JPH0426441Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0426441Y2 JPH0426441Y2 JP11199587U JP11199587U JPH0426441Y2 JP H0426441 Y2 JPH0426441 Y2 JP H0426441Y2 JP 11199587 U JP11199587 U JP 11199587U JP 11199587 U JP11199587 U JP 11199587U JP H0426441 Y2 JPH0426441 Y2 JP H0426441Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- observation
- nozzle
- observation hole
- furnace
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、転炉等の精錬炉に使用される炉内観
察孔に適用される観察孔のパージ装置に関するも
のである。
察孔に適用される観察孔のパージ装置に関するも
のである。
従来例えば特開昭60−228929号に提示されてい
るように転炉に炉内観察用の貫通孔を設け該貫通
孔に光導体検出装置の受光部を装着し炉内の光を
検出しこの光の波長、強度の変化を検却しこれを
電気信号に変換して画像処理によつてテレビ画像
目視し、転炉の状況の変化を時々に、刻々知るこ
とによつて転炉の安定操業を行うことが知られて
いる。しかしてこの観察孔は転炉内からのスロツ
ピング等によつて地金、スラグ等が付着し観察不
能となることがある。これを防ぐため観察プロー
ブを多重管とし、酸素ガス含有気体を外管から噴
出し観察孔に付着物の付着を防止しつつ観察を続
行する提案が特開昭60ー228930でなされている。
るように転炉に炉内観察用の貫通孔を設け該貫通
孔に光導体検出装置の受光部を装着し炉内の光を
検出しこの光の波長、強度の変化を検却しこれを
電気信号に変換して画像処理によつてテレビ画像
目視し、転炉の状況の変化を時々に、刻々知るこ
とによつて転炉の安定操業を行うことが知られて
いる。しかしてこの観察孔は転炉内からのスロツ
ピング等によつて地金、スラグ等が付着し観察不
能となることがある。これを防ぐため観察プロー
ブを多重管とし、酸素ガス含有気体を外管から噴
出し観察孔に付着物の付着を防止しつつ観察を続
行する提案が特開昭60ー228930でなされている。
このような転炉炉内観察装置は、転炉横に配し
た防熱板の孔にプローブを貫通させ、更にプロー
ブを転炉に設けられた観察孔を挿入し、該プロー
ブに酸素、窒素等のガス配管を接続し、ガス種類
と量とを適切な比率で流すことによつて付着した
スラグを溶かしあるいは噴き飛ばし、スロツピン
グによる孔の閉塞を防止していた。
た防熱板の孔にプローブを貫通させ、更にプロー
ブを転炉に設けられた観察孔を挿入し、該プロー
ブに酸素、窒素等のガス配管を接続し、ガス種類
と量とを適切な比率で流すことによつて付着した
スラグを溶かしあるいは噴き飛ばし、スロツピン
グによる孔の閉塞を防止していた。
上記の従来技術は、以下に述べる問題点を有し
ている。
ている。
(1) 処理中は絶えずパージしなければならないた
め、プローブを炉内に挿入したままとなり、処
理中のプローブの交換やメンテナンスが出来な
い。
め、プローブを炉内に挿入したままとなり、処
理中のプローブの交換やメンテナンスが出来な
い。
(2) 炉内にプローブが挿入されたままであるた
め、プローブの熱負荷が大きく寿命が短くな
る。
め、プローブの熱負荷が大きく寿命が短くな
る。
上記問題点を解決するために、本考案は転炉横
に設けられた防熱板に開閉式遮閉板を設け、該遮
閉板にパージ配管を取り付けるものである。
に設けられた防熱板に開閉式遮閉板を設け、該遮
閉板にパージ配管を取り付けるものである。
即ち本考案は炉内観察孔を有する転炉の近傍に
設けられた防熱板に観察プローブ通過孔を穿ち、
該通過孔に遮閉板を旋回自在に設置し該遮閉板に
観察孔気体パージ用のノズルを該観察孔に臨ませ
て配設すると共に該ノズルに気体配管を接続して
なる炉内観察孔パージ装置である。
設けられた防熱板に観察プローブ通過孔を穿ち、
該通過孔に遮閉板を旋回自在に設置し該遮閉板に
観察孔気体パージ用のノズルを該観察孔に臨ませ
て配設すると共に該ノズルに気体配管を接続して
なる炉内観察孔パージ装置である。
本考案を実施例に基づいて説明する。
第１図は本考案の正面概略図であり、第２図は
断面概略図である。図は観察プローブが観察孔１
４から引抜かれた時の状態を示すもので、転炉１
の近傍に設けられた防熱板３に開孔部１３を設
け、この防熱板３に軸受１０及び軸９を取付け、
遮閉板４を軸９を中心に旋回可能にする。遮閉板
４に設けられたアーム５の端は、防熱板に設置さ
れたシリンダー１１と連結する。一方パージ用配
