JPH04258419A - 定量止水栓装置 - Google Patents

定量止水栓装置

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JPH04258419A
JPH04258419A JP2061791A JP2061791A JPH04258419A JP H04258419 A JPH04258419 A JP H04258419A JP 2061791 A JP2061791 A JP 2061791A JP 2061791 A JP2061791 A JP 2061791A JP H04258419 A JPH04258419 A JP H04258419A
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JP
Japan
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valve
electromagnet
water
circuit
battery
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Application number
JP2061791A
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English (en)
Inventor
Eiji Ogiwara
荻原 栄治
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Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は予め設定した量の水が流
れると自動的に給水を停止する定量止水栓装置に関する
【0002】
【従来の技術】水道の水を風呂桶に供給する際、所望の
水位になったら自動的に給水を止める特開昭63−43
082号公報の止水装置が周知である。この止水装置は
、水道の蛇口にその上流部を液密状態に取付けられるバ
ルブケーシングと、該バルブケーシングの水路に設けら
れたバルブシートと、該バルブシートの上流側に可動に
設けられていて該バルブシートと係合して止水する球形
のバルブボディと、該バルブシートを越えて下流方向に
延びているバルブロッドと、該バルブロッドに一端部を
取付けた紐と、該紐の他端部に取付けたフロートと、該
フロートが所定の浮力を受けていないときだけ前記フロ
ートの重さにより前記バルブロッドを介して前記バルブ
ボディと前記バルブシートとの係合を解除して水が流れ
出るように前記紐の途中を案内するガイドを備えたもの
である。 そして、紐でぶら下げられたフロートの位置まで水位が
上昇してフロートが浮力を受けるとバルブボディがバル
ブシートに係合し、給水を自動的に停止するようになっ
ていた。
【0003】又、所定水量の放水が行われると止水を行
う止水弁を備えた自動止水器が実開昭57−17146
9 号公報で周知である。この自動止水器は、その器体
内を流れる流体で回転駆動される羽根車と、この羽根車
の回転を減速する歯車列と、この歯車列の出力軸で回転
されるカムと、このカムで駆動されて進退する制御杆の
進退により開閉されるボールバルブ機構とからなり、予
め設定された放水量に達すると制御杆が後退してボール
バルブがバルブシートに係合して自動的に止水するよう
になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術のうち
、前者は紐でつり下げたフロートが邪魔になって使いづ
らく、不便であるという問題点があった。
【0005】又、後者は羽根車、多くの歯車を多段に組
み合わせた歯車列、設定ダイヤルと連動したカム等の機
械的回動部分が多く、これらの回動部分に水流中のごみ
、異物等が付着して円滑な動作が阻害されたり、最悪の
場合には動作不能となって定量で自動止水すべき機能を
果たさなくなるという問題点があった。
【0006】そこで本発明は、上記の問題を解決するた
めに、紐でつり下げたフロートとか多くの機械的回動部
分を必要とせず、使いやすく、かつ信頼性の高い定量止
水栓を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の定量止水栓装置は、弁(3)の開閉を行う
両方向作動の自己保持型電磁石(6)と、流量を検知し
て電気信号に変換する流量検知手段(13,13′)と
、前記信号を積算する積算回路(14)と、希望水量を
設定する水量設定機構(15)と、この水量設定機構(
15)で設定するときに弁(3)を開く方向に前記電磁
石(6)を励磁すると共に設定した設定値と前記積算回
