JPH04264940A - 制御装置及び制御装置の制御方法 - Google Patents

制御装置及び制御装置の制御方法

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JPH04264940A
JPH04264940A JP3025994A JP2599491A JPH04264940A JP H04264940 A JPH04264940 A JP H04264940A JP 3025994 A JP3025994 A JP 3025994A JP 2599491 A JP2599491 A JP 2599491A JP H04264940 A JPH04264940 A JP H04264940A
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俊明 坪井
Akira Yamamoto
彰 山本
Shigeo Honma
繁雄 本間
Yoshihiro Azumi
安積 義弘
Masaji Ozawa
匡二 小澤
Hiroyuki Kitajima
北島 弘行
Michio Miyazaki
宮崎 道生
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • G06F2212/312In storage controller

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央処理装置と、キャ
ッシュメモリを有する制御装置と、記憶装置からなる情
報処理システムにおいて、キャッシュメモリ内の領域割
当ての制御を行う装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】中央処理装置とキャッシュメモリ間で行
なうデ−タ転送処理において、更新したキャッシュメモ
リ内のデ−タをライトアフタデ−タと呼び、このライト
アフタデ−タをキャッシュメモリからディスク装置に書
き出す処理をライトアフタ処理と呼ぶ。ライトアフタ処
理を行なう制御装置において、キャッシュメモリの使用
方法は、例えば、特公昭59−7986号公報、特開昭
62−198946号公報に記載されている。
【0003】特公昭59−7986号公報では、制御装
置は、制御装置内のキャッシュメモリからファ−ストイ
ン/ファ−ストアウト(First−in/First
−out)やLRU(LeastRecentry U
sed)制御により、ライトアフタデ−タをディスク装
置に書き出す。特開昭62−198946号公報では、
制御装置は、中央処理装置からのライト要求に対し、ラ
イトアフタデ−タが所定数より少ない場合、中央処理装
置とキャッシュメモリ間のデ−タ転送を行なう。一方、
ライトアフタデ−タが所定数以上の場合、中央処理装置
とディスク装置間のデ−タ転送を行ない、その後、所定
量以上分のライトアフタデ−タをキャッシュメモリから
ディスク装置に書き出す。中央処理装置からのリ−ド要
求に対し、キャッシュメモリ内に要求されたデ−タがな
く、かつ、要求されたデ−タをキャッシュメモリに入れ
るために、キャッシュメモリから捨てなければならない
デ−タがライトアフタデ−タの場合、当該ライトアフタ
デ−タをキャッシュメモリからディスク装置に書き出し
た後、中央処理装置からリ−ド要求されたデ−タをディ
スク装置から読みだし、当該デ−タを中央処理装置に転
送するとともに、キャッシュメモリに格納する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】制御装置は、中央処理
装置からのライト指示に対し、中央処理装置とキャッシ
ュメモリ間のデ−タ転送処理を行ない、キャッシュメモ
リにライトアフタデ−タを格納する。ライトアフタデ−
タをディスク装置に書き出す処理は、制御装置が前記の
ライト指示とは、非同期に行なう。ところで、ディスク
装置は、デ−タを記録する媒体である複数のディスクと
、ディスクのデ−タ記録面に対応して設けられたデ−タ
を読み書きするためのヘッドから構成されている。前記
ディスクが1回転する間に、前記ヘッドが読み書き可能
な円状の記録単位をトラックと呼ぶ。前記ディスクには
複数のトラックが存在する。ディスク装置に記録された
デ−タを読み書きする時、前記ヘッドを前記デ−タを含
むトラックの位置に移動させる。この動作をシ−ク動作
と呼ぶ。ライトアフタ制御は、中央処理装置からのライ
ト指示に対し、中央処理装置とキャッシュメモリ間のデ
−タ転送処理を行ない、ディスク装置とのデ−タ転送処
理を行なわない。このため、シ−ク動作のための時間が
かからず、高速な応答が可能となる。キャッシュメモリ
に存在するデ−タのうち、ライトアフタデ−タ、すなわ
ち、まだディスク装置に書き込まれていないデ−タでな
いものは、ディスク装置内の内容とそれに対応するキャ
ッシュメモリ内の内容が一致しているため、随時、キャ
ッシュメモリから消去することが可能である。しかし、
ライトアフタデ−タは、キャッシュメモリ内の内容とそ
れに対応するディスク装置内の内容が一致していないた
め、キャッシュメモリ内の内容をディスク装置に書きだ
してからでないと、キャッシュメモリから消去できない
。ライトアフタデ−タでキャッシュメモリが一杯になっ
てしまうため、キャッシュメモリ内のライトアフタデ−
タをディスク装置に書き出してからでないと新たなライ
トアフタデ−タを作成できない。キャッシュメモリ内の
ライトアフタデ−タをディスク装置に書きだすには、当
然、シ−ク動作のための時間がかかる。従って、ライト
アフタ制御による高速応答は期待できない。ここで、デ
ィスク装置に対する処理要求の内容と処理要求の頻度は
、一定ではなく、ディスク装置に格納されたデ−タに依
存している。例えば、あるディスク装置に対する処理要
求が高頻度に発生し、ライトアフタデ−タを大量に作成
すると、他のディスク装置がライトアフタデ−タを作成
できる量は著しく制限される。この場合、CPUからの
見掛け上のディスク性能は、ライトアフタデ−タを大量
に作成したディスク装置の方が、他のディスク装置より
良くなる。しかも、真に高速応答を要求されているディ
スク装置に対して大量のライトアフタデ−タの作成を許
容するのではなく、時間的に早くキャッシュメモリを占
有したディスク装置が大量のライトアフタデ−タを作成
してしまう。従って、ディスク装置毎のキャッシュメモ
リの割当に関しては、他のディスク装置による割当を阻
害しない、適切な配分が重要となる。また、キャッシュ
メモリがライトアフタデ−タで一杯になると、全てのデ
ィスク装置に対するライトアフタ処理ができなくなり、
情報処理システム全体の性能が劣化する。この場合も、
ディスク装置毎のキャッシュメモリの割当を適切な配分
を行うことにより、キャッシュメモリがライトアフタデ
−タで一杯になることを抑制することができる。
【0005】しかし、従来技術において、特公昭59−
7986号公報では、ディスク装置ごとのキャッシュメ
モリの割り当てに関しては、考慮されていなかった。特
開昭62−198946号公報では、キャッシュメモリ
内のライトアフタデ−タの総量を制限する効果はあるが
、ディスク装置ごとのキャッシュメモリの割り当て、お
よび、キャッシュメモリの適切な配分方法に関しては、
考慮されていなかった。
【0006】本発明の目的は、記憶装置に対するキャッ
シュメモリの割り当てに関し、他の記憶装置に対するキ
ャッシュメモリの割り当てを阻害しない、適切な配分を
行う記憶装置の制御装置および方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記制御装置は、前記記
憶装置内のデ−タの一部あるいは前記記憶装置に書き出
す前のデ−タを記憶するキャッシュメモリと、前記制御
装置の管理情報を記録するディレクトリと、キャッシュ
メモリ、ディレクトリおよびデ−タ転送を制御するディ
レクタを有し、前記ディレクタは、キャッシュメモリ内
にある前記記憶装置に書き出す前のデ−タ量が閾値以上
かを判定する手段と、前記キャッシュメモリ内の前記デ
−タ量が閾値以上の場合、記憶装置毎の前記デ−タ量の
割当制限を設定する手段と、前記キャッシュメモリ内の
前記デ−タ量が閾値未満の場合、前記記憶装置毎の前記
デ−タ量の割当制限を解除する手段と、前記割当制限値
以上のキャッシュメモリの割り当てを要求する前記中央
処理装置からのデ−タ書きだし指示を待たせる手段と、
前記記憶装置に書き出す前のデ−タを前記キャッシュメ
モリから前記記憶装置に書き出す手段と、を有する。
【0008】前記記憶装置に書き出す前のデ−タを前記
キャッシュメモリから前記記憶装置に書き出す手段は、
前記割当制限値以上のキャッシュメモリの割り当てを要
求する前記中央処理装置からのデ−タ書きだし指示を待
たせる手段により、デ−タ書きだし処理を待たせている
前記記憶装置のグル−プから1つの記憶装置に対応する
デ−タを選択して、前記キャッシュメモリから前記記憶
装置に書き出す手段と、キャッシュメモリ内にある前記
記憶装置に書き出す前のデ−タを、前記記憶装置毎の前
記デ−タ量の割当制限を設定している前記記憶装置のグ
ル−プから選択して、前記キャッシュメモリから前記記
憶装置に書き出す手段と、前記デ−タを前記キャッシュ
メモリ有する前記記憶装置のグル−プから選択して、前
記キャッシュメモリから前記記憶装置に書き出す手段と
、からなる。
【0009】前記ディレクタは、さらに、前記中央処理
装置によりシ−ケンシャルアクセスが指示されて作成さ
れたライトアフタデ−タが規定数以上存在するかを判定
する、シ−ケンシャルライトアフタ判定手段と、シ−ケ
ンシャルライトアフタの対象が存在する場合、前記ライ
トアフタデ−タをキャッシュメモリから記憶装置に書き
出すシ−ケンシャルライトアフタ処理を行う手段と、を
有する。
【0010】前記ディレクタは、前記キャッシュメモリ
内にある前記記憶装置に書き出す前のデ−タ量に対する
閾値および前記記憶装置に対する前記デ−タの割当制限
値を、前記中央処理装置に報告する手段と、前記中央処
理装置から指示された、前記キャッシュメモリ内にある
前記記憶装置に書き出す前のデ−タ量に対する閾値およ
び前記記憶装置に対する前記デ−タの割当制限値を設定
する手段と、を有する。
【0011】
【作用】前記制御装置は、前記記憶装置内のデ−タの一
部あるいは前記記憶装置に書き出す前のデ−タを記憶す
るキャッシュメモリと、前記制御装置の管理情報を記録
するディレクトリと、キャッシュメモリ、ディレクトリ
およびデ−タ転送を制御するディレクタを有し、前記デ
ィレクタは、キャッシュメモリ内にある前記記憶装置に
書き出す前のデ−タ量が閾値以上かを判定する手段によ
り、キャッシュメモリへの前記デ−タの書き出しを制御
できる。前記キャッシュメモリ内の前記デ−タ量が閾値
以上の場合、記憶装置毎の前記デ−タの割当量を設定す
る手段により、記憶装置毎に、前記デ−タの格納領域が
保障される。前記キャッシュメモリ内の前記デ−タ量が
閾値未満の場合、前記記憶装置毎の前記デ−タ量の割当
制限を解除する手段により、デ−タ量の判定に要する処
理を低減できる。前記割当制限値以上のキャッシュメモ
リの割り当てを要求する前記中央処理装置からのデ−タ
書きだし指示を待たせる手段により、当該記憶装置に書
き出すべき前記デ−タが増加することを防ぐ。前記記憶
装置に書き出す前のデ−タを前記キャッシュメモリから
前記記憶装置に書き出す手段により、前記デ−タの量を
減少させることができる。この際、前記割当制限値以上
のキャッシュメモリの割り当てを要求する前記中央処理
装置からのデ−タ書きだし指示を待たせる手段により、
