JPH04265112A - 圧力スウィング式混合ガス分離方法及びその装置 - Google Patents

圧力スウィング式混合ガス分離方法及びその装置

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JPH04265112A
JPH04265112A JP3026451A JP2645191A JPH04265112A JP H04265112 A JPH04265112 A JP H04265112A JP 3026451 A JP3026451 A JP 3026451A JP 2645191 A JP2645191 A JP 2645191A JP H04265112 A JPH04265112 A JP H04265112A
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JP
Japan
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separation
load
unnecessary components
throttle valve
gas
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Application number
JP3026451A
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English (en)
Inventor
Norio Kuniyasu
典男 国保
Naoki Okajima
直樹 岡島
Akinori Itou
彰規 伊藤
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水分吸着剤等の分離
剤を充填した一対の分離筒のうちの一方の内部に水分等
の不要成分を含有する未処理ガスを高圧で供給し、前記
分離剤に不要成分を吸着または吸収させて同ガスから不
要成分を分離処理し、その処理済みガスを送出する分離
行程と、前記一方の分離筒から送出された処理済みガス
の一部を絞り弁により減圧してパージエアとして他方の
分離筒内に供給し、そのパージエアにより他方の分離筒
内の分離剤から不要成分を取り除いて、同分離剤を再生
させる再生行程とを同時に行い、その両行程を両分離筒
に対して交互に行うようにした圧力スウィング式分離方
法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置は、例えば米国特許第34
48561号において公知である。この米国特許の装置
においては、水分吸着剤を内蔵した一対の分離筒内にそ
れぞれセンサが設けられて、同センサにより吸着剤の水
分含有量が検出される。そして、吸着剤の水分含有量が
多くなると、スウィングサイクルが切り換えられて分離
行程と再生行程とが逆転される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記装
置においては両センサの精度のばらつきがそのまま検出
誤差となって現れる。つまり、スウィングサイクル切り
替えによって両吸着筒の吸着・再生制御が行われるので
あるが、検出誤差のために両吸着筒に対する吸着・再生
制御がばらつき、効率のよい分離と再生を行い得ないお
それがあった。
【0004】すなわち、水分が吸着されて除湿されたエ
アの一部が再生用のパージエアとして利用されるのであ
るが、当然このパージエアは必要最小限でよく、必要量
以上であると、エネルギーロスが生じ、運転効率が悪く
なり、ランニングコストが高くなる。逆にパージエアが
少なすぎる場合は再生が充分行われないことになる。ま
た、前記センサはその周囲の水分含有量しか検出できな
い。ところが、吸着剤には水分含有量分布が存在して位
置が異なることによって、各位置の水分量が異なり、セ
ンサの検出値が吸着剤全体の水分量を示すことは少ない
。さらに、前記センサによって検出される水分含有量と
出口に供給される圧縮空気の乾燥度(露点)との関係は
完全な比例関係になく、負荷状態によっては比例関係が
大きくくずれて、安定した乾燥度を得られない。つまり
、分離筒内を通るエアの流速によってセンサの応答性が
変動したり、吸着剤の温度によってその吸着剤の吸着及
び再生特性が変化して、吸着剤全体が同じ量の水分を吸
着しているのにもかかわらずセンサが異なった検出値を
示したりするものであった。従って、この点からも効率
のよい分離と再生の制御を行うことが難しい。
【0005】この発明は以上のような課題を解決するた
めになされたものであって、その目的は、簡単な構成で
、かつ最少のパージ量で効率のよい分離を行うことがで
きる圧力スウィング方法及びその装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めにこの発明においては、絞り弁として可変絞り弁を使
用し、不要成分を分離処理した分離剤の負荷を検出し、
その負荷値に対応したデータを順序規則を持って分類し
