JPH0425998Y2 - - Google Patents

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JPH0425998Y2
JPH0425998Y2 JP1987086009U JP8600987U JPH0425998Y2 JP H0425998 Y2 JPH0425998 Y2 JP H0425998Y2 JP 1987086009 U JP1987086009 U JP 1987086009U JP 8600987 U JP8600987 U JP 8600987U JP H0425998 Y2 JPH0425998 Y2 JP H0425998Y2
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roasting
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chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は回転ドラム式コーヒー豆焙煎装置に設
けられコーヒー豆から離脱した焙煎滓を回収する
ための装置に関するものである。
[従来の技術と問題点] 一般にコーヒー豆焙煎装置は、断熱壁によつて
形成された炉体の内部の中心に、周壁に多数の小
孔を穿設した略円筒状の回転ドラムを水平姿態で
回転動するように支持し、該回転ドラムを取り囲
むように炉体内壁面に赤外線ヒータを配設してな
るものである。
ところで、このような焙煎装置では回転ドラム
内に投入し焙煎されるコーヒー豆の表面に付いて
いるチヤフ或いはシルバースキンと呼ばれる焙煎
滓が煙道に吸い込まれて堆積しその通気性を害し
たり、或いは炉体内に溜つた焙煎滓が炉体内の高
熱により燃えて火災を引き起こし易く危険であつ
た。このため定期的にこれらの焙煎滓を排除しな
ければならず、そのためには炉体を分解しなけれ
ばより完全な排除は行なえなかつたために非常に
手間がかかるという問題があつた。
また、特開昭55−124484号公報に示されたコー
ヒー豆の焙煎機は、回転ドラムの下方にヒータお
よびフアンを設けて該ヒータによつて加熱された
熱風を回転ドラム中に下から上に向けて吹上げさ
せると共に、該回転ドラムの上方に設けられた排
気ダクトに焙煎滓の回収用フイルタおよび回収容
器を設けてなるものであつたが、この回収装置で
は回収できる焙煎滓は熱風と共に吹上げられる軽
いものに限られ焙煎中に落下する比較的重い焙煎
滓については回収されないため、下方のヒータに
付着堆積し易く上記のように火災を起こすおそれ
が解消されていなかつた。
[考案の目的と構成] 本考案は上記の問題点を解決して、チヤフやシ
ルバースキンなどの焙煎滓を効率的に処理し、炉
体内の火災発生を防止するコーヒー豆焙煎装置の
焙煎滓回収装置を提供することを目的とするもの
であつて、断熱壁によつて炉体を形成すると共
に、該炉該の内部のほぼ中心には周壁に多数小孔
を穿設した略円筒状の回転ドラムを水平姿態で回
転動するように支持し、該回転ドラムを取り囲む
ように赤外線ヒータを配設し、該炉体から排出さ
せた熱風を該炉体内に再循環させるようにしたコ
ーヒー豆焙煎装置において、炉床を漏斗状に形成
すると共に、その底部に焙煎滓を一端に設けられ
た貯滓室の投入口に集めるためのスクリユーコン
ベヤを設けてなることを特徴とするものである。
[作用] 炉床底部に落下した焙煎滓はスクリユーコンベ
ヤの回転により一端の投入口に掻き集められ集滓
室に溜められるため、炉体内を常に清浄に保つこ
とができ多量の焙煎滓が炉床に溜ることのないよ
うにできる。
[実施例] 以下に本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。1はこのコーヒー豆焙煎装置の炉体であり、
炉壁1aは断熱壁で形成されている。2は略円筒
状の回転ドラムで、該回転ドラム2は炉体1の内
部中心に水平姿態で回転動するように支持され
る。回転ドラム2はその周壁2aに多数の小孔3
が穿設されたものである。4aは炉体1の内壁面
に回転ドラム2を取り囲むように多数配設した赤
外線ヒータ、5は前記回転ドラム2の内部中央に
配管した熱風吹き出し用のダクトで、該ダクト5
はその下辺が開口5aしている。4bは該ダクト
5の下面に真下方向に向け配設した赤外線ヒータ
である。6aは炉体1下部の枠台7に固設したド
ラム2回転用のモータ、8は該モータ6aの伝動
用チエン、9は回転ドラム2の一端に固着された
回転軸、10は該回転軸9の炉体1外突出端に設
けたスプロケツト、11は該回転軸9を断熱壁1
aに支持している軸受で、該スプロケツト10に
チエン8が巻掛されモータ6aの回転が回転軸9
を介して回転ドラム2に伝達される。回転ドラム
