JPH0425980Y2 - - Google Patents

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JPH0425980Y2
JPH0425980Y2 JP1989115057U JP11505789U JPH0425980Y2 JP H0425980 Y2 JPH0425980 Y2 JP H0425980Y2 JP 1989115057 U JP1989115057 U JP 1989115057U JP 11505789 U JP11505789 U JP 11505789U JP H0425980 Y2 JPH0425980 Y2 JP H0425980Y2
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JP
Japan
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blower
duct hose
spray nozzle
liquid
holes
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JP1989115057U
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JPH0260579U (ja
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は専らハウス園芸で好適に使用される温
室用農薬液散布装置に関する。
(従来の技術) 濃い農薬液を微粒子にして少量散布する技術は
1959年頃から欧米で研究され、我が国では昭和43
年に背負式微量散布機が開発されたがコスト高の
ため実用化に至らなかつた。
ところで、最近のようにハウス園芸が盛んにな
り、ハウス内(温室)での防除作業が多くなつて
くると労力も大変であるが、何よりも栽培作物に
対し穏やかに均一散布が行えること及び人体に対
する悪影響のないことが重要である。
(考案が解決しようとする課題) 従来例としては実開昭57−4979号や実開昭53−
83471号等があるが、これらのものでは薬液がノ
ズル吐出孔付近で多量に散布され、いわゆる広い
範囲内に於ける穏やかな平均的散布が不可能であ
るほか、逆に栽培作物に対し薬害を生じさせたり
する問題がある。
(課題を解決するための手段) 本考案者は少量の農薬液を超微粒子に煙霧化し
て噴出させるノズルとして、先に特開昭59−
216651号を提案したが、本考案は斯かかる噴霧ノ
ズルを送風機カバー内前面中央部箇所に取付けて
構成した煙霧送風機を配設し、該煙霧送風機の前
方部分には送風機吹出口とほぼ同一径をなすと共
に、長さ方向に沿う適当間隔で且つ円周部分の上
半箇所となる部分に一定大きさの透孔を多数穿設
した合成樹脂製などの可撓性ダクトホースを取付
け、該ダクトホースに穿設した多数の透孔の面積
総和と送風機吹出口の断面積とをほぼ同等となさ
しめるのほか、該ダクトホース先端は閉塞し、且
つ噴霧ノズルには別設の薬液送出コンプレツサー
からの送液管及び送気管を連結したことを特徴と
する。
(実施例) 第1図は煙霧送風機1であつて、円筒カバー1
a内前方部中央個所には特開昭59−126651号で提
案した噴霧ノズル2が、又後方部箇所にはモータ
ー3と該モーターにより回動されるフアン4が取
付けられてなり、5は支持台である。
第2図は本考案で使用される薬液送出用コンプ
レツサー装置6であつて、7は薬液タンク、8は
コンプレツサー、9はその駆動モーターである。
図示例ではモーターを駆動源とするものである
が、ガソリンエンジンを使用することも差し支え
ない。この際コンプレツサーからの送気で薬液タ
ンク内に送り込まれた空気はタンク内液を撹拌し
ながら、噴出ノズルに向けて薬液を加圧状態で送
り出すようになさしめるのであり、10aは薬液
用ホース、10bはコンプレツサーからの送気用
ホースである。
第3図は使用状態図である。本考案は図示例の
如く農薬液散布に際しては、ハウスなどの入口通
路箇所に煙霧送風機1を配置し、該煙霧送風機1
の前方吹出口部分にこれとほぼ同一径をなすポリ
エチレンなどからなる適当長さのダクトホース1
1を締付金具12を介し取付けるようになすので
あり、該ダクトホース11の長さに沿う等間隔位
置で且つ円周部分の上半箇所となる部分には一定
大きさの透孔13a,13b,13c……が多数
穿設されてなり、このさい各透孔13a,13
b,13c……の面積総和Sと円周カバー1aの
断面積Sとはほぼ同等となる数値関係に計算され
るのである。このことは透孔から煙霧状の農薬液
が噴出するに際し、ダクトホースがソーセージ状
に膨れて穏やかに行われる上で優れたものとな
る。
即ち、噴霧ノズル2には薬液送出用コンプレツ
サー装置6からの薬液用ホース10a及び送気用
ホース10bが連結され、該コンプレツサー装置
6及び煙霧送風機1の各駆動モーターの電源が入