た複数の負荷値データ群と、前記可変絞り弁の弁開度に
対応した弁開度制御データを順序規則を持って分類した
複数の弁開度制御データ群とを対応させて、前記負荷値
に対応した分だけ前記可変絞り弁の開度を調整してパー
ジエア量を調節するようにした。
【0007】また、この発明においては、未処理ガスの
圧力及び温度と未処理ガスまたは処理済みガスの流量を
検出して負荷を検出するようにした。さらに、この発明
においては、処理済みガスの露点を検出して負荷を検出
するようにした。加えて、この発明においては、不要成
分を分離処理した分離剤の負荷を検出し、その負荷値に
対応したデータを順序規則を持って分類した複数の負荷
値データ群と、前記スウィングのサイクル時間に対応し
たサイクル時間データを順序規則を持って分類した複数
のサイクル時間データ群とを対応させて、前記負荷値に
対応してサイクル時間を設定するようにした。
【0008】
【作用】この発明においては、サイクルスウィングにと
もない、分離に使用された分離剤の負荷が検出され、負
荷値データ群と、弁開度制御データ群との対応により、
次のサイクルにおける弁開度、すなわちパージ量が決定
される。前記負荷は、未処理ガスまたは処理済みガスの
状態から得られる。また、この発明においては、負荷の
検出に基づいて、サイクル時間が長短調節され、パージ
量が調整される。
【0009】
【第1実施例】以下、この発明を具体化した第1実施例
を図1〜図10に基づいて説明する。図1に示すように
、1、2はそれぞれ分離剤としての吸着剤3、4が充填
された分離筒としての吸着筒、5、6はそれぞれ吸着筒
1、2の一端に接続された供給管、7、8はそれぞれ吸
着筒1、2の他端に接続された吐出管である。  前記
両供給管5、6間には第1、第2の連結管9、10が接
続されている。第1の連結管9には一対のバルブ11、
12が接続されると共に、両バルブ11、12間にはサ
イレンサ13を有する排出管14が接続されている。第
2の連結管10には一対のバルブ15、16が接続され
ると共に、両バルブ15、16間には導入管17が接続
されている。
【0010】前記両吐出管7、8間には第3、第4、第
5の連結管21、22、23が接続されている。第3の
連結管21には可変絞り弁24が接続されている。第4
の連結管22には一対のバルブ25、26が接続されて
いる。第5の連結管23には一対のバルブ27、28が
接続され、両バルブ27、28には送給管29が接続さ
れている。第4、第5の連結管22、23の各バルブ2
5、26及び27、28間において、両連結管22、2
3間には連通管30が接続され、そこには固定絞り弁3
1が接続されている。第3、第4の連結管22、23間
において両吐出管7、8にはフィルタ32、33が接続
されている。
【0011】前記導入管17には圧力センサ41及び温
度センサ42が設けられ、前記送給管29には流量セン
サ43が設けられている。これらのセンサ41、42、
43は検出手段を構成している。弁開度決定手段を構成
する制御装置44には前記各センサ41、42、43か
らの検出出力が入力されるとともに、制御装置44は後
述の制御回路64を動作させて前記可変絞り弁24の開
度を制御する。
【0012】そして、バルブ11、16、28、25、
26が閉じられると共に、バルブ12、15、27が開
かれた状態で、図示しないコンプレッサの作用により実
線矢印で示すように不要成分としての水分を多く含有し
た高圧の未処理のエアが導入管17から導入されて、第
2連結管10及び供給管5を通って一方の吸着筒1内に
送り込まれる。その吸着筒1内に送り込まれた未処理多
湿エアの水分は、同筒1内の吸着剤3により吸着され、
除湿されて乾燥状態となる。この除湿エアは高圧状態を
維持する。高圧の除湿エアは吐出管7及び第5連結管2
3を通って送給管29から図示しない所要位置に送給さ
れる。また、吸着筒から吐出された除湿エアの一部は可
変絞り弁24を通って減圧され、パージエアとして他方
の吸着筒2内に導入される。そして、その減圧されたパ
ージエアにより吸着筒2内の吸着剤4の水分が取り除か
れて吸着剤が再生され、供給管6、第1連結管9を通っ
て排出管14から排出される。
【0013】一定時間が経過して、一方の吸着筒1内の
吸着剤3が水分を充分吸着した状態になるとともに、他
方の吸着筒2内の吸着剤4が充分な再生状態になると、
バルブ12、15、27、25、26が閉じられるとと
もに、バルブ11、16、28が開かれる。この状態で
点線矢印で示すように未処理多湿エアが導入管17、第
2の連結管10を経て吸着筒2内導入され、同筒2内の
吸着剤4により水分が吸着されて、エアの除湿乾燥が行
われる。除湿されたエアは吐出管8、第5の連結管23
を経て、所要位置に送給される。また除湿エアの一部が
可変絞り弁24を経て、パージエアとして吸着筒1内に
導入されて同筒内の吸着剤3を乾燥させ、供給管5、第
1の連結管9、排出管14から排出される。
【0014】このようにして、一方の吸着剤により除湿
