JPH04266046A - 基板の位置決め機構及び位置決め方法 - Google Patents

基板の位置決め機構及び位置決め方法

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JPH04266046A
JPH04266046A JP3026443A JP2644391A JPH04266046A JP H04266046 A JPH04266046 A JP H04266046A JP 3026443 A JP3026443 A JP 3026443A JP 2644391 A JP2644391 A JP 2644391A JP H04266046 A JPH04266046 A JP H04266046A
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JP
Japan
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substrate
positioning
holder
fixing
wafer
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Withdrawn
Application number
JP3026443A
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English (en)
Inventor
Kazuji Ishida
和司 石田
Yoshio Watanabe
義雄 渡辺
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造における基
板の処理工程で位置決めを行う基板の位置決め機構に関
する。
【0002】近年、半導体デバイスの高密度化に伴い、
ウエハやフォトマスク等の基板上に微細なパターンを形
成することが要求される。そのため、微細パターンを形
成する際に基板を精度よく位置決めすることが必要であ
る。
【0003】
【従来の技術】図4に、従来の基板の位置決め機構の構
成図を示す。図4において、基板の位置決め機構1aは
、例えばウエハ(又はフォトマスク)を電子ビーム等で
露光を行う露光装置に備えられたもので、ホルダ3は、
円形状の穴部3aが形成され、穴部3aに静電チャック
2が嵌着されている。この穴部3aの周囲の一端の静電
チャック2上に第1の固定ピン4及び第2の固定ピン5
が、その端面を揃えて連設されると共に、第2の固定ピ
ン5より所定距離で第3の固定ピン6が設けられる。ま
た、第3の固定ピン6の対向斜め部分には可動ピン7の
先端部7aが突出するように設けられる。この可動ピン
7の後端にはバネ8が取付けられると共に、「く」の字
状のレバー9がピンジ10により取付けられている。
【0004】このような位置決め機構1aは、外部にお
けるウエハ回転位置合せ器(図示せず)によってある程
度の位置合わせがされたウエハ11が、搬送アーム12
によりホルダ3の穴部3a内の第1〜第3の固定ピン4
〜6の近傍に置かれる。この場合、レバー9にはP方向
に力が加えられて可動ピン7の先端部7aは引き込まれ
た状態である。そこで、P方向の力を解除することによ
り、バネ8の付勢力で可動ピン7がスライドし、その先
端部7aでウエハ11を押して第1〜第3の固定ピン4
〜6と該可動ピン7により最終的に位置合せが行われる
。そして、静電チャック(2)に電圧か印加されてウエ
ハ11が固定され、電子ビーム等により描画されるもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ウエハ11が
第1〜第3の固定ピン4〜6近傍に置かれた際には、何
れの1点においても位置規制がされておらず、可動ピン
7の先端部7aにより3点で一度に位置決めが行われる
。従って、ウエハ11の静電チャック面2上での摩擦、
又は可動ピン7の軸のぶれ等により、該ウエハ11に位
置ずれを生じ、露光装置の例えばX−Yステージによっ
て該ずれを補正しなければならず、ウエハ処理において
長時間を要するという問題がある。
【0006】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、基板を確実,正確に位置決めし、補正を不要と
する基板の位置決め機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、所定数の固
定部及び可動部により基板を位置決めするホルダと、該
ホルダに取着され、該基板を固定する固定手段と、該基
板を、該ホルダに搬送し、該所定数の固定部の何れかに