デ−タの書きだし処理を待たせている前記記憶装置のグ
ル−プから1つの記憶装置に対応するデ−タを選択して
、前記キャッシュメモリから前記記憶装置に書き出す手
段により、前記デ−タの割当て制限が原因で待ち状態と
なったデ−タの書きだし処理を優先して行なうことがで
きる。キャッシュメモリ内にある前記記憶装置に書き出
す前のデ−タを、前記記憶装置毎の前記デ−タ量の割当
制限を設定している前記記憶装置のグル−プから選択し
て、前記キャッシュメモリから前記記憶装置に書き出す
手段により、前記デ−タの割当て制限が原因で生じた待
ち状態が放置された状態とならない。従って、記憶装置
に対するキャッシュメモリの割り当てに関し、他の記憶
装置に対するキャッシュメモリの割り当てを阻害しない
、適切な配分を行う記憶装置の制御装置を提供すること
ができる。
【0012】さらに、前記中央処理装置によりシ−ケン
シャルアクセスが指示されて作成されたライトアフタデ
−タが規定数以上存在するかを判定する、シ−ケンシャ
ルライトアフタ判定手段により、前記中央処理装置から
連続的にライトアフタデ−タを作成できる。連続的にラ
イトアフタデ−タが作成されると、当該記憶装置に対す
るライトアフタデ−タは、急激に増加する。このため、
前記ライトアフタデ−タをキャッシュメモリから記憶装
置に書き出すシ−ケンシャルライトアフタ処理を行う手
段により、前記中央処理装置から連続的に作成されたラ
イトアフタデ−タをキャッシュメモリから記憶装置に書
き出すことができる。これにより、中央処理装置からシ
−ケンシャルアクセスが指示された場合でも、他の記憶
装置に対するキャッシュメモリの割り当てを阻害しない
、適切な配分を行う記憶装置の制御装置を提供すること
ができる。
【0013】前記キャッシュメモリ内にある前記記憶装
置に書き出す前のデ−タ量に対する閾値および前記記憶
装置に対する前記デ−タの割当制限値を、前記中央処理
装置に報告する手段により、前記中央処理装置は、記憶
装置に対する負荷状況を把握できる。前記中央処理装置
から指示された、前記キャッシュメモリ内にある前記記
憶装置に書き出す前のデ−タ量に対する閾値および前記
記憶装置に対する前記デ−タの割当制限値を設定する手
段により、前記中央処理装置が要求する記憶装置の応答
時間に応じて、前記キャッシュメモリ内にある前記記憶
装置に書き出す前のデ−タ量に対する閾値および前記記
憶装置に対する前記デ−タの割当制限値を設定すること
ができる。従って、中央処理装置の要求を加味した他の
記憶装置に対するキャッシュメモリの割り当てを阻害し
ない、適切な配分を行う記憶装置の制御装置を提供する
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
【0015】図2は、本発明の一実施例を示す情報処理
システムの構成図である。情報処理システムは、中央処
理装置(CPU)20とCPU20に接続された制御装
置21と制御装置21に接続された少なくとも1台のデ
ィスク装置25からなる。制御装置21は、ディレクト
リ23、キャッシュメモリ24と少なくも1つのディレ
クタ22を有する。
【0016】図3は、ディスク装置25の構成図である
。ディスク27は、デ−タを記録する媒体であり、ディ
スク装置25内に複数存在する。ヘッド28は、デ−タ
を読み書きする装置であり、ディスク27のデ−タ記録
面に対応して複数個存在する。ディスク27が1回転す
る間に、ヘッド28が読み書き可能な円状のデ−タ記録
単位をトラック29と呼ぶ。トラック29は、ディスク
27上に複数存在する。トラック29には、デ−タの記
録単位の一種であるレコ−ドが格納される。あるデ−タ
を読み書きするために、ヘッド28を現在位置からその
デ−タを含むトラック29を読み書きできる位置に移動
する動作を、シ−ク動作と呼ぶ。また、この動作のため
の要求を位置付け指示と呼ぶ。シ−ク動作を行なうこと
なしに、ヘッド28の選択操作のみで、記録あるいは再
生が可能なトラック29の集合をシリンダと呼ぶ。ディ
レクタインタフェ−ス32は、ディスク装置25とディ
レクタ22とのインタフェ−スであり、ディレクタ22
の指示に従ってヘッド28の制御を行なう。インデクス
30はディスク27上にある基準位置である。
【0017】図4は、本実施例におけるトラック内のレ
コ−ド構成図である。図4(a)に示すように、レコ−
ド33は、制御部34とデ−タ部35からなる。図4(
b)に示すように、制御部34は、レコ−ド位置341
、シリンダ番号342、トラック番号343、レコ−ド
番号344、およびデ−タ長345を記録する。レコ−
ド位置341は、当該レコ−ド33のトラック29上で
の位置である。レコ−ド番号344、トラック番号34
3、シリンダ番号342は、それぞれ、当該レコ−ドの
番号、レコ−ド33が記録されたトラックの番号、当該
トラック29が含まれるシリンダの番号である。デ−タ
長345は、デ−タ部35の長さを示す。デ−タ部35
は、デ−タ長345で指示された長さのデ−タを記録す
る。インデクス30と制御部34との間、レコ−ド33
内の制御部34とデ−タ部35との間、および、デ−タ
部35と次のレコ−ド33の制御部34との間には、ギ
ャップ36が存在する。
【0018】図1は、本発明の一実施例における情報処
理システムを示す図である。制御装置21に設けられた
ディレクタ22は、CPU20とディスク装置25との
間、CPU20とキャッシュメモリ24との間、および
、キャッシュメモリ24とディスク装置25との間で行
うデ−タ転送を制御する。CPU起動処理10は、CP
U20からの指示によりCPU20とディスク装置25
間、および、CPU20とキャッシュメモリ24間のデ
−タ転送を実行する。CPU20とキャッシュメモリ2
4との間のデ−タ転送において、書きかえたキャッシュ
メモリ24内のデ−タをライトアフタデ−タと呼び、こ
のライトアフタデ−タをキャッシュメモリ24からディ
スク装置25に書きす処理をライトアフタ処理と呼ぶ。 ヒットミス判定処理11では、処理対象のトラック29
の内容がキャッシュメモリ24内にあるかを判定する。 トラック29の内容がキャッシュメモリ24内にある場
合、キャッシュヒットと呼び、トラック29の内容がキ
ャッシュメモリ24内にない場合、キャッシュミスと呼
ぶ。キャッシュヒットの場合、キャッシュヒット処理1
2を行なう。キャッシュヒット処理12では、キャッシ
ュ割り当て制限判定処理13によりライトアフタデ−タ
に対するキャッシュメモリ24の割り当て状況を判定し
、割当て不可能な場合、割り当て待ち処理14により、
キャッシュメモリの割り当てが可能となるまで待つ。C
PUキャッシュ転送処理15では、CPU20の指示に
従い、キャッシュメモリ24内のデ−タを読み書きする
。つぎに、シ−ケンシャル判定処理16を行う。 シ−ケンシャル判定処理16では、シ−ケンシャルライ
ト判定処理17により、CPU20からのシ−ケンシャ
ルアクセス指示によりライトアフタデ−タがキャシュメ
モリ24内にたまっていて、ライトアフタ処理が必要か
を判定する。ライトアフタ処理が不要の場合、処理を終
了する。ライトアフタ処理必要な場合、シ−ケンシャル
ライトアフタ処理18を行なう。シ−ケンシャルライト
アフタ処理18では、CPU20が指示したシ−ケンシ
ャルアクセスによるライトアフタデ−タをキャッシュメ
モリ24からディスク装置25に書き出す。キャッシュ
ミスの場合、CPUディスク転送処理19は、CPU2
0の指示に従い、ディスク装置25内のデ−タを読み書
きする。キャッシュ負荷状況判定処理1は、キャッシュ
メモリ24内のライトアフタデ−タ量により、キャッシ
ュメモリ24の負荷状況を判定する。ライトアフタデ−
タ量判定処理2により、ライトアフタデ−タの量が閾値
以上かを判定する。閾値以上の場合、割り当て制限設定
処理3により、ディスク装置25毎にライトアフタデ−
タの量に関する制限値を設定する。閾値未満の場合、割
り当て制限解除処理4により、ディスク装置25毎にラ
イトアフタデ−タの量に関する制限値を解除する。ライ
トアフタ処理5は、ライトアフタデ−タをキャッシュメ
モリ24からディスク装置25に書きだす処理であり、
ディレクタ22が空いた時間を利用して行う。割り当て
制限ライトアフタ判定処理6により、ライトアフタデ−
タの割り当て制限が設定されているディスク装置25の
ライトアフタ処理が可能かを判定する。ライトアフタ判
定処理7により、ライトアフタデ−タの割り当て制限が
設定されていないディスク装置25のライトアフタ処理
が可能かを判定する。割り当て制限ライトアフタ判定処
理6あるいはライトアフタ判定処理7でライトアフタ処
理対象を検出した場合、ライトアフタ実行処理8により
、ライトアフタデ−タをキャッシュメモリ24からディ
スク装置25に書きだす。
【0019】以下、ディスク装置25に記憶されたレコ
−ド33の読み書き動作について示す。ディレクタ22
は、読み書きの対象とするレコ−ド33を記録したディ
スク装置25が空き状態ならば、当該ディスク装置25
と接続し、当該レコ−ド33を読み書きできる位置にヘ
ッド28を位置付けるため、位置付け指示を行なう。デ
ィレクタ22は、ディスク装置25が位置付け動作を行
っている間に、別のディスク装置25に対する入出力処
理を実行できるように、ディスク装置25との接続を切
り離す。位置付け指示されたディスク装置25はシ−ク
動作を行ない、レコ−ド33を読み書きできる位置にヘ
ッド28が到達するとディレクタ22に完了報告を行な
う。この際、ディレクタ22が空いていると、ディレク
タ22が当該ディスク装置25と再接続を行い、ディス
ク装置25に記憶されたレコ−ド33の読み書きを行な
う。ディレクタ22が、例えば、別のディスク装置25
とのデ−タ転送中などにより、ビジ−である場合、当該
ディスク装置25はディレクタ22とのデ−タ転送は行
なえず、ディスク27が回転し、再度、レコ−ド33を
読み書きできる位置にヘッド28が到達するまで、待た
される。
【0020】図5は、ディレクトリ23の構成を示す図
である。ディレクトリ23には、スロットコントロ−ル
ブロック(SCB)40、サ−チテ−ブル41、MRU
(MostRecently Used)ポインタ42
、LRU(Least Recently Used)
ポインタ43、空きSCBポインタ44、タスクコント
ロ−ルブロック(TCB)45、および、負荷状況管理
情報46が存在する。それぞれの内容は、以下で説明す
る。
【0021】まず、SCB40の内容とキャッシュメモ
リ24との関係を図6と図7で説明する。図6は、スロ
ットコントロ−ルブロック(SCB)40の構成図であ
る。図7は、SCB40とキャッシュスロットとの関係
図である。キャッシュメモリ24は、キャッシュスロッ
ト241と呼ぶ単位に分割する。1キャッシュスロット
は、1トラック分のデ−タを格納できるサイズである。 SCB40は、キャッシュスロット241を管理する情
報である。
【0022】図6に示すSCB占有フラグ400は、S
CBの使用状況を示すフラグであり、処理がSCBを使
用中の場合オンにする。前方向ポインタ401と後方向
ポインタ402は、SCB40をMRU(Most R
ecentlyUsed)順にチェインする時に使用す
る。使用方法に関しては、図8で説明する。ディスク装
置番号403、シリンダ番号404、トラック番号40
5は、それぞれ、SCB40にデ−タを格納したトラッ
ク29に対応するディスク装置の番号、シリンダの番号
、トラックの番号を記録する。スロットポインタ406
は、SCB40が管理しているキャッシュスロット24
1を示す。ライトアフタフラグ407は、スロット24