エアをつくり出す分離行程と除湿エアの一部により他方
の吸着剤を乾燥状態に再生する再生行程とが同時に行わ
れ、一定時間が経過すると前記行程が切り換えられて、
圧力スウィングが行われる。なお、圧力スウィングが行
われる直前には、第3の連結管21上の閉じられている
バルブ25または26が開放されて、除湿エアが固定絞
り弁31を通って減圧状態の吸着筒1または2内に送り
込まれて、充填される。このため、吸着筒1または2に
対して予備加圧が行われ、圧力スウィングにともなう2
次側の急激な圧力変動を防止して、バルブ等に対する悪
影響が阻止される。
【0015】そして、除湿エアの供給時には前記圧力セ
ンサ41、温度センサ42は導入される未処理多湿エア
の圧力及び温度を検出し、流量センサ43は所要位置に
供給される除湿エアの流量を検出する。制御装置44は
この検出結果に応じて、水分吸着を行った吸着剤3、4
の負荷量を判断し、次のサイクルにおいて吸着剤の再生
に使用されるパージエアを適正な量に調整するために可
変絞り弁24の開度を調節する。
【0016】そこで、前記可変絞り弁24の構成及び構
成を図2に基づいて説明する。なお、この可変絞り弁2
4についての詳細は、この出願と同一の出願人による特
願平1ー291655号に記載されているので、それを
参照されたい。第1ポート61は一方の吸着筒1の吐出
側に、第2ポート62は他方の吸着筒2の吐出側にそれ
ぞれ接続されている。一方の吸着筒1が吸着行程にあり
、他方の吸着筒2が再生行程にあるときに、前記制御装
置44により切り替え弁76が作動されて、第2圧力室
79の圧力がフィードバックチャンバ63に伝達される
。逆に、吸着筒1が再生行程にあり、吸着筒2が吸着行
程にあるときには、制御装置44により切り替え弁77
が作動されて、第1圧力室78の圧力がフィードバック
チャンバ63に伝達される。このフィードバックチャン
バ63の圧力は圧力センサ65により検出される。
【0017】制御回路64は制御装置44からの弁開度
制御信号と圧力センサ65からのフィードバック信号と
を比較して、所要量のパージエアが得られるように弁開
度を制御する。すなわち、制御回路64は圧電素子フラ
ッパ66に対する印加電圧の高低を制御し、フラッパ6
6の下方への変位量を調節する。このため、ノズル67
の開閉量が調整される。ここで、第3の連結管21に接
続されたパイロット圧供給口68から供給される圧縮エ
アの圧力がオリフィス69を通過して、パイロット室7
0に作用するが、ノズル67が圧電素子フラッパ66に
よりほとんど閉じられていると、パイロット室70の圧
力が上昇し、ダイヤフラム71が弁棒72とともに押し
下げられようにして、主弁73が開かれることにより吸
着筒が2が再生行程にある時は第1圧力室78から第2
圧力室79へ給気され、第2圧力室79の圧力が上昇す
る。
【0018】すると、2枚のダイヤフラム71間のフィ
ードバックチャンバ63の圧力が上昇し、圧力センサ6
5からのフィードバック信号が増加して入力信号との差
が小さくなり、圧電素子フラッパ66の変位量が減少し
、ノズル67が開いてパイロット圧が減少するため、ダ
イヤフラム71が弁棒72とともに押し上げられて主弁
73が閉じられる方向へ移動しようとするのであって、
二次側の圧力が入力信号に対応した圧力になる点で圧電
素子フラッパは停止し、主弁73の開度はそれに応じた
開度となり、二次側すなわち第2圧力室79側の圧力が
制御装置44からの信号に対応するほぼ一定の圧力に保
持され、オリフィス74で一定量に絞られて、第2ポー
ト62からパージエアとして流出する。
【0019】第2ポート62側が高圧となった場合には
切り替え弁46を作動させることにより上記と同様の作
動が行われ、制御装置44からの入力信号に対応する一
定の量が第1ポート61からパージエアとして流出され
る。前記制御装置44には、図4〜図6、図8及び図9
に示すデータ群、図7及び図10に示すルールのデータ
群と、それらのデータ群を演算使用するプログラムとが
格納されている。図4、図5、図8が負荷値に対応した
データを順序規則をもって分類した複数の負荷値データ
群を示し、図6、図9が可変絞り弁24の弁開度に対応
した弁開度制御データを順序規則をもって分類した弁開
度制御データ群を示す。
【0020】すなわち、図4には、目標露点dx(d0
〜d6)に関連する複数の関数D0〜D6が示されてい
る。図5には、前記温度センサ42の検出による入口温
度tx(t0〜t6)に関連する複数の関数T0〜T6
が示されている。図6には、基本パージ流量px(p0
〜p6)に関連する複数の関数P0〜P6が示されてい
る。図8には、入口流量i0〜i3に関連する複数の関
数I0〜I3が示されている。なお、入口流量は出口の
流量センサ43により検出された出口流量に基づいて算
出され、これについては後述する。図9には、パージ係
数r0〜r3に関連する複数の関数R0〜R3が示され
ている。また、図7には前記目標露点に関する関数D0