路の積算値とが一致したときに弁(3)を閉じる方向に
前記電磁石(6)を励磁する駆動回路(40) と、駆
動回路(40)等に電力を供給するバッテリ(17)と
、このバッテリの電圧を検出してその値が使用電圧値内
にあることを表示するバッテリチェック回路(50)と
を具備したことを特徴とする。
【0008】
【作用】水量設定機構(15)で希望水量を設定すると
駆動回路(40)が弁(3)を開く方向に電磁石(6)
を励磁し、電磁石が弁を開く。電磁石(6)は弁(3)
を開いた状態で自己保持される。弁(3)が開いて給水
が開始されると流速検知手段(13)が流量すなわち単
位時間当たりの流量に対応した電気信号を発生する。こ
の電気信号は積算回路(14)で積算され、水量設定機
構(15)で設定された設定値に達すると駆動回路(4
0)が弁(3)を閉じる方向に電磁石(6)を励磁し、
電磁石(6)が弁(3)を閉じるため給水が止まる。バ
ッテリチェック回路(50)は、バッテリ(17)の電
圧を検出してその値が使用電圧値内にあるときは表示を
する。
【0009】
【実施例】図1乃至図5に代表的実施例を示す。図1に
おいて、1は蛇口ケーシング、2は蛇口ケーシング1内
に設けた水路、3は水路2の途中に設けた弁でボール3
aとバルブシート3bで構成されたボールバルブである
。4は水路2の弁3下流に設けたタービンで、流量すな
わち単位時間当たりの流量に応じた速さで回転する。 5は出水口で流体は水路2内の弁3、タービン4を経て
出水口5から放水(給水)される。6は両方向作動の自
己保持型電磁石で、コイル7,プランジャ8及びプラン
ジャ8に固着されたマグネット9で構成され、コイル7
への通電方向に応じてプランジャ8が右方向又は左方向
へ移動し、励磁電流を断ってもその位置を自己保持する
【0010】図2(a)〜(d)に電磁石6の詳細を示
す。コイル7は直列に接続された2個のコイル7aと7
bとからなり、両コイル7aと7bとは互いに逆方向に
巻かれている。プランジャ8が左方位置に保持されてい
る図2(a)の状態で、同図(b)に示すように一定方
向の励磁電流を流すと、同図(a)の固定磁極6aと6
bがS極となってマグネット9を右方に駆動し、プラン
ジャ8を右方向に移動させる。右方向に移動したプラン
ジャ8は、コイル7が非励磁となっても、マグネット9
が固定磁極6bに吸着して自己保持される。この状態で
第2図(d)に示すようにコイル7に逆方向の励磁電流
を流すと、固定磁極6aと6bが同図(c)のようにN
極となり、マグネット9を駆動してプランジャ8を左方
向に移動させる。左方向に移動したあと、コイル7が非
励磁となってもマグネット9が固定磁極6aに吸着した
まま自己保持される。
【0011】電磁石6が励磁されてプランジャ8が左方
向に移動すると、プランジャ8の左端がボール3aを押
して図1の位置に移動させるので弁3が開き、水が放出
(給水)される。
【0012】電磁石6は、マグネット9の磁力でプラン
ジャ8が左又は右の一方の位置に自己保持されていると
きでも、プランジャ8の右端8aを人力で操作すること
で他方の位置に移動可能な程度の磁力に定めてある。
【0013】10は蛇口ケーシング1 とプランジャ8
との間の水密性を保つためのOリングからなるシール材
、11は電磁石6に装着した電源スイッチで、プランジ
ャー8と連動して、プランジャ8が図示の位置でON、
プランジャ8が右端に移動するとOFFになるよう構成
されている。
【0014】12はタービン4の回転を電気信号に変換
する回転センサで、タービン4と回転センサ12とで流
量検知手段13を構成している。14は流量検知手段1
3の回転センサ12からの前記電気信号を積算する積算
回路、15は希望水量を設定する水量設定機構で複数の
電線16で積算回路14と接続されている。40は駆動
回路で積算回路14と一体に構成されている。17はバ
ッテリで、電源スイッチ11を介して回転センサ12、
積算回路14、駆動回路40等に電圧を供給する。この
バッテリ17は蛇口ケーシング1内に交換可能な状態で
防水性をもたせて装着されている。50はバッテリ17
の電圧を検出して、その値が使用可能範囲内の電圧値に
あるときに表示するバッテリチェック回路で、水量設定
機構15と一体に構成されている。なおバッテリ17か
ら他の回路への接続用電線は図1では省略され示されて
いない。18は風呂桶である。
【0015】図3の電気回路において、7は電磁石のコ
イル、11は電源スイッチ、12は回転センサ、14は
積算回路、15は水量設定機構、17はバッテリ、50
はバッテリチェック回路でそれぞれ図1の説明で述べた
ものである。 回転センサ12は前記タービン4の回転軸に取付けられ
たスリット円板19(図4参照)と、このスリット円板