れられるのであり、これにより煙霧送風機1に取
付けたダクトホース11は図示の如くソーセージ
状に膨れると共に、内部に充満した煙霧状の農薬
液を穏やかに各透孔13a,13b,13c……
から噴霧するようになすのである。
(考案の効果) 本考案では長さ方向及び上半円周方向の特定箇
所に、一定大きさの透孔を多数穿設したダクトホ
ースを温室内の任意箇所へ適宜簡便に配設でき、
しかも一斉に各透孔から煙霧状の農薬液を噴出さ
せるものであることから、ハウス内作物に対し均
一で穏やかな散布を可能とすることが出来、従来
の如くノズル吐出孔付近で多量に散布されて逆に
薬害を生じさせたりする如き問題のないものであ
る。又、送風機の運転が緩やかで良く運転操作も
極めて容易となるが、例え運転中のトラブルがあ
つて噴霧ノズルから粗い霧が出るようなことがあ
つたとしても、粗い霧はダクトホース内を通過中
に比重の関係で沈み、その底部に水滴として残り
噴出されるものとならないことから、薬害を未然
に防止することの出来るものとなる。要するに、
本願考案ではコンプレツサーから送液管及び送気
管と連結した噴霧ノズルが送風機側に設けてあ
り、且つダクトホース自体がソーセージ状に膨れ
ることと相俟つて、その上半円周部各所の透孔か
ら霧化された農薬液が適宜送風機の運転能力に見
合つた状態で穏やかな煙霧状態で噴出するものと
なるのであり、従つて従来の如く直接に強い風が
作物に当らないことから、作物に対する影響を皆
無ならしめる理想的な菜液散布を可能ならしめる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る煙霧送風機の一部破断斜
視図、第2図は同じく薬液送出用コンプレツサー
装置の全体斜視図、第3図は作用説明図である。 1……煙霧送風機、2……噴霧ノズル、3……
モーター、4……フアン、6……薬液送出用コン
プレツサー装置、7……薬液タンク、8……コン
プレツサー、9……モーター、11……ダクトホ
ース、12……締付金具、13a,13b,13
c……透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送風機カバー内前面中央部箇所に噴霧ノズルを
    取付けて構成した煙霧送風機を配設し、該煙霧送
    風機の前方部分には送風機吹出口とほぼ同一径を
    なすと共に、長さ方向に沿う適当間隔で且つ円周
    部分の上半箇所となる部分に一定大きさの透孔を
    多数穿設した合成樹脂製などの可撓性ダクトホー
    スを取付け、上記ダクトホースに穿設した多数の
    透孔の面積総和と送風機吹出口の断面積とをほぼ
    同等となすのほか、該ダクトホース先端は閉塞
    し、且つ噴霧ノズルには薬液送出コンプレツサー
    からの送液管及び送気管を連結して構成したこと
    を特徴とする温室用農薬液散布装置。
JP1989115057U 1989-09-30 1989-09-30 Expired JPH0425980Y2 (ja)

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JP1989115057U JPH0425980Y2 (ja) 1989-09-30 1989-09-30

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JP1989115057U JPH0425980Y2 (ja) 1989-09-30 1989-09-30

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JPH0260579U JPH0260579U (ja) 1990-05-02
JPH0425980Y2 true JPH0425980Y2 (ja) 1992-06-23

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ID=31356366

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS42522Y1 (ja) * 1964-12-26 1967-01-13
JPS5427339U (ja) * 1977-07-27 1979-02-22
JPS574979B2 (ja) * 1975-05-31 1982-01-28
JPS5824153U (ja) * 1981-08-08 1983-02-15 三菱農機株式会社 脱穀機

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617565Y2 (ja) * 1980-06-11 1986-03-07

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JPH0260579U (ja) 1990-05-02

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