〜D6と、入口温度に関する関数T0〜T6とから基本
パージ量に関する関数P0〜P6を選択するためのルー
ルが示されている。図10には前記入口流量に関する関
数I0〜I3からパージ係数に関する関数R0〜R3を
選択するためのルールが示されている。
【0021】次に、前記可変絞り弁24の開度制御、つ
まりパージ量の制御について説明する。この制御は制御
装置44の作用に基づいて概略的には図3に示す通りに
行われ、この実施例では湿度100パーセントの未処理
エアに対する除湿が行われる。すなわち、図3に示すよ
うに、まず、除湿エアの目標露点の設定が行われる。こ
の露点設定は、例えば、図示しないダイヤルにより手動
で設定される。除湿装置が運転され、スウィングサイク
ルが切り換えられると、導入管17の温度センサ42に
より未処理エアの温度が検出される。それによって、未
処理エアの水分含有量、つまり飽和水蒸気量に対応した
基本パージ量が算出されて、その量が設定記憶される。 次いで、入口の圧力センサ41により未処理エアの圧力
が検出されて、基本パージ量をもとに入口の圧力に対応
した定格パージ量が演算により設定される。次いで、送
給管29の流量センサ43により出口の除湿エアの流量
が検出される。そして、この出口流量にサイクル切り替
え前のパージ流量が加算されて、入口より流入した流量
の総量が検出され、負荷が検出される。次いで、切り替
え後のサイクルにおけるパージ量の割合を0〜1で表す
パージ係数が算出されて、設定記憶される。そして、前
記定格パージ量に対してパージ係数が乗算されて、次の
サイクルの実際のパージ量、すなわち弁開度が決定され
る。つまり、入口温度、入口圧力、出口流量及びパージ
流量により負荷が検出され、それに基づいて弁開度が決
定される。
【0022】なお、パージ量が決定されるまでの順序は
、必ずしも図3の通りである必要はない。例えば入口温
度、入口圧力及び出口流量のすべてを検出して、その後
に基本パージ量、定格パージ量及びパージ係数を算出し
てもよい。以下に、実際のパージ量の決定、すなわち可
変絞り弁24の開度の決定処理について図4〜図10を
参照して詳細に説明する。この処理は、制御装置44の
制御のもとに、図7及び図10に示すルールに基づいて
実行される。
【0023】まず、前記設定ダイヤルにより目標露点d
xが入力された状態で、温度センサ42により入口温度
txが検出されると、図4及び図5に示すように、その
目標露点dx及び入口温度txにそれぞれ対応する関数
D2、D3及びT1、T2が選択される。次いで図7に
示すルールにより前記関数D2,D3及び関数T1、T
2を条件として関数P1,P2が選択される。例えば、
図4の条件関数がD2で図5の条件関数がT1の場合は
、図6において関数P1が選択され(if  dx=D
2  &  tx=T1  then  P1)、両条
件関数D2,T1のグレードg2(dx)、g1(tx
)が求められ、それらの内の小さい方の値g1(tx)
が得られて、その論理積g1(tx)に対応して関数P
1の頭切りが行われる。以上のようにして、図6に示す
ように、残りの条件関数の3つの組合せに対応した関数
P2の頭切りが行われる。そして、頭切りされた関数P
1,P2を合成した面積の重心Gが求められ、その重心
Gに対応する基本パージ量pxが確定される。
【0024】次いで、前述したように、圧力センサ41
により未処理エアの圧力が検出され、その検出値と前記
基本パージ量pxとが演算されて、前記定格パージ量が
設定される。次に、流量センサ43により除湿エアの出
口流量が検出され、その値に切り替え前のサイクルで使
用したパージ量が加算されて、入口流量ixが算出され
ると、図8に示すようにその値ixに対応する関数I1
,I2が条件関数として選択され、図90に示すルール
から図9において前記関数I1、I2を条件関数として
関数R1、R2が選択される。次いで、条件関数I1の
グレードg1(ix)が求められ、図10において、グ
レードg1(ix)に対応して関数R1の頭切りが行わ
れる。同様に条件関数I2のグレードg2(ix)が求
められ、そのグレードg2(ix)に対応して関数R2
の頭切りが行われる。そして、頭切りされた関数R1、
R2を合成した面積の重心Gが求められて、その重心G
に対応するパージ係数rxが確定される。
【0025】以上のようにして、切り替え前のサイクル
の負荷に応じて最適のパージ総量が求められ、それに応
じて可変絞り弁24の開度が最適になるように制御され
る。そして、この実施例の分離装置においては、制御装
置44は前述した説明から明かなように複数の関数デー
タやルールデータを持てばよく、温度、圧力、流量等の
各入力要素ごとの多数のレベルに対応するデータや、そ
れらの各データ間の関係を示す多数のデータ等の膨大な
量のデータを持つ必要がない。従って、的確できめの細
かい制御が可能であるにもかかわらず、構成をきわめて
簡単にすることができる。
【0026】また、この実施例の分離装置においては、
エアの状態を検出することにより吸着剤に加えられた負