19を挟んで対向配置された発光ダイオード20とフォ
トトランジスタ21と抵抗R1,R2とで構成され、タ
ービン4の回転を光学的に検出して電気パルス信号に変
換する。スリット円板19はタービン4の回転軸の上端
に固着されていて、図4のように円周を等分して8個の
孔19aが明けてあるため、タービン4の1回転のうち
に、発光ダイオード20からの光線が8回フォトトラン
ジスタ21に受光され8パルスの電気信号に変換される
。このようにスリット円板19, 発光ダイオード20
及びフォトトランジスタ21はいわゆるフォトインタラ
プタを構成している。
【0016】積算回路14は流量検出手段13の回転セ
ンサ12からの電気パルス信号を受けてこれを計数積算
し、その積算値が水量設定機構15で設定された設定値
に達すると電磁石6のコイル7に弁3を止める方向の励
磁電流を流す。積算回路14は分周器22, AND回
路23, 2進化10進のダウンカウンタ24a,24
b,24c,抵抗R3 ,R4 ,コンデンサC1 ,
ORゲート25とを図示のように接続して構成されてい
る。2進化10進のダウンカウンタ24a,24b,2
4cはそれぞれ10進の1桁目、2桁目及び3桁目のダ
ウンカウンタを構成し、何れもプリセッタブルダウンカ
ウンタで、水量設定機構15でプリセットされるように
構成されている。結局ダウンカウンタ24a,24b及
び24cは10進3桁のダウンカウンタを構成している
【0017】又、分周器22の出力パルスは約水量1リ
ットルにつき1パルスの割合に定められている。ダウン
カウンタ24aと24bのキャリイアウト端子COはそ
れぞれダウンカウンタ24bと24cのキャリイイン端
子CIにカスケード接続され、ダウンカウンタ24a,
24b及び24cの各キャリイアウト端子COはORゲ
ート25の入力にそれぞれ接続されている。前記抵抗R
4 とコンデンサC1 の直列回路は、電源ON時にダ
ウンカウンタ24a,24b,24cをリセットするパ
ワーオンリセット回路28を構成し、抵抗R4 とコン
デンサC1 の接続点がダウンカウンタ24a,24b
,24cの各リセット端子に接続されている。
【0018】水量設定機構15は希望水量を合わせる各
桁のロータリスイッチ29a,29b,29cと、これ
らの各ロータリスイッチで選択した数値をダウンカウン
タ24a,24b,24cにセットするセットスイッチ
30と、一旦セットした設定値をリセットするリセット
スイッチ31とからなる。各ロータリスイッチ29a,
29b,29cはそれぞれダウンカウンタ24a,24
b,24cのA,B,C,D端子に、セットスイッチ3
0はダウンカウンタのSET端子に、又、リセットスイ
ッチ31はダウンカウンタのRESET端子に図示のよ
うに接続されている。
【0019】ちなみに、A,B,C,D端子に印加され
る水量設定機構15からのBCD(2進化10進)数と
、分周器22からのパルス信号とからなる10進化3桁
のダウンカウンタ24a,24b,24cのカウント値
が「0」となると、ORゲート25の出力がローレベル
となってANDゲート23が閉じて分周器22からのパ
ルス信号はダウンカウンタに入力されなくなると共に、
駆動回路40のインバータ26の出力がハイレベル、イ
ンバータ42の出力がローレベルとなって、トランジス
タ27と43が導通して、弁3を止める方向に電磁石6
のコイル7に励磁電流が流れるようになっている。
【0020】駆動回路40は、インバータ26,41,
42、トランジスタ27,43,44,45、ダイオー
ドD1 ,D2 及び抵抗R5 ,R6 ,R7 ,R
8 ,R9 ,R10,R11,R12とが図示のよう
に接続して構成されている。7は電磁石6のコイルであ
る。トランジスタ27と43はインバータ42を介して
一つの信号線に接続されており、トランジスタ44と4
5もまたインバータ41を介して一つの信号線に接続さ
れ、トランジスタ27と43、又はトランジスタ44と
45は同時にON−OFFする回路構成になっている。 そしてトランジスタ27と44のコレクタの間にコイル
7を接続する図示の接続はバイポーラ接続の構成をとり
、電磁弁6のコイル7に流す電流の向きを変えることが
できる。
【0021】トランジスタ27と43がONになると図
3で図示のコイル7に左向きの電流が流れ(図2(b)
参照)、電磁石6が弁3を閉じるように作動する。トラ
ンジスタ44と45がONすると、コイル7に右向きの
電流が流れ(図2(d)参照)、電磁弁6が弁3を開作
動するように構成されている。ダイオードD1 ,D2
 又はコイル7に発生するサージ電圧を吸収するための
ものである。
【0022】50はバッテリチェック回路で、3個の発
