JPH04262212A - 赤外線検出器 - Google Patents

赤外線検出器

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Publication number
JPH04262212A
JPH04262212A JP3002848A JP284891A JPH04262212A JP H04262212 A JPH04262212 A JP H04262212A JP 3002848 A JP3002848 A JP 3002848A JP 284891 A JP284891 A JP 284891A JP H04262212 A JPH04262212 A JP H04262212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared
permanent magnet
elastic body
electromagnetic coil
magnet member
Prior art date
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Pending
Application number
JP3002848A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kumada
明 久万田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、赤外線検出器に関し
、さらに詳しくは、焦電体赤外線検知素子を用いた放射
温度検知用の赤外線検出器に関する。
【0002】
【従来技術】従来のこの種の赤外線検出器としては、特
開昭56−128432号公報や,特開昭58−129
334号公報に開示のものがある。
【0003】特開昭56−128432号公報に開示の
赤外線検出器を図10に示す。
【0004】この赤外線検出器51は、モータ52と,
そのモータ52に駆動される羽根車状の回転円盤形遮光
板53とにより構成されたチョッパー装置を備えている
。赤外線検知素子54に入射する入射赤外線Lは、回転
円盤形遮光板53の回転により断続される。
【0005】特開昭58−129334号公報に開示の
赤外線検出器を図11に示す。
【0006】この赤外線検出器61は、固定された遮光
体62aと,圧電バイモルフ振動体63と,その圧電バ
イモルフ振動体63に駆動される遮光体62bとにより
構成されたチョッパー装置を備えている。赤外線検知素
子64に入射する入射赤外線Lは、遮光板62bが駆動
されて2つの遮光板62a,62bのスリットの位置が
ずれることにより断続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の赤外線検出
器51は、回転円盤形遮光板53を回転させるために機
構が複雑になると共に、前記回転円盤形遮光板53の面
積上の制約やモータ52の体積上の制約により小型化が
難しい問題点がある。また、低周波数での急峻な遮光特
性を得るために、モータ52として、通常のDCモータ
ではなく,ステッピングモータの使用が望ましいため、
コストが上昇する問題点がある。
【0008】また、従来の赤外線検出器61は、バイモ
ルフ振動体63に所定の変位量を発生させるために数十
〜数百ボルトの高い印加電圧を用いるため、前記赤外線
検出器61を組み込む機器にとって大きな負担となると
共に、ノイズを誘起する問題点がある。
【0009】そこで、この発明の目的は、小型かつ安価
であると共に、組み込む機器にとって負担が少なく、ノ
イズの少ない赤外線検出器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の赤外線検出器
は、入射赤外線量の変化に基づいて電荷を発生する焦電
体を用いた赤外線検知素子と,その赤外線検知素子に入
射する赤外線を周期的に遮断するチョッパー機構とを備
えた赤外線検出器において、一端側に発条体作用部を有
し他端側に赤外線遮断部を有し両端間に永久磁石または
磁性体あるいは電磁コイルを係止した弾性体と、前記永
久磁石または磁性体あるいは電磁コイルとの磁力作用に
より前記弾性体を駆動する電磁コイルあるいは永久磁石
または磁性体とによりチョッパー機構を構成したことを
特徴とするものである。
【0011】なお、弾性体に永久磁石または磁性体を係
止した場合は、これらと電磁コイルにより弾性体を駆動
し、弾性体に電磁コイルを係止した場合は、これらと永
久磁石または磁性体により弾性体を駆動する。
【0012】
【作用】磁力作用により弾性体が駆動されると、弾性体
の他端側の赤外線遮断部が変位して、赤外線を断続する
。この断続は、弾性体の一端側の発条体作用部のバネ定
数により好ましい周波数に設定できる。また、小さい駆
動力でも弾性体を変位させうる設定も可能である。この
ように、簡便な構成,小さい駆動力で赤外線のチョッピ
ングを可能としているため、小型で安価となる。また、
組み込む機器にとって負担が少なく,ノイズもなくなる
【0013】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいてこの発明を