1にライトアフタデ−タを格納しているか示すフラグで
ある。当該フラグがオンの場合、当該スロットは、ライ
トアフタデ−タを格納していることを示す。レコ−ドポ
インタ408は、、キャッシュスロット241における
レコ−ド33の記録開始位置を示す。更新レコ−ドポイ
ンタ409は、キャッシュスロット241におけるライ
トアフタデ−タを格納しているレコ−ド33記録開始位
置を示す。レコ−ドポインタ408と更新レコ−ドポイ
ンタ409は、トラック29に記録できる最大のレコ−
ド33の数分を用意する。キャッシュスロット241に
記録されていないレコ−ド33のレコ−ドポインタ40
8と、ライトアフタデ−タを格納していないレコ−ド3
3の更新レコ−ドポインタ409は、nullとする。 シ−ケンシャルライトフラグ410は、CPU20から
のシ−ケンシャルアクセス指示により、ライトアフタデ
−タを作成したことを示す。
【0023】図8は、サ−チテ−ブル41とSCB40
の関係を示す図である。サ−チテ−ブル41は、ディス
ク装置番号411、シリンダ番号412、トラック番号
413およびサ−チポインタ414からなり、どのディ
スク装置のシリンダ、トラックに属するデ−タがキャッ
シュメモリ24に格納されているかを検索するためのテ
−ブルである。トラック29毎にSCB40へのサ−チ
ポインタ414を有し、トラック29に対応するデ−タ
がキャッシュメモリ24に格納されているか否かを示す
。あるトラック29に対応するサ−チポインタ414が
nullの場合、当該トラック29に対応するデ−タは
キャッシュメモリ24に格納していないことを示す。サ
−チテ−ブル41の内容は、制御装置21に接続可能な
ディスク装置25に含まれるトラック29の数分を用意
する。
【0024】トラック29に割り当てられたSCB40
は、MRUポインタ42、LRUポインタ43、前方向
ポインタ401および後方向ポインタ402でチェイン
する。前方向ポインタ401と後方向ポインタ402は
、トラック29に割り当てられたSCB40をMRU順
にチェインするためのポインタである。MRUポインタ
42は、最も現在時刻に近い時刻に入出力対象となった
トラック29に対応するSCB40を示し、LRUポイ
ンタ43は、最も長い時間入出力対象となっていないト
ラック29に対応するSCB40をさす。
【0025】トラック29に割り当てられていないSC
B40は、空きSCBポインタ44、前方向ポインタ4
01および後方向ポインタ402でチェインする。空き
SCBポインタ44は、トラック29に割り当てられて
いないSCB40をチェインするための先頭ポインタで
あり、これらSCB40のうち、ひとつをポイントする
。トラック29が割り当てられていない残りのSCB4
0は、前方向ポインタ401および後方向ポインタ40
2でチェインする。トラック29が割り当てられていな
いSCB40が存在しない場合、空きSCBポインタ4
4は、nullとする。
【0026】図9は、タスクコントロ−ルブロック(T
CB)の構成図である。TCB45は、制御装置21で
処理中のタスクを管理する情報であり、ディスク装置2
5毎に存在する。TCB45は、ディスク装置番号50
、論理デバイス情報60、および、物理デバイス情報7
0からなる。まず、論理デバイスと物理デバイスについ
て説明する。ディレクタ22が行なうデ−タ転送処理に
は、CPU20とディスク装置25間のデ−タ転送処理
、CPU20とキャッシュメモリ24間のデ−タ転送処
理、および、キャッシュメモリ24とディスク装置25
間のデ−タ転送処理がある。ここで、キャッシュメモリ
24とディスク装置25間のデ−タ転送処理は、ディス
ク装置25を使用して処理を実行するが、CPU20と
キャッシュメモリ24間のデ−タ転送処理は、ディスク
装置25を使用する必要がない。従って、キャッシュメ
モリ24とディスク装置25間のデ−タ転送処理と、C
PU20とキャッシュメモリ24間のデ−タ転送処理は
、独立に実行可能である。CPU20とキャッシュメモ
リ24間のデ−タ転送処理を行なう時、上記2つの処理
同士を互いに排他的に行なうため、論理デバイスを設け
る。キャッシュメモリ24とディスク装置25間のデ−
タ転送処理を行なう時、上記2つの処理同士を互いに排
他的に行なうため、物理デバイスを設ける。従って、C
PU20とキャッシュメモリ24間のデ−タ転送処理で
は、論理デバイスにより排他制御を行ない、キャッシュ
メモリ24とディスク装置間のデ−タ転送処理では、物
理デバイスにより排他制御を行なう。CPU20とディ
スク装置間のデ−タ転送処理を行なう時、論理デバイス
と物理デバイスの両方を使用するものとする。
【0027】図9に示したTCB45の内容を以下に説
明する。ディスク装置番号50は、当該TCB45が制
御対象とするディスク装置の番号を示す。論理デバイス
情報60は、CPU20とキャッシュメモリ24間で行
なうデ−タ転送処理に関する情報であり、以下の内容か
らなる。占有処理情報600は、論理デバイスを占有し
ている処理の実行状況を示す。実行情報601は、タス
クの実行状況を示す。実行状況とは、未使用、実行可能
、実行中、あるいは、待ち状態である。未使用状態は、
論理デバイスを使用している処理がないことを示す。実
行可能状態は、論理デバイスを占有している処理をディ
レクタが実行できる状態であることを示す。実行中状態
は、論理デバイスを占有している処理が実行中であるこ
とを示す。待ち状態は、待ち状態情報601に示す理由
が解除されるのを待っている状態である。待ち状態が解
除されると実行可能状態となり、ディレクタが実行可能
状態を検出するとその処理を実行中として処理を継続す
る。待ち状態情報602は、実行情報601が待ち状態
の場合、その理由を示す。待ち状態の理由としては、物
理デバイス待ち、SCB待ち、あるいは、キャッシュ割
り当て待ちがある。物理デバイス待ちは、論理デバイス
を占有している処理がディスク装置25を使用するため
、物理デバイスの空きを待っている状態である。 SCB待ちは、物理デバイスを占有している処理が占有
しているSCB40が空くのを待っている状態である。 キャッシュ割当て待ちは、ライトアフタデ−タに関する
容量制限のため、ライトアフタデ−タ量が制限値未満に
なるのを待っている状態である。シリンダ番号603は
、処理対象とするトラック29が含まれるシリンダ番号
を示す。エントリ数604は、後述するトラックリスト
に記録したエントリの数を格納する。トラックポインタ
605は、処理が実行対象としているトラックリストの
エントリを示す。トラックリストは、処理対象とするト
ラック番号606を1エントリとして記録する。トラッ
ク番号606は、処理が動作対象とするトラック29の
番号を示す。ビジ−報告フラグ607は、CPU20が
指示した処理を行なう時、当該ディスク装置25が使用
中のため、CPU20にビジ−を報告したか否かを示す
。当該フラグがオンの場合、CPU20にビジ−を報告
済みであることを示す。物理デバイス情報70は、CP
U20とディスク装置25間で行なうデ−タ転送処理、
および、キャッシュメモリ24とディスク装置25間で
行なうデ−タ転送処理に関する情報である。その内容は
、占有処理情報700、実行情報701、シリンダ番号
703、エントリ数704、トラックポインタ705、
および、トラック番号706であり、それぞれ、論理デ
バイス情報60における、占有処理情報600、実行情
報601、シリンダ番号603、エントリ数604、ト
ラックポインタ605、および、トラック番号606に
対応する情報である。待ち状態情報702は、実行情報
701が待ち状態の場合、その理由を示す。待ち状態の
理由としては、位置付け待ちがある。
【0028】図10は、負荷状況管理情報の構成図であ
る。負荷状況管理情報46は、キャッシュメモリ24内
のライトアフタデ−タの占有状況を管理する情報である
。割り当て可能スロット数460は、ライトアフタデ−
タに割り当て可能なキャッシュスロット241の数を示
す。占有スロット数461は、キャッシュメモリ24内
のライトアフタデ−タを含むキャッシュスロットの数を
示す。過負荷設定スロット数462、過負荷解除スロッ
ト数463は、ライトアフタデ−タを含むキャッシュス
ロット241において、それぞれ、キャッシュ過負荷を
設定するキャッシュスロット241の数とキャッシュ過
負荷を解除するキャッシュスロット241の数を示す。 過負荷フラグ464は、ライトアフタデ−タを含むキャ
ッシュスロット241の数が、過負荷設定スロット数4
62以上となった時から、過負荷解除スロット数463
未満になったときまでの状態を示すフラグである。 スロット待ちTCBポインタ465は、キャッシュスロ
ット241の割り当て待ちのため、CPU20からの入
出力要求を待たせているTCB45を示すポインタであ
る。ディスク割り当て情報470は、ディスク装置25
ごとに存在し、カレントスロット数471、制限スロッ
ト数472、設定基準スロット数473、解除基準スロ
ット数474、過負荷待ちフラグ475、および、最低
割り当てスロット数476からなる。カレントスロット
数471は、それぞれのディスク装置25に対して割り
当てられたキャッシュスロット241の数であり、かつ
、ライトアフタデ−タを含むキャッシュスロット241
の数を示す。制限スロット数472は、それぞれのディ
スク装置25に対して割り当て可能なライトアフタデ−
タを含むキャッシュスロット241の数を示す。設定基
準スロット数473は、制限スロット数466を決定す
るための基準とするキャッシュスロット241の数であ
り、かつ、ライトアフタデ−タを含むキャッシュスロッ
ト241の数を示す。解除基準スロット数474は、そ
れぞれのディスク装置25に対してキャッシュスロット
241の割り当て制限を解除するための数であって、か
つ、ライトアフタデ−タを含むキャッシュスロット24
1の数を示す。制限スロット数472、設定基準スロッ
ト数473、および、解除基準スロット数474が無効
の場合、その内容はnullとする。過負荷待ちフラグ
475は、カレントスロット数471が制限スロット数
472以上になったため、キャッシュスロット241の
割り当てを待たせている状態を示す。最低割り当てスロ
ット数476は、ディスク装置25に割り当てるキャッ
シュスロット241の数の下限値である。
【0029】以下、ディレクタ−22が実行する処理内
容を説明する。
【0030】図11は、図1に示したキャッシュ負荷状
況判定処理1のフロ−チャ−トである。キャッシュ負荷
状況判定処理1は、ライトアフタデ−タを含むキャッシ
ュスロット241の占有量からキャッシュメモリ24の
負荷状況を判定する処理である。本実施例では、負荷状
況管理情報46における、割り当て可能スロット数46
0、過負荷設定スロット数462、過負荷解除スロット
数463、および、最低割り当てスロット数476を、
予め定めておく。ただし、過負荷設定スロット数462
は、割り当て可能スロット数460以下でないと、ライ
トアフタデ−タを含むキャッシュスロット241の過負
荷状況を設定できない。過負荷解除スロット数463は
、過負荷設定スロット数462以下である。ステップ1
00では、過負荷フラグ464がオンかを判定する。 当該フラグがオンの場合、ステップ110に進み、オフ
の場合、ステップ101に進む。ステップ101では、
占有スロット数461が過負荷設定スロット数462以
上かを判定する。条件を満足する場合、ステップ108
に進み、満足しない場合、ステップ102に進む。ステ
ップ102では、占有スロット数461が過負荷解除ス
ロット数463以上か否かを判定する。この条件を満た
