JPH04262847A - 鋳造装置 - Google Patents

鋳造装置

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JPH04262847A
JPH04262847A JP2354791A JP2354791A JPH04262847A JP H04262847 A JPH04262847 A JP H04262847A JP 2354791 A JP2354791 A JP 2354791A JP 2354791 A JP2354791 A JP 2354791A JP H04262847 A JPH04262847 A JP H04262847A
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pure water
storage tank
mold
water
cooling
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Akihiro Okumura
奥村 昭浩
Shigemitsu Nakabayashi
中林 繁光
Mitsuo Ouchi
大内 美津夫
Yutaka Haga
羽賀 裕
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳造装置に関し、一層
詳細には少なくとも金型内の冷却水供給通路に純水を循
環供給するための純水循環供給手段を備え、冷却水中に
含まれている溶解析出物が冷却水供給通路内に付着する
ことのないようにした鋳造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋳造装置を構成する金型内に画成
されたキャビテイに充填される溶湯の冷却時間を短縮し
、しかも、鋳造品を均等に冷却することにより鋳造品の
品質の向上を図るために、金型内に冷却水供給用の通路
を画成している。具体的にはこの冷却水を受給する金型
は、図4に示すように、キャビテイを画成する成形用金
型2において、成形ブロック4と、この成形ブロック4
の背面に一体的に結合される給排水ブロック6とを備え
、成形ブロック4の背面から冷却水孔8を設けている。 すなわち、この冷却水孔8の内部に中空の断熱管10を
装着し、一方、給排水ブロック6に給水通路12と排水
通路14および前記給水通路12に連通する冷却水パイ
プ16を設け、この冷却水パイプ16の一端側を前記冷
却水孔8に遊挿して開口させ、その他端側を排水通路1
4に連通させている(特開昭62−144861号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記成
形用金型2に送給される冷却水は、一般に、工業用水が
用いられているため、工業用水の中に溶解しているカル
シウム塩類やマグネシウム塩類等が溶解折出物として、
成形用金型2の給水通路12と排水通路14、特に、断
熱管10と冷却水パイプ16の間の狭い通路に付着し、
実質的に冷却水の通路径を狭め、流体抵抗を増大させ、
結果的に成形用金型2の冷却効率を阻害している。また
、通路の壁面に付着した溶解折出物が断熱材として働き
、冷却水と成形用金型2との効率的な熱交換を妨げるこ
とにより成形用金型2に温度分布が生じ、鋳造品の品質
に悪影響を与えていた。
【0004】従って、成形用金型2を使用する毎に、あ
るいは所定時間毎に、冷却水通路に付着した溶解折出物
を高圧の水で洗い落としているが、該冷却水通路が狭く
、また、湾曲乃至屈曲した形状であるために溶解した折
出物を十分に除去できないという問題がある。
【0005】一方、冷却の際には、用水タンクに貯蔵さ
れた冷却水が成形用金型2に供給されるので、気温の影
響により冷却水の温度差が大きくなり、設定時間通りの
冷却ができず、鋳造品の品質に悪影響を与えるという不
都合もある。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するために
なされたものであり、金型に供給される冷却水として純
水を用いることにより、金型内の冷却水の通路に対する
溶解折出物の付着を防止し、併せて、製品の品質に優れ
且つ鋳造サイクルを向上させることを可能とした鋳造装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、内部にキャビテイを画成し所望の鋳造
品を得るための金型と、前記金型の内部に画成された冷
却水供給通路に純水を循環供給する純水循環供給手段と
、前記純水を貯蔵する純水貯蔵タンクと、からなること
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係る鋳造装置では、純水貯蔵タンクに
貯蔵された純水は金型の内部に画成された冷却水供給通
路に純水循環供給手段を介して循環供給される。冷却水
が純水であるために、金型内の冷却水供給通路に溶解折
出物が付着するのを防止することができる。
【0009】
【実施例】本発明に係る鋳造装置について実施例を挙げ
、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0010】図1において、参照符号20は、本実施例
に係る鋳造装置を示す。この鋳造装置20は、冷却水供