位置規制するための弾性特性を有する搬送手段とを含む
構成とすることにより解決される。
【0008】また、図1に、本発明方法の原理説明図を
示す。位置決めを行う場合、ステップ1では、弾性特性
を有する搬送手段上に、外部で所定程度の位置決めされ
た基板を保持する。ステップ2では、該搬送手段に保持
された基板を、所定数の固定部及び可動部を有するホル
ダに搬送し、何れかの該固定部に位置規制する。そして
、ステップ3では、該ホルダの可動部により、該基板を
他の総ての固定部に位置規制して位置決め固定する。
【0009】
【作用】上述のように、位置決め機構を、所定数の固定
部及び可動部を有するホルダと、弾性特性を有する搬送
手段とにより構成している。そして、搬送手段に保持さ
れた基板は、ホルダの何れかの固定部にまず位置規制さ
れ、可動部で位置決めし、位置決めされた該基板を固定
手段により固定するものである。
【0010】すなわち、複数の固定部により基板を位置
決めする場合、該基板を固定部に可動部により一度に位
置決めするのではなく、段階的に位置規制して、最終的
に位置決めを行うものである。
【0011】これにより、基板を確実,正確に位置決め
することが可能となり、位置ずれによる補正を不要とし
て基板処理時間の短縮を図ることが可能となる。
【0012】
【実施例】図2に、本発明の一実施例の構成図を示す。 なお、図4と同一の構成部分には同一の符号を付す。図
2は基板の位置決め機構1を示したもので、ホルダ3は
穴部3aが形成されており、この穴部3aにネジ13に
より固定手段である静電チャック2が取着され、孔14
より静電チャック2の制御コード(図示せず)が取出さ
れる。また、穴部3aの周囲の一端であって、該静電チ
ャック2上に、固定部である第1及び第2の固定ピン4
,5が連設される。この第1及び第2の固定ピン4,5
は端面が直線的になるように揃えられている。また、第
2の固定ピン5より略90度の周囲位置には固定部であ
る第3の固定ピン6が設けられる。
【0013】一方、第3の固定ピン6の対向する位置に
、可動部である可動ピン7が設けられている。この可動
ピン7は、摺動部15内を摺動して、先端部7aが穴部
3a内に出し入れされる。可動ピン7の後端は、弾性部
材であるバネ8が取付けられると共に、「く」の字状に
レバー9がヒンジ10により取付けられる。このレバー
9にP方向に力を加えた場合には、可動ピン7の先端部
7aは摺動部15内に収納状態となり、P方向の力を解
除すると先端部7aが静電チャック2上に突き出る。 このようなホルダ3に、弾性特性を有する搬送手段であ
る搬送アーム16により、基板であるウエハ11(又は
フォトマスク等)が搬送される。この搬送アーム16は
、例えばバネ性の金属部材を介在させたもので、長手方
向に付勢力を有する。なお、搬送アーム20を、金属部
材で形成し、撓みによる弾性特性を持たせてもよい。
【0014】いま、レバー9にはP方向の力が加えられ
、可動ピン7の先端部7aは、摺動部15内に収納状態
にある。そこで、搬送アーム16の先端に、外部により
ある程度位置決めされたウエハ11(オリエンテーショ
ンフラット部11aが先頭位置)が保持され、ホルダ3
の穴部3a上に搬送される。そして、搬送アーム16が
ウエハ11を保持したまま、第1及び第2の固定ピン4
,5に該ウエハ11のオリエンテーションフラット部1
1aを押しつけて位置規制する。この場合、搬送アーム
16は、弾性を有することから、クッションの役割をし
て該ウエハの破損を防止している。これにより、まず第
1及び第2の固定ピンにより一方向に位置が決定される
【0015】この状態でレバー9に加えられている力を
解除すると、可動ピン7の先端部7aがウエハ11の周
端部を押し、第3の固定ピン6に押しつける。すなわち
、ウエハ11は、第1〜第3の固定ピン4〜6及び可動
ピン7により位置決めが行われる。そして、搬送アーム
16がウエハ11を開放し、静電チャック2に電圧印加
を行ってウエハ11を吸着固定するものである。
【0016】すなわち、ウエハ11の位置決めを、まず
第1及び第2の固定ピン4,5で行い、次の第3の固定
ピン6及び可動ピン7で段階的に行うことにより、ウエ
ハ11を確実,正確に位置決めを行い、位置ずれによる
補正を不要とすることができる。
【0017】次に、図3に、本発明の適用例の構成図を
示す。図3は、本発明の基板の機構及び位置決め方法を
電子ビーム露光装置に適用した場合を示している。図3
において、電子ビーム露光装置20は、防振台21上に
真空チャンバ22が載置されており、該真空チャンバ2
2内にX−Yステージ23が配設される。このX−Yス