2の他端は開口していてその外周に環状のフラン
ジ12が周設されている。
13a,13bは炉体1内に固植された支軸1
4に回転自在に支持されたローラで、該ローラに
より該フランジ12の下辺2個所を支承すること
により回転ドラム2を回転自在に支持している。
また15は炉体1の上壁に開設した排気口であ
り、該排気口15は熱風循環経路16に連なり、
該熱風循環経路16の先端は前記ダクト5に連通
している。17は該熱風循環経路16の途中に設
けたブロア、6bはその駆動用モータ、18は風
量調節用の排気孔、18aはその開閉弁である。
また、19は炉体1の上壁に設けた煙道、19a
は該煙道に設けたダンパで、該ダンパ19aはシ
リンダ43により開閉動する。
次にこのコーヒー豆焙煎装置に設けられた焙煎
滓回収装置Xを説明する。
この炉体1の底面即ち炉体21は焙煎滓が滑落
し易いように漏斗状に形成され、その底部22に
スクリユーコンベヤ23を水平に配設している。
24,25,26は該スクリユーコンベヤ23を
回転駆動するためのスプロケツトとモータと無端
チエンで、モータ25の回転がチエン26を介し
てスプロケツト24に伝達されスクリユーコンベ
ヤ23を回転させることで該底部22に滑落した
焙煎滓を矢印の方向に移送させる。
底部22の一端には投入口27が開設されスク
リユーコンベヤ23の回転により焙煎滓は該投入
口27に集められ貯滓室30に流落するようにし
ている。
貯滓室30は中央に区画壁31が設けられて室
Aと室Bに区画され、該室の入口である該区画壁
31の上縁部に切換ダンパ28を設け投入口27
が室Aまたは室Bに択一的に連通し得るようにし
ている。このため該切換ダンパ28の切換により
投入口27より投入された焙煎滓は室Aまたは室
Bに交互に貯溜される。
貯滓室30の底部には切換ダンパ33の操作に
より室Aまたは室Bと連通する排出口32が形成
され該排出口32より連なる排出管34の先端に
は遠心分離機35が設けられている。36は該遠
心分離機35の排出口を示す。
Yはブロア37より室Aまたは室Bに送風管3
7a,37bを介して風を送つて該室Aまたは室
Bに貯溜した焙煎滓を排出管34に強制的に排出
させる焙煎滓排出装置を示し、送風管37aと送
風管37bの分岐部に設けられた切換ダンパ38
を操作することによりブロア37より空気を室A
または室Bに圧送することができ、第2図ではい
ま室Aに溜まつた焙煎滓を遠心分離機35に排出
させている。
Zは、CO2ガスボンベ39と投入口27に延び
る配管39aと炉体1内に延びる配管39bとよ
りなる消火装置で、該配管39a中にはタイマー
弁40が設けられ、配管39b中には電磁開閉弁
41および手動弁42が並列に設けられている。
なお炉体1の上方にはコーヒー豆投入用のホツ
パーが設定され、投入孔が前記回転ドラム2内に
連通しているのが図面上は省略する。
しかしてこの装置では回転ドラム2内にコーヒ
ー豆20を投入して、モータ6aを回転させると
チエン8及び回転軸9を介して回転ドラム2が回
転する。そして炉体1内壁及びダクト5下部に設
けられた赤外線ヒータ4a,4bの輻射熱により
回転ドラム2内のコーヒー豆20が均一に加熱さ
れる。また赤外線ヒータ4a,4bによつて昇温
した熱気は排気口15を経てブロア17により強
制的に矢示の如く熱風循環経路16に送り出され
る。このとき熱風の温度調節のため風量の一部を
排出孔18から排出してもよい。そして回転ドラ
ム2内のダクト5の開口5aからその熱風を矢示
の如く強制的に吹出させ回転ドラム2内のコーヒ
ー豆20に向けて吹付けることにより回転ドラム
2内のコーヒー豆20を焙煎する。このように回
転ドラム2内のコーヒー豆は赤外線の照射と熱風
の吹付けとにより均一にしかも急速に加熱され、
短時間で高品質のコーヒー豆を焙煎できる。
この焙煎時にコーヒー豆から離脱した焙煎滓2
9はドラム2の周壁2aの小孔から炉床21に落
下し底部22に堆積する。そこでスクリユーコン
ベヤ23を回転させることによりこの焙煎滓29
を投入口27に向けて矢示の如く搬送させて投入
口27から貯滓室30の室Aまたは室Bに流落さ
せる。そして一方の室Aに焙煎滓29が溜まつた
場合、早めに切換ダンパ28、切換ダンパ33を
切換えて新たな焙煎滓29を室Bに流落させると
共にブロア37より送風管37aを介して室Aに
空気を圧送し該室A内の焙煎滓29を遠心分離機
35に排出する。そして室Bに一定量の焙煎滓2
9が溜まつた場合、再び切換ダンパ28、切換ダ
ンパ33を反転させて室Aに焙煎滓29を流落さ
せると共に、切換ダンパ38を切換えて室Bに空
気を圧送することにより室Bの焙煎滓29を遠心
分離機35に排出させる。
こうして2室A,Bを交互に使用することによ
り炉体1中の高温度の熱気に多量の焙煎滓29を
さらすことなく仮に焙煎滓29が燃えてもその火