給通路を有する金型22a、22bと、純水を貯蔵する
純水貯蔵タンク24と、前記純水貯蔵タンク24と、金
型22a、22bと該純水貯蔵タンク24との間に配設
された純水循環供給手段26とから基本的に構成される
。そして、この鋳造装置20に付随して、本実施例では
、純水器28と、熱交換器30とが配設されている。
【0011】鋳造装置20における金型22a、22b
には、冷却水供給通路の入口側にバルブ32a、32b
が、そして、冷却水供給通路の出口側に受水タンク34
a、34bが夫々配設され、該受水タンク34a、34
bからポンプ36a、36bを介して純水貯蔵タンク2
4へと純水循環供給手段26の一部を構成する配管が接
続されている。
【0012】金型22aは、図2に示すように、上金型
38と下金型40とからなり、所望の鋳造品を得るため
のキャビテイ42が両金型38、40間に画成されてい
る。この場合、上金型38の内部に冷却水供給通路が画
成されている。すなわち、上金型38のキャビテイ42
近傍に複数の冷却用孔部44a、44b、44cが設け
られるとともに、該冷却用孔部44a、44b、44c
に連通する排水通路46と給水通路48とが画成されて
いる。さらに、給水通路48に連通する冷却水パイプ5
0a、50b、50cが設けられ、この冷却水パイプ5
0a、50b、50cを前記冷却用孔部44a、44b
、44c内に遊挿して夫々の冷却水パイプ50a、50
bおよび50cの先端を冷却用孔部44a、44b、4
4cに開口させることにより冷却水供給通路が画成され
る。
【0013】純水貯蔵タンク24は、例えば、合成樹脂
体やステンレス等の腐食や発錆のない材料で形成された
筒状の容器であり、この純水貯蔵タンク24内の上部に
画成された開口部には、後述する純水器28から送給さ
れてくる純水送給管52と、金型22a、22bから循
環してくる純水の戻り管54とが夫々挿入されていると
ともに、純水の液面を常時検出するための上部位置検出
センサ56aと下部位置検出センサ56bとを有する液
面検出計56が取り付けられている。一方、純水貯蔵タ
ンク24の下部には、金型22a、22bへ純水を送給
するための純水循環供給手段26の一部を構成する送り
管58と、熱交換器30に純水を送給するための熱交換
用送り管60が夫々取り付けられている。
【0014】純水循環供給手段26は、前記の通り、戻
り管54と送り管58とを含む。送り管58の途中には
圧送ポンプ62a、62bがバルブ64a、64b、6
4c、64dを介在して配設され、金型22a、22b
へ純水を強制的に送給する。
【0015】純水器28は、入口管66と出口管68を
有する筒状容器70a、70bを含む。該筒状容器70
a、70bの内部には、陽イオン交換樹脂と陰イオン交
換樹脂とを混在せしめた、所謂イオン交換樹脂(図示せ
ず)が充填されている。入口管66は上水道あるいは工
業用水が供給される水供給源に接続され、出口管68は
純水貯蔵タンク24に接続されるが、その管路の途中に
水路開閉手段、例えば、電磁弁72が配設されている。 この電磁弁72は、前記純水貯蔵タンク24内に取り付
けられた液面検出計56の出力側と結線され、上部位置
検出センサ56aあるいは下部位置検出センサ56bの
検出信号を受けた時に作動し、純水を純水貯蔵タンク2
4に送給して純水貯蔵タンク24内の純水の量を一定に
保持するためのものである。
【0016】熱交換器30は、前記純水貯蔵タンク24
に対し別途設けられた工業用水タンク74との間で純水
と該工業用水とを熱交換する。熱交換器30と純水貯蔵
タンク24に取り付けられた熱交換用送り管60の途中
には、圧送ポンプ76a、76bが配設され、該圧送ポ
ンプ76a、76bは純水貯蔵タンク24内の水温を検
出する温度センサ78と結線されている。この場合、熱
交換器30は、例えば、内部に熱交換用のフィンを内蔵
したプレートを複数段重ねてハウジング内に配設してな
るもので、純水を純水貯蔵タンク24との間で循環させ
るために熱交換用送り管60および戻り管80とを接続
し、一方、工業用水を工業用水タンク74との間で循環
させるべく送り管84と戻り管86を夫々接続している
。なお、図中、参照符号82は圧送ポンプを示している
【0017】次に、上記のように構成される鋳造装置2
0の動作について説明する。水供給源から上水または工
業用水が純水器28を構成する筒状容器70a、70b
内に所定量流入すると、該容器70a、70b内に収納
されているイオン交換樹脂によりカルシウム塩類やマグ
ネシウム塩類がイオン交換されて純水が得られ、純水貯
蔵タンク24に導入される。そして、純水貯蔵タンク2
4内に配設してある液面検出計56により、純水貯蔵タ
ンク24内の液面が所定の高さに達したことが検出され
ると、電磁弁72は閉成され純水送給管52からの純水
の供給は遮断される。
【0018】そこで、金型22a、22bに対する溶湯
の供給がなされ、鋳造工程が開始し、所定時間経過する
と、該溶湯の固化が開始される。この時、純水貯蔵タン
ク24内の純水は、純水循環供給手段26の送り管58
内に配設している圧送ポンプ62a、62bを作動する
ことで金型22a、22bに送給される。冷却水は上金
型38の給水通路48から冷却水パイプ50a、50b