テージ23は、Yステージ23Yがモータ24Yにより
Y方向に移動し、Yステージ23Y上に位置するXステ
ージ23Xがモータ24XによりX方向に移動する。こ
のモータ24X,24Yはステージ制御部25により移
動台制御部26を介して制御される。また、Xステージ
23Xにはミラー27が設けられ、レーザ発振器28か
らのレーザ光を反射させてレーザレシーバ29に受光さ
せ、ステージ制御部25、移動台制御部26を介して斜
め移動ずれを補正する。
【0018】一方、真空チャンバ22上には電子ビーム
コラム30が位置し、電子ビーム制御部31が電磁レン
ズ32a〜32cを制御して所定形状のビームを得る。 電子ビーム制御部31は露光制御計算機33のデータに
基づいて制御を行い、露光制御計算機33は移動台制御
部26からのX−Yステージ23X,23Yの位置デー
タに基づいて所定の計算を行う。
【0019】また、搬送チャンバ(図示せず)内には搬
送ロボット34が設けられており、最先端の本発明の搬
送アーム16で基板(ウエハ又はフォトマスク等)11
をホルダ3に位置決めし、このホルダ3を搬送ロボット
35の搬送アーム36上に載置する。そして、ゲートバ
ルブ(図示せず)を介して、真空チャンバ22のXステ
ージ23X上(電子コラム30の直下位置)に該ホルダ
3を位置決めして載置固定するものである。
【0020】このような電子ビーム露光装置20は、ま
ず搬送チャンバ内で、搬送ロボット34により基板11
をホルダ3内に位置決めして保持し、このホルダ3を搬
送ロボット35により真空チャンバ22内のXステージ
23X上に位置決めして載置する。そして、基板11上
に、電子ビーム制御部31によって成形された形状のビ
ームが照射される。そこで、基板11をX−Yステージ
23において移動させながら微細パターンを全面に露光
するものである。すなわち、ホルダ3と基板11は位置
決め固定されており、ホルダ3をX−Yステージ23上
に位置決めすることによって、基板11が自動的に露光
経路に対して位置決めされるものである。
【0021】これにより、基板11の位置ずれをX−Y
ステージ23により補正する必要がなく、基板11への
露光時間(処理時間)を短縮することができるものであ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、弾性特
性を有する搬送手段により、ホルダの固定部に基板を段
階的に位置規制して、可動部により位置決め固定するこ
とにより、ホルダに基板を確実,正確に位置決めするこ
とができ、位置ずれの補正を不要として基板処理時間の
短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の原理発明図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明の適用例を示した構成図である。
【図4】従来の基板の位置決め機構の構成図である。
【符号の説明】
1,1a  位置決め機構 2  静電チャック 3  ホルダ 4  第1の固定ピン 5  第2の固定ピン 6  第3の固定ピン 7  可動ピン 11  ウエハ 16  搬送アーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定数の固定部(4〜6)及び可動部
    (7)により基板(11)を位置決めするホルダ(3)
    と、該ホルダ(3)に取着され、該基板(11)を固定
    する固定手段(2)と、該基板(11)を、該ホルダ(
    3)に搬送し、該所定数の固定部(4〜6)の何れかに
    位置規制するための弾性特性を有する搬送手段(16)
    と、を含むことを特徴とする基板の位置決め機構。
  2. 【請求項2】  弾性特性を有する搬送手段(16)上
    に、外部で所定程度の位置決めされた基板(11)を保
    持するステップと、該搬送手段(16)に保持された基
    板(11)を、所定数の固定部(4〜6)及び可動部(
    7)を有するホルダ(3)に搬送し、何れかの該固定部
    (4,5)に位置規制するステップと、該ホルダ(3)
    の可動部(7)により、該基板(11)を他の総ての固
    定部(6)に位置規制して位置決め固定するステップと
    、を含むことを特徴とする基板の位置決め方法。
JP3026443A 1991-02-20 1991-02-20 基板の位置決め機構及び位置決め方法 Withdrawn JPH04266046A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514