さらに詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限
定されるものではない。図1は、この発明の一実施例の
赤外線検出器1の説明図である。
【0014】この赤外線検出器1は、一端側に弦巻バネ
11を有し,他端側に遮光板12を有し,両端間に永久
磁石部材20を係止した竿状弾性体10と、前記永久磁
石部材20との磁力作用により前記竿状弾性体10を駆
動する電磁コイル30と、焦電体を用いた赤外線検知素
子40と、温度検知素子50と、基板60と、赤外線通
過用の窓71を有するケース70と、カバーケース80
とから構成されている。
【0015】弦巻バネ11と竿状弾性体10には、直径
0.3mmのバネ用燐青銅線を1本使用している。弦巻
バネ11は、外形3mm,巻き数5に形成されており、
両端側に腕を出している。一方の腕は、長さが30mm
であり、竿状弾性体10を形成している。他方の腕は、
長さが5mmであり、基板60上に半田付けされている
【0016】遮光板12は、竿状弾性体10の先端部に
、幅2mm,長さ3mm,厚さ0.3mmの洋白板をス
ポット溶接にて固定して形成している。前記洋白板は、
熱電導率が低く、その表面を鏡面にして、遮光時に入射
する赤外線によって前記遮光板12の温度が上昇するこ
とを防いでいる。
【0017】永久磁石部材20と電磁コイル30とは、
図2,図3に示すように、永久磁石部材20が電磁コイ
ル30内に半ば挿入された状態に配置されている。
【0018】永久磁石部材20は、直径2mm,厚さ1
.5mmのサマリウム・コバルト系の永久磁石22を樹
脂21でインジェクションモールドしたものであり、前
記竿状弾性体10の先端から20mmの位置に固定され
ている。
【0019】電磁コイル30は、鍔付き円筒状のボビン
31と,そのボビン31に周回させた巻線32とからな
る。電磁コイル30の底面部には突起部33が形成され
ている。この突起部33を基板60の位置ぎめ用の穴に
嵌合した状態で、電磁コイル30は基板60に固着され
ている。ボビン31は、円筒部の高さ3mm,内径3.
5mm,鍔の外形5mm,肉厚0.3mmの形状にポリ
アセタール樹脂を切削加工したものである。巻線32は
、直径0.05mmのポリウレタン被覆銅線をボビン3
1の回りに400回巻いて形成されている。
【0020】赤外線検知素子40は、ケース70の赤外
線通過用の窓部71に検知面を対面させて配置されてい
る。検知対象体から放射された赤外線は、ケース70の
赤外線通過用の窓部71を透過して赤外線検知素子40
の検知面に入射するが、前記永久磁石部材20が前記電
磁コイル30に吸引されると、前記竿状弾性体10が撓
んで遮光板12の位置が下がり、赤外線を遮断する。赤
外線検知素子40には、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛
)セラミックを焦電材料に用い、インピーダンス変換用
FETを内蔵したシリコン窓付きシングルタイプの焦電
型赤外線検知素子を用いている。
【0021】温度検知素子50は、遮光板12に近接し
て配置されている。これは、遮光板12が赤外線を遮断
したときに、遮光板12から放射される赤外線が赤外線
検知素子40に入射することよって発生するバックグラ
ウンド信号を補正するために用いられる。温度検知素子
50には、ガラス封止の検波用シリコンダイオードを用
いている。
【0022】基板60には、所定の固定用パターンが形
成された銅張りガラスエポキシ板を用いている。
【0023】ケース70には、赤外線通過用の窓部71
として、1.5×3mmの角穴が穿設されている。カバ
ーケース80には、入出力用のワイヤーを導出するため
の切り欠き部81が設けられている。前記ケース70,
カバーケース80は、エッチングにて所定の形状に成形
されたSPCC板材にニッケル鍍金を施したのち曲げ加
工にて形成されている。
【0024】図4は、上記赤外線検出器1の回路図であ
る。発振部92からの出力を受けて、電磁コイル駆動部
93が、電磁コイル30に定電流を断続的に供給して、
磁力を断続的に発生させる。すると、電磁コイル30と
永久磁石部材20の間に吸引力が断続的に作用し、永久
磁石部材20が上下に振動する。その永久磁石部材20
の上下に伴って、竿状弾性体10が振動し、その竿状弾
性体10に固定された遮光板12が上下に振動する。そ
こで、検知対象物Tから放射された赤外線Lは、遮光板
12により断続されて赤外線検知素子40に入射する。
【0025】赤外線検知素子40は、入射する赤外線量
の変化に応じた信号を表面温度演算部91へ出力する。 表面温度演算部91は、前記赤外線検知素子40からの
信号を温度検知素子50からの信号により補正(バック
グラウンド信号の補正)し、検知対象物Tの表面温度を
算出し、その結果を出力する。
【0026】前記表面温度演算部91,発振部92,電
磁コイル駆動部93は、表面実装技術により基板60に
搭載され、ケース70,カバーケース80の中に収納さ
れている。
【0027】数値例を挙げると、電磁コイル30に流す
定電流は例えば20mAで、このとき電磁コイル30の