荷を検出し、その負荷に応じてパージ量を決定している
。従って、従来の分離装置とは異なり、吸着剤の湿度分
布等に左右されることなく、最適で、必要最少量のパー
ジエアを算出して、確実な再生を行うことができ、エネ
ルギーロスを防止して、効率的な除湿が可能となる。
【0027】加えて、この実施例の分離装置ではパージ
エア量の調節を1サイクル時間の長短調節ではなく可変
絞り弁24の開度調整により行われ、しかも、サイクル
切り替え時にのみ可変絞り弁24が開度調節されるので
、各サイクル期間中にはパージ量が変動することはなく
、除湿エアの安定供給が可能である。なお、分離装置の
稼働停止時には、最終サイクル時の負荷が記憶装置に記
憶され、稼働再開時には記憶された負荷に基づいてパー
ジ量の制御が行われる。また、この第1実施例では湿度
100パーセントの未処理エアの除湿を行うようになっ
ているため、湿度センサが不要であったが、湿度100
パーセント未満の未処理エアを除湿する場合は、未処理
エアの流路に湿度センサを設けて、水分の含有比率を検
出する必要がある。
【0028】
【第2実施例】次に、この発明の第2実施例を図11〜
図16に基づいて説明する。この第2実施例では送給管
29に露点センサ51が設けられ、制御装置44はこの
露点センサ51の出力のみに応じて可変絞り弁24を制
御する。圧力センサ41、温度センサ42、流量センサ
43は設けられていない。
【0029】また、制御装置44には図13〜図15に
示すデータ群と、図16に示すルールのデータ群と、そ
れらのデータ群を使用して実行されるプログラムとが格
納されている。図13、14はそれぞれ露点誤差、露点
変化速度に対応したデータを順序規則をもって分類した
複数のデータ群を示し、図15は弁開度変更量に対応し
た弁開度変更量データを順序規則を持って分類した複数
の弁開度変更量制御データ群を示す。
【0030】すなわち、図13には、露点誤差sー3〜
s3に関連する複数の関数Sー3〜S3がを示されてい
る。図14には、露点変化速度d0〜d3に関連する複
数の関数D1〜D3がを示されている。図15には、パ
ージエア操作量qー3〜q3に関連する複数の関数Qー
3〜Q3が示されている。また、図16には前記露点誤
差に関する関数Sー3〜S3と、露点変化速度に関する
関数D0〜D3とから弁開度変更量に関する関数Qー3
〜Q3を選択するためのルールが示されている。
【0031】その他の構成は前記第1実施例と同様であ
る。この第2実施例の分離装置は以下のように作用する
。稼働時には、図12に示すように露点センサ51によ
り除湿エアの露点検出が継続して行われ、これに基づき
露点変化速度dxが検出されて、その変化速度データd
xが制御装置44の記憶部に格納されるとともに、1サ
イクル終了時の露点データが前記記憶部に最終露点デー
タとして格納される。これに基づいてサイクル切り替え
前の負荷が検出される。なお、検出される露点は必ずし
も負荷変動と比例関係にないため、負荷変動をきめこま
かく検出するために、この露点変化速度の検出が行われ
る。
【0032】1サイクルの稼働が終了すると、露点セン
サ51により検出された最終露点と目標露点との差、つ
まり露点誤差sxが演算される。そして、図13及び図
14に示すように、露点誤差sx及び露点変化速度dx
対応する関数S0、S1及びD1、D2が選択される。 次いで、図16に示すルールにより図15に示すように
、前記関数S0、S1及び関数D1、D2を条件として
関数Q1、Q2、Q3が選択される。例えば、図13の
条件関数がS0で、図14の条件関数がD1の場合は、
図15において関数Q1が選択される(if  sx=
S0  &  dx=D1  then  Q1)。そ
して、両条件関数S0,D1のグレードg0(sx)、
g1(dx)が求められ、それらの内の小さい方の値g
0(sx)が得られて、その論理積g0(sx)に対応
して関数Q1の頭切りが行われる。以上のようにして、
図15に示すように、残りの条件関数の3つの組合せに
より選択された関数Q2、Q3の頭切りが行われる。そ
して、頭切りされた関数Q1,Q2、Q3を合成した面
積の重心Gが求められる。これにより、この重心Gに対
応する弁開度変更量qxが確定され、これに応じて次の
サイクルの可変絞り弁24の開度が決定されて、サイク
ル切り替え前の負荷に応じたパージエア量が決定される
【0033】従って、この第2実施例においても前記第
1実施例と同様な作用を得ることができる。特に、この
第2実施例においては、出口露点のみを検出して負荷を
算出するので、湿度センサを設けなくても未処理エアの
湿度の高低に関わりなく負荷検出が可能であり、如何な
るレベルの未処理エアに対しても除湿を有効に行うこと
ができる。また、この第2実施例ではセンサとして露点
センサが設けられているだけであるので、負荷に関する
データも露点についてのみ持てばよく、構成が簡単で、
制御も容易になる。
【0034】
【第3実施例】次に、この発明の第3実施例を図17に
