JPH04261721A - 隔壁部材の挿入方式 - Google Patents

隔壁部材の挿入方式

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Publication number
JPH04261721A
JPH04261721A JP2665391A JP2665391A JPH04261721A JP H04261721 A JPH04261721 A JP H04261721A JP 2665391 A JP2665391 A JP 2665391A JP 2665391 A JP2665391 A JP 2665391A JP H04261721 A JPH04261721 A JP H04261721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
piston
insertion jig
bulkhead member
partition member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2665391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Kataho
秀明 片保
Noriya Wada
憲也 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority to JP2665391A priority Critical patent/JPH04261721A/ja
Publication of JPH04261721A publication Critical patent/JPH04261721A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダケーシングに
ピストンを装着する場合等のように、隔壁部材をケーシ
ング内に挿入する方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シリンダケーシング内に挿入されるピス
トンは、このシリンダケーシング内を2室に区画形成し
て、両室間を確実に密閉するために、その外周面にはシ
ール部材が装着されており、このシール部材はケーシン
グ内では撓められた状態となっている。従って、このピ
ストンをケーシング内に挿入装着するに当っては、まず
シール部材を撓めた状態にして、このケーシングの開口
側から挿入するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、シール部材を撓めてケーシング内に挿入するのは
、極めて困難で、作業性が著しく悪い。特に、シール部
材としてリップシールが用いられ、しかもこのリップシ
ールの先端部が挿入方向に突出している場合にあっては
、挿入時にシール部材がめくれたり、傷が付いたりする
おそれが大きかった。
【0004】本発明は叙上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、容易かつ円滑に、し
かもシール部材を損傷させることなく隔壁部材をケーシ
ング内に挿入装着することができる隔壁部材の挿入方式
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、両端が開口し、隔壁部材の入口とな
る側に呼び込み部が形成され、出口側の内径寸法がケー
シングの内径と同じかまたはそれより僅かに小さな円筒
状の挿入治具と、旋回しながら上下動する押動手段とを
用い、隔壁部材を挿入治具に挿入した状態で、この挿入
治具をケーシングの開口部分に連結して、押動手段によ
って隔壁部材を旋回させながら押動することによって該
隔壁部材をケーシング内に挿入するようにしたことをそ
の特徴とするものである。
【0006】
【作用】隔壁部材を直接ケーシング内に挿入するのでは
なく、一旦挿入治具に挿入し、然る後にケーシング内に
嵌め込む。ここで、ケーシング自体は隔壁部材の挿入の
容易性を図ることを考慮した構造となっていないのが一
般的である。そこで、挿入治具を用いるが、この挿入治
具としては、隔壁部材を容易に挿入することができ、か
つケーシング内に容易に移行させることができるように
構成する。即ち、その一端側に隔壁部材を容易に挿入す
ることができるようにするための呼び込み部を設けて、
隔壁部材の入口側とする。この呼び込み部としては、入
口側の端部に向けて拡開するテーパを形成することによ
りことにより達成することができる。このテーパは、端
部近傍のみに形成してもよく、また入口側から出口側に
向けて全体がテーパとなるように形成してもよい。これ
によって、隔壁部材を挿入治具に容易に挿入することが
でき、この挿入時にシール部材がめくれたりするおそれ
はない。
【0007】これに対して、挿入治具の他端部である出
口側の開口部の寸法は、ケーシングの内径と同じか、ま
たはそれより僅かに狭くしておく。これによって、挿入
治具の軸線をケーシングの軸線と一致させた状態にして
挿入治具を固定して、押動手段によって上方から隔壁部
材を押圧すれば、この隔壁部材はその外周部に設けたシ
ール部材が挿入治具の内壁に沿って摺動しながら移動し
て、ケーシング内に移行させることができるようになる
。しかも、このときにおいて、シール部材がめくれ上が
ったり、また損傷したりするおそれはない。
【0008】ところで、隔壁部材を単純に押圧しただけ
では、必ずしも円滑にケーシング内に移行させることが
できない。特に、挿入治具とケーシングとの軸線合わせ
が極めて厳格に行われておれば、隔壁部材の移行に格別
支障を来さないが、僅かでも軸線にずれがあると、ケー
シング内への円滑な移行時にシール部材が損傷したりす
ることがある。そこで、押動手段によりスクリュードラ
イバ方式で旋回させながら押圧する。これによって、隔
壁部材が極めて円滑にケーシング内に移行することにな
り、その間においてシール部材が損傷する等の不都合を
確実に防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、この実施例においては、隔壁部材と
してピストンをシリンダに挿入する方式について説明す
るが、これは単に一例であって、本発明の挿入方式はこ
れに限定されないことはいうまでもない。
【0010】隔壁部材としてのピストン1は、図1に示
したように、所定の厚みを持った円環状の部材からなり
、その中央部には、ロッドを挿通するための透孔2が穿
設されており、この透孔2の周囲は上方に突出するフラ
ンジ部3となっている。また、このピストン1の外周面
部にはシール装着溝4が形設されており、このシール装
着溝4にはリップシール5がその先端部が斜め下方を向
くようにして装着されている。また、ピストン1には、
フランジ部3を設けた上面側に複数の放射状の溝6が形
成されている。
【0011】前述した構成を有するピストン1はシリン
ダケーシング7に形成されている2段の凹部8a,8b
のうちの小径凹部8b内に挿入されるようになっている