直上部に発生する磁束密度は約13ガウスである。また
、永久磁石部材20の変位量は約0.63mm,遮光部
12の変位量は約1.9mmである。永久磁石部材20
による磁束密度は、直近で約750ガウスである。表面
温度演算部91の出力は、例えば、約10mV/Kであ
る。
【0028】上記赤外線検出器1の変形例としては、前
記永久磁石部材20に代えて電磁コイルを竿状弾性体1
0に係止し、且つ、前記電磁コイル30に代えて永久磁
石部材を基板60に固設したものが挙げられる。
【0029】この発明の他の実施例としては、前記弦巻
バネ11に代えて、図5に示すようなコイルバネや,図
6に示すようなトーションバーを用いたものが挙げられ
る。
【0030】また、棒状の弾性体の一部を細くして発条
体の機能を持たせたものや、ナイロン,PPO樹脂でイ
ンジェクションモールドした板バネ状の発条体を用いて
も良い。
【0031】この発明のまた他の実施例としては、前記
永久磁石部材20に代えて、図7に示すように、モール
ドされる部位に曲げ加工等を施した竿状弾性体10にモ
ールドにてプラスチック磁石23を固定したものや,図
8に示すように、竿状弾性体10に永久磁石24を接着
またはスポット溶接したものが挙げられる。
【0032】この発明のさらにまた他の実施例としては
、遮光板12が固定された竿状弾性体10の先端部を、
図9に示すような構造を有する拘束部材100で拘束し
たものが挙げられる。拘束部材100は、その切り欠き
部101により竿状弾性体10の変位範囲を制限し、外
部衝撃による誤動作や破損を回避する効果を奏する。
【0033】
【発明の効果】この発明の赤外線検出器によれば、簡便
な構成,小さい駆動力で赤外線のチョッピングを可能と
しているため、小型で安価となる。また、組み込む機器
にとって負担が少なくなると共にノイズが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の赤外線検出器の説明図で
ある。
【図2】図1の装置の永久磁石部材と電磁コイルの斜視
図である。
【図3】図2の永久磁石部材と電磁コイルの断面図であ
る。
【図4】図1の装置の回路図である。
【図5】この発明の他の実施例に係る発条体作用部の例
示図である。
【図6】この発明のさらに他の実施例に係る発条体作用
部の例示図である。
【図7】この発明のまた他の実施例に係る永久磁石部材
の例示図である。
【図8】この発明のまた他の実施例に係る永久磁石部材
の例示図である。
【図9】この発明のさらにまた他の実施例に係る拘束部
材の例示図である。
【図10】従来の赤外線検出器の一例の説明図である。
【図11】従来の赤外線検出器の他の一例の説明図であ
る。
【符号の説明】
1    赤外線検出器 10    竿状弾性体 11    弦巻バネ 12    遮光板 20    永久磁石部材 30    電磁コイル 40    赤外線検知素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入射赤外線量の変化に基づいて電荷を
    発生する焦電体を用いた赤外線検知素子と,その赤外線
    検知素子に入射する赤外線を周期的に遮断するチョッパ
    ー機構とを備えた赤外線検出器において、一端側に発条
    体作用部を有し他端側に赤外線遮断部を有し両端間に永
    久磁石または磁性体あるいは電磁コイルを係止した弾性
    体と、前記永久磁石または磁性体あるいは電磁コイルと
    の磁力作用により前記弾性体を駆動する電磁コイルある
    いは永久磁石または磁性体とによりチョッパー機構を構
    成したことを特徴とする赤外線検出器。
JP3002848A 1991-01-14 1991-01-14 赤外線検出器 Pending JPH04262212A (ja)

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JP3002848A JPH04262212A (ja) 1991-01-14 1991-01-14 赤外線検出器

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JP3002848A Pending JPH04262212A (ja) 1991-01-14 1991-01-14 赤外線検出器

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135830A (ja) * 1986-11-28 1988-06-08 Toshiba Corp 赤外線検出装置
JPH01185420A (ja) * 1988-01-19 1989-07-25 Sanyo Electric Co Ltd 赤外線検出器
JPH01291128A (ja) * 1988-05-18 1989-11-22 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency 赤外検知装置

Patent Citations (3)

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