す場合、処理を終了し、満たさない場合、ステップ10
3に進む。ステップ103〜107は、割当て解除処理
4であり、制限スロット数472が設定されているディ
スク装置25に対して、スロットの割当ての解除を試行
する。ステップ103では、制限スロット数472が設
定されているディスク装置25を検索する。ステップ1
04では、制限スロット数472が設定されているディ
スク装置25を検出したか否かを判定する。検出した場
合、ステップ105に進み、検出できなかった場合、処
理を終了する。ステップ105では、カレントスロット
数471が解除基準スロット数474未満かどうかを判
定する。この条件を満たす場合、ステップ106に進み
、条件を満たさない場合、ステップ107に進む。ステ
ップ106では、スロットの割当ての制限を解除するた
め、制限スロット数472、設定基準スロット数473
、および、解除基準スロット数474をnullとする
。 ステップ107では、全てのディスク装置25に対して
判定が終了したかを判定する。終了していない場合、ス
テップ103に戻り、終了した場合、処理を終了する。 ステップ108〜109では、キャッシュメモリ24の
過負荷状況を設定する。ステップ108では、過負荷フ
ラグ464をオンする。ステップ109では、ディスク
装置25毎に、カレントスロット数471を設定基準ス
ロット数473に設定する。ステップ110では、占有
スロット数461が過負荷解除スロット数463未満か
を判定する。条件を満たす場合、ステップ111に進み
、満たさない場合、ステップ112に進む。ステップ1
11では、過負荷フラグ464をオフし、処理を終了す
る。ステップ112〜115は、割当て設定処理3であ
り、ディスク装置25に対するキャッシュスロット24
1の割り当て制限を行なう。ステップ112では、カレ
ントスロット数471が設定基準スロット数473以上
かを判定する。条件を満たす場合、ステップ113に進
み、条件を満たさない場合、ステップ115進む。ステ
ップ113では、カレントスロット数471が最低割り
当てスロット数476以上かを判定する。条件を満たす
場合、ステップ114に進み、満たさない場合、ステッ
プ115に進む。ステップ114では、ディスク装置2
5に対するキャッシュスロット割当制限、および、制限
解除基準を設定する。すなわち、制限スロット数472
にカレントスロット数471を設定し、解除基準スロッ
ト数474に設定基準スロット数473の値を設定する
。解除基準スロット数474を設定する時に、カレント
スロット数471に対して予め定めた割合を設定しても
よい。ステップ115では、全てのディスク装置25に
対する判定が終了したかを判定する。終了していない場
合、ステップ112に戻り、終了した場合、ステップ1
16に進む。ステップ116では、設定基準スロット数
473を設定していないディスク装置25に対し、設定
基準スロット数458にカレントスロット数471を設
定する。
【0031】図12は、図1に示したCPU起動処理1
0のフロ−チャ−トである。CPU起動処理10は、C
PU20から制御装置21に対する指示に従って実行さ
れる処理であり、CPU20とディスク装置25間、お
よび、CPU20とキャッシュメモリ24間のデ−タ転
送を行なう。ステップ120では、CPU20からデ−
タ転送処理を指示されたディスク装置25において、論
理デバイスが未使用状態かどうかを実行情報601によ
り判定する。論理デバイスが未使用の場合、ステップ1
21に進み、それ以外は、ステップ146に進む。ステ
ップ121では、図9に示した占有処理情報600にC
PU起動処理の実行状況を設定し、実行情報601にタ
スクの実行状況を設定する。ステップ122では、CP
U20から指示されたトラック29の内容が、キャッシ
ュメモリ24内に存在するかを判定する。即ち、図5に
示したサ−チテ−ブル41を参照し、当該トラック29
に対応するサ−チポインタ414の内容がnullでな
い場合、当該トラック29の内容はキャッシュメモリ2
4内に存在すると判定される。この判定は、図1に示し
たキャッシュヒットミス判定11に対応する。キャッシ
ュヒットの場合、ステップ123に進み、キャッシュミ
スの場合、ステップ140に進む。ステップ123〜1
33はキャッシュヒット処理12に対応する。ステップ
123では、当該トラック29に対応するSCB40が
、他の処理により使用中か否かをSCB占有フラグ40
0により判定する。使用中の場合、ステップ124に進
み、使用中でない場合、ステップ125に進む。ステッ
プ124では、論理デバイスの実行状態601を待ち状
態とし、待ち状態情報602をSCB待ちとして、当該
SCB40が解放されるまで待つ。ステップ125では
、論理デバイス情報60にSCB40の内容を設定する
。すなわち、実行情報601を実行中とし、エントリ数
604に1を設定し、トラックポインタ605にはトラ
ックリストの先頭のエントリを示す値を設定し、処理対
象トラック29に対応するシリンダ番号603、トラッ
ク番号606を設定する。ステップ126では、CPU
20からの指示により、当該トラックに対しライトアフ
タデ−タを新規に作成するのかを判定する。条件を満た
す場合、ステップ127に進む、満たさない場合、ステ
ップ130に進む。ステップ127では、制限スロット
数472が有効かを判定する。ここで、制限スロット数
472がnullでない場合、制限スロット数472は
有効とする。有効の場合、ステップ128に進み、有効
でない場合、ステップ130進む。ステップ128では
、カレントスロット数471が制限スロット数472以
上かを判定する。条件を満たす場合、ステップ129に
進み、条件を満たさない場合、ステップ130に進む。 ステップ129では、実行状態601を待ち状態とし、
待ち状態情報602をキャッシュ割当て待ち状態とし、
カレントスロット数471が制限スロット数472未満
になるまで待つ。ステップ130では、割り当て可能ス
ロット数460と占有スロット461からキャッシュス
ロット241にライトアフタデ−タを割り当て可能か否
かを判定する。割り当て可能な場合、ステップ132に
進み、割り当て不可能な場合、ステップ131に進む。 ステップ131では、実行状態601を待ち状態とし、
待ち状態情報602をキャッシュ割当て待ちとし、占有
スロット数461が割り当て可能スロット数460未満
になるまで待つ。ステップ132では、占有スロット数
461とカレントスロット数471にそれぞれ割り当て
たスロット数を加算する。ステップ133では、CPU
20からの指示に従い、CPU20とキャッシュメモリ
24間のデ−タ転送を行なう。この時、キャッシュメモ
リ24内のレコ−ド33を更新した場合、ライトアフタ
フラグ407をオンし、更新レコ−ドポインタ409を
設定する。また、CPU20からシ−ケンシャルアクセ
スを指示され、かつ、ライトアフタデ−タを作成した場
合、シ−ケンシャルラトアフタフラグ410をオンする
。ステップ16では、シ−ケンシャル判定処理を実行す
る。シ−ケンシャル判定処理16のフロ−チャ−トを図
14に示す。ステップ140〜145は、CPUディス
ク転送処理19に対応する。ステップ140では、当該
ディスク装置25の物理デバイスが未使用か否かを実行
情報701により判定する。物理デバイスが未使用の場
合、ステップ142に進み、そうでない場合、ステップ
141に進む。ステップ141では、実行状態601を
待ち状態とし、待ち状態情報602を物理デバイス待ち
として、当該物理デバイスが開放されるまで待つ。ステ
ップ142では、占有処理情報700にCPU起動処理
の実行状況を設定し、実行情報701に実行中を設定す
る。 ステップ143では、処理対象のトラック29にキャッ
シュスロット241を割り当て、TCB45に情報を設
定する。すなわち、SCB占有フラグ400をオンし、
ディスク装置番号403、シリンダ番号403、トラッ
ク番号405に、それぞれ、割り当てたトラック29に
対するディスク装置番号、シリンダの番号、トラックの
番号を設定し、シリンダ番号703に処理対象とするト
ラック29に対応するシリンダの番号を設定し、トラッ
ク番号706に処理対象とするトラック29の番号を設
定し、エントリ数704にトラック番号458を設定し
たトラック29の数を設定し、トラックポインタ705
に最初のエントリを示す値を設定する。ステップ144
では、ディスク装置25に対し、CPU20が処理対象
として指示したレコ−ド33への位置付け指示を行ない
、その完了を待つ。ステップ145では、ディスク転送
処理を行なう。この処理のフロ−チャ−トを図13に示
す。
【0032】図13は、ディスク転送処理のフロ−チャ
−トである。この処理は、ステップ145に対応する処
理である。ステップ151では、CPU20からの指示
に従い、CPU20とディスク装置25との間のデ−タ
転送を行なう。ステップ152では、当該トラック29
にキャッシュスロット241を割当て済みかを判定する
。キャッシュスロット241が割り当てられている場合
、ステップ153に進み、キャッシュスロット241が
割り当てられていない場合、ステップ154に進む。 ステップ153では、トラック29の内容を読み出し、
割り当てられたキャッシュスロット241にその内容を
格納する。この際、レコ−ドポインタ408を設定する
。ステップ154では、TCB45の内容を無効化する
。すなわち、論理デバイスに対する占有処理情報600
をnullとし、実行情報601を未使用とし、さらに
、物理デバイスに対する占有処理情報700をnull
とし、実行情報701に未使用であることを示す情報を
設定する。さらに、SCB40を割り当てている場合、
SCB占有フラグ400をオフする。ステップ155で
は、ビジ−報告フラグ607によりCPU20にビジ−
を報告したかを判定する。ビジ−を報告した場合、ステ
ップ156に進み、そうでない場合、処理を終了する。 ステップ156では、ビジ−報告フラグをオフし、CP
U20にビジ−解除の報告を行なう。
【0033】図14は、図12に示したシ−ケンシャル
判定処理16のフロ−チャ−トである。ステップ161
では、CPUからの指示がシ−ケンシャルアクセスかを
判定する。シ−ケンシャルアクセスの場合、ステップ1
62に進み、そうでない場合、ステップ167に進む。 ステップ162では、CPU起動処理でライトを実行し
たかを判定する。ライトを実行した場合、ステップ16
5に進み、実行していない場合、ステップ163に進む
。ステップ163では、ロ−ド処理が必要かを判定する
。ロ−ド処理が必要な場合、ステップ164に進み、必
要ない場合、ステップ167に進む。ステップ164で
は、ロ−ド処理を実行する。ロ−ド処理のフロ−チャ−
トを図15に示す。ステップ165では、シ−ケンシャ
ルライトアフタ処理が必要かを判定する。すなわち、当
該トラック29以前にライトアフタデ−タを有するトラ
ックが規定数以上あるかを判定する。規定数以上ある場
合、ステップ18に進み、そうでない場合、ステップ1
67に進む。ステップ18では、シ−ケンシャルライト
アフタ処理を行なう。シ−ケンシャルライトアフタ処理
18のフロ−チャ−トを図16に示す。ステップ167
では、論理デバイスに対する実行情報601に未使用を
設定する。ステップ168では、ビジ−報告フラグ60
7によりCPU20にビジ−を報告したかを判定する。 ビジ−を報告した場合、ステップ169に進み、そうで
ない場合、処理を終了する。ステップ169では、ビジ
−報告フラグをオフし、CPU20にビジ−解除の報告
を行なう。
【0034】図15は、ロ−ド処理164のフロ−チャ