光ダイオードを直列接続した発光ダイオード群51と、
発光ダイオード群51に流れる電流を制限する抵抗52
とを直列に接続し、その直列接続の一端を接地し、他端
を電源スイッチ11とスイッチ30aの一端に接続して
ある。そして、発光ダイオード群51を構成する各発光
ダイオードのしきい値電圧が約2Vであるため、発光ダ
イオード群51はバッテリ17の電圧が6V以上のとき
に発光する。
【0023】電磁石6の最低作動電圧(厳密には電磁石
6の最低作動電圧にトランジスタ44,45等の電圧降
下の和)は、発光ダイオード群51のしきい値電圧(約
6V)に合わせてあるため、電磁石6が作動する電圧(
つまり使用可能のバッテリ電圧)の範囲内では発光ダイ
オード群51が発光して、使用可能の電圧値であること
を表示し、使用不能の低電圧値になると発光ダイオード
群は消灯する。なお、回転センサ12や積算回路14は
6V以下の電圧でも確実に作動するものである。発光ダ
イオード群51は見易いように、図5に示す水量設定機
構15のパネル上に設置されている。
【0024】なお、電磁石6のプランジャ8は弁3が閉
弁状態のときに手動操作で図1の左方に押し込むと、弁
3を開き、マグネット9の磁力で弁3を開いた状態の位
置に自己保持される。逆に、この開弁状態からプランジ
ャ8を右方に手動操作で引っ張ると、もとの状態に戻っ
て弁3を閉じ、マグネット9の磁力でその位置を自己保
持する。従ってバッテリ17の電圧が使用不能な低電圧
値になっても、このように手動で二つの位置の間を移動
させて弁3を開閉することができる。
【0025】図5は水量設定機構15の正面図で、ロー
タリスイッチ29a,29b,29cと、セットスイッ
チ30及びリセットスイッチ31が操作しやすいように
配列されている。
【0026】また、図3において、電源スイッチ11と
並列に接続されているスイッチ30aはセットスイッチ
30と連動して作動するスイッチで、水量設定機構15
のなかのセットスイッチ30を押すことにより、スイッ
チ30aもONし、電源スイッチ11がONする以前に
回転センサ12、積算回路14、駆動回路40等にバッ
テリ17の電圧を供給するようになっている。またセッ
トスイッチ30の信号線はインバータ41とトランジス
タ44のベース回路にも接続されており、セットスイッ
チ30を押すと、トランジスタ44と45がONして弁
3を開く方向に電磁石6が励磁される。
【0027】リセットスイッチ31の信号線はインバー
タ42とトランジスタ27のベース回路にも接続されて
おり、このリセットスイッチ31を押すと、トランジス
タ27と43がONして弁3を閉じる方向に電磁石6が
励磁される。
【0028】次に上記実施例の作動を説明する。なお図
6は動作のタイミングチャートである。
【0029】プランジャ8が右端位置にあるときはボー
ル3aがバルブシート3bの円錐のシート面と接触して
弁3が閉じ、放水(給水)は止められている。
【0030】水量設定機構15で希望水量を決めてセッ
トスイッチ30を押して設定すると、電磁石6が弁3を
開く方向に通電され、プランジャ8が左端位置に移動し
、ボール3aが図1に示す位置に移動して弁3が開き放
水(給水)が開始される。この状態でセットスイッチ3
0から手を離してOFFしても、プランジャ8はマグネ
ット9の磁力でその位置を自己保持し放水が継続する。
【0031】放水中は流量検知手段13のタービン4が
流量に比例した速さで回転し回転センサからの電気パル
ス信号が積算回路14で積算される。プランジャ8が左
端位置に移動した時はプランジャ8に連動して電源スイ
ッチ11が入るので、各電気回路に電圧が供給される。 もっとも、この前に、セットスイッチ30を押したとき
にスイッチ30aが閉じ、既に電気回路に電圧が供給さ
れ、発光ダイオード群51が点灯表示している。
【0032】希望水量の設定は水量設定機構15のロー
タリスイッチ29a, 29b,29cを希望する水量
値に数値を合わせて回転し、セットスイッチ30を押す
と、ロータリスイッチ29a, 29b,29cで選択
したBCD(2進化10進) コードで各ダウンカウン
タ24a,24b,24c内にメモリされ、その設定値
から水1リットル流れる毎に、1カウントずつ減ってい
く。そして設定された流量だけ流れるとダウンカウンタ
24a,24b,24cの3桁ともその値が「0」にな
り、ORゲート25の出力がローレベルとなってトラン
ジスタ27と43とが導通してコイル7が励磁され、電
磁石6が作動し、プランジャ8が右端位置に移動して、
ボール3aがバルブシート3bのシート面に接触して放
水が止まる。同時に電源スイッチ11がOFFとなり各
電気回路への電圧供給も断たれる。
【0033】バッテリ17が消耗して、その電圧が使用