基づいて説明する。この第3実施例においては、第3の
連結管21上に前記両吸着筒1、2より小さな容積の第
1、第2の再生促進筒91、92が連結されている。こ
の第1、第2の再生促進筒91、92内には吸着筒1、
2内の吸着剤3、4と同じ吸着剤が充填されている。そ
の他の構成は前記第1実施例または第2実施例と同様で
ある。従って、パージエアが両再生促進筒91、92内
を通過することになる。なお、この発明においてはこの
第3実施例のように、吸着剤を内蔵した筒が再生側及び
吸着側(左右)にそれぞれ複数個ずつ設けられていても
、各側1個としてみなす。従って、左右に分離筒1、2
が複数個ずつ設けられていても、それらは一対の分離筒
とみなす。
【0035】この第3実施例においては、再生促進筒9
1、92の作用により吸着筒1、2内の吸着剤3、4の
再生がより効率的に行われるものである。すなわち、パ
ージエアは一対の再生促進筒91、92内を通過するこ
とにより、いっそう乾燥され、それが再生に使用される
ことにより、吸着筒1、2の再生がきわめて効率的に行
われる。
【0036】例えば、第1の吸着筒1から除湿エアが送
給される場合において、第1の吸着筒1から吐出される
高圧の除湿エアの総体積を「100」とし、そこから分
離される高圧のパージエアの体積を「10」とし、可変
絞り弁24で減圧された後のパージエアの体積を「10
0」とする。従って、前段の第1再生促進筒91では体
積「10」のパージエアに除湿が施され、いっそう乾燥
する。このパージエアはサイクルの初期においては後段
の第2再生促進筒2内の吸着剤の再生に用いられる。一
方、第2再生促進筒92内の吸着剤は、前回のサイクル
で体積「10」で、かつもともと乾燥度の高いパージエ
アから水分を奪っただけなので、水分含有量は多くない
。このため、第2再生促進筒92内の吸着剤は可変絞り
弁24により10倍の体積に膨張したパージエアにより
瞬時に再生される。再生後の第2再生促進筒92はパー
ジエアの除湿用として機能する。従って、パージエアは
2箇所の再生促進筒91、92においてほとんど完全に
除湿され、それが吸着筒2の再生に使用される。このこ
とによって、再生がきわめて有効に行われ、結果として
少ないパージ量で高効率除湿が可能となる。当然、第1
吸着筒1が再生される場合も同じことである。
【0037】以上のように、この第3実施例の作用は第
1、第2実施例とほとんど同様であるが、さらに少ない
パージ量で効率の良い分離を行うことができる。
【0038】
【別の実施例】なお、この発明は前記第1、第2の実施
例に限定されるものではなく、以下のような態様で具体
化してもよい。 (イ)前記第1実施例において、送給管29の部分に露
点センサを設けること。この場合には温度、圧力、流量
の他に露点データが加えられるので、一層正確な負荷検
出が可能である。 (ロ)前記第1、第2実施例においては可変絞り弁24
の開度調節によりパージ量が制御されるが、サイクル時
間の長短調節によりパージ量を制御するように構成する
こと。この場合には、当然のことながら、可変絞り弁2
4は不要で、その代わりに固定絞り弁が用いられる。ま
た、この別例では制御装置44がサイクル時間決定手段
を構成し、制御装置44はスウィングのサイクル時間に
対応した複数のサイクル時間データ群を持ち、第1、第
2実施例と同様に制御を行う。 (ハ)第1、第2実施例では、この発明を除湿装置に具
体化したが、除湿装置以外の装置、例えば不要成分混合
エアから窒素ガス等の不要成分を分離する他の分離装置
に具体化すること。 (ニ)第2実施例においては目標露点と検出露点との誤
差に基づいてパージ量を決定したが、当回サイクル終了
時の露点と前回サイクル終了時の露点との差に基づいて
パージ量を決定すること。 (ホ)第1実施例において、流量センサ43を未処理エ
アの入口側に設けること。 (ヘ)第2実施例においては、加圧露点が検出されたが
、除湿エアの一部を大気圧まで減圧して所定位置に導き
、そこで露点を検出すること。 (ト)第2実施例において、分離装置の周囲の温度を検
出する周囲温度検出センサを設けて、設定露点が周囲温
度と連動して変化するように構成すること。例えば、設
定露点が周囲温度と常に同一差を維持するように制御す
る機構を設けたり、あるいは周囲温度が高い場合には設
定露点との差が小さく、周囲温度が低い場合には設定露
点との差が大きくなるように制御する機構を設けたりす
ること。 (チ)パージエアの量を調節すると共に、パージエアを
減圧する可変絞り弁として他の構造のものを使用するこ
と。例えば、絞り量の調節をモータによって行う電動弁
や開度をデューティ比制御する電磁弁等を使用すること
【0039】
【発明の効果】以上、実施例で例示したように、この発
明においては、以下に述べるように幾多の効果を奏する
。 (1)分離剤の負荷を正確に検出して、パージ量を正確
に設定でき、エネルギーロスのない効率的な運転が可能
となる。 (2)パージを制御する制御装置として膨大なデータを