−トである。ロ−ド処理164は、ステップ164に対
応する。ステップ170では、物理デバイスの実行情報
701により、物理デバイスが未使用かを判定する。未
使用の場合、ステップ172に進み、そうでない場合、
ステップ171に進む。ステップ171では、論理デバ
イスの実行情報601に待ち状態を設定し、待ち状態情
報602に物理デバイス待ちを設定し、物理デバイスが
空くまで待つ。ステップ172では、物理デバイスの占
有処理情報700にロ−ド処理の実行状況を設定し、実
行情報701に実行中を設定し、論理デバイスの占有処
理情報600をnullとし、実行情報601に未使用
を設定する。ステップ173では、ビジ−報告フラグ6
07により、CPU20にビジ−を報告したかを判定す
る。ビジ−を報告した場合、ステップ174に進み、そ
うでない場合、ステップ175に進む。ステップ174
では、ビジ−報告フラグ452をオフし、CPU20に
当該ディスク装置25のビジ−状態が解除された報告を
行なう。ステップ175では、ロ−ド処理が対象とする
トラック29にキャッシュスロット241を割り当て、
物理デバイス情報70に所定の値を設定する。すなわち
、SCB占有フラグ400をオンし、キャッシュスロッ
ト241を割り当てたトラック29に対応するシリンダ
の番号をシリンダ番号455に設定し、キャッシュスロ
ット241を割り当てたトラック29に対応するトラッ
ク29の番号をトラック番号458に設定し、エントリ
数456にトラック番号458を設定したトラック29
の数を設定し、トラックポインタ457を最初のエント
リを示すようにする。ステップ176では、ディスク装
置25に位置付け指示を行ない、その完了を待つ。ステ
ップ177では、ロ−ド実行処理を行なう。この処理の
フロ−チャトを図17に示す。
【0035】図16は、シ−ケンシャルライトアフタ処
理のフロ−チャ−トである。この処理は、図1のステッ
プ18に対応する。ステップ180では、物理デバイス
の実行情報701により物理デバイスが未使用かを判定
する。未使用の場合、ステップ182に進み、そうでな
い場合、ステップ181に進む。ステップ181では、
論理デバイスの実行情報601に待ち状態を設定し、待
ち状態情報602に物理デバイス待ちを設定し、物理デ
バイスが空くまで待つ。ステップ182では、物理デバ
イスの占有処理情報700にシ−ケンシャルライトアフ
タ処理を設定し、実行情報701に実行中を設定し、論
理デバイスの占有処理情報600をnullとし、実行
情報601に未使用を設定する。ステップ183では、
ビジ−報告フラグ607により、CPU20にビジ−を
報告したかを判定する。ビジ−を報告した場合、ステッ
プ184に進み、そうでない場合、ステップ185に進
む。 ステップ184では、ビジ−報告フラグ607をオフし
、CPU20に当該ディスク装置25のビジ−状態が解
除されたことを報告する。ステップ185では、検出し
たディスク装置25に対応する物理デバイス情報70に
所定の値を設定する。すなわち、シリンダ番号455に
処理対象とするシリンダの番号を記録し、エントリ数4
56に1を設定し、トラック番号458に処理対象とす
るトラックの番号を設定し、トラックポインタ457を
最初のエントリを示すようにする。ステップ186では
、同一のディスク装置25であってかつ同一シリンダ内
にある複数のトラック29に対応するそれぞれのSCB
40の中から、シ−ケンシャルライトフラグ410がオ
ンのSCB40を捜す。ステップ187では、前記トラ
ック29に対応するSCB40を検出できたかを判定す
る。検出できた場合、ステップ188に進み、検出でき
なかった場合、ステップ189に進む。ステップ188
では、検出したSCB40を物理デバイス情報70に設
定する。すなわち、トラック番号706を設定し、エン
トリ数704を1加算し、ステップ186に戻る。ステ
ップ189では、ディスク装置25に位置付け指示を行
ない、その完了を待つ。ステップ190では、ライトア
フタ実行処理を行なう。この処理のフロ−チャ−トを図
19に示す。
【0036】図17は、ロ−ド実行処理のフロ−チャ−
トである。ロ−ド実行処理は、図14のステップ169
に対応する。ステップ200では、トラックポインタ4
57が示すトラック番号458について、インデクス3
0を見つける。ステップ201では、トラック29上の
レコ−ド33を見つけてこれを読み込み、キャッシュス
ロット241に格納する。この際、レコ−ドポインタ4
08にレコ−ド33を格納したキャッシュスロット24
1上の位置を記録する。ステップ202では、当該トラ
ック29に記録されたレコ−ド33の読み込みが終了し
たかを判定する。終了した場合、ステップ203に進み
、終了していない場合、ステップ201に戻る。ステッ
プ203では、物理デバイス情報70に示した全てのト
ラック29に対し、ロ−ド処理が終了したかを判定する
。終了していない場合、ステップ204に進み、終了し
た場合、ステップ205に進む。ステップ204では、
次のトラック29を処理対象とする。即ち、トラックポ
インタ705が次のエントリを示すように更新する。本
ステップ204処理後、ステップ200に戻る。 ステップ205では、物理デバイス情報70に登録され
たSCB40のSCB占有フラグ400をオフし、物理
デバイスに対する占有処理情報700をnullとし、
実行情報701に未使用を設定する。ステップ206で
は、論理デバイス情報60の実行情報601により、論
理デバイスの処理が待ち状態かを判定する。待ち状態の
場合、ステップ207に進み、待ち状態でない場合、処
理を終了する。ステップ207では、論理デバイス情報
60の実行情報601を実行可能とする。
【0037】図18は、図1に示したライトアフタ処理
5のフロ−チャ−トである。ライトアフタ処理5は、デ
ィレクタ−22が空き状態の場合に実行される。ステッ
プ210では、ライトアフタデ−タを持ち、物理デバイ
スが空き状態、かつ、論理デバイスがスロット待ち状態
のディスク装置25を検索する。すなわち、LRUポイ
ンタ43からSCB40をたどり、ライトアフタフラグ
407により、ライトアフタデ−タを持ち、SCB占有
フラグ400がオフのSCB40を捜す。さらに、物理
デバイスの実行情報701により、検出したSCB40
に対応するディスク装置25が、未使用かを判定し、論
理デバイスの実行情報601と待ち状態情報602によ
り、スロット待ち状態かを判定する。ステップ211で
は、ステップ210で検索したディスク装置25が検出
できたかを判定する。検出できた場合、ステップ216
に進み、検出できない場合、ステップ212に進む。ス
テップ212では、ライトアフタデ−タを持ち、物理デ
バイスが空き状態、かつ、過負荷状態のディスク装置2
5を検索する。すなわち、LRUポインタ43からSC
B40をたどり、ライトアフタフラグ407により、ラ
イトアフタデ−タを持ち、SCB占有フラグ400がオ
フのSCB40を捜す。さらに、物理デバイスの実行情
報701により、検出したSCB40に対応するディス
ク装置25が、使用可能かを判定し、制限スロット数4
72により、過負荷状態かを判定する。ステップ213
では、ステップ212で検索したディスク装置25が検
出できたかを判定する。検出できた場合、ステップ21
6に進み、検出できない場合、ステップ214に進む。 ステップ214では、ライトアフタデ−タを持ち、かつ
、物理デバイスが空き状態のディスク装置25を検索す
る。すなわち、LRUポインタ43からSCB40をた
どり、ライトアフタフラグ407により、ライトアフタ
デ−タを持ち、SCB占有フラグ400がオフのSCB
40を捜す。さらに、物理デバイスの実行情報701に
より、検出したSCB40に対応するディスク装置25
が、使用可能かを判定する。ステップ215では、ステ
ップ214で検索したディスク装置25が検出できたか
を判定する。検出できた場合、ステップ216に進み、
検出できない場合、処理を終了する。ステップ216で
は、実行情報701に実行中を設定する。ステップ21
7では、検出したディスク装置に対応する物理デバイス
情報70に所定の値を設定する。すなわち、占有処理情
報700にライトアフタ処理を設定し、実行情報701
を実行中とし、シリンダ番号703に処理対象とするシ
リンダの番号を記録し、エントリ数704に1を設定し
、トラック番号458に処理対象とするトラックの番号
を設定し、トラックポインタ705に最初のエントリを
示す値を設定する。検出したSCB40のSCB占有フ
ラグ400をオンする。ステップ218では、同一のデ
ィスク装置25であってかつ同一シリンダ内にある複数
のトラック29に対応するそれぞれのSCB40の中か
ら、SCB占有フラグ400がオフ、かつ、ライトアフ
タフラグ407がオンのSCBを捜す。ステップ139
では、前記トラック29に対応するSCB40を検出で
きたかを判定する。検出できた場合、ステップ220に
進み、検出できなかった場合、ステップ141に進む。 ステップ220では、トラック番号706を設定し、エ
ントリ数704を1加算し、SCB占有フラグをオンと
し、ステップ218に戻る。ステップ221では、ディ
スク装置25に位置付け指示を行ない、その完了を待つ
。ステップ190では、ライトアフタ実行処理を行なう
。この処理のフロ−チャ−トを図19に示す。
【0038】図19は、ライトアフタ実行処理190の
フロ−チャ−トである。ライトアフタ実行処理は、図1
6のステップ190に対応する。ステップ230では、
レコ−ド33のサ−チを開始し、位置付けたディスク装
置25上の物理位置を記憶する。ステップ231では、
トラック29上のレコ−ド33を見つけ、制御部34を
読みだす。ステップ232では、位置付け指示したレコ
−ド番号とステップ231で見つけたレコ−ド番号が一
致するかを判定する。一致する場合、ステップ234に
進み、一致しない場合、ステップ233に進む。ステッ
プ233では、ステップ230で記憶した物理位置と、
ステップ231で読みだしたレコ−ドの物理位置を比較
し、ディスクが1回転したかを判定する。1回転してい
ない場合、ステップ231に戻り、1回転している場合
、ステップ239に進む。ステップ234では、キャッ
シュスロット241からレコ−ド33を読み出し、ディ
スク装置25に書き出す。書きだしたレコ−ド33に対
応する更新レコ−ドポインタ409をnullとする。 当該トラック29に対する更新レコ−ドポインタ409
の全てがnullとなったら、ライトアフタフラグ40
7とシ−ケンシャルライトフラグ410をオフする。ス
テップ235では、トラック29内のレコ−ド33に対
する処理が終了したかを判定する。処理が終了した場合
、ステップ230に戻り、処理が終了していない場合、
ステップ236に進む。ステップ236では、占有スロ
ット数460とカレントスロット数466からスロット
数を減算し、SCB占有フラグ400をオフする。ステ
ップ237では、ライトアフタ処理の終了判定を行う。 終了でない場合、ステップ238に進み、終了の場合、
ステップ239に進む。ステップ238は、次のトラッ
ク29を処理対象とする。即ち、トラックポインタ45
7が次のエントリを示すように更新する。本ステップ2
38の処理が終了した後、ステップ230に戻る。ステ
ップ241では、物理デバイス情報70の内容を無効化
する。 すなわち、物理デバイス情報70の占有処理情報700
をnullとし、実行情報701を未使用とする。ステ
ップ240では、論理デバイス情報60の実行情報60
1により、論理デバイスの処理が待ち状態かを判定する