可能電圧値より低くなると発光ダイオード群51が発光
せず表示しないため、バッテリの交換が必要であるとわ
かる。
【0034】以上の実施例では、流量検出手段としてタ
ービン4と回転センサ12を用い、しかも回転センサは
図2に示す光学的なフォトインタラプタを用いたが、他
の方式の流量検出手段を用いることもできる。例えば、
水路2内で、回転するタービン4′の羽根に永久磁石を
内蔵させ、水路2の壁2aの上面に磁電変換素子12′
を設けて流量検知手段13′を構成してもよい。このと
き、水路2の壁2aは非磁性材料で形成する。
【0035】又、図1の実施例では、ボール3aを横方
向から押す構成となっているため、バルブシート3bの
角度によってはボール3aが動きにくくなる場合があり
得る。そこで図7に示すようにボール3aを下方から押
し上げる構成にすると、ボールが動きやすくなり、弁3
の開閉動作が確実になる。
【0036】本発明では両方向に作動する電磁石6を用
いているので、図7のように電磁石6を配置して、蛇口
ケーシング1の下部に開閉操作部を設置しても操作上悪
影響はない。
【0037】また弁3の構造も図1のボールバルブに限
ることなく、図8、図9に示すような構成でもよい。
【0038】なお、本発明は水に限らず、他の液体例え
ば湯などの計量に用いることもできる。
【0039】
【発明の効果】本発明の定量止水栓装置は上述のように
構成されているので、流量検出手段,積算回路,駆動回
路,水量設定機構及びバッテリ電圧検出表示回路等が電
磁石蛇口ケーシング内に容易に内蔵され、蛇口外部に邪
魔になる付加物がつかないので外見がすっきりする。 又、多段減速の歯車列を用いていないのでごみ等の付着
による故障がなく信頼性が向上する。又、流量検出手段
に歯車列やカム等の機械的な負荷になる回転トルクがか
からないため、流体の使用量を高精度で正確に計量する
ことができる。更に又、流量を設定する動作で開弁動作
が自動的に行われ、操作が容易である。更に又、バッテ
リの状態が目で確認でき、交換時期がわかるので、この
面でも使い易い装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の縦断面図である。
【図2】図1の実施例の電磁石の詳細で、図中(a)と
(c)はプランジャの位置が違う状態での拡大縦断面図
、(b)と(d)はそれぞれ(a)と(c)の状態にお
けるコイルに流す電流と磁極の向きを示す電気回路図で
ある。
【図3】図1の実施例の電気回路図である。
【図4】スリット円板の平面図である。
【図5】図1の実施例に用いる水量設定機構の平面図で
ある。
【図6】図3の電気回路のタイミングチャートである。
【図7】本発明の他の実施例の縦断面図である。
【図8】弁の構造の異なる例を示す部分縦断面図である
【図9】弁の構造の更に異なる例を示す部分縦断面図で
ある。
【符号の説明】
3  弁 6  電磁石 13,13′  流量検知手段 14  積算回路 15  流量設定機構 17  バッテリ 40  駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  弁(3)の開閉を行う両方向作動の自
    己保持型電磁石(6)と、流量を検知して電気信号に変
    換する流量検知手段(13,13′)と、前記信号を積
    算する積算回路(14)と、希望水量を設定する水量設
    定機構(15)と、この水量設定機構(15)で設定す
    るときに弁(3)を開く方向に前記電磁石(6)を励磁
    すると共に設定した設定値と前記積算回路の積算値とが
    一致したときに弁(3)を閉じる方向に前記電磁石(6
    )を励磁する駆動回路(40)と、駆動回路(40)等
    に電力を供給するバッテリ(17)と、このバッテリの
    電圧を検出してその値が使用電圧値内にあることを表示
    するバッテリチェック回路(50)とを具備した定量止
    水栓装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006097415A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Denso Corp 定量止水装置
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JP2017015574A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 株式会社オーバル 定量装置

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