管６の先端にノズル１２を設けて遮閉板４を貫通
させ、炉内観察孔１４近くまでノズル１２を臨ま
せる。パージ配管６の他端は、スイベル７を介し
てフレホース８と接続し、ガス体を供給する。ま
た防熱板３には開孔部１３の他に遮閉板４から突
き出たノズル１２が旋回した場合、ノズル１２が
衝突しないよう防熱板３にノズル１２の軌跡に沿
つて切欠部１５が設けられ、一方遮閉板が閉の状
態では、この切欠部も遮閉板で覆えるよう耳部１
６が設けられている。
断面概略図である。図は観察プローブが観察孔１
４から引抜かれた時の状態を示すもので、転炉１
の近傍に設けられた防熱板３に開孔部１３を設
け、この防熱板３に軸受１０及び軸９を取付け、
遮閉板４を軸９を中心に旋回可能にする。遮閉板
４に設けられたアーム５の端は、防熱板に設置さ
れたシリンダー１１と連結する。一方パージ用配
管６の先端にノズル１２を設けて遮閉板４を貫通
させ、炉内観察孔１４近くまでノズル１２を臨ま
せる。パージ配管６の他端は、スイベル７を介し
てフレホース８と接続し、ガス体を供給する。ま
た防熱板３には開孔部１３の他に遮閉板４から突
き出たノズル１２が旋回した場合、ノズル１２が
衝突しないよう防熱板３にノズル１２の軌跡に沿
つて切欠部１５が設けられ、一方遮閉板が閉の状
態では、この切欠部も遮閉板で覆えるよう耳部１
６が設けられている。
本実施例では、上記構造をとるため観察プロー
ブを炉内から引き抜いた際シリンダー１１を駆動
させることにより、遮閉板４を防熱板開孔部１３
に移動させ、同時にノズル１２が観察孔位置に移
動するため、観察孔を酸素、不活性ガス等の混合
ガスでパージすることができ観察孔の閉塞を防ぐ
ことができる。
ブを炉内から引き抜いた際シリンダー１１を駆動
させることにより、遮閉板４を防熱板開孔部１３
に移動させ、同時にノズル１２が観察孔位置に移
動するため、観察孔を酸素、不活性ガス等の混合
ガスでパージすることができ観察孔の閉塞を防ぐ
ことができる。
本考案は、吹錬時にプローブを引き抜いても遮
閉板により、防熱板開孔部を覆うことができ、か
つ観察孔を遮閉板に取付けられたパージノズルか
らの気体でパージすることができるため、観察孔
の閉塞を防ぐことが容易である。
閉板により、防熱板開孔部を覆うことができ、か
つ観察孔を遮閉板に取付けられたパージノズルか
らの気体でパージすることができるため、観察孔
の閉塞を防ぐことが容易である。
図１は本考案の概略正面図、図２は概略断面図
を示す。 １……転炉、２……観察装置、３……防熱板、
４……遮閉板、５……アーム、６……パージ配
管、７……スイベルジヨイント、８……フレホー
ス、９……軸、１０……軸受、１１……シリンダ
ー、１２……ノズル、１３……開孔部、１４……
観察孔、１５……切欠部、１６……耳部。
を示す。 １……転炉、２……観察装置、３……防熱板、
４……遮閉板、５……アーム、６……パージ配
管、７……スイベルジヨイント、８……フレホー
ス、９……軸、１０……軸受、１１……シリンダ
ー、１２……ノズル、１３……開孔部、１４……
観察孔、１５……切欠部、１６……耳部。
Claims (1)
- 炉内観察孔を有する転炉の近傍に設けられた防
熱板に観察プローブ通過孔を穿ち、該通過孔に遮
閉板を旋回自在に設置し該遮閉板に観察孔気体パ
ージ用のノズルを該観察孔に臨ませて配設すると
共に該ノズルに気体配管を接続してなる炉内観察
孔パージ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11199587U JPH0426441Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11199587U JPH0426441Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6418145U JPS6418145U (ja) | 1989-01-30 |
| JPH0426441Y2 true JPH0426441Y2 (ja) | 1992-06-25 |
Family
ID=31350541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11199587U Expired JPH0426441Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0426441Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-23 JP JP11199587U patent/JPH0426441Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6418145U (ja) | 1989-01-30 |
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