。待ち状態の場合、ステップ241に進み、待ち状態で
ない場合、処理を終了する。ステップ241では、論理
デバイス情報60の実行情報601を実行可能とする。
【0039】本発明の実施例によれば、図1のキャッシ
ュ負荷状況判定処理1により、ライトアフタデ−タの量
が閾値以上となった場合、ディスク装置25毎の割当て
制限を設定する。割当て制限以上のライトアフタデ−タ
量を要求するCPU20からのデ−タ書き出し指示があ
った場合、ライトアフタ処理5はライトアフタデ−タを
キャッシュメモリ24からディスク装置25に書き出し
、ライトアフタデ−タの量が割当て制限未満になるまで
上記の指示を待たせる。このため、あるディスク装置2
5への割当て量が過大となり、他のディスク装置25に
対する割当て量が過少となることはない。従って、ディ
スク装置25に対するキャッシュメモリ24の割当てに
関し、他のディスク装置25に対するキャッシュメモリ
24の割当てを阻害しない適切な配分を行うことができ
る。
【0040】さらに、CPU20によりシ−ケンシャル
アクセスが指示されて、ライトアフタデ−タが作成され
ると記憶装置に書き込むべきライトアフタデ−タは、急
激に増加する。このため、前記ライトアフタデ−タをた
だちにキャッシュメモリから記憶装置に書き出す。これ
により、中央処理装置からシ−ケンシャルアクセスが指
示された場合でも、他の記憶装置に対するキャッシュメ
モリの割り当てを阻害しない、適切な配分を行う記憶装
置の制御装置を提供することができる。
【0041】以下、第2の実施例について示す。第2の
実施例は、装置構成等は、第1の実施例と同様であり、
ディレクタ22が実行するCPU起動処理のみが第1の
実施例とは異なる。ここでは、第2の実施例が、第1の
実施例とは異なっているところのみを説明する。
【0042】本実施例でのCPU起動処理10は、キャ
ッシュメモリの割当制限以上のライトアフタデ−タが存
在する場合、CPUディスク転送処理を行う。
【0043】図20は、本発明の第2の実施例における
情報処理システムを示す図である。ディレクタ22は、
CPU20とディスク装置25との間、CPU20とキ
ャッシュメモリ24との間、および、キャッシュメモリ
24とディスク装置25との間で行うデ−タ転送を制御
する。CPU起動処理10は、CPU20からの指示に
よりCPU20とディスク装置25間、および、CPU
20とキャッシュメモリ24間のデ−タ転送を実行する
。CPU20とキャッシュメモリ24との間のデ−タ転
送において、書きかえたキャッシュメモリ24内のデ−
タをライトアフタデ−タと呼び、このライトアフタデ−
タをキャッシュメモリ24からディスク装置25に書き
す処理をライトアフタ処理と呼ぶ。ヒットミス判定処理
11では、処理対象のトラック29の内容がキャッシュ
メモリ24内にあるかを判定する。トラック29の内容
がキャッシュメモリ24内にある場合、キャッシュヒッ
トと呼び、トラック29の内容がキャッシュメモリ24
内にない場合、キャッシュミスと呼ぶ。キャッシュヒッ
トの場合、キャッシュヒット処理12を行なう。キャッ
シュヒット処理12では、キャッシュ割り当て制限判定
処理13によりライトアフタデ−タに対するキャッシュ
メモリ24の割り当て状況を判定し、割当て不可能な場
合、CPUディスク転送処理18を実行する。CPUキ
ャッシュ転送処理15では、CPU20の指示に従い、
キャッシュメモリ24内のデ−タを読み書きする。 シ−ケンシャル判定処理16、キャッシュ負荷状況判定
処理1、および、ライトアフタ処理5は、第1の実施例
と同様であるため、ここでは説明しない。
【0044】図21は、第2の実施例におけるCPU起
動処理に関するフロ−チャ−トである。CPU起動処理
10は、CPU20から制御装置21に対する指示によ
り実行する処理であり、CPU20とディスク装置25
間、および、CPU20とキャッシュメモリ24間のデ
−タ転送を行なう。ステップ120〜127は、図12
に示した第1の実施例と同様であるため、ここでは説明
しない。ステップ128では、カレントスロット数47
1が制限スロット数472以上かを判定する。条件を満
たす場合、ステップ140に進み、条件を満たさない場
合、ステップ130に進む。ステップ130〜133、
ステップ140〜145、および、ステップ16は、第
1の実施例と同様であるため、ここでは説明しない。
【0045】本発明の実施例によれば、キャッシュ負荷
状況判定処理1により、ライトアフタデ−タの量が閾値
以上となった場合、ディスク装置25毎の割当て制限を
設定する。割当て制限以上のライトアフタデ−タ量を要
求するCPU20からのデ−タ書き出し指示があった場
合、CPUディスク転送処理19により、CPU20と
ディスク装置25とのデ−タ転送により上記の指示に対
する処理を行なう。このため、あるディスク装置25へ
の割当て量が過大となり、他のディスク装置25に対す
る割当て量が過少となることはない。従って、ディスク
装置25に対するキャッシュメモリ24の割当てに関し
、他のディスク装置25に対するキャッシュメモリ24
の割当てを阻害しない適切な配分を行うことができる。
【0046】以下、第3の実施例について示す。第3の
実施例は、負荷状況管理情報46として、割り当て可能
スロット数460、過負荷設定スロット数461、過負
荷解除スロット数463、および、最低割り当てスロッ
ト数476を外部からの指示により設定することが第1
の実施例とは異なる。本実施例では、制御装置21にサ
−ビスパネル36を接続し、サ−ビスパネル36により
負荷情報管理情報46を指定する。ここでは、第3の実
施例が、第1の実施例とは異なっているところのみを説
明する。
【0047】図22は、本発明の第3の実施例を示す情
報処理システムの構成図である。情報処理システムは、
中央処理装置(CPU)20、CPU20に接続された
制御装置21、制御装置21に接続されたサ−ビスパネ
ル36、および、制御装置21に接続された少なくとも
1台のディスク装置25からなる。制御装置21は、デ
ィレクトリ23、キャッシュメモリ24、サ−ビスプロ
セッサ26、および、少なくも1つのディレクタ22を
有する。
【0048】図23は、本発明の第3の実施例における
情報処理システムを示す図である。ディレクタ22は、
CPU20とディスク装置25との間、CPU20とキ
ャッシュメモリ24との間、および、キャッシュメモリ
24とディスク装置25との間で行うデ−タ転送を制御
する。CPU起動処理10、キャッシュ負荷状況判定処
理1、および、ライトアフタ処理5は、第1の実施例と
同様であり、ここでは、説明しない。負荷基準操作処理
39は、サ−ビスプロッセサ26の指示により、ディレ
クトリ23の内容を読みだす、あるいは、更新する。サ
−ビスパネル36は、制御装置21内の制御情報をユ−
ザに表示するための表示部37と、ユ−ザからの指示を
受け付けるための指示受領部38からなる。サ−ビスプ
ロセッサ26は、サ−ビスパネル37とディレクタ22
との間にあって、情報の表示と授受を制御する。
【0049】図24は、サ−ビスパネル36に表示され
る内容である。表示される内容としては、割当制限スロ
ット数81、過負荷設定スロット数82、過負荷解除ス
ロット数83、ディスク装置番号84、制限スロット数
85、および、最低割当スロット数86がある。割当制
限スロット数81、過負荷設定スロット数82、過負荷
解除スロット数83、制限スロット数85、最低割当ス
ロット数86は、それぞれ、割当制限スロット数460
、過負荷設定スロット数462、過負荷解除スロット数
463、制限スロット数472、最低割当スロット数4
76に対応する。それぞれの情報に関し、その内容がn
ullのものは、空白を表示し、その内容がnullで
ないものは、その値を表示する。ディスク装置番号84
は、ディスク装置の番号であり、この領域は、更新不可
能とする。メッセ−ジ表示欄87は、ユ−ザにより指示
された情報の内容に誤りがある場合のエラ−表示等を行
う。
【0050】図25は、第3の実施例における負荷管理
情報の構成図である。負荷管理情報46は、キャッシュ
メモリ24内のライトアフタデ−タの占有状況を管理す
る情報である。図10に示した第1の実施例と異なるの
は、ディスク割当情報470内に、新たに、制限スロッ
ト数設定フラグ477を設けたことである。ここでは、
制限スロット数設定フラグ477について説明する。制
限スロット数設定フラグ477は、外部からの指示によ
り制限スロット数472を設定したかを示すフラグであ
る。
【0051】図26は、サ−ビスプロセッサによる負荷
基準操作処理のフロ−チャ−トである。負荷基準操作処
理39は、サ−ビスプロセッサ26からの指示により、
ディレクタ22が実行する処理である。ステップ250
では、サ−ビスプロセッサ26からの指示が情報更新か
否かを判定する。情報更新の場合、ステップ252に進
み、情報更新でない場合、ステップ251に進む。ステ
ップ251では、割当制限スロット数460、過負荷設
定スロット数462、過負荷解除スロット数463、制
限スロット数472、および、最低割当スロット数47
6を読みだし、サ−ビスプロセッサ26に転送する。ス
テップ252では、サ−ビスプロセッサ26から情報が
転送されてくるのを待つ。ステップ253では、サ−ビ
スプロセッサ26から転送された情報を割当制限スロッ
ト数460、過負荷設定スロット数462、過負荷解除
スロット数463、制限スロット数472、および、最
低割当スロット数476に設定する。この際、制限設定
スロット数95の内容がnullでないディスク装置2
5に対し、制限スロット数設定フラグ477をオンする
【0052】図27は、サ−ビスプロセッサでの情報操
作処理を示す図である。本処理は、サ−ビスパネル36
の指示受領部38により指示を受け、サ−ビスプロセッ
サ26が実行する。ステップ261では、ユ−ザからの
指示が情報更新か否かを判定する。情報更新の場合、ス
テップ264に進み、情報更新でない場合、ステップ2
62に進む。ステップ262では、ディレクタ22に情
報読みだしを指示し、情報が転送されてくるのを待つ。 ステップ263では、サ−ビスパネル36に情報を表示
する。表示内容は、図24で既に説明した。ステップ2
64では、サ−ビスパネル36に設定された値を読みだ
す。ステップ265では、設定内容が正常かを判定する
。すなわち、最低割当てスロット数86以外に値が0の
ものがない、かつ、設定情報のうち実装スロット数より
大きいものがあるかを判定する。ここで、実装スロット
数とは、キャッシュメモリ24内のキャッシュスロット
241の数である。条件を満たす場合、ステップ266
に進み、条件を満たさない場合、ステップ272に進む
。ステップ266では、過負荷設定スロット数82が過
負荷解除スロット数83以上かを判定する。条件を満た
す場合、ステップ267に進み、条件を満たさない場合
、スロット272に進む。ステップ267では、制限ス
ロット数85あるいは最低割当スロット数86が設定さ
れたディスク装置を検索する。ステップ268では、デ
ィスク装置を検出したかを判定する。検出した場合、ス
テップ269に進み、検出できなかった場合、ステップ
270に進む。ステップ269では、制限スロット数8
5が最低割当スロット数86より大きいかを判定する。 条件を満たす場合、ステップ270に進み、条件を満た
さない場合、ステップ272に進む。ステップ270で
は、全てのディスク装置25について判定が終了したか
を判定する。判定が終了した場合、ステップ271に進
み、終了していない場合、ステップ267に戻る。 ステップ271では、ディレクタ22に情報更新を指示