有する必要がなく、構成が簡単である。 (3)パージ量を調節するために可変絞り弁を使用した
場合には除湿エアの供給が変動することなく安定状態を
維持する。 (4)露点検出により負荷を検出するようにした場合に
は、センサが露点センサのみでよく、構成が簡単である
。 (5)同じく露点検出により負荷を検出するようにした
場合には、入力が露点データのみなので、制御が容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の分離装置の全体図である。
【図2】同じく可変絞り弁の断面図である。
【図3】同じくフローチャート図である。
【図4】目標露点に関するデータ群を示す説明図である
【図5】入口温度に関するデータ群を示す説明図である
【図6】基本パージ量に関するデータ群を示す説明図で
ある。
【図7】基本パージ量に関するデータ群を選択するため
のルールを示すマトリクス図である。
【図8】入口流量に関するデータ群を示す説明図である
【図9】パージ係数に関するデータ群を示す説明図であ
る。
【図10】パージ係数に関するデータ群を選択するため
のルールを示す図である。
【図11】第2実施例の分離装置の全体図である。
【図12】各サイクルの経過を示す線図である。
【図13】露点誤差に関するデータ群を示す説明図であ
る。
【図14】露点変化速度に関するデータ群を示す説明図
である。
【図15】弁開度変更量に関するデータ群を示す説明図
である。
【図16】弁開度変更量に関するデータ群を選択するた
めのルールを示すマトリクス図である。
【図17】第3実施例の分離装置を示す全体図である。
【符号の説明】
1、2    吸着筒 3、4    吸着剤 24    可変絞り弁 41    圧力センサ 42    温度センサ 43    流量センサ 44    制御装置 51    露点センサ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  水分吸着剤等の分離剤を充填した一対
    の分離筒のうちの一方の内部に水分等の不要成分を含有
    する未処理ガスを高圧で供給し、前記分離剤に不要成分
    を吸着または吸収させて同ガスから不要成分を分離処理
    した後に、その処理済みガスを送出する分離行程と、前
    記一方の分離筒から送出された処理済みガスの一部を絞
    り弁により減圧してパージエアとして他方の分離筒内に
    供給し、そのパージエアにより他方の分離筒内の分離剤
    から不要成分を取り除いて、同分離剤を再生させる再生
    行程とを同時に行い、その両行程を両分離筒に対して交
    互に行うようにした圧力スウィング式分離方法において
    、前記絞り弁として可変絞り弁を使用し、不要成分を分
    離処理した分離剤の負荷を検出し、その負荷値に対応し
    たデータを順序規則を持って分類した複数の負荷値デー
    タ群と、前記可変絞り弁の弁開度に対応した弁開度制御
    データを順序規則を持って分類した複数の弁開度制御デ
    ータ群とを対応させて、前記負荷値に対応した分だけ前
    記可変絞り弁の開度を調整してパージエア量を調節する
    ことを特徴とした圧力スウィング式分離方法。
  2. 【請求項2】  未処理ガスの圧力及び温度と未処理ガ
    スまたは処理済みガスの流量とを検出して負荷を検出す
    る請求項1に記載の圧力スウィング式分離方法。
  3. 【請求項3】  処理済みガスの露点を検出して負荷を
    検出する請求項1に記載の圧力スウィング式分離方法。
  4. 【請求項4】  水分吸着剤等の分離剤を充填した一対
    の分離筒のうちの一方の内部に水分等の不要成分を含有
    する未処理ガスを高圧で供給し、前記分離剤に不要成分
    を吸着または吸収させて同ガスから不要成分を分離処理
    した後に、その処理済みガスを送出する分離行程と、前
    記一方の分離筒から送出された処理済みガスの一部を絞
    り弁により減圧してパージエアとして他方の分離筒内に
    供給し、そのパージエアにより他方の分離筒内の分離剤
    から不要成分を取り除いて、同分離剤を再生させる再生
    行程とを同時に行い、その両行程を両分離筒に対して交
    互に行ってスウィングを行うようにした圧力スウィング
    式分離方法において、不要成分を分離処理した分離剤の
    負荷を検出し、その負荷値に対応したデータを順序規則
    を持って分類した複数の負荷値データ群と、前記スウィ
    ングのサイクル時間に対応したサイクル時間データを順
    序規則を持って分類した複数のサイクル時間データ群と
    を対応させて、前記負荷値に対応してサイクル時間を設
    定することを特徴とした圧力スウィング式分離方法。
  5. 【請求項5】  未処理ガスの圧力及び温度と未処理ガ
    スまたは処理済みガスの流量とを検出して負荷を検出す
    る請求項4に記載の圧力スウィング式分離方法。