炎が炉内に燃え広がるのを防ぐ。
なお、万一焙煎滓29が燃えた場合、炉体1内
に設けられたセンサ(図示せず)が検知しガスボ
ンベ39の電磁開閉弁41を開かしめると同時に
煙道19のダンパ19aを閉じさせ、炉体1内を
密閉状態として配管39bを経て炉体1内部に移
送されるCO2により火災を直ちに消火できるよう
にしている。
また前記配管39aからは室A,B内のCO2
ス濃度を常に一定に保持すべく前記タイマー弁4
0を介してCO2ガスを適時送ることにより、室
A,B内からの火災の発生が防止される。
こうして焙煎時に回転ドラム2内に生じる焙煎
滓29は上記焙煎滓回収装置X及び焙煎滓排出装
置Yを経て炉体1外部に排出されるため焙煎滓2
9の定期的な排除が不用であるうえ火災の予防も
なし得る。
また消火装置ZがCO2ガスの吹込みにより効果
的な自動消化を行なうため消化対策にもすぐれて
いる。
[考案の効果] 以上実施例について説明した如く、本考案で
は、赤外線ヒータと熱風の加熱によりコーヒー豆
を均一にしかも短時間で高品質に焙煎できるもの
であると共に、その焙煎中に発生する焙煎滓は漏
斗状の炉床によつてスクリユーコンベヤが設けら
れた底部に流落し、該スクリユーコンベヤを回転
させることによりコーヒー豆焙煎中でも常に一端
の投入口に集めて貯滓室に落下させることができ
るので、炉体内の高温度がさけられ焙煎滓が燃え
て火災に至るのを防止することができ安全に操作
できるなど有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコーヒー豆焙煎装置の焙
煎滓回収装置の一実施例を示した縦断面図、第2
図は横断面に焙煎滓排出系路を付加した説明用図
である。 1……炉体、2……回転ドラム、2a……周
壁、3……小孔、4a,4b……赤外線ヒータ、
21……炉床、22……底部、23,28,3
0,31……切換ダンパ、A,B……室、X……
焙煎滓回収装置、Y……焙煎滓排出装置、Z……
消火装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 断熱壁によつて炉体を形成すると共に、該炉
    該の内部のほぼ中心には周壁に多数小孔を穿設
    した略円筒状の回転ドラムを水平姿態で回転動
    するように支持し、該回転ドラムを取り囲むよ
    うに赤外線ヒータを配設し、該炉体から排出さ
    せた熱風を該炉体内に再循環させるようにした
    コーヒー豆焙煎装置において、炉床を漏斗状に
    形成すると共に、その底部に焙煎滓を一端に設
    けられた貯滓室の投入口に集めるためのスクリ
    ユーコンベヤを設けてなることを特徴とするコ
    ーヒー豆焙煎装置の焙煎滓回収装置。 2 貯滓室を区画室により2室に区画すると共に
    その入口に切換ダンパを設け投入口より投入さ
    れた焙煎滓が該切換ダンパの切換により交互に
    溜められるようにしたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のコーヒー豆焙煎
    装置の焙煎滓回収装置。
JP1987086009U 1987-06-02 1987-06-02 Expired JPH0425998Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987086009U JPH0425998Y2 (ja) 1987-06-02 1987-06-02

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JP1987086009U JPH0425998Y2 (ja) 1987-06-02 1987-06-02

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JPS63193491U JPS63193491U (ja) 1988-12-13
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55124484A (en) * 1979-03-20 1980-09-25 Advance:Kk Coffee roaster

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55124484A (en) * 1979-03-20 1980-09-25 Advance:Kk Coffee roaster

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JPS63193491U (ja) 1988-12-13

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