して、情報を転送する。ステップ272では、図24の
メッセ−ジ表示欄87に情報不正を示すエラ−表示を行
う。
【0053】図28は、第3の実施例におけるキャッシ
ュ負荷状況判定処理1のフロ−チャ−トである。本処理
は、ライトアフタデ−タを含むキャッシュスロット24
1の占有量からキャッシュメモリ24の負荷状況を判定
する処理である。本実施例において、図11に示した第
1の実施例と異なるのは、ステップ104とステップ1
05の間にステップ256を挿入し、ステップ113と
ステップ114の間にステップ256を挿入した点であ
る。ステップ100では、過負荷フラグ464がオンか
を判定する。当該フラグがオンの場合、ステップ110
に進み、オフの場合、ステップ101に進む。ステップ
101では、占有スロット数461が過負荷設定スロッ
ト数462以上かを判定する。条件を満足する場合、ス
テップ108に進み、満足しない場合、ステップ102
に進む。ステップ102では、占有スロット数461が
過負荷解除スロット数463以上かを判定する。条件を
満たす場合、処理を終了し、満たさない場合、ステップ
103に進む。ステップ103〜107およびステップ
255は、図23に示す割当て解除処理4であり、制限
スロット数472が設定されているディスク装置25に
対するスロットの割当てを解除する。ステップ103で
は、制限スロット数472が設定されているディスク装
置25を検索する。ステップ104では、当該ディスク
装置25を検出したかを判定する。検出した場合、ステ
ップ255に進み、検出できなかった場合、処理を終了
する。ステップ255では、制限スロット数割当フラグ
477がオンかを判定する。当該フラグがオンの場合、
ステップ107に進み、オフの場合、ステップ105に
進む。ステップ105では、カレントスロット数471
が解除基準スロット数474未満かを判定する。条件を
満たす場合、ステップ106に進み、条件を満たさない
場合、ステップ107に進む。ステップ106では、制
限を解除するため、制限スロット数472、設定基準ス
ロット数473、および、解除基準スロット数474を
nullとする。ステップ107では、全てのディスク
装置25に対して判定が終了したかを判定する。終了し
ていない場合、ステップ103に戻り、終了した場合、
処理を終了する。ステップ108〜109では、キャッ
シュメモリの過負荷状況に所定の値を設定する。すなわ
ち、ステップ108では、過負荷フラグ464をオンす
る。 ステップ109では、ディスク装置25毎に、カレント
スロット数471を設定基準スロット数473に設定す
る。ステップ110では、占有スロット数461が過負
荷解除スロット数463未満かを判定する。条件を満た
す場合、ステップ111に進み、満たさない場合、ステ
ップ112に進む。ステップ111では、過負荷フラグ
464をオフし、処理を終了する。ステップ112〜1
15およびステップ256は、図23に示す割当て設定
処理3であり、ディスク装置25に対するキャッシュス
ロット241の割り当て制限を行なう。ステップ112
では、カレントスロット数471が設定基準スロット数
473以上かを判定する。条件を満たす場合、ステップ
113に進み、条件を満たさない場合、ステップ115
進む。ステップ113では、カレントスロット数471
が最低割り当てスロット数476以上かを判定する。条
件を満たす場合、ステップ256に進み、満たさない場
合、ステップ115に進む。ステップ256では、制限
スロット数割当フラグ477がオンかを判定する。当該
フラグがオンの場合、ステップ115に進み、オフの場
合、ステップ114に進む。ステップ114では、ディ
スク装置25に対するキャッシュスロット割当制限、お
よび、制限解除基準を設定する。すなわち、制限スロッ
ト数472にカレントスロット数471を負荷管理情報
46に設定し、解除基準スロット数474に設定基準ス
ロット数473の値を負荷管理情報46に設定する。解
除基準スロット数474の設定として、カレントスロッ
ト数471の予め定めた割合を設定してもよい。ステッ
プ115では、全てのディスク装置25に対する判定が
終了したかを判定する。終了していない場合、ステップ
112に戻り、終了した場合、ステップ116に進む。 ステップ116では、設定基準スロット数473が設定
されていないディスク装置25に対し、カレントスロッ
ト数471を設定基準スロット数458として負荷管理
情報46に設定する。
【0054】本実施例では、サ−ビスパネル36からの
指示により、割り当て可能スロット数460、過負荷設
定スロット数461、過負荷解除スロット数463、お
よび、最低割り当てスロット数476を負荷管理情報4
6に設定する例を示した。同様のことを、CPU20か
らの指示により行なうことが可能である。以下、CPU
20からの指示により、負荷管理情報46を設定する方
法について示す。
【0055】図29は、中央処理装置と制御装置21と
の間で転送される情報の内容を示す図である。CPU2
0から指示される要求としては、負荷情報を読みだす要
求である負荷情報センス要求と、負荷情報を設定する要
求である負荷情報設定要求がある。負荷情報センスコマ
ンド90は、CPU20からの要求が負荷情報センス要
求であることを示す。制御装置21は、CPU20から
負荷情報センスコマンド90が指示されると、割当制限
スロット数91、過負荷設定スロット数92、過負荷解
除スロット数93、ディスク装置番号94、制限スロッ
ト数95、および、最低割当スロット数96をCPU2
0に転送する。割当制限スロット数91、過負荷設定ス
ロット数92、過負荷解除スロット数93、制限スロッ
ト数95、最低割当スロット数96は、それぞれ、割当
制限スロット数460、過負荷設定スロット数462、
過負荷解除スロット数463、制限スロット数472、
最低割当スロット数476に対応する。ディスク装置番
号94は、ディスク装置25の番号である。負荷情報設
定コマンド97は、CPU20からの要求が負荷情報設
定要求であることを示す。制御装置21は、CPU20
から負荷情報設定コマンド97が指示されると、CPU
20から転送される、割当制限スロット数91、過負荷
設定スロット数92、過負荷解除スロット数93、ディ
スク装置番号94、制限スロット数95、および、最低
割当スロット数96を、それぞれ対応する、割当制限ス
ロット数460、過負荷設定スロット数462、過負荷
解除スロット数463、制限スロット数472、最低割
当スロット数476に設定する。
【0056】図30は、図23に示した負荷基準操作処
理39のフロ−チャ−トである。本処理は、CPU20
から、負荷情報センスコマンド90、あるいは、負荷情
報設定コマンド97が指示された場合、ディレクタ22
が実行する。ステップ280では、CPU20からのコ
マンドが負荷情報設定コマンド97かを判定する。負荷
情報設定コマンド97の場合、ステップ282に進み、
それ以外では、ステップ281に進む。ステップ281
では、割当制限スロット数460、過負荷設定スロット
数462、過負荷解除スロット数463、制限スロット
数472、最低割当スロット数476をディレクトリ2
3から読みだし、割当制限スロット数91、過負荷設定
スロット数92、過負荷解除スロット数93、ディスク
装置番号94、制限スロット数95、および、最低割当
スロット数96として、CPU20に転送する。ステッ
プ282では、CPU20から、割当制限スロット数9
1、過負荷設定スロット数92、過負荷解除スロット数
93、ディスク装置番号94、制限スロット数95、お
よび、最低割当スロット数96が転送されるのを待つ。 ステップ283では、割当制限スロット数91、過負荷
設定スロット数92、過負荷解除スロット数93、ディ
スク装置番号94、制限スロット数95、および、最低
割当スロット数96を、負荷管理情報46に含まれる割
当制限スロット数460、過負荷設定スロット数462
、過負荷解除スロット数463、制限スロット数472
、最低割当スロット数476に設定する。この時、制限
設定スロット数95の内容がnullでないディスク装
置25に対して、制限スロット数設定フラグ477をオ
ンする。
【0057】本発明の実施例によれば、ユ−ザからの指
示、あるいは、CPU20からの指示により、ライトア
フタデ−タの割当て制限を設定する。ユ−ザあるいはC
PU20により、ライトアフタデ−タの制限が設定され
なかった場合、キャッシュ負荷状況判定処理1により、
ライトアフタデ−タの量が閾値以上となった場合、ディ
スク装置25毎の割当て制限を設定する。割当て制限以
上のライトアフタデ−タ量を要求するCPU20からの
デ−タ書き出し指示があった場合、ライトアフタ処理5
がライトアフタデ−タをキャッシュメモリ24からディ
スク装置25に書き出し、ライトアフタデ−タが割当て
制限未満になるまで上記の指示を待たせる。このため、
あるディスク装置25への割当て量が過大となり、他の
ディスク装置25に対する割当て量が過少となることは
ない。さらに、ユ−ザあるいはCPU20の指示により
ライトアフタデ−タの割当て制限を変更することができ
る。従って、ディスク装置25に対してキャッシュメモ
リ24の割当てる時に、他のディスク装置25に対する
キャッシュメモリ24の割当てを阻害しない適切な配分
を行うことができる。
【0058】
【発明の効果】本発明の実施例によれば、キャッシュ負
荷状況判定処理により、ライトアフタデ−タの量が閾値
以上となった場合、ディスク装置毎にキャッシュの割当
てを制限できる。割当て制限以上のライトアフタデ−タ
量を要求するCPUからのデ−タ書き出し指示があった
場合、ライトアフタ処理はライトアフタデ−タをキャッ
シュメモリからディスク装置に書き出し、ライトアフタ
デ−タが割当て制限未満になるまで上記の指示を待たせ
る。あるいは、割当て制限以上のライトアフタデ−タ量
を要求するCPUからのデ−タ書き出し指示があった場
合、CPUディスク転送処理は、CPUとディスク装置
とのデ−タ転送により上記の指示に対する処理をただち
に実行する。このため、あるディスク装置への割当て量
が過大となり、他のディスク装置に対する割当て量が過
少となることはない。
【0059】また、ライトアフタデ−タの割当て制限を
、ユ−ザからの指示、あるいは、CPUからの指示によ
っても設定できる。この時、ユ−ザあるいはCPUから
ライトアフタデ−タの制限が設定されなかった場合、キ
ャッシュ負荷状況判定処理により、ライトアフタデ−タ
の量が閾値以上となった場合、ディスク装置毎に割当て
の制限を行なう。このため、あるディスク装置への割当
て量が過大となり、他のディスク装置に対する割当て量
が過少となることはない。さらに、ユ−ザあるいはCP
Uからライトアフタデ−タの割当て制限の変更を指示で
きる。
【0060】従って、それぞれのディスク装置に対して
キャッシュメモリを割当てる時、他のディスク装置に対
するキャッシュメモリの割当てを阻害しない適切な配分
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における情報処理システムを
示す図である。
【図2】本発明の一実施例を示す情報処理システムの構
成図である。
【図3】ディスク装置の構成図である。
【図4】本実施例におけるトラック内のレコ−ド構成図
である。
【図5】ディレクトリの内容を示す図である。
【図6】スロットコントロ−ルブロック(SCB)の構
成図である。
【図7】SCBとキャッシュスロットに関係を示す図で
ある。
【図8】サ−チテ−ブルとSCBの関係を示す図である
【図9】タスクコントロ−ルブロック(TCB)の構成
