成物ループに消散させ
る)。水素の取込みは3時間後に完結する。以下の特徴
を有する第1ターロウアミンが形成される。 当量%で第1窒素                 
     97.2当量%で非第1窒素       
               2.8重量%でターロ
ウ脂肪ニトリル残留含有率  0.2沃素価     
                         
  45。
【0024】ついで、反応器を、反応器のポンプを操作
しながら、130℃の温度で2バールまで圧抜きして、
アンモニアを除去する;これにより、系におけるアンモ
ニア含有量(反応混合物中)は、0.13kg(7.6
モル)(すなわち、使用したターロウ脂肪ニトリル1モ
ル当たり0.05モルのNH3 )にまで減少する。つ
いで、130℃に保持された反応混合物ふたたび水素を
使用して25バールまで加圧し、そして水素の一定の供
給によりその圧力を保持する(これは第2反応段階また
は第2の水素化である)。二重結合の水素化が3時間後
に完了する。以下の特徴を有する硬化したターロウ脂肪
アミンが得られる。 当量%で第1窒素                 
     96.6当量%で非第1窒素       
               3.4重量%でターロ
ウ脂肪ニトリル残留含有率  <0.1沃素価    
                         
     4。
【0025】実施例4 30kg(120モル)の実施例3のターロウ脂肪ニト
リルを、50重量%のニッケルおよび担持材料からなる
0.6kgのニッケル担持触媒(すなわち、ターロウ脂
肪ニトリルに対して1.0重量%のニッケル)および2
kg(117.6モル)のアンモニア(すなわち、ター
ロウ脂肪ニトリル1モル当たり0.98モルのNH3 
)と一緒に窒素で不活性とした実施例3の反応器に配置
する。上記ニッケル触媒は、上記の2段階反応で既に3
回使用されたものである。
【0026】反応ポンプをつけた後、反応混合物を、1
20℃にまで加熱し、その後、水素を、30バールの圧
力にまで射出する。水素化用の水素の供給は、30バー
ルおよび125℃を越えずに続けられる。水素の取込み
が2.5時間後に終了する。以下の特徴を有する第1タ
ーロウ脂肪アミンが形成されている。 当量%で第1窒素                 
     98.2当量%で非第1窒素       
               1.8重量%でターロ
ウ脂肪ニトリル残留含有率  0.2沃素価     
                         
  48。
【0027】系からのアンモニアの除去が、水駆動吸着
器に気相を通過させることによって達成される。反応器
の内容物がこの際に95℃に冷却されており、そしてア
ンモニア含有量はほんの0.06kg(3.5モルすな
わち、使用したターロウ脂肪ニトリル1モル当たり0.
03モルのNH3 )となる。ついで、スクラバーを、
操作系から取り出し、そして反応器の内容物を、第2の
水素化のたねに125℃にまで加熱し、そして水素によ
り圧力が18バールに保持されるまで(この場合2.5
時間後)この温度で加圧される。以下の特徴を有する硬
化したターロウ脂肪アミンが得られる。 当量%で第1窒素                 
     97.5当量%で非第1窒素       
               2.5重量%でターロ
ウ脂肪ニトリル残留含有率  <0.1沃素価    
                         
     3。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  液相中で、ニッケル触媒またはコバル
    ト触媒の存在下での不飽和脂肪酸ニトリル類の水素化に
    よる飽和第1脂肪アミン類の製造方法であって、上記脂
    肪酸ニトリルのニトリル基を、脂肪酸ニトリルを脂肪酸
    ニトリルに対して0.1〜10重量%の触媒の存在下に
    、かつ脂肪酸ニトリル1モル当たり0.3〜3モルのア
    ンモニアの存在下に80〜160℃の温度でそして10
    〜50バールの圧力下に水素と反応させ、その後上記水
    素化混合物成物中のアンモニア含有量を、使用した脂肪
    酸ニトリル1モル当たり0.1〜0モルの値にまで減少
    する第1の反応段階および脂肪酸ニトリル中の二重結合
    を、使用した脂肪酸ニトリル1モル当たり多くとも0.
    1モルのアンモニア含有量を有する上記反応混合物を8
    0〜160℃の温度でそして1〜40バールの圧力下に
    水素と反応させることによって飽和結合にまで水素化す
    る第2の反応段階からなる、上記方法。
  2. 【請求項2】  第1の反応段階における水素化を、脂
    肪酸ニトリルに対して0.5〜5重量%の触媒の存在下
    に、かつ脂肪酸ニトリル1モル当たり0.5〜1.5モ
    ルのアンモニアの存在下に、そして10〜140℃の温
    度でかつ20〜40バールの圧力下に行い、その後上記
    水素化反応混合物中のアンモニア含有量を、使用した脂
    肪酸ニトリル1モル当たり0.05〜0モルの値にまで
    減少し、そして第2の反応段階において、使用した脂肪
    酸ニトリル1モル当たり多くとも0.05モルのアンモ
    ニア含有量を有する上記反応混合物を、100〜140
    ℃の温度でかつ1〜25バールの圧力下に水素化する請
    求項1の方法。
  3. 【請求項3】  ニッケル触媒を触媒として使用する請
    求項1または2の方法。
  4. 【請求項4】  使用する不飽和脂肪酸ニトリルが、8
    〜22個の炭素原子を有するものである請求項1ないし
    3項のいずれか一つの方法。
  5. 【請求項5】  使用する不飽和脂肪酸ニトリルが、8
    〜22個の炭素原子を有する不飽和脂肪酸ニトリルおよ
    び90重量%までの8〜22個の炭素原子を有する飽和
    脂肪酸ニトリルであり、但し重量%は上記不飽和および
    飽和脂肪酸ニトリルの重量の合計である請求項1ないし
    3項のいずれか一つの方法。
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