、50cを通って冷却用孔部44a、44b、44c内
に流入し、上金型38を冷却させて排水通路46から受
水タンク34a、34bに送られここで一旦蓄えられ、
さらに圧送ポンプ36a、36bで純水貯蔵タンク24
に戻される。
【0019】この場合、金型22a、22bの内部に画
成された冷却水供給通路を通過する純水中には、イオン
交換樹脂によりカルシウム塩類等が予め除去されている
ので、純水循環供給手段および冷却水供給通路の壁面に
溶解折出物が付着することがなく、金型22a、22b
の冷却効率を向上させることができる。
【0020】純水貯蔵タンク24に貯蔵された純水は温
度センサ78により水温が測定され、設定温度範囲外の
時に温度センサ78の信号を受けて圧送ポンプ76a、
76bを作動させ、熱交換器30のハウジング内に純水
を圧送する。同時に、圧送ポンプ82も作動させ、熱交
換器30内のプレートに工業用水タンク74からの工業
用水を圧送して両者の間で熱交換を行わせしめ、純水貯
蔵タンク24内の水温を下降させ設定温度範囲内に収め
る。
【0021】本出願人は、本発明に関連して、冷却水の
違いによる金型の冷却効率を求める実験を行った。例え
ば、1500ショット鋳造した後に同一の水温にした工
業用水を使用した時と純水を使用した時の、給水通路4
8と排水通路46における経過時間毎の金型表面の温度
を測定して、冷却曲線を求めてみると、図3に示す結果
が得られた。これによると、純水を使用した時には、給
水通路48と排水通路46の温度差は15゜乃至20゜
の範囲内で追従していくのに対し、工業用水を使用した
時には、給水通路48と排水通路46の温度差は時間の
経過とともに拡大していく。すなわち、工業用水中に含
まれているカルシウム塩類等が、冷却水供給通路の壁面
に溶解折出物として付着して断熱材として働き、金型と
冷却水の熱交換を妨げているものと判断されるのに対し
て、純水では溶解折出物の付着がないため、金型と冷却
水の熱交換が効率よく行われているものと判断された。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る鋳造装置によれば、以下の
効果が得られる。
【0023】純水を貯蔵する純水貯蔵タンクと、金型の
内部に画成された冷却水供給通路との間で、純水を純水
循環供給手段を介して循環させるので、金型内の冷却水
供給通路壁面に溶解析出物が付着するのを阻止すること
ができる。また、前記純水貯蔵タンク内の水温を熱交換
器を用いて所定温度内に制御するので、金型の冷却時間
の短縮と冷却分布の均等性が確保され、製品の品質に優
れた鋳造品が得られ且つ鋳造サイクルの向上に寄与する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鋳造装置における純水の流路系統
をもとにした概略説明図である。
【図2】金型の内部に画成された冷却水供給通路を示す
一部縦断面図である。
【図3】冷却水として工業用水および純水を用いた場合
における金型表面温度の冷却曲線を示す説明図である。
【図4】従来の金型における冷却水供給通路の一部拡大
縦断面図である。
【符号の説明】
20…鋳造装置 22a、22b…金型 24…純水貯蔵タンク 26…純水循環供給装置 28…純水器 30…熱交換器 38…上金型 40…下金型 46…排水通路 48…給水通路 56…液面検出計 78…温度センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にキャビテイを画成し所望の鋳造品を
    得るための金型と、前記金型の内部に画成された冷却水
    供給通路に純水を循環供給する純水循環供給手段と、前
    記純水を貯蔵する純水貯蔵タンクと、からなることを特
    徴とする鋳造装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の鋳造装置において、純水貯
    蔵タンクには金型に循環供給される純水の水温を所定の
    値に保持する熱交換器が配設されたことを特徴とする鋳
    造装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の鋳造装置において、純水貯
    蔵タンクには液面を検出する液面検出計が配設され、こ
    の液面検出計の検出信号により、前記純水貯蔵タンク内
    の純水の量を一定に保持することを特徴とする鋳造装置
JP2354791A 1991-02-18 1991-02-18 鋳造装置 Expired - Fee Related JP2966545B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100476752B1 (ko) * 2002-07-16 2005-03-16 기아자동차주식회사 사출 성형기의 몰드 냉각 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100476752B1 (ko) * 2002-07-16 2005-03-16 기아자동차주식회사 사출 성형기의 몰드 냉각 장치

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