図である。
【図10】負荷管理情報の構成図である。
【図11】キャッシュ負荷状況判定処理のフロ−チャ−
トである。
【図12】CPU起動処理のフロ−チャ−トである。
【図13】ディスク転送処理のフロ−チャ−トである。
【図14】シ−ケンシャル判定処理のフロ−チャ−トで
ある。
【図15】ロ−ド処理のフロ−チャ−トである。
【図16】シ−ケンシャルライトアフタ処理のフロ−チ
ャ−トである。
【図17】ロ−ド実行処理のフロ−チャ−トである。
【図18】ライトアフタ処理のフロ−チャ−トである。
【図19】ライトアフタ実行処理のフロ−チャ−トであ
る。
【図20】本発明の第2の実施例を示す情報処理システ
ムの構成図である。
【図21】第2の実施例のCPU起動処理のフロ−チャ
−トである。
【図22】本発明の第3の実施例を示す情報処理システ
ムの構成図である。
【図23】本発明の第3の実施例を示す情報処理システ
ムを示す図である。
【図24】サ−ビスパネルの表示内容を示す図である。
【図25】第3の実施例における負荷管理情報の構成図
である。
【図26】サ−ビスプロセッサによる負荷基準操作処理
のフロ−チャ−トである。
【図27】サ−ビスプロセッサでの情報操作処理を示す
図である。
【図28】第3の実施例におけるキャッシュ負荷状況判
定処理のフロ−チャ−トである。
【図29】中央処理装置との転送を行う情報内容を示す
である。
【図30】負荷基準操作処理のフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
20・・・中央処理装置、21・・・制御装置、22・
・・ディレクタ、23・・・ディレクトリ、24・・・
キャッシュメモリ、25・・・ディスク装置。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央処理装置と、前記中央処理装置に接続
    される制御装置と、前記制御装置に接続される記憶装置
    からなる情報処理システムにおいて、前記制御装置は、
    前記記憶装置内のデ−タの一部あるいは前記記憶装置に
    書き出す前のデ−タを記憶するキャッシュメモリと、前
    記制御装置の管理情報を記録するディレクトリと、キャ
    ッシュメモリ、ディレクトリおよびデ−タ転送を制御す
    るディレクタを有し、前記ディレクタは、キャッシュメ
    モリ内の前記記憶装置に書き出す前のデ−タ量が閾値以
    上か判定する手段と、前記キャッシュメモリ内の前記デ
    −タ量が閾値以上の場合、記憶装置毎の前記デ−タ量の
    割当制限を設定する手段と、前記キャッシュメモリ内の
    前記デ−タ量が閾値未満の場合、前記記憶装置毎の前記
    デ−タ量の割当制限を解除する手段と、前記割当制限値
    以上のキャッシュメモリの割り当てを要求する前記中央
    処理装置からのデ−タ書きだし指示を待たせる手段と、
    前記記憶装置に書き出す前のデ−タを前記キャッシュメ
    モリから前記記憶装置に書き出す手段と、を有すること
    を特徴とする記憶装置の制御装置。
  2. 【請求項2】中央処理装置と、前記中央処理装置に接続
    される制御装置と、前記制御装置に接続される記憶装置
    からなる情報処理システムにおいて、ユ−ザに前記制御
    装置の情報を表示し、かつ、ユ−ザからの指示を前記制
    御装置に入力するためのサ−ビスパネルを、前記制御装
    置に接続し、前記制御装置は、前記記憶装置に書き出す
    前のデ−タを記憶するキャッシュメモリと、前記制御装
    置の管理情報を記録するディレクトリと、キャッシュメ
    モリ、ディレクトリおよびデ−タ転送を制御するディレ
    クタと、前記ディレクタと、前記サ−ビスパネル間に存
    在し、前記サ−ビスパネルを制御するサ−ビスプロセッ
    サを有し、前記サ−ビスプロセサは、前記キャッシュメ
    モリ内の前記記憶装置に書き出す前のデ−タ量に対する
    閾値および前記記憶装置に対する前記デ−タの割当制限
    値を、サ−ビスパネルに表示する手段と、前記サ−ビス
    パネルから指示された、前記キャッシュメモリ内の前記
    記憶装置に書き出す前のデ−タ量に対する閾値および前
    記記憶装置に対する前記デ−タの割当制限値を受領する
    手段と、を有し、前記ディレクタは、前記キャッシュメ
    モリ内の前記記憶装置に書き出す前のデ−タ量に対する
    閾値および前記記憶装置に対する前記デ−タの割当制限
    値を、前記サ−ビスプロセッサに報告する手段と、前記
    サ−ビスプロセッサから指示された、前記キャッシュメ
    モリ内の前記記憶装置に書き出す前のデ−タ量に対する
    閾値および前記記憶装置に対する前記デ−タの割当制限
    値を設定する手段と、キャッシュメモリ内の前記記憶装
    置に書き出す前のデ−タ量が閾値以上か判定する手段と
    、キャッシュメモリ内の前記デ−タ量が閾値以上の場合
    、記憶装置毎の前記デ−タ量の割当制限を設定する手段
    と、キャッシュメモリ内の前記デ−タ量が閾値未満の場
    合、記憶装置毎の前記デ−タ量の割当制限を解除する手
    段と、前記割当制限値以上のキャッシュメモリの割り当
    てを要求する前記中央処理装置からのデ−タ書きだし指
    示を待たせる手段と、を有することを特徴とする記憶装
    置の制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の記憶装置の制御装置におい
    て、さらに、前記ディレクタは、前記キャッシュメモリ
    内の前記記憶装置に書き出す前のデ−タ量に対する閾値
    および前記記憶装置に対する前記デ−タの割当制限値を
    、前記中央処理装置に報告する手段と、前記中央処理装
    置から指示された、前記キャッシュメモリ内の前記記憶
    装置に書き出す前のデ−タ量に対する閾値および前記記
    憶装置に対する前記デ−タの割当制限値を設定する手段
    と、を有することを特徴とする記憶装置の制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の記憶装置の制御装置におい
    て、前記記憶装置に書き出す前のデ−タを前記キャッシ
    ュメモリから前記記憶装置に書き出す手段は、前記割当
    制限値以上のキャッシュメモリの割り当てを要求する前
    記中央処理装置からのデ−タ書きだし指示を待たせる手
    段により、デ−タ書きだし処理を待たせている前記記憶
    装置のグル−プから選択して、前記キャッシュメモリか
    ら前記記憶装置に書き出す手段と、キャッシュメモリ内
    の前記記憶装置に書き出す前のデ−タに関し、前記記憶
    装置毎の前記デ−タ量の割当制限を設定している前記記
    憶装置のグル−プから選択して、前記キャッシュメモリ
    から前記記憶装置に書き出す手段と、前記デ−タを前記
    キャッシュメモリ有する前記記憶装置のグル−プから選
    択して、前記キャッシュメモリから前記記憶装置に書き
    出す手段と、からなることを特徴とする記憶装置の制御
    装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の記憶装置の制御装置におい
    て、前記割当制限値以上のキャッシュメモリの割り当て
    を要求する前記中央処理装置からのデ−タ書きだし指示
    を待たせる手段の代わりに、前記割当制限値以上のキャ
    ッシュメモリの割り当てを要求する前記中央処理装置か
    らのデ−タ書きだし指示に対し、前記中央処理装置と前
    記記憶装置間のデ−タ転送を行う手段を有することを特
    徴とする記憶装置の制御装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の記憶装置の制御装置におい
    て、前記記憶装置に書き出す前のデ−タを前記キャッシ
    ュメモリから前記記憶装置に書き出す手段は、キャッシ
    ュメモリ内の前記記憶装置に書き出す前のデ−タに関し
    、前記記憶装置毎の前記デ−タ量の割当制限を設定して
    いる前記記憶装置のグル−プから選択して、前記キャッ
    シュメモリから前記記憶装置に書き出す手段と、前記デ
    −タを前記キャッシュメモリ有する前記記憶装置のグル
    −プから選択して、前記キャッシュメモリから前記記憶
    装置に書き出す手段と、からなることを特徴とする記憶
    装置の制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の記憶装置の制御装置におい
    て、さらに、前記ディレクタ−は、前記中央処理装置に
    よりシ−ケンシャルアクセスが指示されて作成されたラ
    イトアフタデ−タが規定数以上存在するかを判定する、
    シ−ケンシャルライトアフタ判定手段と、シ−ケンシャ
    ルライトアフタの対象が存在する場合、前記ライトアフ
    タデ−タをキャッシュメモリから記憶装置に書き出すシ
    −ケンシャルライトアフタ処理を行う手段と、を有する
    ことを特徴とする記憶装置の制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の記憶装置の制御装置におい
    て、記憶装置ごとのキャッシュメモリの割当制限を設定
    する手段は、キャッシュメモリ内の前記記憶装置に書き
    出す前のデ−タ量が閾値以上となってから、キャッシュ
    メモリの前記デ−タ量が増加した記憶装置に対し、現在
    割り当てられている前記デ−タの量を割り当て制限値と
    する手段であることを特徴とする記憶装置の制御装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の記憶装置の制御装置におい
    て、記憶装置ごとのキャッシュメモリの割当制限を解除
    する手段は、キャッシュメモリ内の前記記憶装置に書き
    出す前のデ−タ量が閾値未満となってから、キャッシュ
    メモリの前記デ−タ量が割り当て制限値の予め定めた割
    合より減少した前記記憶装置に関し、前記デ−タ量の割
    当制源を解除する手段であることを特徴とする記憶装置
    の制御装置。
  10. 【請求項10】キャシュメモリを有し、中央処理装置に
    接続された制御装置が記憶装置を制御する方法において
    、前記中央処理装置から前記キャシュメモリにデ−タを
    書き込む際に、前記キャッシュメモリ内の格納されたデ
    −タ量が閾値以上かを判定するステップ、前記キャッシ
    ュメモリ内の前記デ−タ量が閾値以上の場合、前記記憶
    装置毎の前記デ−タ量の割当制限を設定するステップ、
    前記キャッシュメモリ内の前記デ−タ量が閾値未満の場
    合、前記記憶装置毎の前記デ−タ量の割当制限を解除す
    るステップ、前記割当制限値以上のキャッシュメモリの
    割り当てを要求する前記中央処理装置からのデ−タ書き
    だし指示を待たせるステップ、前記記憶装置に書き出す
    前のデ−タを前記キャッシュメモリから前記記憶装置に
    書き出すステップ、および、前記中央処理装置から前記
    キャシュメモリにデ−タを書き込むステップとを有する
    ことを特徴とする記憶装置の制御方法。
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