  6. 【請求項6】  処理済みガスの露点を検出して負荷を
    検出する請求項4に記載の圧力スウィング式分離方法。
  7. 【請求項7】  水分吸着剤等の分離剤を充填した一対
    の分離筒のうちの一方の内部に水分等の不要成分を含有
    する未処理ガスを高圧で供給し、前記分離剤に不要成分
    を吸着または吸収させて同ガスから不要成分を分離処理
    した後に、その処理済みガスを送出する分離行程と、前
    記一方の分離筒から送出された処理済みガスの一部を絞
    り弁により減圧してパージエアとして他方の分離筒内に
    供給し、そのパージエアにより他方の分離筒内の分離剤
    から不要成分を取り除いて、同分離剤を再生させる再生
    行程とを同時に行い、その両行程を両分離筒に対して交
    互に行うようにした圧力スウィング式分離装置において
    、前記絞り弁を構成する可変絞り弁と、不要成分を分離
    処理した分離剤の負荷を検出するための検出手段と、そ
    の検出手段による検出に対応して可変絞り弁の弁開度を
    決定する弁開度決定手段とを備え、その弁開度決定手段
    は、負荷量の検出値に対応したデータを順序規則を持っ
    て分類した複数の負荷値データ群と、前記可変絞り弁の
    弁開度に対応した弁開度制御データを順序規則を持って
    分類した複数の弁開度制御データ群とを対応させて、前
    記負荷値に対応した分だけ前記可変絞り弁の開度を調整
    してパージエア量を調節するように構成したことを特徴
    とした圧力スウィング式分離装置。
  8. 【請求項8】  検出手段は、未処理ガスの圧力及び温
    度と未処理ガスまたは処理済みガスの流量とを検出して
    負荷を検出する請求項7に記載の圧力スウィング式分離
    装置。
  9. 【請求項9】  検出手段は、処理済みガスの露点を検
    出して負荷を検出する請求項7に記載の圧力スウィング
    式分離装置。
  10. 【請求項10】  水分吸着剤等の分離剤を充填した一
    対の分離筒のうちの一方の内部に水分等の不要成分を含
    有する未処理ガスを高圧で供給し、前記分離剤に不要成
    分を吸着または吸収させて同ガスから不要成分を分離処
    理した後に、その処理済みガスを送出する分離行程と、
    前記一方の分離筒から送出された処理済みガスの一部を
    絞り弁により減圧してパージエアとして他方の分離筒内
    に供給し、そのパージエアにより他方の分離筒内の分離
    剤から不要成分を取り除いて、同分離剤を再生させる再
    生行程とを同時に行い、その両行程を両分離筒に対して
    交互に行ってスウィングを行うようにした圧力スウィン
    グ式分離装置において、不要成分を分離処理した分離剤
    の負荷を検出するための検出手段と、その検出手段によ
    る検出に対応してスウィングサイクルの時間を決定する
    サイクル時間決定手段と、そのサイクル時間決定手段は
    負荷値に対応したデータを順序規則を持って分類した複
    数の負荷値データ群と、前記スウィングのサイクル時間
    に対応したサイクルデータ時間を順序規則を持って分類
    した複数のサイクルデータ時間群とを対応させて、前記
    負荷値に対応してスウィングサイクル時間を設定するよ
    うに構成したことを特徴とした圧力スウィング式分離装
    置。
  11. 【請求項11】  検出手段は、未処理ガスの圧力及び
    温度と未処理ガスまたは処理済みガスの流量とを検出し
    て負荷を検出する請求項10に記載の圧力スウィング式
    分離装置。
  12. 【請求項12】  検出手段は、処理済みガスの露点を
    検出して負荷を検出する請求項10に記載の圧力スウィ
    ング式分離装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1036177C (zh) * 1994-04-04 1997-10-22 中国石化北京设计院 一种压缩气体的干燥净化方法及其装置
JP2007261909A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Osaka Gas Co Ltd 水素精製装置の運転方法
JP2008246403A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Osaka Gas Co Ltd ガス製造装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50145964A (ja) * 1974-05-13 1975-11-22
JPH01296077A (ja) * 1988-05-25 1989-11-29 Hitachi Ltd 空気分離装置の前処理装置制御法

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