。このピストン1の挿入を円滑に行うために、挿入治具
10が用いられる。この挿入治具10は、両端が開口し
た薄板からなる円筒状の部材からなり、その内径は基端
側が広く、先端側に向かうに従って狭くなるテーパ状と
なっており、先端開口部分の内径はシリンダケーシング
7の小径凹部8bの内径より僅かに狭くなっている。ま
た、20は複数本(本実施例においては3本)からなる
押動杆を示し、この押動杆20は旋回昇降手段21を構
成する旋回板22の下面に垂設されている。この旋回板
22は昇降ブロック23に回転可能に装着されている。 従って、昇降ブロック23を上下動させることによって
、これら各押動杆20は挿入治具10に収容させたピス
トン1を押圧してその先端開口部分からシリンダケーシ
ング7内に押し込むことができるようになっている。し
かも、この昇降ブロック23を下降させる間に旋回板2
2を回転させることによって、押動杆20はスクリュー
ドライバ方式で旋回しながら下降することになり、この
結果、ピストン1のシリンダケーシング7への挿入時に
捩りを加えることができるようになる。
【0012】本発明による挿入方式は前述した装置を用
いて行われるものであって、まず、リップシール5を設
けたピストン1を挿入治具10に挿入する。ここで、挿
入治具10はピストン1の挿入側となる基端部が大径と
なっているので、たとえこのピストン1の外周面に装着
したリップシール5が斜め下方に向いていたとしても、
この基端部をリップシール5を支障なく嵌め込むことが
できる内径寸法としておくことによって、ピストン1は
この挿入治具10内に円滑かつ円滑に挿入することがで
きる。 そして、このようにしてピストン1を挿入した挿入治具
10をその軸線がシリンダケーシング7に装着する。而
して、このシリンダケーシング7には段差があることか
ら、その大径凹部8a内に挿入すれば、挿入治具7を小
径凹部8bとほぼ正確に軸線併せを行った状態で、固定
することができる。
【0013】そこで、旋回昇降手段21の昇降ブロック
23を作動させて、それに垂設した押動杆20がピスト
ン1における溝6に係合する位置まで下降させる。この
状態で、旋回板22を回転させながら、昇降ブロック2
3の下降を継続することによって、押動杆20は旋回し
ながら下降することになる。これによって、図3に示し
たように、ピストン1には単に下方に押圧する力だけで
なく、回転力が加わり、捩じ回されながら下降し、挿入
治具10からシリンダケーシング7の小径凹部8bに移
行する。このようにしてピストン1をシリンダケーシン
グ7における小径凹部8aに押し込むことによって、こ
のピストン1のシリンダケーシング7内への挿入を極め
て円滑にしかも軽い押圧力で行うことができ、かつその
間にリップシール5がめくれたり、損傷したりする不都
合を生じることはない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
隔壁部材をケーシングに挿入するに際して、挿入治具を
用い、この挿入治具内に隔壁部材を挿入した状態で、こ
の挿入治具をケーシングの開口部分に連結して、それを
旋回させながら押動することによって、隔壁部材を挿入
するようにしたから、外周面部にシール部材が装着され
て、しかもこのシール部材を撓めた状態にして挿入しな
ければならないものであっても、極めて軽い押圧力で円
滑かつ確実に、しかもシール部材を損傷させたりするこ
となく挿入することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】隔壁部材としてのピストンの外観図である。
【図2】ピストン挿入装置の構成説明図である。
【図3】作動説明図である。
【符号の説明】
1  ピストン 4  シール装着部 5  リップシール 6  溝 7  シリンダケーシング 8b  小径凹部 10  挿入治具 20  押動杆 21  旋回昇降手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ピストン等の外周面にシール部材を取
    り付けた隔壁部材をシリンダ等のケーシング内に挿入装
    着する方式において、両端が開口し、隔壁部材の入口と
    なる側に呼び込み部が形成され、出口となる側の内径寸
    法が前記ケーシングの内径と同じかまたはそれより僅か
    に小さな円筒状の挿入治具と、旋回しながら上下動する
    押動手段とを用い、前記隔壁部材を挿入治具に挿入した
    状態で、該挿入治具を前記ケーシングの開口部分に連結
    して、前記押動手段によって前記隔壁部材を旋回させな
    がら押動することによって該隔壁部材を前記ケーシング
    内に挿入するようにしたことを特徴とする隔壁部材の挿
    入方式。
JP2665391A 1991-01-28 1991-01-28 隔壁部材の挿入方式 Pending JPH04261721A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2665391A JPH04261721A (ja) 1991-01-28 1991-01-28 隔壁部材の挿入方式

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JP2665391A JPH04261721A (ja) 1991-01-28 1991-01-28 隔壁部材の挿入方式

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JPH04261721A true JPH04261721A (ja) 1992-09-17

Family

ID=12199397

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JP2665391A Pending JPH04261721A (ja) 1991-01-28 1991-01-28 隔壁部材の挿入方式

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JP (1) JPH04261721A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008068371A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Aisin Aw Co Ltd 油圧機器用挿入装置
CN112045622A (zh) * 2020-09-17 2020-12-08 上海予晟贸易有限公司 一种可更换太阳能真空管密封套的装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008068371A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Aisin Aw Co Ltd 油圧機器用挿入装置
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